JP3175776B2 - トナー補給方法 - Google Patents

トナー補給方法

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JP3175776B2
JP3175776B2 JP01117291A JP1117291A JP3175776B2 JP 3175776 B2 JP3175776 B2 JP 3175776B2 JP 01117291 A JP01117291 A JP 01117291A JP 1117291 A JP1117291 A JP 1117291A JP 3175776 B2 JP3175776 B2 JP 3175776B2
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    • G03G2215/0827Augers
    • G03G2215/0833Augers with varying pitch on one shaft

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置において、トナーとキャリ
アを含む2成分現像剤を用いた現像装置にトナーを補給
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記現像装置として、図13,1
4に示すものが提案されている。この現像装置1では、
感光体100に対向する現像部2に現像ローラ3が収容
されている。現像ローラ3は内側のマグネットローラ4
とこれに外装したスリーブ5を備えており、マグネット
ローラ4は非回転状態に固定され、スリーブ5はモータ
6によって矢印a方向に回転するようにしてある。現像
部2の背後に位置する循環搬送部7には仕切壁8を挾ん
で前後にそれぞれ現像剤搬送路9,10が設けてあり、
後部搬送路10は一端部(図14において左側)を伸長
してトナー補給路11が形成されている。搬送路9,1
0は、前部搬送路9の両端部に対向して設けた仕切壁7
の開口部12,13を介して連絡されている。また、搬
送路9,10にはスパイラル14,15がそれぞれ配置
され、共にモータ16の駆動に基づいてそれぞれ矢印
b,c方向に回転するようにしてある。さらに、後部搬
送路10にはトナー濃度検出センサ17が設けてあり、
その検出結果がマイクロコンピュータMCに出力される
ようにしてある。トナー補給装置20では、トナーホッ
パ21の底部にトナー補給路22が設けてあり、トナー
補給路22の一端に設けた落下開口部23が前記後部搬
送路10の補給路11上に位置させてある。また、トナ
ー補給路22には補給スパイラル24が配置され、トナ
ー補給モータ25の駆動に基づいて回転するようにして
ある。
【0003】前記現像装置1では、前後の搬送路9,1
0にトナーとキャリアを含む2成分磁性現像剤が収容さ
れる。この現像剤は、前後スパイラル14,15の回転
により搬送路9,10を図14において時計回り方向に
循環搬送される。すなわち、図14において、前部搬送
路9の現像剤は右側から左側に搬送され、通路13を介
して後部搬送路10に送り込まれる。一方、後部搬送路
10の現像剤は左側から右側に搬送され、通路12を介
して前部搬送路9に送り込まれる。また、前部搬送路9
を搬送される現像剤は現像ローラ4の外周部に保持さ
れ、スリーブ5の回転に基づいて感光体対向部に搬送さ
れ、感光体100の外周面に形成されている静電潜像に
トナーを供給して現像する。感光体対向部でトナーを失
った現像剤はスリーブ5の回転により再び前部搬送路9
に送り戻される。したがって、現像剤は前部搬送路9を
図上右から左側に搬送される間にトナー濃度、すなわち
キャリアに対するトナーの重量混合比が低下する。
【0004】トナー濃度の低下は次のトナー補給制御に
よって補われる。すなわち、トナー濃度検出センサ17
はセンサ対向部P3(以下、「検出位置P3」とい
う。)を通過する現像剤のトナー濃度を所定時間ごとに
検出し、その結果をマイクロコンピュータMCに出力す
る。マイクロコンピュータMCでは測定されたトナー濃
度と制御すべき基準濃度とを比較する。そして、トナー
濃度が所定の基準濃度よりも低ければ、トナー濃度検出
センサ17で濃度が低いと判定された現像剤にちょうど
トナーが補給されるようにタイミングを図ってトナー補
給モータ25を駆動し、補給スパイラル24の回転に基
づいて補給路11に所定量のトナーを補給する。この補
給されたトナーは後スパイラル15の回転に基づいて図
14において左側から右側に搬送され、合流位置P0で
前記トナー濃度が低いと判定された現像剤にトナーが補
給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記現
像装置1では、検出位置P3でトナー濃度が検出された
現像剤はさらに前部搬送路9を搬送される過程でトナー
が消費されるため、合流位置P0でトナー濃度低下量に
見合った量のトナーを補給しても適正なトナー濃度が確
保できないという問題点を有していた。事実、前記現像
装置1を用いて連続的に画像を作成して画像濃度を測定
したところ、図15,16に示すように、画像濃度
(I.D)およびトナー濃度検出センサ17の出力電圧
が大きく変動していることが確認された。なお、図15
中、実線、点線、一点鎖線はそれぞれ図14に示す現像
装置の右側、中央、左側の領域に対応している。つま
り、前述のように、現像剤を循環搬送する形態の現像装
置のトナー補給制御にあっては、単にトナー濃度低下部
の現像剤にトナーを補給するだけでは十分な濃度安定性
が得られない、ことが判明した。そこで、本発明者らは
種々実験を重ね、前述のように現像剤循環搬送系を有す
る現像装置では、トナー濃度低下検出部の現像剤にトナ
ーを補給すると共に、トナー濃度低下検出部以外の現像
剤にも補給することによって、トナー濃度低下検出部の
トナー濃度を回復しつつ循環搬送系全体のトナー濃度安
定化を図ることができることを知見した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトナー補給方法
は前記知見に基づいてなされたもので、両端部で連絡し
ている複数の搬送路を循環搬送される2成分現像剤のト
ナー濃度を所定時間ごとに検出し、検出されたトナー濃
度が所定の基準濃度よりも低ければ、トナー濃度検出時
にトナー濃度検出位置にあった現像剤とこのトナー濃度
検出位置以外の位置にあった少なくとも一箇所の現像剤
とにトナーを補給するものである。
【0007】
【実施例】前記トナー補給方法の実施例について図1,
2を参照して簡単に説明する。図1には本発明のトナー
補給方法を実施する現像装置1’の現像剤循環経路が示
してある。この現像装置1’は前記現像装置1と同一構
成を有する。したがって、同一部分には同一符号を付す
とともに、スパイラル等の部材は省略する。次に、現像
装置1’では、現像剤が搬送路9,10を1周するのに
要する時間T1は諸条件の設定により、80秒となって
いる。トナー濃度検出センサ17の検出位置P3は、こ
の検出位置P3を通過した現像剤が合流位置P0に移動
するまでの時間T2が56秒となる位置にある。したが
って、合流位置P0を通過した現像剤が検出位置P3に
移動する時間T3は24秒となる。トナーの補給位置P
4は、ここに補給されたトナーが合流位置P0に搬送さ
れるまでの時間T4が2秒を要する位置にある。
【0008】以上の構成において、トナー濃度検出セン
サ17は所定時間ごと例えば2秒ごとに現像剤のトナー
濃度を検出する。そして、ある時刻taに検出されたト
ナー濃度が所定の基準濃度以下と判定された場合、この
判定に対してトナーは3回に分けて分散補給される。具
体的に述べると、図2に示すように、マイクロコンピュ
ータMCでは、時刻taの時点でトナー濃度が低いと判
定されると、時刻taから2秒後にトナー補給モータ2
5を駆動し、第1回目のトナー補給を行なう。次に、時
刻taから28秒後に再びトナー補給モータ25を駆動
し、第2回目のトナー補給を行う。続いて、時刻taか
ら54秒後にトナー補給モータ25を駆動し、第3回目
のトナー補給を行なう。
【0009】以上のようにして補給位置P4に落下補給
されたトナーは、それぞれ補給時刻(ta+2秒、ta
+28秒、ta+54秒)からT4(=2秒)後(時刻
ta+4秒、ta+30秒、ta+56秒)に合流位置
P0に移動する。そして、第1回目の補給トナーは、時
刻taの時点で合流位置P0の手前側の位置P1にあ
り、時刻taから4秒後に合流位置P0に移動する現像
剤に補給される。第2回目の補給トナーは、時刻taの
時点で中間位置P2に位置し、時刻taから30秒後に
合流位置P0に移動する現像剤に補給される。なお、中
間位置P2は、現像剤搬送方向に向かって検出位置P3
から合流位置P0のほぼ中間に位置する。第3回目の補
給トナーは、時刻taの時点で検出位置P3に位置し、
時刻taから56秒後に合流位置P0に移動する現像剤
に補給される。このように、ある時刻taに現像剤のト
ナー濃度が基準濃度よりも低いと判定されると、時刻t
aの時点で、検出位置P3にある現像剤すなわちトナー
濃度が低いと判定された現像剤と、検出位置P3を基準
として現像剤循環搬送路をほぼ3分割した位置P1,P
2にある現像剤にトナーが補給される。
【0010】なお、従来のトナー補給方法では、トナー
濃度が基準濃度よりも低いと判定された場合に、この基
準濃度に回復させるために必要な量のトナーが補給され
ていたが、本発明のトナー補給方法では一つのトナー補
給信号に対して複数回トナーが補給されるわけであるか
ら、従来の補給量をMとすると一回の補給量mは(1/
分割数)・Mに設定することが望ましい。
【0011】次に、トナー補給制御の詳細な説明に先立
って、このトナー補給制御の中で作成されるトナー補給
データDTCLSPの意義について説明する。このトナ
ー補給データDTCLSPは、搬送路を搬送されている
特定領域(特定部分)の現像剤にトナー補給をすべきか
否かを決定したり、トナーを補給する場合にその補給量
を決定する判断基準となるもので、一周の現像像剤循環
路を多数の部分に分割し、トナー濃度検出センサの検出
結果をもとにそれぞれの部分の現像剤について作成され
る。
【0012】具体的に、図4(i)に示すように、マイ
クロコンピュータMCのメモリでは、M(02),…,
(78),(80)の各番地に、合流位置P0を基準と
してここから反時計回り方向に現像剤搬送路を40分割
し、2秒後、4秒後、…、80秒後に合流位置P0に搬
送される各部分の現像剤のトナー補給データDTCLS
P(02),…,(80)が格納される。したがって、
DTCLSP(04)は4秒後に合流位置P0に搬送さ
れる現像剤すなわち位置P1の現像剤に関するトナー補
給データとなる。また、DTCLSP(30),(5
6)は、それぞれ30秒後、56秒後に合流位置P0に
搬送される現像剤、すなわち中間位置P2、検出位置P
3の現像剤に関するトナー補給データである。
【0013】前記トナー補給データは以下のようにして
作成される。まず、図4(i)に示すように、時刻t=
t0の時点でトナー濃度検出センサ17の検出結果に基
づいて検出位置P3を通過する現像剤のトナー濃度が所
定の基準濃度よりも低いと判定されると、M(04),
(30),(56)のトナー補給データDTCLSP
(04),(30),(56)に“1”(点線で示す)
が加算される。時刻t=t0から2秒後(時刻t=t0
+2秒)、時刻t=t0の時点で位置P1,P2,P3
にあった現像剤はそれぞれ2秒後、26秒後、54秒後
に合流位置P0に移動する場所にある。したがって、マ
イクロコピュータMCでは、図4(ii)に示すように、
時刻t=t0+2秒に、時刻t=t0の時点でメモリの
M(04),…,(80)にあったデータDTCLSP
(04),…,(80)をそれぞれM(02),…,
(78)の各番地に書き換える。なお、M(80)には
“0”が新たに書き込まれる。また、この時刻t=t0
+2秒の時点でトナー濃度検出センサ17によってトナ
ー濃度が基準濃度よりも低いと判定されれば、M(0
4),(30),(56)のトナー補給データDTCL
SP(04),(30),(56)にそれぞれ“1”
(点線で示す)が加算される。
【0014】以上のように、2秒ごとにM(02),
…,(80)のトナー補給データDTCLSP(0
2),…,(80)はそれぞれ低次の番地に書き換えら
れるとともに、トナー濃度が基準濃度よりも低ければト
ナー補給データDTCLSP(04),(30),(5
6)にそれぞれ“1”が加算され、図4(iii)〜図4
(vi)のようなトナー補給データDTCLSPが作成さ
れて、トナー補給データDTCLSPは最大“3”まで
更新される。
【0015】以上のようにしてトナー補給データが作成
され、これに基づいて次のようにしてトナー補給が行わ
れる。すなわち、トナーホッパ21から補給位置P4に
落下補給された現像剤が合流位置P0に搬送されるまで
に2秒を要するので、マイクロコンピュータMCではト
ナーを補給すべきか否かを判定するデータとして、2秒
後に合流位置P0に搬送される現像剤のトナー補給デー
タDTCLSP(02)を読み込む。そして、DTCL
SP(02)が“0”ならばトナーが補給されることは
ない。DTCLSP(02)が“1”,“2”,“3”
の場合、それぞれトナー補給モータをt1,t2(=2
・t1),t3(=3・t1)時間駆動して補給位置P
4にトナーを落下補給する。この補給されたトナーは、
2秒後に合流位置P0に搬送されてくる現像剤に混合さ
れる。
【0016】次に、トナー補給制御の詳細についてフロ
ーチャートを参照して説明する。マイクロコンピュータ
では、図5に示すように、前記現像装置1’を有する画
像形成装置に電源が投入されると、まず初期設定が行わ
れ(#1)、通常複写機等に電源を投入した状態に設定
される。次に、プリント信号の有無に基づいてプリント
処理が実行される(#2)。このプリント処理の説明は
省略する。続いて、トナー濃度検出制御(#3)、トナ
ー補給制御(#4)が実行されたのち、その他の処理
(#5)、1ループタイマの終了判定(#6)を実行
し、1ループタイマ(=10msec)が終了すると再
びプリント処理(#2)の処理を実行する。前記トナー
濃度検出制御では、図6に示すように、前後のスパイラ
ル14,15が駆動中か否かを判定し(#10)、トナ
ー濃度を測定する時間間隔である濃度検出間隔タイマA
(=2秒)の終了を判定する。そして、濃度検出間隔タ
イマAが終了すると濃度判定開始フラグFATDCを
“1”に設定し(#12)、その後の処理によってトナ
ー濃度の判定を新たに開始する。一方、濃度検出間隔タ
イマAが未終了ならば濃度判定開始フラグFATDCを
そのままに維持する。次に、ステートカウンタSCAT
DCのステート値を判定し(#13〜#15)、その値
(“0”,“1”,“2”,“3”)に応じてそれぞれ
#16,〜,#19に分岐する。このステートカウンタ
SCATDCは、画像形成装置に電源を投入したときに
“0”に設定される。
【0017】ステートカウンタSCATDCが“0”の
場合、図7に示すように、濃度判定開始フラグFATD
Cが“1”に設定されているか否かを判定する(#2
0)。そして、濃度判定開始フラグFATDCが“0”
ならばリターンする。一方、濃度判定開始フラグFAT
DCが“1”の場合、まず濃度判定開始フラグFATD
Cを“0”にリセットし(#21)、高濃度判定カウン
タCTTHCK、サンプルカウンタCTSAMPをそれ
ぞれ“0”にリセットし(#22,23)、ステートカ
ウンタSCATDCを“1”に変更する(#24)。前
記高濃度判定カウンタCTTHCK、サンプルカウンタ
CTSAMPは後述する。
【0018】ステートカウンタSCATDCが“1”の
場合、図8に示すように、前後のスパイラル14,15
が回転中か否かを判定する(#31)。これは、前後の
スパイラル14,15が停止しているときは現像剤も非
搬送状態にあるので、その間はトナー濃度検出を中止す
るためである。スパイラル14,15が停止中の場合は
リターンする。一方、スパイラル14,15が回転中の
場合、遅延タイマB(=100msec)をセットし
(#32)、ステートカウンタSCATDCを“2”に
変更してリターンする。前記遅延タイマBはスパイラル
14,15が回転を開始してから現像剤の搬送が安定す
るまでトナー濃度検出を停止するためのものである。
【0019】ステートカウンタSCATDCが“2”の
場合、図9に示すように、前後のスパイラル14,15
が回転中か否かを判定する(#34)。そして、スパイ
ラル14,15が回転中の場合、前記遅延タイマBの終
了を判定し(#35)、終了するとステートカウンタS
CATDCを“3”に変更する。一方、スパイラル1
4,15が停止中の場合、ステートカウンタSCATD
Cを“1”に変更する(#37)。
【0020】ステートカウンタSCATDCが“3”の
場合、図10,11に示すように、スパイラル14,1
5が回転中か否かを判定する(#40)。そして、スパ
イラル14,15が停止中ならばステートカウンタSC
ATDCを“1”に変更する(#55)。一方、スパイ
ラル14,15が回転中ならばサンプルカウンタCTS
AMPがn1になったか否かを判定する。このサンプル
カウンタCTSAMPは、濃度判定間隔タイマAの設定
中に、1ループカウンタ(=10msec)が終了する
たびに入力されてくるトナー濃度検出センサ17からの
信号を計数するカウンタで、前記n1は例えば“10”
に設定される。すなわち、トナー濃度検出センサ17か
ら入力されてくる信号から10個のデータを連続的にサ
ンプリングし、これらサンプリングデータよりトナー濃
度を判定する趣旨である。
【0021】サンプルカウンタCTSAMPがまだn1
(=10)に達していなければ、CTSAMPに“1”
を加え(#56)、続いてトナー濃度検出センサ17の
出力電圧Vと、所定のトナー濃度に対応した基準電圧V
0とを比較する(#57)。なお、前記トナー濃度検出
センサ17の出力電圧Vはトナー濃度に正比例し、トナ
ー濃度が高くなるにつれて出力電圧が高くなる関係にあ
る。そして、トナー濃度検出センサ17からの出力電圧
Vが基準電圧V0よりも高いと、高濃度判定カウンタC
TTHCKに“1”を加える(#58)。つまり、10
個のサンプリングデータについてトナー濃度を判定し、
トナー濃度が基準濃度よりも高いと判定された回数が高
濃度判定カウンタCTTHCKに記録される。一方、サ
ンプルカウンタCTSAMPがn1(=10)になる
と、すなわちサンプリングデータが10個になると、前
述したトナー補給データDTCLSP(02)を読み込
む(#42)。例えば、図4に示すトナー補給データが
作成されていれば、DTCLSP(02)を読み込む。
【0022】次に、読み込まれたトナー補給データDT
CLSP(02)の値が判別され(#43〜45)、
“0”,“1”,“2”,“3”の値に応じてそれぞれ
トナー補給時間を規定するタイマCのタイマカウンタC
TTがそれぞれm0(=0),m1,m2,m3に設定
される(#46〜49)。これらタイマカウンタCTT
の値m0,m1,m2,m3は0秒、0.55秒、1.
10秒、1.64秒にそれぞれ対応している。
【0023】続いて、タイマCがセットされ(#5
0)、トナー補給データDTCLSP(02),(0
4),…,(78)にそれぞれトナー補給データDTC
LSP(04),(06),…,(80)のデータが書
き換えられ(#51)、トナー補給データが変更される
(図4参照)。なお、トナー補給データDTCLSP
(80)には“0”が書き込まれる。次に、前記高濃度
カウンタCTTHCKが基準値n2(例えば“5”)以
上か否か判定する(#52)。そして、CTTHCKが
n2未満(4以下)であれば検出位置P3における現像
剤のトナー濃度は基準濃度よりも低いと認識し、トナー
補給データDTCLSP(04),(30),(56)
にそれぞれ“1”を加算し(#53)、ステートカウン
タSCATDCを“1”に変更する(#54)。一方、
CTTHCKがn2以上(5以上)であれば、検出位置
P3における現像剤のトナー濃度は基準濃度以上と認識
し、トナー補給データDTCLSP(04),(3
0),(56)を更新することはない。
【0024】トナー補給制御(#4)では、図12に示
すように、スパイラル14,15が回転中か否かを判定
し(#60)、タイマカウンタCTTが“0”か否かを
判定する(#61)。そして、スパイラル14,15が
回転中でかつタイマカウンタCTTが“0”でなけれ
ば、トナー補給モータ25を駆動してトナーホッパ21
より補給路11にトナーを補給し(#62)、タイマカ
ウンタCTTから“1”を減じる(#62)。一方、ス
パイラル14,15が停止中、または所定量のトナー補
給が完了してタイマカウンタCTTが“0”になってい
れば、トナー補給モータ25を停止する(#64)。す
なわち、トナー補給データDTCLSP(02)によっ
て決定されるタイマカウンタCTTの値に応じてトナー
を補給すべきか否か、またトナー補給量が決定され、ト
ナー濃度が低いと判定された現像剤と、この現像剤を基
準として現像剤搬送経路を3分割した他の2箇所にそれ
ぞれトナーが補給される。
【0025】前記トナー補給方法を採用した複写機を用
いて100枚のコピーを行い、それぞれのコピーの画像
濃度と、トナー濃度検出センサの出力電圧を測定した。
画像濃度の測定結果を図17、トナー濃度検出センサの
出力電圧を図18にそれぞれ示す。これらの図17,1
8を、前記従来のトナー補給方法を採用した複写機の実
験結果(図15,16)と比較すると明らかなように、
本発明にかかるトナー補給方法を採用した画像形成装置
では、画像濃度の変化が少なく、かつトナー濃度検出セ
ンサの出力電圧の変動幅が著しく小さいことが理解でき
る。すなわち、本発明のトナー補給方法によれば、現像
剤循環系全体の現像剤のトナー濃度が安定し、画像濃度
の安定が図られる。
【0026】前記実施例では、検出位置における現像剤
のトナー濃度が基準濃度よりも低いと判定されたとき
は、検出位置における現像剤のトナー補給データDTC
LSP(56)と、検出位置を基準として現像剤循環系
をほぼ3分割した位置における現像剤のトナー補給デー
タをそれぞれ更新するものとした。しかし、検出位置以
外の更新すべきトナー補給データは前記実施例に限るも
のではない。例えば、現像剤循環系統を4分割し、トナ
ー補給データDTCLSP(56)の外に、トナー補給
データDTCLSP(18),(38),(78)を更
新するようにしてもよい。このように、補給径路に対し
てトナー濃度検出部を含めた等分割位置に補給すること
によってトナーは径路全域にわたって均一に補給される
と共にトナー低濃度検出部を中心に分散されるので低濃
度部を効果的に解消できる。
【0027】次に、現像剤循環系を整数分割する必要は
なく、図3に示すように、検出位置P3を中心とし、こ
の検出位置P3から比較的近くの前後の位置PF,PB
にある現像剤のトナー補給データを更新するようにして
もよい。この場合、トナー濃度が低いと判定された領域
の現像剤だけでなく、その領域を挾む前後の領域にも現
像剤が補給される。この方法は径路全域にわたっての安
定化よりむしろトナー低濃度検出部の前後に等分にトナ
ーを分割補給することによって、低濃度部の解消速度を
速くする事ができる。また、検出部の前後に等分にふり
わける事によって補給領域におけるトナー濃度が安定す
る。この方法では、径路が長大で径路に対して分割する
と検出位置から端部までの距離が長すぎる場合に適用し
ても有効である。さらに、本件実施例のように径路に対
して等分割し、かつ、検出位置に対して均等に前後に分
割する事により径路に対しても、補給領域に対しても安
定したトナー補給が可能となる。
【0028】トナー濃度が低いと判定された場合に更新
するトナー補給データは、検出位置のトナー補給データ
の外に一つでもよい。すなわち、トナー濃度低下検出部
以外の少なくとも一箇所にトナーが補給されればよい。
【0029】前記実施例では、現像装置として、検出位
置P3を通過した現像剤がトナー補給位置(合流位置P
0)に到達するまでにトナーを消費する形態のものを用
いて説明したが、これに限らず、検出位置からトナー補
給位置までの間でトナーを消費することのない形態の現
像装置にも本発明を適用することはできる。すなわち、
現像部の背後で複数の現像剤搬送路を有し、これら現像
剤搬送路で現像剤を循環搬送しながら混合する形態の現
像装置であれば、いかなる形態の現像装置にも本発明の
トナー補給方法は適用可能である。
【0030】前記実施例では、二つの搬送路を有する現
像装置に本発明を適用した場合について説明したが、搬
送路を3つ以上有する現像装置にも本発明は適用するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明か
かるトナー補給方法では、両端部で連絡している複数の
搬送路を循環搬送される2成分現像剤のトナー濃度を所
定時間ごとに検出し、検出されたトナー濃度が所定の基
準濃度よりも低ければ、トナー濃度検出時にトナー濃度
検出位置にあった現像剤とこのトナー濃度検出位置以外
の位置にあった少なくとも一箇所の現像剤とにトナーが
補給される。したがって、トナー濃度低下部だけでな
く、その他の場所にもトナーが補給されるので、トナー
濃度低下部のトナー濃度を回復することができるだけで
なく、現像剤循環系全体のトナー濃度が安定し、連続的
に画像形成装置で多数の画像を作成しても、これらをほ
ぼ一定した濃度状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像剤の循環搬送経路を示す平面図である。
【図2】現像剤にトナーが補給されるタイミングを示す
図である。
【図3】現像剤の循環搬送経路を示す平面図である。
【図4】トナー補給データの説明図である。
【図5】画像形成装置のメイン制御のフローチャートで
ある。
【図6】トナー濃度検出制御のフローチャートである。
【図7】トナー濃度検出制御におけるATDC0のフロ
ーチャートである。
【図8】トナー濃度検出制御におけるATDC1のフロ
ーチャートである。
【図9】トナー濃度検出制御におけるATDC2のフロ
ーチャートである。
【図10】トナー濃度検出制御におけるATDC3のフ
ローチャートである。
【図11】トナー濃度検出制御におけるATDC3のフ
ローチャートである。
【図12】トナー補給制御のフローチャートである。
【図13】現像装置およびトナー補給装置の縦断面図で
ある。
【図14】現像装置の横断面図である。
【図15】従来のトナー補給方法に基づく画像形成装置
によるコピー枚数と画像濃度の関係を示す図である。
【図16】従来のトナー補給方法に基づく画像形成装置
によるコピー枚数とセンサ出力の関係を示す図である。
【図17】本発明のトナー補給方法に基づく画像形成装
置によるコピー枚数と画像濃度との関係を示す図であ
る。
【図18】本発明のトナー補給方法に基づく画像形成装
置によるコピー枚数とセンサ出力との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1.1’…現像装置 7…現像剤循環搬送部 9
…前部搬送路 10…後部搬送路 11…トナー補給路 17
…トナー濃度検出センサ P0…合流位置 P3…検出位置 P4
…補給位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 峰男 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会 社内 (72)発明者 杓子 浩二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13 号大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭64−35577(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部で連絡している複数の搬送路を循
    環搬送される2成分現像剤のトナー濃度を所定時間ごと
    に検出し、検出されたトナー濃度が所定の基準濃度より
    も低ければ、トナー濃度検出時にトナー濃度検出位置に
    あった現像剤とこのトナー濃度検出位置以外の位置にあ
    った少なくとも一箇所の現像剤とにトナーを補給するこ
    とを特徴とするトナー補給方法。
JP01117291A 1991-01-31 1991-01-31 トナー補給方法 Expired - Lifetime JP3175776B2 (ja)

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