JP3171479B2 - 油圧駆動装置のモジュレーション制御方法およびその装置 - Google Patents

油圧駆動装置のモジュレーション制御方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧式掘削機械
の作業機のような油圧駆動装置におけるショック吸収の
ための、油圧駆動装置のモジュレーション制御方法、お
よび油圧駆動装置のモジュレーション制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば油圧式掘削機械の作業機のような
油圧駆動装置においては、近時高機能化、操作性の向
上、自動化等の要求から制御系は電気操作レバーや電磁
式比例制御弁からなる電気油圧式制御に加え、マイクロ
コンピュータ等の電子制御が行われるようになって一段
と制御技術が進歩してきた。殊にこのような電気操作レ
バーによる油圧駆動装置制御システムでは電気操作レバ
ーの操作力が軽いため、該電気操作レバーを急激に操作
することがあると、その操作速度に応じて操作弁が操作
されることにより作業機の起動、停止時等に大きなショ
ックが発生する問題があった。このような問題を解決す
るために前記電気操作レバーの操作信号にモジュレーシ
ョン機能を持たせる、即ち、作業状況に応じてオペレー
タが選択し、あるいは予め設定された複数のモードに従
って自動的に操作系の応答を遅らして操作弁の作動時に
生じるショックを防止するようにしたモジュレーション
制御が行われている。
【0003】前記従来の技術を油圧式掘削機械における
ブームシリンダの制御装置に例をとって、図1および図
4について説明する。図1において、1はエンジン、2
は該エンジン1により駆動される油圧ポンプ、3は前記
ブームシリンダ5の操作方向と操作速度を制御する電磁
式操作弁4とを接続する油圧配管、6は前記ブームシリ
ンダ5の操作レバー、6aは該操作レバー6の操作量に
応じた操作信号を出力する操作信号発生器、7はコント
ローラ8に操作信号発生器6aの操作信号を出力するた
めの配線、9a,9bは前記電磁式操作弁4とブームシ
リンダ5とを接続するための各油圧配管、10a,10
bは前記コントローラ8から出力されるモジュレーショ
ン操作信号を入力して前記電磁式操作弁4を操作するた
めのソレノイドである。
【0004】次に、図1の作用について図4を参照して
説明する。ブームシリンダ5を上げ操作してブームを上
昇させて所要作業を行った後、操作レバー6を中立位
置、Nに戻し、時間を置いてついで下げ操作して作業機
を降下させるという動作の場合においてはモジュレーシ
ョン、即ち、操作レバーの操作信号に対してコントロー
ラ8を介して電磁式操作弁4の各ソレノイド10a,1
0bに出力するモジュレーション操作信号を出力するモ
ジュレーション制御は、上げ操作においても、また下げ
操作においても操作感覚上特に必要はない。
【0005】しかし、図4において実線Aで示す操作パ
ターンのように中立位置、Nからスタートして上げ方向
に動かし、上げ100%位置で所要時間経過後下げ方向
に動かし、中立位置、Nを越えて下げ操作領域に入った
後、下げ100%位置で所要作業時間を経過した後、中
立位置、Nに戻るという一連の操作が行われる場合に、
上げ操作領域から下げ方向に操作され、中立位置、Nを
越えて下げ操作領域に一連操作される場合や、同じ操作
領域内における操作でも急激に操作される場合には、電
磁式操作弁4の各ソレノイド10a,10bへ出力する
操作信号は所定のモジュレーションモードに従って破線
Bで示すように前記操作パターンAに対し所定時間遅れ
たモジュレーション操作信号にする必要が生じる。図示
のごとく操作パターンAが既に下げ位置aにあるに関わ
らず電磁式操作弁4の各ソレノイド10a,10bへの
モジュレーション操作信号Bは未だ上げ状態b1 にあ
る。そしてモジュレーション操作信号Bが中立位置、N
のP点でそれまでのモジュレーション機能が解除され
て、その時点でb2 で示すように急に中立位置、Nから
下げ領域に変わり、該下げ領域では新規にb3 線で示す
モジュレーション操作信号Bが出力を開始する。この結
果、ブームシリンダ5の動作が操作感覚と合わないとい
う問題と併せてブームシリンダ5が操作方向と逆方向に
動くため非常に危険であった。勿論操作レバー6が下げ
領域の操作から上げ領域の操作に移る場合も同様の問題
が起きる。
【0006】そこで図5に実線で示すように、例えば操
作レバー6を中立位置、N上のP0点からからスタート
して上げ方向に動かし、上げ側100%位置のP2 点〜
3点まで所定時間経過後、下げ側方向に動かし、中立
位置、Nにおける不感帯ゾーンを越えてP5 点で下げ操
作領域に入った後、下げ側100%位置のP6 点からP
7 点まで所要作業時間を経過した後、中立位置、N方向
に戻るという一連の操作が行われる場合、電磁式操作弁
4の各ソレノイド10a,10bへ出力されるモジュレ
ーション操作信号は破線で示されるように、中立位置不
感帯ゾーン上のP1 点から所定のモジュレーションモー
ドに従ってP9 点〜P3 点を経由してP10点から前記操
作パターンの下げ側中立位置不感帯ゾーン上のP5 点を
経由して、下げ側モジュレーション操作信号の出力を開
始し、下げ側100%位置のP11点〜P7 点を経由して
12点からP8 点方向に出力される。前記操作パターン
に対するモジュレーションパターンの関係において、例
えば操作レバー6を上げ位置P3 から一連動作として中
立位置、N上のP4 点を通過して下げ側中立位置不感帯
ゾーン上のP5 点を通り、下げ100%位置のP6 点ま
で一連操作が行われる場合、前記不感帯ゾーンを越えて
5 点で下げ位置に移った時点で、それまでのモジュレ
ーションパターンを解除して新規のモジュレーションパ
ターンを開始するようにしたので、この結果、ブームシ
リンダ5の動作が操作感覚と一致するようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図5に示
す従来のモジュレーション操作装置におけるモジュレー
ション操作は例えば上げ側から下げ側に一連操作される
操作パターンがP5 点を通過すると、モジュレーション
操作信号がP10からP5 まで急変するため、オペレータ
が意識して上げ側から下げ側に一連操作するときには問
題ないが、上げ側から中立位置に操作してブームシリン
ダ6を停止させようとするとき、操作レバー6を下げ側
中立位置不感帯ゾーン(−S)をオーバーシュートして
13からP14を経由してP15に操作した場合におけるモ
ジュレーション操作信号のP10からP5 までの急変はオ
ペレータにとって大きなショックとして感じる。特に油
圧式掘削機械のアームダンプ操作のような場合は、元々
停止時のショックが大きいため前記中立位置不感帯ゾー
ンをオーバーシュートしたときに感じるショックが問題
となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の技術
における課題を解決するためになされたもので、請求項
1は、油圧駆動装置用操作装置の操作信号をコントロー
ラにより所定のモジュレーションパターンに従うモジュ
レーション操作信号に変換して、油圧駆動装置用電磁式
操作弁のソレノイドに出力するようにし、前記操作装置
の操作信号が一方向側から所定の中立位置不感帯ゾーン
を越えて逆方向側に一連操作されるとき、該操作装置の
操作信号が前記不感帯ゾーンを越えて逆方向側に移った
時点で、それまでのモジュレーションパターンが解除さ
れ、新規にモジュレーションパターンが開始される油圧
駆動装置のモジュレーション制御装置において、停止時
のショックが比較的少なく、正確な位置制御を必要とす
る油圧アクチュエータでは、操作装置を中立に操作する
ときの不用意なオーバーシュート量に関係なく、前記中
立位置不感帯ゾーンを比較的狭く設定し、また、特に正
確な位置制御を必要としない、停止時のショックの大き
い油圧アクチュエータでは、操作装置を中立に操作する
ときの不用意なオーバーシュート量を越えるように前記
中立位置不感帯ゾーンを設定するよう、前記中立位置不
感帯ゾーンを必要に応じて設定することを特徴とし、
【0009】請求項2は、油圧ポンプと、該油圧ポンプ
により駆動される油圧アクチュエータと、前記油圧ポン
プと油圧アクチュエータとを電磁式操作弁を介して接続
する管路と、前記油圧アクチュエータを一方向、および
他方向に制御する前記電磁式操作弁の各ソレノイドと、
該各ソレノイドに制御信号を出力するコントローラと、
該コントローラに操作信号を出力する操作装置からな
り、該操作装置の操作信号を所定のモジュレーションパ
ターンに従うモジュレーション操作信号に変換して前記
電磁式操作弁の各ソレノイドに出力するようにし、前記
操作装置の操作信号が一方向側から中立位置不感帯ゾー
ンを越えて逆方向側に一連操作されるとき、該操作装置
の操作信号が不感帯ゾーンから逆方向側に移った時点
で、それまでのモジュレーションパターンが解除され、
新規にモジュレーションパターンが開始される油圧駆動
装置のモジュレーション制御装置において、前記中立位
置不感帯ゾーンの逆方向側を、前記操作装置の中立操作
時における逆方向側への不用意なオーバーシュート量を
越える値に設定することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1は、停止時のショックが比較的少な
く、正確な位置制御を必要とする油圧アクチュエータで
は、操作装置を中立に操作するときの不用意なオーバー
シュート量に関係なく、前記中立位置不感帯ゾーンを比
較的狭く設定し、また、特に正確な位置制御を必要とし
ない、停止時のショックの大きい油圧アクチュエータで
は、操作装置を中立に操作するときの不用意なオーバー
シュート量を越えるように前記中立位置不感帯ゾーンを
設定するようにして、必要に応じて停止時のショックを
低減したり、正確な位置制御を行うことができる。請求
項2は、前記中立位置不感帯ゾーンの逆方向側を、前記
操作装置の中立操作時における逆方向側への不用意なオ
ーバーシュート量を越える値に設定したので、操作装置
の操作信号が不感帯ゾーンから逆方向側に移っても、そ
れまでのモジュレーションパターンが解除されず続行
し、逆方向側のモジュレーションパターンが開始されな
いため停止時のショックを緩和することができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例につき添付図面により
詳述する。図1〜図3は本発明の実施例を示す図で、図
1は前記従来の技術と同様、本発明の実施例を示す制御
概略図で、図2は図1におけるコントローラ8の詳細を
示す図で、図3は本発明の実施例における操作信号パタ
ーンとモジュレーション操作信号の関係を示す図であ
る。なお、図1は前記従来の技術と同様の部分について
は説明を省略する。図2において、6aは操作レバー操
作信号発生器、8はコントローラ、11,15,18,
20,22,26,28,30は比較器、12はS1 設
定器、13,19,24,29はアンド回路、14,2
5は微分器、16,21,27,31はリセット信号発
生器、17はモジュレーション操作信号発生器、23は
S3 設定器である。
【0012】次に、図1乃至図3の作用について説明す
る。図1において、操作レバー6をブームシリンダ5の
上げ側に操作すると、該操作レバー6の操作量に応じて
操作信号発生器6aから操作信号sがコントローラ8に
出力される。図2において、前記操作信号sはコントロ
ーラ8を構成する比較器11,22、微分器14,25
およびモジュレーション操作信号発生器17に入力され
る。前記比較器11に入力した操作信号sが図3に示す
上げ側中立位置不感帯ゾーンS1 を設定するS1 設定器
12の設定値と比較され、s=S1 のときにアンド回路
13に信号を出力すると共に、前記微分器14により
(ds/dt)を算出し、比較器15において該(ds
/dt)>0であれば、前記アンド回路13に信号を出
力する。該アンド回路13が前記二つの信号を入力した
とき、該アンド回路13からリセット信号発生器16
に、モジュレーション操作信号発生器17がそれまでの
モジュレーション操作信号の出力を解除して新規にモジ
ュレーション操作信号の出力を開始するようなリセット
信号をモジュレーション操作信号発生器17に出力する
指令信号を出力する。以上の制御により図3におけるP
1 点からモジュレーション操作信号の出力が開始され
る。
【0013】同様に、微分器14で算出された(ds/
dt)n が比較器18において比較され、(ds/d
t)n ≧0、且つ比較器20において比較され、(ds
/dt)n+1 <0のとき各信号がアンド回路19に入力
されると、該アンド回路19からリセット信号発生器2
1に前記リセット信号をモジュレーション操作信号発生
器17に出力する指令信号を出力する。以上の制御によ
りそれまでのモジュレーション操作信号の出力を解除し
て、図3におけるP3 点から新規にモジュレーション操
作信号の出力が開始される。
【0014】次に、図1における操作レバー6を操作し
て、図3における上げ側100%ストロークのP3 点か
ら下げ側100%ストロークのP6 点まで一連操作する
場合について説明する。図3に示す下げ側中立位置不感
帯ゾーン(−S3 )を設定するS3 設定器23の設定値
と比較され、s=−S3 のときにアンド回路24に信号
を出力すると共に、前記微分器25により(ds/d
t)を算出し、比較器26において該(ds/dt)<
0であれば、前記アンド回路24に信号を出力する。該
アンド回路24が前記二つの信号を入力したとき、該ア
ンド回路24からリセット信号発生器27に、モジュレ
ーション操作信号発生器17がそれまでのモジュレーシ
ョン操作信号の出力を解除して新規にモジュレーション
操作信号の出力を開始するようなリセット信号をモジュ
レーション操作信号発生器17に出力する指令信号を出
力する。以上の制御により図3におけるそれまでのモジ
ュレーション操作信号の出力は、P19において解除さ
れ、P18点から新規にモジュレーション操作信号の出力
が開始される。
【0015】同様に、微分器25で算出された(ds/
dt)n が比較器28において比較され(ds/dt)
n ≦0、且つ比較器30において比較され、(ds/d
t)n+1 >0のとき各信号がアンド回路29に入力され
ると、該アンド回路29からリセット信号発生器31に
前記リセット信号をモジュレーション操作信号発生器1
7に出力する指令信号を出力する。以上の制御によりモ
ジュレーション操作信号発生器17はそれまでのモジュ
レーション操作信号の出力を解除して、図3におけるP
7 点から新規にモジュレーション操作信号の出力を開始
する。P8 点の制御は前記図3におけるP1 点の制御と
同様であるため説明を省略する。
【0016】前記モジュレーション信号発生器17から
出力される上げ側モジュレーション操作信号と下げ側モ
ジュレーション操作信号は図1のソレノイド10a,1
0bに出力され、該各モジュレーション操作信号に応じ
て電磁式操作弁4をブームシリンダー5の上げ側または
下げ側に操作する。図1において操作レバー6を上げ側
位置から中立位置,Nに操作してブームシリンダ5を停
止させる場合に、操作レバー6を不用意に操作すると中
立位置を少しオーバして下げ側まで操作されることがあ
る。これを図3について説明すると、ブーム上げ側の操
作信号P3 から中立位置P4 に操作しようとして不用意
にブーム上げ側のP13までオーバシュートし、P14を経
由して中立位置P15まで操作したとすると、操作レバー
6による操作信号P13が下げ側中立位置不感帯ゾーンS
3 設定器23の設定値(−S3 )に至らないため、それ
までのモジュレーション操作信号は解除されずに中立位
置のP19を経由してP21まで続行して出力される。従っ
て、操作レバー6を上げ側位置から中立位置に操作して
ブームシリンダ5を停止させるときに、不用意に中立位
置P4 をオーバシュートしてP13,P14,P15の順に操
作して中立位置に停止させてもオペレータはショックを
感ずることなくスムーズにブームシリンダ5を停止させ
ることができる。
【0017】また図3において、意識的に操作レバー6
を上げ側位置から中立位置に操作した後、連続して下げ
側に一連操作してP6 からP7 へ操作すると、モジュレ
ーション操作信号はP3 ,P19、P18,P20,P7 のよ
うに変化し、P19からP18への変化が大きく、ショック
も大きいがオペレータが意識的に操作するときであるた
め問題ない。以上はブームシリンダ5を上げ側から下げ
側に操作するときについて説明したが、ブームシリンダ
5を下げ側から上げ側に操作するときについても同様の
ため説明を省略する。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によるときは
次のような効果を得ることができる。 (1)油圧式掘削機械におけるアームダンプ操作のよう
に元々、停止時のショックが大きく、特に正確な位置制
御を必要としない場合には、操作装置を中立に操作する
ときの不用意なオーバーシュート量を越えるように中立
位置不感帯ゾーンを設定することにより停止時のショッ
クを緩和することができる。 (2)油圧式掘削機械のブームのように急停止により位
置決めすることの少ない場合には、操作装置を中立に操
作するときの不用意なオーバーシュート量に関係なく、
中立位置不感帯ゾーンを比較的狭く設定することにより
正確な位置制御を可能とすることができる。
【図面の簡単説明】
【図1】油圧駆動装置におけるモジュレーション制御装
置の概略を示す図である。
【図2】本発明の実施例における図1のコントローラ8
の詳細を示す図である。
【図3】本発明の実施例における操作パターンとモジュ
レーション操作信号の関係を示す図である。
【図4】従来の技術を示す図である。
【図5】別の従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 油圧ポンプ 3 油圧配管 4 電磁式操作弁 5 ブームシリンダ 6 操作レバー 6a 操作信号発生器 7 配線 8 コントローラ 9a,9b 油圧配管 10a,10b ソレノイド 11,15,18,20,22,26,28,30 比
較器 12 S1 設定器 13,19,24,29 アンド回路 14,25 微分器 16,21,27,31 リセット信号発生器 17 モジュレーション操作信号発生器 23 S3 設定器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧駆動装置用操作装置の操作信号をコ
    ントローラにより所定のモジュレーションパターンに従
    うモジュレーション操作信号に変換して、油圧駆動装置
    用電磁式操作弁のソレノイドに出力するようにし、前記
    操作装置の操作信号が一方向側から所定の中立位置不感
    帯ゾーンを越えて逆方向側に一連操作されるとき、該操
    作装置の操作信号が前記不感帯ゾーンを越えて逆方向側
    に移った時点で、それまでのモジュレーションパターン
    が解除され、新規にモジュレーションパターンが開始さ
    れる油圧駆動装置のモジュレーション制御装置におい
    て、停止時のショックが比較的少なく、正確な位置制御
    を必要とする油圧アクチュエータでは、操作装置を中立
    に操作するときの不用意なオーバーシュート量に関係な
    く、前記中立位置不感帯ゾーンを比較的狭く設定し、ま
    た、特に正確な位置制御を必要とせず、停止時のショッ
    クの大きい油圧アクチュエータでは、操作装置を中立に
    操作するときの不用意なオーバーシュート量を越えるよ
    うに前記中立位置不感帯ゾーンを設定するように、前記
    中立位置不感帯ゾーンの範囲を必要に応じて設定するこ
    とを特徴とする油圧駆動装置のモジュレーション制御方
    法。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプと、該油圧ポンプにより駆動
    される油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプと油圧ア
    クチュエータとを電磁式操作弁を介して接続する管路
    と、前記油圧アクチュエータを一方向、および他方向に
    制御する前記電磁式操作弁の各ソレノイドと、該各ソレ
    ノイドに制御信号を出力するコントローラと、該コント
    ローラに操作信号を出力する操作装置からなり、該操作
    装置の操作信号を所定のモジュレーションパターンに従
    うモジュレーション操作信号に変換して前記電磁式操作
    弁の各ソレノイドに出力するようにし、前記操作装置の
    操作信号が一方向側から中立位置不感帯ゾーンを越えて
    逆方向側に一連操作されるとき、該操作装置の操作信号
    が不感帯ゾーンから逆方向側に移った時点で、それまで
    のモジュレーションパターンが解除され、新規にモジュ
    レーションパターンが開始される油圧駆動装置のモジュ
    レーション制御装置において、前記中立位置不感帯ゾー
    ンの逆方向側を、前記操作装置の中立操作時における逆
    方向側への不用意なオーバーシュート量を越える値に設
    定することを特徴とする油圧駆動装置のモジュレーショ
    ン制御装置。
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