JP3175082B2 - ディスク搬送装置 - Google Patents

ディスク搬送装置

Info

Publication number
JP3175082B2
JP3175082B2 JP4814297A JP4814297A JP3175082B2 JP 3175082 B2 JP3175082 B2 JP 3175082B2 JP 4814297 A JP4814297 A JP 4814297A JP 4814297 A JP4814297 A JP 4814297A JP 3175082 B2 JP3175082 B2 JP 3175082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
housing
disk
arms
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4814297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10244479A (ja
Inventor
雅史 森
慶二 岡田
Original Assignee
住友イートンノバ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 住友イートンノバ株式会社 filed Critical 住友イートンノバ株式会社
Priority to JP4814297A priority Critical patent/JP3175082B2/ja
Publication of JPH10244479A publication Critical patent/JPH10244479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3175082B2 publication Critical patent/JP3175082B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子のウェ
ハ、CD、丸鋸歯等のディスクタイプの物品を搬送する
ディスク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク搬送装置は、本発明の一
実施の形態例から透過型センサ及び反射型センサが除去
されたものであるから、紙面を節約する便宜上図1,図
2及び図4を借用して従来の技術を説明する。
【0003】従来のディスク搬送装置においては、アー
ムの位置の検出は、第2アーム2を駆動するモータ14
に内蔵されたエンコーダ(図示せず)と第1アーム1を
駆動するエアシリンダ8のストロークエンドを検出する
センサ(図示せず)によって行われ、異常な場合には、
インターロックが働いた。
【0004】従来のディスクの搬送装置では、第2アー
ム2とモータ14との間を回転連結しているベルト12
がゆるんだり切れたりした場合や、機械的なガタが発生
した場合に、第2アーム2の位置とエンコーダの関係が
くずれ、第2アーム2の正確な位置を検出することがで
きない。また、エアシリンダ8の駆動部で故障が発生し
ても、第1アーム1の正確な位置を検出することができ
ない。両アームの位置が正常でない状態でウェハ6が搬
送された場合、両アームとウェハとが干渉するから、ウ
ェハを破損する重大なトラブルが起きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、前
記従来のディスク搬送装置の欠点を改良し、ディスクを
挟持搬送する一対のアームの位置をセンサを使用して直
接的に正確に検出し、トラブルの発生を防止しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0007】1.ハウジング内にディスクのチャック位
置と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリー
ス位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディ
スクを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハ
ウジングに収納された複数の前記ディスクを第1アーム
と第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアーム
を有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬
送する装置において、前記アーム装置の各前記アームが
相対的に回転可能で、かつ、前記第1アームと前記第2
アームのそれぞれにセンサ光が通過可能な小孔を有し、
前記アーム装置の一方の前記アーム側の前記ハウジング
に透過型センサ発光部を設置し、前記アーム装置の他方
の前記アーム側の前記ハウジングに透過型センサ受光部
を設置し、前記センサ光が前記第1アームと前記第2ア
ームのそれぞれの小孔を通過することにより前記第1ア
ームと前記第2アームからなる前記一対のアームの相対
的な位置を検出するディスク搬送装置。
【0008】2.ハウジング内にディスクのチャック位
置と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリー
ス位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディ
スクを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハ
ウジングに収納された複数の前記ディスクを第1アーム
と第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアーム
を有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬
送する装置において、前記第1アームと前記第2アーム
からなる前記一対のアームが相対的に回転可能で、か
つ、それぞれセンサ光が通過可能な小孔を有し、前記第
1アームと前記第2アームからなる前記一対のアームの
一方の前記アーム側の前記ハウジングに反射型センサを
設置し、前記第1アームと前記第2アームからなる前記
一対のアームの他方の前記アーム側の前記ハウジングに
反射部材を設置し、前記センサ光が前記両小孔を通過す
ることにより前記第1アームと前記第2アームからなる
前記一対のアームの相対的な位置を検出するディスク搬
送装置。
【0009】3.ハウジング内にディスクのチャック位
置と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリー
ス位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディ
スクを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハ
ウジングに収納された複数の前記ディスクを第1アーム
と第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアーム
を有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬
送する装置において、前記第1アームと前記第2アーム
からなる前記一対のアームが相対的に回転可能で、か
つ、それぞれ前記ディスクの周端に対して接触離隔可能
な爪を有し、前記第1アームと前記第2アームからなる
前記一対のアームの一方の前記アーム側の前記ハウジン
グに2個の透過型センサ発光部を設置し、前記第1アー
ムと前記第2アームからなる前記一対のアームの他方の
前記アーム側の前記ハウジングに2個の透過型センサ受
光部を設置し、センサ光が前記両爪で遮断されることに
より前記第1アームと前記第2アームからなる前記一対
のアームの相対的な位置を検出するディスク搬送装置。
【0010】4.ハウジング内にディスクのチャック位
置と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリー
ス位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディ
スクを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハ
ウジングに収納された複数の前記ディスクを第1アーム
と第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアーム
を有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬
送する装置において、前記第1アームと前記第2アーム
からなる前記一対のアームが相対的に回転可能で、か
つ、それぞれ前記ディスクの周端に対して接触離隔可能
な爪を有し、前記第1アームと前記第2アームからなる
前記一対のアームの一方の前記アーム側の前記ハウジン
グに2個の反射型センサを設置し、前記第1アームと前
記第2アームからなる前記一対のアームの他方の前記ア
ーム側の前記ハウジングに2個の反射部材を設置し、セ
ンサ光が前記両爪で遮断されることにより前記第1アー
ムと前記第2アームからなる前記一対のアームの相対的
な位置を検出するディスク搬送装置。
【0011】5.前記第1アームと前記第2アームから
なる前記一対のアームの位置が異常であることを検出し
たとき、シーケンス制御により前記第1アームと前記第
2アームからなる前記一対のアームの作動を停止する前
記1,2,3又は4記載のディスク搬送装置。
【0012】6.ハウジング内にディスクのチャック位
置と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリー
ス位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディ
スクを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハ
ウジングに収納された複数の前記ディスクを第1アーム
と第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアーム
を有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬
送するディスク搬送装置において、前記アーム装置の各
前記アームが相対的に回転可能で、かつ、前記第1アー
ムと前記第2アーム及び一方の前記アーム側の前記ハウ
ジングに、前記第1アームと前記第2アームのそれぞれ
の位置を検出するセンサによる位置検出装置を設け、前
記位置検出装置により前記第1アームと前記第2アーム
からなる前記一対のアームの相対的な位置を検出するよ
う構成するとともに、前記第1アームと前記第2アーム
にて挟持した前記ディスクを、前記第1アームを伴った
前記第2アームにより、前記ハウジング内の前記サポー
ト装置から、前記ハウジング外の次工程への供給のため
の前記リリース位置に向かって垂直方向で回転すること
により前記ディスクを搬送するように構成したディスク
搬送装置。
【0013】7.前記サポート装置には、サポートロッ
ドを前記ハウジング内の上部にスライド可能に配置し、
複数のサポートプレートを前記サポートロッド上に、垂
直方向に一定の間隔で固定するよう設け、複数の前記デ
ィスクを略垂直方向の姿勢で各前記サポートプレート上
に保持するよう設け、前記サポートロッドの一定間隔の
間欠的なスライド駆動により複数の前記ディスクを前記
アーム装置に対して順次搬送するよう構成し、前記アー
ム装置には、前記第1アームと前記第2アームとを前記
ハウジングの前記上部から下部までにわたって重ねて設
置し、各前記ディスクをチャックするための爪を有する
前記第2アームは前記ハウジングに支軸を中心に回転可
能に支持され、各前記ディスクをチャックするための爪
を有する前記第1アームは前記第2アームに支軸で相対
的に回転可能に設けられ、前記第1アームは、前記第1
アームの下端部に配設する駆動機構によって駆動するよ
う構成し、前記第2アームは、前記ハウジングの前記下
部の一方側に支持されたドライブシャフトを支点として
構成される動力伝達機構によって回転するよう構成した
前記6記載のディスク搬送装置。
【0014】8.所定位置から支点を中心に前記サポー
ト装置上の各前記ディスク側へ前記第2アームを駆動回
転し、前記第2アームの爪を前記ディスクと接触させ、
支点を中心に前記第1アームを駆動回転し、前記第1ア
ームの爪を前記サポート装置上の前記ディスクに接触さ
せ、前記第1アームと前記第2アームとの両方の爪にて
前記ディスクを挟むようにチャックするよう構成した前
記6記載のディスク搬送装置。
【0015】9.前記第1アームと前記第2アームとの
両方の爪が前記ディスクを離して次工程に受け渡すリリ
ース時には、前記第1アームは、駆動により支点を中心
にチャッキングのときとは逆方向に回転し、前記第1ア
ームの爪が前記ディスクから離隔するよう構成し、前記
第2アームは、駆動により支点を中心に前記チャッキン
グのときとは逆方向に更に回転し、前記第2アームの爪
が前記ディスクから離隔し、前記ディスクを完全にリリ
ースして、前記第1アームと前記第2アームを、それぞ
れ駆動制御して前記ディスクの前記チャック位置に戻す
よう構成した前記6記載のディスク搬送装置。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1〜図4を参照して説明する。
【0017】まず、本実施の形態例の基本的な構造につ
いて図1と図2を参照して説明する。
【0018】ハウジング内の上部にサポートロッド15
がスライド可能に配置され、サポートロッド15上に多
数のサポートプレート16が垂直方向に一定の間隔で固
定されている。多数の半導体素子のウェハ6は、各サポ
ートプレート16に垂直方向に対してわずかに傾斜した
姿勢で立てかけられて支えられている。後述するよう
に、多数のウェハ6は、サポートロッド15の前記間隔
(ピッチ)の間欠的なスライドにより順次搬送される。
【0019】ハウジング7の上部から下部までにわたっ
て、第1アーム1と第2アーム2が重なって設置され、
第2アーム2はハウジング7に支点Aを中心に回転可能
に支持され、第1アーム1は第2アーム2に支点Bで相
対的に回転可能に取り付けられている。第1アーム1に
は、ウェハ6をチャックするための爪3Aが1個所に取
り付けられ、また、第2アーム2には、ウェハ6をチャ
ックするための爪3B,3Cが2個所に取り付けられて
いる。第1アーム1と第2アーム2の間には、バネ4が
取り付けられ、第1アーム1は、バネ4により常にウェ
ハ6を挟む方向に負荷をかけられている。
【0020】第2アーム2は、モータ14、小プーリ1
3、ベルト12、大プーリ11及びハウジング7の下部
の一方側に支持されたドライブシャフト10(支点A)
から構成される動力伝達機構によって回転させられる。
【0021】ハウジング7の下部のドライブシャフト1
0の他方側には、クランクシャフト5が支持され、クラ
ンクシャフト5には、ベルクランク機構5Aが固定され
いてる。ベルクランク機構5Aの一端部は、第1アーム
1の下端部に当接し、ベルクランク機構5Aの他端部
は、エアシリンダ8のプランジャ8Aに連結している。
【0022】ウェハ6のチャッキングについて説明する
と、まず、第2アーム2は、モータ14の駆動により所
定位置(図2の実線の状態)から支点Aを中心に角度θ
(約1°)だけウェハ6側へ回転し、2箇所の爪3
B,3Cがウェハ6と接触する。次に、第1アーム1
は、エアシリンダ8の駆動により支点Bを中心に回転
し、爪3Aがウェハ6に接触し、3箇所の爪3A,3
B,3Cがウェハ6を挟むようにチャックする。
【0023】続いて、第2アーム2は、角度θ+θ
だけ前記チャッキングのときと逆方向へ第1アーム
1を伴い、図2(a)に二点鎖線で示された位置に向か
って回転する。このとき、モータ14の駆動とエアシリ
ンダ8の駆動は、同期するように制御される。
【0024】爪3A,3B,3Cがウェハ6を離すいわ
ゆるリリースのときには、まず、第1アーム1は、エア
シリンダ8の駆動により支点Bを中心に前記チャッキン
グのときとは逆方向に回転し、爪3Aがウェハ6から離
隔する。次に、第2アーム2は、モータ14の駆動によ
り支点Aを中心に更に角度θだけ前記チャッキング
のときとは逆方向に回転し、2箇所の爪3B,3Cがウ
ェハ6から離隔し、図2(a)に二点鎖線で示された位
置に至る。
【0025】これから先のウェハ6のイオン注入装置に
おける真空容器への搬送についての説明を省略する。
【0026】以後は、第1アーム1と第2アーム2を、
それぞれモータ14とエアシリンダ8により制御して図
2の実線位置に戻す。また、サポートロッド15は、図
1における左方へ1ピッチ(2枚のサポートプレート1
6の間隔)だけスライドし、2枚目のウェハ6を搬送開
始位置に移動する。
【0027】以上でウェハ6の搬送の1サイクルが終了
し、この後は同じサイクルを繰り返す。
【0028】次に、本実施の形態例における特有な透過
型センサ機構について図1と図2を参照して説明する。
【0029】透過型センサを使用する場合には、ハウジ
ング7の下部の一面側に透過型センサ発光部18Aと小
孔7Aを、ハウジング7の下部の他面側に透過型センサ
受光部18Bと小孔7Bを、それぞれ設ける。また、第
1アーム1に小孔1Aを、第2アーム2に小孔2Aを、
それぞれ開ける。
【0030】ウェハ6のチャッキングのとき、第1アー
ム1の爪3Aと第2アーム2の爪3B,3Cがウェハ6
を正確にチャックすると、透過型センサ発光部18Aが
照射したレーザ光等のセンサ光は、ハウジング7の小孔
7A、第1アーム1の小孔1A、第2アーム2の小孔2
A及びハウジングの小孔7Bを通過して透過型センサ受
光部18Bに受光される。したがって、ウェハ6の正確
なチャッキングの完了を検出することができる。
【0031】続いて、本実施の形態例における特有な反
射型センサ機構について図1と図3を参照して説明す
る。
【0032】反射型センサを使用する場合には、ハウジ
ング7の上部の一面側の窓9に反射型センサ17A,1
7Bを、ハウジング7の上部の前記窓9に対向している
他面側に反射テープ19A,19Bを、それぞれ設け
る。
【0033】ウェハ6のリリースのとき、反射型センサ
17A,17Bが照射したセンサ光は、図3(a)に示
されるように、それぞれウェハ6の周端と第1アーム1
の爪3Aとの隙間(約3mm)内のセンサ光通過点D、
ウェハ6の周端と第2アーム2の爪3Cとの隙間内のセ
ンサ光通過点Eを通過し、反射テープ19A,19Bに
よって反射され、反射型センサ17A,17Bに戻って
受光される。
【0034】ウェハ6のチャッキングのとき、第1アー
ム1の爪3Aと第2アーム2の爪3B,3Cがウェハ6
を正確にチャックすると、前記両隙間は、図3(b)に
示されるように、それぞれなくなる。したがって、反射
型センサ17A,17Bが照射したセンサ光は、それぞ
れ第1アームの爪3A、第2アームの爪3Cによって遮
断されるから、反射型センサ17A,17Bに戻らな
い。よって、ウェハ6の正確なチャッキングの完了を検
出することができる。なお、爪3A,3Cには、センサ
光を反射しない材質を採用する。
【0035】第1アーム1の爪3A、第2アーム2の爪
3Cとウェハ6の周端との隙間にセンサ光を通過させる
方式(反射型センサか透過型センサかを問わない。)
は、第1アーム1、第2アーム2にそれぞれ小孔1A,
2Aを開けてこれらの小孔の一致によって形成される通
路を通るセンサ光により両アームの位置を検出する方式
(透過型センサか反射型センサかを問わない。)と対比
して、両アーム先端側で変形が生じた場合のトラブルを
一掃することができるので、好適である。
【0036】また、反射型センサ方式は、透過型センサ
方式と対比してシール性が良好である。すなわち、透過
型センサ方式は、第1アーム1と第2アーム2を挟む両
側のハウジング7にシール手段を要するが、反射型セン
サ方式は、反射型センサ17A,17Bを取り付けられ
る一方側のみのハウジング7にシール手段を要するため
である。
【0037】更に、本実施の形態例におけるアーム等の
動作のシーケンスについて図4を参照して説明する。
【0038】一点鎖線で囲んだ部分は、従来の技術に対
して新規に追加されるシーケンスを示す。本実施の形態
例においては、アーム位置確認センサ(反射型センサ1
7A,17B、透過型センサ発光部18A、透過型セン
サ受光部18B)を設けることによりアーム(第1アー
ム1、第2アーム2)の位置を直接検出し、その結果を
シーケンスに採用することによってアーム位置確認の信
頼性が向上した。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、従来の
技術は、一対のアームを直接的に検出する構造ではない
ため、一対のアームや駆動部に異常があっても、検出す
ることができなかった。異常を検出しないと、ウェハや
チャックを破損する重大なトラブルが起きる。本発明に
よれば、一対のアームがそれぞれ有する小孔を通過する
センサ光を、透過型センサ又は反射型センサを使用して
検出する構成、一対のアームがそれぞれ有する爪とディ
スクの周端との隙間を、センサ光の通過が遮断されるこ
とを透過型センサ又は反射型センサを使用して検出する
構成、及び、一対のアームの相対的な位置をセンサを使
用して検出し、しかも、第1アームを伴った第2アーム
が垂直方向で回転する構成を、それぞれ採用したので、
一対のアームがディスクをチャックしたか否かを正確に
確認することができるから、ディスク搬送装置の信頼性
が向上し、また、ウェハやチャックを破損するトラブル
を回避できる。更に、本発明によれば、ディスクを搬送
し易く、しかも、搬送装置のコンパクト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の側面から見た断面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態例の正面から見た全部及
び一部の断面図であり、(a)は全部のもの、(b)は
エアシリンダから第1アームへの動力伝達部のものを、
それぞれ示す。
【図3】本発明の一実施の形態例における一対のアーム
とそれらの爪の各位置を正面から見た断面図であり、
(a)はリリース位置のもの、(b)はチャック位置の
ものを、それぞれ示す。
【図4】本発明の一実施の形態例の一対のアーム等の動
作のシーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1アーム 1A 小孔 2 第2アーム 2A 小孔 3A,3B,3C 爪 4 バネ 5 クランクシャフト 5A ベルクランク機構 6 ウェハ 7 ハウジング 7A,7B 小孔 8 エアシリンダ 8A プランジャ 9 窓 10 ドライブシャフト 11 大プーリ 12 ベルト 13 小プーリ 14 モータ 15 サポートロッド 16 サポートプレート 17A,17B 反射型センサ 18A 透過型センサ発光部 18B 透過型センサ受光部 19A,19B 反射テープ A,B 支点 D,E センサ光通過点
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/10 B25J 19/02 H01L 21/68

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内にディスクのチャック位置
    と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリース
    位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディス
    クを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハウ
    ジングに収納された複数の前記ディスクを第1アームと
    第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアームを
    有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬送
    する装置において、 前記アーム装置の各前記アームが相対的に回転可能で、
    かつ、前記第1アームと前記第2アームのそれぞれにセ
    ンサ光が通過可能な小孔を有し、前記アーム装置の一方
    の前記アーム側の前記ハウジングに透過型センサ発光部
    を設置し、前記アーム装置の他方の前記アーム側の前記
    ハウジングに透過型センサ受光部を設置し、前記センサ
    光が前記第1アームと前記第2アームのそれぞれの小孔
    を通過することにより前記第1アームと前記第2アーム
    からなる前記一対のアームの相対的な位置を検出するこ
    とを特徴とするディスク搬送装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング内にディスクのチャック位置
    と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリース
    位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディス
    クを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハウ
    ジングに収納された複数の前記ディスクを第1アームと
    第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアームを
    有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬送
    する装置において、 前記第1アームと前記第2アームからなる前記一対のア
    ームが相対的に回転可能で、かつ、それぞれセンサ光が
    通過可能な小孔を有し、前記第1アームと前記第2アー
    ムからなる前記一対のアームの一方の前記アーム側の前
    記ハウジングに反射型センサを設置し、前記第1アーム
    と前記第2アームからなる前記一対のアームの他方の前
    記アーム側の前記ハウジングに反射部材を設置し、前記
    センサ光が前記両小孔を通過することにより前記第1ア
    ームと前記第2アームからなる前記一対のアームの相対
    的な位置を検出することを特徴とするディスク搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 ハウジング内にディスクのチャック位置
    と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリース
    位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディス
    クを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハウ
    ジングに収納された複数の前記ディスクを第1アームと
    第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアームを
    有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬送
    する装置において、 前記第1アームと前記第2アームからなる前記一対のア
    ームが相対的に回転可能で、かつ、それぞれ前記ディス
    クの周端に対して接触離隔可能な爪を有し、前記第1ア
    ームと前記第2アームからなる前記一対のアームの一方
    の前記アーム側の前記ハウジングに2個の透過型センサ
    発光部を設置し、前記第1アームと前記第2アームから
    なる前記一対のアームの他方の前記アーム側の前記ハウ
    ジングに2個の透過型センサ受光部を設置し、センサ光
    が前記両爪で遮断されることにより前記第1アームと前
    記第2アームからなる前記一対のアームの相対的な位置
    を検出することを特徴とするディスク搬送装置。
  4. 【請求項4】 ハウジング内にディスクのチャック位置
    と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリース
    位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディス
    クを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハウ
    ジングに収納された複数の前記ディスクを第1アームと
    第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアームを
    有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬送
    する装置において、 前記第1アームと前記第2アームからなる前記一対のア
    ームが相対的に回転可能で、かつ、それぞれ前記ディス
    クの周端に対して接触離隔可能な爪を有し、前記第1ア
    ームと前記第2アームからなる前記一対のアームの一方
    の前記アーム側の前記ハウジングに2個の反射型センサ
    を設置し、前記第1アームと前記第2アームからなる前
    記一対のアームの他方の前記アーム側の前記ハウジング
    に2個の反射部材を設置し、センサ光が前記両爪で遮断
    されることにより前記第1アームと前記第2アームから
    なる前記一対のアームの相対的な位置を検出することを
    特徴とするディスク搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記第1アームと前記第2アームからな
    る前記一対のアームの位置が異常であることを検出した
    とき、シーケンス制御により前記第1アームと前記第2
    アームからなる前記一対のアームの作動を停止すること
    を特徴とする請求項1,2,3又は4記載のディスク搬
    送装置。
  6. 【請求項6】 ハウジング内にディスクのチャック位置
    と前記ハウジング外の次工程への供給のためのリリース
    位置をもつアーム装置と、前記アーム装置に前記ディス
    クを供給するためのサポート装置とを配設し、前記ハウ
    ジングに収納された複数の前記ディスクを第1アームと
    第2アームからなるそれぞれ回転可能な一対のアームを
    有する前記アーム装置により1枚ずつ順次挟持して搬送
    するディスク搬送装置において、 前記アーム装置の各前記アームが相対的に回転可能で、
    かつ、前記第1アームと前記第2アーム及び一方の前記
    アーム側の前記ハウジングに、前記第1アームと前記第
    2アームのそれぞれの位置を検出するセンサによる位置
    検出装置を設け、前記位置検出装置により前記第1アー
    ムと前記第2アームからなる前記一対のアームの相対的
    な位置を検出するよう構成するとともに、 前記第1アームと前記第2アームにて挟持した前記ディ
    スクを、前記第1アームを伴った前記第2アームによ
    り、前記ハウジング内の前記サポート装置から、前記ハ
    ウジング外の次工程への供給のための前記リリース位置
    に向かって垂直方向で回転することにより前記ディスク
    を搬送するように構成したことを特徴とするディスク搬
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記サポート装置には、サポートロッド
    を前記ハウジング内の上部にスライド可能に配置し、複
    数のサポートプレートを前記サポートロッド上に、垂直
    方向に一定の間隔で固定するよう設け、複数の前記ディ
    スクを略垂直方向の姿勢で各前記サポートプレート上に
    保持するよう設け、前記サポートロッドの一定間隔の間
    欠的なスライド駆動より複数の前記ディスクを前記アー
    ム装置に対して順次搬送するよう構成し、前記アーム装
    置には、前記第1アームと前記第2アームとを前記ハウ
    ジングの前記上部から下部までにわたって重ねて設置
    し、各前記ディスクをチャックするための爪を有する前
    記第2アームは前記ハウジングに支軸を中心に回転可能
    に支持され、各前記ディスクをチャックするための爪を
    有する前記第1アームは前記第2アームに支軸で相対的
    に回転可能に設けられ、前記第1アームは、前記第1ア
    ームの下端部に配設する駆動機構によって駆動するよう
    構成し、前記第2アームは、前記ハウジングの前記下部
    の一方側に支持されたドライブシャフトを支点として構
    成される動力伝達機構によって回転するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項6記載のディスク搬送装置。
  8. 【請求項8】 所定位置から支点を中心に前記サポート
    装置上の各前記ディスク側へ前記第2アームを駆動回転
    し、前記第2アームの爪を前記ディスクと接触させ、支
    点を中心に前記第1アームを駆動回転し、前記第1アー
    ムの爪を前記サポート装置上の前記ディスクに接触さ
    せ、前記第1アームと前記第2アームとの両方の爪にて
    前記ディスクを挟むようにチャックするよう構成したこ
    とを特徴とする請求項6記載のディスク搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記第1アームと前記第2アームとの両
    方の爪が前記ディスクを離して次工程に受け渡すリリー
    ス時には、前記第1アームは、駆動により支点を中心に
    チャッキングのときとは逆方向に回転し、前記第1アー
    ムの爪が前記ディスクから離隔するよう構成し、前記第
    2アームは、駆動により支点を中心に前記チャッキング
    のときとは逆方向に更に回転し、前記第2アームの爪が
    前記ディスクから離隔し、前記ディスクを完全にリリー
    スして、前記第1アームと前記第2アームを、それぞれ
    駆動制御して前記ディスクの前記チャック位置に戻すよ
    う構成したことを特徴とする請求項6記載のディスク搬
    送装置。
JP4814297A 1997-03-03 1997-03-03 ディスク搬送装置 Expired - Fee Related JP3175082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4814297A JP3175082B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 ディスク搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4814297A JP3175082B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 ディスク搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10244479A JPH10244479A (ja) 1998-09-14
JP3175082B2 true JP3175082B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=12795110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4814297A Expired - Fee Related JP3175082B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 ディスク搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3175082B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2349204B (en) * 1999-04-19 2004-03-03 Applied Materials Inc A method of detecting the position of a wafer
CN101911274B (zh) * 2007-12-27 2012-07-04 爱发科股份有限公司 传送机器人的诊断系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10244479A (ja) 1998-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010015226A (ko) 기판 클램프용 검지 시스템
JPH1089904A (ja) Vノッチウェハ位置決め装置
JPH02190751A (ja) 半導体ウエーハの表裏および方位判定検査装置
JP3175082B2 (ja) ディスク搬送装置
KR101953146B1 (ko) 본딩 전에 칩을 검사하는 방법 및 장치
US7032287B1 (en) Edge grip chuck
JPH05326671A (ja) 真空処理装置
KR100288067B1 (ko) 복수의 반송벨트를 갖는 반송장치 및 처리장치
JPH11204612A (ja) ウエハ搬送装置およびウエハ搬送方法
JP3174452B2 (ja) 基板検出方法
JP2001156147A (ja) ウエハ搬送装置
JP2510286B2 (ja) 半導体ウエハ計数装置
JPH0475362A (ja) ウエハ搬送装置
KR100294445B1 (ko) 웨이퍼 미스 얼라인 센싱 방법과 이를 이용한 웨이퍼 반송장치
JPH0722495A (ja) ウェーハ姿勢合わせ装置
JPH0774230A (ja) 半導体製造装置
JPH09309083A (ja) 搬送装置
JP3125435B2 (ja) ウエハ搬送装置およびウエハ搬送方法
JP3009243B2 (ja) Vノッチウエハの位置決め機構
JPH01144647A (ja) 半導体ウエハ計数装置
JP4414681B2 (ja) カセット載置台及びこのカセット載置台を備える装置
KR100246322B1 (ko) 오리엔팅 체임버
JPH03280447A (ja) 基板有無検出方法
JP2001274224A (ja) 基板カセット装置
KR200169685Y1 (ko) 웨이퍼 주변 노광장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010307

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140406

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees