JP3170346B2 - 給湯設備 - Google Patents

給湯設備

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯設備に於ける初期
冷水供給防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来構成の給湯設備の構成が図5
(イ)、(ロ)に示されている。図5(イ)に示すもの
は、家庭用等に採用される最も簡略な構成のものであ
り、給湯ボイラーに接続される給湯路に出湯口のための
給湯カラン100を設けた構成のものである。図5
(ロ)に示すものは、小規模ホテル給湯システム等に採
用されるものであり、快適性を重視する目的で所で給湯
初期において冷水が出るのを防止するため、貯湯槽、こ
の貯湯槽の湯を一定温度に維持するボイラー6を備える
とともに、給湯カラン100に対する循環給湯配管20
0を設け、この配管に配設したポンプ201を使用して
常にお湯を給湯系内で循環させる構成のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術には、夫々以下のような欠点がある。前者の例にお
いては、しばらく湯を使わないで給湯路を閉じた状態と
しておくと路内の湯は放熱により水となるため、その
後、給湯カランを開けてもしばらくは冷たい水が供給さ
れ、冬場等には問題がある。一方、後者の例において
は、人が殆ど湯を使わない時間帯においても湯を廻し続
けることとなり、放熱ロス、ポンプ動力が無視し得な
い。又、循環路系を採用するため、給湯配管のコストも
2倍かかる事になり、一般家庭に適用するには問題があ
る。そこで本発明の目的は、所定の出湯口において出湯
初期の段階から所定の温度以上の湯を得ることができる
給湯設備を、低コストで得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本願第一の発明による給湯設備の特徴構成は、冷水が
供給される給水路と、給水路の基端側より分岐して給水
され、且つ供給される冷水を昇温して出湯口側へ供給す
る給湯路とを設け、出湯口からの出湯・出湯停止を制御
する給湯弁手段を給湯路に設けた給湯設備において、給
湯弁手段より出湯口側の給湯路と給水路とを接続するバ
イパス路を設けるとともに、バイパス路の給湯路側分岐
部に、分岐部に流入する湯の温度が所定温度より低い場
合に湯をバイパス路に、所定温度より高い場合に湯を出
湯口側の給湯路に導く流路切り換え手段を設けたことに
あり、本願第二の発明による給湯設備の特徴構成は、給
湯路に出湯口からの出湯・出湯停止を制御する給湯弁手
段を設けた給湯設備において、給湯弁手段より出湯口側
の給湯路から分岐する分岐路を設けるとともに、給湯路
と分岐路との分岐部に、分岐部に流入する湯の温度が所
定温度より低い場合に湯を分岐路に、所定温度より高い
場合に湯を出湯口側の給湯路に導く流路切り換え手段を
設けたことにあり、その作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】つまり、第一、第二の発明においては共通に、
給湯弁手段よりも下手側に流路切り換え手段が設けられ
る。そして、この流路切り換え手段は湯温に従って、湯
の供給流路を切り換える。即ち、湯温が所定温度以上の
場合はこれを出湯口の側に導くのであり、所定以下の場
合は、出湯口以外の流路に導く。ここで、第一発明の場
合は、これがバイパス流路を介して給水路であり、第二
発明の場合は分岐路となっている。従って、給湯初期に
おいて、温度の低い湯が出湯口から供給される問題は解
決される。また、常時湯を循環路内に回しておく必要も
ない。この構成は、特別な循環路等を設けるものではな
いため、非常に簡単で且つ安価に構築できる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明により、所定の出湯口に
おいて出湯初期の段階から所定の温度以上の湯を得るこ
とができる給湯設備を、低コストで得ることができ、省
エネを実現しつつ、不快な湯口からの冷水供給が防止で
きた。
【0007】
【実施例】本願の実施例を図面に基づいて説明する。図
1には給湯設備1の構成図が、図2には分岐部2の構成
が示されている。
【0008】先ず図1に基づいて設備構成について説明
する。この給湯設備1には給水路3と給湯路4が並設さ
れて設けられており、給水路3と給湯路4とは同一の給
水元5から給水を受ける。給湯路4に配設される機器に
ついて説明すると、この給湯路4の基端側から順に、給
湯ボイラ6、ポンプ7、このポンプ7と並列に備えられ
る逆止弁8、さらに給湯弁手段としての給湯カラン9と
を備えている。この給湯路4の先端部位は、所謂、出湯
口10となっている。また、給湯路4には流路に沿って
超音波を発振する音波パルス発生装置11が、前述の給
湯ボイラ6に備えられるとともに、この音波パルス発生
装置11のパルス音の受信用の受信装置12が備えられ
ている。ここで、音波パルス発生装置11、受信装置1
2は、後述するバイパス循環路13の確立確認の用に供
される。一方、給水路3の先端側にも給水カラン14が
備えられ、出水口15より給水が行われる。
【0009】さらに、図示するように前述の給湯カラン
9より下流側の給湯路4と給水路3を接続するバイパス
路16が設けられるとともに、バイパス路16の給湯路
側分岐部2に、分岐部2に流入する湯の温度が所定温度
より低い場合に湯をバイパス路16に、所定温度より高
い場合に湯を出湯口側の給湯路4に導く、図2に示す流
路切り換え手段としての温度感知弁構造体17が配設さ
れている。即ち、このようにバイパス路16を備えるこ
とにより、給湯、給水路4,3に渡ってバイパス循環路
13が形成されることとなっているとともに、温度感知
弁構造体17により分岐部2より下流側の流路の選択
が、湯温に従っておこなわれる。さらに、ポンプ7は省
エネの為、バイパス循環路13が導通し、かつ給湯カラ
ン9が開いている状態の時のみ運転する構成とされ、給
湯ボイラ6のメインバーナ(図外)は、上記バイパス循
環路確立条件と、従来のダイアフラム検知水圧条件との
OR条件で作動する構成が採用されている。
【0010】以下に、前述の温度感知弁構造体17を配
備した分岐部2の構成について説明する。この温度感知
弁構造体17は、閉止板状体18の両側部位に一対の突
出部19a,19bを設けた移動弁体20と、出湯口側
の給湯路入口21とバイパス路の入口部22に設けられ
る一対の弁座部23を備えて構成されており、前述の閉
止板状体18と弁座部23の間に一対のバネ24、25
が配設されている。ここで、一方のバネ(実施例の場合
はバイパス路側)は通常の巻きバネ24であり、他方の
バネ(実施例の場合は給湯路側)は形状記憶合金巻バネ
25で構成されている。
【0011】以下給湯設備1の作動について説明する。
前述の音波パルス発生装置11により一定間隔でパルス
音が発信される。ここで、給湯カラン9が閉の場合は、
受信装置12はバイパス循環路13を経ない直接パルス
音を受信する。さて、給湯カラン9が開操作されると、
まだ湯温が低いため、給湯路4から分岐部2、バイパス
路16、給水路3、給湯ボイラ6に連なるバイパス循環
路13が形成される。従って、前述の受信装置12はこ
のバイパス循環路13を経て伝達されるパルス音と直接
パルス音を二重に受信して、バイパス循環路の形成が確
認される。この検出に従って、ポンプ7、給湯ボイラ6
の動作が始まる。この状態において温度の低い水は給湯
路4から分岐部2に流れる。この時、分岐部2に於ける
湯の温度が所定の値より低い間は、通常の巻きバネ24
が形状記憶合金巻バネ25を押圧して出湯口10に連な
る給湯路を閉止し、バイパス路16側を開いたまま維持
する。従って、この状態において給湯路4の水はバイパ
ス路16を通じて給水路3側へ流れ続ける。やがて給湯
ボイラ6より、所定の温度の湯が到着すると、形状記憶
合金バネ25が、予め記憶した形状を思い出して通常の
巻バネ24を押し返す。これにより、バイパス路16側
が閉、給湯路4側が開となり、所定の温度以上のお湯が
給湯初期の段階から供給される。
【0012】〔別実施例〕前記の実施例において、初期
の給湯路4の水を棄てるつもりであれば、バイパス路1
6の代わりに出水口30と単に連結したり、バイパス路
16の代わりとなる分岐路31を設けておいてもよい。
このような例が図3に示されている。さらに、給湯弁手
段9と分岐部2の関係においては、図4に示すように分
岐部2が給湯弁手段9の上流側にあってもよい。さらに
前記の実施例においては、バイパス循環路13の確立の
検知については、パルス音を利用したが、出湯カラン9
を開く時に機械的に音を発する様にしても良い。さら
に、ポンプ7を連続運転としたり、給湯ボイラー内蔵と
しても良い。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯設備の構成図
【図2】分岐部の構成を示す図
【図3】別実施例の図
【図4】別実施例の図
【図5】従来構成の図
【符号の説明】
3 給水路 4 給湯路 9 給湯弁手段 10 出湯口 16 バイパス路 20 移動弁体 31 分岐路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷水が供給される給水路(3)と、前記
    給水路(3)の基端側より分岐して給水され、且つ供給
    される冷水を昇温して出湯口(10)側へ供給する給湯
    路(4)とを設け、前記出湯口(10)からの出湯・出
    湯停止を制御する給湯弁手段(9)を前記給湯路(4)
    に設けた給湯設備であって、 前記給湯弁手段(9)より前記出湯口(10)側の給湯
    路(4)と前記給水路(3)とを接続するバイパス路
    (16)を設けるとともに、前記バイパス路(16)の
    前記給湯路側分岐部(2)に、前記分岐部(2)に流入
    する湯の温度が所定温度より低い場合に前記湯を前記バ
    イパス路(16)に、前記所定温度より高い場合に前記
    湯を前記出湯口(10)側の給湯路(4)に導く流路切
    り換え手段(17)を設けた給湯設備。
  2. 【請求項2】 給湯路(4)に出湯口(10)からの出
    湯・出湯停止を制御する給湯弁手段(9)を設けた給湯
    設備であって、 前記給湯弁手段(9)より前記出湯口(10)側の給湯
    路(4)から分岐する分岐路(31)を設けるととも
    に、前記給湯路(4)と前記分岐路(31)との分岐部
    に、前記分岐部に流入する湯の温度が所定温度より低い
    場合に前記湯を前記分岐路(31)に、前記所定温度よ
    り高い場合に前記湯を前記出湯口(10)側の給湯路
    (4)に導く流路切り換え手段(17)を設けた給湯設
    備。
  3. 【請求項3】 給湯路(4)に出湯口(10)からの出
    湯・出湯停止を制御する給湯制御手段(9)を設けた給
    湯設備であって、 前記給湯路(4)から分岐する分岐路(31)を設ける
    とともに、前記給湯路(4)と前記分岐路(31)との
    分岐部に、前記分岐部に流入する湯の温度が所定温度よ
    り低い場合に前記湯を前記分岐路(31)に、前記所定
    温度より高い場合に前記湯を前記出湯口(10)側の給
    湯路(4)に導く流路切り換え手段(17)を設けた給
    湯設備。
  4. 【請求項4】 前記流路切り換え手段(17)が、 前記分岐部(2)に、流入する湯の温度により位置移動
    する移動弁体(20)を備え、前記移動弁体(20)の
    移動により流出側の流路の切り換えをおこなう請求項1
    もしくは請求項2記載の給湯設備。
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