JP3171689U - 雪崩防止柵の法肩保護板 - Google Patents

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勝二郎 平田
勝二郎 平田
広明 田中
広明 田中
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株式会社ホクエイ
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Abstract

【課題】 吊式雪崩防止柵の主索ケーブルにおいて、その法面と小段との境の法肩に主索ケーブルがくい込むことが無く、安定して雪崩防止柵を支持できる法肩保護板を提供する。【解決手段】 法面1と小段2との境の法肩3でその主索ケーブル5が通る位置に断面が略への字状の法肩保護板10を載せ、法肩保護板10の上に主索ケーブル5を通し、主索ケーブル5の上から主索ケーブル5が法肩保護板10から外れるのを防止する取付金具を当て、取付金具を法肩保護板10に固定した。【選択図】図1

Description

本考案は、吊式雪崩防止柵の主索ケーブルにおいて、その法面と小段との境の法肩に主索ケーブルがくい込むのを防止する法肩保護板に関する。
降雪地域では、冬季間の降雪時に道路の上方に傾斜した法面に雪崩が発生するのを防止する雪崩防止柵が設置されている。
その吊式の雪崩防止柵としては、実公昭48−7461号公報に示されるように、支柱に横さんが適当間隔をもって取付けられた雪崩防止柵の支柱の下方端面には四方辺が上方にせり上がっている皿が上向きに固定されかつ、この皿の少しく上方位置には支柱の背面方向に向け適当長さのバーが固定され、支柱の上下位置にワイヤの係止金具が取付けられ、ワイヤは雪崩防止柵の設置を所望する傾斜面の上方位置に設けたアンカーに一端を係止しその他端を支柱の係止金具の小孔に係止したものが知られている。
この考案によれば、支柱の下端に皿が設けられているから、配置された柵の上方傾斜面に積雪され、柵に上方から荷重がかかった場合、皿が傾斜面を少しく滑りながら安定する、とされている。
また法肩に相当する部分の保護装置としては、特許第4279730号公報に示されるように、アンカーの定着位置よりも斜面下方に離れた場所において,斜面の表面から斜面下の地中に水平方向に引出孔が削孔され,この引出孔からワイヤロープが地表に引き出されている。ワイヤロープが斜面地表に引出された箇所付近に,荷重方向変換部材が,その長手方向がワイヤロープの張設方向とほぼ直交するように設置されている。引き出されたワイヤロープは,荷重方向変換部材にその長手方向にほぼ直交するように接して斜面の下方に設置された落石防止用柵の支持ロープにターンバックルを介して連結されているものが知られている。
この円筒状の荷重方向変換部材は,その外径がアンカーに連結されるワイヤロープの径より十分に大きく,その周面の約半分が土圧面である。荷重方向変換部材は,鉄,鋼鉄,その他の強固な材料によりつくられている。荷重方向変換部材の周面の一部(土圧面の反対側部分)に,その長手方向のほぼ中央の位置において,長手方向に垂直な方向にワイヤロープをガイドするとともに保持する凹溝が形成されている。さらに,荷重方向変換部材は,凹溝からワイヤロープが外れることを防止するための抑え板を備えている。抑え板は,荷重方向変換部材の一端から凹溝までの距離(長さ)よりも長い。抑え板は,凹溝に保持されたワイヤロープと荷重方向変換部材の円筒状の内壁面との間に挿通される大きさ(幅,厚さ)であればよい。ワイヤロープは,凹溝内において,凹溝と抑え板との間に挟まる、ものとされている。
実公昭48−7461号公報 特許第4279730号公報
上記の実公昭48−7461号公報に示されるように、ワイヤが地表を這っているものでは、積雪により雪崩柵に荷重が加わってワイヤが伸び、法面と小段との境の法肩にワイヤが強くくい込み窪みとなり、経年変化によりその窪みを雨水が流れて土砂を押し流し溝が形成される。ワイヤが這っている所に溝が形成されると、ワイヤが緩むことになり安定して雪崩防止柵を支持できない。
そこで本考案は、法面と小段との境の法肩に主索ケーブルがくい込むことが無く、安定して雪崩防止柵を支持できる法肩保護板を提供することを目的とする。
請求項1の考案の雪崩防止柵の法肩保護板は、ほぼ平らな小段2に打設されるアンカー4と傾斜した法面1に設置される雪崩柵を主索ケーブル5で連結した雪崩防止柵において、法面1と小段2との境の法肩3でその主索ケーブル5が通る位置に断面が略への字状の法肩保護板10を載せ、法肩保護板10の上に主索ケーブル5を通し、主索ケーブル5の上から主索ケーブル5が法肩保護板10から外れるのを防止する取付金具14を当て、取付金具14を法肩保護板10に固定したものである。
請求項1の考案によれば、法面1と小段2との境の法肩3でその主索ケーブル5が通る位置に断面が略への字状の法肩保護板10を載せ、法肩保護板10の上に主索ケーブル5を通し、主索ケーブル5の上から主索ケーブル5が法肩保護板10から外れるのを防止する取付金具14を当て、取付金具14を法肩保護板10に固定したことにより、法肩3に主索ケーブル5がくい込み窪みとなることがなく主索ケーブル5が這っている所に溝が形成されないから、安定して雪崩防止柵を支持できる。
図1は雪崩防止柵の法肩保護板の実施例1を示す断面図である。 図2は図1の平面図である 図3は図1の要部を示す部分拡大図である。 図4は図2の要部を示す部分拡大図である。 図5は図3の正面図である。
法面1と小段2との境の法肩3に主索ケーブル5がくい込むことが無く、安定して雪崩防止柵を支持できる法肩保護板10を提供するという目的を、法面1と小段2との境の法肩3でその主索ケーブル5が通る位置に断面が略への字状の法肩保護板10を載せ、法肩保護板10の上に主索ケーブル5を通し、主索ケーブル5の上から主索ケーブル5が法肩保護板10から外れるのを防止する取付金具14を当て、取付金具14を法肩保護板10に固定したことにより実現した。
図1は、本考案の実施例1に係る雪崩防止柵の法肩保護板10である。
この雪崩防止柵は、道路の上方に傾斜した法面1の上方のほぼ平らな小段2に打設されるアンカー4と、傾斜した法面1に設置される雪崩柵(図示しない)を主索ケーブル5で連結した吊式のものである。
法面1と小段2とが交わるその境を法肩3と称する。
小段2には、雨水を排水する小段側溝6が設けられる。
法面1には、独立受圧板7や連続繊維補強土8が設けられ、これらにより法面1の崩落を防いでいる。
法肩3の主索ケーブル5が通る位置に、断面が略への字状の法肩保護板10を載せる。
法肩保護板10は、小段2側を小段側保護板11とし、法面1側を法面側保護板12とし、小段側保護板11と法面側保護板12は蝶番のように軸13で自由に回転するよう連結される。
つまり、法面1と小段2のなす角度が多少違っていても法肩保護板10が法面1と小段2に沿うようになっており、法肩保護板10を運搬する際には折り畳んで小さくすることができる。
小段側保護板11の法面側保護板12側は下向きで大きなアールの屈曲部11aとなっており、法肩保護板10の上を通る主索ケーブル5に無理な屈曲を与えないようにする。
小段側保護板11と法面側保護板12には多数の孔11b,12aを設け、雨水が孔11b,12aを通ることにより植生を復活できるようにしている。
実施例では、法肩保護板10の主索ケーブル5に沿う方向の長さを約60cm、法肩保護板10の幅を約45cm、板厚を約4.5mmの鋼板製で、小段側保護板11の長さを法面側保護板12の長さの約3倍とした。
法肩保護板10の上の中央部に主索ケーブル5を通し、小段側保護板11の法面側保護板12側の主索ケーブル5の上から内側に窪みのある略ハット形状の板である取付金具14を当てる。
小段側保護板11の裏面から上方に突出するU字ボルト15を設け、U字ボルト15に取付金具14の孔を通して上方からナットを押し込み、取付金具14を法肩保護板10の小段側保護板11に固定する。このとき、取付金具14で主索ケーブル5を締め付けないで移動可能なようにする。
この取付金具14により、主索ケーブル5が法肩保護板10から外れるのを防止する。
以上の実施例では、小段側保護板11と法面側保護板12は蝶番のように軸13で自由に回転するよう連結される例を示したが、小段側保護板11と法面側保護板12はそのなす角度が固定されていても断面が略への字状であれば良い。
また、取付金具14が小段側保護板11の裏面から上方に突出するU字ボルト15に固定される例を示したが、取付金具14は上方から押し込むボルトで固定するようにしても良い。
1 法面
2 小段
3 法肩
4 アンカー
5 主索ケーブル
10 法肩保護板
14 取付金具

Claims (1)

  1. ほぼ平らな小段に打設されるアンカーと傾斜した法面に設置される雪崩柵を主索ケーブルで連結した雪崩防止柵において、法面と小段との境の法肩でその主索ケーブルが通る位置に断面が略への字状の法肩保護板を載せ、法肩保護板の上に主索ケーブルを通し、主索ケーブルの上から主索ケーブルが法肩保護板から外れるのを防止する取付金具を当て、取付金具を法肩保護板に固定した雪崩防止柵の法肩保護板。
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