JP3173302U - 段差解消用滑り止めスノコ - Google Patents
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Abstract
【課題】入浴者、とりわけ高齢者やその介護者が、安心して入浴・介護ができる浴室環境に資する段差解消用滑り止めスノコを提供する。
【解決手段】床板2とその床板2を支持する桁材3とから成るスノコにおいて、その床板2の上面にチップ状のゴム材を集成させた透水性のあるマット1を設ける。ゴム材は、海草のヒジキのような形状の長細いチップ状であるとよい。マット1の厚さは、転倒した場合でも身体に対する衝撃を所定の基準値以上に軽減できる厚みを有するとよい。
【選択図】図1
【解決手段】床板2とその床板2を支持する桁材3とから成るスノコにおいて、その床板2の上面にチップ状のゴム材を集成させた透水性のあるマット1を設ける。ゴム材は、海草のヒジキのような形状の長細いチップ状であるとよい。マット1の厚さは、転倒した場合でも身体に対する衝撃を所定の基準値以上に軽減できる厚みを有するとよい。
【選択図】図1
Description
この考案は、脱衣場と浴室の洗い場との間に段差がある洗い場の床に敷いて使用される段差解消用滑り止めスノコに関する。
一般的に、浴室の洗い場は、排水のため脱衣場より床面を低くしている。バリアフリー化のため、スノコを使ってこの段差を解消することが行われている。
さらに、下記の特許文献1には、浴室の洗い場に置くスノコの桁材に支持脚ボルトを設けて床面の高さを調整できるスノコ(浴室段差解消床台)が開示されている。
段差の解消は高齢者のバリアフリー化に欠かすことができないが、浴室にはさらに高齢者やその介護者に危険が存在する。すなわち、洗い場の床はスノコであっても水や湯で濡れていたり、石鹸やシャンプーの溶液が付着していたりすることによって脱衣所からの入室時や身体を洗っている際に滑る危険がある。このような浴室特有の危険を回避し、万一の転倒時にダメージを減らす手段が要請されている。
そこで、本考案の目的は、上記の課題を鑑みてなされたもので、入浴者、とりわけ高齢者やその介護者が、安心して入浴・介護ができる浴室環境に資するスノコを提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本考案にかかるスノコの一形態によれば、床板と該床板を支持する桁材とから成るスノコにおいて、前記床板の上面にチップ状のゴム材を接着剤で集成させて成形された透水性のあるマットを設けたものである。
本考案にかかるスノコの一形態によれば、床板と該床板を支持する桁材とから成るスノコにおいて、前記床板の上面にチップ状のゴム材を接着剤で集成させて成形された透水性のあるマットを設けたものである。
また、本考案にかかるスノコの一形態によれば、前記チップ状のゴム材は、海草のヒジキの形状のような長細いチップ状であることが好適である。
また、本考案にかかるスノコの一形態によれば、前記マットの厚さは、転倒した場合でも身体に対する衝撃を所定の基準値以上に軽減できる厚みを有することを特徴とすることができる。
また、本考案にかかるスノコの一形態によれば、前記マットは、抗菌処理がされていることを特徴とすることができる。
また、本考案にかかるスノコの一形態によれば、前記桁材にスノコの高さの調節が自在な保持脚を設けたことを特徴とすることができる。
本考案にかかるスノコによれば、スノコの上面に水や石鹸の溶液などの溜りを作ることがなく高齢者や介護者が滑って転倒することを防ぐことができるという特別有利な効果を有する。
以下、本考案にかかるスノコの形態例を図1に基づいて説明する。図1に示したスノコは、マット1が固着された3枚の床板2と、その床板2を支持する2本の桁材3と、その桁材3の2本の下面にそれぞれ2本ずつ設けた高さ調整が可能な保持脚4とを備えたものである。なお、この形態例は、あくまで一例であって、本考案は種々の大きさや形状のスノコに適用できるもので、各部材の数量や大きさは限定されるものではない。
マット1は、海草のヒジキの形状のような(図1の拡大部分参照)、長さの寸法がその太さよりも長いもので、全体として長細い形状のチップ状のゴム材を接着剤によって集成させて成形されたものである。そのチップ状のゴム材としては、例えば、太さが約1〜2mm程度であって長さが約2mm〜10mm位の大きさのものが混じったもので、両端が尖った形状になっている。かかる形状のチップ状のゴム材を使用することでゴム材間に間隙が生じるため、マット1に透水性が生じる。このため、洗い場に水や石鹸の溶液などの溜りが生じないことから滑って転倒することが防止される。また、上記空隙部分が保水性も有しており、風呂のお湯をマット1が保持すれば冬場でも直ちに冷えることのない浴室とすることができる。
マット1は、上記のような間隙が生じるチップ状ゴム材で集成されているため、透水性や保水性があるだけでなく、弾性を有している。このため、マット1は、転倒した際の、特に頭部の衝撃を吸収することができる。マット1の厚さは、適宜設定が可能であるが、本形態例では20mmに設定されている。マット1の厚さを20mmとすることで、転倒の際の身体に対する衝撃を所定の基準値以上に適正に軽減できる。なお、より衝撃吸収を高めるためにはマット1は厚い方がよいが、柔軟性が高くなり過ぎて不安定になるため、仕様に応じて適正な厚さを適宜選択に設定するとよい。
この点について、発明者の実験結果によると、厚さ20mmのマットとした場合、高さ60cmからコンクリート面に敷いたマットに頭部が垂直に落下しても脳に損傷を受けにくい性能を有していることが明らかにされている(長野県工業技術総合センター、試験成績書番号第H22M−5541号)。
マット1は、かかる衝撃の吸収性を有することから、高齢者だけでなく洗い場で力を入れて作業をすることがある介護者にとっても安心して作業をするために効果的なものである。また、マット1は適度な柔軟性を持つため、身体が接したときの感触がよく、また身体が不安定になるほどに柔らか過ぎないものとなっている。
マット1を床板2に固着するに際しては、上記のようなチップ状のゴム材に接着剤を加えて練り混ぜて一旦マット状に成形したものを、床板2に接着すればよい。また、チップ状のゴム材に接着剤を加えて練り混ぜた状態のものを、そのまま床板2のそれぞれに載せて接着剤を固化させて所要形状に成形することも可能である。また、本形態例の各床板2に固定された各マット1の角は面取り部1aになっており、マット1間の隙間に身体が接した際の感触を良くしている。なお、マット1は必ずしも床板2の大きさに合わせる必要はなく、複数の床板2の上に1枚のマット1を固着させることも可能である。また、ゴム材は廃タイヤをリサイクルして着色したものを用いることができる。
さらに、マット1は、マット1を形成する際に抗菌処理をすることでカビや細菌などの発生・繁殖を防ぎ、健康被害を防止し、悪臭を抑えるものとすることが可能である。
マット1が固着される床板2は、本形態例では同形状の3本の板を併設したもので、それぞれの床板2の間に水はけのためのスリットが形成されている。床板2は、ゴム材からなるマット1を固着するため樹脂製であることが好ましいがこれに限らない。床板2の枚数や大きさ(長さや巾)は、本考案にかかるスノコが設置される場所に応じて自由に設定すればよいのは勿論である。また、床板2は、複数枚でなくても1枚の板に複数の小さな開口部を形成したり、長さや幅、厚みを自由に変更することが可能である。
床板2を支持する桁材3は、従来から存在する構成のものを用いればよく、本形態例では、上記複数の床板2の長手方向に対して直角方向に位置させて床板2を固定するとともに、床板2を洗い場の床面から一定の高さに維持して通水性をもたせている。桁材3は、床板2とビスや接着によって固定される。
桁材3に設けた保持脚4は、スノコの高さを調整する機能を有するもので、上記各桁材3の下面の両端部を含めて2か所以上設けて、マット1の上面と脱衣場の床面との位置を等しくすることができる。本実施形態では、保持脚4は、下に向いた凹部を有する保持脚蓋体4aを桁材3にネジで固定するか、桁材3と一体成型し、その保持脚蓋体4aの凹部の内側方向で上下する保持脚棒体4bとからなるものである。高さの調整は、保持脚蓋体4aの凹部の内側の鉛直方向に設けた雌ネジと、保持脚棒体4bの上部の雄ネジの回転によって行われる。
以上の構成からなる本形態のスノコは、浴室の洗い場の床全面を覆うように用いられる。その際、図1に示す形状のスノコを多数敷き詰めることができる他、浴室の洗い場の長さ・位置に合わせた長さに調整したものを複数枚敷くことによって床面を覆うことも可能である。
以上、本考案の一形態例を説明したが、本考案はこの形態例に何ら限定されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施し得ることは勿論である。
1 マット
1a 面取り部
2 床材
3 桁材
4 保持脚
4a 保持脚蓋部
4b 保持脚棒体
1a 面取り部
2 床材
3 桁材
4 保持脚
4a 保持脚蓋部
4b 保持脚棒体
Claims (5)
- 床板と該床板を支持する桁材とから成るスノコにおいて、前記床板の上面にチップ状のゴム材を接着剤で集成させて成形された透水性のあるマットを設けたことを特徴とする段差解消用滑り止めスノコ。
- 前記チップ状のゴム材は、海草のヒジキの形状のような長細いチップ状であることを特徴とする請求項1記載の段差解消用滑り止めスノコ。
- 前記マットの厚さは、転倒した場合でも身体に対する衝撃を所定の基準値以上に軽減できる厚みを有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の段差解消用滑り止めスノコ。
- 前記マットは、抗菌処理がされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の段差解消用滑り止めスノコ。
- 前記桁材にスノコの高さの調節が自在な保持脚を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の段差解消用滑り止めスノコ。
Priority Applications (1)
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JP2011006760U JP3173302U (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 段差解消用滑り止めスノコ |
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JP2011006760U JP3173302U (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 段差解消用滑り止めスノコ |
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CN104605718A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-05-13 | 成都陶玛斯卫浴有限责任公司 | 一种浴室防滑装置 |
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2011
- 2011-11-16 JP JP2011006760U patent/JP3173302U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104605718B (zh) * | 2015-02-06 | 2016-02-03 | 成都陶玛斯卫浴有限责任公司 | 一种浴室防滑装置 |
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