JP3175648U - 重量物の吊り上げ移載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1人で作業することが出来、且つ足場を組む必要がないようにした重量物の吊り上げ移載装置を提供する。
【解決手段】 移動可能とされた基台と、前記基台に立設された支柱と、前記支柱に直交して取り付けられ、水平方向に回動自在とされてなる水平棹と、前記水平棹に沿って摺動可能に前記水平棹に吊り下げられたホイストと、前記ホイストに取り付けられ、前記ホイストにより上下動可能とされてなり、重量物を把持するための把持手段と、を含むようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、重量物の吊り上げ移載装置に係り、特にコンクリートブロックを移載するのに適した重量物の吊り上げ移載装置に関する。
コンクリートブロックは、コンクリートからなる方形状のコンクリートの塊であるが、その重量はおよそ40kg〜50kgぐらいあり、その移載にあたっては、2人がかりで持ち上げていた。
そして、コンクリートブロックで塀等を作る場合には、徐々にコンクリートブロックを積み上げていく必要がある。1.5m〜2m程度の高さまで持ち上げるには、足場を組んで作業を行っていた。
また、特許文献1には、コンクリートブロックの積み上げにより建造物を構築する場合において、コンクリートブロックの取り扱いを機能的にしたコンクリートブロックの積上げ装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、支柱が固定されているため、コンクリートブロックを移載できるエリアが限られており、少し離れた現場でコンクリートブロックを使って工事を行う場合には、コンクリートブロックの積み上げ装置を解体して運んでから、再度前記装置を組み立てる必要があった。
また、特許文献1では、固定した支柱と支柱の間をホイストが行き来する構成であるため、構築するコンクリートブロック塀に沿ってコンクリートブロックの積み上げ装置を組み立てる必要があった。
したがって、例えばL字形のコンクリートブロック塀を構築しようとすると、一辺を工事する毎にコンクリートブロックの積み上げ装置を解体して運ぶ必要が生じ、やはり1人ではコンクリートブロック塀の構築作業は困難であった。
実公平6−29368
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、1人で作業することが出来、且つ足場を組む必要がないようにした重量物の吊り上げ移載装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の重量物の吊り上げ移載装置は、移動可能とされた基台と、前記基台に立設された支柱と、前記支柱に直交して取り付けられ、水平方向に回動自在とされてなる水平棹と、前記水平棹に沿って摺動可能に前記水平棹に吊り下げられたホイストと、前記ホイストに取り付けられ、前記ホイストにより上下動可能とされてなり、重量物を把持するための把持手段と、を含むことを特徴とする。
このように、ホイストが水平棹に沿って摺動可能とされており、且つホイストが吊り下げられる水平棹が回動自在に構成されているため、ホイストによって上げ下げされる把持手段によって把持されるコンクリートブロックを支柱からみてX方向及びY方向の所望の位置に正確に運ぶことが可能となった。このため、例えばL字形のコンクリートブロック塀であっても1人で構築が可能となった。
また、前記水平棹は、手動で回動自在とされてなるのが好適である。手動で回動できた方が簡便だからである。
前記基台が、自動車の荷台であるのが好適である。本考案の重量物の吊り上げ移載装置は、普通の運送トラックの荷台に取り付けることが可能であり、普通の運送トラックの荷台に取り付ければ、経費も安価となるという利点がある。また、このようにすれば、車輌搭載型クレーンやクレーン車などを使用する必要がなくなる利点がある。
前記支柱の下端部が、前記基台に回動自在に取り付けられ、前記支柱の上端部に水平棹が固定されてなるのが好適である。なお、前記支柱を前記基台に固定し、前記水平棹が前記支柱に回動自在に取り付けられるようにしてもよい。
前記支柱の下端部が、前記基台に回動自在に取り付けられ、前記支柱の上端部に水平棹が固定される構成とする場合には、前記基台に取り付けられ、前記支柱の中央部付近を支持する転倒防止手段がさらに取り付けられてなるのが好ましい。
前記転倒防止手段としては、前記支柱の周面にベアリングを介して取り付けられた環状部材であるのが好適である。
前記重量物が、コンクリートブロックであるのが好適である。本考案の重量物の吊り上げ移載装置は、特にコンクリートブロックを移載するのに適しているからである。なお、本考案の重量物の吊り上げ移載装置は、コンクリートブロック以外にも、木材や鉄骨などの建築資材やその他の重量物の移載にも使用することができる。本考案の重量物の吊り上げ移載装置は、板塀の積み上げ作業などにも好適に使用できる。
本考案によれば、1人で作業することが出来、且つ足場を組む必要がないようにした重量物の吊り上げ移載装置を提供することができるという著大な効果を奏する。
また、本考案によれば、手動で水平棹を回動でき、装置が簡単且つ安価であるという利点も有する。
本考案によれば、ホイストの耐荷重に合わせて10kg〜100kg程度のものまで、1人で作業できるため、従来と比べておよそ4倍程度の作業効率の向上が実現できる。
本考案に係る重量物の吊り上げ移載装置の一つの実施の形態を示す側面図である。 図1の平面図である。
以下に本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、本考案の技術思想から逸脱しない限りこれらの実施の形態について種々の変更又は変形が可能なことは言うまでもない。図示において、同一部材は同一符号であらわされる。
図1及び2において、符号10は本考案に係る重量物の吊り上げ移載装置の一つの実施の形態を示す。
本考案の重量物の吊り上げ移載装置10は、移動可能とされた基台12と、前記基台12に立設された支柱14と、前記支柱14に直交して取り付けられ、水平方向に回動自在とされてなる水平棹16と、前記水平棹16に沿って摺動可能に前記水平棹16に吊り下げられたホイスト18と、前記ホイスト18に取り付けられ、前記ホイスト18により上下動可能とされてなり、重量物11を把持するための把持手段20と、を含む構成とされている。
図示例では、重量物11が、コンクリートブロックである例を示した。
図示例では、前記水平棹16にはガイドレール22が設けられており、前記ガイドレール22に沿ってホイスト18(図示例では100V用のもの)が摺動可能とされている。図1の矢印は、前記ガイドレール22に沿って摺動可能なホイスト18の移動範囲を示す。図1の例では、ガイドレール22に沿って摺動可能なホイスト18の移動範囲は、2.5mである。
なお、ホイスト18は、ガイドレール22に沿って摺動可能とされてなればよいものであるから、図示例以外にも、水平棹16上部に溝を設け前記溝を摺動する滑車にホイスト18を取り付ける構成などを採用することができることは勿論である。
また、図示例では、前記基台12は、トラック24の荷台26である例を示した。このように、トラック24の荷台26に重量物の吊り上げ移載装置10を取り付けることで、コンクリートブロックなどの重量物を地面に降ろさずに荷台26からそのまま作業することが可能となる。なお、図において、符号36はトラック24のタイヤを示す。
前記基台12を、軽トラックなどの小さいトラックの荷台にすれば、狭い場所にも入っていけるため、狭い場所でも作業が可能となる。
また、図示例では、支柱14の下端部が、基台12である荷台26に回動自在に取り付けられ、支柱14の上端部に水平棹16が固定されてなる構成を示した。支柱14の下端部を基台12に回動自在に取り付けるには、公知の種々の機構が採用できる。図示例では、ワッシャ38を用いて支柱14の下端部を基台12に回動自在に取り付けた例を示した。
さらに、前記基台12に取り付けられ、前記支柱14の中央部付近を支持する転倒防止手段27として、前記支柱14の周面にベアリングを介して環状部材28が取り付けられている。
なお、符号30a,30bは水平棹16を支持するための支持フレームである。また、ホイスト18にはケーブル32が接続されており、電気的にリモートコントロール可能とされている。ホイスト18は公知のものを使用できる。また、ホイスト18としては、荷を上げ下げすることができる装置であれば、図示例以外にも、公知の種々のホイストを使用することができる。
把持手段20としては、パンタグラフ状のものを示したが、重量物を把持することができるものである限り、公知の種々の把持手段を使用することができる。図1の例では、把持手段20はホイスト18にチェーン34で取り付けられている。
このようにして、図2によく示される如く、ホイスト18が水平棹16に沿って摺動可能とされており、且つホイスト18が吊り下げられる水平棹が回動自在に構成されているため、ホイスト18によって上げ下げされる把持手段20によって把持される重量物11を支柱14からみてX方向及びY方向の所望の位置に正確に運ぶことが可能となった。このため、例えばL字形のコンクリートブロック塀であっても1人で構築が可能となった。
重量物を吊り上げるので、実際の工事にあたっては、トラック24の車体が傾くおそれがある。そのような場合には、車体の下にジャッキなどを設け、水平を保つようにすればよい。
本考案の重量物の吊り上げ移載装置10を使えば、クレーン車などを使用する必要がなくなるため、クレーン車の免許を持っていない人でも作業が可能となり、作業効率が向上する。特に、本考案の重量物の吊り上げ移載装置10を使えば、コンクリート塀を1人で構築することが可能となる。
10:本考案の重量物の吊り上げ移載装置、11:重量物、12:基台、14:支柱、16:水平棹、18:ホイスト、20:把持手段、22:ガイドレール、24:トラック、26:荷台、27:転倒防止手段、28:環状部材、30a,30b:支持フレーム、32:ケーブル、34:チェーン、36:タイヤ、38:ワッシャ。

Claims (6)

  1. 移動可能とされた基台と、
    前記基台に立設された支柱と、
    前記支柱に直交して取り付けられ、水平方向に回動自在とされてなる水平棹と、
    前記水平棹に沿って摺動可能に前記水平棹に吊り下げられたホイストと、
    前記ホイストに取り付けられ、前記ホイストにより上下動可能とされてなり、重量物を把持するための把持手段と、
    を含むことを特徴とする重量物の吊り上げ移載装置。
  2. 前記基台が、自動車の荷台であることを特徴とする請求項1記載の重量物の吊り上げ移載装置。
  3. 前記支柱の下端部が、前記基台に回動自在に取り付けられ、前記支柱の上端部に水平棹が固定されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の重量物の吊り上げ移載装置。
  4. 前記基台に取り付けられ、前記支柱の中央部付近を支持する転倒防止手段が取り付けられてなることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の重量物の吊り上げ移載装置。
  5. 前記転倒防止手段が、前記支柱の周面にベアリングを介して取り付けられた環状部材であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の重量物の吊り上げ移載装置。
  6. 前記重量物が、コンクリートブロックであることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の重量物の吊り上げ移載装置。
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