JP3171684U - 鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具 - Google Patents

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安博 小島
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Abstract

【課題】樹木や電線への鳥の飛来を防止し、鳴き声による騒音の害や排泄による糞害を防ぐため、樹木の枝や電線などに容易に取り付けができる鳥忌避剤入れ容器を備えた鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具を提供する。【解決手段】鳥忌避剤を入れる上部が開放された複数の鳥忌避剤入れ容器2が間隔をおいて配置され、隣り合う鳥忌避剤入れ容器2が柔軟性を有する連結部材より連結され、鳥忌避剤入れ容器2の底面には、忌避剤を保持する凸条5が形成され、鳥忌避剤入れ容器2の底面の裏側が枝の表面形状に合わせて曲面7が形成されている鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である【選択図】図3

Description

本考案は、大きな群れをなして飛来する鳥が樹木や電線などに留まるのを鳥忌避剤を使用して防止することにより、鳥の鳴き声による騒音や排泄による糞被害を防止するための鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具に関する。
従来から、例えば、ムクドリは夕方になると群れをなして大量に街路樹や公園の樹木などに飛来し、そこに留まってねぐらにしている。その結果、大量の鳥の鳴き声による近隣住人対する騒音被害や、排泄による樹木下の道路への糞害が生じている。このムクドリによる騒音被害や糞害の防止対策として各種の方法が提案されており、例えば、樹木にネットを被せたり、枝を剪定したり、鳥が危険を察知した時に発する鳴き声をスピーカーから流したりあるいは猛禽鳥類の模型を木にぶら下げたりするなどの方法が知られている(特許文献1〜5参照)。
例えば、前記特許文献1には、樹木又は果実に対する害虫や害鳥の出入りを防止するために樹木全体に被せる樹木用ネットが記載されている。
また、前記特許文献2には、鳥が恐怖感を抱いた際に発声する遭難声を利用して退去させるために、 烏の模型の内部にスピーカーを取付け、スピーカーを録音再生装置に接続し、録音再生装置に烏が天敵や罠に捕獲された時に発声する遭難声である「けたたましい悲鳴」を予め録音しておき、この遭難声をスピーカーより出力する害鳥撃退装置が記載されている。
また、前記特許文献3には、吊り糸で吊った猛禽鳥類の模型の嘴部相当部と足部相当部に羽根を突設してあたかも鳥が捕らえられているかのように見せかけることによって、鳥類の進入を防止することができる鳥類進入防止装置が記載されている。
また、前記特許文献4には、害鳥からの被害を防止するために、樹木の主幹や側枝に防御塗料に塗布又は散布して使用することが記載されている。
また、前記特許文献5には、複数の球状に造粒した鳥獣忌避剤の貫通孔にロープを通して数珠繋ぎにし、樹木等に吊り下げて使用したりあるいは、ロープを水平方向に張設して使用したりすることが記載されている。
また、特許文献6には、忌避剤を忌避対象場所に直接に付着させたりあるいは、トレー等に塊状に盛り付け付着させて設置させたりする鳥類忌避方法が記載されている。
特開2011−110013号公報 特開平6−343378号公報 実用新案登録第3080203号公報 特開2006−75068号公報 特開2009−27953号公報 特開2007−189953号公報
前記防鳥方法のうち、前記特許文献1の防鳥ネットによる方法では、防鳥ネットを樹木にすっぽり被せても、被せたネットの上に鳥が留まってしまうので防鳥の効果が得られず、また、防鳥ネットを樹木に被せると景観が損なわれるという問題もある。
また、前記特許文献2の方法では、鳥が危険を察知した時に発する遭難声をスピーカーから流しても、鳥がとまる場所を変えて鳥害区域が移動する程度であり、また、人にとっても大音量で迷惑な騒音となるという欠点がある。
また、前記特許文献3の方法では、猛禽鳥類の模型をぶら下げて鳥を脅しても、鳥が学習することによってそれらの手段に慣れてしまい、その効果が一時的なものに終わるという欠点がある。
また、前記特許文献4の方法では、樹木の主幹や側枝に防御塗料に忌避剤を塗布又は散布したりあるいは枝を剪定したりする方法では樹木に負担をかけてしまうし、費用もかかり、また、忌避剤を直接付着させると、樹木を傷める。また、前記特許文献6の方法では、忌避剤を入れたトレーでは樹木への設置が難しいという欠点がある。
また、前記特許文献5の方法では、造粒した忌避剤を数珠繋ぎにした忌避剤を使用する場合、特定された忌避剤しか使用できず、また、忌避剤の成形、加工、樹木への取り付けに手間がかかるという欠点がある。
そこで、本考案は、樹木への鳥の飛来を防止し、鳴き声による騒音の害や排泄による糞害を防ぐため、忌避剤を加工することなく容器に入れることができとともに、樹木の枝や電線などに容易に取り付けができる鳥忌避剤入れ容器を備えた鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具を提供するものである。
本考案は、忌避剤を樹木の枝や電線に設置するために、枝のさまざまな形状や電線に合わせてフレシキブルに曲げたり、ねじったりして容易に取り付けることが可能な鳥忌避剤入れ容器を備えた鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である。
具体的には、請求項1の考案は、鳥忌避剤を入れる上部が開放された鳥忌避剤入れ容器が間隔をおいて複数配置され、隣り合う前記鳥忌避剤入れ容器が柔軟性を有する連結部材より連結されていることを特徴とする鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である。
請求項2の考案は、前記忌避剤入れ容器内には、内面に忌避剤を保持する凸条が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である。
請求項3の考案は、前記忌避剤入れ容器の底面の裏側が、枝の表面形状に合わせた曲面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である。
請求項4の考案は、前記連結部材の側方に取付用バンドを通す孔を有する取付片が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具である。
本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具は、鳥の視覚、嗅覚、触覚、味覚に作用して鳥を嫌がらせる忌避剤を専用の鳥忌避剤入れ容器に入れて樹木の枝に設置できるようにした。そのため、飛来してきた鳥は枝に取り付けてある忌避剤を嫌がって留まらないので、従来の防鳥ネットを取り付けたり、枝を剪定したりするような物理的に鳥の飛来を阻止したり、音をスピーカーから流したり、カラスの模型を木にぶら下げたりするような一時的に鳥を驚かせる方法に比べて、防鳥効果が飛躍的に向上する。
従来、ペースト状あるいはジェル状の忌避剤を樹木に設置することはできなかったが、本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具は、忌避剤を樹木のさまざまな枝の形状に合わせてフレシキブルに曲げたり、ねじったりすることができる忌避剤入れ容器なので、この忌避剤入れ容器を枝に合わせて取り付けることが可能となって、ペースト状あるいはジェル状の忌避剤を樹木の枝に容易に設置できるようになり、この忌避剤の効果で、鳥の飛来を防止し、鳴き声による騒音被害や、排泄による糞害を防ぐことができる。
本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具の斜視図である。 (a)は鳥忌避剤入れ容器の幅方向の縦断面図、(b)は鳥忌避剤入れ容器の長手方向の縦断面図である。 本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具を枝に取り付けた状態を示す図である。
本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具の一実施例について図面を参照しながら説明する。
本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具1は、複数の鳥忌避剤入れ容器2、隣り合う鳥忌避剤入れ容器2を連結する連結部材3より構成される。連結部材3は隣り合う鳥忌避剤入れ容器2を上下あるいは左右に屈曲可能な柔軟性を有している。
本考案の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具1は、樹木の枝の形状に沿って曲がりやすくかつねじりやすくするため、鳥忌避剤入れ容器2及び連結部材3は、適度な柔軟性と靭性、耐候性、強度などを有する性質を備えるとともに、落下防止、危険回避、のために軽量な樹脂、例えばポリプロピレンあるいはポリエチレンにより一体に成形される。
鳥忌避剤入れ容器2は上部が開放された横断面矩形の箱状の容器に形成されており、忌避剤4が入れられる。忌避剤4には、ペースト状あるいはジェル状の忌避剤(たとえば、有限会社あんじん製の(商標名)B−ST)を使用することができる。
鳥忌避剤入れ容器2の内面には、鳥忌避剤入れ容器2に入れられた忌避剤4の保持力を強くするために凸条が設けられる。例えば、図2に示すように、底面中央に忌避剤4を保持する凸条5が立設されている。凸条5によりジェル状の忌避剤4が取扱中に容器2から外れないように保持される。凸条5の中央には忌避剤4を強固に保持するために凸条5を挟んだ忌避剤4を連結する切り欠き6を形成してもよい。
なお、鳥忌避剤には、鳥忌避剤入れ容器2内に保持しやすいペースト状あるいはジェル状の忌避剤の使用が好ましく、ジェル状の鳥忌避剤には、たとえば、有限会社あんじん製のB−ST(商標名)を使用することができる。
鳥忌避剤入れ容器2の底面の裏側には、図2に示すように、曲面7を形成する。図3に示すように、曲面7を形成することにより枝11の円柱状の表面の形状に合わせ安定して取り付けることが可能となる。
連結部材3側方には、取付用の紐あるいは針金等の取付用のバンド8を通す孔9を有する取付片10が設けられている。鳥忌避剤入れ容器1は、取付用バンド8を枝11に結束することにより取り付けられる。なお、取付片10を設けることなく、針金などを容器2あるいは連結部材3を枝とともに巻きつけて固定してもよい。
鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具1の大きさや鳥忌避剤入れ容器1の数は、取り付ける枝の長さや太さに応じて調整され、例えば、幅約17mm、長さ約50mm、高さ約12mm、ケースとケースの間隔約5mmの寸法とする。なお、枝の先端部に取り付けることで鳥防の効果を上げることから、枝の先端部に取り付ける場合には、前記寸法よりもより小さい寸法にすることが好ましい。そのため、枝の大きさや長さごとに対応させて複数の寸法の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具を準備しておき、適切な物が選択できるようにするのがよい。
1:鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具
2:鳥忌避剤入れ容器
3:連結部材
4:忌避剤
5:支持用凸条
6:切り欠き
7:曲面
8:紐あるいは針金
9:孔
10:取付片
11:枝

Claims (4)

  1. 鳥忌避剤を入れる上部が開放された鳥忌避剤入れ容器が間隔をおいて複数配置され、隣り合う前記鳥忌避剤入れ容器が柔軟性を有する連結部材より連結されていることを特徴とする鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具。
  2. 前記忌避剤入れ容器内には、内面に忌避剤を保持する凸条が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具。
  3. 前記忌避剤入れ容器の底面の裏側が、枝の表面形状に合わせた曲面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具。
  4. 前記連結部材の側方に取付用バンドを通す孔を有する取付片が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の鳥忌避剤入れ容器付き鳥忌避具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060949A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Kunio Asami 鳥獣類の忌避剤保持装置とその施工方法

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