JP3171133U - 鉄骨耐火被覆構造 - Google Patents

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【課題】乾式の鉄骨耐火被覆構造であって、施工性が良好であり、従来よりも薄い一定の被覆厚みで十分な耐火性能を付与することができる鉄骨耐火被覆構造を提供する。【解決手段】本発明の鉄骨耐火被覆構造は、H型またはI型鉄骨と、該鉄骨を覆う様に設けられた発泡性耐火シートとから構成されたものであり、H型またはI型鉄骨の長手方向には複数の発泡性耐火シートが設けられ、該発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分は重なり部を有し、該重なり部は接着剤を介して固定されている。【選択図】図2

Description

本考案は、新規な鉄骨耐火被覆構造に関する。
建築物、土木構築物等の構造物が火災等によって高温に晒された場合には、これら構造物を構成する鉄骨の物理的強度が急激に低下するという問題がある。 これに対し、鉄骨に耐火被覆材を被覆し、火災時の鉄骨の温度上昇を遅延させて、鉄骨の機械的強度の低下を抑制する耐火被覆構造が知られている。
上記耐火被覆構造としては、例えば、セメント等の無機質バインダーに、無機質繊維状物質、軽量骨材、結晶水含有無機質粉体等を適宜混合した混合組成物を鉄骨表面に厚付けした湿式耐火被覆構造が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、等)。
一方、上記湿式耐火被覆工法に代えて、無機繊維混合マット、ロックウール、耐火ボード等の乾式材料による耐火被覆工法も知られている(例えば、特許文献3、特許文献4、等)。
特開昭58−96662号公報 特開平10−147993号公報 特開平6−136853号公報 特開2001−98661号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2のような耐火被覆構造では、使用する材料の種類にもよるが、十分な耐火性能を得るためには20〜40mm程度のかなりの被覆厚みが必要である。また、鉄骨において、均一な耐火性能を得るためには被覆厚みを一定にする必要もある。さらに、施工時には大量の塗材を要するために施工性、コスト面等に不利である。一方、特許文献3、特許文献4のような乾式材料を被覆する工法でも、十分な耐火性を得るために被覆厚みを厚くする必要がある。
本考案は上記諸問題点を解決するためになされたもので、乾式の鉄骨耐火被覆構造であって、施工性が良好であり、従来よりも薄い一定の被覆厚みで十分な耐火性能を付与することができる鉄骨耐火被覆構造を提供するものである。本考案は以下の特徴を有するものである。
1.鉄骨構造物を構成するH型またはI型鉄骨と、
上記H型またはI型鉄骨を覆う様に設けられた発泡性耐火シートとから構成された鉄骨耐火被覆構造であり、
上記H型またはI型鉄骨の長手方向には複数の発泡性耐火シートが設けられ、該発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分は重なり部を有し、該重なり部は接着剤を介して固定されていることを特徴とする鉄骨耐火被覆構造。
2.鉄骨構造物を構成するH型またはI型鉄骨と、
上記H型またはI型鉄骨を覆う様に設けられた発泡性耐火シートとから構成された鉄骨耐火被覆構造であり、
上記H型またはI型鉄骨の長手方向には複数の発泡性耐火シートが設けられ、該発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分は重なり部を有し、該重なり部は接着剤を介して固定され、
上記H型またはI型鉄骨の下フランジと発泡性耐火シートとが接着剤を介して固定されていることを特徴とする鉄骨耐火被覆構造。
3.上記発泡性耐火シートが、樹脂成分、難燃剤、発泡剤、炭化剤及び充填剤を含有するものであることを特徴とする1.または2.に記載の鉄骨耐火被覆構造。
4.上記発泡性耐火シートの裏面に繊維質シートが積層されていることを特徴とする1.または2.に記載の鉄骨耐火被覆構造。
本考案の鉄骨耐火被覆構造は、施工性が良好であり、従来よりも薄い一定の被覆厚みで十分な耐火性能を付与することができる。具体的には以下に示す効果を得ることができる。
上記1.の鉄骨耐火被覆構造によれば、シートの継ぎ目からH型またはI型鉄骨が直接露出することを防止でき、火災等の高温時にも、H型またはI型鉄骨の物理的強度の低下を確実に抑制でき、耐火性能の低下を確実に抑制できる。
上記2.の鉄骨耐火被覆構造によれば、上記効果に加え、下フランジを被覆する発泡性耐火シートでは、内側方向への発泡が抑制され、外側(下)方向のみに発泡して炭化断熱層を形成する。内側方向の発泡を抑制することによって、発泡圧によるH型またはI型鉄骨と炭化断熱層の剥離を防止し、形成した炭化断熱層の密着性を高め、脱落を防止できる。
上記3.の鉄骨耐火被覆構造によれば、上記効果に加え、優れた耐火性能を発揮することができる。
上記4.の鉄骨耐火被覆構造によれば、上記効果に加え、繊維質シート側の発泡を抑制することができ、一方向のみに発泡して炭化断熱層を形成することができる。また、形成された炭化断熱層の脱落防止効果に優れている。
本発明鉄骨耐火構造の一例を示す断面図である。 本発明鉄骨耐火構造の一例を示す斜視図である。 本発明鉄骨耐火構造の発泡性耐火シートの重なり部の一例を示す断面拡大図である。 本発明鉄骨耐火構造の別の一例を示す断面図である。 本発明鉄骨耐火構造の別の一例を示す斜視図である。 本発明鉄骨耐火構造の別のバリエーションを示す断面図である。 本発明鉄骨耐火構造の別の一例を示す断面図である。
以下、本考案を実施するための形態について詳細に説明する。
本発明の鉄骨耐火被覆構造の一例を図1〜図3に示す。
図1は、本発明鉄骨耐火構造の一例を示す断面図である。図1では、床材4に設けられたH型鉄骨1と発泡性耐火シート2から構成されており、床材に接した面を除くH型鉄骨1の三面を空気層7と共に発泡性耐火シート2が覆う様に設けられる。
本発明のH型鉄骨1としては、断面がH字型であり、上フランジ1aと下フランジ1bを板状のウェブ1cにより連結して形成された態様のものが使用される。H型鉄骨は、フランジ幅が広く、フランジ内外面が平行なものである。
なお、本発明では、床材または壁材に接する方を上フランジ、その反対側を下フランジという。
本発明の発泡性耐火シート2は、火災等により周囲温度が所定の発泡温度に達すると発泡し、炭化断熱層を形成するものである。発泡性耐火シート2としては、構成成分として樹脂成分、難燃剤、発泡剤、炭化剤及び充填剤を含有するものが好適である。このうち、樹脂成分としてはアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、難燃剤としてはポリリン酸アンモニウム等、発泡剤としてはメラミン、ジシアンジアミド、アゾジカーボンアミド等、炭化剤としてはペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等、充填剤としては二酸化チタン等が挙げられる。
各成分の配合比率は、通常、固形分換算で、樹脂成分100重量部に対して、難燃剤200〜600重量部、発泡剤40〜150重量部、炭化剤40〜150重量部、及び充填剤50〜160重量部である。発泡性耐火シート2の厚みは、適用部位等により適宜設定すれば良いが、通常は0.5〜5mm程度、好ましく1〜4mm程度である。
また、本発明の発泡性耐火シート2は、上記構成成分を含むシートのみから構成されていてもよいが、裏面(H型鉄骨1側)に繊維質シートが積層されていることが好ましい。これにより、発泡性耐火シート2の繊維質シート側の発泡を抑制することができ、一方向のみに発泡して炭化断熱層を形成することができる。また、形成された炭化断熱層の脱落防止効果に優れている。
このような繊維質シートとしては、例えば、有機繊維、無機繊維等を含むシートが挙げられる。
有機繊維としては、例えば、パルプ繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアリレート繊維、PBO繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、塩化ビニル繊維、セルロース繊維等、またはそれらの織布、不織布等が挙げられる。有機繊維は、150℃程度の温度領域で溶融して液体状態になるようなものであってもよいが、かかる温度領域で溶融しないものの方が好ましい。
無機繊維としては、例えば、ロックウール、ガラス繊維、シリカ繊維、シリカ−アルミナ繊維、カーボン繊維、炭化珪素繊維等、またはそれらの織布、不織布等、さらに鉄、銅等の金属細線が挙げられる。このような無機繊維は、熱を加えても溶融せず、さらに補強材としても作用し、発泡した炭化断熱層を保持できるので、H型鉄骨1からの脱落防止効果に優れている。特に無機繊維が網目構造を有していれば、発泡性耐火シート2及びこれに熱を加えることにより形成される炭化断熱層をより効率よく補強することができ、H型鉄骨1からの脱落を防止することができるので好ましい。
繊維質シートは、無機繊維と有機繊維からなる複合シートであって、該無機繊維が網目状に配列されたシートであり、その少なくとも一方(一面)に有機繊維の織布又は不織布が積層され、無機繊維の網目の一部又は全部が有機繊維で塞がれているようなものが好ましい。無機繊維と有機繊維を組み合わせることにより、熱による溶融成分が吸着され、継ぎ目部分の剥れ等を防止することができる。また、網目を有機繊維で塞いでいれば、発泡性耐火シート2製造時に無機繊維の網目構造が崩れにくく、簡便に製造することができる。
図2は、図1の斜視図である。図2では、H型鉄骨1の長手方向に複数の発泡性耐火シート2が設けられており、該発泡性耐火シート2同士の継ぎ目部分は重なり部Aを有している。また、床材4と発泡性耐火シート2は、発泡性耐火シート2の端部を固定ピン等の金属製の止め具6を使用して固定されている。
図3は、図2の発泡性耐火シートの重なり部Aの断面拡大図である。図3では、発泡性耐火シート2同士の継ぎ目部分の重なり部Aが、接着剤3を介して固定されている。
上記のように発泡性耐火シート2同士の重なり部分が接着剤を介して固定されることにより、シートの継ぎ目からH型鉄骨1が直接露出することを防止でき、火災等の高温時にも、H型鉄骨1の物理的強度の低下を確実に抑制でき、耐火性能の低下を確実に抑制できる。
各発泡性耐火シート2同士の重なり部の幅は、適宜設定すればよいが、通常は5mm〜100mm程度、好ましくは10mm〜40mm程度である。
接着剤3の厚みは、適用部位等により適宜設定すれば良いが、通常は0.01mm〜0.5mm程度、好ましくは0.02mm〜0.1mm程度である。
本発明における接着剤3としては、例えば、アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、パラフィン等を主原料とした水分散型、水溶性型、溶剤型の接着剤等、公知のものを使用することができる。接着剤3には、必要に応じて、上述した発泡性耐火シート2に配合されるような難燃剤、発泡剤、炭化剤、充填剤、等を添加することもできる。また、本発明において、接着剤には粘着剤も包含される。
本発明の鉄骨耐火被覆構造の好ましい一例を図4〜図6に示す。
図4は、本発明鉄骨耐火構造の一例を示す断面図である。図4では、床材4に設けられたH型鉄骨1と発泡性耐火シート2から構成されており、床材に接した面を除くH型鉄骨1の三面を空気層7と共に発泡性耐火シート2が覆う様に設けられる。さらに、H型鉄骨1の下フランジ1bを覆う発泡性耐火シート2が接着剤3を介して固定されている。
図5は、図4の斜視図である。H型鉄骨1の長手方向に複数の発泡性耐火シート2が設けられており、該発泡性耐火シート2同士の継ぎ目部分は重なり部Aを有している。また、床材4と発泡性耐火シート2は、発泡性耐火シート2の端部を固定ピン等の金属製の止め具6を使用して固定されている。このときの、重なり部Aは図3と同様である。
本願発明では、上記のようにH型鉄骨1の下フランジ1bを覆う発泡性耐火シート2が接着剤3を介して固定されていることが好適である。このような構造を有することにより、発泡性耐火シート2の発泡方向を制御することができる。
例えば、図4に示す構造の場合、下フランジ1bを被覆する発泡性耐火シート2では、内側方向への発泡が抑制され、外側(下)方向のみに発泡して炭化断熱層を形成する。内側方向の発泡を抑制することによって、発泡圧によるH型鉄骨1と炭化断熱層の剥離を防止し、形成した炭化断熱層の密着性を高め、脱落を防止できる。
また、発泡性耐火シート2の裏面に繊維質シートが積層されている場合、下フランジ1bにおいては、繊維質シートが接着剤3により形成された面と接することが好ましい。繊維質シートが接着面側と接していれば、より効率よく熱による溶融成分を付着でき、H型鉄骨1からのズレ落ちを防止することができるので好ましい。さらに、接着剤3と繊維質シートの作用により、発泡方向を外側(下側)のみ制御することができるため発泡圧によるH型鉄骨1と炭化断熱層の剥離を防止し、形成した炭化断熱層の密着性を高め、脱落を防止できる。
このときの接着剤3の厚みは、適用部位等により適宜設定すれば良いが、通常は0.01mm〜0.5mm程度、好ましくは0.02mm〜0.1mm程度である。
本発明の本発明鉄骨耐火構造のその他の態様を図6に示す。
図6(a)は床材4と壁材5に設けられたH型鉄骨1と発泡性耐火シート2から構成された鉄骨耐火被覆構造の断面図である。図6(a)では、床材と壁材に当接した面を除くH型鉄骨1の二面を覆うように、発泡性耐火シート2が設けられている。
図6(b)は壁材5に設けられたH型鉄骨1と発泡性耐火シート2から構成された鉄骨耐火被覆構造の断面図(上面図)である。図6(b)では、壁材に当接した面を除くH型鉄骨1の三面を覆うように、発泡性耐火シート2が設けられている。
図6(c)は壁材5の入隅部分に設けられたH型鉄骨1と発泡性耐火シート2から構成された鉄骨耐火被覆構造の断面図(上面図)である。図6(b)では、壁材に当接した面を除くH型鉄骨1の二面を覆うように、発泡性耐火シート2が設けられている。
本発明は、上述のH型鉄骨同様にI型鉄骨にも適用可能である。
本発明のI型鉄骨としては、断面がI字型であり、上フランジと下フランジを板状のウェブにより連結して形成された態様のものが使用される。I型鉄骨は、通常、フランジ内側に勾配がつけられている。
図7(a)では、床材4に設けられたI型鉄骨11と発泡性耐火シート2から構成されており、床材に接した面を除くI型鉄骨11の三面を空気層7と共に発泡性耐火シート2が覆う様に設けられる。
図7(b)では、床材4に設けられたI型鉄骨11と発泡性耐火シート2から構成されており、床材に接した面を除くI型鉄骨11の三面を空気層7と共に発泡性耐火シート2が覆う様に設けられる。さらに、I型鉄骨11の下フランジ11bを覆う発泡性耐火シート2が接着剤3を介して固定されている。
以下に具体的な実施例を示す。
アクリル樹脂100重量部、メラミン90重量部、ジペンタエリスリトール90重量部、ポリリン酸アンモニウム320重量部、酸化チタン100重量部を主成分する混合物を温度120℃に設定した加圧ニーダーで混練して発泡性耐火シート用混練物を調製後、ガラス不織布上に混練物を積層し圧延ローラーによってシート状に加工し、膜厚1.5mmの発泡性耐火シート(450mm×1200mm)を作製した。
床板(ALC板)にH型鉄骨(H400×200×8×13mm、長さ1200mm)を設置した。図5に準じて、作製した発泡性耐火シートのガラス不織布側がH型鉄骨側となるように発泡性耐火シートを巻きつけ、発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分が、重なり幅20mmとなるように貼り付けた。なお、発泡性耐火シートは固定ピンにより、ALC板に固定し、さらに、発泡性耐火シート同士の重なり部分及び下フランジ部にはアクリル系接着剤を厚み50μmで塗付、固定したものを試験体とした。
作製した試験体につき、ISO834の標準加熱曲線に準じて1時間加熱試験を行った。その結果、ほぼ均一な炭化断熱層が形成され、良好な耐火性能を示した。
1.H型鉄骨
1a.上フランジ
1b.下フランジ
1c.ウェブ
11.I型鉄骨
11a.上フランジ
11b.下フランジ
11c.ウェブ
2.発泡性耐火シート
3.接着剤
4.床材
5.壁材
6.止め具
7.空気層
A.重なり部

Claims (4)

  1. 鉄骨構造物を構成するH型またはI型鉄骨と、
    上記H型またはI型鉄骨を覆う様に設けられた発泡性耐火シートとから構成された鉄骨耐火被覆構造であり、
    上記H型またはI型鉄骨の長手方向には複数の発泡性耐火シートが設けられ、該発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分は重なり部を有し、該重なり部は接着剤を介して固定されていることを特徴とする鉄骨耐火被覆構造。
  2. 鉄骨構造物を構成するH型またはI型鉄骨と、
    上記H型またはI型鉄骨を覆う様に設けられた発泡性耐火シートとから構成された鉄骨耐火被覆構造であり、
    上記H型またはI型鉄骨の長手方向には複数の発泡性耐火シートが設けられ、該発泡性耐火シート同士の継ぎ目部分は重なり部を有し、該重なり部は接着剤を介して固定され、
    上記H型またはI型鉄骨の下フランジと発泡性耐火シートとが接着剤を介して固定されていることを特徴とする鉄骨耐火被覆構造。
  3. 上記発泡性耐火シートが、樹脂成分、難燃剤、発泡剤、炭化剤及び充填剤を含有するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鉄骨耐火被覆構造。
  4. 上記発泡性耐火シートの裏面に繊維質シートが積層されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鉄骨耐火被覆構造。
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