JP3175407B2 - カラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機 - Google Patents

カラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機

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JP3175407B2 JP16797093A JP16797093A JP3175407B2 JP 3175407 B2 JP3175407 B2 JP 3175407B2 JP 16797093 A JP16797093 A JP 16797093A JP 16797093 A JP16797093 A JP 16797093A JP 3175407 B2 JP3175407 B2 JP 3175407B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1H遅延回路を用いた
映像信号処理に特徴を有するカラー映像信号記録再生装
置内蔵テレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー映像信号記録再生装置
内蔵テレビジョン受像機はテレビジョン信号処理部と記
録再生信号処理部が独立して構成されている。
【0003】以下に従来のカラー映像信号記録再生装置
内蔵テレビジョン受像機について説明する。図4は従来
のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機
の信号処理構成を示すものである。
【0004】図4において、テレビジョン放送の受信時
には、入力端子1に印加された受信カラー映像信号は切
り換え回路2を介して1H遅延回路3aと加算器3bと
減算器3cに入力される。1H遅延回路3aの出力を加
算器3bと減算器3cに入力することにより、加算器3
bより受信輝度信号y、減算器3cより受信搬送色信号
cが出力される。即ち、1H遅延回路3aと加算器3b
と減算器3cは櫛形フィルター3を構成する。前記受信
搬送色信号cはBPF4aを介して色復調器4bに印加
され色復調され、前記受信輝度信号yと共にマトリック
ス回路4cに入力され演算処理された後CRT等よりな
る映出手段5に出力される。BPF4aと色復調器4b
とマトリックス回路4cはテレビジョン信号処理回路4
を構成する。
【0005】内蔵されたVHS方式の記録再生装置の再
生時には、再生ヘッド6a、6bより再生アンプ7を介
した再生信号はHPF8とLPF9によりそれぞれ低搬
送波FM輝度信号と低域変換色信号とに分離される。低
搬送波FM輝度信号はFM復調器10により元の周波数
帯の輝度信号に復調され輝度信号雑音除去回路11に入
力される。雑音除去回路11は1H遅延回路11a、減
算器11b、リミッター11c、減算器11dより構成
される。雑音除去回路11では減算器11bにより作ら
れる入力輝度信号とこれを1H遅延させた信号との差分
がリミッター11cを通ることにより雑音成分が抽出さ
れ減算器11dにより前記輝度信号より減算され雑音除
去された再生輝度信号ypを出力する。
【0006】一方、前記低域変換色信号は局部発振器1
2の出力が接続された周波数変換器13により周波数変
換されBPF14を通過して元の周波数の搬送色信号に
なるが隣接トラックのクロストークを除去するために1
H遅延回路15a、減算器15bからなる櫛形フィルタ
ー15を通過した後色信号雑音除去回路に入力される。
雑音除去回路16は1H遅延回路16a、加算器16
b、リミッター16c、減算器16dより構成される。
雑音除去回路16では加算器16bにより作られる入力
色信号と減算器16dの出力を1H遅延回路16aによ
り1H遅延させた信号との差分がリミッター16cを通
ることにより雑音成分が抽出され、減算器16dにより
前記色信号より減算され雑音除去された再生搬送色信号
cpを出力する。再生輝度信号ypと再生搬送色信号c
pは混合器17により混合されカラー映像信号となり切
り換え回路2に入力され櫛形フィルター3とテレビジョ
ン信号処理回路4を介してCRT5に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、1H遅延回路が3a,11a,15a,
16aの4個必要となるので回路としては高価なものと
なる。また、再生輝度信号と再生搬送色信号は一度混合
された後櫛形フィルターにより分離されるので信号帯域
が狭くなったり互いの干渉を引き起こすとゆう問題点を
有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するた
め、1H遅延回路の少ない安価な構成で信号帯域が変わ
らず互いの干渉もないカラー映像信号記録再生装置内蔵
テレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョ
ン受像機は、再生時に再生輝度信号と再生搬送色信号を
混合せずにそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入
力し、受信時に分離に用いていた櫛形フィルターを再生
色信号の隣接クロストーク除去に使用するか、上記櫛形
フィルター用の1H遅延回路を輝度信号雑音除去回路又
は色信号雑音除去回路用として使用する構成を有してい
る。
【0010】
【作用】この構成によって、再生時に再生輝度信号と再
生搬送色信号を混合せずにそれぞれ直接テレビジョン信
号処理回路に入力できるため、信号帯域が変わらず互い
の干渉もなくなる。さらに、1H遅延回路を共用するこ
とにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な回路を
実現出来る。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1において、図4に示す従来例と同一構
成のブロックは同一符号を用いて示している。すなわ
ち、図4に示す構成と異なる点は切り換え回路18およ
び19を設け、受信時には、入力端子1に印加されたカ
ラー映像信号は切り換え回路2を介して櫛形フィルター
3により受信輝度信号yと受信搬送色信号cとに分離さ
れ、受信輝度信号yは切り換え回路18、受信搬送色信
号cは切り換え回路19を通りテレビジョン信号処理部
4に入力される。
【0013】再生時には、再生ヘッド6a、6bより再
生アンプ7を介した再生信号はHPF8とLPF9によ
り低搬送波FM輝度信号と低域変換色信号とに分離され
る。低搬送波FM輝度信号はFM復調器10により元の
周波数帯の輝度信号に復調され輝度信号雑音除去回路1
1に入力される。雑音除去された再生輝度信号ypは切
り換え回路18を介してテレビジョン信号処理部4に入
力される。
【0014】一方、前記低域変換色信号は局部発振器1
2の出力が接続された周波数変換器13により周波数変
換されBPF14を通過して元の周波数の搬送色信号に
なるが隣接トラックのクロストークを除去するために切
り換え回路2を介して櫛形フィルター3を通過した後色
信号雑音除去回路16に入力される。雑音除去された再
生色信号cpは切り換え回路19を介してテレビジョン
信号処理部4に入力される。
【0015】以上のように本実施例によれば、カラー映
像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィル
ター手段を、再生時の隣接クロストーク除去として使用
できるようにする切り換え手段と、再生輝度信号と再生
搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に
入力できるようにする切り換え手段を設けることによ
り、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合しなくてすむ
ため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなる。ま
た、櫛形フィルターを共用することにより1H遅延回路
が1回路少なくなり安価な回路を実現することが出来
る。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0017】図2において、図1、図4と同一構成のブ
ロックは同一符号を用いて示している。図1に示す構成
と異なる点は、再生時にBPF14より出力される搬送
色信号は隣接トラックのクロストークを除去するために
櫛形フィルター15を通過した後色信号雑音除去回路1
6に入力される。雑音除去回路16では減算器16dの
出力は切り換え回路2、1H遅延回路3aを介して減算
器16bに帰還される。色信号雑音除去回路16により
雑音除去された再生搬送色信号cpは切り換え回路19
を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0018】以上のように本実施例によれば、カラー映
像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィル
ター3用の1H遅延回路3aを、再生時の色信号雑音除
去用として使用できるようにする切り換え手段と、再生
輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン
信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を設
けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合
しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉もな
くなる。また、櫛形フィルター用の1H遅延回路を共用
することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な
回路を実現することが出来る。
【0019】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図3において、図1、図4と同一構成のブ
ロックは同一符号を用いて示している。図1に示す構成
と異なる点は、再生時にFM復調器10により出力され
る輝度信号は輝度信号雑音除去回路11に入力される。
輝度信号雑音除去回路11では入力輝度信号は切り換え
回路2、1H遅延回路3aを介して減算器11bに入力
される。輝度信号雑音除去回路11により雑音除去され
た再生輝度信号ypは切り換え回路18を介してテレビ
ジョン信号処理部4に入力される。一方、BPF14よ
り出力される搬送色信号は隣接トラックのクロストーク
を除去するために櫛形フィルター15を通過した後色信
号雑音除去回路16により雑音除去された再生搬送色信
号cpは切り換え回路19を介してテレビジョン信号処
理部4に入力される。
【0021】以上のように本実施例によれば、カラー映
像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィル
ター3用の1H遅延回路3aを、再生時の輝度信号雑音
除去用として使用できるようにする切り換え手段と、再
生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョ
ン信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を
設けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混
合しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉も
なくなる。また、櫛形フィルター用の1H遅延回路を共
用することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価
な回路を実現することが出来る。
【0022】なお、実施例において櫛形フィルター3、
15、輝度信号雑音除去回路11、色信号雑音除去回路
16、テレビジョン信号処理部4は、一構成例にすぎず
他の構成にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、カ
ラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形
フィルター用の1H遅延回路を共用できるようにする切
り換え手段と、再生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞ
れ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるようにす
る切り換え手段を設けることにより、再生輝度信号と再
生搬送色信号を混合しなくてすむため、信号帯域が変わ
らず互いの干渉もなくなり、1H遅延回路が1回路少な
い安価な回路にすることができる優れたカラー映像信号
記録再生装置内蔵テレビジョン受像機を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカラー映像信号
記録再生装置内蔵テレビジョン受像機のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるカラー映像信号
記録再生装置内蔵テレビジョン受像機のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるカラー映像信号
記録再生装置内蔵テレビジョン受像機のブロック図
【図4】従来のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビ
ジョン受像機のブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 3 櫛形フィルター 3a 1H遅延回路 4 テレビジョン信号処理部 4b 色復調器 4c マトリックス回路 5 CRT 6a 再生ヘッド 6b 再生ヘッド 10 FM復調器 11 輝度信号雑音除去回路 11a 1H遅延回路 11c リミッター 12 局部発振器 13 周波数変換器 15 櫛形フィルター 15a 1H遅延回路 16 色信号雑音除去回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/898

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送受信時には、受信され
    た受信カラー映像信号を櫛形フィルターにより受信輝度
    信号と受信搬送色信号とに分離し、その分離された受信
    輝度信号と受信搬送色信号とをテレビジョン信号処理回
    路を介して映出手段に印加し、内蔵された記録再生装置
    の再生時には、その記録再生装置からの再生搬送色信号
    を前記櫛形フィルターを構成する1H遅延線を共用した
    雑音除去回路を介して前記テレビジョン信号処理回路に
    印加すると共に、前記受信輝度信号に代えて前記記録再
    生装置からの再生輝度信号を前記テレビジョン信号処理
    回路に印加することを特徴とするカラー映像信号記録再
    生装置内蔵テレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 テレビジョン放送受信時には、受信され
    た受信カラー映像信号を櫛形フィルターにより受信輝度
    信号と受信搬送色信号とに分離し、その分離された受信
    輝度信号と受信搬送色信号とをテレビジョン信号処理回
    路を介して映出手段に印加し、内蔵された記録再生装置
    の再生時には、その記録再生装置からの再生輝度信号を
    前記櫛形フィルターを構成する1H遅延線を共用した雑
    音除去回路を介して前記テレビジョン信号処理回路に印
    加すると共に、前記受信搬送色信号に代えて前記記録再
    生装置からの再生搬送色信号を前記テレビジョン信号処
    理回路に印加することを特徴とするカラー映像信号記録
    再生装置内蔵テレビジョン受信機。
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