JP3173731U - 扇子用包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】扇子立ても兼ねることができる扇子用の包装箱において、扇子の背後に箱部分が表れることがなく、比較的安定性もよい扇子立てとして使用できるようにする。
【解決手段】箱本体底面に貼り付けられる扇立てとして、短冊状の薄い板体からなり、長手方向に一定間隔を置いて二箇所に横幅に渡る折り目が設けられることで、当該折り目を境に、第一端部、中央部、第二端部を形成し、前記折り目を折ることで、前記板体を前記第一端部を底面とする三角形状としたときに、斜め上方を向く面を構成する前記第二端部の両側縁近傍に、当該三角形状とした状態で上方側に向く位置に扇を嵌める凹所となる切欠きが形成された板状のフックを立設可能に設け、前記第一端部を折りたたんだ扇子立てが箱本体底面に収まる位置に貼り付け、前記第二端部の最先端に折り曲げ可能な薄い板状の舌部を設ける。
【選択図】 図4

Description

本考案は扇子用の包装箱に関し、特に、扇立てが設けられたものに関する。
扇子を飾るためには扇子立てが必要であり、通常は、扇子と別途購入する必要がある。これに対して、下記特許文献に記載の考案には、扇子を収納する細長い箱の開口縁に扇子を立てるたての切欠きを設けるとともに、箱全体を立てるための脚を折り畳み可能に設けた考案が示されている。このような考案に扇子を入れて販売すれば、別途扇子立てを購入する必要がなく、また、扇子を立てた状態から直ぐに収納して持ち運ぶことができる。
実用新案登録3036650号公報
しかしながら、上記考案は、扇子を入れる箱の長さは必ず扇子よりも長くなり、このような箱が扇子の背面に位置するので、箱の上部や下部が必ず扇子の背面に現れ、あまり見栄えがよいものではない。また、重い箱部分が上部に位置することで重心が高くなり、安定性が悪い。
本考案は、このような問題に鑑みて、扇子立ても兼ねることができる扇子用の包装箱において、扇子の背後に箱部分が表れることがなく、比較的安定性もよい扇子立てとして使用できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、細長い上方の開放した箱体からなる箱本体と、前記箱本体の開口を塞ぐ蓋と前記箱本体の底面に折り畳み可能に収納される扇立てとからなる扇子用包装箱である。そして、前記扇立ては、前記箱本体の底面と同じか底面より細い幅を有する短冊状の薄い板体からなり、長手方向に一定間隔を置いて二箇所に横幅に渡る折り目が設けられることで、当該折り目を境に、第一端部、中央部、第二端部が形成される。また、前記折り目を折ることで、前記板体を前記第一端部を底面とする三角形状としたときに、斜め上方または真横を向く面を構成する前記第二端部又は前記中央部の両側縁近傍に、当該三角形状とした状態で上方側に向く位置に扇を嵌める凹所となる切欠きが形成された板状のフック部が立設可能に設けられる。さらに、前記板体を、前記フック部が上方側に存するように、少なくとも一の折り目で折りたたんだ状態で、前記板体全体が前記箱本体底面に収まるような位置において、前記第一端部は最先端から所定範囲から形成される差込部以外の任意の範囲が前記箱本体底面に貼り付けられ、前記第二端部の最先端には折り曲げ可能な薄い板状の舌部が設けられる。
請求項2に記載の考案は、前記扇用包装箱において、前記差込部は前記舌部が入る隙間が形成される程度に、先端に向かって上方に傾斜しているものである。
以上のような構成により、本考案は次のような効果を奏する。
請求項1に記載の考案は、扇子立ては底面に収まるように収納可能であるので、扇子を箱本体に収納する際には、扇子立てを底面に収めて底敷きとして用いることができる。そして、扇子立てを用いる際には、前記折り目を折り曲げて全体を三角形状として、第二端部先端の舌部を第一端部の最先端の差込部と箱本体底面との間に差し入れることで、固定する。この状態でフック部は傾斜面又は垂直面に立設可能であり、フック部を立設させると上方を向いた切欠きが向かい合うので、この切欠きの間に開いた扇子の下端近傍を挿入することで扇子を立てることができる。本考案は、箱の底面に収まる短冊状の薄い板体を扇子立てとして用い、扇子の背面には箱面が現れることがないので、見栄えがよく、また、扇子立ての状態において、長くで重さのある箱本体が底部に位置するので比較的安定性が高い。
請求項2に記載の考案は、第一端部の最先端近傍と箱本体底面との間に隙間ができることで、第二端部先端の舌部を容易に差し入れることができる。
実施形態に係る扇子用包装箱の蓋を開けた状態を示す斜視図である。 実施形態に係る扇子用包装箱の分解斜視図である。 (a)は扇子立てを収納した状態の箱本体の縦断面図であり、(b)は扇子立てを取り出し状態を示す箱本体の縦断面図であり、(c)は扇子立てを組み立てた状態を示す箱本体の縦断面図である。 実施形態に係る扇子用包装箱の扇子立てを組み立てた状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1に本実施形態に係る扇子用包装箱Xの蓋を開いた状態を表す斜視図を示し、図2に扇子用包装箱Xの分解斜視図を示す。扇子用包装箱Xは、箱本体10、蓋20、扇子立て30とから構成される。
箱本体10は、対象となる扇子が入る大きさの細長い上方が開放した箱体により形成される。蓋20は箱本体10の上方から係合し、箱本体10の開口を塞ぐ、下方が開放した箱体により形成される。
扇子立て30は、箱本体10の底面に貼り付けられて固定されるものであり、細長い短冊状の厚紙により形成される。扇子立て30は長手方向に2箇所、幅方向に渡ってトムソンにより折り目を形成することで、第一端部31、中央部32、第二端部33が形成される。この内、第一端部31が最も短く、第二端部33が最も長く形成される。これらの長さにより、扇子立ての扇子を立てる角度が定まるが、長さの組み合わせは所望の角度に応じて適宜変更することが可能である。扇子立て30は収納時には中央部32と第二端部33との折り目で折りたたんで箱本体10の底面の底敷きとして収納される。
第一端部31の最先端近傍の一定範囲は先端に向かってやや上方に折り曲げられ微少な傾斜を有する差込部31aを形成しており、差込部31a以外の部分が箱本体10の底面に貼り付けられる。第一端部31が貼り付けられる位置は、中央部32を第一端部31と同一平面になるように伸ばした状態で、中央部32と第一端部31が箱本体10の底面に収まるような位置に定められる。
第二端部33は、最先端部が伸延されて舌部33aが形成され、舌部33aと第二端部33の最先端部との境にはトムソン刃で折り目が形成されることで舌部33aは折り曲げ可能に形成されている。また、第二端部33の先端近傍には、扇子保持体34が固定される。扇子保持体34は、厚紙を断面コの字状に曲げて形成たものであり、中央を構成する部分は、幅が第二端部33の幅と略一致し第二端部33に貼り付けられる。そして中央を構成する部分の両端から立ち上がるフック部34a、34aは、扇子立て30を箱本体10に収納したときに、箱本体10の開口に達しない幅に形成され、中央部32と第二端部33との折り目に向かう側面には扇子を嵌めるためのU字状の切欠きが形成される。
次に、以上のような構成を有する扇子用包装箱Xの使用方法について説明する。通常は、図1に示すように扇子立て30を箱本体10の底敷きとして収納し、この上に扇子を入れ、蓋20を閉じて、扇子を収納する。図3(a)に扇子立て30を収納した状態における箱本体10の縦断面図を示す。
扇子立てとして使用する場合は、中の扇子を取り出し、図3(b)に示すように扇子立て30の中央部32及び第二端部33を箱本体10の底面から取り出し、中央部32を略垂直に立て、第二端部33先端の舌部33aを内側に折り曲げて、この舌部33aを第一端部31の差込部31aと箱本体10の底面との間に差し込む。この際、差込部31aがやや上方に曲げられているので舌部33aを差込みやすい。以上の操作により、図3(c)に示すように、扇子立て30を三角形状に組み立てることができ、フック部34a、34aの切欠きがほぼ上方を向く。図4に扇子立て30を組み立てた状態の扇子用包装箱Xの斜視図を示す。この状態になれば、扇子Fの根元部分近傍をフック部34a、34aに嵌め、第二端部33に背面を支持させることで、扇子Fを立てることができる。
本実施形態に係る扇子用包装箱Xは、以上のような構成により、扇子立て30の扇子を支持する部分は扇子よりも短く形成することができるので、目立つことがなく、また、扇子立てとしたときに箱本体10が底部を構成するので比較的安定して扇子を立てることができる。
なお、上記実施形態では、フック部34a、34aを含む扇子保持体34を第二端部33に設けたが、中央部32に設けることもできる。この場合、フック部34a、34aは収納時に底面に当たることになるので、中央部32の裏面側に折り返すようにすればよい。
また、上記実施形態では、扇子立て30を箱本体10に収納する際に、第一端部31と中央部32との折り目のみを折りたたんだが、長さの組み合わせによっては、中央部32と第二端部33との折り目も折りたたんでもよい。この際、フック部34aは必要に応じて上方に折り曲げられることになる。
X 扇子用包装箱
F 扇子
10 箱本体
20 蓋
30 扇子立て
31 第一端部
31a 差込部
32 中央部
33 第二端部
33a 舌部
34 扇子保持体
34a フック部

Claims (2)

  1. 細長い上方の開放した箱体からなる箱本体と、
    前記箱本体の開口を塞ぐ蓋と、
    前記箱本体の底面に設けられる折り畳み可能に収納される扇立てとからなり、
    当該扇立ては、
    前記箱本体の底面と同じか底面より細い幅を有する短冊状の薄い板体からなり、長手方向に一定間隔を置いて二箇所に横幅に渡る折り目が設けられることで、当該折り目を境に、第一端部、中央部、第二端部が形成され、
    前記折り目を折ることで、前記板体を前記第一端部を底面とする三角形状としたときに、斜め上方または真横を向く面を構成する前記第二端部又は前記中央部の両側縁近傍に、当該三角形状とした状態で上方側に向く位置に扇を嵌める凹所となる切欠きが形成された板状のフック部が立設可能に設けられ、
    前記板体を、前記フック部が上方側に存するように、少なくとも一の折り目で折りたたんだ状態で、前記板体全体が前記箱本体底面に収まるような位置において、前記第一端部は最先端から所定範囲から形成される差込部以外の任意の範囲が前記箱本体底面に貼り付けられ
    前記第二端部の最先端には折り曲げ可能な薄い板状の舌部が設けられるものである
    扇子用包装箱。
  2. 前記差込部は前記舌部が入る隙間が形成される程度に、先端に向かって上方に傾斜しているものである請求項1に記載の扇子用包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107280255A (zh) * 2017-08-02 2017-10-24 安吉六合工艺品有限公司 扇子架

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