JP3174487U - 船体 - Google Patents

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Abstract

【課題】積載量を増やし、水の抵抗を減らして航行スピードを高めることができる船体を提供する。
【解決手段】一個の載置部1および一個の喫水部2を有する。喫水部2は載置部1の下方に位置され、かつ喫水部2は二個の対称するフロート21により構成され、フロート21には一個の軸線が含まれ、フロート21の軸線に沿って一個の縦長かつ垂直に延伸する平面Fが形成され、平面Fはフロート21の最低点を通過し、かつ平面Fは同時に二個のフロート21の間の一個の対称縦軸Yと平行するように形成され、平面Fによってフロート21に一個のインナーゾーンと一個のアウターゾーンが分けられ、インナーゾーンの径方向の断面の幅はアウターゾーンの径方向の断面の幅より小さくなるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、船体に関するもので、特に水の抵抗を減らすとともに、船の航行スピードを速め、積載量を増やすことができる船体に係わるものである。
一般的によく見られる船体の多くは、例えば、中華民国公告第M391512号に掲示されるような簡単な平底船である。しかし、このような船体では大量の貨物または人員を積載するには能力不足であり、それ故に近年の船体設計では大型積載の船体が重視され、その改良を重ねることによって船体の特性をさらに表そうとしている。
また、従来の貨物または人員を積載する船体の設計として、例えば図4、5に示されるように、船体9には一個の載置部91および一個の喫水部92が含まれる。載置部91は貨物または人員を積載するのに用いられる。喫水部92は載置部91の下方に形成され、かつ喫水部92は二個の相対称するフロート921により構成される。二個のフロート921の内部空間は互いに連通するように形成され、かつ二個のフロート921の径方向の断面はそれぞれ一個の半円状に形成され、フロート921の半円状の断面の径方向の幅Dによってそれぞれのフロート921の浮力の大きさが決定され、そして船体9の積載量が相対的に高められる。その他に、図4に示されるように船体9には喫水部92から上へ向かって一個の傾斜状の船尾93が形成され、船尾93と喫水部92の間には一個の流水空間Rが含まれる。船尾93には一個のスクリュー94と一個の方向舵95が結合され、スクリュー94を利用して流水空間Rの内の水流を推し進めることにより、船体9が航行するように駆動することができ、かつ方向舵95の左右への動きによって船体9の航行方向を操ることができるようにとしたものがある。
上述した従来の船体9の設計から知ることができるように、現在多くの業者では船体の積載量を増やすべく、選択的にフロート921の半円状の断面の径方向の幅Dを変えることを考慮し、フロート921の径方向の幅Dに基づいて同じ比率でフロート921の態様を増やし、フロート921の内部空間によって船体9に比較的大きい浮力を提供することにより、船体9の積載量を相対的に高めることができる。
中華民国公告番号第M391512号
しかし、フロート921の径方向の幅Dに基づいて同じ比率でフロート921の態様を増やすことは、フロート921と水との接触面積が増えることになり、フロート921による水の抵抗力も相対的に高まるため、船体9の航行スピードがそれだけ遅くなってしまうという問題点があった。また、従来のフロート921の設計ではフロート921の喫水の深さは積載量が段々と増えることにより、船体9の底部が水面と直接接触し易くなり、新たな水による抵抗が生じてしまうため、船体9の航行中における安定性に厳重な影響を及ぼしてしまうという問題点があった。このように、従来の船体9の設計では比較的大きい積載量と比較的小さい航行時の抵抗力との二つの利点を兼ね備えさせることは難しいため、最終的に船体9の積載量を増やすのに伴って、航行スピードの低下を招くものであった。
その他に、上述した従来の船体9の設計では、他に船体9の後方において比較的大きい傾斜度を有する船尾93が切削され、船尾93にスクリュー94と方向舵95が結合されている。しかし、傾斜状の船尾93によって提供できる浮力は、喫水部92によって提供できる浮力より明らかに小さいため、スクリュー94を起動して船体9が航行するように駆動すると、船体9の前頭部は浮き上がるように形成されることにより、船体9は非水平的な航行状態に移行するため、船体9の航行の安定性に影響を及ぼしてしまうという問題点があった。さらに、方向舵95を船尾93に設置する空間を提供すべく、スクリュー94を流水空間R内に設置しなければならず、かつ船体9に比較的近い場所に設置しなければならないため、スクリュー94によって水流を推し進める時、船体9の良好な航行効果を発揮することができず、エネルギーの無駄になるだけではなく、船体9のあるべきスピードに達することができないという問題点があった。
このように、上述した各種の問題点を解決するべく、水流の抵抗力を減らすと同時に、積載量を増やすことができる船体が求められている。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案されたものであって、その主な目的とするところは、船体の積載量を増やすと同時に、水の抵抗を減らすことにより、船体の航行スピードを高めることができる船体を提供することにある。
本考案の第二の目的は、船尾の切削の傾斜度を減らすことにより、船体の水平の航行状態の安定性を維持することができる船体を提供することである。
本考案の第三の目的は、スクリューに水流を推し進める効率を高めることにより、船体の航行スピードを安定化にするとともに、エネルギーの消費を低く抑えることができる船体を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案による船体は、一個の載置部および一個の喫水部を有する。喫水部は載置部の下方に位置され、かつ喫水部は二個の対称するフロートにより構成される。フロートには一個の軸線が含まれ、フロートの軸線に沿って一個の縦長かつ垂直に延伸する平面が形成される。この平面はフロートの最低点を通過し、かつ平面は同時に二個のフロートの間の一個の対称縦軸と平行するように形成される。平面によってフロートに一個のインナーゾーンと一個のアウターゾーンが分けられ、インナーゾーンの径方向の断面の幅はアウターゾーンの径方向の断面の幅より小さくなるように形成される。
また、フロートは載置部から下へ向かって縮径して円錐状に形成され、かつフロートの軸方向に沿ってフロートの円錐ポイントと直交する平面が形成されることもできる。また、二個の対称するフロートの間には一個の間隔距離が含まれ、間隔距離は船体底部の一個の流水空間として形成されることもできる。また、船体に沿った一個の喫水線によってフロートには一個の保留区と一個の喫水区が分けられ、かつ喫水線は喫水部が水面に没入して形成される一個の深さの基準線を指すこともできる。また、フロートの保留区は載置部と喫水線の間に位置され、かつフロートには喫水線から下へ向かって縮径して喫水区が形成され、喫水区は円錐状に形成されることもできる。また、二個の対称するフロートの間には他に一個の輔助材が増設され、輔助材は二個のフロートとは三点支持に形成され、かつ輔助材は下へ縮径する円錐状体からなり、輔助材の円錐状の断面の最低点に対称縦軸が通過するように形成されることもできる。また、船体には喫水部から上へ向かって一個の船尾が切削され、船尾に少なくとも一個のスクリューが装設され、スクリューによって船体を航行するように駆動することもできる。また、船尾はそれぞれのフロートの尾端に形成される一個の台形ステップを指し、台形ステップの一個の切削溝にスクリューが装設され、かつスクリューは船尾とは平らになるように形成されることもできる。また、スクリューは正反対の方向に回転して駆動することもできる。また、二個の対称するフロートにはそれぞれ一個の内部空間が含まれ、かつ二個の対称フロートの内部空間は互いに連通するように形成されることもできる。
本考案の船体によれば、船体の積載量を増やすと同時に、水の抵抗を減らすことにより、船体の航行スピードを高めることができるという利点がある。
本考案の船体によれば、船尾の切削の傾斜度を減らすことにより、船体の水平の航行状態の安定性を維持することができるという利点がある。
本考案の船体によれば、スクリューに水流を推し進める効率を高めることにより、船体の航行スピードを安定化にするとともに、エネルギーの消費を低く抑えることができるという利点がある。
図1は、本考案の船体の側面の断面図である。 図2は、本考案の船体の図1のA−A線に沿った断面説明図である。 図3は、本考案の船体の局部の拡大説明図である。 図4は、従来の船体の側面の断面図である。 図5は、従来の船体の図4のB−B線に沿った断面説明図2である。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施例による船体の側面の断面図で、図2は図1のA−A線に沿った船体の断面説明図である。図1、2を参照すると、本考案の実施例の船体には一個の載置部1および一個の喫水部2が含まれている。喫水部2は載置部1の下方に形成されることにより、喫水部2によって比較的良好な浮力を提供することができるため、本考案の船体は適当な積載量を提供することができ、かつ載置部1を貨物または人員を載置するのに提供することができる。その中に、載置部1の配備の選択は従来の技術分野で通常の知識を有するものには容易に思い付くもので、かつ本考案における技術特徴ではないため、ここではその説明を割愛する。
再び図2を参照すると、喫水部2は二個の対称するフロート21により構成される。本実施例における二個の対称するフロート21の間には一個の間隔距離が含まれ、上記間隔距離は本考案の船体底部の一個の流水空間Sとして形成され、流水空間Sの内の水流を推し進めることにより、船体が航行するのを駆動することができる。その他に、二個の対称するフロート21にはそれぞれ一個の内部空間210が含まれ、かつ二個の対称するフロート21の内部空間210は互いに連通するように形成され、互いに連通する内部空間210によって船体に大きな積載用浮力を提供することができる。
また、フロート21には一個の軸線Xが含まれ(図1参照)、フロート21の軸線Xに沿って一個の縦長かつ垂直に延伸する平面Fが形成される(図2参照)。平面Fはフロート21の最低点Pを通過するように形成され、かつ平面Fは同時に二個のフロート21間の一個の対称縦軸Yと平行するように形成される。平面Fによってフロート21に一個のインナーゾーンA1と一個のアウターゾーンA2が分けられるが、インナーゾーンA1の径方向の断面の幅W1はアウターゾーンA2の径方向の断面の幅W2より小さくなるように形成される(詳しくは図3参照)。その中に、対称縦軸Yは船体と直交し、かつ実質的に船体の中心を通過して船体を二個の対称する部分に分けるための一個の基準線を指す。また、二個の対称するフロート21は、好ましくは個別的に船体の二個の対称する外側に位置するように形成されることにより、船体の比較的よい積載の安定性を維持することができる。
図3は本考案の船体の局部の拡大説明図である。図2、3を参照すると、本実施例において、フロート21は、好ましくは載置部1と連接する一端から下へ向かって縮径して一個の円錐状に形成されることにより(図2に示すような円錐状の径方向の断面)、フロート21の軸線Xに沿ってフロート21円錐ポイントPを通過する平面Fが形成される。これにより、フロート21に流水空間Sに近いインナーゾーンA1と、外側の水流に近いアウターゾーンA2が分けられる。このように、インナーゾーンA1の径方向の断面の幅W1がアウターゾーンA2の径方向の断面の幅W2より小さい時、流水空間Sを通過する水流はフロート21のインナーゾーンA1と比較して小さい接触面積であるため、水の抵抗を減らすことができるとともに、フロート21のアウターゾーンA2を通過する水流とは相対的な圧力の差が生じられることにより、流水空間Sの内の水流の速度を高めることができるため、本考案の船体の航行スピードを速めることができる。
その他に、本考案においては船体に沿った一個の喫水線Lによってフロート21には一個の保留区211と一個の喫水区212が分けられ、その中に喫水線Lは喫水部2が水面に没入して形成される一個の深さの基準線を指す(図2参照)。本実施例において、フロート21の保留区211は載置部1と喫水線Lの間に位置するように形成され、かつフロート21には喫水線Lから下へ向かって縮径するよう形成された喫水区212を有する。喫水区212は縦方向へ延伸するような態様に形成され、保留区211の設計によって船体の喫水の深さを増やすことにより、船体が積載量によって喫水部2の喫水の深さが段々と深くなる時、船体底部が直接水面と接触する時間を遅延させることを確保することができ、さらに船体底部の水流の抵抗力が生じるのを抑えることができる。
また、喫水部2の積載の浮力を高めるべく、二個の対称するフロート21の間には選択的にもう一個の輔助材22が増設される。輔助材22は二個のフロート21と協働して三点支持するように形成され、船体底部と水面との接触の態様を変えることにより、非平面的或いは線状の接触が形成されるため、三点支持によって船体を安定化にすることができると同時に、船体の積載の浮力を増やすことができる。本実施例において、輔助材22は、好ましくは下へ縮径する円錐状体からなり、かつ図2に示すように、輔助材22の円錐状の断面の最低点に対称縦軸Yが通過するように形成される。輔助材22の円錐状体の設計により、船体が航行する時に水を掻き分ける効果を十分に発揮することができるため、船体の航行時における水の抵抗を相対的に減らし、船体の航行の安定性を増やすことができる。
再び図1を参照すると、本考案の船体には喫水部2から上へ向かって一個の船尾3が切削され、船尾3に少なくとも一個のスクリュー31が装設され、スクリュー31によって船体を航行するように駆動することができる。本実施例において、船尾3はそれぞれのフロート21の尾端に形成される一個の台形ステップEを指し、台形ステップEの一個の切削溝Tにスクリュー31が装設され、かつスクリュー31は船尾3と平らになるように形成されることにより、スクリュー31によって比較的よい水流を推し進める効果を発揮することができるため、船体にあるべき航行スピードに達することができる。また、スクリュー31は逆方向の回転駆動を選択し、スクリュー31の左、右の回転を制御することにより、より簡単に船体の航行方向を制御することができる。最も好ましいのは、二個のフロート21の尾端に装設されたスクリュー31が同じ方向に駆動される時、船体は安定して前へ航行することができ、そして船体を方向転換しようとする時、その内の一個のスクリュー31を正方向の回転または反対方向の回転を選択的に制御することにより、船体の航行時の方向と回転角度を変えることができる。その中に、スクリュー31を操作する方法は、従来の技術分野で通常の知識を有するものには容易に理解できるものであるため、ここではその説明は割愛する。
上述の如く、本考案の船体によれば、船体が水面において実際に航行する時、船体は二個の対称するフロート21から延伸して設計される保留区211により、船体の喫水の深さを増やすことができ、さらにこれによって船体の積載の浮力を高めることができる。また、フロート21のインナーゾーンA1の径方向の断面の幅W1が比較的小さいとの特徴を利用してフロート21と流水空間Sに進入する水流の接触面積を減らすことにより、水流の抵抗力が生じるのを避けることができる。さらに、インナーゾーンA1とアウターゾーンA2との水流の抵抗力が異なるのを利用し、インナーゾーンA1とアウターゾーンA2の間に生じられる相対的な圧力の差によって流水空間Sの内の水流の速度を高めることができるため、船体の航行スピードを速めることができる。
また、本考案の船体によれば、船体の船尾3の台形の切削溝Tによって従来の船尾が有する比較的大きな切削の傾斜度を減らすことにより、船尾3の積載の浮力を保有することができるため、船体が航行する時、水平による航行の状態を維持することができる。さらに、従来の方向舵の代わりに正反対方向への回転を有するスクリュー31を利用し、かつスクリュー31は船尾3と平らになるように形成されることにより、スクリュー31が水流を推し進める効率を高めることができるため、よりよい船体の航行効率を達することができる。このように、スクリュー31の駆動の効率が不足でエネルギーの無駄になるのを避けることができるとともに、船体の航行スピードを速めることができる。また、スクリュー31の正方向の回転または反対方向の回転を選択的に制御することにより、船体の航行時の方向と回転の角度を変えることができる。
本考案の船体によれば、船体の積載量を増やすと同時に、水流の抵抗力を減らすことにより、船体の航行スピードを高めることができる。
本考案の船体によれば、船尾の切削の傾斜度を減らすことにより、船体の水平の航行状態の安定性を維持することができる。
本考案の船体によれば、スクリューに水流を推し進める効率を高めることにより、船体の航行スピードを安定化にするとともに、エネルギーの消費を低く抑えることができる。
本考案は、その精神とび必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1 載置部
2 喫水部
21 フロート
210 内部空間
211 保留区
212 喫水区
22 輔助材
3 船尾
31 スクリュー
9 船体
91 載置部
92 喫水部
921 フロート
93 船尾
94 スクリュー
95 方向舵
A1 インナーゾーン
A2 アウターゾーン
D 幅
E 台形ステップ
F 平面
L 喫水線
P 円錐ポイント
R 流水空間
S 流水空間
T 切削溝
W1 幅
W2 幅
X 軸線
Y 対称縦軸

Claims (10)

  1. 一個の載置部(1)および一個の喫水部(2)を有する船体であって、喫水部(2)は載置部(1)の下方に位置され、かつ喫水部(2)は二個の対称するフロート(21)により構成され、フロート(21)には一個の軸線(X)が含まれ、フロート(21)の軸線(X)に沿って一個の縦長かつ垂直に延伸する平面(F)が形成され、平面(F)はフロート(21)の最低点を通過し、かつ平面(F)は同時に二個のフロート(21)の間の一個の対称縦軸(Y)と平行するように形成され、平面(F)によってフロート(21)に一個のインナーゾーン(A1)と一個のアウターゾーン(A2)が分けられ、インナーゾーン(A1)の径方向の断面の幅はアウターゾーン(A2)の径方向の断面の幅より小さくなるように形成されることを特徴とする船体。
  2. フロート(21)は載置部(1)から下へ向かって縮径して円錐状に形成され、かつフロート(21)の軸方向に沿ってフロート(21)の円錐ポイント(P)と直交する平面(F)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の船体。
  3. 二個の対称するフロート(21)の間には一個の間隔距離が含まれ、上記間隔距離は船体底部の一個の流水空間(S)として形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の船体。
  4. 船体に沿った一個の喫水線(L)によってフロート(21)には一個の保留区(211)と一個の喫水区(212)が分けられ、かつ喫水線(L)は喫水部(2)が水面に没入して形成される一個の深さの基準線を指すことを特徴とする請求項1または2に記載の船体。
  5. フロート(21)の保留区(211)は載置部(1)と喫水線(L)の間に位置され、かつフロート(21)には喫水線(L)から下へ向かって縮径して喫水区(212)が形成され、喫水区(212)は円錐状に形成されることを特徴とする請求項4に記載の船体。
  6. 二個の対称するフロート(21)の間には他に一個の輔助材(22)が増設され、輔助材(22)は二個のフロート(21)とは三点支持に形成され、かつ輔助材(22)は下へ縮径する円錐状体からなり、輔助材(22)の円錐状の断面の最低点に対称縦軸(Y)が通過するように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の船体。
  7. 船体には喫水部(2)から上へ向かって一個の船尾(3)が切削され、船尾(3)に少なくとも一個のスクリュー(31)が装設され、スクリュー(31)によって船体を航行するように駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の船体。
  8. 船尾(3)はそれぞれのフロート(21)の尾端に形成される一個の台形ステップ(E)を指し、台形ステップ(E)の一個の切削溝(T)にスクリュー(31)が装設され、かつスクリュー(31)は船尾(3)とは平らになるように形成されることを特徴とする請求項7に記載の船体。
  9. スクリュー(31)は正反対の方向に回転して駆動することを特徴とする請求項7に記載の船体。
  10. 二個の対称するフロート(21)にはそれぞれ一個の内部空間(210)が含まれ、かつ二個の対称フロート(21)の内部空間(210)は互いに連通するように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の船体。
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