JP3173021U - 内部ポケット付き衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】胸ポケットに収納した収納物の重みでワイシャツ等の上着の前身頃部分が垂れ下がることを防止し、更に、下を向いた時の収納物の落下を簡単な構造で、的確に防止する内部ポケット付き衣服を提供する。
【解決手段】胸ポケット20の内側に収納物出し入れ用の前身頃開口部が横方向に溝状に形成されている。前身頃開口部の内側に、内部ポケット30が着脱自在に装着され、内部ポケット30は、前身頃開口部を介して収納物を出し入れでき、服から離隔した支持部材40により、所定位置に吊着して支持されている。内部ポケット30には、ブリッジ部材34が連結されている。ブリッジ部材34は、前身頃開口部を通して胸ポケット20内に収容され、前身頃開口部及び内部ポケット30間を橋渡して、収納物の出し入れを案内するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話及びPHSと携帯情報端末(PDA)機能が付いた携帯端末であるスマートフォン(smartphone)等の携帯機器や、手帳等を含む比較的重い収納物を収納するための内部ポケットが付いた内部ポケット付き衣服に関するものである。
衣服には、例えば、ワイシャツ等の上着である服と、この服の内側に着用される下着である肌着等とがある。
従来、例えば、下記の特許文献1〜3には、比較的重い収納物の1つである携帯電話機を収納するための携帯電話収納用ポケットが付いたワイシャツの技術が記載されている。このうち、特許文献1の技術では、ワイシャツの左前身頃に縫着された胸ポケットとは別に、携帯電話収納用ポケットが右前身頃に縫着されている。又、特許文献2、3の技術では、ワイシャツの胸ポケット内に、この胸ポケットよりも小さな携帯電話用ポケットが縫着されている。
特開2000−64101号公報 実用新案登録第3092281号公報 特開2007−177334号公報
しかしながら、従来の携帯電話収納用ポケット付きワイシャツでは、次のような課題があった。
携帯電話収納用ポケットは、前身頃に縫着されている。そのため、携帯電話機をその収納用ポケットに収納した場合、携帯電話機の重みで、収納用ポケットや、その周辺の前身頃部分が垂れ下がり、見栄えが悪いスタイルになる。特に、携帯電話機よりも大きくて重い携帯機器の1つであるスマートフォン(例、140g)が普及しつつあるが、このようなスマートフォンを収納用ポケットに収納した場合には、その重みで、収納用ポケットや、その周辺の前身頃部分が大きく垂れ下がり、見栄えが更に悪いスタイルになる。これが原因で、お洒落な人にとっては、スマートフォンの収納場所に苦慮しているのが現状である。
本考案の内部ポケット付き衣服は、服(例えば、ワイシャツ等の上着)の前身頃に取り付けられた外部ポケット(例えば、胸ポケット)の内側に溝状に形成された収納物出し入れ用の前身頃開口部と、収納物出し入れ用のポケット開口部を有し、前記前身頃から離隔して前記前身頃開口部箇所の内側の所定位置に配置され、前記前身頃開口部及び前記ポケット開口部を介して出し入れされる収納物を収納する内部ポケットと、一端が前記内部ポケットに取り付けられ、他端が前記服の着用者の肩部分を経由して前記服から離隔した所定箇所(例えば、着用者の欠盆又は腰骨近辺)に固定され、前記内部ポケットを前記所定位置に吊着して支持する支持部材と、一端が前記ポケット開口部に連結され、他端が前記前身頃開口部を通して前記外部ポケット内に収容され、前記前身頃開口部及び前記ポケット開口部間を橋渡して、前記収納物の出し入れを案内するブリッジ部材と、を有することを特徴とする。
本考案によれば、次の(a)及び(b)のような効果がある。
(a) 内部ポケット付き衣服の着用時において、内部ポケットに収納された収納物の重量が、支持部材を介して服から離隔した所定箇所(例えば、着用者の欠盆又は腰骨近辺)にて支持され、その重量が外部ポケットに掛からない。そのため、収納物の重さにより、外部ポケットや、その周辺の前身頃部分が垂れ下がることを防止できる。
(b) 外部ポケットと内部ポケットとの間隙に、ブリッジ部材を設けて橋渡しを行うようにしているので、その間隙に収納物が落下することがなく、内部ポケットに対して収納物をスムーズに収納及び取り出しを行うことができる。
図1は本考案の実施例1における図2中の胸ポケット20、内部ポケット30及び支持部材40を正面から見た概略の拡大斜視図である。 図2は本考案の実施例1における内部ポケット付き衣服の概略を示す正面図である。 図3は図2の背面図である。 図4は図2中の胸ポケット20及び内部ポケット30を示す概略の拡大縦断面図である。 図5は本考案の実施例2における肌着を示す正面図である。 図6は図5の肌着の背面図である。 図7は図2のワイシャツ10の内側に着用された肌着60における図5中の内部ポケット部分を示す拡大断面図である。 図8は本考案の実施例3を示す機能性肌着の背面図である。 図9は本考案の実施例4における係止部材を示す概略の斜視図である。
本考案を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は本考案の実施例1における内部ポケット付き衣服の概略を示す正面図、及び図3は図2の背面図である。
この内部ポケット付き衣服は、例えば、上着の1つであるワイシャツ10であり、このワイシャツ10の内側に、内部ポケット30が支持部材40により吊着されている。
ワイシャツ10は、右前身頃11−1及び左前身頃11−2からなる前身頃11と、後身頃12と、この後身頃12の上部に取り付けられた右肩ヨーク13−1及び左肩ヨーク13−2からなる肩ヨーク13と、前身頃11及び後身頃12の袖付け部に取り付けられた右袖14−1及び左袖14−2と、前身頃11及び後身頃12の袖付け部に取り付けられた襟15とから形成されている。右前身頃11−1及び左前身頃11−2は、前立て16に取り付けられたボタン17を、前立て16に形成されたボタン穴に挿入することにより、連結される。前身頃11、後身頃12、肩ヨーク13、袖14−1,14−2、襟15、及び前立て16は、織物等の布地を用いて縫製されている。その布地としては、内部ポケット30及び支持部材40が透けて見えない生地を使用することが望ましい。又、袖14−1,14−2は、図示された短袖の他に、長袖であってもよい。
左前身頃11−2において、着用者の左胸の位置には、織物等の布地で作られた外部ポケット(例えば、胸ポケット)20が取り付けられている。胸ポケット20は、略方形をしており、左前身頃11−2に縫着された両側辺及び底辺からなる周縁部21と、収納物を出し入れするための解放端部22とにより形成されている。胸ポケット20の上部(例えば、解放端部22から下の3cm程の部分)の内側に位置する左前身頃11−2箇所には、収納物出し入れのための窓である溝状の前身頃開口部18が横方向に形成されている。左前身頃11−2の内側には、この前身頃11から離隔して内部ポケット30が支持部材40により吊着されている。
内部ポケット30は、前身頃開口部18箇所の内側の所定位置に配置され、その前身頃開口部18を介して出し入れされる収納物を収納する略方形のポケットである。この内部ポケット30を支持する支持部材40の一端側は、平行な2本の吊り下げ糸41−1,41−2を介して、内部ポケット30のポケット開口部側に取り付けられている。支持部材40の他端側は、着用者の肩部分(例えば、左肩部分)に配置された左欠盆挿入用の左パッド42−2を経由してワイシャツ10から離隔した所定箇所(例えば、右欠盆)に、右欠盆挿入用の右パッド42−1を介して、その右欠盆に着脱自在に固定される。右欠盆は、着用者の右鎖骨の上の窪んだ箇所であり、左欠盆は、左鎖骨の上の窪んだ箇所である。このような支持部材40により、前身頃開口部18箇所の内側の所定位置に、内部ポケット30が吊着されて支持されている。
内部ポケット30は、織物等の布地や、あるいは柔軟な生地といった種々の素材で形成することができる。この内部ポケット30を形成するための生地は、例えば、身体から発する汗等の水分によって収納物が悪影響を受けることを防止できる防水素材、あるいは、電磁波を発生するスマートフォン等の収納物によって身体が悪影響を受けることを防止できる電磁波遮断素材等を使用することが好ましい。
図1は、本考案の実施例1における図2中の胸ポケット20、内部ポケット30及び支持部材40を正面から見た概略の拡大斜視図である。更に、図4は、図2中の胸ポケット20及び内部ポケット30を示す概略の拡大縦断面図である。
胸ポケット20は、左前身頃11−2と、この左前身頃11−2の外側に配置された略方形の胸ポケット生地23とから作られている。胸ポケット生地23の解放端部22に対して、その胸ポケット生地23の両側辺及び底辺の周縁部21は、左前身頃11−2に縫着され、内部に収納スペース24が形成されている。
解放端部22の内側の横方向には、略長方形の係止部材25が取り付けられている。係止部材25は、内部ポケット30の収納スペース33内、あるいは胸ポケット20の収納スペース24内に収納されたスマートフォン等の収納物50が、下を向いた時に落下することを係止して防止する部材であり、例えば、表面に凹凸が形成されたシリコーンゴム等の弾力性のある滑り止め板により構成されている。この係止部材25は、解放端部22の内側に対して、縫着されるか、あるいは、面ファスナー等によって着脱自在に取り付けられている。
内部ポケット30は、略方形の表内部ポケット生地31と、略方形の裏内部ポケット生地32と、から作られている。表内部ポケット生地31の解放されたポケット開口部31aに対して、その表内部ポケット生地31の両側辺及び底辺の周縁部は、裏内部ポケット生地32に縫着され、内部に収納スペース33が形成されている。ポケット開口部31aには、ブリッジ部材34が連結されている。
ブリッジ部材34は、胸ポケット20側の収納スペース24の横幅よりも小さな横幅を有する略方形をなし、一端がポケット開口部31aに連結され、他端が前身頃開口部18を通して胸ポケット20内に収容され、その前身頃開口部18及びポケット開口部31a間を橋渡して、収納物50の出し入れを案内するものである。このブリッジ部材34は、例えば、表内部ポケット生地31に延設された織物等の生地34aと、この生地34aに連結された皺になりにくい補強部材34bとにより構成されている。補強部材34bは、例えば、薄い合成樹脂板等により形成されている。なお、ブリッジ部材34は、柔軟性のある1枚の合成樹脂フイルム等により形成してもよい。
裏内部ポケット生地32の上端部における横方向には、略長方形の保持部材35が縫着等により取り付けられている。保持部材35は、内部ポケット30におけるポケット開口部31aの開口幅を一定値に保持し、その内部ポケット30に収納された収納物50の重量が内部ポケット幅の全体に均等に掛かるようにするため(即ち、収納物重量負荷の均一化を図るため)の部材であり、例えば、ポケット開口部31aの開口幅と略同一の長さを有する略長方形のプラスチック等の硬質部材により形成されている。この保持部材35は、平行な2本の吊り下げ糸41−1,41−2に吊着されている。
支持部材40の他端側には、右欠盆挿入用の右パッド42−1が設けられている。この右パッド42−1には、帯状の連結部材43、左欠盆挿入用の左パッド42−2、及び略長方形の保持部材44を介して、平行な2本の吊り下げ糸41−1,41−2が取り付けられている。
右パッド42−1は、右欠盆の窪みに合わせて形を柔軟に変更できるよう、右欠盆に挿入可能な厚みを有する略三角形をしており、収納物50に対応する重量(例えば、収納物50がスマートフォンの場合は、130g程度の重量)の錘部材が内蔵され、支持部材40の他端側を右欠盆に固定する機能を有している。右パッド42−1に内蔵される錘部材は、例えば、タングステン等の高比重金属の小片が、粘土状のパテに混入して形成されている。この右パッド42−1には、面ファスナー等により、連結部材43の一端が着脱自在に取り付けられている。
連結部材43は、着用者の首の後周辺部に載置されるものであり、帯状の生地等により形成されている。連結部材43の他端には、面ファスナー等により、左パッド42−2が着脱自在に取り付けられている。左パッド42−2は、左欠盆に挿入可能な厚みを有する柔軟な略三角形をしている。この左パッド42−2は、左右のデザイン上のバランスを考えて、右パッド42−1と同型の形をしているが、錘部材は内蔵されていない。連結部材43は、右パッド42−1と左パッド42−2とを結ぶ、首掛けとなる。
左パッド42−2には、面ファスナー等により、保持部材44が着脱自在に取り付けられている。保持部材44は、平行な2本の吊り下げ糸41−1,41−2を左パッド42−2に接続するものであり、略長方形のプラスチック等の硬質部材により形成されている。吊り下げ糸41−1,41−2は、デザイン上、ワイシャツ10から透けて見えないようにして、内部ポケット30を吊り下げる機能を有している。
(ワイシャツへの内部ポケットの取り付け例)
ワイシャツ10への内部ポケット30の取り付け例を説明する。
着用者は、ワイシャツ10を着用する前の肌着を着た状態で、内部ポケット30が取り付けられた支持部材40の連結部材43を首に掛け、右パッド42−1を右欠盆の窪みに挿入すると共に、左パッド42−2を左欠盆の窪みに挿入し、吊り下げ糸41−1,41−2によって内部ポケット30を吊り下げる。
次に、ワイシャツ10を着て、内部ポケット30のポケット開口部31aに連結されたブリッジ部材34を、左前身頃11−2の内側から前身頃開口部18を通して、胸ポケット20の収納スペース24へ挿入する。ブリッジ部材34の先端側には、補強部材33bが取り付けられているので、ブリッジ部材34が収納スペース24へスムーズに入って自重により垂れ下がる。これにより、ワイシャツ10への内部ポケット30の取り付けが完了する。
(内部ポケット付きワイシャツの使用例)
内部ポケット30が取り付けられたワイシャツ10を着用し、スマートフォン等の比較的重い収納物50を内部ポケット30に収納する場合、図4の矢印で示すように、収納物50を上から斜め下方向へ向かって、胸ポケット20内の前身頃開口部18へ挿入する。すると、収納物50がブリッジ部材34に案内され、内部ポケット30のポケット開口部31aを通して、その内部ポケット30の収納スペース33へスムーズに収納される。
なお、胸ポケット20と内部ポケット30との間には、隙間があるので、収納物50の挿入の際に、その隙間に収納物50が落下するおそれがある。そこで、本実施例1では、胸ポケット20と内部ポケット30との間に、ブリッジ部材34を設けて橋渡しを行うようにしているので、その隙間から収納物50が落下することなく、スムーズに内部ポケット30へ収納される。
内部ポケット30に収納された収納物50が比較的重い場合、内部ポケット30が垂れ下がろうとする。しかし、内部ポケット30は、首に掛けた支持部材40における右パッド42−1を介して、着用者の右欠盆に固定されているので、収納物50の重量が打ち消され、垂れ下がりが阻止されて、内部ポケット30が所定位置に保持される。
この際、内部ポケット30は、胸ポケット20に結合されていないので、内部ポケット30内の収納物50の重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、胸ポケット20や、その周辺の左前身頃11−2部分が垂れ下がることがない。
収納物50の収納時において、着用者が下を向いた場合、内部ポケット30に収納された収納物50が、その自重で、内部ポケット30のポケット開口部31aを介して前身頃開口部18からずり落ちようとする。しかし、収納物50の先端部が係止部材25により係止されて、その収納物50の落下が阻止される。そのため、収納物50が内部ポケット30から落下することがない。
又、収納物50の収納時において、着用者がその収納物50を内部ポケット30から取り出す場合、指を前身頃開口部18へ挿入するので、その指によって係止部材25が外方向へ移動する。そのため、指で収納物50を摘んで内部ポケット30からスムーズに取り出せる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(1)〜(4)のような効果がある。
(1) ワイシャツ10の着用時において、内部ポケット30に収納された収納物50の重量が、支持部材40の他端側の所定重量を有する右パッド42−1を介して、着用者の右欠盆部分で支持され、その重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、収納物50の重さにより、胸ポケット20や、その周辺の左前身頃11−2部分が垂れ下がることを防止できる。
(2) ワイシャツ10の着用時において、着用者が下を向いても、内部ポケット30からずり落ちる収納物50が、係止部材25により係止されるので、収納物50がその自重により内部ポケット30から落下することを、簡単な構造で、防止することができる。
(3) 胸ポケット20と内部ポケット30との間隙に、ブリッジ部材34を設けて橋渡しを行うようにしているので、その間隙に収納物50が落下することがなく、内部ポケット30に対して収納物50をスムーズに収納及び取り出しを行うことができる。
(4) 保持部材44には、吊り下げ糸41−1,41−2を介して内部ポケット30が取り付けられ、その保持部材44が、面ファスナー等により、左パッド42−2に着脱自在に取り付けられている。そのため、収納物50の種類(例えば、スマートフォンのカバー無し、スマートフォンのカバー付き、手帳等)に応じて、サイズ等の異なる他の種類の内部ポケット30等に取り替えることができ、使用上、便利である。
(実施例2の構成)
図5は、本考案の実施例2における肌着を示す正面図、及び、図6は、図5の肌着の背面図であり、実施例1を示す図1〜図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
肌着60は、ワイシャツ10の内側に着用される下着であり、例えば、前身頃61、後見頃62、右袖63−1、左袖63−2、及び首元64から形成され、伸縮性を有する織物等の布地を用いて縫製されている。なお、右袖63−1及び左袖63−2は、図示された短袖の他に、長袖であってもよい。
前身頃61の外側の左胸箇所には、内部ポケット30を着脱自在に取り付けるための面ファスナー等の取り付け部材45が縫製されている。内部ポケット30は、実施例1を示す図1中の内部ポケット30と略同一の構成であるが、実施例1のような吊り下げ糸41−1,41−2には吊着されておらず、その吊り下げ糸41−1,41−2に代えて、保持部材35の裏側に、面ファスナー等の取り付け部が設けられ、その取り付け部により、取り付け部材45に対して着脱自在に取り付けられる構成になっている。
肌着60の内側には、取り付け部材45に取り付けられる内部ポケット30の垂れ下がりを防止するために、実施例1の支持部材40とは異なる構成の支持部材40Aが形成されている。即ち、肌着60の布地には伸縮性があり、前身頃61に取り付けた内部ポケット30に収納物50を収納すると、その収納物50の重量で肌着60の首元64が垂れ下がる。そのため、その垂れ下がりを防止し、ワイシャツ10から透けて見えないように、肌着60の内側に支持部材40Aが形成されている。
支持部材40Aは、帯状部材により構成され、この帯状部材が、左胸箇所の取り付け部材45から左肩部まで上方向に延設された前帯上部46−1と、左肩部から背面右腰部まで斜め下方向に延設された後帯部46−2と、背面右腰部から前身頃右腹部下端まで斜め下方向に延設された前帯下部46−3と、を有し、伸縮性の無い生地により形成されている。前帯下部46−3は、ズボンのベルト等により、腰骨近辺で固定される。このような支持部材40Aは、肌着60の内側に縫着等で取り付けられるか、あるいは、肌着60内に編み込み等で形成される。
支持部材40Aの一部(例えば、後帯部46−2の一部)には、ゴム等の弾力性を有する伸縮部47が設けられている。伸縮部47は、取り付け部材45を一定の位置に保持するために、支持部材40Aの前帯上部46−1を引き上げて弛みを無くす機能を有している。
なお、支持部材40Aの前帯上部46−1を引き上げる支点として、前帯下部46−3の腰骨近辺における肌着60の外側に、表面に凹凸が形成されたゴム板等の弾力性のある滑り止め部材48を縫着等で取り付けても良い。又、図示しないが、前帯下部46−3には、着用するパンツゴム部分に対して着脱自在に取り付けるための面ファスナー等の貼着部材を設けても良い。
図7は、図2のワイシャツ10の内側に着用された肌着60における図5中の内部ポケット部分を示す拡大断面図である。
内部ポケット30の保持部材35の裏側は、肌着60側の取り付け部材45に着脱自在に取り付けられている。内部ポケット30に連結されたブリッジ部材34は、実施例1と同様に、前身頃開口部18を通して胸ポケット20内に収容されている。
(ワイシャツへの内部ポケットの取り付け例とその使用例)
着用者は、肌着60を着て、内部ポケット30における保持部材35の裏側を、前身頃61の取り付け部材45に取り付ける。肌着60の上に図2のワイシャツ10を着て、内部ポケット30に連結されたブリッジ部材34を、左前身頃11−2の内側から前身頃開口部18を通して、胸ポケット20の収納スペース24へ挿入する。ブリッジ部材34の先端側には、補強部材34bが取り付けられているので、ブリッジ部材34が収納スペース24へスムーズに入って自重により垂れ下がる。
ワイシャツ10の下部をズボンのベルト等で固定すると、肌着60側の支持部材40Aにおける前帯下部46−3が、そのベルト等によって腰骨近辺にて固定される。
なお、前帯下部46−3に滑り止め部材48を取り付けておけば、摩擦力が大きくなり、腰骨近辺における前帯下部46−3の固定強度が大きくなる。又、図示しないが、前帯下部46−3において、着用するパンツゴム部分に対して着脱自在に取り付けるための面ファスナー等の貼着部材を設けた場合、その前帯下部46−3が、パンツゴム部分及びベルト等により固定されるので、固定強度が大きくなる。
このように、支持部材40Aにおける前帯下部46−3が、腰骨近辺にて固定されると、その前帯下部46−33を支点にして、支持部材40A、取り付け部材45、及び内部ポケット30側の保持部材35を介して、内部ポケット30が、前身頃開口部18箇所の内側の所定位置に支持され、ワイシャツ10への内部ポケット30の取り付けが完了する。
スマートフォン等の比較的重い収納物50の使用時において、その収納物50を内部ポケット30に収納する場合、図7の矢印で示すように、収納物50を上から斜め下方向へ向かって、胸ポケット20内の前身頃開口部18へ挿入する。すると、収納物50がブリッジ部材34に案内され、内部ポケット30のポケット開口部31aを通して、その内部ポケット30の収納スペース33へスムーズに収納される。
内部ポケット30に収納された収納物50が比較的重い場合、内部ポケット30が垂れ下がろうとする。しかし、内部ポケット30は、肌着60側の支持部材40Aを介して、その支持部材40Aの前帯下部46−3が、ズボンのベルト等によって腰骨近辺で固定される。そのため、収納物50の重量が打ち消され、肌着60の首元64の垂れ下がりや、ワイシャツ10の胸ポケット20箇所の垂れ下がりが阻止されて、内部ポケット30が所定位置に保持される。
この際、実施例1と同様に、内部ポケット30は、胸ポケット20に結合されていないので、内部ポケット30内の収納物50の重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、胸ポケット20や、その周辺の左前身頃11−2部分が垂れ下がることがない。
収納物50の収納時において、実施例1と同様に、着用者が下を向いた場合、収納物50の先端部が係止部材25により係止されて、その収納物50の落下が阻止される。そのため、収納物50が内部ポケット30から落下することがない。
又、収納物50の収納時において、実施例1と同様に、着用者がその収納物50を内部ポケット30から取り出す場合、指を前身頃開口部18へ挿入するので、その指によって係止部材25が外方向へ移動する。そのため、指で収納物50を摘んで内部ポケット30からスムーズに取り出せる。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、実施例1の効果(2)及び(3)と同様の効果があり、更に、次の(a)及び(b)のような効果もある。
(a) 肌着60及びワイシャツ10の着用時において、内部ポケット30に収納された収納物50の重量が、肌着60側の支持部材40Aを介して腰骨近辺で支持され、その重量が胸ポケット20に掛からない。そのため、収納物50の重さにより、肌着60の首元64の垂れ下がりや、ワイシャツ10の胸ポケット20箇所の垂れ下がりを防止できるので、内部ポケット30を所定位置に保持できる。
(b) 内部ポケット30は、肌着60側の取り付け部材45に着脱自在に取り付けられる。そのため、収納物50の種類(例えば、スマートフォンのカバー無し、スマートフォンのカバー付き、手帳等)に応じて、サイズ等の異なる他の種類の内部ポケット30に取り替えることができ、使用上、便利である。
図8は、本考案の実施例3を示す機能性肌着の背面図であり、実施例2を示す図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3では、実施例2の伸縮性を有する肌着60に代えて、これとは構成の異なる機能性肌着60Bを使用している。機能性肌着60Bは、機能性インナーとも言われ、支持部材40Bにより体全体を締め付ける肌着である。支持部材40Bは、伸縮性素材が織り込まれた帯状部材からなり、この帯状部材が機能性肌着60Bの生地自体に、たすき状等に織り込まれて形成されている。このような支持部材40Bにより、図5中の取り付け部材45を支持すれば、その取り付け部材45に着脱自在に取り付けられる内部ポケット30を、前身頃開口部18箇所の内側の所定位置に保持することができる。
従って、機能性肌着60Bが垂れ下がることなく、実施例2と略同様の作用効果を奏することができる。
図9は、本考案の実施例4における係止部材を示す概略の斜視図である。
この係止部材25Aは、図1、図4及び図7中の係止部材25の他の構成例を示すものであり、胸ポケット20における解放端部22の内側に取り付けられ、内部ポケット30の収納スペース33内、あるいは胸ポケット20の収納スペース24内に収納されたスマートフォン等の収納物50が、下を向いた時に落下することを、挟持状態にて係止する開閉自在の部材である。
係止部材25Aは、解放端部22の内側において横方向に固定される略長方形の固定部25aと、この固定部25aに対して所定の角度θをもって開いた状態で接続され、開閉可能な復元力を有する略長方形の係止部25bとにより構成され、例えば、シリコーンゴム等の弾性部材や、あるいは、プラスチック等の形状記憶部材により形成されている。
係止部25bは、図9の矢印で示すように、例えば、収納物50によって下方向に押圧されると、下方向に閉じて角度θが小さくなり、その押圧が解除されると上方向に開いて所定の角度θに復元し、収納物50によって上方向に押圧されると、所定の角度θを維持して収納物50を係止する機能を有している。固定部25aは、解放端部22の内側に対して、縫着されるか、あるいは、面ファスナー等によって着脱自在に固定されている。
この係止部材25Aでは、以下のように動作する。
内部ポケット30が取り付けられたワイシャツ10を着用し、スマートフォン等の比較的重い収納物50を内部ポケット30に収納する場合、図9の矢印で示すように、収納物50を上から斜め下方向へ向かって、胸ポケット20内の前身頃開口部18へ挿入する。すると、図9の矢印で示すように、収納物50により、係止部材25Aの係止部25bが下方向に押されて閉じると共に、その収納物50がブリッジ部材34に案内され、内部ポケット30のポケット開口部31aを通して、その内部ポケット30の収納スペース33へスムーズに収納される。
収納物50の収納時において、着用者が下を向いた場合、内部ポケット30に収納された収納物50が、その自重で、内部ポケット30のポケット開口部31aを介して前身頃開口部18からずり落ちる。この際、図9の矢印で示すように、収納物50がずり落ちると、係止部材25Aにおいて所定角度θだけ開いた係止部25bにより、その収納物50の落下が阻止される。そのため、収納物50が内部ポケット30から落下することがない。
又、収納物50の収納時において、着用者がその収納物50を内部ポケット30から取り出す場合、指を前身頃開口部18へ挿入するので、その指によって係止部材25Aの係止部25bが閉じる。そのため、指で収納物50を摘んで内部ポケット30からスムーズに取り出せる。
本実施例4の係止部材25Aによれば、収納物50が係止部25bにより挟持状態にて係止されるので、収納物50の落下をより的確に防止できる。
(変形例)
本考案は、上記実施例1〜4に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)〜(iii)のようなものがある。
(i) ワイシャツ10に内部ポケット30を装着しない場合、前身頃開口部18を、蓋用の生地を用いて面ファスナー等で封止する構成にしても良い。このような構成において、ワイシャツ10の着用者が下を向いた場合、胸ポケット20に収納された収納物50の落下を、係止部材25,25Aにより的確に防止することができる。
(ii) 実施例1〜4では、服の一例としてワイシャツ10について説明したが、ワイシャツ10以外の他の服の胸ポケット内側に内部ポケット30を装着する構成にしても良い。他の服を、内部が透けて見えない生地により形成した場合、実施例1の吊り下げ糸41−1,41−2に代えて、帯状の布等を使用しても良い。又、ワイシャツ10を含む服において、胸ポケット20は、右前身頃11−1に設けたり、あるいは、前身頃11において胸以外の脇下等の他の位置に斜め等に設けた外部ポケットであっても良い。
(iii) 実施例2の支持部材40Aは、肌着60の外側に形成しても良い。
10 ワイシャツ
11 前身頃
18 前身頃開口部
20 胸ポケット
25,25A 係止部材
30 内部ポケット
34 ブリッジ部材
40,40A,40B 支持部材
41−1,41−2 吊り下げ糸
42−1,42−2 パッド
43 連結部材
45 取り付け部材
47 伸縮部
48 滑り止め部材
50 収納物
60 肌着
60B 機能性肌着

Claims (10)

  1. 服の前身頃に取り付けられた外部ポケットの内側に溝状に形成された収納物出し入れ用の前身頃開口部と、
    収納物出し入れ用のポケット開口部を有し、前記前身頃から離隔して前記前身頃開口部箇所の内側の所定位置に配置され、前記前身頃開口部及び前記ポケット開口部を介して出し入れされる収納物を収納する内部ポケットと、
    一端が前記内部ポケットに取り付けられ、他端が前記服の着用者の肩部分を経由して前記服から離隔した所定箇所に固定され、前記内部ポケットを前記所定位置に吊着して支持する支持部材と、
    一端が前記ポケット開口部に連結され、他端が前記前身頃開口部を通して前記外部ポケット内に収容され、前記前身頃開口部及び前記ポケット開口部間を橋渡して、前記収納物の出し入れを案内するブリッジ部材と、
    を有することを特徴とする内部ポケット付き衣服。
  2. 前記所定箇所は、前記着用者の欠盆であり、
    前記支持部材の他端は、前記収納物に対応した重量を有する欠盆挿入用パッドを介して前記欠盆に着脱自在に固定されることを特徴とする請求項1記載の内部ポケット付き衣服。
  3. 前記所定箇所は、前記着用者の腰骨近辺であり、
    前記支持部材は、前記服の内側に着用される肌着に形成された帯状部材により構成され、
    前記帯状部材の一端は、取り付け部材を介して前記内部ポケットに着脱自在に取り付けられ、前記帯状部材の他端は、前記腰骨近辺に固定されることを特徴とする請求項1記載の内部ポケット付き衣服。
  4. 前記支持部材の一端は、吊り下げ糸を介して前記内部ポケットに取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の内部ポケット付き衣服。
  5. 前記肌着は、伸縮性を有する前記帯状部材が形成された機能性肌着であることを特徴とする請求項3記載の内部ポケット付き衣服。
  6. 前記外部ポケットは、
    前記前身頃に縫着された周縁部と、
    前記収納物を出し入れするための解放端部と、
    前記解放端部の内側に取り付けられ、前記内部ポケット内に収納された前記収納物の落下を係止する係止部材と、
    を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の内部ポケット付き衣服。
  7. 前記係止部材は、表面に凹凸が形成された弾力性のある滑り止め板により構成されていることを特徴とする請求項6記載の内部ポケット付き衣服。
  8. 前記係止部材は、前記内部ポケット内に収納された前記収容物の落下を挟持状態にて係止する開閉自在の蓋部材により構成されていることを特徴とする請求項6記載の内部ポケット付き衣服。
  9. 前記ブリッジ部材は、略方形であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の内部ポケット付き衣服。
  10. 前記収納物は、携帯機器又は手帳を含む重量物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の内部ポケット付き衣服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6431640B1 (ja) * 2018-08-09 2018-11-28 日新被服株式会社 ファン付き衣服に用いる衣服

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