JP3171060U - 鮒ずしラスク - Google Patents

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Abstract

【課題】鮒ずし特有の風味が緩和され、食べ易い味に作成された鮒ずしラスクを低価格で提供する。【解決手段】表面に無塩バターを塗布された、薄くスライスされた米粉入りのフランスパンに、鮒ずしをミンチにしてペースト状にしたものに、粉チーズを混ぜ合わせて作られる鮒ずしペーストからなる層を設けて、オーブンで焼いて仕上げる。【選択図】図1

Description

本考案は主に琵琶湖のニゴロブナを用いて作られる馴鮨の一種であって、滋賀県の郷土料理として古くより知られる鮒鮨を使用し、該鮒ずしをペースト状にして作成される鮒ずしペースト層を、フランスパンの生地の表面に設けたことを特徴とするラスクであって、簡易に郷土料理を食することを可能とする鮒ずしラスクに関するものである。
一般に、ラスクはパンを材料とした焼き菓子の一種であって、薄くスライスしたパンの表面に、アイシングと呼ばれる粉砂糖、卵白を混ぜたものを塗って甘い味付けにしたものや、にんにくの風味を染み込ませたオリーブオイルを塗ってガーリック味にしたものや塩味のもの等があり、オーブンで焼いて仕上げる。ラスクはフランスパンを主流として、さまざまなパンで作られ、パン以外にもカステラ等で作られるものもある。カリッとしたさくさく感と、甘い風味、またはにんにく風味等を楽しむことができ、また、2度焼いているために水分含量が少なく保存性の高いこともあって、手軽な焼き菓子として、子供から大人まで広く食されることの多い食品である。
鮒鮨は、琵琶湖を有する滋賀県の名産品であって、馴鮨の一種である。鮒鮨は、主に琵琶湖の固有種であるニゴロブナを、数ヶ月間塩漬けにした後に塩抜きした鮒の腹の中に飯を詰め、桶の中に該鮒と飯を交互に敷き詰めて重ね、重石で圧して長期間保管する。その間に自然発酵が進むことによって鮒鮨は作られる。鮒鮨は、発酵によって作成される乳酸の独特の酸味と臭味に特徴があるが、珍味としてその愛好家も多い一方で、その独特の酸味と臭味に抵抗感を抱く人も多い。また、鮒鮨は製造に手間と時間を要するとともに、材料のニゴロブナの生産量が減少しているために、比較的高価格な食品である。よって鮒鮨は、現在では消費者が手軽に食することができるような食品ではなくなっている。
そこで考案者は、消費者の求め易い価格で、フランスパンの生地に鮒ずしペースト層を設け、食べ易い風味に仕上げられた鮒ずしラスクを考案した。
実用新案登録第3167765号公報
本考案は、消費者が求め易い価格で、鮒ずしを食べ易い風味にして、フランスパンの生地の表面に鮒ずしペースト層を設けて作られた、鮒ずしラスクを提供することを目的とする。
請求項1に記載された考案は、薄くスライスされたフランスパンの表面に、鮒ずしペースト層を設けた鮒ずしラスクであって、
前記鮒ずしペースト層は、鮒ずしをミンチにしてペースト状にしたものに、粉チーズを混ぜ合わせて作成されたペースト層であって、
前記フランスパンは、生地に米粉が含まれているフランスパンであって、
鮒ずしの風味を有することを特徴とする。
本考案による鮒ずしラスクによれば、消費者は適切な価格で、滋賀県の特産品であり伝統の珍味である鮒ずしから成るペーストが塗られたラスクを、手軽に食することができる。
本考案の鮒ずしラスクの説明用斜視図である。 本考案の鮒ずしラスクの構成を示す、図1の説明用A―A線切断断面図である。 フランスパンをスライスする様子を示す説明用正面図である。
本考案は、近江の名産であるニブロブナの鮒ずしをペースト状にしたものに、粉チーズを混ぜ合わせたものを、スライスしたフランスパンの表面に塗って鮒ずしペースト層を設けることにより、伝統の珍味を食べ易い味で安価に消費者に提供しうる、鮒ずしラスクに係るものである。以下図面に基づいて、本考案に係る鮒ずしラスクの実施の形態を説明する。
図1は、本考案の鮒ずしラスクの説明用斜視図である。図2は本考案に係る鮒ずしラスクの構成を示す、図1の説明用A―A線切断断面図である。図3は本考案に係る鮒ずしラスクに使用する略円筒形状のフランスパンの正面図である。
図1に示された本考案に係る鮒ずしラスクは、薄くスライスされたフランスパンの片方の表面に鮒ずしペースト層を有する。なお、図1における鮒ずしラスクの形状は例示であってこれに限るものではない。
図3に示されるように、300は本考案に係る鮒ずしラスクの材料となる略円筒形状のフランスパンであって、該フランスパン300は、長手方向と垂直な方向に、略1センチメートルの幅に薄くスライスされて使用される。101は、薄くスライスされたフランスパンを示す。図1において、101は、略1センチメートルに薄くスライスされたフランスパン部であり、102は、該フランスパン部の表面に塗られた無塩バター部であり、103は、該無塩バター部の表面に塗られた鮒ずしペースト層部である。
図2に示されるように、薄くスライスされたフランスパン部101の片方の表面に、無塩バターを塗って無塩バター部102を作成し、次に、無塩バター部102の表面に鮒ずしペーストを塗って鮒ずしペースト層部103を作成し、最後に、略180℃のオーブンで焼き上げて鮒ずしラスクを得た。
図3に示されるフランスパンは、生地に米粉の入ったフランスパンであって、一般的なフランスパン生地に約5重量パーセントの米粉が含まれている。米粉の原料には地元の近江米を使用するが、近江米でなくてもよい。なお、本考案の鮒ずしラスクに用いるフランスパンは、生地に米粉が含まれること以外は一般のフランスパンと同様であり、その製造方法については公知の方法であるため詳細は省略する。図3に示されたフランスパンの形状は例示であり、これに限定されるものではない。
鮒ずしペーストは、鮒ずしをミンチにしてペースト状にし、その中に粉チーズを混ぜ合わせて作成される。該鮒ずしペーストは、一般の鮒ずしのスライスには使用されない部位であるところの、メスの鮒鮨の尾や頭などと、オスの鮒鮨全体を使用して作成される。このため該鮒ずしペーストは、一般の鮒ずしのスライスと比較すると、かなり安価に作成されることが可能である。次に、該鮒ずしペーストを例えば絞り袋に入れ搾り出されることにより、無塩バター部102の上に塗られて、図1及び図2に示される鮒ずしペースト層103が得られる。
一方、鮒ずしは、発酵食品であり独特の酸味と臭味が強いために、その風味に慣れていない消費者には抵抗感を抱かれ易いが、本考案の鮒ずしラスクに塗られる鮒ずしペーストには、粉チーズが含まれることと、フランスパンの表面に塗られたバターの風味とにより、鮒ずし特有の酸味や臭味が軽減されて食べ易い味となっていることに特徴がある。
また本考案の鮒ずしラスクは略180℃のオーブンで焼き上げて得られるが、ラスク自体は公知であるため詳細は省略する。
本考案により、消費者の求め易い価格で、伝統の味と消費者に好まれる風味を持ち合わせた鮒ずしが塗られたラスクを提供できる。
101 スライスされたフランスパン
102 無塩バター層
103 鮒鮨ペースト層
300 フランスパン

Claims (1)

  1. 薄くスライスされたフランスパンの表面に、鮒ずしペースト層を設けた鮒ずしラスクであって、
    前記鮒ずしペースト層は、鮒ずしをミンチにしてペースト状にしたものに、粉チーズを混ぜ合わせて作成されたペースト層であって、
    前記フランスパンは、生地に米粉が含まれているフランスパンであって、
    鮒ずしの風味を有することを特徴とする鮒ずしラスク。

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