JP3171934U - 内部ポケット付きワイシャツ - Google Patents

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Abstract

【課題】ポケットに収納した収納物の重みで前身頃部分が垂れ下がることを防止し、更に、下を向いた時の収納物の落下を防止できる内部ポケット付きワイシャツを提供する。【解決手段】胸ポケット20の内側に位置する左前身頃11−2において、収納物出し入れ用の内部開口部18が横方向に溝状に形成されている。左前身頃11−2の内側に、内部ポケット部材30が着脱自在に装着されている。内部ポケット部材30は、内部開口部18の近傍に配置され、その内部開口部18を介して出し入れされる収納物を収納する内部ポケット31と、一端が肩ヨーク13の内側に着脱自在に取り付けられ、他端に内部ポケット31が吊着される帯状の支持部材32と、一端が内部ポケット31に連結され、他端が内部開口部18を通して胸ポケット20内に収容され、内部開口部18及び内部ポケット31間を橋渡しするブリッジ部材と、を有している。【選択図】図2

Description

本考案は、携帯電話及びPHSと携帯情報端末(PDA)機能が付いた携帯端末であるスマートフォン(smartphone)等の携帯機器を含む比較的重い収納物を収納するための内部ポケットが付いた内部ポケット付きワイシャツに関するものである。
従来、例えば、下記の特許文献1〜3には、比較的重い収納物の1つである携帯電話機を収納するための携帯電話収納用ポケットが付いたワイシャツの技術が記載されている。このうち、特許文献1の技術では、ワイシャツの左前身頃に縫着された胸ポケットとは別に、携帯電話収納用ポケットが右前身頃に縫着されている。又、特許文献2、3の技術では、ワイシャツの胸ポケット内に、この胸ポケットよりも小さな携帯電話用ポケットが縫着されている。
特開2000−64101号公報 実用新案登録第3092281号公報 特開2007−177334号公報
しかしながら、従来の携帯電話収納用ポケット付きワイシャツでは、以下の(a)、(b)のような課題があった。
(a) 携帯電話収納用ポケットは、前身頃に縫着されている。そのため、携帯電話機をその収納用ポケットに収納した場合、携帯電話機の重みで、収納用ポケットや、その周辺の前身頃部分が垂れ下がり、見栄えが悪いスタイルになる。特に、携帯電話機よりも大きくて重い携帯機器の1つであるスマートフォン(例、140g)が普及しつつあるが、このようなスマートフォンを収納用ポケットに収納した場合には、その重みで、収納用ポケットや、その周辺の前身頃部分が大きく垂れ下がり、見栄えが更に悪いスタイルになる。これが原因で、お洒落な人にとっては、スマートフォンの収納場所に苦慮しているのが現状である。
(b) 例えば、携帯電話機よりも大きくて重いスマートフォンを収納用ポケットに収納した状態で、着用者が下を向いた場合、従来の技術では、収納用ポケットからのスマートフォンの落下を、簡単な構造で、的確に防止することが困難であった。
本考案の内部ポケット付きワイシャツは、胸ポケットが縫着された前身頃と、後身頃と、前記後身頃の上部の肩ヨークと、前記胸ポケットの内側に位置する前記前身頃において横方向に溝状に形成された収納物出し入れ用の内部開口部と、を有するワイシャツの前記前身頃の内側に内部ポケット部材が取り付けられたものである。
前記内部ポケット部材は、前記内部開口部の近傍に配置される上端開口部を有し、前記内部開口部及び前記上端開口部を介して出し入れされる収納物を収納する内部ポケットと、一端が前記肩ヨークの内側に着脱自在に取り付けられ、他端に前記内部ポケットが吊着される帯状の支持部材と、一端が前記上端開口部に連結され、他端が前記内部開口部を通して前記胸ポケット内に収容され、前記内部開口部及び前記上端開口部間を橋渡して、前記収納物の出し入れを案内するブリッジ部材と、を有することを特徴とする。
本考案によれば、次の(1)〜(3)のような効果がある。
(1) 内部ポケット付きワイシャツの着用時において、内部ポケットに収納された収納物の重量が、支持部材を介して肩ヨーク部分で支持され、その重量が胸ポケットに掛からない。そのため、収納物の重さにより、胸ポケットや、その周辺の前身頃部分が垂れ下がることを防止できる。
(2) 内部ポケット付きワイシャツの着用時において、着用者が下を向いても、内部ポケットからずり落ちる収納物が、係止部材により係止されるので、収納物がその自重により内部ポケットから落下することを、簡単な構造で、的確に防止することができる。
(3) 胸ポケットと内部ポケットとの間隙に、ブリッジ部材を設けて橋渡しを行うようにしているので、その間隙に収納物が落下することがなく、内部ポケットに対して収納物をスムーズに収納及び取り出しを行うことができる。
図1は本考案の実施例1における図2の胸ポケット20及び内部ポケット部材30を示す概略の拡大正面図である。 図2は本考案の実施例1における内部ポケット付きワイシャツの概略を示す正面図である。 図3は図2の左肩部分を示す拡大斜視図である。 図4は図2の胸ポケット20及び内部ポケット部材30を示す概略の拡大縦断面図である。 図5は図1中の係止部材部分の概略を示す拡大斜視図である。
本考案を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本考案の実施例1における内部ポケット付きワイシャツの概略を示す正面図である。更に、図3は、図2の左肩部分を示す拡大斜視図である。
この内部ポケット付きワイシャツでは、ワイシャツ10の内側に、内部ポケット部材30が取り付けられている。
ワイシャツ10は、右前身頃11−1及び左前身頃11−2からなる前身頃11と、後身頃12と、この後身頃12の上部に取り付けられた肩ヨーク13と、前身頃11及び後身頃12の袖付け部に取り付けられた右袖14−1及び左袖14−2と、前身頃11及び後身頃12の袖付け部に取り付けられた襟15とから形成されている。右前身頃11−1及び左前身頃11−2は、前立て16に取り付けられたボタン17を、前立て16に形成されたボタン穴に挿入することにより、連結される。前身頃11、後身頃12、肩ヨーク13、袖14−1,14−2、襟15、及び前立て16は、織物等の布地を用いて縫製されている。その布地としては、内部ポケット部材30が透けて見えない生地を使用することが望ましい。又、袖14−1,14−2は、図示された短袖の他に、長袖であってもよい。
左前身頃11−2において、着用者の左胸の位置には、織物等の布地で作られた胸ポケット20が取り付けられている。胸ポケット20は、略方形をしており、左前身頃11−2に縫着された両側辺及び底辺からなる周縁部21と、収納物を出し入れするために解放された上縁部22とにより形成されている。胸ポケット20の上部(例えば、上縁部22から下の3cm程の部分)の内側に位置する左前身頃11−2箇所には、収納物出し入れのために窓である溝状の内部開口部18が横方向に形成されている。左前身頃11−2の内側には、内部ポケット部材30が着脱自在に取り付けられている。
内部ポケット部材30は、内部開口部18の内側に配置され、その内部開口部18を介して出し入れされる収納物を収納する略方形の内部ポケット31と、一端32aが肩ヨーク13の内側に着脱自在に取り付けられ、他端32b側にその内部ポケット31が吊着される帯状の支持部材32等とにより構成されている。支持部材32の一端32aは、例えば、面ファスナーにより、肩ヨーク13の内側に着脱自在に貼着されている。
内部ポケット部材30は、織物等の布地や、あるいは柔軟な生地といった種々の素材で形成することができる。この内部ポケット部材30を形成するための生地は、例えば、身体から発する汗等の水分によって収納物が悪影響を受けることを防止できる防水素材、あるいは、電磁波を発生するスマートフォン等の収納物によって身体が悪影響を受けることを防止できる電磁波遮断素材等を使用することが好ましい。
肩ヨーク13内には、収納物に対応する重量の肩パッド40を着脱自在に装着することが望ましい。肩パッド40は、例えば、略長方形の金属粉入りパテ、プラスチック等により形成され、肩ヨーク13の内側に縫着された図示しないポケットに着脱自在に挿入される。内部ポケット31に重い収納物(即ち、重量物)が収納された場合、支持部材32が下に引っ張られて下方向にずれることがあるので、収納物の重量を打ち消して(即ち、収納物の重量を分散して)、支持部材32の下方向のずれを防止するために、肩パッド40を肩ヨーク13内に装着することが望ましい。
図1は、本考案の実施例1における図2の胸ポケット20及び内部ポケット部材30を示す概略の拡大正面図である。図4は、図2の胸ポケット20及び内部ポケット部材30を示す概略の拡大縦断面図である。更に、図5は、図1中の係止部材部分の概略を示す拡大斜視図である。
胸ポケット20は、左前身頃11−2と、この左前身頃11−2の外側に配置された略方形の胸ポケット生地23とから作られている。胸ポケット生地23の解放された上縁部22に対して、その胸ポケット生地23の両側辺及び底辺の周縁部21は、左前身頃11−2に縫着され、内部に収納スペース24が形成されている。
上縁部22の内側には、収納物50に対する落下防止用の係止部材25が取り付けられている。係止部材25は、内部ポケット31内、あるいは胸ポケット20の収納スペース24内に収納されたスマートフォン等の収納物50が、下を向いた時に落下することを、挟持状態にて係止する開閉自在の部材である。係止部材25は、上縁部22の内側において横方向に固定される略長方形の固定部25aと、この固定部25aに対して所定の角度θをもって開いた状態で接続され、開閉可能な復元力を有する略長方形の係止部25bとにより構成され、例えば、シリコーンゴム等の弾性部材や、あるいは、プラスチック等の形状記憶部材により形成されている。
係止部25bは、図5の矢印で示すように、例えば、収納物50によって下方向に押圧されると、下方向に閉じて角度θが小さくなり、その押圧が解除されると上方向に開いて所定の角度θに復元し、収納物50によって上方向に押圧されると、所定の角度θを維持して収納物50を係止する機能を有している。固定部25aは、上縁部22の内側に対して、縫着されるか、あるいは、面ファスナー等によって着脱自在に固定されている。
肩ヨーク13の内側には、内部ポケット部材30における支持部材32の一端32aを着脱自在に貼着するための面ファスナー等の貼着部13aが縫着されている。
内部ポケット部材30は、収納物50を収納する内部ポケット31と、この内部ポケット31を肩ヨーク13側に吊着する帯状の支持部材32と、内部開口部18及び内部ポケット31間を橋渡しするブリッジ部材33とにより構成されている。
内部ポケット31は、帯状の支持部材32の他端32b側に延設された延設部分31bと、この延設部分31bの外側に配置された略方形の内部ポケット生地31cとから作られている。内部ポケット生地31cの解放された上端開口部31aに対して、その内部ポケット生地31cの両側辺及び底辺の周縁部は、延設部分31bに縫着され、内部に収納スペース31dが形成されている。上端開口部31aには、ブリッジ部材33が連結されている。
ブリッジ部材33は、胸ポケット20側の収納スペース24の横幅よりも小さな横幅を有する略方形をなし、一端が上端開口部31aに連結され、他端が内部開口部18を通して胸ポケット20内に収容され、その内部開口部18及び上端開口部31a間を橋渡して、収納物50の出し入れを案内するものである。このブリッジ部材33は、例えば、内部ポケット生地31cに延設された織物等の生地33aと、この生地33aに連結された皺になりにくい補強部材33bとにより構成されている。補強部材33bは、例えば、薄い合成樹脂板等により形成されている。なお、ブリッジ部材33は、柔軟性のある1枚の合成樹脂フイルム等により形成してもよい。
支持部材32は、上端開口部31aの開口幅と略同一の幅(即ち、内部ポケット31の横幅と略同一の幅)を有している。支持部材32の一端32aには、肩ヨーク13側の貼着部13aに着脱自在に貼着するための面ファスナー等の貼着部32cが縫着されている。更に、支持部材32の他端32b側の近傍の横方向には、保持部材34が取り付けられている。
保持部材34は、内部ポケット31における上端開口部31aの開口幅を一定値に保持し、その内部ポケット31に収納された収納物50の重量が内部ポケット幅及び支持部材幅の全体に均等に掛かるようにするため(即ち、収納物重量負荷の均一化を図るため)の部材であり、例えば、上端開口部31aの開口幅と略同一の長さを有する略長方形のプラスチック等の硬質部材により形成されている。この保持部材34の取り付け方法には、縫着等による固着、支持部材32に形成された図示しないポケットに着脱自在に挿着、あるいは、面ファスナー等により着脱自在に貼着する方法がある。
(ワイシャツへの内部ポケット部材の取り付け例)
ワイシャツ10への内部ポケット部材30の取り付け例を説明する。
予め、図5の係止部材25における固定部25aを、胸ポケット20の上縁部22の内側に固定しておく。又、図3に示すように、必要に応じて、肩パッド40を肩ヨーク13の内側に装着しておく。
次に、図1の内部ポケット部材30における支持部材32の一端32a側の貼着部32cを、肩ヨーク13の内側の貼着部13aに貼り付け、その支持部材32を介して、内部ポケット31を吊り下げる。内部ポケット31の上端開口部31aに連結されたブリッジ部材33を、左前身頃11−2の内側から内部開口部18を通して、胸ポケット20の収納スペース24へ挿入する。ブリッジ部材33の先端側には、補強部材33bが取り付けられているので、ブリッジ部材33が収納スペース24へスムーズに入って自重により垂れ下がる。これにより、ワイシャツ10への内部ポケット部材30の取り付けが完了する。
(内部ポケット付きワイシャツの使用例)
内部ポケット部材30が取り付けられたワイシャツ10を着用し、スマートフォン等の比較的重い収納物50を内部ポケット31に収納する場合、図4の矢印で示すように、収納物50を上から斜め下方向へ向かって、胸ポケット20内の内部開口部18へ挿入する。すると、図5の矢印で示すように、収納物50により、係止部材25の係止部25bが下方向に押されて閉じると共に、その収納物50がブリッジ部材33に案内され、内部ポケット31の上端開口部31aを通して、その内部ポケット31の収納スペース31dへスムーズに収納される。
なお、胸ポケット20と内部ポケット31との間には、隙間があるので、収納物50の挿入の際に、その隙間に収納物50が落下するおそれがある。そこで、本実施例1では、胸ポケット20と内部ポケット31との間に、ブリッジ部材33を設けて橋渡しを行うようにしているので、その隙間から収納物50が落下することなく、スムーズに内部ポケット31へ収納される。
内部ポケット31に収納された収納物50が比較的重い場合、内部ポケット31が垂れ下がろうとする。しかし、内部ポケット31は、支持部材32及び貼着部32c,13aを介して肩ヨーク13の内側に吊着されているので、その肩ヨーク13にて収納物50の重量が打ち消され、垂れ下がりが阻止されて、内部ポケット31が所定位置に保持される。
この際、支持部材32の他端32b側には、保持部材34が取り付けられ、内部ポケット31の開口幅が一定値に保持されているので、収納物50の重量が内部ポケット幅の全体及び支持部材幅の全体に均一に掛かり、支持部材32及び肩ヨーク13部分にねじれ等が発生しない。又、内部ポケット31は、胸ポケット20に結合されていないので、内部ポケット31内の収納物50の重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、胸ポケット20や、その周辺の左前身頃11−2部分が垂れ下がることがない。
なお、肩ヨーク13内に肩パッド40を装着しておけば、その肩パッド40の重量によって収納物50の重量が打ち消されるので、支持部材32の下方ずれをより的確に防止できる。これにより、内部ポケット部材30の装着時における違和感が少なくなる。
収納物50の収納時において、着用者が下を向いた場合、内部ポケット31に収納された収納物50が、その自重で、内部ポケット31の上端開口部31aを介して左前身頃11−2の内部開口部18からずり落ちる。この際、図5の矢印で示すように、収納物50がずり落ちると、係止部材25において所定角度θだけ開いた係止部25bにより、その収納物50の落下が阻止される。そのため、収納物50が内部ポケット31から落下することがない。
又、収納物50の収納時において、着用者がその収納物50を内部ポケット31から取り出す場合、指を内部開口部18へ挿入するので、その指によって係止部材25の係止部25bが閉じる。そのため、指で収納物50を摘んで内部ポケット31からスムーズに取り出せる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(1)〜(3)のような効果がある。
(1) 内部ポケット付きワイシャツの着用時において、内部ポケット31に収納された収納物50の重量が、支持部材32を介して肩ヨーク13部分で支持され、その重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、収納物50の重さにより、胸ポケット20や、その周辺の左前身頃11−2部分が垂れ下がることを防止できる。
(2) 内部ポケット付きワイシャツの着用時において、着用者が下を向いても、内部ポケット31からずり落ちる収納物50が、係止部材25の係止部25bにより係止されるので、収納物50がその自重により内部ポケット31から落下することを、簡単な構造で、的確に防止することができる。
(3) 胸ポケット20と内部ポケット31との間隙に、ブリッジ部材33を設けて橋渡しを行うようにしているので、その間隙に収納物50が落下することがなく、内部ポケット31に対して収納物50をスムーズに収納及び取り出しを行うことができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) ワイシャツ10に内部ポケット部材30を装着しない場合、左前身頃11−2に形成された内部開口部18を、蓋用の生地を用いて面ファスナー等で封止する構成にしてもよい。このような構成において、ワイシャツ10の着用者が下を向いた場合、胸ポケット20に収納された収納物50の落下を、係止部材25により的確に防止することができる。
(b) 内部ポケット31を構成する延設部分31bは、支持部材32とは別の生地で形成してもよい。又、内部ポケット31の開口幅を一定値に保持する保持部材34を設けた場合、この保持部材34と支持部材32の一端32aとの間の保持部材部分は、内部ポケット31の開口幅と異なる幅(例えば、小さい幅)にしてもよい。
(c) 本考案の内部ポケット部材30は、ワイシャツ10以外の他の衣服にも適用が可能である。
10 ワイシャツ
11 前身頃
12 後身頃
13 肩ヨーク
18 内部開口部
20 胸ポケット
22 上縁部
25 係止部材
30 内部ポケット部材
31 内部ポケット
31a 上端開口部
32 支持部材
33 ブリッジ部材
40 肩パッド

Claims (8)

  1. 胸ポケットが縫着された前身頃と、後身頃と、前記後身頃の上部の肩ヨークと、前記胸ポケットの内側に位置する前記前身頃において横方向に溝状に形成された収納物出し入れ用の内部開口部と、を有するワイシャツの前記前身頃の内側に内部ポケット部材が取り付けられた内部ポケット付きワイシャツであって、
    前記内部ポケット部材は、
    前記内部開口部の近傍に配置される上端開口部を有し、前記内部開口部及び前記上端開口部を介して出し入れされる収納物を収納する内部ポケットと、
    一端が前記肩ヨークの内側に着脱自在に取り付けられ、他端に前記内部ポケットが吊着される帯状の支持部材と、
    一端が前記上端開口部に連結され、他端が前記内部開口部を通して前記胸ポケット内に収容され、前記内部開口部及び前記上端開口部間を橋渡して、前記収納物の出し入れを案内するブリッジ部材と、
    を有することを特徴とする内部ポケット付きワイシャツ。
  2. 前記胸ポケットは、
    前記前身頃に縫着された周縁部と、
    前記収納物を出し入れするために解放された上縁部と、
    前記上縁部の内側に取り付けられ、前記内部ポケット内に収納された前記収納物の落下を挟持状態にて係止する開閉自在の係止部材と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  3. 前記支持部材には、前記上端開口部の開口幅を一定値に保持する保持部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  4. 前記肩ヨークには、前記収納物に対応する重量の肩パッドが着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  5. 前記ブリッジ部材は、略方形であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  6. 前記係止部材は、
    前記上縁部の内側に固定される略長方形の固定部と、
    前記固定部に対して所定の角度をもって開いた状態で接続され、開閉可能な復元力を有する略長方形の係止部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  7. 前記保持部材は、前記上端開口部の開口幅と略同一の長さを有する略長方形の硬質部材により形成されていることを特徴とする請求項3記載の内部ポケット付きワイシャツ。
  8. 前記収納物は、携帯機器を含む重量物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の内部ポケット付きワイシャツ。
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