JP3174342B2 - 多値レベルから2値レベルへのラスタ形状コンバータ - Google Patents

多値レベルから2値レベルへのラスタ形状コンバータ

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JP3174342B2 JP52479695A JP52479695A JP3174342B2 JP 3174342 B2 JP3174342 B2 JP 3174342B2 JP 52479695 A JP52479695 A JP 52479695A JP 52479695 A JP52479695 A JP 52479695A JP 3174342 B2 JP3174342 B2 JP 3174342B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はラスタ形状の合成、すなわち、ラスタの表示
装置における表示用の形状の作成に関する。より特定的
には、本発明の一実施例においては、多値レベルのラス
タ形状で有効な視覚的な手掛かり(キュー)を維持しな
がらラスタ表示装置における表示のために多値レベルの
ラスタ形状が2値レベルのラスタ形状へ変換される。
本発明において用いられる表示装置は画像を表示する
任意の装置、例えば計算機のモニタ、テレビジョン、プ
リンタ、または画像プロセッサであって、最終的な出力
が表示装置における画像であるものである。
ラスタ表示装置は、1つの表示装置であり、該表示装
置においては、画像要素(ピクセル)の列(アレイ)で
あって通常は表示面にわたり均一に間隔づけられるピク
セルの2次元の矩形のアレイをなすものが画像を示唆す
るピクセル色で着色されているときに、1つの画像が表
現される。ラスタ表示装置により発生する画像は「ピク
セル化されている」と称されるが、その理由は、この画
像は、近くで観察すると各々が均一の、むらのない色で
着色された有限の数のピクセルを具備するからである。
これをベクトル表示装置および非電子的な表示装置、例
えば油絵画法と比較すべきであるが、これらベクトル表
示装置および非電子的な表示装置はピクセル化をあらわ
すものではない。
ラスタ表示装置は、われれの目的のためには、表示面
におけるピクセルの矩形のアレイの寸法、および各ピク
セルに可能な色の値により特徴づけられる。したがっ
て、1つの画像は1つのデータの組により表わされるこ
とができ、このデータの組は表示装置の各ピクセルに関
連する1つの要素を有し、その場合に1つのピクセルは
その要素が属するピクセルを識別する関連するXおよび
Y座標位置、およびピクセルの色の値を有する。本明細
書においては、「画像」は、そのようなデータの組を指
す。その結果として、以下の議論は、画像プロセッサに
より操作される画像と、表示面をもつラスタ表示装置の
表示面上に表示される画像、の両方に同じように適用さ
れる。
ピクセルは或る場合には点であると考えられるが、ま
た、ピクセルの位置である点とピクセル間の間隔で規定
される有限の領域であって、それにより表示面の領域を
ピクセル上に完全に写像(マップ)することができるも
のであると考えることができる。例えば、ピクセルのア
レイが矩形のアレイである場合には、ピクセルは矩形の
格子形態を規定し、この格子のラインにより形成される
矩形はピクセルの有限の領域として用いられることが可
能である。物理的な表示装置においては、もちろんピク
セルの境界はそれほど正確ではない可能性があり、その
場合にはピクセルは或る場合には漠然と規定された領域
を占有し、時には隣接するピクセルの領域に重複する可
能性がある。そのようなことはレーザプリンタの場合に
ついてもいえるのであり、レーザプリンタの場合にはピ
クセルは、ページ上の1つの点であって、有限の量の固
体のインクをピクセルの位置に置きページ内へ圧入する
ことにより着色され、この過程において隣接するピクセ
ルと合併するものである。
2次元の表示面をもつラスタ装置は、ラスタ装置の表
示面のピクセルを着色し希望される対象物の形状と色を
集合的にあらわすことにより仮想的な任意の対象物の2
次元の画像を表示することができる。任意の装置が任意
の対象物を表現することができるのは、この柔軟性によ
るものであり、このことがラスタ装置をこんにちの計算
機および多くの消費者用の機械にとって好適な出力装置
にしたのである。ドットマトリックス形のプリンタ、レ
ーザプリンタ、ファクシミリ機械、ビデオゲームディス
プレイ、高解像度のテレビジョン、および計算機用モニ
タは、すべて、ラスタ表示装置の例である。
ラスタ表示装置が対象物、例えば白色の背景上の塗り
つぶしの黒色の円、を表示するのに用いられると想像し
よう。この円を表示するために、この円と背景は表示装
置のピクセルのアレイの上に写像され、この円に最も密
接に対応するピクセルが決定される。この円を表現する
ピクセルがひとたび識別されると、該ピクセルには黒色
に対応するピクセル色の値が割当てられ、他のピクセル
には白色に対応するピクセル色の値が割当てられる。
ピクセルのアレイは、ピクセルの有限の数で構成さ
れ、各ピクセルにはただ1つのピクセル色の値が割当て
られるから、円は近似的にのみ表示されることができ、
すなわち綿密に検査するとぎさぎざの縁部であることが
わかる。このぎざぎざの縁部を滑らかにする1つの方法
は、ピクセル領域が円の境界内に部分的にのみ収容され
ているピクセルが、ピクセル領域がどれだけ円内にある
かに従って、白色と黒色の間の色に着色されることを許
容することである。これは、時には、アンチ・エーリア
シングと称されるが、エーリアシングはピクセルの有限
の寸法により生ずる「ぎざぎざの縁部」の効果である。
これについては、例えば、アンチ・エーリアシングの有
用な効果の説明として、N.Negroponteの論文“Aliasin
g:The Blind Spot of the Computer Industry",Wired,1
994年1月、第152頁を参照することができる。
対象物の表現を含む画像を発生させる過程は3つの段
階、すなわち、 (1)対象物の輪郭を画像のピクセルのアレイの上に配
置する、 (2)画像の各ピクセルにカバーレッジ値を割当て、こ
の値はピクセルのどれだけの部分が輪郭でカバーされる
かをあらわすようにする、 (3)対象物の輪郭でカバーされるピクセルの色の値を
変化させ、この値が画像が表わすどのような光景の上に
対象物が重畳されているかをあらわすようにする、 に分割されることができる。
段階(3)は、通常、対象外のピクセルを影響を受け
ない状態のままとし、対象物の色を完全に輪郭の内側に
あるピクセルに割当て、対象物の色および現在の色の混
合を輪郭に部分的にのみカバーされるピクセルに割当て
ることにより実行される。
黒色の円の実例において、われわれは、すべてのピク
セルが内側と外側に分類されることが可能であると仮定
した。これは、段階(3)の実行をより簡単なものにす
る通常の仮定であるが、その理由は、円外にあるピクセ
ルは色(白色)を維持することが可能であり円内にある
ピクセルは対象物の色(黒色)へ変化させられることが
可能であるからである。われわれがピクセルが輪郭の内
側に部分的に存在すると考えられることを認めると仮定
すると、これらのピクセルの色は灰色の影に変化せねば
ならぬはずであり、該灰色は輪郭によりカバーされるか
カバーされないかの割合に比例して黒色と白色を混合す
ることにより計算される。色の混合は場合によっては簡
単な操作ではないから、カバーレッジ値を、完全に内側
か完全に外側かのいずれかに強制することは普通の近道
の方法である。
対象物が画像における複数の位置において、おそらく
は相異なる色をもって示されることは普通に生ずること
である。その場合においては、段階(2)により計算さ
れるカバーレッジ値は対象物の各実例ごとに始点から再
計算される必要はない。代表的には、カバーレッジ値は
境界を限った矩形について計算され、ここで境界を限っ
た矩形とは対象物の輪郭に接触されるすべてのピクセル
を含むピクセルの矩形の1つのアレイである。この態様
で計算されるデータの組であってカバーレッジ値の矩形
のアレイを有するものは、対象物を、相異なる位置およ
び相異なる色をもつ画像に加算するために用いられるこ
とができ、この加算は、段階(3)を実行しながら境界
を限った矩形のカバーレッジ値を画像のピクセルに適切
に写像することにより行われる。したがって対象物の境
界を限った矩形は対象物の形状を表現し、本明細書にお
いて「ラスタ形状」と表現されるものを形成する。境界
を限った形状は矩形である必要はないか矩形は取扱うた
めには最も容易な境界ボックスである。
円の例におけるようにラスタの形状の各ピクセルが2
つのカバーレッジ値(各々が内側か外側かの1つの選択
を表わす)の1つだけを有することが許容される場合
は、ラスタの形状は2値レベルであると称される。ピク
セルがこの態様に限定されない場合は、ラスタの形状は
多値レベルであると称される。多値レベルのラスタの形
状のカバーレッジ値は、通常、0〜1の範囲で与えられ
る。ピクセルのカバーレッジ値は対象物の輪郭でカバー
されるピクセルの部分を表わすから、輪郭の完全に外側
にあるピクセルはカバーレッジ値0を、輪郭の完全に内
側にあるピクセルはカバーレッジ値1を、そして輪郭上
にある画素は0と1の間のカバーレッジ値を有する。
2値レベルのラスタ形状と比較すると、多値レベルの
ラスタ形状は計算がより困難であり、記憶用のより多く
の記憶装置を必要とし、使用がより困難であるが、その
理由は、色の混合を必要とするからである。しかし、余
分の労力を用いることを引換えに、より滑らかな形状と
より良好な全体的な視覚結果が生ずる。それにもかかわ
らず、相異なる色調または陰影を表わすことができない
装置においては多値レベルのラスタ形状を用いることが
不可能であるから、2値レベルのラスタ形状は、多値レ
ベルのラスタ形状を用いるための余分の経費が許容可能
のときにも、用途を有する。
2値レベルラスタ形状の計算に関する先行技術の方法
は、各ピクセルに対するカバーレッジ値が0に近いか1
に近いかの推定、およびそれを2個の一方への割り付け
を含んでいる。一般的にはより効率的であり余り正確で
ないけれども、これらの方法は論理的には、まず同じサ
イズの多値レベルのラスタ形状を計算し、結果のカバー
レッジ値を丸めて2個レベル値を得ることと等価であ
る。図1−4は、この方法で2値レベル形状が計算され
たときに発生する2つの問題、即ちドロップアウトの問
題およびステム幅エーリアジングを示している。
図1は、多値レベルのラスタ形状と2値レベルのラス
タ形状とのちがいを示している。図1は、多値レベルの
ラスタ形状14を囲む境界を限った四角10とそれぞれの2
値レベルのあるいはピクセルグリッド上に配置されたラ
スタ形状16を囲む境界を限った四角20とを示している。
各ラスタ形状14,16は、文字の黒色を背景の白色と混合
するためのカバーレッジ値の使用によって生成されるで
あろう灰色の影によってグラフ的に表される各ピクセル
のカバーレッジ値を有する文字“O"の表示である。ラス
タ形状16において、それは2値レベルであり、カバーレ
ッジ値は0または1に限られており、従ってピクセルは
白または黒に着色されている。ラスタ形状14において、
灰色のより暗い影はより高いカバーレッジ値を表す。
近づいたときには、ピクセルグリッド12の分解能の制
限のために、ラスタ形状は文字のように見えない。しか
しながら、離れれば、ラスタ形状16よりも短い距離にお
いてはそのぎざぎざの縁が失われる傾向のラスタ形状14
に関しては文字のように見える。明らかなように、ラス
タ形状16はピクセルグリッド12上に配置された文字“O"
の輪郭の記述から導き出され得るか、あるいはラスタ形
状16はラスタ形状14の各カバーレッジ値を0あるいは1
に丸めることによってラスタ形状14から発生され得る。
この丸めは図2に示されている。図2もまた、境界を
限った四角10,20を示すが、グラフ的にではなく数値的
に示されたカバーレッジ値を有している。カバーレッジ
値が導き出される文字“O"の輪郭24も、ピクセルグリッ
ド12上に配置されて示されている。図2(および他の
図)中にピクセル値を囲む白いスペース、これは数字を
読みやすくするために付加された白いスペースによって
発生する人工物であるが、によって破線のように見える
けれども、輪郭24は2つの実曲線である。
図2に示すように、(境界を限った四角20中の)2値
レベルのラスタ形状16が、0.5以下のカバーレッジ値を
0に、0.5以上のカバーレッジ値を1に変更することに
よって(境界を限った四角10中の)多値レベルのラスタ
形状14から生成される。これはときには受入れ可能な結
果をもたらすものの、図3は、この導出で発生する問題
を示している。
図3は2つのラスタ形状を示し、一方は多値レベル
(26)で他方は2値レベル(28)であり、図2の“O"に
対して使用されるフォントとは異なるフォントから得ら
れる文字“O"の輪郭から得られる。図3の文字は、4つ
の境界を限った四角31,32,33および34中に含まれてい
る。境界を限った四角31および33(左欄)は輪郭30上に
配置されたカバーレッジ値を数字的に示す一方、境界を
限った四角32および34(右欄)は灰色レベルとしてのカ
バーレッジ値を示す。境界を限った四角31および32(上
段)は多値レベルラスタ形状26を含む一方、境界を限っ
た四角33および34(下段)は2値レベルラスタ形状28を
含む。
図3中の各境界を限った四角に示される特定のピクセ
ル40が以下に説明される。多値レベルラスタ形状26にお
いて、ピクセル40に対するカバーレッジ値は0.3であ
り、ピクセルの10分の3は輪郭によって覆われることを
意味している。従って、2値レベルラスタ形状におい
て、ピクセル40のカバーレッジ値は0であり、境界を限
った四角34に示される文字中にギャップを残す。ラスタ
形状26および28において、文字の曲線は明らかに失われ
ているけれども、ラスタ形状と観察者の目の間の距離が
増加するに従ってそれらは再生され、これはラスタ形状
28よりもラスタ形状26においてより容易により確かに発
生する。しかしながら、この改善は必ずしも形状のすべ
ての重要な視覚特性において発生しない。
例えば、原形状は接続され、中央の開口を有してい
た。しかしながら、遠くから観察されるラスタ形状28
は、接続されたようには見えず、一対の括弧のように見
える。2値レベルラスタ形状の接続の欠如は、多値レベ
ルカバーレッジ値の盲目的な丸めの結果である。2値レ
ベルにおける欠如した接続の問題は、“ドロップアウ
ト”の問題として周知である。
図4は、2値レベルラスタ形状を生成するための多値
レベルラスタ形状の盲目的な丸めに関する他の問題を図
示している。図4は、文字“N"の輪郭58がラスタ化され
た4つの境界を限った四角50,52,54および56を示す。境
界を限った四角50および54(左欄)は輪郭58によって上
書きされ、数字的にカバーレッジ値を示す一方、境界を
限った四角52および56(右欄)は灰色レベルとしてのカ
バーレッジ値を示す。境界を限った四角50および52(上
段)は多値レベルラスタ形状60を含む一方、境界を限っ
た四角54および56(下段)は2値レベルラスタ形状62を
含む。輪郭58の1つの縁である縁64は、ピクセル列66の
各ピクセルの40%を覆う垂直縁である。従って、多値レ
ベルラスタ形状60においては列66のピクセルは40%の灰
色レベルで陰が付けられるが、2値レベルラスタ形状62
においては、0.4はゼロに丸められるために列66のピク
セルは白である。この丸めは、異なる種類の1つである
が、視覚的キューの欠如を引き起こす。遠くから多値レ
ベルラスタ形状を観察したときに、観察者の目は縁64を
列66のほぼ中央に位置するであろうが、同じ距離から2
値レベルラスタ形状を観察したときには、列66はすべて
白であるため観察者の目は縁64を列66の左側に位置す
る。これは文字“N"の2本のステムの間の対称の視覚的
キューを消し去り、“ステム幅エーリアジング”として
周知の一般的問題の事実を引き起こす。
ドロップアウトとステム幅エーリアジングに対する原
型的な解決は、R.HerschとC.Betriseyの“Advanced Gri
d Constraints:Performance and Limitations",Raster
Imaging and Digital Typography II,R.A.Morris and
J.Andre eds.,pp.190−204(Cambridge University Pre
ss,Cambridge 1991)に記載されている。
輪郭に関する解析的記述から多値レベルラスタ形状を
計算するための効率的な方法および装置は米国特許No.
(本出願の譲受人によって共通に所有され、
すべての目的に対してここに組み入れられる1993年7月
1日出願、出願番号NO.08/070,135〔以下“多値レベル
ラスタ形状発生装置”〕)に記載されている。
発明の要約 多値レベルラスタ形状および理想的な形状記述から2
値レベルラスタ形状を発生させるための改善された方法
および装置は本発明の長所によって提供される。本発明
は、2値レベルラスタ形状を計算するときに発生する2
つの問題、ドロップアウトとステム幅エーリアジングを
除去するよりよい方法を表している。
改善されたコンバータの1面は、接続が表現されるよ
うに多値レベルラスタ形状から2値レベルラスタ形状へ
のカバーレッジ値の丸めに影響を与える隣接した一対の
ピクセルに関連するドロップアウト警報に関する使用で
ある。丸め処理において、警報に関連するピクセルのい
ずれにも事前にフラグが立てられていないときは、一対
のピクセルのうちより高いカバーレッジ値を有するピク
セルがフラグを立てられる。フラグを立てられたピクセ
ルのカバーレッジ値は常に1に丸められるが、フラグを
立てられていないピクセルはそのカバーレッジ値がある
しきい値以上であるときだけ丸め上げられる。ドロップ
アウト警報は、多値レベルラスタ形状の発生のために使
用される理想的形状の輪郭から見出され、そして望まし
い実施例においては、輪郭と中央ピクセル線の交点に最
も近いピクセルである。
本発明の他の面において、ステム幅エーリアジングを
最小にするために可変しきい値が使用される。可変しき
い値によれば、2値レベルラスタ形状の平均カバーレッ
ジ値は多値レベルラスタ形状の平均カバーレッジ値によ
り近く接近するので、観察者は画像を視覚的に平均した
ときに、盲目的な多値レベルラスタ形状の丸めによって
生成されるよりもより正確な原形状の再生を認識するで
あろう。1実施例において、可変しきい値はピクセル位
置およびチェッカーボードパターンの0.5からのオフセ
ットの関数であり、従って、いずれかの方向の1つおき
のピクセルに対するしきい値は0.5+オフセットであ
り、残りのピクセルに対するしきい値は0.5−オフセッ
トである。
本発明のさらなる性質および利点の理解は、本明細書
の残余の部分および図面を参照することによって達成さ
れるであろう。
図面の簡単な説明 図1は多値レベルラスタ形状を2値レベルラスタ形状
と比較する図、 図2は数値的且つグラフィックに示したラスタ形状の
図、 図3は2値レベルラスタ形状がドロップアウトした場
合のラスタ形状の図、 図4は2値レベルラスタ形状がステム幅エーリアジン
グを被るラスタ形状の図、 図5は、多値レベルラスタ形状から2値レベルラスタ
形状を生成する手段を含む、ラスタディスプレイ装置に
表示する理想形状から多値レベルラスタ形状を合成する
ラスタ形状シンセサイザを用いるコンピュータシステム
のブロック図、 図6はドロップアウトを補正する、多値レベルラスタ
形状から2値レベルラスタ形状へのコンバータのブロッ
ク図、 図7はドロップアウト警報のグラフィックな表示を示
す図、 図8は、ドロップアウトを避けるための、多値レベル
から2値レベルラスタ形状へのコンバータにおけるドロ
ップアウト警報の使用の図、 図9はドロップアウト警報の処理の順序依存を示すド
ロップアウト警報のグラフィッな表示を示す図、 図10はラスタグリッド上に配置された軌跡から生成さ
れたドロップアウト警報のグラフィック表示を示す図、 図11はラスタグリッド上に配置された軌跡からのドロ
ップアウト警報を計算する1方法を示す図、 図12はその軌跡に対する近似を用いて軌跡からドロッ
プアウト警報を計算する方法を示す図、 図13は非積分ピクセルライン幅を生成するための可変
しきい値の使用を示す図、 図14はステム幅エーリアジングを補正する多値レベル
ラスタ形状から2値レベルラスタ形状へのコンバータの
ブロック図、そして 図15はドロップアウトと非対称ピクセル化アーティフ
ァクトの補正をする多値レベルラスタ形状から2値レベ
ルラスタ形状へのコンバータのブロック図である。
好ましい実施例の記載 以下に記載する装置及び方法は多値レベルから2値レ
ベルラスタ形状への変換の2つの問題、即ち、ドロップ
アウトを無くするか減少させること、及びステム幅エー
リアジングを避けるか減少させること、を解決する。一
般に、ドロップアウトの問題は、理論的に正しいカバー
レッジ値を著しく歪ませることの犠牲の上に連結性が保
持されるように2値レベルラスタ形状の計算を変形する
ことによりアドレスされ、ステム幅の問題は、以下で
「ヒント」又は「グリッド拘束」と称する情報を形状の
輪郭に追加することにより解決される。
以下では又、上記で参照した新規な多値レベルラスタ
形状発生器を用いて、所望の寸法の多値レベルラスタ形
状を効率的に計算し、多値レベル値を2値レベル値に変
換する特別なプロセスを実行する方法を記載する。多値
レベルラスタ形状を計算するこの効率的な方法を用いる
ことにより、本発明はHersch及びBetriseyにより記載さ
れた方法と同様に効率的であり、さらに、「グリッド拘
束」情報の必要性をなくしながら、カバーレッジ値の劣
化を最小化する、ドロップアウトの問題に対する解決を
生み出す。この変換は以下では新規な多値レベルラスタ
形状発生器により発生される多値レベルラスタ形状につ
いて記載するが、ここで記載する方法は多値レベルラス
タ形状を生成するために使用される方法とは独立であ
り、したがって、他の手段により生成される多値レベル
ラスタ形状に関しても作動する。
図5は画像表示システム100のブロック図である。画
像表示システム100は、ディジタルコンピュータ102と、
ラスタディスプレイ104と、コンピュータ102からの出力
を受け取るように結合されたラスタプリンタ106を備え
ている。コンピュータ102は理想形状の分析的記載を保
持する理想形状ライブラリ108と、ラスタ形状シンセサ
イザ110と、アプリケーションプログラム112と、既にシ
ンセサイズされたラスタ形状のキャシュ114と、出力デ
バイスドライバ116a,116bと、多値レベルから2値レベ
ルラスタ形状へのコンバータ118とを備えている。
コンピュータ102は又、その様々な要素の間のデータ
及び制御の転送のためのいくつかの相互接続を含み、そ
の接続はハードウエア及び/又はソフトウエアの相互接
続により実現されている。これらの相互接続の目的はこ
の直後に簡単に記載し、詳細な動作は後に説明する。
アプリケーションプログラム112はラスタ形状シンセ
サイザ110と、コンバータ118と、ラスタ形状キャシュ11
4と、デバイスドライバ116a,116bとに結合されており、
ある実施例においては、図5に示すように、理想形状ラ
イブラリ108に結合されている。アプリケーションプロ
グラム112は、理想形状ライブラリ108に結合されている
場合は、ライブラリ108に格納されるべき理想形状定義
を発生する。アプリケーションプログラム112は又理想
形状選択をラスタ形状シンセサイザ110に出力し、レベ
ル選択(2値レベル又は多値レベルのいずれかの選択)
をラスタコンバータ118に出力し、色/位置選択をデバ
イスドライバ116a,116bに出力する。
ラスタ形状キャッシュ114はアプリケーションプログ
ラム112からラスタ形状選択情報を受け取り、コンバー
タ118からラスタ形状を受け取り、そして、デバイスド
ライバ116a,116bにラスタ形状を出力するように結合さ
れている。各デバイスドライバ116a,116bはラスタ形状
キャッシュ114からラスタ形状を受け取り、アプリケー
ションプログラム112から色及び位置命令を受け取り、
出力デバイスにピクセル化されたディスプレイデータを
出力するように結合されている。デバイスドライバ116a
のための出力デバイスはラスタディスプレイ104であ
り、デバイスドライバ116bのための出力デバイスはプリ
ンタ106である。
他の相互接続は、シンセサイザ110とライブラリ108の
間の、シンセサイザ110がライブラリ108から理想形状輪
郭記述を要求する信号線と、ライブラリ108がその記述
を与える信号線とを含んでいる。シンセサイザ110は多
値レベルラスタ形状をコンバータ118に出力する。いく
つかの実施例においては、コンバータ118は、ライブラ
リ108により供給されるか又はシンセサイザ110により通
過させられる、その動作における理想形状の記述を利用
する。図5はライブラリ108により与えられている形状
記述を示している。
1実施例においては、アプリケーションプログラム11
2は、ウィンドウシステム、ワードプロセッサ、デスク
トップ・パブリッシング・プログラム、スプレッド・シ
ート・プログラム又はグラフィク・ディスプレイ・ツー
ルでよい。アプリケーションプログラム112の実際の動
作は、ラスタ形状として表示されるべき理想形状を選択
し、ラスタ形状を理想形状から合成されるようにし、2
値レベルと多値レベルラスタ形状のいずれを出力するか
を選択し、又はラスタ形状をデバイスドライバに出力さ
せる限り、重要ではない。アプリケーションプログラム
112が、ディスプレイ104又はプリンタ106のいずれかの
ラスタ画像上の所与の位置において所与の色で形状を表
示したいと望む、とそれは所望の形状をラスタ形状キャ
ッシュ114に示し、その結果のラスタ形状は出力デバイ
スに出力される。形状の色及び位置はキャッシュ内の正
しいラスタ形状を見つけるためには必要とされず、それ
らのパラメータは出力デバイスに直接渡される。ラスタ
形状キャッシュ114が所望の形状をすでに含んでいない
場合は、アプリケーションプログラム112はシンセサイ
ザ110にラスタ形状を生成させてそれをラスタ形状キャ
ッシュ114の中に配置する。
これに替えて、ラスタ形状キャッシュ114は必要な制
御手段を含んで必要に応じてラスタ形状の合成を要求す
るようにしてもよい。いくつかの実施例においては、ア
プリケーションプログラム112は理想形状ライブラリ108
に収納されるべき新たな形状記述を生成可能であるが、
他の実施例においては、理想形状ライブラリ108を変形
するために別のアプリケーションプログラムが必要とさ
れる。
他の実施例においては、必要なときにラスタ形状を生
成するシンセサイザ110を用いることにより、ラスタ形
状キャッシュ114を完全に無くしてもよい。大部分は、
コンバータ118はキャッシング無しにシンセサイザ110に
より出力された形状を単純に変換する。いくつかの実施
例においては、ラスタ形状はさらなる処理のためにアプ
リケーションプログラムに戻される。そのさらなる処理
の後に、ラスタ形状はアプリケーションプログラム112
からデバイスドライバ116a,116bに直接出力され得る。
図6はラスタコンバータ118(1)のより詳細な1実
施例を示す。コンバータ118(1)はドロップアウト警
報(ウォーニング)発生器120と、丸めモヂュール122と
マルチプレクサ124とを備えている。コンバータ118
(1)の相互接続はカバーレッジ値のアレイの形態をし
た多値レベルラスタ形状を受け取るラスタ形状入力を含
み、各カバーレッジ値はラスタ形状を境界付ける境界ボ
ックス内のピクセルに関係しており、その中でカバーレ
ッジ値はラスタ形状によりカバーされている関連するピ
クセルの端数(フラクション)と、ドロップアウト警報
発生器に入力される軌跡とを示しており、ドロップアウ
ト警報器はその軌跡を受け取りそれからドロップアウト
警報が計算される。輪郭のためのコンバータ118(1)
の入力も与えられる。この入力はドロップアウト警報発
生器120の入力を形成する。
ラスタ形状入力は丸めモジュール122の形状入力と、
マルチプレクサ124のM入力に結合されている。警報発
生器120の出力は丸めモジュール122の入力に結合され
て、それに対するドロップアウト警報のアレイを通過さ
せる。丸めモジュール122の出力はマルチプレクサ124の
B入力に結合されており、マルチプレクサ124の出力は
コンバータ118(1)の出力を形成している。マルチプ
レクサ124は又選択入力を有し、それはアプリケーショ
ンプログラム112により制御される。
コンバータ118(1)の動作を次に説明する。コンバ
ータに対する入力は多値レベルラスタ形状である。選択
入力が多値レベルラスタ形状を使用すべきであるという
信号を出すと、マルチプレクサはマルチプレクサ124の
M入力から多値レベルラスタ形状をコンバータ118
(1)の出力に変化させないで出力する。選択入力が2
値レベルラスタ形状を使用すべきであるという信号を出
すと、丸めモジュール122の出力はマルチプレクサ124の
B入力を通ってマルチプレクサ124から出力される。警
報発生器120の動作を図7〜8と関係付けて記載する。
図7は図示されたピクセルa1,b1,c1,a2,b2,c2,a3,b3,
c3を持つ境界ボックスの一部を示す。図7は又、2つの
ドロップアウト警報150(1)〜(2)を示し、その各
々は中央がひし形の太線で示されている。ドロップアウ
ト警報は、2つのピクセル間に配置されて、多値レベル
カバーレッジ値から2値レベルカバーレッジ値に変換す
るときは両ピクセルを0のカバーレッジ値に丸め落とし
てはならない、ということを示している。なぜなら、そ
のようにすると、ドロップアウトを導入することになる
からである。ドロップアウトは、ドロップアウトが取り
付けられているピクセルと、ドロップアウトが取り付け
られているピクセルのエッジを指示することにより完全
に特定される。これに替えて、ドロップアウトはそのド
ロップアウトに隣接する2つのピクセルを特定するこ
と、又はそのドロップアウト警報が垂直か水平かを特定
し、その警報の左に対する(垂直の警報に対して)又は
上の(水平の警報に対して)ピクセルを特定することに
より特定される。警報発生器120から丸めモジュール122
(図6参照)まで通過するドロップアウト警報のアレイ
は、境界ボックスに比例するサイズの固定アレイ又は多
数の警報に比例するサイズの可変長リストのいずれでも
よい。
図8はドロップアウト警報が如何にして丸めモジュー
ル122により遂行される丸め処理に関係するかを示す。
図8は4つの境界ボックスを示し、各々は図3のように
文字の表示を含むが、ドロップアウト警報を追加してい
る。参考までに、境界ボックス内のピクセルのローは1
〜8の数字でラベルされており、コラムは文字A〜Hで
ラベルされている。左上の境界ボックスは文字の輪郭
と、その輪郭に対する多値レベルカバーレッジ値と、ピ
クセル対D1−D2,E1−E2,D7−D8、及びE7−E8の間の4つ
のドロップアウト警報とを示している。右上の境界ボッ
クスは、左上の境界ボックス内のカバーレッジ値から得
られる多値レベルラスタ形状のグレイレベルを示してい
る。
左下の境界ボックスは2値レベルカバーレッジ値のア
レイ上に横たわる輪郭を示している。ピクセルD1,E1,D8
及びE8の多値レベルカバーレッジ値はすべて0であり、
ピクセルD2,E2,D7及びE7の多値レベルカバーレッジ値は
すべて0.3であり、したがって、ドロップアウト警報な
しでは、それらはすべて0に丸められる。これに対し
て、ドロップアウト警報は、その警報に隣接する少なく
とも1つのピクセルは1に丸められるべきであるとうい
ことを示している。どのピクセルを丸めるかを決定する
に際して、丸めモジュール122はドロップアウト警報に
隣接する2つのピクセルのカバーレッジ値を参照し、両
者が0.5より小さいならば、2つのうちの最も大きいも
のを丸める。こうして、ピクセルD2,E2,D7及びE7は左下
の境界ボックスにおいて1に丸められる。右下の境界ボ
ックスは得られた2値レベルラスタ形状を示している。
図9は評価の順序が如何にして得られた2値レベルラ
スタ形状に影響をあたえることができるかを示してい
る。図9において、カバーレッジ値B1=0.4,B2=0.3、
及びC2=0.2と、2つのドロップアウト警報B1−B2及びB
2−C2を持つロー1〜3及びコラムA〜Cの9個のピク
セルの境界ボックスの一部が示されている。丸めモジュ
ールがB1−B2を最初に処理すると、B1は上に丸められ、
2は下に丸められる。B1はドロップアウト警報に隣接す
る1.0のカバーレッジ値を持つ少なくとも1つのピクセ
ルという要求を満たすので、B2は下に丸められる。この
時にカバーレッジ値を実際に変化させる代わりに、ピク
セルB1は上に丸められるピクセルであるとするマークを
付けるだけでもよい。丸めはすべてのピクセルがマーク
付けされた後に生じ、こうして元のカバーレッジを試験
に利用可能にする。ピクセルB2−C2の間のドロップアウ
ト警報は次いで処理され、C2より高いカバーレッジ値を
持つピクセルB2は上に丸められるようにマークされる。
この評価順序はピクセルB1及びB2を1に丸め、C2を0
に丸める。ドロップアウト警報が他の順序、B2−C2次い
でB1−B2で評価されると、C2より大きいB2は上に丸めら
れるが、ドロップアウト警報B1−B2はB1,B2の少なくと
も1つのピクセルが上に丸められるということを考慮に
入れるので、B1は上に丸められない。経験は評価の順序
はそれほど実際的な重要性を持っておらず、任意の他の
順序が受け入れ可能な結果を与える、ということを示し
た。
図10〜11は如何にしてドロップアウト警報発生器120
が警報を配置するかを示している。図10において、ピク
セルグリッドの部分190が軌跡192及びドロップアウト警
報194のチェーンとともに示されている。そのように配
置されたドロップアウト警報194により、丸めモジュー
ル122は軌跡192に接触する最初のピクセル(ピクセルA
8)から最後(ピクセルH1)までの1のカバーレッジ値
を持つピクセルの連続経路が与えられることを確実化す
る。好ましい実施例においては、軌跡は形状の輪郭から
計算される。
図11はドロップアウト警報がどのように選択されるか
をより詳細に示している。図11は4つのピクセルA1,A2,
B1及びB2上の軌跡200を、ピクセルを4つに分割する中
央ピクセルライン202と共に示している。また、4つの
ドロップアウト警報204(1)〜(4)及び軌跡と中央
ピクセルラインとの間の交点206(1)〜(4)も示さ
れている。ドロップアウト警報は軌跡200と中央ピクセ
ルライン202の間の各交点に最も近い位置で作られる。
図12は図11の変形であり、軌跡200の直線セグメント
で作られた近似210が、かわりに用いられている。近似2
10と中央ピクセルライン202との交点は同一のドロップ
アウト警報を生成するが、これは必ずしもそうであると
は限らない。これで、ドロップアウトを避けることにつ
いての記載は完了し、次にステム幅エーリアジングの処
理に用いられる技術を記載する。
図13はライン220の理想充満輪郭とライン220の輪郭に
近似するラスタ形状とを示している。図13(A)はピク
セル化が考慮される前の充満輪郭を示し、これは形状の
理想輪郭である。ライン220は1.5ピクセル幅であり、ピ
クセルの1コラム(左のコラムL)を完全にカバーして
おりピクセルの他のコラム(右のコラムR)を部分的に
カバーしている。
図13(B)において、ライン220は多値レベルラスタ
形状により表されている。ラスタ形状のカバーレッジ値
は図13(B)においてはグレイレベルで表されている。
ライン220は1.5ピクセル幅で左側のコラムを完全にカバ
ーしているので、左のコラム内のピクセルに対するカバ
ーレッジ値は1.0であり、右のコラム内のピクセルに対
するカバーレッジ値は0.5である。図13(B)に示され
る多値レベルラスタ形状が、0.5の固定しきい値を用い
る2値レベル形状に変換されると、左及び右の両コラム
のピクセルは1に丸められ、結果として得られる2値レ
ベルラスタ形状におけるライン220の厚さは2ピクセル
となる。元のラインの厚さが若干少なくて、その左側の
エッジが同一位置にあったとすると、結果として得られ
るラインは結果として得られる2値レベルラスタ形状に
おける丁度1ピクセルの厚さとなるであろう。元の多値
レベル形状における小さい変化が、結果として得られる
2値レベル形状における大きい変化になるこのプロセス
は、ステム幅エーリアジングの原因である。この効果を
避けるために、可変しきい値が用いられる。
図13(C)は各ピクセルのしきい値を示す。この例で
は、しきい値は、各しきい値がチェッカーボードパター
ン内のピクセルに割り当てられて、ピクセル間で1/3と2
/3の間で変化する。チェッカーボードパターンの故に、
この技術は垂直ライン及び水平ラインの対して良好に作
用する。1/3と2/3しきい値のチェッカーボードパターン
が示されているが、他のしきい値関数も同様に良好に作
用可能である。効率的な実現のために、しきい値はピク
セル位置の単純な関数であるべきである。図13(C)に
おいては、例えば、しきい値関数は、x及びyをピクセ
ルの座標とすると、(((x+y)mod2)+1)/3であ
る。1/3と2/3のしきい値は必要ではなく、しきい値の平
均は0.5に近いことが好ましい。代替のしきい値関数
は、2つ以上のしきい値が境界ボックスにわたって分布
しているものである。
図13(D)は可変しきい値丸めから得られる2値レベ
ルラスタ形状を示している。左のコラム内のすべてのピ
クセルはカバーレッジ値が1であり、したがってそれら
は常に1に丸められるが、右のコラム内のピクセルの丸
めは変化する。各ピクセルは0.5のカバーレッジ値を有
し、したがって、しきい値が1/3であれば、カバーレッ
ジ値は上に丸められ、しきい値が2/3であれば、カバー
レッジ値は下に丸められる。
図13(E)は図13(D)の2値レベルラスタ形状に基
づいて出力デバイスがプリントするものを示しており、
デバイスの出力に現れるピクセルが幾分丸められてい
る。図13(F)は図13(D)の2値レベルラスタ形状を
表示しているラスタデバイスの出力が、その出力から充
分な距離にある観察者にどのように見えるかを示してい
る。図13(F)に示すように、観測者が見えるものは明
らかに理想形状である。この利益のある効果は図14に示
すソフトウエアにより提供される。
図14は、可変しきい値関数を用いてステム幅エーリア
ジングを補正する、多値レベルラスタ形状から2値レベ
ルラスタ形状へのコンバータ118(2)のブロック図で
ある。形状コンバータ118は、2つのラスタ形状入力の
どれを出力に結合するかを選択する入力を持つマルチプ
レクサ124を含んでいる。ラスタ形状入力の1つはコン
バータ118への多値レベルラスタ形状入力であり、他は
多値レベルラスタ形状から得られた2値レベルラスタ形
状である。こうして、2値レベルラスタ形状を得る装置
部分を除き、コンバータ118(2)はコンバータ118
(1)と類似している。
コンバータ118(2)は可変しきい値丸めモジュール2
30としきい値発生器232を含んでいる。モジュール230
は、各カバーレッジ値が境界ボックス内のピクセルに関
係しているカバーレッジ値のアレイの形態で多値レベル
ラスタ形状を受け取る入力を有している。モジュール23
0は又しきい値発生器232からの各ピクセルのしきい値を
受け取る入力を有している。しきい値発生器232はコン
バータ118(2)への多値レベルラスタ形状入力からの
ピクセル位置情報を受け取る入力を含んでいる。ある場
合には、カバーレッジ値に関連するピクセルの位置はカ
バーレッジ値内に潜在的に含まれており、したがって、
この入力は必要ではない。しきい値発生器232はしきい
値関数に対する入力を含んでいる。しかしながら、いく
つかの実施例においては、しきい値関数は固定でありこ
の入力は使用されない。
動作において、多値レベルラスタ形状と、多値レベル
ラスタ形状が2値レベルラスタ形状に変換されるべき否
かを示す制御信号とがコンバータ118(2)に入力され
る。形状が変換されるべきではない場合は、多値レベル
ラスタ形状が出力される。そうでない場合は、多値レベ
ルラスタ形状は丸めモジュール230に入力され、その丸
めモジュール230はしきい値発生器232により提供される
可変しきい値を用いて多値レベルラスタ形状を2値レベ
ルラスタ形状に変換する。
図15は、ドロップアウトと非対称ピクセル化アーティ
ファクトの両方を補正する、多値レベルラスタ形状から
2値レベルラスタ形状へのコンバータ118(3)のブロ
ック図である。コンバータ118(3)はコンバータ118
(1)とコンバータ118(2)の組み合わせに類似して
いる。コンバータ118(3)はドロップアウト警報発生
器120、マルチプレクサ124と、2値レベル発生器234
と、しきい値発生器232とを含んでいる。コンバータ118
(3)において、コンバータ118(3)の多値レベルラ
スタ形状入力はドロップアウト警報発生器120と、しき
い値発生器232(位置情報が潜在的に含まれていない場
合)と、2値レベル発生器234とマルチプレクサ124とに
結合されており、警報発生器120としきい値発生器232と
の出力は2値レベル発生器234の入力に結合されてい
る。輪郭のためのコンバータ118(3)の入力も与えら
れる。この入力はドロップアウト警報発生器120に対す
る入力となる。
動作において、2値レベル発生器234は、ドロップア
ウト警報及びしきい値に基づいて、入力多値レベルラス
タ形状内の各カバーレッジ値を0又は1に丸める。警報
発生器120はどのピクセル対が両方ともゼロに丸められ
るべきではないかを指示する。ドロップアウト警報対内
の両ピクセルに対するカバーレッジ値がそれぞれのしき
い値より小さい場合、2値レベル発生器234はその2つ
のピクセルの内の1つを上に丸めるためのマーク付けを
する。これに替えて、ピクセルのしきい値を0に変え
て、カバーレッジ値が上に丸められることを確実化して
もよい。
上記の装置を用いることにより、ドロップアウト及び
非対称ピクセル化アーティファクトの問題を避けなが
ら、多値レベルラスタ形状を効率的に2値レベルラスタ
形状に変換することができる。上記の記載は例示であっ
て限定的なものではない。この開示をレビューすること
により、本発明の多くの変形が当業者に明らかになる。
端末なる例として、コンピュータ102は、分散された
計算機リソースを持つ、より汎用の計算機環境であって
もよい。ディスプレイ104は、ビデオレコーダ又は画像
格納手段のような他の画像処理装置で置き換えることが
できる。プリンタ106はレーザプリンタ、インクジェッ
トプリンタ、又はインパクト・ドット・マトリックス・
プリンタでよい。
本発明の範囲は、したがって、上記の記載を参照して
決定されるべきでは無く、添付の請求の範囲及びその均
等の完全な範囲を参照して決定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/40 103A (56)参考文献 特開 平3−69995(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 G06T 5/00 G09G 5/36 H04N 1/403

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形状輪郭から2値レベルラスタ形状を発生
    する方法であって、 ピクセルグリッドに対して該形状輪郭を位置付けるステ
    ップと、 該位置付けられた形状輪郭を全体的に取り囲む該ピクセ
    ルグリッドの境界領域を特定するステップであって、該
    境界領域は該境界領域内にあるピクセルのセットによっ
    て特徴付けられており、該ピクセルのセットにおける各
    ピクセルは該境界領域に対するピクセルの位置によって
    特徴付けられているものと、 該形状輪郭を表す多値レベルラスタ形状を発生するステ
    ップであって、該多値レベルラスタ形状は多値レベルカ
    バーレッジ値のアレイとして記憶可能であって、各多値
    レベルカバーレッジ値は該ピクセルのセットのうちの1
    つのピクセルと関連しており、また各多値レベルカバー
    レッジ値は2以上の複数の可能なカバーレッジ値から選
    択されるものと、 前記位置付けのステップの結果を用いて、少なくとも1
    対の隣接するピクセルをドロップアウト警報で特定する
    ステップと、 該特定するステップで特定された各対のピクセルのうち
    の少なくとも1つのピクセルにフラグを立てるステップ
    と、 可変しきい値関数から、該ピクセルのセットにおける各
    ピクセルに対するしきい値を計算するステップであっ
    て、該ピクセルのセットにおけるすべてのピクセルが同
    じしきい値を得ることがないように、該可変しきい値関
    数が変化しうるものと、 該多値レベルカバーレッジ値のアレイにおける各多値レ
    ベルカバーレッジ値を、カバーされた値およびカバーさ
    れない値から選択された2値レベルカバーレッジ値に丸
    めるステップであって、該多値レベルカバーレッジ値は
    該多値レベルカバーレッジ値が該カバーされない値と該
    しきい値との間にある時に該カバーされない値に丸めら
    れ、また該多値レベルカバーレッジ値は該多値レベルカ
    バーレッジ値が該カバーされない値と該しきい値との間
    にない時は該カバーされた値に丸められ、該丸めるステ
    ップは、丸められた多値レベルカバーレッジ値と関連す
    るピクセルが該フラグを立てるステップでフラグを立て
    られたならば、その値にかかわらず、該多値レベルカバ
    ーレッジ値を該カバーされた値に丸めるステップを含む
    もの、 とをそなえる方法。
  2. 【請求項2】該関連するピクセルがフラグを立てられて
    おり、かつ該関連するピクセルの対のピクセルのカバー
    レッジ値が既に該カバーされない値に丸められていた時
    には、該丸めるステップの一部として、該多値レベルカ
    バーレッジ値がその値にかかわらず該カバーされた値に
    丸められる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】該ピクセルの対を特定するステップが、 該形状輪郭の1つのエッジと中央ピクセルラインとの交
    点に最も近いピクセルを特定するステップと、 該ピクセルのエッジをドロップアウト警報として特定す
    るステップと、 を更にそなえる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】該ピクセルのエッジを特定するステップ
    は、該形状輪郭に集団的に接近する複数のピクセルのエ
    ッジを特定するステップを更にそなえ、該ピクセルのエ
    ッジをドロップアウト警報として特定するステップは、
    該複数のピクセルのエッジにおける各ピクセルのエッジ
    をドロップアウト警報として特定するステップを更にそ
    なえている、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】該ピクセルのエッジを特定するステップ
    は、該形状輪郭と中央ピクセルラインとの交点を位置付
    けるステップをそなえる、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】該ピクセルのエッジを特定するステップ
    は、 該形状輪郭を一連のジャンプをそなえた軌跡に変形する
    ステップであって、該ステップが該形状輪郭に接近した
    直線であるものと、 該軌跡の各交点と各中央ピクセルラインとを特定するス
    テップ、 とをそなえる、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】該複数のピクセルのエッジを特定するステ
    ップは、該形状輪郭と該中央ピクセルラインとの各交点
    を特定するステップと、かかる各交点に最も近いピクセ
    ルのエッジを特定された該複数のピクセルのエッジに加
    えるステップとをそなえる、請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】該複数のピクセルのエッジを特定するステ
    ップは、 該形状輪郭を1つ以上の軌跡に変形するステップであっ
    て、各軌跡は一連のジャンプをそなえ、該ジャンプは該
    形状輪郭に接近した直線であるものと、 該1つ以上の軌跡と該中央ピクセルラインとの各交点を
    特定し、かかる各交点に最も近いピクセルのエッジを特
    定された該複数のピクセルのエッジに加えるステップ、 とをそなえる請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】形状輪郭から2値レベルラスタ形状を発生
    する方法であって、 ピクセルグリッドに対する形状輪郭を位置付けるステッ
    プと、 該位置付けられた形状輪郭を全体的に取り囲む該ピクセ
    ルグリッドの境界領域を特定するステップであって、該
    境界領域は該境界領域内にあるピクセルのセットによっ
    て特徴付けられており、該ピクセルのセットにおける各
    ピクセルは該境界領域に対するピクセルの位置によって
    特徴付けられているものと、 該形状輪郭を表す多値レベルラスタ形状を発生するステ
    ップであって、該多値レベルラスタ形状は多値レベルカ
    バーレッジ値のアレイとして記憶可能であって、各多値
    レベルカバーレッジ値は該ピクセルのセットのうちの1
    つのピクセルと関連しており、また各多値レベルカバー
    レッジ値は2以上の複数の可能なカバーレッジ値から選
    択されるものと、 可変しきい値機能から、該ピクセルのセットにおける各
    ピクセルと関連したしきい値を計算するステップであっ
    て、該ピクセルのセットにおけるすべてのピクセルが同
    じしきい値を得ることがないように、該可変しきい値機
    能が変化しうるものと、 該多値レベルカバーレッジ値のアレイにおける各多値レ
    ベルカバーレッジ値を、カバーされた値およびカバーさ
    れない値から選択された2値レベルカバーレッジ値に丸
    めるステップであって、関連したピクセルに対する多値
    レベルカバーレッジ値は、該多値レベルカバーレッジ値
    が該カバーされない値と該関連したピクセルに対する該
    しきい値との間にある時に該カバーされない値に丸めら
    れるものと、 該多値レベルカバーレッジ値と該2値レベルカバーレッ
    ジ値のいずれかを出力するステップと、 をそなえる方法。
  10. 【請求項10】該しきい値が該カバーされた値と該カバ
    ーされない値との間の値であり、該カバーされた値は該
    形状輪郭によって完全にカバーされたピクセルに割り当
    てられた値であり、該カバーされない値は該形状輪郭に
    よって完全にはカバーされないピクセルに割り当てられ
    た値である、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】1つのピクセルと関連した該しきい値が
    第1のしきい値と第2のしきい値との間でピクセルから
    隣接するピクセルへと交互に変化し、該第1のしきい値
    が該カバーされない値と該カバーされた値との平均値よ
    り該カバーされない値により接近した値であり、該第2
    のしきい値が該平均値より該カバーされた値により接近
    した値である、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】画像を示唆するための2つの色のうちの
    1つにそれぞれ着色される各ピクセルのグリッドを用い
    て画像を表示するラスタディスプレイと、 該ラスタディスプレイの分解能によって制限されない少
    なくとも1つの閉じた外形をそなえた輪郭によってそれ
    ぞれ描かれた理想的な形状を記憶する記憶手段と、 装置パラメータ入力手段と該記憶手段とに結合された関
    係付け手段であって、装置分解能パラメータを受け入れ
    て、該記憶手段から受け入れた理想的な形状を該ラスタ
    ディスプレイのピクセルグリッドに関係付けるものと、 該関係付け手段と該記憶手段とに結合された多値レベル
    充填手段であって、該輪郭と該ピクセルグリッドとにも
    とづいて多値レベルラスタ形状を発生させるものと、 該ピクセルグリッドの各ピクセルに対して多値レベルカ
    バーレッジ値を受け入れるために結合されたラスタ形状
    記憶手段であって、該多値レベルラスタ形状は多値レベ
    ルカバーレッジ値のアレイとして記憶可能であり、各多
    値レベルカバーレッジ値は該ピクセルのセットにおける
    1つのピクセルと関連しており、各多値レベルカバーレ
    ッジ値は2つ以上の複数の可能なカバーレッジ値から選
    択されたものと、 該多値レベルラスタ形状から2値レベルラスタ形状を発
    生させる丸め手段であって、該多値レベルラスタ形状の
    多値レベルカバーレッジ値はカバーされた値とカバーさ
    れない値のうちの1つに丸められ、該多値レベルカバー
    レッジ値が該カバーされた値と該丸められたピクセルと
    関連するしきい値との間にある時に該多値レベルカバー
    レッジ値を該カバーされた値に丸めるように形成され、
    そうでない時は該多値レベルカバレージ値を該カバーさ
    れない値に丸めるように形成され、該ピクセルと関連し
    た各しきい値は、すべてのピクレルが該ピクセルと関連
    する同じしきい値を有さないように変化しうるものと、 該丸め手段と該ラスタディスプレイとに結合されて、該
    ピクセルと関連するカバーレッジ値が該カバーされない
    値である時に、該ラスタディスプレイで該2つの色のう
    ちの第1の色のピクセルを表示させるようにし、該ピク
    セルと関連する該カバーレッジ値が該カバーされた値で
    ある時は該2つの色のうちの第2の色のピクセルを表示
    させるようにした手段、 とをそなえるワークステーション。
  13. 【請求項13】該ピクセルと関連する該しきい値が第1
    のしきい値と第2のしきい値の間でピクセルから隣接す
    るピクセルへと交互に変化し、該第1のしきい値は該カ
    バーされない値と該カバーされた値との平均値より該カ
    バーされない値により接近した値であり、該第2のしき
    い値は該平均値より該カバーされた値により接近した値
    である、請求項12に記載のワークステーション。
  14. 【請求項14】該ラスタディスプレイは1つ以上のラス
    タ形状を同時に表示可能であり、1つのラスタ形状に用
    いられる該2つの色は、該ラスタディスプレイに同時に
    表示される他のラスタ形状に用いられる2つの色と必ず
    しも同じでない、請求項12に記載のワークステーショ
    ン。
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