JP3171790U - 鋏 - Google Patents

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章生 藤井
章生 藤井
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Abstract

【課題】長時間使用しても手指が痛くなりにくい鋏を提供する。【解決手段】刃体部11と、該刃体部の長さ方向の後端部に延設されたリング状の把持部13,14とからなる一対の鋏構成部材20,21が、上記刃体部と上記把持部との間に設けられた軸部15において回動可能に支持される鋏であって、上記把持部は、弾性変形し得る芯材部16,17と、該芯材部よりも硬度が低い合成樹脂により形成された表層部18,19とにより構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、鋏に係り、特似、長時間使用しても手指が痛くなりにくい鋏に関する。
一般に、事務用あるいは子ども用として製造される鋏の把持部は金属や硬質の合成樹脂により形成されており、手指との接触部が硬く、力を込めて使用したときや、長時間使用したときには手指が痛くなるという不具合があった。
そこで、指との接触面に軟質材を用いた緩衝構造が設けられ、使用時の感触を良好にするとともに、力を込めて使用したときに手指が痛くなりにくい鋏が知られている。
しかしながら、上記の特許文献1に示された鋏の構造では、把持部に硬質の芯材が用いられており、長時間使用したときには手指が痛くなるという不具合があった。
特開2010−247293号
そこで、本考案の課題は、長時間使用しても手指が痛くなりにくい鋏を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案に係る鋏は、刃体部と、上記刃体部の長さ方向の後端部に延設されたリング状の把持部とからなる一対の鋏構成部材が、上記刃体部と上記把持部との間に設けられた軸部において回動可能に支持される鋏であって、上記把持部は、弾性変形し得る芯材部と、上記芯材部よりも硬度が低い合成樹脂により形成された表層部とにより構成されていることを特徴とする。
したがって、上記鋏を使用する際に手指に触れる上記表層部が、弾性変形し得る上記芯材部よりも硬度が低い合成樹脂により形成されている。
また、上記把持部に、上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記表層部が変形するだけでなく、上記芯材部もともに変形することとなる。
したがって、上記把持部に上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記把持部全体が変形する。
請求項2に記載の考案に係る鋏は、上記芯材部は上記把持部の内方部に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案に係る鋏は、上記芯材部が上記把持部の全周に配置されていることを特徴とする。
したがって、紙等を切断する際、上記把持部に手指から上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記芯材部が上記把持部のどの部位においても弾性変形することにより、上記把持部と手指との接触部から手指に加わる負荷を軽減させることができる。
請求項4に記載の考案に係る鋏は、上記芯材部が上記表層部に被覆されていることを特徴とする。
請求項5に記載の考案に係る鋏は、上記芯材部が上記把持部の全周にわたって表層部に露出した状態で配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の考案に係る鋏は、上記芯材部がポリプロピレン樹脂により形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の考案に係る鋏は、上記合成樹脂がエラストマー樹脂であることを特徴とする。
請求項1〜7に係る鋏は、上記鋏を使用する際に手指に触れる上記表層部が弾性変形し得る上記芯材部よりも硬度が低い合成樹脂により形成されており、その結果、上記表層部の手触りが良好なものとなる。
また、上記把持部に上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記把持部全体が変形し、その結果、従来と異なり、使用者に対して把持部全体が柔らかい使用時の感覚を与えることができる。
請求項2に係る鋏は、紙等を切断する際、上記把持部の内方部に手指から上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記芯材部が弾性変形することにより、上記把持部の内方部から手指に加わる負荷を軽減させることができ、その結果、上記鋏を長時間使用しても手指が痛くなりにくいようにすることができる。
請求項3に係る鋏は、紙等を切断する際、上記把持部に手指から上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記芯材部が上記把持部のどの部位においても弾性変形することにより、上記把持部と手指との接触部から手指に加わる負荷を軽減させることができ、その結果、上記鋏を長時間使用しても手指が痛くなりにくいようにすることができる。
請求項4に係る鋏は、上記芯材部が上記表層部に被覆されており、把持部のいずれの部位においても柔らかい、快適な使用感が得られる。
請求項5に係る鋏は、上記芯材部は上記把持部の全周部に配置されており、紙等を切断する際、上記把持部に手指から上記芯材部を弾性変形させ得る力が加えられると、上記芯材部が上記把持部のどの部位においても弾性変形することにより、上記把持部と手指との接触部から手指に加わる負荷を軽減させることができ、その結果、上記鋏を長時間使用しても手指が痛くなりにくいようにすることができる。
請求項6に係る鋏は、上記芯材部に軽量なポリプロピレン樹脂を用いることにより、上記把持部を軽量化することができ、その結果、上記鋏を長時間しようしても手指が痛くなりにくいようにすることができる。
請求項7に係る鋏は、上記表層部がエラストマー樹脂により形成されており、上記表層部の手触りが良好なものとなる。
本考案に係る鋏の一実施の形態における鋏を示す平面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る鋏10は、細長の刃体部11、12と、刃体部11、12の長さ方向の後端部にそれぞれ延設されたリング状の把持部13、14とからなる一対の鋏構成部材20、21が刃体部11、12と把持部13、14との間に設けられた軸部15において回動可能に支持されている。
把持部13、14は、芯材部16、17および、表層部18、19により構成されており、芯材部16、17は弾性変形し得るポリプロピレン樹脂により形成され、表層部18、19は芯材部16、17よりも硬度が低いエラストマー樹脂により形成されている。
芯材部16、17は把持部13、14の全周にわたり、把持部13、14の幅方向中間部において表層部18、19に露出した状態で配置されている。
表層部18、19は、鋏構成部材20,21の軸部15付近までそれぞれ延設され、刃体部11、12を被覆している。
また、把持部13、14の内方部22、23は、ともに把持部13、14の幅方向外方へ湾曲し、刃体部11、12を閉じる際には、把持部13、14も楕円状の空隙24を形成して閉じるように成形されている。
以下、本実施の形態に係る鋏10の作用について説明する。
鋏10の表層部18、19はエラストマー樹脂で形成されており、手に取る際や、使用する際の手触りが良い。
芯材部16、17は、画用紙やコピー用紙等の薄い紙や、テープ類を切断する際に必要とされる程度の弱い力では変形しないが、ボール紙等の厚い紙や硬い紙を切断する際に必要とされる程度の力が加えられた場合には変形する。
また、芯材部16、17は把持部13、14の全周にわたって配置されており、芯材部16、17が把持部13、14のどの部位においても弾性変形することができる。
したがって、鋏10を用いて、画用紙やコピー用紙等の薄い紙や、テープ類を切断する場合には、把持部13、14に指を掛け、内方部22、23にたがいに対向する方向の力を加えることにより、刃体部11、12を閉じていくが、このとき、内方部22、23は変形せずに表層部18、19により、良好な手触り感を維持して使用することができる。
また、ボール紙等の厚い紙や硬い紙を切断する場合には、内方部22、23にたがいに対向する方向の力を加えると、内方部22、23がたがいに接近するように把持部13、14の幅方向内方へ変形し、手指にかかる負荷を軽減させることができる。
また、芯材部16、17および表層部18、19がともに軽量な合成樹脂により形成されている。したがって、把持部13、14の全体が軽量となり、使用時に手指にかかる負担を軽減させることができる。
本考案は、鋏に適用可能である。
10 鋏
11 刃体部
12 刃体部
13 把持部
14 把持部
15 軸部
16 芯材部
17 芯材部
18 表層部
19 表層部
20 鋏構成部材
21 鋏構成部材
22 内方部
23 内方部
24 空隙

Claims (7)

  1. 刃体部と、上記刃体部の長さ方向の後端部に延設されたリング状の把持部とからなる一対の鋏構成部材が、上記刃体部と上記把持部との間に設けられた軸部において回動可能に支持される鋏であって、上記把持部は、弾性変形し得る芯材部と、上記芯材部よりも硬度が低い合成樹脂により形成された表層部とにより構成されていることを特徴とする鋏。
  2. 上記芯材部は上記把持部の内方部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鋏。
  3. 上記芯材部は上記把持部の全周に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鋏。
  4. 上記芯材部は上記表層部に被覆されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋏。
  5. 上記芯材部は上記把持部の全周にわたって表層部に露出した状態で配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋏。
  6. 上記芯材部はポリプロピレン樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋏。
  7. 上記合成樹脂はエラストマー樹脂であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鋏。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194190B1 (ja) * 2012-09-26 2013-05-08 株式会社協立

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