JP3172697B2 - 流量調節開閉栓用節水弁 - Google Patents

流量調節開閉栓用節水弁

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JP3172697B2 JP24124297A JP24124297A JP3172697B2 JP 3172697 B2 JP3172697 B2 JP 3172697B2 JP 24124297 A JP24124297 A JP 24124297A JP 24124297 A JP24124297 A JP 24124297A JP 3172697 B2 JP3172697 B2 JP 3172697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道栓のような
流量調節開閉栓を含む流路中で使用する節水弁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示されるタイプの流量
調節開閉栓21は水道システムにおいて広く知られてい
る。流量調節開閉栓21は出口側流路22と補助流路2
3とを備え、節水弁1は出口側流路22と補助流路23
との間に袋ナット24を用いて取付けられる。
【0003】次に、従来の節水弁1の構造例について図
5と図6とを用いて説明する。この図5と図6に示され
るタイプの節水弁1は、たとえば実用新案登録第252
7100号公報に開示されるタイプの節水弁である。
【0004】まず図5を参照して、節水弁1は、ケーシ
ング2と、ストッパ部材8と、球状弁体9と、コイルス
プリング10とを備える。ケーシング2は、入口開口3
aと出口開口3b1,3b2とを有する。出口側流路2
2を通過した水は、入口開口3aからケーシング2内に
送り込まれ、出口開口3b1,3b2から補助流路23
内に放出される。
【0005】ストッパ部材8は、ケーシング2と嵌合さ
れ、入口開口3aからの球状弁体9の抜けを防止する。
また、ストッパ部材8はフランジ部8aを有しており、
このフランジ部8aを出口側流路22と補助流路23と
の間に挟み込むことにより節水弁1が取付けられること
となる。コイルスプリング10は、球状弁体9をケーシ
ング2内で変位可能に支持する。
【0006】上記の構成を有する節水弁1のケーシング
2内に、図6に示されるように、矢印13に従って出口
側流路22から水が送り込まれる。それにより、球状弁
体9が下方に変位し、水は矢印14に従って球状弁体9
とケーシング2の内周面12との間隙を通過した後、出
口開口3b1,3b2から補助流路23内に放出され
る。このとき、球状弁体9の外表面とケーシング2の内
周面12の一部により構成される流量調節部5によっ
て、ケーシング2内を通過する水の量が調節されること
となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
節水弁1には次に説明するような問題があった。従来の
節水弁1では、上述のように、水がケーシング2内に送
り込まれることにより球状弁体9が下方に変位する。つ
まり、球状弁体9が流量調節部5におけるケーシング2
の内周面12に近づく方向に変位することにより、ケー
シング2内を通過する水の流量が調節されることとな
る。これは、図6に示されるように、流量調節部5にお
けるケーシング2の内径R1が、出口開口3b1が形成
された部分におけるケーシング2の内径R2よりも大き
いこと、球状弁体9における出口開口3b1,3b2側
の端部の外表面を流量調節部5の一部として機能させて
いることに起因する。
【0008】上記のように球状弁体9がケーシング2の
内周面12に近づく方向に変位するので、水の中に塵等
の異物11が混入した場合に、図6に示されるように異
物11が球状弁体9とケーシング2の内周面12との間
に食い込み、球状弁体9の動きを停止させるおそれがあ
る。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものである。この発明の目的は、水の中に
混入した異物が弁体とケーシング間に詰まることを効果
的に抑制可能な節水弁を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流量調節
開閉栓用節水弁は、軸方向の一端に設けられた入口開口
と側壁に設けられた出口開口とを有するケーシングと、
ケーシング内でスプリングに支持され入口開口からケー
シング内に送り込まれる水に押圧されて変位する弁体と
を有し、弁体は、入口開口側の端部が閉じられた筒状の
形状を有し、スプリングを覆い、ケーシングの軸方向の
一端には、該一端を外方に膨出させて形成されたフラン
ジ部が入口開口を取囲むように設けられ、ケーシングの
軸方向の他端と弁体との間には、スプリングを支持する
支持部材が取付けられる。
【0011】上記のように弁体によってスプリングを覆
うことにより、ケーシング内を流れる水がスプリングを
直接通過するのを効果的に抑制することが可能となる。
それにより、水中に異物が混入している場合に、異物が
スプリングに付着したり絡まるのを効果的に抑制でき、
スプリング性能の劣化を効果的に抑制することが可能と
なる。また、弁体によってスプリングを覆った場合に
は、弁体の下端とスプリングの下地との間隔を適切に調
整することにより、スプリングが完全に圧縮される前に
弁体の下端を下地に当接させることが可能となる。それ
により、スプリングに加わる負担を軽減でき、スプリン
グの寿命を向上させることも可能となる。また、支持部
材を取付けることにより、出口開口からの弁体の抜けを
防止できる。
【0012】なお、上記の弁体の入口開口側の端部の周
縁部を面取りすることにより傾斜面が形成されてもよ
【0013】水の流路では高低圧が逆転していわゆるウ
ォータハンマ現象が発生し、水が流路を逆流することが
ある。この場合に、上記のような傾斜面を設けることに
より、傾斜面とケーシングの内周面との間に高圧部を延
在させることが可能となる。それにより、弁体がケーシ
ングの内周面から離隔する方向の力を上記の高圧部から
受け、弁体がケーシングの内周面と嵌合して固定されて
しまうことを回避することが可能となる。このことも、
安定した流量調節の実現に寄与し得る。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】また、上記他端側に位置するケーシングの
内周面には雌ねじ部が形成されることが好ましく、支持
部材はこの雌ねじ部に螺着される雄ねじであることが好
ましい。さらに、支持部材と弁体との間には、リングワ
ッシャ等の流量調節用のリング状部材が設置されること
が好ましい。
【0019】上記のようにリング状部材と弁体との間に
設置することにより、リング状部材の厚みを利用した比
較的粗い流量調節を行なうことが可能となる。特に、リ
ング状部材を積層することにより多段階の流量調節を行
なえる。このとき、支持部材として雄ねじがケーシング
に螺着されているので、この雄ねじを回転操作すること
により流量の微調節を行なうことが可能となる。それに
より正確かつ容易に流量調節を行なうことが可能とな
る。
【0020】上記の支持部材には、好ましくは、軸方向
に支持部材を貫通する貫通孔が設けられる。
【0021】弁体が中空形状を有する場合には、弁体内
部に空気が溜まることがある。このように空気が弁体内
に溜まることにより、弁体を変位させる際の抵抗となる
ばかりでなく、異音が発生する原因にもなり得る。そこ
で、上記のような貫通孔を支持部材に設けることによ
り、弁体内の空気を抜くことが可能となる。それによ
り、上記のような問題を解消することが可能となる。
【0022】また、ケーシングの軸方向の他端と支持部
材との間には、支持部材の抜け防止用のリングストッパ
が取付けられることが好ましい。このとき、上記他端側
に位置する支持部材の底面には、リングストッパを受入
れるとともに該リングストッパに対しケーシングに押付
ける方向の力を付与するための凹部が設けられる。
【0023】上記のリングストッパを設けることによ
り、支持部材のケーシングからの抜けを抑制することが
可能となる。このとき、上記のような凹部を支持部材の
底面に設けることにより、凹部内にリングストッパを受
入れた際にリングストッパに対しケーシングに押付ける
方向の力を凹部側壁によって付与することが可能とな
る。それにより、水圧を受けた支持部材がリングストッ
パを押圧した場合でも、リングストッパがケーシングか
ら外れて外部に抜け出すのを抑制でき、より効果的に支
持部材の抜けを防止することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、この
発明の1つの実施の形態とその変形例とについて説明す
る。図1は、この発明の1つの実施の形態における流量
調節開閉栓用節水弁1を示す部分断面側面図である。
【0025】図1を参照して、節水弁1は、たとえばス
テンレス鋼により一体的に形成されるケーシング2と、
筒状弁体4と、コイルスプリング10と、雄ねじ(支持
部材)6とを備える。
【0026】ケーシング2は、軸方向の一端に入口開口
3aを有し、側壁と軸方向の他端とに出口開口3b1,
3b2を有している。出口側流路(図示せず)からの水
は入口開口3aを通してケーシング2内に送り込まれ、
主に出口開口3b1から補助流路内に放出される。ま
た、ケーシング2は、入口開口3aと出口開口3b1と
の間にケーシング2の内方へ突出する凸部2bを有して
いる。図1に示される場合では、この凸部2bの先端コ
ーナ部2b1が後述する流量調節部5の一部として機能
する。上記のような凸部2bが設けられることにより、
筒状弁体4が入口開口3aから抜け出すことを効果的に
抑制することが可能となる。つまり、凸部2bは、図5
および図6に示される従来例におけるストッパ部材8の
機能をも有することとなる。さらに、ケーシング2は、
入口開口3aを取囲むように一端にフランジ部2aを有
している。このフランジ部2aは、ケーシング2の一端
が外方に膨出することにより形成される。さらに、ケー
シング2の他端側に位置する内周面には上記の雄ねじ6
を螺着するための雌ねじ部2cが形成されている。
【0027】上記のようにケーシング2が凸部2bとフ
ランジ部2aとを備えることにより、従来例のようにス
トッパ部材8をケーシング2に取付ける必要がなくな
る。それにより、フランジ部2aの近傍における従来例
のような錆の発生を効果的に抑制することが可能とな
る。また、ストッパ部材8とケーシング2との嵌合状態
が劣化するという従来例の不都合も解消できる。
【0028】筒状弁体4は、軸方向の一端が閉じられて
いる。そして、閉じられた側の端部が入口開口3a側に
配置されている。筒状弁体4における入口開口3a側の
端部の周縁部には傾斜面4aが設けられている。この傾
斜面4aは、筒状弁体4の入口開口3a側の端部の周縁
部を面取りすることにより形成される。この傾斜面4a
と上記のコーナ部2b1とで流量調節部5が構成される
こととなる。コーナ部2b1は、図1に示されるよう
に、ケーシング2の内方に突出しているので、流量調節
部5におけるケーシング2の内径R1は、出口開口3b
1が形成された部分のケーシング2の内径R2よりも小
さくなる。
【0029】上記のように内径R1が内径R2よりも小
さくなるように設定され、かつ筒状弁体4の入口開口3
a側の端部に設けられた傾斜面4aが流量調節部5の一
部を構成しているので、ケーシング2内に入口開口3a
から水が送り込まれることにより筒状弁体4は図1にお
ける下方へ変位することとなる。つまり、筒状弁体4
は、流量調節部5におけるケーシング2の内周面(図1
に示される場合ではコーナ部2b1)から離隔する方向
に変位することとなる。
【0030】また、筒状弁体4は、コイルスプリング1
0を覆うように設置されている。それにより、水中に混
入した異物がスプリング10に直接絡みついたり付着し
たりすることを効果的に抑制することが可能となる。そ
の結果、スプリング性能劣化を抑制することが可能とな
る。さらに、筒状弁体4がコイルスプリング10を覆う
ように設けられることにより、コイルスプリング10に
加わる負担をも軽減することが可能となる。それは、筒
状弁体4の下端と雄ねじ6との間隙を適切に調整するこ
とにより、コイルスプリング10が完全に圧縮される前
に筒状弁体4の下端と雄ねじ6とを当接させることが可
能となるからである。上記のようにコイルスプリング1
0に加わる負担を軽減できるので、コイルスプリング1
0の寿命を向上させることが可能となる。
【0031】コイルスプリング10の下方には雄ねじ6
が取付けられる。この雄ねじ6の存在により、コイルス
プリング10と筒状弁体4とが出口開口3b2から抜け
出すのを阻止することが可能となる。雄ねじ6にはマイ
ナスドライバ用の係合溝6aが底面に設けられている。
それにより、マイナスドライバを用いて雄ねじ6を回転
操作することが可能となる。このように雄ねじ6を回転
操作することにより、筒状弁体4の変位量を調節でき、
ケーシング2内を通過する水の流量調節を行なうことが
可能となる。
【0032】なお、図示していないが、筒状弁体4と雄
ねじ6との間にリングワッシャ等のリング状部材を介在
させて流量調節を行なってもよい。たとえば、雄ねじ6
と筒状弁体4との間にリングワッシャを複数枚積層して
配置することにより、リングワッシャの厚み分だけ筒状
弁体4の変位量を調節することが可能となる。このよう
にリングワッシャを用いて行なう流量調節は比較的粗い
多段階のものであり、流量の微調節は雄ねじ6の回転操
作により行なう。それにより、正確かつ容易に流量調節
を行なうことが可能となる。
【0033】雄ねじ6の中央部には、この雄ねじ6を軸
方向に貫通する空気孔6bが設けられる。この空気孔6
bを設けることにより、筒状弁体4内に空気が溜まるの
を効果的に抑制することが可能となる。筒状弁体4内に
空気が溜まった場合には、筒状弁体4を変位させる際の
抵抗が増大するばかりでなく異音発生の原因ともなり得
る。したがって、上記のような空気孔6bを設けること
により、これらの問題を解消することが可能となる。
【0034】また、雄ねじ6の底面には、ケーシング2
の軸方向の他端近傍の内周に嵌め込まれるリングストッ
パ7を受入れる凹部6cが設けられる。リングストッパ
7は、ケーシング2の内周に設けられた凹部に嵌入され
ており、雄ねじ6,コイルスプリング10および筒状弁
体4がケーシング2の出口開口3b2から抜け出すのを
防止する機能を有する。ここで、上記のような凹部6c
を設けることにより、凹部6cの側壁によってリングス
トッパ7に対しケーシング2に押付ける方向の力を付与
することが可能となる。それにより、リングストッパ7
とケーシング2とを強固に係合させることが可能とな
り、雄ねじ6等のケーシング2からの抜けをより効果的
に阻止することが可能となる。
【0035】次に、図2を用いて、図1に示される節水
弁1における流量調節部5についてより詳しく説明す
る。前述のように、流量調節部5は、傾斜面4aとコー
ナ部2b1とで構成される。そして、筒状弁体4は、ケ
ーシング2内に送り込まれた水によって押圧されてコー
ナ部2b1から離れる方向に変位する。それにより、ケ
ーシング2内に送り込まれた水は、図2において矢印で
示されるように傾斜面4aとコーナ部2b1との間隙を
通って主に出口開口3b1から放出されることとなる。
このように、筒状弁体4がコーナ部2b1から離れる方
向に変位することによって水の流量調節が行なえるの
で、水の中に混入した異物が流量調節部5で詰まること
を効果的に抑制することが可能となる。
【0036】また、傾斜面4aを設けることにより、い
わゆるウォータハンマ現象が発生した場合でも弁体4が
ケーシング2の内周面と嵌合して固定されてしまうこと
を効果的に抑制することも可能となる。
【0037】ウォータハンマ現象は、水の流路において
高低圧が逆転して水が逆流することにより発生する現象
である。このウォータハンマ現象が生じた場合、たとえ
ば図5あるいは図6に示される従来例では、球状弁体9
がストッパ部材8に嵌め込まれてしまい固定されてしま
う。
【0038】しかしながら、図2に示される場合では、
上記のウォータハンマ現象が発生した場合でも、傾斜面
4a近傍の領域15が高圧となる。したがって、この高
圧の領域15から筒状弁体4が下方(コーナ部2b1か
ら離れる方向)に力を受け、筒状弁体4がケーシング2
の内周面と嵌合されて固定されることを効果的に抑制す
ることが可能となる。このことも、安定した流量調節を
行なうことに寄与し得る。
【0039】次に、図3を用いて、流量調節部5の変形
例について説明する。図3を参照して、本変形例では、
ケーシング2側にも傾斜面2b2が設けられている。そ
して、傾斜面4aと傾斜面2b2とで流量調節部5が構
成されることとなる。この場合も、図2に示される場合
とほぼ同様の効果が得られる。
【0040】以上のようにこの発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施の形態における節水弁を
示す部分断面側面図である。
【図2】図1における流量調節部を拡大した断面図であ
る。
【図3】流量調節部の変形例を示す断面図である。
【図4】従来の流量調節開閉栓の一例を示す側面図であ
る。
【図5】従来の節水弁の一例を示す断面図である。
【図6】図5に示される節水弁においてケーシング内に
水を送り込んだ状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 節水弁 2 ケーシング 2a,8a フランジ部 2b 凸部 2b1 コーナ部 2c 雌ねじ部 3a 入口開口 3b1,3b2 出口開口 4 筒状弁体 4a,2b2 傾斜面 5 流量調節部 6 雄ねじ 6a 係合溝 6b 空気孔 6c 凹部 7 リングストッパ 10 コイルスプリング 11 異物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 17/00 E03C 1/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一端に設けられた入口開口と、
    側壁に設けられた出口開口とを有するケーシングと、 前記ケーシング内でスプリングに支持され、前記入口開
    口から前記ケーシング内に送り込まれる水に押圧されて
    変位する弁体とを有し、 前記弁体は、前記入口開口側の端部が閉じられた筒状の
    形状を有し、前記スプリングを覆い、 前記ケーシングの軸方向の一端には、該一端を外方に膨
    出させて形成されたフランジ部が前記入口開口を取囲む
    ように設けられ、 前記ケーシングの軸方向の他端と前記弁体との間には、
    前記スプリングを支持する支持部材が取付けられる、
    量調節開閉栓用節水弁。
  2. 【請求項2】 前記弁体の前記入口開口側の端部の周縁
    部を面取りすることにより傾斜面が形成される、請求項
    1に記載の流量調節開閉栓用節水弁。
  3. 【請求項3】 前記他端側に位置する前記ケーシングの
    内周面には雌めじ部が形成され、 前記支持部材は、前記雌めじ部に螺着される雄ねじであ
    り、 前記支持部材と前記弁体との間には、流量調節用のリン
    グ状部材が設置される、請求項1または請求項2に記載
    の流量調節開閉栓用節水弁。
  4. 【請求項4】 前記支持部材には、前記軸方向に前記支
    持部材を貫通する貫通孔が設けられる、請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の流量調節開閉栓用節水弁。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングの軸方向の他端と前記支
    持部材との間には、前記支持部材の抜け防止用のリング
    ストッパが取付けられ、 前記他端側に位置する前記支持部材の底面には、前記リ
    ングストッパを受入れるとともに前記リングストッパに
    対し前記ケーシングに押付ける方向の力を付与するため
    の凹部が設けられる、請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の流量調節開閉栓用節水弁。
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