JP3173373B2 - 疑似ランダム2進法シーケンスパターンの発生方法および発生装置 - Google Patents

疑似ランダム2進法シーケンスパターンの発生方法および発生装置

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JP3173373B2
JP3173373B2 JP13230296A JP13230296A JP3173373B2 JP 3173373 B2 JP3173373 B2 JP 3173373B2 JP 13230296 A JP13230296 A JP 13230296A JP 13230296 A JP13230296 A JP 13230296A JP 3173373 B2 JP3173373 B2 JP 3173373B2
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賢治 大利
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SDH (Synch
ronous Digital Hierarchy)等のデジタル通信網とその
装置に対する導通試験や回線品質試験を行う場合に使用
する疑似ランダム2進法シーケンス(以下、PRBSと
いう)パターンの発生方法および発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、PRBS (Pseudo Random Binar
y Sequence)パターンを載せるデータフレームの例とし
て、図5に155.52Mbit/sのSDHフレームに 139
264 Kbit/sのPDH(Plesiochronous Digital H
ierarchy)フレームを非同期マッピングした時のフレー
ム構成図を示す。この図に示すフレーム構成については
後で詳しく説明するが、PDHフレームには139264Kb
it/s以外にも、44736Kbit/s,34368Kbit
/s,6312Kbit/s,2048Kbit/s,1544Kb
it/sの速度のものがある。
【0003】これらPDHフレームは、従来よりデジタ
ル通信網のインタフェースとして使用されており、基幹
系通信網であるSDHは、これらPDHフレーム信号を
図5のフレーム構成図に示された情報ビット(Iビッ
ト)に載せて運ぶことができる。このことに関しては、
ITU−T(国際電気通信連合、電気通信標準化部門)
のG.708,G.709に定義されており、このような規定に従
って、あるデータフレームに他の種類のデータフレーム
を載せることをマッピングという。また、SDHの回線
品質や、データの導通等を測定する測定器(以下、SD
H測定器という)は、PDHフレーム信号がSDHフレ
ームにマッピングされた時の情報ビットの代わりにPR
BSパターンを送出し、また、そのビットエラーを測定
することにより、PDHフレーム信号の導通確認や回線
品質確認をする。
【0004】次に、基本的なPRBSパターン発生器の
例として、(215−1)ビット長のPRBSパターン発
生器の構成図を図6に示し説明する。このPRBSパタ
ーン発生器は、ITU−TのO.151 で定義されている。
まず、15個のフリップフロップ31a〜31oによ
り、15ビットのシフトレジスタ21を構成し、各ビッ
トのフリップフロップの出力を、次のビットのフリップ
フロップへ入力する。ここで、図6においては、フリッ
プフロップ31d〜31mの図示を省略しており、ま
た、図示されたフリップフロップについては、そのフリ
ップフロップが何ビット目であるか記載している。例え
ば、フリップフロップ31aに図示された「FF1」
は、1ビット目のフリップフロップであることを意味し
ている。
【0005】また、14ビット目のフリップフロップ3
1nと、15ビット目のフリップフロップ31oの出力
を、排他的OR22に入力し、排他的OR22の出力を
1ビット目のフリップフロップ31aに入力する。ここ
で、排他的OR22の真理値表を表1に示す。
【表1】
【0006】このシフトレジスタ21のパターンを、図
示せぬクロック信号に従って1ビットずつシフトする
と、シフトレジスタ21内に(215−1)ビット長のP
RBSパターンが生成される。15個のフリップフロッ
プ31a〜31oは、シフトレジスタとして動作するの
で、各フリップフロップからは、ビット位相が異なるだ
けで同じパターンが出力されることになる。図6では、
15ビット目のフリップフロップ31oからのパターン
を出力とし、ITU−T O.151の規定通り、出力された
パターンをインバータ23で反転して、(215−1)ビ
ット長のPRBSパターンを出力する。
【0007】SDHフレームは、並列処理を容易にする
ためにペイロード内が8ビット単位に区切られており、
インタフェース速度が155.52Mbit/sであれば、通
常、1/8の速度の19.44 MHzのクロックで8ビット
ずつ並列処理を行う。これは155.52MHzで動作する回
路の実現が、CMOSやTTL等の低消費電力のデバイ
スでは困難なためである。8ビット単位でデータが載せ
られる場合は、PRBSパターンの発生も8ビット単位
で行うことになり、その場合、8倍速つまり8ビット単
位にPRBSパターンを発生する回路が使用できる。
【0008】次に、8倍速のPRBSパターン発生器を
図7に示し説明する。この図におけるPRBSパターン
発生器は、1クロックの動作でシフトレジスタにおける
シフトが8ビット進むように各フリップフロップが接続
されている。すなわち、15個のフリップフロップ41
〜55において、1ビット目のフリップフロップ41の
出力を、9ビット目のフリップフロップ49の入力へ接
続し、以下同様に、2〜7ビット目のフリップフロップ
42〜47の出力を、それぞれ対応する10〜15ビッ
ト目のフリップフロップ50〜55の入力に接続してい
る。
【0009】また、1〜8ビット目のフリップフロップ
41〜48には、各々対応する排他的OR56〜63か
らの出力信号が入力される。そして、排他的OR56に
は、7,8ビット目のフリップフロップ47,48の出
力がそれぞれ入力され、以下、排他的OR57には8,
9ビット目のフリップフロップ48,49の出力が、排
他的OR58には9,10ビット目のフリップフロップ
49,50の出力がそれぞれ入力されるというように、
排他的OR56〜63には、それぞれ7ビット目以降の
連続する2ビットのフリップフロップの出力が、順次1
ビットずつずれて接続される。さらに、フリップフロッ
プ48〜55の出力を反転する8個のインバータ64〜
71を設け、これらインバータからの出力が8ビットの
PRBSパターンとして出力される。
【0010】このPRBSパターン発生器は、図6で説
明したように、シフトレジスタを1ビットシフトするこ
とによりPRBSパターンが1ビット生成されるのであ
れば、8ビットのPRBSパターンが必要な場合は、8
ビットシフトさせればよいという考えによる。1ビット
ずつ発生する回路の場合は、図6に示すように、シフト
レジスタの14ビット目のフリップフロップ31nと1
5ビット目のフロップ31oを排他的OR22に入力
し、出力した信号をシフトレジスタの1ビット目のフリ
ップフロップ31aに入力する。
【0011】これに対して図7のように、PRBSパタ
ーンを8ビットシフトさせるためには、シフトレジスタ
の14,15ビット目のフリップフロップ54,55の
各出力を、排他的OR63に入力し、その出力を1ビッ
ト目のフリップフロップ41より7ビット分進んだビッ
ト位置である8ビット目のフリップフロップ48に入力
する。そして、7ビット目のフリップフロップ47は、
8ビット目のフリップフロップ48より1ビット遅いの
で、もう一つ排他的OR62を用意し、その排他的OR
62に入力する信号も1ビットずつ遅い13,14ビッ
ト目のフリップフロップ53,54を出力を接続すれば
よい。以下同様に、6ビット目から1ビット目のフリッ
プフロップ46〜41も、排他的OR61〜56をそれ
ぞれ専用に用意し、各排他的ORに対し1ビットずつ遅
い2つのシフトレジスタからの出力信号を入力する。
【0012】そして、フリップフロップ49〜55につ
いては、それぞれ8ビット前のフリップフロップ41〜
47からの出力を入力する。これにより、1クロック動
作で8ビットシフトする、すなわち、8倍速のPRBS
パターン発生器を構成することができる。しかし、この
回路は8倍速固定であり、つまり1クロックの動作で必
ず新たな8ビットのPRBSパターンが出力されてしま
うため、例えば、8ビットの出力数のうち、任意の数ビ
ットだけにパターンを出力するようなことはできない。
そして、SDHフレームに載せるPDHフレームの構造
は、並列処理に対して考慮されていないため、並列処理
は非常に困難である。つまり、図7で説明したPRBS
パターン発生器では出力することのできない、8ビット
のうち任意の数ビットだけにPRBSパターンを出力す
る必要がある。
【0013】この理由について、前述した図5に示すフ
レーム構造図を参照して、詳細に説明する。図5におい
て、SDHフレームは270バイト×9行で表され、信
号の流れは1行目の左端を先頭に右端へ、次に2行目の
左端から右端へと続き9行目の右端で終わる。また、各
行の左から9バイトは、SOH(Section Overhead)と
AU(Administrative Unit)ポインタとからなる、デ
ータを管理するためのバイトで、残り261バイトがペ
イロードと呼ばれるデータを載せるエリアである。さら
にペイロードにおいて、各行の左端から1バイトがPO
H(PATH Overhead)と呼ばれる管理バイトで、残りの
260バイト中のIビット(情報ビット)に、139264K
bit/sのPDHフレーム信号が載せられる。ここ
で、ペイロード内の9行は全て同様の構成であり、図5
では1行目のみを示し、他の8行についてはその図示を
省略している。
【0014】また、この図において、8IはIビットが
8ビットあることを示し、96IはIビットが96ビッ
トあることを示す。つまり、8Iは1バイト全て、96
Iは12バイト全てがIビットである。Rビットは固定
スタッフビットと呼ばれ、何も情報が載らないビットで
ある。すなわち、8Rは1バイト全て何の情報も載らな
いことを示している。
【0015】そして、各行の中にはXと名付けられたバ
イトが5カ所、Zと名付けられたバイトが1カ所ある。
これらバイトのビット構成を同図内に示す。Xバイト
は、Cビットと呼ばれるスタッフ制御ビット(後述す
る)が1ビット、Rビットが5ビット、Oビットが2ビ
ットで構成されている。ここで、Oビットはオーバヘッ
ドビットと呼ばれ、将来オーバヘッドによる通信が必要
になった場合に備えて設けられたビットである。このよ
うに、各行において5カ所Xバイトが存在するので、各
行毎に計5ビットのCビットが存在していることにな
る。
【0016】また、ZバイトはIビットを6ビット有
し、ここには他のIビットと同様に139264Kbit/s
のデータが載せられる。さらに、ZバイトにはSビット
と呼ばれるスタッフ調整ビットを1ビット有している。
このビットはCビットにより制御され、Iビットになる
か、または、Rビットになるかが決定される。ここで、
通常は各行毎に含まれる5ビットのCビットは、全て
「1」または「0」のいずれかであり、全てが「1」の
場合、SビットはRビットとなって何もデータは載ら
ず、一方、全てが「0」の場合、SビットはIビットと
なってデータが載せられる。
【0017】このようにして、データを載せるビット数
を調整することにより、SDHフレーム(155.52Mbi
t/s)とは非同期の、139264Kbit/sのPDHフ
レームを、SDHフレームに載せることができるが、こ
の時、上述したZバイトのように、8ビット単位でデー
タが載らないバイトが必ず存在することになる。また、
前述したSDH測定器としては、139264Kbit/s以
外の速度のPDHフレームにも対応する必要がある。
【0018】また、前述した44736Kbit/s,34368
Kbit/s,6312Kbit/s,2048Kbit/s,
1544Kbit/sのPDHフレームにも、8ビット単位
でSDHフレームにデータが載らないバイトが存在し、
それらバイトのビット構成を表2に示す。なお、この表
に示す各ビット構成は、ITU−TのG.709 内にも規定
されており、この表では分かり易いようにデータが載ら
ないビットを一括して「−」で示し、データを載せ得る
ビットを「I」で示している。
【表2】
【0019】この表に示すように、8ビット単位でデー
タが載らないバイトのビット構成は何種類もあり、その
ようなビット構成のバイトにPRBSパターンを載せる
場合は、並列処理をするのではなく、1ビットずつシリ
アルにパターンを発生し、必要なビット構成に並び変え
る方法をとる。
【0020】ここで、 32767(215−1)ビット長のP
RBSパターンを発生し、それを必要なビット構成に並
び変えるPRBSパターン発生器の構成例を図8に示し
説明する。この図において、タイミング信号81aは、
PRBSパターンを載せる位置で「1」になる19.44 M
bit/sの8本の信号である。すなわち、例えば155.
52Mbit/sのSDHフレームに、139264bit/s
のPDHフレームを非同期マッピングする場合におい
て、ZバイトのIビットにPRBSパターンを載せる時
は、タイミング信号81aは、ビット1からビット6ま
でが「1」、ビット7,8が「0」となる(表2参
照)。
【0021】このタイミング信号81aを、TTL/E
CLトランスレータ81でECLレベルに変換し、その
信号をパラレル/シリアル変換回路82で155.52Mbi
t/sのタイミング信号82aに変換する。そのタイミ
ング信号82aに従いループレジスタ83がシリアルの
PRBSパターン83aを生成する。
【0022】ループレジスタ83は、基本的なPRBS
パターン発生器として説明した図6と同じ構成である
が、ループレジスタ83の場合、図6におけるシフトレ
ジスタ21の動作がタイミング信号82aで制御され
る。すなわち、例えば、タイミング信号82aが「1」
の時に、ループレジスタ83からPRBSパターンが新
たに1ビット、クロックのタイミングに従って出力され
る。シリアル/パラレル変換回路84は、シリアルのタ
イミング信号82aとシリアルのPRBSパターン83
aが入力され、タイミング信号82aに基づきPRBS
パターンを8ビット構成にする。この時、PRBSパタ
ーンを載せる必要のないビットには「0」を挿入する。
8ビット構成になったPRBSパターン84aは、EC
L/TTLトランスレータでTTLレベルに変換され出
力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ような回路構成では、各構成が非常に高速に動作する必
要があるという問題点がある。例えば、155.52Mbit
/sのSDHフレームにPRBSパターンを載せる場
合、PRBSパターン発生器の各構成は155.52MHzの
クロックに基づいて動作する必要がある。このような回
路をTTLで実現するのは困難であるため、通常はEC
Lを使用しなくてはならない。ところが、ECLはTT
Lに比べて消費電力が非常に大きいため、発熱量も多く
集積度が低い。
【0024】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、回路動作に必要なクロック速度を半減
させることにより、容易に回路の実現を可能とする疑似
ランダム2進法シーケンスパターンの発生方法および発
生装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
、外部からの指示に基づきデータフレームの情報ビッ
トに挿入される疑似ランダム2進法シーケンスパターン
を発生する疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生
方法において、前記外部からの指示に基づいて、ループ
レジスタを構成する1ビット前または2ビット前のフリ
ップフロップの出力を選択して、疑似ランダム2進法シ
ーケンスパターンを1ビットまたは2ビットずつ順次発
生し、該発生された疑似ランダム2進法シーケンスパタ
ーンを、上位と下位に振り分けて前記外部からの指示に
基づいたビット構成に並び換えて出力することを特徴と
する疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生方法で
ある。
【0026】請求項2に記載の発明は、外部からの指示
に基づきデータフレームの情報ビットに挿入される疑似
ランダム2進法シーケンスパターンを発生する疑似ラン
ダム2進法シーケンスパターン発生装置において、前記
外部からの指示に基づいて、ループレジスタを構成する
1ビット前または2ビット前のフリップフロップの出力
を選択して、疑似ランダム2進法シーケンスパターンを
1ビットまたは2ビットずつ順次出力するパターン出力
手段と、該パターン出力手段から出力された疑似ランダ
ム2進法シーケンスパターンを、上位と下位に振り分け
前記外部からの指示に基づくビット構成に並び換える
ビット構成形成手段とを備えることを特徴とする疑似ラ
ンダム2進法シーケンスパターン発生装置である。
【0027】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生装置にお
いて、前記外部からの指示は、各ビットにおいて、疑似
ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべきか否か
が示される複数のディジタル信号であって、前記パター
ン出力手段が、前記ディジタル信号を2ビット単位でシ
リアル変換するシリアル変換手段と、該シリアル変換手
段から出力される2ビットの信号が、共に疑似ランダム
2進法シーケンスパターンが存在すべきことを示してい
る場合は、2ビットずつ疑似ランダム2進法シーケンス
パターンを発生し、いずれか1ビットが疑似ランダム2
進法シーケンスパターンが存在すべきことを示している
場合は、1ビットずつ疑似ランダム2進法シーケンスパ
ターンを発生し、いずれのビットも疑似ランダム2進法
シーケンスパターンが存在すべきことを示していない場
合は、疑似ランダム2進法シーケンスパターンを発生し
ないパターン発生手段とによって構成されることを特徴
とする。
【0028】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生装置にお
いて、前記ビット構成形成手段が、複数のフリップフロ
ップで構成され、入力されたビット信号を順次シフトす
る第1,第2のシフトレジスタと、前記シリアル変換手
段から出力される2ビットの信号に基づいて、前記第
1,第2のシフトレジスタに対する、前記パターン出力
手段から出力される疑似ランダム2進法シーケンスパタ
ーンの出力先を制御するパターン出力制御手段と、前記
第1,第2のシフトレジスタを構成する各フリップフロ
ップ、および、前記パターン出力制御手段から出力され
るビット信号を、所定のタイミングで出力する出力タイ
ミング調整手段とによって構成されることを特徴とす
る。
【0029】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生装置にお
いて、前記パターン出力制御手段が、前記シリアル変換
手段から出力される2ビットの信号が共に疑似ランダム
2進法シーケンスパターンが存在すべきことを示してい
る場合は、前記パターン出力手段から出力される2ビッ
トの疑似ランダム2進法シーケンスパターンの内、その
上位側のビットを前記第1のシフトレジスタへ出力する
と共に、下位側のビットを前記第2のシフトレジスタへ
出力し、前記シリアル変換手段から出力される2ビット
の信号の内、上位側のビットのみが疑似ランダム2進法
シーケンスパターンが存在すべきことを示している場合
は、前記パターン出力手段から出力される1ビットの疑
似ランダム2進法シーケンスパターンを前記第1のシフ
トレジスタへ出力する共に、疑似ランダム2進法シーケ
ンスパターンが存在しないことを示すビット信号を前記
第2のシフトレジスタへ出力し、前記シリアル変換手段
から出力される2ビットの信号の内、下位側のビットの
みが疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべ
きことを示している場合は、前記パターン出力手段から
出力される1ビットの疑似ランダム2進法シーケンスパ
ターンを前記第2のシフトレジスタへ出力する共に、疑
似ランダム2進法シーケンスパターンが存在しないこと
を示すビット信号を前記第1のシフトレジスタへ出力
し、前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信
号が、共に疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存
在すべきことを示していない場合は、疑似ランダム2進
法シーケンスパターンが存在しないことを示すビット信
号を前記第1,第2のシフトレジスタへそれぞれ出力す
ることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】この発明によるPRBSパターン
発生器の一実施形態を図1に示す。この図に示すPRB
Sパターン発生器は、タイミング変換回路1、ループレ
ジスタ2、パターン整列回路3から構成される。また、
動作例として、155.52Mbit/sのSDHフレームに
非同期マッピングした44736 Kbit/sのPDHフレ
ームの情報ビットにPRBSパターンを挿入する場合を
説明する。ここで、155.52Mbit/sのSDHフレー
ムに44736 Kbit/sのPDHフレームを非同期マッ
ピングした時のフレーム構成図を図2に示す。この図2
における、フレーム構成は84バイト×9行で表され、
各行は全て同様の構成となる。図2では1行目のみを示
し、他の8行についてはその図示を省略している。
【0031】図2において、8RはRビット(固定スタ
ッフビット)が8ビットあることを示し、8I,200
Iは、それぞれIビット(情報ビット)が8ビット,2
00ビットあることを示す。また、図2中、,,
で示されるバイトは、それぞれ、「RRCIIII
I」,「CCRRRRRR」,「CCRROORS」と
いうビット構成になっている。ここで、Cはスタッフ制
御ビット、Oはオーバヘッドビット、Sはスタッフ調整
ビットを意味する。
【0032】図1に戻り、タイミング信号変換回路1
は、入力した19.44 Mbit/sのタイミング信号1a
を、19.44 Mbit/sの4倍である77.76 Mbit/
sの2本4ビット長のシリアルタイミング信号1bに変
換する。ここで、タイミング信号1aは、図8における
タイミング信号81aと同様、PRBSパターンを載せ
る位置で「1」になる19.44 Mbit/sの8本の信号
である。ここで、図2に示すフレーム構成図において、
1バイト目と2バイト目は全て固定スタッフビットなの
で、タイミング信号1aは全て「0」になり、これによ
り、シリアルタイミング信号1bも全て「0」になる。
【0033】3バイト目は、上位からRRCIIIII
というビット構成であり、下位5ビットが情報ビットな
ので、タイミング信号1aは、「00011111」と
いうビット構成で入力される。これにより、タイミング
信号変換回路1において、上位から2ビットずつ2本の
信号に変換される。すなわち、タイミング信号1aの上
位から1,3,5,7ビット目の信号(「0011」)
が上位タイミングとして順次出力され、これに同期し
て、2,4,6,8ビット目の信号(「0111」)が
下位タイミングとして順次出力される。
【0034】次に、ループレジスタ2の構成例を図3に
示す。この図は、32767 (215−1)ビット長のPRB
Sパターンを発生する回路であり、各々が選択器SEL
とフリップフロップFFで構成された15個の選択器付
きフリップフロップ(以下、SEL/FFという)5a
〜5oと、インバータ6,7と、2個の排他的OR8,
9とから構成される。ここで、図中、4ビット目から1
2ビット目のSEL/FF5d〜5lの図示は省略して
いる。
【0035】そして、各SEL/FFにおける選択器S
ELの一方の入力端には、図6に示したPRBSパター
ン発生回路と同様の接続がなされる。すなわち、2〜1
5ビット目のSEL/FF5b〜5oにおける選択器S
ELの一方の入力端には、前ビットのSEL/FFの出
力が入力され、1ビット目のSEL/FF5aにおける
選択器SELの一方の入力端には、14,15ビット目
のSEL/FF5n,5oの出力を排他的ORした結果
が、すなわち、排他的OR9の出力が入力される。
【0036】また、各SEL/FFにおける選択器SE
Lの他方の入力端には、図7に示したPRBSパターン
発生回路と同様の考え方に基づいて、1クロック動作で
パターンが2ビットシフトされるように接続がなされて
いる。すなわち、3〜15ビット目のSEL/FF5c
〜5oにおける選択器の他方の入力端には、それぞれ2
ビット前のSEL/FFの出力が入力される。また、2
ビット目のSEL/FF5bにおける選択器SELの他
方の入力端には、排他的OR9の出力が入力され、1ビ
ット目のSEL/FF5aにおける選択器SELの他方
の入力端には、13,14ビット目のSEL/FF5
m,5nの出力を排他的ORした結果が、すなわち、排
他的OR8の出力が入力される。
【0037】上述したSEL/FF5a〜5oにおい
て、各選択器SELは、入力された2本のシリアルタイ
ミング信号1bが2本とも「1」の場合、選択器SEL
は、2ビット前のSEL/FFの出力を選択することに
より、パターンを2ビットシフトする。また、どちらか
1本が「1」で、もう1本が「0」の場合、選択器SE
Lは、1ビット前のフリップフロップの出力を選択する
ことによりパターンを1ビットシフトする。さらに、2
本とも「0」の場合、図3のPRBSパターン発生回路
は、フリップフロップのクロックを停止することによ
り、パターンをシフトしない。このようにすることで、
1,2ビット目のSEL/FF5a,5bには新たなP
RBSパターンが生成される。
【0038】図2に示すフレーム構成図の1,2バイト
目では、2本のシリアルタイミング信号1bは、双方と
も全て「0」となるので、それらが入力されたループレ
ジスタ2は、何ら動作しない。3バイト目では先頭ビッ
トは上位,下位タイミングとも「0」なので動作しない
が、次のビットでは上位タイミングが「0」、下位タイ
ミングが「1」となるので1ビットシフトし、その次ビ
ットでは上位,下位タイミングとも「1」となるので2
ビットシフト、さらにその次も双方とも「1」で2ビッ
トシフトする。ループレジスタ2を構成する15個のS
EL/FF5a〜5oは、シフトレジスタとして動作す
るので、それぞれのフリップフロップはパターン位相が
異なるだけで、その内容は同じであるが、図3では、例
として14,15ビット目のSEL/FF5n,5oか
らの出力を、それぞれインバータ6,7によって反転
し、2本のシリアルPRBSパターン2aとして、パタ
ーン整列回路3へ出力する。
【0039】このようにして、生成されたPRBSパタ
ーンは、インバータ6から出力されるパターン(15ビ
ット目のSEL/FF5oからの出力)の方が時間的に
早いので上位パターンとなり、インバータ7から出力さ
れるパターン(14ビット目のSEL/FF5nからの
出力)は下位パターンとなる。ここで、注意する点は、
図3のPRBSパターン発生器は、タイミング信号1b
に従って2ビットずつPRBSパターンを生成すること
ができるが、1ビットだけパターンを生成した場合、そ
のパターンを上位パターンと下位パターンのいずれに割
り当てるのかに関わらず、生成したパターンは必ず15
ビット目のSEL/FF5oに出力される点である。
【0040】次に、パターン整列回路3の詳細回路構成
を図4に示す。パターン整列回路3は、ループレジスタ
2により生成されたPRBSパターンを、上位と下位に
振り分けるためのゲート回路10と、上位に振り分けら
れたPRBSパターンのビットを溜め込む3ビットのシ
フトレジスタ(以下、上位セーブレジスタという)14
と、下位に振り分けられたPRBSパターンのビットを
溜め込む3ビットのシフトレジスタ(以下、下位セーブ
レジスタという)15と、最後に8ビットのPRBSパ
ターンをサンプリングする8個のフリップフロップから
なるサンプリングレジスタ16で構成される。ここで、
上位に振り分けられたPRBSパターンを上位パター
ン、上位に振り分けられたPRBSパターンを上位パタ
ーンという。
【0041】上述したゲート回路10は、シリアルタイ
ミング信号1bの上位タイミングと、ループレジスタ2
から出力される上位パターンとが入力されるANDゲー
ト12と、ループレジスタ2から出力される上位,下位
パターンがそれぞれ入力され、上位タイミングが「1」
の時、下位パターンを出力し、上位タイミングが「0」
の時、上位パターンを出力する選択器11と、シリアル
タイミング信号1bの下位タイミングと選択器11の出
力がそれぞれ入力されるANDゲート13とによって構
成されている。
【0042】また、ゲート回路10はシリアルタイミン
グ信号1bに基づいて動作し、その動作内容は、表3に
示すように4つの場合に分けられる。
【表3】 以下、表3における各々の場合について説明する。
【0043】まず第1の場合は、シリアルタイミング信
号1bが上位,下位タイミングとも「1」の場合で、こ
の場合ゲート回路10は、上位パターンを上位セーブレ
ジスタ14へ、下位パターンを下位セーブレジスタ15
へ出力する。第2の場合は、上位タイミングが「1」、
下位タイミングが「0」の場合で、この場合ゲート回路
10は、上位パターンを上位セーブレジスタ14へ出力
し、下位セーブレジスタ15には何も出力しない。
【0044】第3の場合は、シリアルタイミング信号1
bの上位タイミングが「0」、下位タイミングが「1」
の場合で、この場合、ゲート回路10は上位パターンを
下位セーブレジスタ15へ出力し、上位セーブレジスタ
14には何も出力しない。第4の場合は、シリアルタイ
ミング信号1bが上位,下位タイミングとも「0」の場
合で、この場合ゲート回路10は、上位セーブレジスタ
14、下位セーブレジスタ15の双方へ何も出力しな
い。
【0045】このように動作するゲート回路10に、前
述したシリアルタイミング信号1bとシリアルPRBS
パターン2aが入力されると、1,2バイト目はシリア
ルタイミング信号1bが2本とも「0」なので、AND
ゲート12から上位セーブレジスタ14の1ビット目の
フリップフロップFFH1およびサンプリングレジスタ
16のフリップフロップFF2に「0」が出力される。
同様に、ANDゲート13から下位セーブレジスタ15
の1ビット目のフリップフロップFFL1およびサンプ
リングレジスタ16のフリップフロップFF1にも
「0」が入力される。
【0046】そして、3バイト目の1クロック目も同様
に動作するが、2クロック目の動作では、シリアルタイ
ミング信号1bが上位タイミングが「0」、下位タイミ
ングが「1」なので、フリップフロップFFH1には
「0」が入力されるが、フリップフロップFFL1には
シリアルPRBSパターン2aの上位パターンが入力さ
れる。
【0047】さらに、3クロック目の動作では、シリア
ルタイミング信号1bが上位,下位タイミングとも
「1」のため、フリップフロップFFH1にはシリアル
PRBSパターン2aの上位パターンが、フリップフロ
ップFFL1にはシリアルPRBSパターン2aの下位
が入力される。この時、2クロック目で下位セーブレジ
スタ15のフリップフロップFFL1に入力された上位
パターンは、次のビットのフリップフロップFFL2へ
とシフトされる。
【0048】4クロック目の動作では、3クロック目と
同様にシリアルタイミング信号1bが上位,下位タイミ
ングとも「1」であるため、シリアルPRBSパターン
2aの上位,下位パターンは、それぞれ上位セーブレジ
スタ14のフリップフロップFFH1,下位セーブレジ
スタ15のフリップフロップFFL1に入力されると同
時に、サンプリングレジスタ16のFF2,FF1にも
入力される。さらにサンプリングレジスタ16のFF
8,FF6,FF4には上位セーブレジスタ14のFF
H3,FFH2,FFH1が、また、FF7,FF5,
FF3には下位セーブレジスタ15のFFL3,FFL
2,FFL1のパターンが入力される。
【0049】この時、3クロック目において、下位セー
ブレジスタ15のフリップフロップFFL2にシフトさ
れた上位パターンは、フリップフロップFFL3へシフ
トされ、上位セーブレジスタ14のフリップフロップF
FH1に入力された上位パターン、および、下位セーブ
レジスタ15のフリップフロップFFL1入力された下
位パターンは、各々フリップフロップFFH2と、フリ
ップフロップFFL2へシフトされる。
【0050】この時点でサンプリングレジスタ16の各
フリップフロップFF1〜FF8において、フリップフ
ロップFF8,FF7には共に「0」が、フリップフロ
ップFF6,FF5には、それぞれ「0」と2クロック
目で入力された上位パターンが、フリップフロップFF
4,FF3には、それぞれ3クロック目で入力された上
位パターンと下位パターンが、フリップフロップFF
2,FF1には、それぞれ4クロック目で入力された上
位パターンと下位パターンが入力されていることにな
る。
【0051】これにより、4クロック目でサンプリング
レジスタ16の各フリップフロップFF1〜FF8から
8ビットまとめて出力させると、44736 Kbit/sの
PDHフレームを155.52Mbit/sのSDHフレーム
に非同期マッピングした時のフレーム構成における3バ
イト目(RRCIIIII)のIビットに、PRBSパ
ターンが挿入されることになる。このようにして4バイ
ト目以降も、8ビットのタイミング信号1aに従って生
成されたPRBSパターンが、タイミング信号1aと同
じ8ビットの構成でサンプリングレジスタ16から出力
される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
SDHフレームにPDHフレームを載せ、その回線品質
やデータ導通試験を行う場合等において、ITU−T
G.709に定義されているフレーム構成内の情報ビットに
PRBSパターンを載せることができる。また、通常8
ビットの並列処理を行うSDHフレームに対し、8ビッ
ト中、任意の数ビットにPRBSパターンを発生する場
合において、従来に比べ、1/2の動作速度で同等のP
RBSパターンを発生させることができる。これによ
り、必要動作速度が使用デバイスの上限を越えてしまう
場合、たとえば、TTLやCMOSでは回路動作が実現
できず、ECL回路により回路スペースや消費電力を増
やしてしまう場合に、非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のPRBSパターン発生ブ
ロックの構成を示したブロック図である。
【図2】155.52Mbit/sのSDHフレームに 44736
Kbit/sのPDHフレームを非同期マッピングした
時のフレーム構成を説明するための説明図である。
【図3】図1における 32767ビット長のPRBSパター
ンを発生するループレジスタの構成を示した回路図であ
る。
【図4】図1におけるパターン整列回路の構成を示した
回路図である。
【図5】155.52Mbit/sのSDHフレームに139264
Kbit/sのPDHフレームを非同期マッピングした
時のフレーム構成を説明するための説明図である。
【図6】従来技術であるシリアルPRBSパターン発生
ブロックのループレジスタ部分の構成を示した説明図で
ある。
【図7】従来技術である8ビット並列PRBSパターン
発生回路のパターン生成部分の構成を示した説明図であ
る。
【図8】従来技術であるシリアルPRBSパターン発生
ブロックの構成を示した説明図である。
【符号の説明】
1 タイミング変換回路 2 ループレジスタ 3 パターン整列回路 5a〜5o 選択器付きフリップフロップ 6,7 インバータ 8,9 排他的OR 10 ゲート回路 11 選択器 12,13 ANDゲート 14 上位セーブレジスタ 15 下位セーブレジスタ 16 サンプリングレジスタ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部からの指示に基づきデータフレーム
    の情報ビットに挿入される疑似ランダム2進法シーケン
    スパターンを発生する疑似ランダム2進法シーケンスパ
    ターン発生方法において、 前記外部からの指示に基づいて、ループレジスタを構成
    する1ビット前または2ビット前のフリップフロップの
    出力を選択して、疑似ランダム2進法シーケンスパター
    ンを1ビットまたは2ビットずつ順次発生し、 該発生された疑似ランダム2進法シーケンスパターン
    を、上位と下位に振り分けて前記外部からの指示に基づ
    いたビット構成に並び換えて出力することを特徴とする
    疑似ランダム2進法シーケンスパターン発生方法。
  2. 【請求項2】部からの指示に基づきデータフレーム
    の情報ビットに挿入される疑似ランダム2進法シーケン
    スパターンを発生する疑似ランダム2進法シーケンスパ
    ターン発生装置において、 前記外部からの指示に基づいて、ループレジスタを構成
    する1ビット前または2ビット前のフリップフロップの
    出力を選択して、疑似ランダム2進法シーケンスパター
    ンを1ビットまたは2ビットずつ順次出力するパターン
    出力手段と、 該パターン出力手段から出力された疑似ランダム2進法
    シーケンスパターンを、上位と下位に振り分けて前記外
    部からの指示に基づくビット構成に並び換えるビット構
    成形成手段とを備えることを特徴とする疑似ランダム2
    進法シーケンスパターン発生装置。
  3. 【請求項3】 前記外部からの指示は、各ビットにおい
    て、疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべ
    きか否かが示される複数のディジタル信号であって、 前記パターン出力手段は、 前記ディジタル信号を2ビット単位でシリアル変換する
    シリアル変換手段と、 該シリアル変換手段から出力される2ビットの信号が、
    共に疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべ
    きことを示している場合は、2ビットずつ疑似ランダム
    2進法シーケンスパターンを発生し、いずれか1ビット
    が疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべき
    ことを示している場合は、1ビットずつ疑似ランダム2
    進法シーケンスパターンを発生し、いずれのビットも疑
    似ランダム2進法シーケンスパターンが存在すべきこと
    を示していない場合は、疑似ランダム2進法シーケンス
    パターンを発生しないパターン発生手段とによって構成
    されることを特徴とする請求項2に記載の疑似ランダム
    2進法シーケンスパターン発生装置。
  4. 【請求項4】 前記ビット構成形成手段は、 複数のフリップフロップで構成され、入力されたビット
    信号を順次シフトする第1,第2のシフトレジスタと、 前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信号に
    基づいて、前記第1,第2のシフトレジスタに対する、
    前記パターン出力手段から出力される疑似ランダム2進
    法シーケンスパターンの出力先を制御するパターン出力
    制御手段と、 前記第1,第2のシフトレジスタを構成する各フリップ
    フロップ、および、前記パターン出力制御手段から出力
    されるビット信号を、所定のタイミングで出力する出力
    タイミング調整手段とによって構成されることを特徴と
    する請求項3に記載の疑似ランダム2進法シーケンスパ
    ターン発生装置。
  5. 【請求項5】 前記パターン出力制御手段は、 前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信号
    が、共に疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在
    すべきことを示している場合は、前記パターン出力手段
    から出力される2ビットの疑似ランダム2進法シーケン
    スパターンの内、その上位側のビットを前記第1のシフ
    トレジスタへ出力すると共に、下位側のビットを前記第
    2のシフトレジスタへ出力し、 前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信号の
    内、上位側のビットのみが疑似ランダム2進法シーケン
    スパターンが存在すべきことを示している場合は、前記
    パターン出力手段から出力される1ビットの疑似ランダ
    ム2進法シーケンスパターンを前記第1のシフトレジス
    タへ出力する共に、疑似ランダム2進法シーケンスパタ
    ーンが存在しないことを示すビット信号を前記第2のシ
    フトレジスタへ出力し、 前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信号の
    内、下位側のビットのみが疑似ランダム2進法シーケン
    スパターンが存在すべきことを示している場合は、前記
    パターン出力手段から出力される1ビットの疑似ランダ
    ム2進法シーケンスパターンを前記第2のシフトレジス
    タへ出力する共に、疑似ランダム2進法シーケンスパタ
    ーンが存在しないことを示すビット信号を前記第1のシ
    フトレジスタへ出力し、 前記シリアル変換手段から出力される2ビットの信号
    が、共に疑似ランダム2進法シーケンスパターンが存在
    すべきことを示していない場合は、疑似ランダム2進法
    シーケンスパターンが存在しないことを示すビット信号
    を前記第1,第2のシフトレジスタへそれぞれ出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の疑似ランダム2進法
    シーケンスパターン発生装置。
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