JP3172259U - 鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置 - Google Patents

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【課題】様々な鋳造品形状に対しても段取り換え無く対応でき、かつ生産ラインの省人化を図れるとともに作業者の負担も軽減され、更に出来上がった鋳造品を傷めることを防止する鋳造機における自動取り出し装置を提供する。【解決手段】適宜の鋳造品を成形する鋳造機7と、底面11a,両側面11b,11b、背面11cから塵取り形状の鋳造品受取部11が支持杆12に設けられてなる鋳造品受取体1と、少なくとも2関節を有するロボット5とを備えている。ロボット5の端部側のアームに鋳造品受取体1が取付られている。鋳造機7における鋳造品成形箇所位置より少し下側箇所で、鋳造品受取部11が適宜の角度で、成形直後の鋳造品を受取り、鋳造品受取部11を所定角度回転させることで鋳造品を他の部位に排出する。【選択図】図1

Description

本考案は、様々な鋳造品形状に対しても段取り換え無く対応でき、かつ生産ラインの省人化を図れるとともに作業者の負担も軽減され、更に出来上がった鋳造品を傷めることを防止できる鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置に関する。
生産数量が少ない場合は鋳造品を作業者が手で取り出す場合もあるが、生産数量が多い場合は自動取り出し装置を使用して鋳造品を金型から取り出すことが多い。このような自動取り出し装置の例として特許文献1(特許第2908889号)における搬送機構58が挙げられる。これは、支柱110の上にハンドアーム116が設けられ、ハンドアームの先に鋳造品受取部118が設けられた構造となっている。
鋳造品受取部の形状については特許文献1中に具体的な記載は無いが、図1、図2より、いわゆるカゴ又は箱形状であると推測される。そして、鋳造品受取部118はシリンダ130により上下方向に変位するように構成されている。また搬送機構58は支柱110を中心として旋回自在となっている。
以上より、搬送機構の動作としては詳細な記載は無いものの、シリンダにより鋳造品受取部が上下方向に変位して鋳造品を受け取った後、鋳造品受取部を含むハンドアームが支柱を中心として旋回し、鋳造品を次工程に搬送するものと推測される。
また、他の自動取り出し装置の例として特許文献2(特開2007−111771)で述べられているチャック装置5が挙げられる。これは、2本の平行のチャックアーム15,15と、この先端に設けた変換チャック爪14,14などの構成部材より構成されている。該変換チャック爪14,14で鋳造品を直接つかんで鋳造品を次工程に搬送する機構となっている。
特許第2908889号公報 特開2007−111771
特許文献1の構造、動作により鋳造品を受け取った後、鋳造品を次工程に搬送することは可能であるが、特許文献1の構造、動作には次のような解決すべき課題がある。
鋳造品は、カゴ又は箱形状である鋳造品受取部で受け止められるが、カゴ又は箱形状である鋳造品受取部内に収納された鋳造品を取り出す方法として以下の2つが考えられる。
(1)カゴ又は箱形状である鋳造品受取部の上下を半回転し逆さまにする。(自動もしくは手動でひっくり返す)
(2)カゴ又は箱形状である鋳造品受取部の中から作業者が手で取り出す。
(1)について、いわゆる鋳造品受取部から鋳造品を落下させる方法である。本方法では鋳造品を落下させることにより、鋳造品に傷、打痕が付く恐れがあり、不良品が増加してしまう要因となるので好ましい方法とは言えない。更に鋳造品受取部の開口部を上向きから下向きに半回転(一般には180度回転)させるため、生産のサイクルタイムもかなり延びることになる。
(2)について、いわゆる次工程の作業者が手で鋳造品受取部の中から鋳造品を取り出す方法である。本方法では鋳造品は落下しないため、鋳造品に傷、打痕は付かない。しかし
、鋳造品受取部から作業者が熱い鋳造品を手で取り出すため、作業者の負担が大きくかつ生産のサイクルタイムが伸びてしまう。このような課題を回避するため、特許文献2のようにチャックアームタイプの取り出し装置を用いることが考えられている。
しかるに、チャックアームタイプでは鋳造品を掴む際に掴み損なって鋳造品を落下させたり、また鋳造品形状ごとに別形状のチャック爪にとりかえる必要があり、かつ鋳造品形状ごとにチャックアームの制御プログラムを変更しなければしっかりと鋳造品を掴むことが出来ないものである。よって特許文献1及び特許文献2どちらにおいても(2)の方法でも生産のサイクルタイムを短縮することが出来ない。このため、本考案が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、様々な鋳造品形状に対しても段取り換えが無く対応でき、かつ生産ラインの省人化を図れるとともに作業者の負担も軽減され、特に、出来上がった鋳造品を傷めることを確実に防止できることを実現することである。
そこで、考案者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の考案を、適宜の鋳造品を成形する鋳造機と、底面,両側面,背面から塵取り形状の鋳造品受取部が支持杆に設けられてなる鋳造品受取体と、少なくとも2関節を有するロボットとを備え、該ロボットの端部側のアームに前記鋳造品受取体が取付られ、前記鋳造機における鋳造品成形箇所位置より少し下側箇所で、前記鋳造品受取部が適宜の角度で、成形直後の鋳造品を受取り可能とし、前記鋳造品受取部を所定角度回転させることで前記鋳造品を他の部位に排出可能としてなることを特徴とする鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決した。
請求項2の考案を、適宜の鋳造品を成形する鋳造機と、該鋳造機から鋳造された鋳造品に対してプレス加工するプレス機と、底面,両側面,背面から塵取り形状の鋳造品受取部が支持杆に設けられてなる鋳造品受取体と、少なくとも2関節を有するロボットとを備え、該ロボットの端部側のアームに前記鋳造品受取体が取付られ、前記プレス機における鋳造品取付位置より少し下側箇所で、前記鋳造品受取部が適宜の角度で、成形後の鋳造品を受取り可能とし、前記鋳造品受取部を所定角度回転させることで前記鋳造品を他の部位に排出可能としてなることを特徴とするプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決した。
請求項3の考案を、請求項1又は2において、前記鋳造品受取部にて成形直後又は成形後の鋳造品を受取る際には、前記背面側が下側で前記底面が傾斜状態とし、前記鋳造品を排出する際には、所定角度回転させて前記底面が逆方向に傾斜状態としてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決した。請求項4の考案を、請求項1,2又は3のいずれか1項において、所定角度回転の角度は約90度内外としてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決した。
請求項5の考案を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項において、前記鋳造品受取体に、前記成形直後又は成形後の鋳造品を適宜チャックするチャック部が設けられたチャック支持杆が連接されてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決した。請求項6の考案を、請求項1又は2において、前記鋳造品受取部の鋳造品が滑り出る底面の出入り縁とベルトコンベアー等の鋳造品移送装置の上面とが平行に設置されてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置としたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項1の考案においては、様々な鋳造品形状に対しても段取り換え無く対応でき、かつ生産ラインの省人化を図れるとともに作業者の負担も軽減され、更に出来上がった鋳造品を傷めること無く移送できる。請求項2の考案では、特に、プレス機を備えた鋳造機において、ブレス加工後の鋳造品に対しても段取り換え無く対応でき、かつ生産ラインの省人化を図ることができる。請求項3の考案では、僅かな回転角度にて、鋳造品の受取りと排出ができる。さらに、請求項3の効果としては、鋳造品受取部を僅かに傾斜させることだけで、鋳造品は鋳造品受取部から滑り出て、ベルトコンベアー等の鋳造品を収納する装置の上に滑りながら載る。そのため、鋳造品を落下させること無く搬送でき、鋳造品に傷、打痕が付くことも無く、もって不良品を極力排除することができる大きな利点がある。さらに、作業者の負担を軽減でき、かつ生産のサイクルタイムを短縮することが出来る。
請求項4の考案では、請求項3と同様の効果を奏する。さらに、請求項1乃至4の考案では、チャック爪のように鋳造品形状ごとにチャック爪を専用化する必要が無く、鋳造品の形状、大きさなどがある程度まで異なっていたとしても、本考案であるいわゆる塵取り形状の鋳造品受取部の中に鋳造品を収納できるため段取り換え作業負担、段取り換え作業時間を軽減することが出来る。請求項5の考案では、チャック部を設けたことで、様々な鋳造品のゲート部などを掴む作業ができることで、次工程への移送をして最終鋳造品の受取りが良好にできる利点がある。さらに、請求項6の考案では、鋳造品受取部の鋳造品が滑り出る底面の出入り縁とベルトコンベアー等の鋳造品移送装置の上面とが平行な場合、連続的に鋳造品が搬送されたとしても鋳造品が1箇所に貯まること無く、鋳造品は連なって収納可能である。また、本考案の鋳造品の搬送動作において、作業者が関与する作業はほとんど存在せず、自動化が可能となり、省人化と生産のサイクルタイムの削減が図れる利点がある。
(A)は鋳造品受取部箇所の斜視図、(B)は鋳造機のみによる本考案の第1実施形態全体図の略示平面図、(C)は(B)のX−X矢視図である。 (A)は図1(B)のY―Y矢視図であって、成形直後の鋳造品受取体の状態図、(B)は鋳造品を受取った直後の鋳造品受取体の状態図、(C)は鋳造品受取体から鋳造品を排出する状態図である。 (A)は鋳造品受取部及びチャック部箇所の斜視図、(B)は(A)の状態よりも僅かに回転させた状態の斜視図、(C)はチャック部箇所の側面図である。 (A)は図3の鋳造品受取部及びチャック部を用いて鋳造品の受取り作業し、且つ鋳造機及びプレス機による本考案の第2実施形態全体図の略示平面図、(B)は(A)の要部平面図である。 図3(A)とは異なる鋳造品受取部及びチャック部箇所の斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1及び2に示すように、底面11a、両側面11b,11b、背面11cからなる鋳造品受取部11が支持杆12に設けられて鋳造品受取体1として構成されている。具体的には、前記鋳造品受取部11は、金属板状の底面11a、両側面11b,11b、背面11cにて構成され、各辺が溶接などで固着され、全体として塵取り形状をなしている。前記鋳造品受取部11の底面11aの下面個所に、前記支持杆12の先端部が固着されている。該支持杆12の基部側には、後述するロボット5の第2アーム部53の先端に取り付ける取付部13が設けられている。
前記底面11aはすべりの良い平面もしくは平面で無くてもすべりは良い必要がある。つまり前記鋳造品受取部の形状は、いわゆる塵取り形状であり、一般的な直方体の面数6に対して、2面が無い4面(底面1面+側面3面)で形成された形状となっている。より好ましい実施形態として、第2アーム部53(ハンドアームなど)が作動し、前記鋳造品受取部11を所定の位置まで搬送したときに、該鋳造品受取部11の背面11cと反対側辺,すなわち、出入り縁11a(側面において面が無い面の辺)と「平行」にベルトコンベアー31等の鋳造品搬送装置3を設けるのが良い。
符合5はロボットであって、少なくとも2関節を有している。すなわち、ロボット本体部51に対して第1アーム部52及び第2アーム部53が備えられている。該第2アーム部53端に、前記鋳造品受取体1の取付部13が取付られる。該取付部13内には、小型モータなどの駆動源が設けられ、図3(A)及び(B)において左右方向に適宜旋回可能に構成されている。符号7は鋳造機であって、鋳造金型71にて、アルミ合金などの鋳物材料が鋳造品として成形される。符号8はプレス機であって、プレス金型81にて、ゲート等を除去する役割を担う。
次に作用について説明する。このときの構成は、2例存在する。1例は、図1に示すように、1台の鋳造機7に対し、鋳造品受取体1が備えられたロボット5が備えられている。他の例は、図4に示すように、1台の鋳造機7と、1台のプレス機8と、鋳造品受取体1が備えられたロボット5とが備えられている場合である。何れにしても、鋳造が終わった直後の鋳造品Cは、鋳造金型71から押し出しピンにより押し出される。又はプレス加工が終わった鋳造品Cは、プレス金型81から押し出しピンにより押し出される。
鋳造機7又はプレス機8から押し出された際、鋳造品受取部11は、成形直後又は成形後の鋳造品Cに極力接近し、且つ約45度程度(底面11a傾斜度)の傾きをもって、前記成形直後又は成形後の鋳造品Cを受け止める。鋳造品Cを受け止める時、傷、打痕を防ぐため落下距離は極力短くし、鋳造品Cはおよそ45度程度傾いてパタンと前記鋳造品受取部11の中に収納されることとなる。この時、側面の中で面の無い側面を10〜70度程度上に傾けて鋳造品受取部を接近させ鋳造品Cを受け取らないと、鋳造品受取部の中に一旦収納された鋳造品Cが滑り落ちるため上記動作は必須である。
鋳造品が鋳造品受取部11の中に収納された後、鋳造品受取部11は旋回もしくはその他複雑な動作によって所定の位置に存在する鋳造品搬送装置3まで搬送される。この時、鋳造品Cが鋳造品受取部から落下しないようにするため、側面の中で面の無い側面側を10〜70度程度上に傾けた状態で運搬する。運搬時に鋳造品受取部11の側面の中で面の無い側面側を10〜70度程度上に傾けた状態で運搬しないと鋳造品Cが運搬途中で滑り落ちるため本動作は必須である。そして鋳造品Cは鋳造品受取部11からベルトコンベアー31等の鋳造品搬送装置3に運搬される。
また、前記鋳造品受取部11の底面は滑りやすい必要がある。これは、単に平面形状になっていれば十分に鋳造品の滑りやすさは確保される。鋳造品の渡し方として、鋳造品受取部は側面のうち1面が無い3面囲いで構成されているため、鋳造品受取部を側面の中で面の無い側面側をわずかに下に傾けるだけで[図2(C)参照]、鋳造品受取部の側面の中で面の無い側面から鋳造品Cは滑り出て、ベルトコンベアー31等の鋳造品搬送装置3の上に滑りながら載る。これによって、ほぼ無傷にて移送できる。
このとき鋳造品受取部11の背面11cと反対側辺なる出入り縁11a(側面において面が無い面の辺)とベルトコンベアー31との面が「平行」になっていると、全く作業者の手を使うこと無く、連なって鋳造品を移送していくことが可能となる。さらに、全ての鋳造品の搬送動作を通じて、作業者による手作業は、殆ど必要としないものにできる。
次に、本考案の第2実施形態を図4に基づいて説明する。本考案の第1実施形態の鋳造品受取体1に対してチャック部2を設けた構成である。該チャック部2は、チャック爪21とチャック支持杆22とからなっている。前記チャック爪21は、前後の爪部21a,21aとが間隔の広狭の調整にて、鋳造品Cのゲート部を掴むように構成されている。前記チャック爪21箇所に前記チャック支持杆22が連結されている。特に、本考案の第2実施形態では、該チャック支持杆22の基部が、前記鋳造品受取体1の前記支持杆12とは反対側に連続するように一体形成されている。つまり、前記チャック爪21と前記鋳造品受取体1とは、前記チャック支持杆22及び前記支持杆12を介して左右側に設けられている。
次に作用について説明する。このとき、鋳造機7とプレス機8が備えられ、鋳造品受取体1が備えられたロボット5が備えられている。そして、前記チャック爪21と前記鋳造品受取体1とが備えられた自動取り出し装置が設けられている。この場合には、鋳造機7から成形された、成形直後の鋳造品Cのゲート部を、チャック部2にて掴む。そして、前記ロボット5が平面的に約90度回転させる。この位置には、プレス機8が設置されてお
り、前記チャック部2にて掴んだ成形直後の鋳造品を、プレス機8の金型箇所に運搬して、該プレス機8を運転状態とする。その後は、前記チャック部2と前記鋳造品受取体1とを、プレス機8のプレス金型(鋳造品取付位置)箇所の近くに反転させる。第1実施形態と同様に、その後の前記鋳造品受取体1を傾斜させつつ、鋳造品Cを受取る。つまり、プレス機8にてプレス加工にてゲートなどを外した鋳造品Cを前記鋳造品受取体1にて受取り、そして鋳造品Cは鋳造品受取部11からベルトコンベアー31等の鋳造品搬送装置3に運搬される。
次に、本考案の第3実施形態を図5に基づいて説明する。本考案の第2実施形態と構成部材的には、ほぼ同様である。その本考案の第2実施形態では、図3に示すように、前記チャック爪21と前記鋳造品受取体1とは、左右対称的に設けられているが、本考案の第3実施形態では、図5に示すように、前記チャック爪21と前記鋳造品受取体1とは、支持杆12を介して同一側に設けられている。この場合は、鋳造機、プレス機からベルトコンベアの配置(位置関係)により、ロボットの動作を配慮したサイクルタイムを短縮できるチャック爪21と鋳造品受取体1の取付位置は異なり、サイクルタイムを短縮できる箇所に取り付けるためである。
1…鋳造品受取体、11a…底面、11b…側面、11c…背面、C…鋳造品、
11…鋳造品受取部、12…支持杆、13…取付部、2…チャック部、
21…チャック爪、22…チャック支持杆、3…鋳造品搬送装置、5…ロボット、
7…鋳造機、71…鋳造金型、8…プレス機。

Claims (6)

  1. 適宜の鋳造品を成形する鋳造機と、底面,両側面,背面から塵取り形状の鋳造品受取部が支持杆に設けられてなる鋳造品受取体と、少なくとも2関節を有するロボットとを備え、該ロボットの端部側のアームに前記鋳造品受取体が取付られ、前記鋳造機における鋳造品成形箇所位置より少し下側箇所で、前記鋳造品受取部が適宜の角度で、成形直後の鋳造品を受取り可能とし、前記鋳造品受取部を所定角度回転させることで前記鋳造品を他の部位に排出可能としてなることを特徴とする鋳造機における自動取り出し装置。
  2. 適宜の鋳造品を成形する鋳造機と、該鋳造機から鋳造された鋳造品に対してプレス加工するプレス機と、底面,両側面,背面から塵取り形状の鋳造品受取部が支持杆に設けられてなる鋳造品受取体と、少なくとも2関節を有するロボットとを備え、該ロボットの端部側のアームに前記鋳造品受取体が取付られ、前記プレス機における鋳造品取付位置より少し下側箇所で、前記鋳造品受取部が適宜の角度で、成形後の鋳造品を受取り可能とし、前記鋳造品受取部を所定角度回転させることで前記鋳造品を他の部位に排出可能としてなることを特徴とするプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置。
  3. 請求項1又は2において、前記鋳造品受取部にて成形直後又は成形後の鋳造品を受取る際には、前記背面側が下側で前記底面が傾斜状態とし、前記鋳造品を排出する際には、所定角度回転させて前記底面が逆方向に傾斜状態としてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項において、所定角度回転の角度は約90度内外としてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項において、前記鋳造品受取体に、前記成形直後又は成形後の鋳造品を適宜チャックするチャック部が設けられたチャック支持杆が連接されてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置。
  6. 請求項1又は2において、前記鋳造品受取部の鋳造品が滑り出る底面の出入り縁とベルトコンベアー等の鋳造品移送装置の上面とが平行に設置されてなることを特徴とする鋳造機若しくはプレス機を備えた鋳造機における自動取り出し装置。
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