JP3174224B2 - 電子部品の観察装置 - Google Patents

電子部品の観察装置

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JP3174224B2 JP25680794A JP25680794A JP3174224B2 JP 3174224 B2 JP3174224 B2 JP 3174224B2 JP 25680794 A JP25680794 A JP 25680794A JP 25680794 A JP25680794 A JP 25680794A JP 3174224 B2 JP3174224 B2 JP 3174224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の観察装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TCP(Tape Carrier Package)
等の電子部品をLCD等の基板に実装する直前に、電子
部品の観察装置により、光学的に電子部品のパターン面
を観察し、位置ずれなどを補正した上で、基板に実装す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、電子部品を観察
するには、一般にカメラの光軸を移動する必要があり、
また何らかの光源が必要となるが、従来の電子部品の観
察装置では、点光源を用いており、カメラで電子部品の
パターン面を観察する際、パターン面のうちカメラの視
野が位置する部分を明るくするために、カメラと光源を
一体的に移動させていた。さらに具体的には、第1にカ
メラ又はそのカメラに接続されると点光源を一体的に剛
結してこれを移動させるものと、第2にカメラ又はその
カメラ接続される鏡筒と、点光源とを別体に構成し、こ
れらを同期的に移動させるというものがある。
【0004】しかしながら、電子部品の観察装置は、通
常電子部品実装装置のなかに組み込まれて使用されるも
のであり、電子部品の観察装置の周囲には種々の部材が
入り組んで配置されるものである。したがって、このよ
うに、カメラの他にも移動する部材があると、光学系が
大がかりになり他の部分と干渉を生じやすく不適切であ
るという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、移動する部材が少なくシ
ンプルな電子部品の観察装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品の観察
装置は、電子部品を保持する保持部と、電子部品のパタ
ーン面に向けて光を照射する照明器と、電子部品のパタ
ーン面を観察するカメラとを備え、照明器は、カメラの
視野の移動方向に平行なライン状の発光部を備える。
【0007】
【作用】上記構成において、電子部品のパターン面に向
けて光を照射する照明器を備えているので、照明器をカ
メラの視野移動に合わせて移動させる必要がなく、それ
だけ移動する部材を減らすことができ、シンプルな構成
とすることができる。
【0008】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例における電子
部品の観察装置の斜視図、図2は本発明の第1の実施例
における電子部品の観察装置のブロック図である。図1
中、1は側縁部に多数の電極2aが狭ピッチを介して列
設された電極群2を有するガラス基板(LCD)であ
る。また、電極群2の上には電子部品4のパターン面に
形成されたリード4aを接着するために異方性導電テー
プ3が貼着されている。
【0010】5は電子部品4のパターン面(図1では下
面)の反対側の面(上面)を吸着することにより、電子
部品4を水平に保持するノズルである。また、ノズル5
は、図2に示すように、移動テーブルなどの搬送機構部
20によってXYZ方向に移動するようになっている。
本実施例では、ノズル5が保持部に対応する。
【0011】次に、移動手段について説明する。6はガ
ラス基板1の側縁部と平行に設けられるガイドレールで
あり、ガイドレール6には一対のスライダ7、スライダ
8がスライド自在に係合している。またSはガイドレー
ル6と平行に回転自在に軸支されるボールネジであり、
ボールネジSの中央よりも図1の左側に左ネジ部S1、
右側に右ネジ部S2が、それぞれ等ピッチで形成されて
いる。スライダ7の側面には左ネジ部S1に螺合するナ
ット部N1が固定され、またスライダ8の側面には右ネ
ジ部S2に螺合するナット部N2が固定されている。ま
たMはボールネジSを正逆方向に回転させるモータであ
り、モータMを駆動すると、スライダ7、スライダ8を
ボールネジSの中央部を中心に、対称に移動させること
ができる。
【0012】スライダ7にはカメラ9、スライダ8には
カメラ10が、それぞれ載置されており、カメラ9は鏡
筒11、カメラ10は鏡筒12に、それぞれ接続されて
いる。もちろん鏡筒11、鏡筒12は、電子部品4のパ
ターン面に向けて上向きにセットされている。また、図
2も参照しながら説明するが、鏡筒11、鏡筒12に
は、それぞれガラス基板1の電極2aや位置合わせマー
ク等を同軸落射により認識するために、光源部24が発
する光のオン/オフするシャッター部23、光ファイバ
13、光ファイバ14が、それぞれ接続されている。な
お、光ファイバ13、光ファイバ14を経由する光の光
路L1を上方へ向けるために鏡筒11、鏡筒12には、
それぞれハーフミラー11a、ハーフミラー12aが内
蔵されている。
【0013】さて、15は斜め下方から電子部品4のパ
ターン面に向けて光を照射する照明器である。ここで、
照明器15はガラス基板1が位置決めされる場所の下方
に固定されており、移動手段を有しない。従来の技術の
項でも述べたが、図1に示しているように、照明器15
の周囲はかなり部材が入り組んで配置されるものであ
る。さらに、図1では図示を省略しているが、実際に
は、ガラス基板1を位置決めする部材などが照明器15
の周囲に配置される。したがって、照明器15に相当す
る部材は、できるだけコンパクトになっている必要があ
る。ここで、従来の構成のように、照明器15に相当す
る部材が移動手段を有していると、部材同士の干渉を回
避することが非常に難しくなる。
【0014】照明器15の上部には、カメラ9、カメラ
10の視野の移動方向(本実施例では鏡筒11、鏡筒1
2の移動方向である)と平行なライン状の発光部16が
露呈している。即ち、照明器15は、上記移動方向と平
行な線光源を有しており、照明器15を移動しなくと
も、電子部品4のパターン面に形成されたリード4a
(図1において、ガラス基板1の電極群2に対面する側
に設けられている)が、十分認識できる程度明るく照ら
されるものである。
【0015】図2において、21はCPU等からなり全
体(搬送機構部20、シャッター部23、照明器15を
含む)を制御する制御部、22はカメラ9、カメラ10
が出力する画像に基づいて、パターンマッチング等の処
理を行い、ノズル5に保持された電子部品4のリード4
aにおける、理想位置からの位置ずれを検出する位置ず
れ検出部である。位置ずれ検出部22が出力する位置ず
れ量は、制御部21に渡され、制御部21はこの位置ず
れ量を参照して、搬送機構部20を制御し、電子部品4
の位置ずれを補正する。なお、カメラ9、カメラ10
は、それぞれ外縁側のリード4aを観察するようになっ
ている。
【0016】次に図3〜図6(本発明の第1の実施例に
おける電子部品の観察装置の動作説明図)を参照しなが
ら、本発明の第1の実施例における電子部品の観察装置
の動作を説明する。まず図3に示すように、電子部品4
の観察を行う。すなわち、制御部21は、照明器15を
作動させ、発光部16から斜め上方に向けてライン状の
光をリード4aに向けて照射させ、電子部品4の外側の
リード4aの画像が、光路L2を経由して、鏡筒11、
鏡筒12に入射し、カメラ9、カメラ10が、リード4
aの画像を出力する。その後、上述したように、制御部
21は、電子部品4の位置補正を行う。ここで、一般に
電子部品4のリード4aの表面はざらつきを有してお
り、リード4aに照射された光は無指向的に反射され、
反射光の一部が鏡筒11、鏡筒12に入射する。
【0017】次に図4に示すように、制御部21は、搬
送機構部20を駆動してノズル5を少し上昇させ、電極
群2が形成されたガラス基板1の縁部を鏡筒11、鏡筒
12の上方へ位置させる。そして制御部21は、照明器
15を切るとともに、シャッター部23をオンの状態と
し、同軸落射照明をガラス基板1に照射する。そして、
ガラス基板1の位置を確認し、次工程で電子部品4の実
装を行う。
【0018】また、図5に示すように、電子部品4の外
縁側のリード4aの間の幅W1が狭いものから、図6に
示すように幅の広い電子部品4に品種変更が行われたと
きは、モータMを駆動して、鏡筒11、鏡筒12の光軸
の幅をW2に変更して対応する。
【0019】次に図7(本発明の第2の実施例における
電子部品の観察装置の要部正面図)を参照しながら、本
発明の第2の実施例を説明する。第2の実施例では、カ
メラ10及びその関連部材を省略し、1台のカメラ9で
構成している。このようにすれば、第1の実施例よりも
さらにシンプルな観察装置とすることができるが、その
かわり、図7の実線で示すように、両外縁部のリード4
aの一方を観察した後、鎖線で示すように、両外縁部の
リード4aの他方へ移動する工程が増えるので、観察に
要するタクトタイムは若干長くなる。なお、図7では第
1の実施例と同様の移動手段を設けてあるが、繰り返し
になるので図示は省略している。
【0020】なお、第1、第2の実施例では、カメラそ
のものを移動する構成を採用したが、カメラ自体は固定
しておき、カメラの視野のみを移動する光学系を採用し
てもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の電子部品の観察装置は、電子部
品を保持する保持部と、電子部品のパターン面に向けて
光を照射する照明器と、電子部品のパターン面を観察す
るカメラとを備え、照明器は、カメラの視野の移動方向
に平行なライン状の発光部を備えるので、移動する部材
を減らすことができ、シンプルな構成とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置の動作説明図
【図4】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置の動作説明図
【図5】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置の動作説明図
【図6】本発明の第1の実施例における電子部品の観察
装置の動作説明図
【図7】本発明の第2の実施例における電子部品の観察
装置の要部正面図
【符号の説明】
4 電子部品 5 ノズル 15 照明器 16 発光部 S ボールネジ S1 左ネジ部 S2 右ネジ部 N1 ナット部 N2 ナット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−251897(JP,A) 特開 平4−103200(JP,A) 特開 平5−41596(JP,A) 特開 昭61−126405(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を保持する保持部と、前記保持部
    に保持された電子部品のパターン面に向けて光を照射す
    る照明器と、前記保持部に保持された電子部品のパター
    ン面を観察するカメラとを備え、 前記照明器は、前記カメラの視野の移動方向に平行なラ
    イン状の発光部を備えることを特徴とする電子部品の観
    察装置。
  2. 【請求項2】前記カメラは、前記移動方向に移動自在に
    設けられた2台のカメラからなり、これらのカメラを前
    記移動方向に対称に移動させる移動手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品の観察装置。
  3. 【請求項3】前記カメラは、前記移動方向に移動自在に
    設けられた1台のカメラからなり、このカメラを前記移
    動方向に移動させる移動手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の電子部品の観察装置。
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