JP3209006U - おたすけボール - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が無理なく鉛筆や箸などの持ち方や操作が習得できる持ち方矯正補助具を提供する。【解決手段】持ち方矯正補助具の本体1の外形は、鉛筆、ペンなどの筆記用具を通す輪3、4がついた保持部2を有し、ほぼ球体で、クッション性を有し、表面に複数個の突起を有しており、表面を吸湿性材料や発泡高分子材料で構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、 鉛筆,ペンなどの筆記具や箸などの持ち方の習得を助ける補助具に関するものである。
1)従来の補助具の形状は、筆記具本体に装着して、指先や指を整えて持つものが一般的であった。
2)また、掌に握り込む形の本体に筆記具やスプーン、箸等を装着するためのヒモが付けられた補助具も公表されている。
2)また、掌に握り込む形の本体に筆記具やスプーン、箸等を装着するためのヒモが付けられた補助具も公表されている。
しかし、1)の場合、補助具に指先を合わせることに意識がとらわれ、楽で正しい持ち方を習得するには難点があった。
一方、2)の場合、補助具を掌や手全体で握るので、操作が自在となる利点があるが、本体が木材・陶器・プラスチックという硬い材料とあるので感触、使用感、疲労、発汗への対応等の観点から、改良の余地があると思われる。 以前に同様の補助具を紙粘土で制作し、子どもたちに使用させた。持ち方の改善という点では効果的であったが、乾燥して硬くなると違和感が生じる上、汗を吸収しないとの理由で長時間の使用には限界があった。
一方、2)の場合、補助具を掌や手全体で握るので、操作が自在となる利点があるが、本体が木材・陶器・プラスチックという硬い材料とあるので感触、使用感、疲労、発汗への対応等の観点から、改良の余地があると思われる。 以前に同様の補助具を紙粘土で制作し、子どもたちに使用させた。持ち方の改善という点では効果的であったが、乾燥して硬くなると違和感が生じる上、汗を吸収しないとの理由で長時間の使用には限界があった。
この考案は、利用者が、無理なく鉛筆,ペンなどの筆記具や箸などの持ち方や操作が習得できることを課題とする。
上記の課題を解決するために、特に幼い子どもは、手や指の機能がまだまだ未分化であり、細長くて円柱形の不安定な鉛筆、ペン、箸を正しい位置にしっかり保持し、掌と親指、人差し指、中指の力を適度に加減して、文字を書き続けることは困難である。そこで、不安定な鉛筆、ペン、箸を正しい位置に保持できることと力を無理なく適度に加減できることを重要課題として、本補助具を製作した。本補助具は、掌に軽く握り込めることの大きさのほぼ球形のクッションの上部に柔軟性のあるゴムなどの輪が取り付けてあり、そこに、筆記用具を差し込むと筆記用具は固定されるとともに、ほぼ球形のクッションの外面のカーブに添うようになり、文字を書く上でノートの面に対して快適な傾きを確保し、手の中に収まるようになっている。これにより、クッションを軽く握り、親指、人差し指、中指を筆記用具に添えるだけで正しい持ち方に、無理なく誘導できる。
また、筆記用具が固定されるので力を入れすぎることもなくなる。力を入れすぎる癖のある人も低反発性のクッションの効果によって疲れずに長く書く続けることが可能になる。
また、筆記用具が固定されるので力を入れすぎることもなくなる。力を入れすぎる癖のある人も低反発性のクッションの効果によって疲れずに長く書く続けることが可能になる。
この考案によれば、柔軟素材を生かした形状と機能により、利用者の手の大きさや力加減や癖などに応じて、無理なく正しい持ち方を習得できる効果が大きい。
この考案の実施形態を図1から図8に示す。
図1、図2の持ち方矯正補助具の本体1は高分子発泡材でほぼ球形に作られており、手のひらでふんわりと握り込める大きさの,鉛筆などの筆記用具の持ち方矯正器具である。保持部2は高分子発泡材などの伸縮性のものでできており、2つの輪3,4を有している。鉛筆をどちらか一方の輪に差し込んで固定させて使うが、小さい子どもの場合は本体1に近い方の輪3を使用した方が、鉛筆がよりしっかり固定されて正しい誘導ができる。手の大きい人やすでに書き慣れている人にとっては、本体1から遠い方の輪4を使った方が鉛筆周辺のあそびが大きいので使いやすいとは思うが個人の好みでよい。
本体1を取り付けた鉛筆を持つときは、まず始めに本体1の部分だけを握り、鉛筆が固定されていることを確かめる。次に親指5と人差し指6を鉛筆の上で出会わせる。これで無理なく正しい持ち方の形ができる。
本体1に取り付けた保持部2は、好みにより輪4を無くし、1つの輪としてもよい。
図3の本体7は高分子発泡材でほぼ球形に作られており、手のひらでふんわりと握り込める大きさの、鉛筆や箸などの持ち方を矯正する道具である。輪8、9は高分子発泡材などの伸縮性のものでできており本体7に2個取り付けてある。鉛筆など筆記用具を差し込む場合は、輪8か輪9のどちらか一方を使う。箸の場合は、輪8,9にそれぞれ1つずつ差し込んで使う。箸を固定させる時は、図6のように輪を箸の先から3分の2のあたりに持ってくるのが適当と思われるが、使用する人の癖や年齢に応じて調整することもできる。2つの輪の間12は伸縮性の無い材料により相互間の距離を一定にしてあるので、手の力が加わっても変形を防ぐことができる。
本体を取り付けた箸を持つ時は、まず始めに本体7の球の部分だけを握り、箸が安定することを確かめる。次に手のひらを開き親指5を両方の輪のあたりに添える。そして手のひら全体で本体7をそっと包み込むようにする。その時図8のように自然に人差し指と中指で一方の箸をはさむ形になる。
本体1を取り付けた鉛筆を持つときは、まず始めに本体1の部分だけを握り、鉛筆が固定されていることを確かめる。次に親指5と人差し指6を鉛筆の上で出会わせる。これで無理なく正しい持ち方の形ができる。
本体1に取り付けた保持部2は、好みにより輪4を無くし、1つの輪としてもよい。
図3の本体7は高分子発泡材でほぼ球形に作られており、手のひらでふんわりと握り込める大きさの、鉛筆や箸などの持ち方を矯正する道具である。輪8、9は高分子発泡材などの伸縮性のものでできており本体7に2個取り付けてある。鉛筆など筆記用具を差し込む場合は、輪8か輪9のどちらか一方を使う。箸の場合は、輪8,9にそれぞれ1つずつ差し込んで使う。箸を固定させる時は、図6のように輪を箸の先から3分の2のあたりに持ってくるのが適当と思われるが、使用する人の癖や年齢に応じて調整することもできる。2つの輪の間12は伸縮性の無い材料により相互間の距離を一定にしてあるので、手の力が加わっても変形を防ぐことができる。
本体を取り付けた箸を持つ時は、まず始めに本体7の球の部分だけを握り、箸が安定することを確かめる。次に手のひらを開き親指5を両方の輪のあたりに添える。そして手のひら全体で本体7をそっと包み込むようにする。その時図8のように自然に人差し指と中指で一方の箸をはさむ形になる。
最近の子どもたちは、早い時期から鉛筆などの細くて不安定な道具を使って文字を書く傾向が見られる。そのため、小学校に入学してきた時には、すでに誤った持ち方が癖になってしまった子どもが多い。そこで私たちは、初めて書く物を手にする幼い子どもたちを対象に筆記用具の持ち方をやさしく助けることのできるもの、しかも嫌がらずおもちゃのように親しんでくれるものを作ることにした。この視点から、堅い物よりも柔らかい物を、さらには、幼い子どもたちが少しの無理もせず自然に安定した形で筆記用具が持てるようなものを目指した。そして、実際に子どもたちに使わせてみて、この補助具が十分に役立っていることを確信している。
鉛筆や箸は誰もが長く使い続けるものである。すでに大人になるまで矯正できなかった人にとっても、鉛筆や箸を楽にうまく使えることはよいことである。また、様々な理由で不自由さを感じている人の手助けもできるかもしれない。従って、本考案の矯正補助具は幼い子どもから大人まで広く必要とされる可能性を持ち合わせている。
鉛筆や箸は誰もが長く使い続けるものである。すでに大人になるまで矯正できなかった人にとっても、鉛筆や箸を楽にうまく使えることはよいことである。また、様々な理由で不自由さを感じている人の手助けもできるかもしれない。従って、本考案の矯正補助具は幼い子どもから大人まで広く必要とされる可能性を持ち合わせている。
1 表面に小さな突起を有する補助具の本体
2 鉛筆を通す保持部
3 2つの輪の下部
4 2つの輪の上部
5 親指
6 人差し指
7 複数の保持部を取り付けた補助具の本
8 箸を通す右の保持部
9 箸を通す左の保持部
10 本体の表面を覆った吸湿性材料
11 本体表面の突起の先端の球状部
12 箸を通す右の輪と左の輪の間
2 鉛筆を通す保持部
3 2つの輪の下部
4 2つの輪の上部
5 親指
6 人差し指
7 複数の保持部を取り付けた補助具の本
8 箸を通す右の保持部
9 箸を通す左の保持部
10 本体の表面を覆った吸湿性材料
11 本体表面の突起の先端の球状部
12 箸を通す右の輪と左の輪の間
Claims (3)
- 鉛筆,ペンなどの筆記具や箸などの持ち方矯正補助具において,前記持ち方矯正補助具の本体は、その外形は、鉛筆、ペンなどの筆記用具を通す輪がついたほぼ球体でクッション性を有し、表面に複数個の突起を有することを特徴とする持ち方矯正補助具。
- 表面を吸湿性材料や発泡高分子材料で構成したことを特徴とする請求項1に記載の持ち方矯正補助具。
- 持ち方矯正補助具の本体に、1段階または2段階になった輪を、1カ所または1.5cm前後離して2カ所取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のいずれかの持ち方矯正補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005788U JP3209006U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | おたすけボール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005788U JP3209006U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | おたすけボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3209006U true JP3209006U (ja) | 2017-03-02 |
Family
ID=58185726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005788U Expired - Fee Related JP3209006U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | おたすけボール |
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2016
- 2016-12-05 JP JP2016005788U patent/JP3209006U/ja not_active Expired - Fee Related
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