JP3172074B2 - 光ディスク用光硬化型組成物 - Google Patents
光ディスク用光硬化型組成物Info
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- JP3172074B2 JP3172074B2 JP32827695A JP32827695A JP3172074B2 JP 3172074 B2 JP3172074 B2 JP 3172074B2 JP 32827695 A JP32827695 A JP 32827695A JP 32827695 A JP32827695 A JP 32827695A JP 3172074 B2 JP3172074 B2 JP 3172074B2
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- Polyethers (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光により記録、再
生、消去が可能な光ディスク用基板に関し、更に詳しく
はプロペニルエーテル末端基化合物を含む光ディスク用
光硬化型組成物に関する。
生、消去が可能な光ディスク用基板に関し、更に詳しく
はプロペニルエーテル末端基化合物を含む光ディスク用
光硬化型組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク用基板の製造法としては、ポ
リカーボネート樹脂やアクリル樹脂をインジェクション
法で成型する方法または基板上に光硬化性樹脂を流し込
み樹脂を硬化させ成型する方法(いわゆる2P法)が知
られている。インジェクション法で成型する方法は生産
性に優れるが、複屈折が大きい、熱、水分による変形が
大きい等光ディスク用基板として長期安定性に欠けると
いう問題点がある。2P法は2段階で光ディスク基板を
作成するため作業上からも時間を要し、また基版と硬化
物との密着性の信頼性が要求される等の問題がある。従
来より2P法に使用されている光硬化型組成物としてウ
レタンアクリレート、エポキシアクリレートなどが用い
られている。しかしながらこれらは硬化速度、基版との
密着性、臭気問題等において不十分であった。
リカーボネート樹脂やアクリル樹脂をインジェクション
法で成型する方法または基板上に光硬化性樹脂を流し込
み樹脂を硬化させ成型する方法(いわゆる2P法)が知
られている。インジェクション法で成型する方法は生産
性に優れるが、複屈折が大きい、熱、水分による変形が
大きい等光ディスク用基板として長期安定性に欠けると
いう問題点がある。2P法は2段階で光ディスク基板を
作成するため作業上からも時間を要し、また基版と硬化
物との密着性の信頼性が要求される等の問題がある。従
来より2P法に使用されている光硬化型組成物としてウ
レタンアクリレート、エポキシアクリレートなどが用い
られている。しかしながらこれらは硬化速度、基版との
密着性、臭気問題等において不十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特定のプロ
ペニルエーテル末端基化合物を光カチオン重合させた硬
化物がこれらの問題を解決することを見いだした。すな
わち硬化速度が大きく、基版との密着性に優れ、臭気の
問題もない光ディスク用光硬化型組成物を提供すること
を目的とする。
ペニルエーテル末端基化合物を光カチオン重合させた硬
化物がこれらの問題を解決することを見いだした。すな
わち硬化速度が大きく、基版との密着性に優れ、臭気の
問題もない光ディスク用光硬化型組成物を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち本発明は少なくとも2個のプロペニルエーテル末
端基を有する化合物(A)および光重合開始剤(B)か
らなる光ディスク用光硬化型組成物である。
決するため、鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち本発明は少なくとも2個のプロペニルエーテル末
端基を有する化合物(A)および光重合開始剤(B)か
らなる光ディスク用光硬化型組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の(A)としては次のもの
があげられる。すなわち、プロペニルエーテル末端基を
有する(ポリ)エーテルオリゴマー、プロペニルエーテ
ル末端基を有するポリエステルオリゴマー、プロペニル
エーテル末端基を有するウレタンオリゴマーおよびプロ
ペニルエーテル末端基を有するモノマーの群から選ばれ
る1種以上のものであり、好ましくはプロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーである。
があげられる。すなわち、プロペニルエーテル末端基を
有する(ポリ)エーテルオリゴマー、プロペニルエーテ
ル末端基を有するポリエステルオリゴマー、プロペニル
エーテル末端基を有するウレタンオリゴマーおよびプロ
ペニルエーテル末端基を有するモノマーの群から選ばれ
る1種以上のものであり、好ましくはプロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーである。
【0006】本発明の(A)におけるプロペニルエーテ
ル末端基を有する(ポリ)エーテルオリゴマーは下記一
般式(1)で表される化合物である。 X1[−O−(AO)m−R1]n (1) {式中、nは2〜200の整数であり、n個のmは0〜
200の整数でありmの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。}
ル末端基を有する(ポリ)エーテルオリゴマーは下記一
般式(1)で表される化合物である。 X1[−O−(AO)m−R1]n (1) {式中、nは2〜200の整数であり、n個のmは0〜
200の整数でありmの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。}
【0007】一般式(1)において、Aはアルキレン、
アリーレン、アルアルキレンおよびシクロアルキレン基
よりなる群から選ばれる2価の基であり、使用しうるア
ルキレン基の例には、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、
オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデ
シレン等があげられる。アリーレン基の例にはフェニレ
ン、ナフチレン、アントリレン、フェナントリレン等が
あげられる。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1
−フェニチレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロ
ピレン、2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピ
レンなどがあげられる。シクロアルキレン基の例には、
シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレ
ン、シクロオクチレン等があげられる。これらのうち好
ましくは、エチレン基およびプロピレン基である。アル
キレン基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
アリーレン、アルアルキレンおよびシクロアルキレン基
よりなる群から選ばれる2価の基であり、使用しうるア
ルキレン基の例には、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、
オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデ
シレン等があげられる。アリーレン基の例にはフェニレ
ン、ナフチレン、アントリレン、フェナントリレン等が
あげられる。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1
−フェニチレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロ
ピレン、2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピ
レンなどがあげられる。シクロアルキレン基の例には、
シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレ
ン、シクロオクチレン等があげられる。これらのうち好
ましくは、エチレン基およびプロピレン基である。アル
キレン基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0008】X1は多価アルコール残基であり、多価ア
ルコールとしては以下のものがあげられる。例えば、グ
リセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜18量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリン等)、グリシドールの開環重合物(重合度が2〜
5000である化合物)、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタン等)および、これらの2〜3量体、モノ
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、1,
3,5−ペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビ
タンソルビタングリセリン縮合物等があげられるが、こ
れらのうち特にグリセリンやポリグリセリンの残基なら
びにトリメチロールアルカンおよびその2〜3量体の残
基等が好ましい。
ルコールとしては以下のものがあげられる。例えば、グ
リセリン、ポリグリセリン(グリセリンの2〜18量
体、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリ
セリン等)、グリシドールの開環重合物(重合度が2〜
5000である化合物)、トリメチロールアルカン(ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタン等)および、これらの2〜3量体、モノ
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、1,
3,5−ペンタエリスリトール、ソルビトール、ソルビ
タンソルビタングリセリン縮合物等があげられるが、こ
れらのうち特にグリセリンやポリグリセリンの残基なら
びにトリメチロールアルカンおよびその2〜3量体の残
基等が好ましい。
【0009】n個のmは通常0〜200の整数でありm
の少なくとも1個は1以上であり、好ましくは1〜8
0、特に好ましくは1〜5の整数である。mが200を
超えると通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。
の少なくとも1個は1以上であり、好ましくは1〜8
0、特に好ましくは1〜5の整数である。mが200を
超えると通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。
【0010】nは2〜200、好ましくは3〜100、
特に好ましくは3〜5の整数である。nが200を超え
ると、通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。
特に好ましくは3〜5の整数である。nが200を超え
ると、通常は粘度が高くなり開始剤の溶解が困難にな
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。
【0011】本発明におけるプロペニルエーテル末端基
を有するポリエステルオリゴマーは下記一般式(2)、
(3)または(4)で表される化合物があげられる。
を有するポリエステルオリゴマーは下記一般式(2)、
(3)または(4)で表される化合物があげられる。
【0012】 {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。}
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。}
【0013】一般式(2)におけるX2は、HOX2OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
ある。
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
ある。
【0014】HOX2OHで表されるアルキレンジオー
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサ
ンジオールなどがあげらる。これらのうち好ましくは、
エチレングリコール、およびプロピレングリコールであ
る。
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサ
ンジオールなどがあげらる。これらのうち好ましくは、
エチレングリコール、およびプロピレングリコールであ
る。
【0015】HOX2OHで表されるアリーレンジオー
ルの例としては、カテコール、ビス(2−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビスフェノールAなどがあげられる。これらのうち
好ましくは、ビスフェノールAである。
ルの例としては、カテコール、ビス(2−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、ビスフェノールAなどがあげられる。これらのうち
好ましくは、ビスフェノールAである。
【0016】HOX2OHで表されるポリエーテルジオ
ールの例としては、ポリ(オキシエチレン)ジオール、
ポリ(オキシプロピレン)ジオール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)ジオール、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物、およびビスフェノールAのプロピレン
オキサイド付加物などがあげられる。これらのうち好ま
しくは、ポリ(オキシエチレン)ジオールおよびポリ
(オキシプロピレン)ジオールである。
ールの例としては、ポリ(オキシエチレン)ジオール、
ポリ(オキシプロピレン)ジオール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)ジオール、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物、およびビスフェノールAのプロピレン
オキサイド付加物などがあげられる。これらのうち好ま
しくは、ポリ(オキシエチレン)ジオールおよびポリ
(オキシプロピレン)ジオールである。
【0017】上記ポリエーテルジオールの重合度は通常
1〜200、好ましくは2〜100、特に好ましくは3
〜20である。
1〜200、好ましくは2〜100、特に好ましくは3
〜20である。
【0018】HOX2OHで表されるポリウレタンジオ
ールの例としては下記の(i)と(ii)との反応生成
物があげられる。 (i) H(OX5)m−OHで表される化合物 (mは0〜200の整数、X5は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (ii) OCN−Z3−NCO (式中、Z3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基からなる群から選ばれる2
価の基である)
ールの例としては下記の(i)と(ii)との反応生成
物があげられる。 (i) H(OX5)m−OHで表される化合物 (mは0〜200の整数、X5は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (ii) OCN−Z3−NCO (式中、Z3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基からなる群から選ばれる2
価の基である)
【0019】上記(i)のポリエーテルジオールにおい
てmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整数で
ある。
てmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整数で
ある。
【0020】上記(i)のポリエーテルジオールにおい
てX5は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、ア
ラルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群か
ら選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の
例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノ
ニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげ
られる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレ
ン、アントリレン、フェナントリレン等があげられる。
アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレ
ン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−
フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあ
げられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチ
レン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオ
クチレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エ
チレン、プロピレン基である。アルキレン基が長くなる
と開始剤の溶解性が悪くなる。
てX5は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、ア
ラルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群か
ら選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の
例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノ
ニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげ
られる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレ
ン、アントリレン、フェナントリレン等があげられる。
アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレ
ン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−
フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあ
げられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチ
レン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオ
クチレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エ
チレン、プロピレン基である。アルキレン基が長くなる
と開始剤の溶解性が悪くなる。
【0021】上記(ii)のジイソシアネートの例とし
ては、トルエンジイソシアネート(TDI)、p−およ
び、m−フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(デスモジュールW)、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、3,3’−ジメチ
ル−4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
1,5−テトラヒドロナフタリンジイソシアネート、ナ
フタリン−1,5’−ジイソシアネート、ビス(2−メ
チル−3−イソシアネートフェニル)メタン、4,4’
−ジフェニルプロパンジイソシアネート、テトラメチル
キシレンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)などがあげられる。これ
らのうち好ましくは、トルエンジイソシアネート(TD
I)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMX
DI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(デスモジュールW)、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネートである。
ては、トルエンジイソシアネート(TDI)、p−およ
び、m−フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシ
アネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート(デスモジュールW)、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、3,3’−ジメチ
ル−4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
1,5−テトラヒドロナフタリンジイソシアネート、ナ
フタリン−1,5’−ジイソシアネート、ビス(2−メ
チル−3−イソシアネートフェニル)メタン、4,4’
−ジフェニルプロパンジイソシアネート、テトラメチル
キシレンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)などがあげられる。これ
らのうち好ましくは、トルエンジイソシアネート(TD
I)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMX
DI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート(デスモジュールW)、1,6−ヘキサメチレン
ジイソシアネートである。
【0022】HOX2OHで表されるポリカーボネート
ジオールの例としては下記の一般式であげられる化合物
があげられる。 (mは1〜200の整数であり、X6は炭素数2〜12
のアルキレン、アリーレン、アラルキレン、およびシク
ロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2価の基であ
る)
ジオールの例としては下記の一般式であげられる化合物
があげられる。 (mは1〜200の整数であり、X6は炭素数2〜12
のアルキレン、アリーレン、アラルキレン、およびシク
ロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2価の基であ
る)
【0023】上記一般式においてmは通常1〜200の
整数、好ましくは3〜20の整数である。
整数、好ましくは3〜20の整数である。
【0024】上記のポリカーボネートジオールにおいて
X6は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群から
選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の例
には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノニ
レン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげら
れる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレン、
アントリレン、フェナントリレン等があげられる。アル
アルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレン、
2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−フェ
ニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあげら
れる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチレ
ン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオク
チレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エチ
レン、およびプロピレン基である。アルキレン基が長く
なると開始剤の溶解性が悪くなる。
X6は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン、およびシクロアルキレンの基よりなる群から
選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン基の例
には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレン、ノニ
レン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等があげら
れる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフチレン、
アントリレン、フェナントリレン等があげられる。アル
アルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニチレン、
2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、2−フェ
ニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなどがあげら
れる。シクロアルキレン基の例には、シクロペンチレ
ン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シクロオク
チレン等があげられる。これらのうち好ましくは、エチ
レン、およびプロピレン基である。アルキレン基が長く
なると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0025】一般式(2)におけるX3は、上記のX2で
示されるものと同一のものがあげられ、X2とX3は同一
でも、異なっていてもよい。
示されるものと同一のものがあげられ、X2とX3は同一
でも、異なっていてもよい。
【0026】一般式(2)におけるY1は多価カルボン
酸残基であり、Y2は2価カルボン酸残基である。2価
カルボン酸の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸等があげられ、3価以上のものとしたは
トリメリット酸、ピリメリット酸、その他のポリカルボ
ン酸等があげられる。これらのうちY1、Y2ともにイソ
フタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸が好まし
い。
酸残基であり、Y2は2価カルボン酸残基である。2価
カルボン酸の例としては、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸等があげられ、3価以上のものとしたは
トリメリット酸、ピリメリット酸、その他のポリカルボ
ン酸等があげられる。これらのうちY1、Y2ともにイソ
フタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸が好まし
い。
【0027】一般式(2)において、mは通常1〜20
0、好ましくは1〜80、特に好ましくは1〜20の整
数である。mが200をこえると粘度が高くなり開始剤
の溶解が困難になる。
0、好ましくは1〜80、特に好ましくは1〜20の整
数である。mが200をこえると粘度が高くなり開始剤
の溶解が困難になる。
【0028】一般式(2)おいて、nは通常2〜20
0、好ましくは3〜100、特に好ましくは3〜20の
整数である。nが200より大きくなると、粘度が高く
なり開始剤の溶解が困難になる。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシル又はアリール基でもよい。
0、好ましくは3〜100、特に好ましくは3〜20の
整数である。nが200より大きくなると、粘度が高く
なり開始剤の溶解が困難になる。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシル又はアリール基でもよい。
【0029】一般式(3)は、 {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。}で表される。
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。}で表される。
【0030】一般式(3)におけるX1は一般式(1)
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、mおよ
びnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同一の
ものがあげられる。
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、mおよ
びnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同一の
ものがあげられる。
【0031】一般式(4)は、 {式中、mは1〜200、nは2〜200の整数であ
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。}表される。
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。}表される。
【0032】一般式(4)におけるX1は一般式(1)
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、X3、m
およびnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同
一のものがあげられ、X2とX3は同一でも、異なってい
てもよい。
で示されたものと同一のものがあげられ、X2、X3、m
およびnは、それぞれ一般式(2)で示されたものと同
一のものがあげられ、X2とX3は同一でも、異なってい
てもよい。
【0033】本発明の(A)におけるプロペニルエーテ
ル末端基を有するウレタンオリゴマーは下記一般式
(5)で表される。 {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリ エーテルジオール、
ポリエステルジオールまたはポリカーボネートジオール
のいずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4
−N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表さ
れるジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキ
レン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリ
ール、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1
は多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシア
ネート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。}
ル末端基を有するウレタンオリゴマーは下記一般式
(5)で表される。 {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリ エーテルジオール、
ポリエステルジオールまたはポリカーボネートジオール
のいずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4
−N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表さ
れるジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキ
レン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリ
ール、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1
は多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシア
ネート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。}
【0034】一般式(5)において、Z2における2価
イソシアネートとしては前記式(ii)であげられたも
のと同一のものがあげられる。Z1における多価イソシ
アネートとしてはリジンエステルトリイソシアネート、
ヘキサメチレントリイソシアネートおよびポリフェニル
ポリイソシアネート等があげられる。
イソシアネートとしては前記式(ii)であげられたも
のと同一のものがあげられる。Z1における多価イソシ
アネートとしてはリジンエステルトリイソシアネート、
ヘキサメチレントリイソシアネートおよびポリフェニル
ポリイソシアネート等があげられる。
【0035】一般式(5)において、Q1は−OX2O−
または−N(R2)−X4−N(R2)−で表される基で
あり、Q2は−OX2O−で表される基である。X2はH
OX2OHで表されるアルキレンジオール、アリ−レン
ジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオー
ルまたはポリカーボネートジオールのいずれかのジオー
ルの残基であり、X2は一般(2)におけるX2と同一の
ものがあげられる。
または−N(R2)−X4−N(R2)−で表される基で
あり、Q2は−OX2O−で表される基である。X2はH
OX2OHで表されるアルキレンジオール、アリ−レン
ジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオー
ルまたはポリカーボネートジオールのいずれかのジオー
ルの残基であり、X2は一般(2)におけるX2と同一の
ものがあげられる。
【0036】上記HOX2OHがポリエステルジオール
の場合、下記の(iii)と(iv)との反応生成物が
あげられる。 (iii) H(OX7)m−OH (mは0〜200の整数、X7は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (iv) HOOC−Y3−COOH (式中、Y3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2
価の基である)
の場合、下記の(iii)と(iv)との反応生成物が
あげられる。 (iii) H(OX7)m−OH (mは0〜200の整数、X7は炭素数2〜12のアル
キレン、アリーレン、アラルキレン、およびシクロアル
キレンの基よりなる群から選ばれる2価の基である) (iv) HOOC−Y3−COOH (式中、Y3はアルキレン、アリーレン、アラルキレン
およびシクロアルキレンの基よりなる群から選ばれる2
価の基である)
【0037】上記(iii)のポリエーテルジオールに
おいてmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整
数である。
おいてmは通常0〜200、好ましくは、3〜20の整
数である。
【0038】上記(iii)のポリエーテルジオールに
おいてX7は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレ
ン、アラルキレンおよびシクロアルキレンの基よりなる
群から選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン
基の例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレ
ン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等
があげられる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフ
チレン、アントリレン、フェナントリレン等があげられ
る。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニ
チレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、
2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなど
があげられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペ
ンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シク
ロオクチレン等があげられる。これらのうち好ましく
は、エチレン基およびプロピレン基である。アルキレン
基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
おいてX7は炭素数2〜12のアルキレン、アリーレ
ン、アラルキレンおよびシクロアルキレンの基よりなる
群から選ばれる2価の基であり、使用しうるアルキレン
基の例には、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ペンチレン、へキシレン、へプチレン、オクチレ
ン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン等
があげられる。アリーレン基の例にはフェニレン、ナフ
チレン、アントリレン、フェナントリレン等があげられ
る。アルアルキレンの例には、ベンジレン、1−フェニ
チレン、2−フェニチレン、3−フェニルプロピレン、
2−フェニルプロピレン、1−フェニルプロピレンなど
があげられる。シクロアルキレン基の例には、シクロペ
ンチレン、シクロヘキシレン、シクロヘプチレン、シク
ロオクチレン等があげられる。これらのうち好ましく
は、エチレン基およびプロピレン基である。アルキレン
基が長くなると開始剤の溶解性が悪くなる。
【0039】上記(iv)のジカルボン酸の例として
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ポ
リカルボン酸等があげられる。これらのうち好ましく
は、イソフタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸で
ある。X4は、一般式(2)におけるX2と同一のものが
あげられ、R2は一般式(1)中のAで示されたものと
同一のものがあげられ、mおよびnは一般式(2)で示
したものと同一のものがあげられる。
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ポ
リカルボン酸等があげられる。これらのうち好ましく
は、イソフタル酸、テレフタル酸、およびアジピン酸で
ある。X4は、一般式(2)におけるX2と同一のものが
あげられ、R2は一般式(1)中のAで示されたものと
同一のものがあげられ、mおよびnは一般式(2)で示
したものと同一のものがあげられる。
【0040】本発明の(A)におけるプロペニルエーテ
ル末端基を有するモノマーは下記一般式(6)または一
般式(7)で表される。 X1[−O−R1]n (6) (式中、nは2〜200の整数であり、X1は多価アル
コール残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。)
ル末端基を有するモノマーは下記一般式(6)または一
般式(7)で表される。 X1[−O−R1]n (6) (式中、nは2〜200の整数であり、X1は多価アル
コール残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。)
【0041】一般式(6)において、nは通常2〜20
0、好ましくは2〜6の整数である。nが200を超え
ると粘度が高くハンドリングが悪くなる。X1は一般式
(1)で示したものと同一のものがあげられる。
0、好ましくは2〜6の整数である。nが200を超え
ると粘度が高くハンドリングが悪くなる。X1は一般式
(1)で示したものと同一のものがあげられる。
【0042】 {式中、nは2−200、X2は、HOX2OHで表され
るアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポリエー
テルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリカーボ
ネートジオールのいずれかのジオールの残基であり、Y
1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少なくとも
2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} 一般式(7)において、nは通常2〜200、好ましく
は2〜6の整数である。nが200を超えると粘度が高
くハンドリングが悪くなる。Y1およびX2は一般式
(2)であげられたものと同一のものがあげられる。
るアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポリエー
テルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリカーボ
ネートジオールのいずれかのジオールの残基であり、Y
1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少なくとも
2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} 一般式(7)において、nは通常2〜200、好ましく
は2〜6の整数である。nが200を超えると粘度が高
くハンドリングが悪くなる。Y1およびX2は一般式
(2)であげられたものと同一のものがあげられる。
【0043】本発明において使用される光重合開始剤
(B)としては、公知の光カチオン重合開始剤が使用で
きる。例えば、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムホスフェ
ート、P−(フェニルチオ)フェニルジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、P−(フェニル
チオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、4−クロルフェニルジフェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、4−クロルフェニル
ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト、ビス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]
スルフィド−ビス−ヘキサフルオロフォスフェート、ビ
ス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]スルフ
ィド‐ビス‐ヘキサフルオロアンチモネート、(2、4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1−メチルエチ
ル)ベンゼン]−Fe−ヘキサフルオロホスフェート等
を挙げることができる。これらは市場より容易に入手す
ることができる。例えば、旭電化(株)製、SP−15
0、SP−170、チバ・ガイギー社製、イルガキュア
ー261、ユニオンカーバイド社製、UVR−697
4、UVR−6990等を挙げることができる。
(B)としては、公知の光カチオン重合開始剤が使用で
きる。例えば、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムホスフェ
ート、P−(フェニルチオ)フェニルジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、P−(フェニル
チオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、4−クロルフェニルジフェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、4−クロルフェニル
ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト、ビス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]
スルフィド−ビス−ヘキサフルオロフォスフェート、ビ
ス[4−ジフェニル−スルフォニオ)フェニル]スルフ
ィド‐ビス‐ヘキサフルオロアンチモネート、(2、4
−シクロペンタジエン−1−イル)[(1−メチルエチ
ル)ベンゼン]−Fe−ヘキサフルオロホスフェート等
を挙げることができる。これらは市場より容易に入手す
ることができる。例えば、旭電化(株)製、SP−15
0、SP−170、チバ・ガイギー社製、イルガキュア
ー261、ユニオンカーバイド社製、UVR−697
4、UVR−6990等を挙げることができる。
【0044】本発明において樹脂組成物の粘度を調節す
る目的で必要に応じて反応性希釈剤(C)を使用でき
る。
る目的で必要に応じて反応性希釈剤(C)を使用でき
る。
【0045】該(C)は下記一般式(8)であらわされ
る化合物があげられる。 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。}
る化合物があげられる。 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。}
【0046】上記一般式においてX2は一般式(2)で
示されたものと同一のものがあげられ、R3は炭素数が
2〜12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロア
ルキル基または水素原子である。
示されたものと同一のものがあげられ、R3は炭素数が
2〜12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロア
ルキル基または水素原子である。
【0047】本発明において(A)、および(B)の使
用割合は通常(A)95〜99.9重量%、(B)0.
01〜5重量%、好ましくは(A)96〜98重量%、
(B)2〜4重量%である。
用割合は通常(A)95〜99.9重量%、(B)0.
01〜5重量%、好ましくは(A)96〜98重量%、
(B)2〜4重量%である。
【0048】本発明において(A)、(B)の合計重量
に対して(C)を通常5〜60重量%、好ましくは10
〜30重量%であり、(C)が60重量%をこえると、
硬化速度が大幅に低下する。
に対して(C)を通常5〜60重量%、好ましくは10
〜30重量%であり、(C)が60重量%をこえると、
硬化速度が大幅に低下する。
【0049】本発明の組成物には必要により(A)とと
もに公知の光ラジカル重合性組成物(D)を併用するこ
とができる。含有する(D)の量としては、通常(A)
成分100重量部に対し0〜100重量部を使用し、好
ましくは10〜40%である。
もに公知の光ラジカル重合性組成物(D)を併用するこ
とができる。含有する(D)の量としては、通常(A)
成分100重量部に対し0〜100重量部を使用し、好
ましくは10〜40%である。
【0050】本発明の組成物には、更に必要に応じて、
レベリング剤、紫外線吸収剤、その他各種添加剤等を含
有させることができる。
レベリング剤、紫外線吸収剤、その他各種添加剤等を含
有させることができる。
【0051】本発明の組成物の硬化物は常法に従い光照
射により得られる。使用できる光としては高圧水銀ラン
プ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等から放出
される紫外線などをあげることができる。
射により得られる。使用できる光としては高圧水銀ラン
プ、メタルハライドランプ、低圧水銀ランプ等から放出
される紫外線などをあげることができる。
【0052】
【実施例】以下、実施例を以て本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。なお以下、CH
3−CH=CH−基(プロペニル基)はPrと略す。光
カチオン触媒UVR−6974はP−(フェニルチオ)
フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチ
モネート及びビス[4−(ジフェニルスルフォニオ)フ
ェニル]スルフィドビスヘキサフルオロアンチモネート
混合物の50%希釈品である。
るが、本発明はこれらに限定されない。なお以下、CH
3−CH=CH−基(プロペニル基)はPrと略す。光
カチオン触媒UVR−6974はP−(フェニルチオ)
フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチ
モネート及びビス[4−(ジフェニルスルフォニオ)フ
ェニル]スルフィドビスヘキサフルオロアンチモネート
混合物の50%希釈品である。
【0053】実施例1 以下の(A)、(B)及び(C)を混合して光硬化型組
成物を得た。 (A) Pr−O−(CH2CH2O)12−Pr 77部 (B) UVR−6974 3部 (C) Pr−O−CH2CH2−OH 20部 この組成物を2P成型機を用いスタンパ上に塗布し、プ
ライマー処理されたガラス基版で組成物をおしひろげ紫
外線を照射し硬化させた。スタンパから基版を剥離し光
ディスク用基版を得た。硬化速度は良好であった。その
後この基版に、スパッタ法により記録膜層を作成した。
60℃、90%RHの状態に放置し、1000時間耐湿
試験をしたが記録膜に異常はなかった。基版との密着性
も良好であった。
成物を得た。 (A) Pr−O−(CH2CH2O)12−Pr 77部 (B) UVR−6974 3部 (C) Pr−O−CH2CH2−OH 20部 この組成物を2P成型機を用いスタンパ上に塗布し、プ
ライマー処理されたガラス基版で組成物をおしひろげ紫
外線を照射し硬化させた。スタンパから基版を剥離し光
ディスク用基版を得た。硬化速度は良好であった。その
後この基版に、スパッタ法により記録膜層を作成した。
60℃、90%RHの状態に放置し、1000時間耐湿
試験をしたが記録膜に異常はなかった。基版との密着性
も良好であった。
【0054】実施例2 (A)として以下の化合物77部を用いその他は実施例
1と同様に行った。結果も同様であり良好であった。 Y:テレフタル酸残基
1と同様に行った。結果も同様であり良好であった。 Y:テレフタル酸残基
【0055】実施例3 (A)として以下の化合物77部を用いその他は実施例
1と同様に行った。結果も同様であり良好であった。 X:トリエチレングリコール残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残基
1と同様に行った。結果も同様であり良好であった。 X:トリエチレングリコール残基 Z:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート残基
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように、プロペニルエー
テル末端基を有する化合物を含む光ディスク用光硬化型
組成物は、硬化速度が大きく、基版との密着性に優れ、
臭気の問題もないという特徴を有する。
テル末端基を有する化合物を含む光ディスク用光硬化型
組成物は、硬化速度が大きく、基版との密着性に優れ、
臭気の問題もないという特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08G 63/47 C08G 63/47 65/331 65/331 (56)参考文献 特開 平9−143391(JP,A) 特開 平9−143234(JP,A) 特開 平9−143392(JP,A) 特開 平7−128850(JP,A) 特開 平7−224132(JP,A) 特開 平9−59320(JP,A) 特開 昭63−275571(JP,A) 特開 平8−59716(JP,A) 特開 平5−140254(JP,A) 特開 平4−277557(JP,A) 特開 平6−41258(JP,A) 特開 平8−157479(JP,A) 特開 平8−211612(JP,A) 特開 平8−29985(JP,A) 特開 平6−250392(JP,A) 特開 平6−186741(JP,A) 特開 平6−27664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/24 C08F 2/46 - 2/50 C08F 16/00 - 16/38 C08F 116/00 - 116/38 C08F 216/00 - 216/38 C08F 290/00 - 290/14 C08F 299/00 - 299/08
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも2個のプロペニルエーテル末
端基を有する化合物(A)および光重合開始剤(B)か
らなる光ディスク(用)基板用光硬化型組成物。 - 【請求項2】 (A)がプロペニルエーテル末端基を有
する(ポリ)エーテルオリゴマー、プロペニルエーテル
末端基を有するポリエステルオリゴマー、プロペニルエ
ーテル末端基を有するウレタンオリゴマーおよびプロペ
ニルエーテル末端基を有するモノマーの群から選ばれる
1種以上の化合物である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 プロペニルエーテル末端基を有する(ポ
リ)エーテルオリゴマーが下記一般式(1)で表される
オリゴマーである請求項2記載の組成物。 X1[−O−(AO)m−R1]n (1) {式中、nは2〜200の整数であり、n個のmは0〜
200の整数でありmの少なくとも1個は1以上であ
る。n個のR1の少なくとも2個はプロペニル基であ
り、残りは水素原子、アルキル、アシルまたはアリール
基でもよい。Aは炭素数2〜12のアルキレン、アリー
レン、アルアルキレンまたはシクロアルキレン基であ
り、mが2以上の場合のAは同一でも異なっていても良
く、(AO)m部分はランダム付加でもブロック付加で
も良い。X1は多価アルコール残基である。} - 【請求項4】 プロペニルエーテル末端基を有するポリ
エステルオリゴマーが下記一般式(2)、一般式
(3)、または一般式(4)で表されるオリゴマーであ
る請求項2記載の組成物。 {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2、X3はそれぞれHOX2OH、HOX3OH
で表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、
ポリエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポ
リカーボネートジオールのいずれかのジオールの残基で
あり、Y1は多価カルボン酸残基であり、Y2は2価カル
ボン酸残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシル又
はアリール基でもよい。} {式中、mは1〜200の整数、nは2〜200の整数
であり、X2はアルキレンまたはアリーレン基であり、
X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少なくと
も2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} {式中、mは1〜200、nは2〜200の整数であ
り、X2、X3はそれぞれ、HOX2OH、HOX3OHで
表されるアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポ
リエーテルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリ
カーボネートジオールのいずれかのジオールの残基であ
り、X1は多価アルコール残基である。n個のR1の少な
くとも2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、ア
ルキル、アシル又はアリール基でもよい。} - 【請求項5】 プロペニルエーテル末端基を有するウレ
タンオリゴマーが下記一般式(5)で表されるオリゴマ
ーである請求項2記載の組成物。 {式中、mは0〜200、nは2〜200の整数であ
り、Q1は−OX2O−または−N(R2)−X4−N(R
2)−で表される基であり、Q2は−OX2O−で表され
る基である。X2は、HOX2OHで表されるアルキルジ
オール、アリールジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リエステルジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基である。−N(R2)−X4−
N(R2)−はHN(R2)−X4−N(R2)Hで表され
るジアミン残基であり、X4は炭素数2〜12のアルキ
レン、アリーレン、アラルキレンまたはシクロアルキレ
ン基であり、R2は炭素数2〜12のアルキル、アリー
ル、アラルキルまたはシクロアルキル基である。Z1は
多価イソシアネート残基であり、Z2は2価イソシアネ
ート残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロペ
ニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルまた
はアリール基でもよい。} - 【請求項6】 プロペニルエーテル末端基を有するモノ
マーが下記一般式(6)または一般式(7)で表される
請求項2記載の組成物。 X1[−O−R1]n (6) (式中、nは2〜200の整数であり、X1は多価アル
コール残基である。n個のR1の少なくとも2個はプロ
ペニル基であり、残りは水素原子、アルキル、アシルま
たはアリール基でもよい。) {式中、nは2−200、X2は、HOX2OHで表され
るアルキレンジオール、アリーレンジオール、ポリエー
テルジオール、ポリウレタンジオールまたはポリカーボ
ネートジオールのいずれかのジオールの残基であり、Y
1は多価カルボン酸残基である。n個のR1の少なくとも
2個はプロペニル基であり、残りは水素原子、アルキ
ル、アシルまたはアリール基でもよい。} - 【請求項7】 (A)の含量が95〜99.9重量%、
(B)の含量が0.01〜5重量%である請求項1〜6
のいずれか記載の組成物。 - 【請求項8】 さらに反応性希釈剤(C)が配合されて
なり、(A)および(B)の合計重量に対して、(C)
の含量が5〜60重量% である請求項1〜7のいずれ
か記載の組成物。 - 【請求項9】 (C)が下記一般式(8)で表される反
応性希釈剤である請求項8記載の組成物。 CH3−CH=CH−O−X2−O−R3 (8) {式中、X2は、HOX2OHで表されるアルキレンジオ
ール、アリーレンジオール、ポリエーテルジオール、ポ
リウレタンジオールまたはポリカーボネートジオールの
いずれかのジオールの残基であり、R3は炭素数が2〜
12のアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキ
ル基または水素原子である。} - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか記載の組成物
の硬化物からなる光ディスク用基板。
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---|---|---|---|
JP32827695A JP3172074B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 光ディスク用光硬化型組成物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32827695A JP3172074B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 光ディスク用光硬化型組成物 |
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---|---|
JPH09143235A JPH09143235A (ja) | 1997-06-03 |
JP3172074B2 true JP3172074B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=18208423
Family Applications (1)
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JP32827695A Expired - Fee Related JP3172074B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 光ディスク用光硬化型組成物 |
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JP4522005B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2010-08-11 | 三洋化成工業株式会社 | 光硬化性組成物および光学用樹脂 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP32827695A patent/JP3172074B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
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