JP3171306U - ルアー - Google Patents

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【課題】ボディがローリング運動を起こし、集魚効果が増し、魚に見切られることが少なくなり、バイトおよびキャッチの可能性が高まるルアーを提供する。【解決手段】リップを有するミノー型のルアーにおいて、リップの両脇からそれぞれアームを伸ばし、そのアームの先端を支点としてリップを可動的に設置する形態とし、キャスト時にはリップがボディの長軸方向とおよそ平行に、そしてリトリーブ時にはリップの角度が進行方向前方からおよそ90度あるいは90度以上となる位置でリップを可動的に設置する。【選択図】図1

Description

本考案は釣り具のルアーに関する。
本考案はリップ付きのミノータイプのルアーとプロペラ付きのスイッシャータイプのルアーを背景技術とする。また、リップを可倒式とする方法において、アーム付きのリップによる方法を背景技術とする。
スイッシャータイプのルアーは、リトリーブ時にボディ本体はアクションせず直線的に動くものであった。ボディ本体にも有効なアクションを付加することが本考案の課題である。
リップをボディの進行方向に対して90度以上の角度で配置する。キャスト時の回転を抑止するために、リップを可倒式とする。ローリングの運動をきびきびとしたものとし、同時に水中でのボディ本体の回転を抑止するために、ウエイトをボディの下側に突出した配置とする。
ボディがローリング運動を起こす効果が得られる。基本的にフローティングタイプを想定したものであるが、シンキングタイプとした場合にも、リップによりボディは水面へと浮き上がり、水面でローリングアクションを起こす。プロペラの回転と合わさることで、集魚効果が増し、ボディ本体も動くことで、魚に見切られることが少なくなり、バイトおよびキャッチの可能性が高まる。
本考案の側面図 本考案の実施例を示す側面図
ボディは、およそ魚に模したような形状、あるいは、もっともシンプルな形状においては、およそ円柱状の棒状とする。そのボディ本体に、その進行方向から測っておよそ90度以上をなす角度でリップ1を配置する。図1に示す形態であり、側面から見たときのリップの角度がルアーの進行方向から測って90度以上とする。ルアーの進行方向とは、およそルアーの長軸方向前方のことである。リップ1の最適な角度は、ボディ形状や、ウエイト4の位置などで異なってくるのであるが、リトリーブ時に、水中において、リップ1がおよそ鉛直の状態か、あるいはそれよりも幾分か後方に倒れた状態、すなわち進行方向から測っておよそ90度をなす状態となるように、加減する。
従来のミノータイプのルアーのリップが、進行方向から90度以下の角度で配置されているのに対して、本考案においては、逆の傾きをもった形となる。こうすることで、ボディを回転させる力が大幅に高まる。その回転させる力を、ウエイト4により復元することで、本考案のローリングアクションが生まれる。そして、このローリングアクションは、プロペラなどを付加しても損なわれることがない。従来のミノータイプのルアーにおいては、プロペラを付加することでボディ本体の動きは大きく損なわれた。特に、ルアーが小型である場合、その傾向は顕著である。本考案においては、小型のボディにプロペラを付加してもボディのローリングアクションが損なわれることがない。また、従来のスイッシャータイプのルアーは、ボディ本体は直線的な運動をするのみであった。
リップ1がボディとおよそ90度の角度をなして固定された状態であると、キャスト時にボディが激しく回転して、およそ実用に堪えない。そこで、リップ1を可倒式とする。特にリップ1の両脇にアーム2を設けて、そのアーム2の先端を支点3としてリップ1が動くようにすることで、有効に回転を防止することができる。このリップの設置の方法については、先行の技術に従う。これにより、キャスト時のデメリットを考慮する必要はなくなり、リップ1を巨大化することが可能となり、より大きなローリング運動を実現することができる。
リトリーブ時のリップ1の角度を安定させるためのストッパー5を設ける。ボディ自体がストッパーの役割を果たすこともできるので、必ずしも必要なものではないが、より繊細な設定が可能ともなる。
キャスト時にはリップ1はボディの長軸方向とおよそ平行となり、リトリーブ時には進行方向からおよそ90度以上の角度をなす位置にくる。
より良いリーリングアクションのために、ウエイト4は、ボディの下側から突出させて配置し、重心をより下にもってくることが有効である。また、ウエイト4の前後のバランスについては、より後方としたほうが動きが良い。ボディを前後に分割してジョイント式とした場合には、前部の最後端にウエイトを配置すると良い。
図1に示す。本考案のアクションのしくみを示す原形的なものである。リップ1は、リトリーブ時の進行方向から測っておよそ90度あるいはそれ以上の角度とする。リップ1は、図1に示したように、長めとすることでより大きなローリングアクションが得られる。
キャスト時のボディ本体の回転を防止するために、リップ1は可倒式とする。特に、リップ1両脇にアーム2を設けて、その先端を支点3とする方法を採用することで、より確実に回転を防止し、飛行時の姿勢も安定する。
ウエイト4は、ボディの後端に寄せて配置する。本考案においては、リップ1が水を受けてボディ後端を上へと押し上げる力が働く。それとウエイト4にかかる重力とが押し合うことで、大きなアクションとなる。さらに、ボディの下側からウエイト4を突出させる形で配置して重心を下げることで、アクションはより安定して機敏なものとなる。
プロペラがない状態において、特にボディが7cm以下程度の小型のものである場合、ローリングアクションと同時に、テールを大きく振るアクションも加わり、水面を飛び跳ねる小魚あるいは羽のある虫のように見えるアクションとなる。ボディが大型となるとローリングアクションが中心となる。その際にも、リップ自体が水しぶきをあげるような効果は得られる。
プロペラを付加する。図1に示したものは、プロペラがないタイプであるが、これにプロペラを付加することで、プロペラによる集魚力も得られる。ボディ全体の大きなアクションを損なわないためには、ボディの前だけにプロペラを付けるとよい。
プロペラに代えて、回転ブレードを付ける。ボディ本体の後部末端にスイベルなどを介して回転ブレードを付ける。
リップ上のいずれかの位置にウエイトを設ける。たとえば、リップの先端に小さなウエイトを配置する。そうすることで、水中でのボディの回転を抑止することができると同時に、水面でのローリングの動きを安定させることができる。
図2に示す。ジョイントタイプとする。すなわち、ボディを前後に分割したタイプとする。二つに分割されたボディの前の部分を頭部7、後ろの部分を胴部8と呼ぶことにする。ウエイト4は、頭部7の後端に配置する。また、ウエイト4をボディの下側に突出した形とすると、ボディを鉛直に保とうとする復元力が強まり、ローリングアクションがきびきびしたものとなる。逆に復元力が不十分な場合には、リトリ−ブ時にボディが水面上で横向きに寝たままの状態ともなりがちであり、十分な復元力を確保することは本考案のアクションを実現する上で本質的に重要なポイントである。ウエイト全体をボディの外側に配置すると、重心を下げる効果は大きくなる。
頭部7を短くすることで、ボディ全体を捩るようなアクションが生まれる。すなわち、頭部7を短くすることで、ローリングアクションに加えて、頭部7後端が左右に揺れる動きが生まれる。
子細な意匠については、様々なものがありうるが、特に、頭部7を魚の頭に似せた形とするとスマートな形状となる。頭部7後端のジョイント部周辺を凹状に窪んだ状態とすることで、えらぶたと見えるような部分ができ、また、ジョイント部がそのえらぶた状の部分に隠れるような視覚的効果もあり、すっきりした形状となる。
ボディの前後あるいはそのいずれかにプロペラ6を設けることで集魚効果が高まる。ボディ本体のアクションとプロペラ6との相乗効果で、高い釣果が得られる。
ジョイントタイプとして、ボディの分割を3つ以上とする。ローリングに加えて、うねうねと動くアクションが生まれる。
リップをボディの上側に配置する。図1においては、リップ1がボディの下側に配置されているのに対して、リップを上側に配置する。ウエイト4を配置した側、すなわち水中での静止状態において下となる側を下側と呼ぶとすると、リップの配置を上側として、かつ、リトリーブ時の進行方向からはかっておよそ90度あるいはそれ以上の角度をなすようにリップを配置する。この場合、ウエイトはボディ前端に寄せて配置する。こうすることで、やはりローリングアクションが得られる。
リップは透明であることが多いが、この実施例においては、リップが左右に揺れる動きが、魚を誘う効果をもつことも期待されるので、リップを着色することが効果的であるかもしれない。
また、シンキングタイプとして、水底まで沈めた場合にも、リップは水底に接触することはないので、水底においてもアクションする。したがって、根魚をねらう釣りや、砂地でのヒラメなどに有効なルアーとなる可能性がある。また、ソフトルーアと組み合わせて、ジグヘッドのように使うこともできる。
本考案は、キャスティングによる釣りを想定したものであるが、トローリングでの使用も可能と思われる。また、トローリングで集魚板の代わりに用いるなどの利用可能性もあるかもしれない。
1 リップ
2 アーム
3 支点
4 ウエイト
5 ストッパー
6 プロペラ
7 頭部
8 胴部

Claims (6)

  1. リップを有するミノー型のルアーにおいて、リップを可倒式として、キャスト時にはリップがボディの長軸方向とおよそ平行に、そしてリトリーブ時にはリップの角度が進行方向前方からおよそ90度あるいは90度以上となるようにリップを可動的に設置したルアー。
  2. リップを可倒式とする方法について、リップの両脇からそれぞれアームを伸ばし、そのアームの先端を支点としてリップを可動的に設置する形態とした、請求項1に記載のルアー。
  3. ルアーのボディを分割してジョイント式として、分割された部分の中で最前部のものを頭部と呼ぶとして、頭部の形状を、およそ魚の頭部、すなわちえら蓋から前の部分に似せた形状とした請求項1−2のいずれかに記載のルアー。
  4. リップを可倒式とする方法について、リップの両脇からそれぞれアームを伸ばし、そのアームの先端を支点としてリップを可動的に設置する形態とし、さらに、ルアーのボディを分割してジョイント式として、分割された部分の中で最前部のものを頭部と呼ぶとして、頭部の形状を、およそ魚の頭部、すなわちえら蓋から前の部分に似せた形状とした請求項1−3のいずれかに記載のルアー。
  5. ボディの前後あるいはそのいずれかにプロペラを設けた請求項1−4のいずれかに記載のルアー。
  6. ウエイトをボディから突出する形で配置した請求項1−5のいずれかに記載のルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7438538B2 (ja) 2020-06-15 2024-02-27 有限会社Gan Craft 釣用ルアー

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