JP3172492B2 - 液体回収装置 - Google Patents

液体回収装置

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JP3172492B2
JP3172492B2 JP22297198A JP22297198A JP3172492B2 JP 3172492 B2 JP3172492 B2 JP 3172492B2 JP 22297198 A JP22297198 A JP 22297198A JP 22297198 A JP22297198 A JP 22297198A JP 3172492 B2 JP3172492 B2 JP 3172492B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所など
の原子燃料取扱施設において、燃料集合体から漏洩する
放射性物質を含んだ液体を回収する液体回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所の原子炉炉心におい
て、漏洩燃料集合体が発生した場合は、その漏洩燃料集
合体を上記原子炉炉心から取り出し、使用済燃料貯蔵プ
ールに保管している。
【0003】この場合、原子炉炉心から漏洩燃料集合体
を取り出すには、多数の燃料集合体が装荷されている水
深約20mの原子炉炉心から水深2mまで燃料交換機に
より吊上げる。
【0004】これにより、漏洩燃料集合体は、漏洩燃料
捧内部圧力と周囲水圧とに差ができ、漏洩燃料棒内部に
蓄積された放射性物質が漏洩口を通り原子炉水中に放出
される。この放出された放射性物質は炉水の流れにより
漏洩燃料集合体のチャンネルボックス上部から炉水全体
へ拡散する。そして、拡散し水面に達した放射性物質の
うち、揮発性のものは原子炉建屋の燃料交換床空気中に
拡散し、作業環境を悪化させる。
【0005】また、炉心から取り出された漏洩燃料集合
体は、使用済燃料貯蔵プールに設置された燃料貯蔵ラッ
クに挿入保管される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記漏洩燃
料棒内部では、核分裂生成物の放射性壊変により発生す
る熱と気体とにより内部圧力は常に外部より高くなって
おり、漏洩口から放射性物質の漏洩は継続する。
【0007】この漏洩した放射性物質は、燃料貯蔵ラッ
ク下面から供給され漏洩燃料集合体の燃料捧間を流れる
冷却水により漏洩燃料集合体上部から使用済燃料貯蔵プ
ールの水全体に拡散する。この拡散した放射性物質のう
ち揮発性の放射性物質は、水面から燃料交換床空気中に
拡散し作業環境を悪化させる課題がある。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、漏洩口から漏洩した放射性物質が炉水あるいは
使用済燃料貯蔵プール水に拡散することがなく、燃料交
換床の作業環境の悪化を防止する液体回収装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、放射性物質が漏洩する燃料
集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物
質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、この液
体回収フードに一端が接続された回収流路と、この回収
流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続され、
前記液体回収フードから収集された液体を前記回収流路
を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置とを
備え、前記液体回収フードの内面に、燃料集合体ハンド
ルに嵌合する位置固定ガイドを設けたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、前記液体回収フードの側面に、前記燃料集合
体が収納されていない燃料貯蔵ラックに嵌合可能な位置
決め部材を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、前記液体回収フードの一部に、冷却水が通過
する開口部を形成したことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載の液体回
収フードの開口部に、その液体回収フード外部からの冷
却水巻き込みを防止するための弁を設けたことを特徴と
する。
【0013】請求項5の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、前記液体回収フードの側面に、前記燃料集合
体が収納されていない燃料貯蔵ラックに挿入される転倒
防止部材を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、前記液体回収フードに、燃料集合体ハンドル
を挿通する開口部を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、前記液体回収フードに、燃料交換機の燃料掴
み具で掴むためのハンドルを設けたことを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、放射性物質が漏洩する
燃料集合体上部を覆い、その燃料集合体からの漏洩放射
性物質を含む液体の収集口となる液体回収フードと、こ
の液体回収フードに一端が接続された回収流路と、この
回収流路の他端に接続されるとともに排水流路が接続さ
れ、前記液体回収フードから収集された液体を前記回収
流路を通して前記排水流路に移送する回収液体移送装置
とを備え、この回収液体移送装置と前記排水ホースとの
間に分岐部を設け、この分岐部にサンプリング弁を設け
たことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】図1は本発明に係る液体回収装置の第1実
施形態を示す構成図、図2は図1の液体回収装置の設置
状態を示す概略構成図である。
【0019】図1および図2に示すように、液体回収装
置は液体回収フード1を有し、この液体回収フード1は
箱状に形成され、放射性物質が漏洩する燃料集合体5上
部を覆い、その燃料集合体5からの漏洩放射性物質を含
む液体の収集口となる。
【0020】この液体回収フード1には、可撓性を有す
る回収流路としての回収ホース2の一端が接続され、こ
の回収ホース2の他端が回収液体移送装置3に接続され
ている。そして、この回収液体移送装置3には、燃料プ
ール冷却浄化系プリコートポンプ出口と接続した可撓性
を有する排水流路としての排水ホース4が接続されてい
る。
【0021】次に、本実施形態の作用を図2に基づいて
説明する。
【0022】放射性物質が漏洩する燃料集合体5上部を
液体回収フード1が覆うように液体回収装置を配置す
る。そして、燃料集合体5に発生した漏洩口6からは放
射性物質が漏洩する。この漏洩した放射性物質は、冷却
水流によりチャンネルボックス7内を上昇する。次い
で、上部タイプレート8を通過し、放射性物質を含んだ
冷却水は、冷却水全体に拡散する以前に液体回収フード
1により収集される。
【0023】この収集された放射性物質を含む冷却水
は、回収液体移送装置3による駆動力により液体回収フ
ード1と回収液体移送装置3に接続された回収ホース2
を通過して移送され、回収液体移送装置3の出口側に接
続された排水ホース4から排出される。この排水ホース
4の出口側は、燃料プール冷却浄化系プリコートポンプ
出口に接続され、排水中の放射性物質は燃料プール浄化
系にて補集される。なお、図2において、符号9は水面
である。
【0024】このように本実施形態によれば、放射性物
質が漏洩する燃料集合体5上部を覆い、その燃料集合体
5からの漏洩放射性物質を含む液体の収集口となる液体
回収フード1と、この液体回収フード1に一端が接続さ
れた回収ホース2と、この回収ホース2の他端に接続さ
れるとともに排水ホース4が接続され、液体回収フード
1にて収集された液体を回収ホース2を通して排水ホー
ス4に移送する回収液体移送装置3とを備えたことによ
り、放射性物質を含んだ冷却水が水面9まで拡散するの
を防止することができ、放射性物質の空気中への拡散を
防止することができ、その結果作業環境の悪化を防止す
ることができる。
【0025】なお、本実施形態では、回収流路として回
収ホース2を、排水流路として排水ホース4を用いた
が、これに限らずそれぞれ回収配管、排水配管を使用し
てもよい。しかし、回収ホース2および排水ホース4が
可撓性を有することから、これらを使用することが望ま
しい。
【0026】図3(A),(B)は本発明に係る液体回
収装置の第2実施形態を示す断面構成図である。なお、
前記第1実施形態と同一または対応する部分には、同一
の符号を付して前記第1実施形態と異なる構成および作
用のみを説明する。以下の実施形態も同様である。
【0027】図3(A),(B)に示すように、本実施
形態は、液体回収フード1の内面に、燃料集合体ハンド
ル10と嵌合するハンドル用位置固定ガイド11を取り
付けたものである。このハンドル用位置固定ガイド11
は、下方に拡開するように形成され、つまり燃料集合体
ハンドル10に見合う形状および寸法関係を有してい
る。
【0028】したがって、本実施形態では、放射性物質
が漏洩する燃料集合体5に液体回収フード1を設置する
とき、燃料集合体ハンドル10にハンドル用位置固定ガ
イド11を嵌合させることにより、漏洩燃料集合体5と
液体回収フード1との相対位置を確実に固定することが
可能となる。
【0029】また、本実施形態では、ハンドル用位置固
定ガイド11を下方に拡開するような形状に形成したこ
とにより、燃料集合体ハンドル10との嵌合作業が容易
になる。
【0030】図4は本発明に係る液体回収装置の第3実
施形態を示す断面構成図である。図4に示すように、本
実施形態は、液体回収フード1の側面に、燃料集合体5
が収納されていない燃料貯蔵ラック12に嵌合可能な位
置決め部材13を設けたものである。この位置決め部材
13は、燃料貯蔵ラック12の収納口に対応した寸法お
よび形状に形成されている。
【0031】したがって、本実施形態では、放射性物質
が漏洩する燃料集合体5が収納されている燃料貯蔵ラッ
ク12に隣接し、かつ燃料集合体5が収納されていない
燃料貯蔵ラック12に、液体回収フード1の位置決め部
材13が嵌合することにより、漏洩する燃料集合体5と
液体回収フード1との相対位置を固定することが可能と
なる。
【0032】なお、図4において、放射性物質が漏洩す
る燃料集合体5が収納されている燃料貯蔵ラック12に
隣接する燃料貯蔵ラック12には、健全な燃料集合体1
4が収納されている。
【0033】図5は本発明に係る液体回収装置の第4実
施形態を示す断面構成図である。図5に示すように、本
実施形態は、液体回収フード1の上部(一部)に冷却水
が通過する開口部15を形成したものである。
【0034】したがって、本実施形態では、液体回収フ
ード1の一部に冷却水が通過する開口部15を形成した
ことにより、回収液体移送装置3が停止した場合、冷却
水流が停止することなく、燃料集合体5の冷却を継続す
ることが可能となる。
【0035】図6(A),(B)は本発明に係る液体回
収装置の第5実施形態を示す断面構成図である。図6
(A),(B)に示すように、本実施形態では、液体回
収フード1に形成した開口部15に、液体回収フード1
外部からの冷却水巻き込みを防止するための弁16が設
けられている。この弁16は、液体回収フード1の外側
に開くように構成されている。
【0036】したがって、液体回収フード1に形成した
開口部15に、液体回収フード1外部からの冷却水巻き
込みを防止するための弁16を設けたことにより、液体
回収フード1の外部から冷却水の流入を防止することが
できるとともに、放射性物質が漏洩する燃料集合体5か
ら上昇してくる放射性物質を含んだ冷却水を効率よく回
収することができる。
【0037】図7は本発明に係る液体回収装置の第6実
施形態を示す断面構成図である。図7に示すように、本
実施形態は、液体回収フード1の側面に、燃料集合体5
が収納されていない燃料貯蔵ラック12に挿入される転
倒防止部材19を設けたものである。
【0038】したがって、本実施形態では、放射性物質
が漏洩する燃料集合体5が収納されている燃料貯蔵ラッ
ク12に隣接し、かつ燃料集合体5が収納されていない
燃料貯蔵ラック12に転倒防止部材19を挿入したこと
により、液体回収フード1が傾いた場合、燃料貯蔵ラッ
ク12と転倒防止部材19とが互いに干渉することで、
液体回収フード1の転倒を防止することができる。
【0039】図8(A)〜(C)は本発明に係る液体回
収装置の第7実施形態を示し、(A),(B)はその断
面構成図、(C)はその斜視図である。
【0040】図8(A)〜(C)に示すように、本実施
形態は、液体回収フード1に燃料集合体ハンドル10が
挿通する開口部20を形成したものである。
【0041】したがって、本実施形態では、液体回収フ
ード1に燃料集合体ハンドルが挿通する開口部20を形
成したことにより、放射性物質が漏洩する燃料集合体5
に液体回収フード1を設置した際に、燃料集合体ハンド
ル10を露出させることが可能となる。
【0042】これにより、放射性物質が漏洩する燃料集
合体5に液体回収フード1を設置し、回収液体移送装置
3を稼動させた状態で、燃料交換機の燃料掴み具で燃料
集合体ハンドル10が掴めるようになり、漏洩する燃料
集合体5を燃料交換機で取扱うことが可能となる。
【0043】図9は本発明に係る液体回収装置の第8実
施形態を示す断面構成図である。図9に示すように、本
実施形態は、液体回収フード1の上部に、燃料交換機の
燃料掴み具で掴むためのハンドル22を一体に設けたも
のである。
【0044】したがって、本実施形態では、液体回収フ
ード1の上部に、燃料集合体ハンドル10と同一形状の
ハンドル22を設けたことにより、液体回収フード1を
燃料交換機の燃料掴み具で取扱うことが可能となり、取
扱性を向上させることができる。
【0045】図10は本発明に係る液体回収装置の第9
実施形態を示す構成図である。図10に示すように、本
実施形態は、回収液体移送装置3と排水ホース4との間
に分岐部23を設置し、この分岐部23にサンプリング
弁24を設けたものである。
【0046】したがって、本実施形態では、回収液体移
送装置3と排水ホース4との間に分岐部23を設置し、
この分岐部23にサンプリング弁24を設けたことによ
り、回収した液体を分岐部23およびサンプリング弁2
4を経てサンプリングすることが可能となる。
【0047】なお、上記各実施形態において、液体回収
フード1を鉄などの重量材から構成すれば、燃料貯蔵ラ
ック12上端に設置したとき、下部からの水圧に対して
浮き上がらないようにすることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を覆い、その燃料
集合体からの漏洩放射性物質を含む液体の収集口となる
液体回収フードを設けたことにより、燃料集合体から漏
洩する放射性物質が炉水中において広範囲に拡散する以
前に、液体回収フードから放射性物質を含む液体を回収
することができる。その結果、放射線環境の悪化を防止
し、プラントからの放射性物質の放出量を低減させるこ
とができる。
【0049】また、液体回収フードの内面に、燃料集合
体ハンドルと嵌合するハンドル用位置固定ガイドを取り
付けたことにより、放射性物質が漏洩する燃料集合体に
液体回収フードを設置するとき、漏洩燃料集合体と液体
回収フードの相対位置を確実に固定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体回収装置の第1実施形態を示
す構成図。
【図2】図1の液体回収装置の設置状態を示す概略構成
図。
【図3】(A),(B)は本発明に係る液体回収装置の
第2実施形態を示す断面構成図。
【図4】本発明に係る液体回収装置の第3実施形態を示
す断面構成図。
【図5】本発明に係る液体回収装置の第4実施形態を示
す断面構成図。
【図6】(A),(B)は本発明に係る液体回収装置の
第5実施形態を示す断面構成図。
【図7】本発明に係る液体回収装置の第6実施形態を示
す断面構成図。
【図8】(A)〜(C)は本発明に係る液体回収装置の
第7実施形態を示し、(A),(B)はその断面構成
図、(C)はその斜視図。
【図9】本発明に係る液体回収装置の第8実施形態を示
す断面構成図。
【図10】本発明に係る液体回収装置の第9実施形態を
示す構成図。
【符号の説明】
1 液体回収フード 2 回収ホース(回収流路) 3 回収液体移送装置 4 排水ホース(排水流路) 5 燃料集合体 6 漏洩口 7 チャンネルボックス水面 8 上部タイプレート 9 水面 10 燃料集合体ハンドル 11 ハンドル用位置固定ガイド 12 燃料貯蔵ラック 13 位置決め部材 14 健全な燃料集合体 15 開口部 16 弁 19 転倒防止部材 20 開口部 22 ハンドル 23 分岐部 24 サンプリング弁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 19/06 G21C 19/26 G21F 9/04 G21C 17/07

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードの内面に、燃料集合体ハンドルに嵌合する
    位置固定ガイドを設けたことを特徴とする液体回収装
    置。
  2. 【請求項2】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードの側面に、前記燃料集合体が収納されてい
    ない燃料貯蔵ラックに嵌合可能な位置決め部材を設けた
    ことを特徴とする液体回収装置。
  3. 【請求項3】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードの一部に、冷却水が通過する開口部を形成
    したことを特徴とする液体回収装置。
  4. 【請求項4】 液体回収フードの開口部に、その液体回
    収フード外部からの冷却水巻き込みを防止するための弁
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の液体回収装
    置。
  5. 【請求項5】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードの側面に、前記燃料集合体が収納されてい
    ない燃料貯蔵ラックに挿入される転倒防止部材を設けた
    ことを特徴とする液体回収装置。
  6. 【請求項6】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードに、燃料集合体ハンドルが挿通する開口部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の液体回収装
    置。
  7. 【請求項7】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、前記液
    体回収フードに、燃料交換機の燃料掴み具で掴むための
    ハンドルを設けたことを特徴とする液体回収装置。
  8. 【請求項8】 放射性物質が漏洩する燃料集合体上部を
    覆い、その燃料集合体からの漏洩放射性物質を含む液体
    の収集口となる液体回収フードと、この液体回収フード
    に一端が接続された回収流路と、この回収流路の他端に
    接続されるとともに排水流路が接続され、前記液体回収
    フードから収集された液体を前記回収流路を通して前記
    排水流路に移送する回収液体移送装置とを備え、この回
    収液体移送装置と前記排水ホースとの間に分岐部を設
    け、この分岐部にサンプリング弁を設けたことを特徴と
    する液体回収装置。
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