JP3174904U - 手首式血圧計 - Google Patents

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Abstract

【課題】被験者が正しい測定姿勢を採ることによって、血圧値を正確に測定する手首式血圧計、を提供する。
【解決手段】手首式血圧計100は、被験者の手首に巻き回されることにより筒形状の形態をとるカフ150を備える。カフ150は、筒形状の周方向に延在する本体部21と、本体部21から筒形状の軸方向に延出し、カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、手の平側に屈曲する手首の可動領域を制限する手の平側延出部23とを有する。
【選択図】図1

Description

この考案は、被験者の手首に装着される手首式血圧計に関する。
従来の手首式血圧計に関して、たとえば、特開2003−102693号公報には、手首のねじりによる検出角度のばらつきを防止することにより、心臓と測定部位との高低差を正確に測定することを目的とした電子血圧計が開示されている(特許文献1)。
特許文献1に開示された電子血圧計は、血圧測定の制御装置が内蔵された本体部と、その本体部を手首に装着するためのカフとを備える。本体部の内部には、血圧測定時に、前腕の上下方向角度と手首のロール方向角度との2つの角度を測定するための2軸角度センサが設けられている。
また、特表2002−541894号公報には、簡易かつ正確に間欠的または連続的に橈骨動脈または尺骨動脈の血圧を測定するとともに、体の動きなどの影響と、長時間の連続的な血圧測定による手の血流循環および神経機能に与える影響とを、有効に消去することを目的とした、無侵襲血圧測定装置が開示されている(特許文献2)。
特許文献2に開示された無侵襲血圧測定装置は、血圧計測定時に、手首の回転と手の曲がりとを固定するための手首固定板を備える。手首固定板は、硬質材料から作られた弧状板であり、手の背面、手首の背側および肘関節に近い前腕の背側の全てを覆う長さと幅とを有する。
特開2003−102693号公報 特表2002−541894号公報
上述の特許文献に開示されるように、被験者の手首にカフを装着して血圧測定を実施する手首式血圧計が広く利用されている。このような手首式血圧計において血圧値を正確に測定するには、被験者が正しい測定姿勢を採ることが必要である。たとえば、特許文献1に開示された電子血圧計では、本体部に2軸角度センサを備えることによって、被験者の手首の位置を心臓の高さまで誘導している。
また、手首式血圧計では、その測定部位である手首が手に近いことから、被験者が手を手の平側もしくは手の甲側に傾けたり、手を握ったりすると、腱が浮き出すなどして測定部位の形状が変化する。この場合、測定圧力に影響が生じ、血圧値が正確に測定されない懸念がある。
そこでこの考案は、上記の課題を解決することであり、被験者が正しい測定姿勢を採ることによって、血圧値を正確に測定する手首式血圧計を提供することである。
この考案に従った手首式血圧計は、被験者の手首に巻き回されることにより筒形状の形態をとるカフを備える。カフは、筒形状の周方向に延在する本体部と、本体部から筒形状の軸方向に延出し、カフが被験者の手首に巻き回された状態で、手の平側に屈曲する手首の可動領域を制限する第1延出部とを有する。
このように構成された手首式血圧計によれば、第1延出部によって、手の平側に屈曲する手首の可動領域が制限されることにより、被験者の手首角度を血圧測定に適した範囲内に設定することができる。これにより、被験者が正しい測定姿勢を採ることによって、血圧値を正確に測定できる。
また好ましくは、カフには、カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面が形成される。手首式血圧計は、本体部に設けられ、内面に配置される第1電極部と、第1延出部に設けられ、内面に配置される第2電極部と、生体を通じた第1電極部と第2電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第2電極部との間の導通が検出されない場合、被験者の手が第2電極部と非接触であり、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第2電極部との間の導通が検出された場合、被験者の手が第2電極部に接触している。これにより、被験者の手首角度を把握して、被験者の測定姿勢が異常であるか否かを判断できる。
また好ましくは、第2電極部は、第1延出部が本体部から延出する方向に間隔を設けて配列された複数の分割体から構成される。
このように構成された手首式血圧計によれば、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第2電極部を構成する複数の分割体の各々との間の導通を検出することによって、被験者のより具体的な手首角度を把握することができる。
また好ましくは、カフには、カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面と、内面の裏側に配置される外面とが形成される。手首式血圧計は、本体部に設けられ、内面に配置される第1電極部と、第1延出部に設けられ、外面に配置される第3電極部と、生体を通じた第1電極部と第3電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第3電極部との間の導通が検出されない場合、被験者の手が第3電極部と非接触であり、導通検出部により、第1電極部と第3電極部との間の導通が検出された場合、被験者の手が第3電極部に接触している。これにより、被験者の手の握りを把握して、被験者の測定姿勢が異常であるか否かを判断できる。
また好ましくは、手首式血圧計は、第1延出部に設けられ、第1延出部が本体部から延出する方向に向けて測定波を出射する出射部と、第1延出部に設けられ、出射部から出射された測定波の反射波を検出可能な反射波検出部とをさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、導通検出部により、出射部から出射された測定波の反射波が検出されない場合、測定波の出射方向に被験者の手が存在せず、導通検出部により、出射部から出射された測定波の反射波が検出された場合、測定波の出射方向に被験者の手が存在する。これにより、被験者の手の形態を把握して、被験者の測定姿勢が異常であるか否かを判断できる。
また好ましくは、手首式血圧計は、導通検出部もしくは反射波検出部による検出結果に基づき、被験者の測定姿勢が異常であると判断された場合に、その事実を被験者に報知する報知部をさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、被験者は、自らの測定姿勢が異常であることを知ることができる。
また好ましくは、カフは、本体部から筒形状の軸方向に延出し、カフが被験者の手首に巻き回された状態で、手の甲側に屈曲する手首の可動領域を制限する第2延出部をさらに有する。
このように構成された手首式血圧計によれば、第2延出部によって、手の甲側に屈曲する手首の可動領域が制限されることにより、被験者の手首角度を血圧測定に適した範囲内に設定することができる。これにより、被験者が正しい測定姿勢を採ることによって、血圧値を正確に測定できる。
また好ましくは、カフには、カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面が形成される。手首式血圧計は、本体部に設けられ、内面に配置される第1電極部と、第2延出部に設けられる第4電極部と、生体を通じた第1電極部と第4電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第4電極部との間の導通が検出されない場合、被験者の手が第4電極部と非接触であり、導通検出部により、生体を通じた第1電極部と第4電極部との間の導通が検出された場合、被験者の手が第4電極部に接触している。これにより、被験者の手首角度を把握して、被験者の測定姿勢が異常であるか否かを判断できる。
また好ましくは、手首式血圧計は、導通検出部による検出結果に基づき、被験者の測定姿勢が異常であると判断された場合に、その事実を被験者に報知する報知部をさらに備える。
このように構成された手首式血圧計によれば、被験者は、自らの測定姿勢が異常であることを知ることができる。
また好ましくは、第1延出部の、本体部から延出する長さは、第2延出部の、本体部から延出する長さよりも大きい。
このように構成された手首式血圧計によれば、手首が手の平側に屈曲する場合、手首が手の甲側に屈曲する場合と比較して、手首角度の傾きが血圧測定の精度に与える影響が大きい。このため、第1延出部を第2延出部よりも長くすることによって、手の平側への手首の屈曲をより確実に防ぐ。
以上に説明したように、この考案に従えば、被験者が正しい測定姿勢を採ることによって、血圧値を正確に測定する手首式血圧計を提供することができる。
この考案の実施の形態1における手首式血圧計を示す斜視図である。 図1中の2点鎖線IIに示す範囲を拡大して示す断面図である。 図1中の手首式血圧計の構成を示す機能ブロック図である。 図1中のIV−IV線上に沿った手首式血圧計を示す断面図である。 図1中のV−V線上に沿った手首式血圧計を示す断面図である。 図1中の手首式血圧計の装着状態を手の平側から見た斜視図である。 図1中の手首式血圧計の装着状態を手の甲側から見た斜視図である。 図1中の手首式血圧計の装着状態を示す側面図である。 比較のための手首式血圧計を装着した被験者の装着姿勢を示す斜視図である。 比較のための手首式血圧計を装着した被験者の別の装着姿勢を示す斜視図である。 図1中の手首式血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 図1中の手首式血圧計の変形例を示す斜視図である。 この考案の実施の形態2における手首式血圧計を示す斜視図である。 比較のための手首式血圧計を装着した被験者のさらに別の装着姿勢を示す斜視図である。 図13中の手首式血圧計の変形例を示す斜視図である。 図15中の手首式血圧計を装着した被験者の装着姿勢を示す側面図である。 図15中の手首式血圧計を装着した被験者の別の装着姿勢を示す側面図である。
この考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この考案の実施の形態1における手首式血圧計を示す斜視図である。図2は、図1中の2点鎖線IIに示す範囲を拡大して示す断面図である。
図1および図2を参照して、まず、本実施の形態における手首式血圧計100の基本的な構造について説明すると、手首式血圧計100は、装置本体110およびカフ150を有する。血圧測定時、手首式血圧計100は、カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で装着される。装置本体110は、カフ150に固定されている。
装置本体110は、その外観をなし、筐体形状を有する本体ケース121と、本体ケース121の表面に設けられた表示部120および操作部190とを有する。
表示部120には、血圧値の測定結果(最高血圧、最低血圧)や、脈拍数の測定結果などが、数値やグラフなどを用いて表示される。表示部120としては、たとえば液晶パネルが利用される。操作部190としては、電源スイッチや、過去の測定記録を呼び出すための記録呼び出しスイッチ、血圧測定を開始させるための測定開始スイッチ、血圧測定を停止するための停止スイッチなどの各種スイッチが設けられている。
カフ150は、全体としては、手首に対する巻き付け方向を長手方向とする帯状の外形を有する。カフ150は、被験者の手首に巻き回されることにより筒形状の形態をとる。カフ150には、内面28および外面29が形成されている。カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、内面28は被験者の体表面と向かい合う。外面29は、内面28の裏側に配置されている。内面28は、カフ150が有する筒形状の内周側に配置され、外面29は、カフ150が有する筒形状の外周側に配置されている。
カフ150は、空気が供給される空気袋151と、空気袋151を手首に巻き付けて固定するための袋状カバー体152とを有する。
空気袋151は、袋状カバー体152の内部に収容されている。空気袋151は、樹脂シートを用いて形成された袋状の部材からなる。袋状カバー体152は、カフ150の外観をなしている。袋状カバー体152は、伸縮性を有する部材からなる。空気袋151の内部には、膨縮空間156が形成されている。膨縮空間156の圧力が、カフ圧である。膨縮空間156は、後述する装置本体110の血圧測定用エア系コンポーネント141と、配管130を介して接続されている(図3を参照のこと)。
カフ150は、空気袋151を内側に向けて付勢する可撓性湾曲板としてのカーラ153をさらに有する。カーラ153は、全体としては、略矩形状の外形を有する。カーラ153は、被験者の手首にフィットするように円筒形状に形成されており、環状に巻き回されることによって径方向に弾性変形可能に構成された可撓性の部材からなる。カーラ153は、袋状カバー体152の内部で、被験者の手首に対して空気袋151の外側に重なって配置されている。カーラ153は、十分な弾性力を発現するように、たとえばポリプロピレン(PP)等の樹脂部材により形成されている。
次に、手首式血圧計100の主要な機能ブロックの構成について説明する。図3は、図1中の手首式血圧計の構成を示す機能ブロック図である。
図3を参照して、装置本体110には、カフ150に内包された空気袋151に配管130を通じて空気を供給または排出するための血圧測定用エア系コンポーネント141が設けられている。血圧測定用エア系コンポーネント141は、空気袋151内の圧力を検出する圧力検出手段である圧力センサ142と、空気袋151を膨縮させるための膨縮機構部41であるポンプ143および弁145とから構成されている。装置本体110には、血圧測定用エア系コンポーネント141に関連して発振回路147、ポンプ駆動回路148および弁駆動回路149が設けられている。
装置本体110には、各部を集中的に制御および監視する制御部としてのCPU(Central Processing Unit)46と、CPU46に所定の動作をさせるプログラムや測定された血圧値などの各種情報を記憶するためのメモリ部170と、血圧測定結果を含む各種情報を表示するための表示部120と、測定のための各種指示を入力するために操作される操作部190と、CPU46および各機能ブロックに電力を供給するための電源部125とが設けられている。
CPU46は、測定開始スイッチが操作されると、血圧値の測定を実行し、停止スイッチが操作されると、血圧値の測定を停止する。CPU46は、血圧値を算出するための血圧値算出手段としても機能する。
圧力センサ142は、空気袋151のカフ圧を検出し、検出した圧力に応じた信号を発振回路147に出力する。ポンプ143は、配管130を通じて空気袋151に空気を供給する。弁145は、空気袋151内の圧力を維持したり、空気袋151内の空気を排出したりする際に開閉する。発振回路147は、圧力センサ142の出力値に応じた発振周波数の信号をCPU46に出力する。ポンプ駆動回路148は、ポンプ143の駆動をCPU46から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路149は、弁145の開閉制御をCPU46から与えられる制御信号に基づいて行なう。
続いて、本実施の形態における手首式血圧計のより詳細な構造について説明する。図4は、図1中のIV−IV線上に沿った手首式血圧計を示す断面図である。図5は、図1中のV−V線上に沿った手首式血圧計を示す断面図である。
図1から図5を参照して、カフ150は、本体部21と、第1延出部としての手の平側延出部23とを有する。カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、本体部21は、カフ150が有する筒形状の周方向に延在し、手の平側延出部23は、本体部21から、カフ150が有する筒形状の軸方向に延出している。
本体部21は、カフ150の手首に対する巻き付け方向(カフ150が有する筒形状の周方向)に延びる長辺と、カフ150の手首に対する巻き付け方向に直交する方向(カフ150が有する筒形状の軸方向)に延びる短辺とを有する矩形形状の外形を有する。手の平側延出部23は、その本体部21の長辺の一部から、手首に対する巻き付け方向に直交する方向に向けて延出している。本実施の形態では、手の平側延出部23が、手首に対する巻き付け方向に延びる短辺と、手首に対する巻き付け方向に直交する方向に延びる長辺とを有する矩形形状の外形を有する。
カフ150は、第2延出部としての手の甲側延出部25をさらに有する。カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、手の甲側延出部25は、本体部21から、カフ150が有する筒形状の軸方向に延出している。手の甲側延出部25は、本体部21の長辺の一部から、手首に対する巻き付け方向に直交する方向に向けて延出している。
手首に対する巻き付け方向において、手の平側延出部23と手の甲側延出部25とは、互いにずれた位置に設けられている。手首に対する巻き付け方向において、手の平側延出部23は、装置本体110を基準に一方の側に設けられ、手の甲側延出部25は、装置本体110を基準に他方の側に設けられている。手首に対する巻き付け方向に直交する方向において、手の平側延出部23と手の甲側延出部25とは、本体部21から同一方向に延出している。
カフ150を展開した場合に、本体部21、手の平側延出部23および手の甲側延出部25は、同一平面上に延在する。本体部21からの手の平側延出部23の延出長さL1は、本体部21からの手の甲側延出部25の延出長さL2よりも大きい。
本体部21の外観をなす袋状カバー体152の内部には、空気袋151およびカーラ153が配置されている。一方、手の平側延出部23および手の甲側延出部25の外観をなす袋状カバー体152の内部には、空気袋151は配置されていないが、カーラ153が配置されている。このような構成により、手の平側延出部23および手の甲側延出部25において空気袋151が膨縮するということがなく、また、カーラ153によって、手の平側延出部23および手の甲側延出部25にある程度の剛性を持たせている。
手首式血圧計100は、第1電極としての電極31と、第2電極としての電極32と、第4電極としての電極33とをさらに有する。電極31、電極32および電極33は、カフ150に設けられている。
電極31は、本体部21に設けられている。電極32は、手の平側延出部23に設けられている。電極33は、手の甲側延出部25に設けられている。電極31および電極32は、カフ150の内面28に設けられている。すなわち、カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、電極31および電極32は、被験者の体表面と向かい合う位置に設けられている。電極33は、本体部21から延出する手の甲側延出部25の先端に設けられている。電極33は、カフ150の内面28に設けられてもよい。
図3中に示すように、手首式血圧計100は、定電流生成部42と、導通検出部43と、報知部47とをさらに有する。定電流生成部42、導通検出部43および報知部47は、装置本体110に設けられている。
定電流生成部42は、袋状カバー体152に収容された図示しない配線によって、電極31に接続されている。定電流生成部42は、CPU46から入力される指令に基づいて定電流を生成し、生成した定電流を電極31に供給する。
導通検出部43は、生体を通じた電極31と電極32との間の導通を検出可能なように設けられている。より具体的には、導通検出部43は、定電流生成部42から電極31に電流が供給された時に、生体を通じた電極31および電極32間における電位差(生体インピーダンス)を検出し、検出した電位差をCPU46に対して出力する。
導通検出部43は、生体を通じた電極31と電極33との間の導通を検出可能なように設けられている。より具体的には、導通検出部43は、定電流生成部42から電極31に電流が供給された時に、生体を通じた電極31および電極33間における電位差(生体インピーダンス)を検出し、検出した電位差をCPU46に対して出力する。
CPU46は、導通検出部43からの出力に基づいて、被験者の測定姿勢が異常であるか否かを判断する。CPU46は、被験者の測定姿勢が異常であると判断した時、報知部47に対して作動を指示する。報知部47は、CPU46から作動の指示を受けた時、被験者の測定姿勢が異常であることを被験者に報知する。報知部47により被験者に測定姿勢の異常を伝える手段は、たとえば、アラーム音を発する構成であってもよいし、表示部120に表示する構成であってもよい。
図6は、図1中の手首式血圧計の装着状態を手の平側から見た斜視図である。図7は、図1中の手首式血圧計の装着状態を手の甲側から見た斜視図である。図8は、図1中の手首式血圧計の装着状態を示す側面図である。図8中では、被験者の手の断面が模式的に表わされている。
図6から図8を参照して、手首式血圧計100は、装置本体110が親指側の手首の表面上に位置するようにして、被験者の左手首に装着される。このとき、手の平側延出部23は、被験者の手の平に向かい合う位置に配置され、手の甲側延出部25は、被験者の手の甲に向かい合う位置に配置される。
図8中に示すように、被験者の手首が真っ直ぐに伸ばされた状態で、手の平側延出部23は、被験者の手の平から隙間を設けた位置に配置され、手の甲側延出部25は、被験者の手の甲から隙間を設けた位置に配置される。本体部21に設けられた電極31は、被験者の手首表面に接触する。被験者の手首が真っ直ぐに伸ばされた状態で、手の平側延出部23に設けられた電極32と、手の甲側延出部25に設けられた電極33とは、被験者の手から離れて位置決めされる。
図9は、比較のための手首式血圧計を装着した被験者の装着姿勢を示す斜視図である。図10は、比較のための手首式血圧計を装着した被験者の別の装着姿勢を示す斜視図である。図中には、被験者の左の手首に装着された比較のための手首式血圧計300が示されている。
図9および図10を参照して、比較のための手首式血圧計300のカフ150には、図1中の本実施の形態における手首式血圧計100に備えられた手の平側延出部23および手の甲側延出部25が設けられていない。
手首式血圧計の正しい測定姿勢として、血圧計を被験者の心臓の高さに置いた状態で、手首式血圧計を装着した手首を自然と真っ直ぐに伸ばしたまま動かさないことが望まれる。一方、血圧測定時に、図9中に示すように被験者の手首が手の平側に折れ曲がったり、図10中に示すように被験者の手首が手の甲側に反っていたりすると、手首の測定部位の形状が変化し、正確な血圧値を測定することができない。
図6から図8を参照して、これに対して、本実施の形態における手首式血圧計100においては、手首式血圧計100を装着した被験者の手の、手の平側に配置された手の平側延出部23が、手の平側に屈曲する手首の可動領域(図8中の矢印210に示す方向の手首の可動領域)を制限し、手首式血圧計100を装着した被験者の手の、手の甲側に配置された手の甲側延出部25が、手の甲側に屈曲する手首の可動領域(図8中の矢印220に示す方向の手首の可動領域)を制限する。これにより、血圧測定時の被験者の手首の角度が固定されるため、被験者は正しい測定姿勢を採ることになる。
手首が手の平側に屈曲する場合、手首が手の甲側に屈曲する場合と比較して、手首内部の腱がより大きく手首表面に突出するため、測定精度に与える影響が大きい。本実施の形態では、手の平側延出部23を手の甲側延出部25よりも長くすることによって(図1中においてL1>L2)、手の平側への手首の屈曲をより確実に防いでいる。
さらに本実施の形態における手首式血圧計100においては、カフ150に設けられた電極31、電極32および電極33を用いて、血圧測定時の被験者の測定姿勢が正常であるか否かを判断している。以下、その判断方法について説明する。
図11は、図1中の手首式血圧計の血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。図11中のフローチャートに従うプログラムは、図3において示したメモリ部170に予め記憶されており、CPU46がメモリ部170からこのプログラムを読出して実行することにより、血圧測定処理が実施される。
図3および図11を参照して、被験者が操作部190のうちの電源スイッチを操作して電源をオンにすると手首式血圧計100の初期化がなされる(S101)。次に、測定開始スイッチを操作することにより、血圧値の測定が開始される。より具体的には、CPU41がポンプ143の駆動を開始し、空気袋151のカフ圧を徐々に上昇させる(S102)。
血圧値の測定開始とともに、定電流生成部42から電極31に電流が供給される。導通検出部43は、電極31および電極32間の電位差と、電極31および電極33間の電位差とをモニタリングする(S103)。被験者の手首が真っ直ぐに伸びる場合、被験者の手と、電極32および電極33とは非接触であるため、電極31および電極32間の電位差と電極31および電極33間の電位差とは、無限大となる。被験者の手首が手の平側に折れ曲がって、被験者の手の平が電極32に接触した場合、電極31および電極32の間の生体インピーダンスが電位差として検出される。被験者の手首が手の甲側に折れ曲がって、被験者の手の甲が電極33に接触した場合、電極31および電極33の間の生体インピーダンスが電位差として検出される。
CPU46は、電極31および電極32間の電位差と電極31および電極33間の電位差とが無限大であるか否かを判断する(S104)。電極31および電極32間の電位差と電極31および電極33間の電位差とが無限大である場合には、被験者の測定姿勢が正常であるため、後に続く血圧値算出の工程に進む。
血圧値算出の工程では、カフ圧が徐々に上昇する過程において、CPU46が発振回路147から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、抽出された脈波情報により収縮期血圧値(最高血圧値)および拡張期血圧値(最低血圧値)を算出する(S105)。これにより、血圧値の測定が完了される。
S105において血圧値が算出されると、CPU46は、算出された血圧値を表示部120に表示する(S106)。カフ圧が血圧測定のために必要な所定のレベルにまで達すると、CPU46はポンプ143を停止する。次いで、閉じていた弁145を開いて、空気袋151の空気を排気する(S107)。その後、CPU46は、被験者の電源オフの指令を待ってその動作を終了する。
一方、S104において、電極31および電極32間の電位差もしくは電極31および電極33間の電位差が生体インピーダンスの値を示す場合には、被験者の測定姿勢が異常であるため、エラー報知の工程に進む。エラー報知の工程では、報知部47は、被験者の測定姿勢が異常であることを被験者に報知する(S108)。その後、血圧値を算出することなく、S107の停止動作を実行する。
このような構成によれば、カフ150に設けられた電極31、電極32および電極32を用いて、血圧測定時の被験者の測定姿勢が正常であるか否かを判断し、その結果を血圧測定のフローに反映させることができる。
なお、本実施の形態では、エラー報知の工程の後に血圧測定を停止するフロー(強制終了)を説明したが、本考案はこれに限られるものではない。たとえば、エラー報知によって被験者に正しい測定姿勢を採るように促せ、電極31および電極32間の電位差と電極31および電極33間の電位差とが無限大であることを確認した後、再び血圧測定のフローを続行してもよい。
また、S104において、電極31および電極32間の電位差もしくは電極31および電極33間の電位差が生体インピーダンスの値を示す場合であっても、血圧測定のフローを続行し、S106において、血圧値とともに被験者の測定姿勢が異常であったことを表示部120に表示させてもよい。また、被験者の測定姿勢が異常であった場合に血圧の測定値に生じる誤差量を予め実験的に得ておき、その誤差量に基づいて補正された血圧値を表示部120に表示させてもよい。
図12は、図1中の手首式血圧計の変形例を示す斜視図である。図中には、図6に対応する手首式血圧計の装着状態が示されている。
図12を参照して、本変形例では、電極32が、複数の分割体32A,32B,32Cから構成されている。分割体32Aと、分割体32Bと、分割体32Cとは、手の平側延出部23が本体部21から延出方向に互いに間隔を設けて配列されている。導通検出部43は、生体を通じた電極31と、電極32の分割体32A、分割体32Bおよび分割体32Cとの間の導通をそれぞれ検出可能なように設けられている。
被験者の手首の傾きが比較的小さい場合、被験者の手の平は、電極32の分割体32Aのみと接触する。被験者の手首の傾きが徐々に大きくなると、被験者の手の平は、まず、電極32の分割体32Aおよび分割体32Bと接触し、やがて、電極32の分割体32A、分割体32Bおよび分割体32Cの全てと接触する。本変形例では、電極32を分割体32A、分割体32Bおよび分割体32Cの形態で設けることにより、被験者の手首角度をより具体的に把握することができる。
以上に説明した、この考案の実施の形態1における手首式血圧計100の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における手首式血圧計100は、被験者の手首に巻き回されることにより筒形状の形態をとるカフ150を備える。カフ150は、筒形状の周方向に延在する本体部21と、本体部21から筒形状の軸方向に延出し、カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、手の平側に屈曲する手首の可動領域を制限する第1延出部としての手の平側延出部23とを有する。カフ150は、本体部21から筒形状の軸方向に延出し、カフ150が被験者の手首に巻き回された状態で、手の甲側に屈曲する手首の可動領域を制限する第2延出部としての手の甲側延出部25をさらに有する。
このように構成された、この考案の実施の形態1における手首式血圧計100によれば、カフ150に手の平側延出部23および手の甲側延出部25を設けることによって、血圧測定時の被験者の手首角度を適正な範囲に固定することができる。これにより、被験者は正しい測定姿勢を採るため、正確な血圧値を測定することができる。
(実施の形態2)
図13は、この考案の実施の形態2における手首式血圧計を示す斜視図である。本実施の形態における手首式血圧計は、実施の形態1における手首式血圧計100と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造についてはその説明を繰り返さない。
図13を参照して、本実施の形態における手首式血圧計は、図1中の手の平側延出部23を有するが、手の甲側延出部25を有しない。
手首式血圧計は、第1電極部としての電極31と、第3電極部としての電極51を有する。電極31は、本体部21に設けられ、カフ150の内面28に配置されている。電極51は、手の平側延出部23に設けられ、カフ150の外面29に配置されている。電極51は、カフ150の外面29に配置されている点を除いて、図1中の電極32と同じ構造を有する。図3中の導通検出部43は、生体を通じた電極31と電極51との間の導通を検出可能なように設けられている。
図14は、比較のための手首式血圧計を装着した被験者のさらに別の装着姿勢を示す斜視図である。図中には、被験者の左の手首に装着された比較のための手首式血圧計300が示されている。血圧測定時に、図14中に示すように被験者が手を握っていると、手首の測定部位の形状が変化し、正確な血圧値を測定することができない。
図13を参照して、これに対して、本実施の形態における手首式血圧計においては、図11中に示す電位差のモニタリング工程(S103)時、被験者の手が握られていない場合、被験者の手と電極51とは非接触であるため、電極31および電極51間の電位差は無限大となる。一方、被験者が手を握り、被験者の指先が電極51に接触した場合、手首、手の平および指先という経路で、電極31および電極51間の生体インピーダンスが電位差として検出される。
このように、本実施の形態では、電極31および電極51を用いて、血圧測定時の被験者の測定姿勢が正常であるか否かを判断する。
本実施の形態における手首式血圧計に、測定開始スイッチの操作に替わって、電極31および電極51間の生体インピーダンスが確認されることを測定開始の合図とする機能を付加してもよい。この場合、被験者は、図11中のS102のステップにて、手を握って電極51に触れることによって、血圧値の測定を開始させる。これにより、手首式血圧計を装着した片手で測定開始の操作が可能となるため、手首式血圧計の操作性を向上させることができる。
図15は、図13中の手首式血圧計の変形例を示す斜視図である。図16は、図15中の手首式血圧計を装着した被験者の装着姿勢を示す側面図である。図17は、図15中の手首式血圧計を装着した被験者の別の装着姿勢を示す側面図である。
図15から図16を参照して、本変形例における手首式血圧計は、図13中の電極51および電極31に替えて、出射部56および反射波検出部57を有する。出射部56および反射波検出部57は、手の平側延出部23に設けられている。
出射部56は、測定波としての赤外線を出射する。出射部56は、手の平側延出部23が本体部21から延出する方向、すなわち、カフ150が有する筒形状の軸方向に向けて赤外線を出射する。出射部56は、本体部21から延出する手の平側延出部23の先端に設けられている。反射波検出部57は、出射部56から出射された赤外線の反射波を検出する。反射波検出部57は、本体部21から延出する手の平側延出部23の先端に設けられている。出射部56と反射波検出部57とは、手の平側延出部23の先端に併設されている。
図11中に示す電位差のモニタリング工程(S103)時、本変形例では、電位差をモニタリングする替わりに、出射部56から赤外線を出射させるとともに、反射波検出部57にて、出射部56から出射された赤外線の反射波を検出する。図16中に示すように、被験者の手首が真っ直ぐに伸びる場合、出射部56から出射された赤外線は、被験者の手の平と平行に進行するため、反射波検出部57にて赤外線の反射波が検出されない。図17中に示すように、被験者が手を握っている場合、出射部56から出射された赤外線が被験者の手に反射されるため、反射波検出部57にて赤外線の反射波が検出される。
このように、本変形例では、出射部56および反射波検出部57を用いて、血圧測定時の被験者の測定姿勢が正常であるか否かを判断する。
なお、出射部56から出射する測定波は、赤外線に限られず、たとえば、赤外線以外の光や超音波であってもよい。出射部56および反射波検出部57を設ける形態は、用いる測定波の種類に応じて適宜変更される。また、出射部56から測定波を出射した時から反射波検出部57で測定波の反射波を検出する時までの時間を測定することによって、出射部56および反射波検出部57と、被験者の手の平との間の距離を算出してもよい。これにより、血圧測定時の被験者の手の形態をより詳細に把握することができる。
このように構成された、この考案の実施の形態2における手首式血圧計によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に得ることができる。
なお、以上に説明した実施の形態1および実施の形態2における手首式血圧計の各種構成を適宜組み合わせて、新たな手首式血圧計を構成してもよい。たとえば、図6中に示す手首式血圧計の手の平側延出部23に、図13中に示す電極51を設けてもよいし、図13中に示す手首式血圧計のカフ150に、図7中に示す手の甲側延出部25を電極33とともに設けてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなくて実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この考案は、被験者の手首に装着される手首式血圧計に適用される。
21 本体部、23 手の平側延出部、25 手の甲側延出部、28 内面、29 外面、31,32,33,51 電極、32A,32B,32C 分割体、41 膨縮機構部、42 定電流生成部、43 導通検出部、47 報知部、56 出射部、57 反射波検出部、100,300 手首式血圧計、110 装置本体、120 表示部、121 本体ケース、125 電源部、130 配管、141 血圧測定用エア系コンポーネント、142 圧力センサ、143 ポンプ、145 弁、147 発振回路、148 ポンプ駆動回路、149 弁駆動回路、150 カフ、151 空気袋、152 袋状カバー体、153 カーラ、156 膨縮空間、170 メモリ部、190 操作部。

Claims (10)

  1. 被験者の手首に巻き回されることにより筒形状の形態をとるカフを備え、
    前記カフは、筒形状の周方向に延在する本体部と、前記本体部から筒形状の軸方向に延出し、前記カフが被験者の手首に巻き回された状態で、手の平側に屈曲する手首の可動領域を制限する第1延出部とを有する、手首式血圧計。
  2. 前記カフには、前記カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面が形成され、
    前記本体部に設けられ、前記内面に配置される第1電極部と、
    前記第1延出部に設けられ、前記内面に配置される第2電極部と、
    生体を通じた前記第1電極部と前記第2電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える、請求項1に記載の手首式血圧計。
  3. 前記第2電極部は、前記第1延出部が前記本体部から延出する方向に間隔を設けて配列された複数の分割体から構成される、請求項2に記載の手首式血圧計。
  4. 前記カフには、前記カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面と、前記内面の裏側に配置される外面とが形成され、
    前記本体部に設けられ、前記内面に配置される第1電極部と、
    前記第1延出部に設けられ、前記外面に配置される第3電極部と、
    生体を通じた前記第1電極部と前記第3電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の手首式血圧計。
  5. 前記第1延出部に設けられ、前記第1延出部が前記本体部から延出する方向に向けて測定波を出射する出射部と、
    前記第1延出部に設けられ、前記出射部から出射された測定波の反射波を検出可能な反射波検出部とをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の手首式血圧計。
  6. 前記導通検出部もしくは前記反射波検出部による検出結果に基づき、被験者の測定姿勢が異常であると判断された場合に、その事実を被験者に報知する報知部をさらに備える、請求項2から5のいずれか1項に記載の手首式血圧計。
  7. 前記カフは、前記本体部から筒形状の軸方向に延出し、前記カフが被験者の手首に巻き回された状態で、手の甲側に屈曲する手首の可動領域を制限する第2延出部をさらに有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の手首式血圧計。
  8. 前記カフには、前記カフが被験者の手首に巻き回された状態で被験者の体表面と向かい合う内面が形成され、
    前記本体部に設けられ、前記内面に配置される第1電極部と、
    前記第2延出部に設けられる第4電極部と、
    生体を通じた前記第1電極部と前記第4電極部との間の導通を検出可能な導通検出部とをさらに備える、請求項7に記載の手首式血圧計。
  9. 前記導通検出部による検出結果に基づき、被験者の測定姿勢が異常であると判断された場合に、その事実を被験者に報知する報知部をさらに備える、請求項8に記載の手首式血圧計。
  10. 前記第1延出部の、前記本体部から延出する長さは、前記第2延出部の、前記本体部から延出する長さよりも大きい、請求項7から9のいずれか1項に記載の手首式血圧計。
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