JP3197974U

JP3197974U - マット

Info

Publication number: JP3197974U
Application number: JP2015001506U
Authority: JP
Inventors: 張雅芬
Original assignee: 張雅芬
Priority date: 2015-03-30
Filing date: 2015-03-30
Publication date: 2015-06-11
Anticipated expiration: 2025-03-30

Abstract

【課題】排水性、滑り止め効果に加え、使用時の吸水効果も備えたマットを提供する。【解決手段】本体１０を備え、本体は、上平面１１と下平面１２の間が複数の柱体で形成される弾性柱体ユニットにより連結されて成り、かつ上平面１１及び下平面１２にそれぞれ複数の配列された孔１４が設けられ、各孔と弾性柱体ユニットの外周にそれぞれ滑り止め層が形成されている。【選択図】図１

Description

本考案は、滑り止め、排水効果、吸水効果を兼備したマットに関する。

浴室内で使用されるマットは、多くがプラスチック素材の組み立て式マットや、綿素材の吸水性マットである。
そのうち、プラスチック素材の組み立て式マットは排水効果しかなく、滑り止め効果はないため、使用者が踏んだ後に滑りやすく、安全性の問題があるため、現今では綿素材の吸水性マットが多く使用されている。しかし、綿素材の吸水性マットは、吸水効果はあるものの、排水性に優れないため、使用するたび毎回交換しなければならず、不便である。

このほか、ゴム素材のマットもあるが、これは底面に一層の薄い滑り止めコーティングを備えており、滑り止め効果があるため、浴室の外やキッチンでの使用に適している。しかしながら、高い滑り止め効果を備えているものの吸水性に乏しい。
また、ラテックス素材のマットがあるが、これは一定の厚みを備えており、滑り止め効果があるものの、吸水性、排水性に劣り、通気性もないため、常時湿った環境に置かれていると、破損しやすくなる問題があり、その場合、使用者はマットを捨てるしかなくなるため、環境保護にそぐわず、実用性に欠ける。
このように、前述した従来品にはさまざまな欠点があり、改良が必要である。

本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、排水性、滑り止め効果に加え、使用時の吸水効果も備えたマットを提供することにある。

本考案のマットは、本体を備え、前記本体は、上平面と下平面の間が複数の柱体で形成される弾性柱体ユニットにより連結されて成り、かつ前記上平面及び下平面にそれぞれ複数の配列された孔が設けられ、各孔と弾性柱体ユニットの外周にそれぞれ滑り止め層が形成されている。

吸水パッドを前記本体の上面に設置してもよい。
この場合、前記吸水パッドが前記本体と一体成型されることがある。

本考案によれば、使用者が入浴後等に本体を足で踏んだときに水分が上平面及び下平面の孔から排出され、全体が滑り止め層を備えているため、極めて優れた滑り止め効果を有し、使用者が浴室内で滑って転倒することを防止でき、高い安全性を備えている。
また、弾性柱体ユニットは複数の柱体から形成されているので、使用者が本体を踏んだとき、極めて優れた弾性効果が発揮されて快適である。

本考案の実施例１を示すマットの斜視図である。本考案の実施例１を示すマットの平面図である。本考案の実施例１を示すマットの断面図である。本考案の実施例１を示すマットの要部拡大断面図である。本考案の実施例１を示すマットの使用状態における断面図である。図５のＡ部拡大図である。本考案の実施例２を示すマットの断面図である。

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図１〜図６は、本考案の実施例１を示す。
図１〜図３に示すように、本考案のマットは、本体１０を備え、本体１０は、上平面１１と下平面１２の間が弾性柱体ユニット１３により連結されて成る。
本体１０の上平面１１及び下平面１２にはそれぞれ複数の配列された孔１４が設けられる。各孔１４は概ねハニカム状を呈する。

図４に示すように、各孔１４と弾性柱体ユニット１３の外周にそれぞれ滑り止め層１５が設けられる。滑り止め層１５は、浸漬により形成することができる。
弾性柱体ユニット１３は複数の柱体１３１から形成される。各柱体１３１は、その上下方向の中間点を中心として両端を逆方向に旋回した形状であり、柱体１３１の両側縁は互いに適切な角度Ａをもって傾斜している。適切な角度Ａは５〜４５度である。

図７は本考案の実施例２を示す。
実施例２では、本体１０の上面に吸水パッド２０が設置される。吸水パッド２０はタオル地である。吸水パッド２０は本体１０と一体成型してもよい。

以上のように、本考案のマットは、上平面１１、下平面１２の間が弾性柱体ユニット１３により連結され、かつ上平面１１、下平面１２にそれぞれ複数の配列されたハニカム状の孔１４が設けられており、各孔１４と弾性柱体ユニット１３の外周にそれぞれ浸漬により形成された滑り止め層１５が設けられているため、使用者が浴室内に配置して使用する際、使用者が入浴後本体１０上を足で踏んだときに水分が上平面１１、下平面１２のハニカム状の孔１４から排出され、かつ全体が浸漬により形成された滑り止め層１５を備えているため、極めて優れた滑り止め効果を有し、使用者が浴室内で滑って転倒することを効果的に防止でき、高い安全性と実用性を備えている。

さらに、弾性柱体ユニット１３は複数の柱体１３１から形成されており（図４参照）、使用者が本体１０を踏んだとき、極めて優れた弾性効果が発揮され（図５及び図６参照）、快適である。

本考案のマットは、浴室内に配置して、排水、滑り止め効果を備えたマットとして使用できるだけでなく、図７に示すように、本考案の本体１０の上方にタオル地の吸水パッド２０を設置して、浴室の入り口やキッチンの適切な位置に配置し、マットとして使用することもでき、排水、滑り止め効果に加え、使用時の吸水効果も具備させることができ、広い実用性を備えている。

１０本体
１１上平面
１２下平面
１３弾性柱体ユニット
１３１柱体
１４孔
１５滑り止め層
２０吸水パッド
Ａ適切な角度

Claims

マットであって、本体を備え、前記本体は、上平面と下平面の間が複数の柱体で形成される弾性柱体ユニットにより連結されて成り、かつ前記上平面及び下平面にそれぞれ複数の配列された孔が設けられ、各孔と弾性柱体ユニットの外周にそれぞれ滑り止め層が形成されたことを特徴とする、マット。
吸水パッドが前記本体の上面に設置されたことを特徴とする、請求項１に記載のマット。
前記吸水パッドが前記本体と一体成型されたことを特徴とする、請求項２に記載のマット。