JP2001208267A - 給水栓 - Google Patents
給水栓Info
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- JP2001208267A JP2001208267A JP2000059626A JP2000059626A JP2001208267A JP 2001208267 A JP2001208267 A JP 2001208267A JP 2000059626 A JP2000059626 A JP 2000059626A JP 2000059626 A JP2000059626 A JP 2000059626A JP 2001208267 A JP2001208267 A JP 2001208267A
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Abstract
り開弁し、離脱により自動的に閉弁する遮断弁を備えた
給水栓に関し、部品点数を少なく且つ容易に組み付ける
ことが出来る遮断弁を提供することを目的とする。 【解決手段】 ホース継手接続部へのホース継手の接続
により開弁し、離脱により自動的に閉弁する遮断弁を備
えた給水栓において、前記遮断弁を、前記ホース継手接
続部の吐水流路に設けられた弁座を閉鎖可能な弁部を有
する弁部材と、前記ホース継手接続部の開口端より突出
され、ホース継手との当接部を有する当接部材にて構成
するとともに、弁部材又は当接部材の一方端に凸状部
を、他方端に前記凸状部と嵌合可能な凹状部を形成し、
前記凸状部外周面に凸状部終端に向けて小径となる鏃部
を設け、前記凹状部内周面に前記鏃部と嵌合する溝部を
設ける構成にした。
Description
により開弁し、離脱により自動的に閉弁する遮断弁を備
えた給水栓に関するものである。
接続により閉弁し、離脱により自動的に開弁する遮断弁
を備えたものがあった。(例えば、特開平10−731
95)
は、遮断弁を構成するホース継手との当接部材となる筒
状体内に棒体を挿通させる構造であるため、筒状体の内
径を棒体が挿通過能な大きさまで大きくする必要があっ
た。その結果、ホース継手接続部内の流路が狭くなり、
十分な吐水量の確保が難しかった。また、弁部を有する
棒体と当接部を有する筒状体の結合に際しては、棒体を
筒状体内に挿通させた後、止めワッシャで抜止めしなけ
ればならないため、部品点数が多くなっていた。
提供することを目的とするものである。
みてなされたものであって、請求項1に記載の発明は、
ホース継手接続部へのホース継手の接続により開弁し、
離脱により自動的に閉弁する遮断弁を備えた給水栓にお
いて、前記遮断弁を、前記ホース継手接続部の吐水流路
に設けられた弁座を閉鎖可能な弁部を有する弁部材と、
前記ホース継手接続部の開口端より突出され、ホース継
手との当接部を有する当接部材にて構成するとともに、
弁部材又は当接部材の一方端に凸状部を、他方端に前記
凸状部と嵌合可能な凹状部を形成し、前記凸状部外周面
に凸状部終端に向けて小径となる鏃部を設け、前記凹状
部内周面に前記鏃部と嵌合する溝部を設けたことを特徴
とする給水栓である。
に記載の給水栓において、前記凸状部を十字状の板状部
材とし、前記凹状部を前記板状部材が挿通可能な十字状
の嵌合孔とし、前記板状部材外周面に鏃部を突設する一
方、嵌合孔内周面に鏃部と嵌合する溝部を設けたことを
特徴とするものである。
形態を図面に基づいて説明する。
接続される給水栓を例にとって図面を参照して説明する
と、図1(A)(B)に示すように、給水栓1は、ホー
ス継手2が係脱自在に取り付けられるホース継手接続部
3と、図示しない蛇口等へ取り付け固定する給水口接続
部4と、前記ホース継手接続部3の吐水流路に設けられ
た弁座を閉鎖可能な遮断弁5とからなる。なお、図上1
8は前記遮断弁5を閉弁方向へ付勢するスプリングであ
り、Wは前記スプリング18上端を支持する支持ワッシ
ャである。
出部6aを形成し、他端に内側に向けて縮径した端縁部
6bを形成した中央部を円筒状に形成して蛇口等を嵌着
する弾性筒体6と、一端にホース継手接続部3を形成し
た本体7に外嵌して弾性筒体6の張出部6aを本体7と
狭持する嵌合部材8と、この嵌合部材8の外周上3等分
した位置に径方向に進退自在に螺着して蛇口等を位置固
定可能に狭持する締付用ねじ9と、本体7に嵌着して嵌
合部材8との間で漏止め用のシール部材として機能する
Oリング10とからなる。
水を導入できるようにするには、予め図示しない蛇口を
嵌合部材8の開口内にある弾性筒体6の開口に嵌め込
み、弾性筒体6の円筒状に形成された中央部に蛇口の先
端部を位置させるとともに、各締付用ねじ9をねじ込ん
で中心側にねじ先端を進ませることにより、本体と蛇口
とが同心的な位置に配置されるようにし、給水栓1のホ
ース継手接続部3に図1(B)に示すように、図示しな
い洗濯機のホースに設けられたホース継手2を嵌着して
ホースを接続すると、蛇口から洗濯機内部へ水が供給で
きるようになる。
ス継手接続部3に外嵌して流路を接続する継手部材11
と、この継手部材11に外嵌して軸方向に移動可能な円
筒状に形成されたスライドリング12と、前記ホース継
手接続部3の溝部3aに入って抜けを防止する複数のボ
ール13と、前記継手部材11の内壁に形成された環状
溝に装着されて前記ホース継手接続部3との間に生じる
隙間からの漏れを防止するシール部材14と、ホースH
端部を嵌合可能なホース嵌合部15とからなる。なお、
図上19は、前記スライドリング12をホース継手2上
端部側へ付勢するスプリングである。
るには、前記スライドリング12をスプリング19の付
勢力に抗して、ホース継手2下方へ押し下げ、前記ボー
ル13へのスライドリング内壁面からの押圧を解除させ
る。その状態で、給水栓1に設けられた前記ホース継手
接続部3を前記継手部材11内へ挿入した後に、前記ス
ライドリング12の押し下げを解除させると、スライド
リング12内壁面によるボール13への押圧により、前
記ボール13がホース継手接続部3に設けられた前記溝
部3a内に入って接続される。
ス継手接続部3内の吐水流路に設けられた弁座16を閉
鎖可能な弁部21aを有する弁部材21と、前記ホース
継手接続部3の開口端より突出され、ホース継手2の段
差部17と当接する当接部22aを有する当接部材22
にて構成される。
ように、閉鎖板21bを円盤状に形成し、閉鎖板21b
の一面側には弁部材21を閉弁方向へ付勢するスプリン
グ18を案内支持する十字リブ21cを形成し、閉鎖板
21bの外側面で且つ前記十字リブ21cの延長方向上
4箇所に前記スプリング18の受け止めとなる凸部を形
成し、他面側には円錐台形状に形成された斜面部にOリ
ング20を嵌装させるOリング溝21dを刻設し、円錐
台形状の端面から板状の弁軸21e突出させ、弁軸21
eの先端部には先細り形状になるようにカットされた斜
面21fが形成されるとともに、同先端部に弁軸21e
から垂直方向に案内部21g、21gを立説する。ま
た、弁軸21eの斜面21f及び案内部21gの下端か
ら十字状の嵌合凸部21hを突設し、嵌合凸部21h、
21h、21h、21hの中心軸部には、前記嵌合凸部
下端に行くに従い小径となる鏃部21iを形成する。
すように、前記ホース継手2の段差部17に当接可能な
長さを有する当接部22aを平面形状が十字状になるよ
うに設け、当接部22a、22a、22a、22aの中
心軸部に前記弁部材21の嵌合凸部21hを挿通可能な
十字状の嵌合凹部22hを設ける。また、嵌合凹部22
h内壁には、前記弁部材21の嵌合凸部21hを嵌合さ
せる際、嵌合凸部21hの中心軸部に設けた鏃部21i
の案内となるテーパ部22bを嵌合凹部22h上端縁か
ら下方に行くに従って小径となるように形成するととも
に、前記テーパ部22bの下方に前記嵌合凸部21hの
鏃部21iと嵌合し、弁部材21との離脱を阻止する嵌
合溝22iを形成する。尚、本実施例では、弁部材21
に嵌合凸部21hを、当接部材22に嵌合凹部22hを
形成したが、弁部材21に嵌合凹部を、当接部材22に
嵌合凸部を形成しても構わない。
付けるには、予め給水栓1の上方開口部から弁部材21
を挿入した状態で、弁部材21に設けた嵌合凸部21h
を当接部材22に設けた嵌合凹部22h内に挿入し嵌合
させる。その際、前記嵌合凸部21hに設けた鏃部21
iが、前記嵌合凹部22h内壁に設けたテーパ部22b
に沿って案内されるとともに、嵌合凹部22hを径方向
に拡開しながら、前記嵌合溝22iへ嵌合される。よっ
て、嵌合凹部22hの拡開動作により、弁部材21と当
接部材22を嵌合させる際、容易な力で行うことが出来
る。また、両部材の離脱阻止を前記鏃部21iと嵌合溝
22iにより、確実に行うことが出来る。
において、ホース継手2を接続させると、ホース継手2
の段差部17で遮断弁5の当接部材22に設けた当接部
22aが、当接状態で上方へ押動されることにより、遮
断弁5がスプリング18の付勢力に抗して弁座16から
離反し、開弁状態となる。
ース継手2の段差部17による遮断弁5の当接部22a
への当接が解除されるため、遮断弁5がスプリング18
の付勢力及び流体圧により、下方へ押動し、弁座16を
閉鎖する。
手接続部へのホース継手の接続により開弁し、離脱によ
り自動的に閉弁する遮断弁を備えた給水栓において、前
記遮断弁を、前記ホース継手接続部の吐水流路に設けら
れた弁座を閉鎖可能な弁部を有する弁部材と、前記ホー
ス継手接続部の開口端より突出され、ホース継手との当
接部を有する当接部材にて構成するとともに、弁部材又
は当接部材の一方端に凸状部を、他方端に前記凸状部と
嵌合可能な凹状部を形成し、前記凸状部外周面に凸状部
終端に向けて小径となる鏃部を設け、前記凹状部内周面
に前記鏃部と嵌合する溝部を設けたことにより、遮断弁
の部品点数を少なくすることが出来るとともに、遮断弁
を構成する弁部材の凸状部と当接部材の凹状部を嵌め込
むだけで容易に組み付けることが出来る。
し、前記凹状部を前記板状部材が挿通可能な十字状の嵌
合孔とし、前記板状部材外周面に鏃部を突設する一方、
嵌合孔内周面に鏃部と嵌合する溝部を設けたことによ
り、遮断弁を構成する弁部材の凸状部と当接部材の凹状
部を嵌め込む際の力を軽減することが出来る。
(A)はホース継手離脱(閉弁)状態の縦断面図であ
り、(B)はホース継手接続(開弁)状態の縦断面図で
ある。
である。
て示す形状説明図であり、(A)は正面図、(B)は側
面図、(C)は下平面図、(D)は(C)のa−a断面
図、(E)は(C)のb−b断面図である。
して示す形状説明図であり、(A)は上平面図、(B)
は正面図、(C)は下平面図、(D)は(A)のa−a
断面図、(E)は(A)のb−b断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホース継手接続部へのホース継手の接続
により開弁し、離脱により自動的に閉弁する遮断弁を備
えた給水栓において、前記遮断弁を、前記ホース継手接
続部の吐水流路に設けられた弁座を閉鎖可能な弁部を有
する弁部材と、前記ホース継手接続部の開口端より突出
され、ホース継手との当接部を有する当接部材にて構成
するとともに、弁部材又は当接部材の一方端に凸状部
を、他方端に前記凸状部と嵌合可能な凹状部を形成し、
前記凸状部外周面に凸状部終端に向けて小径となる鏃部
を設け、前記凹状部内周面に前記鏃部と嵌合する溝部を
設けたことを特徴とする給水栓。 - 【請求項2】 前記凸状部を十字状の板状部材とし、前
記凹状部を前記板状部材が挿通可能な十字状の嵌合孔と
し、前記板状部材外周面に鏃部を突設する一方、嵌合孔
内周面に鏃部と嵌合する溝部を設けたことを特徴とする
請求項1記載の給水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059626A JP2001208267A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 給水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059626A JP2001208267A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 給水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001208267A true JP2001208267A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18580053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000059626A Pending JP2001208267A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | 給水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001208267A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144785A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Sanyo Kasei:Kk | 蛇口用管継手 |
JP2017160758A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社Lixil | 水栓 |
JP2019190653A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 株式会社パロマ | プラグカバー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11325363A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-26 | Kvk Corp | 給水栓 |
-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000059626A patent/JP2001208267A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11325363A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-26 | Kvk Corp | 給水栓 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009144785A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Sanyo Kasei:Kk | 蛇口用管継手 |
JP2017160758A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社Lixil | 水栓 |
JP2019190653A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 株式会社パロマ | プラグカバー |
JP7105481B2 (ja) | 2018-04-18 | 2022-07-25 | 株式会社パロマ | プラグカバー |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091113 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100524 |