JP3170210U - 羽毛布団 - Google Patents

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JP3170210U
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Expired - Lifetime
Application number
JP2011003600U
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English (en)
Inventor
博之 遠藤
Original Assignee
飛鳥貿易株式会社
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Publication of JP3170210U publication Critical patent/JP3170210U/ja
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Abstract

【課題】起毛生地を用いてダウンプルーフ加工が施された側生地のガサ付き感が生じないようにし、保温性、保湿性が良好である羽毛布団の利点を活かしながら、使用に際しての肌触りやぬくもり感が良好な羽毛布団を提供する。
【解決手段】布団下面の側生地3の表面全面と布団上面の側生地2の天部側の表面とを、起毛をポリエステル樹脂製のマイクロファイバーからなるものとした起毛部を有する柔軟な一枚の起毛生地5で覆った。
【選択図】図2

Description

本考案は羽毛布団に関するものである。
従来から羽毛布団は保温性、保湿性に優れていることから、冬季の寝具の掛け布団として多く利用されている。そして、この羽毛布団における保温性や保湿性に優れているところは空気の入れ換えを伴う温湿度の調整がなされている点であることから、側生地には一般的には通気性が確保し易い綿を素材とした生地が採用されている。一方、側生地に所要の通気性を確保しようとするとダウンやフェザーが側生地の織り目から抜け出る可能性があり、その羽毛吹き出しの防止を目的として特許文献1に示すように原反の生地に熱、圧を加えて織り目を潰すダウンプルーフ加工を施した側生地が用いられるようになってきている。
特開2004−324027号公報
上述したように羽毛布団の側生地にダウンプルーフを施した場合、使用に際してガサ付き感が生じて羽毛布団の使用感を損ねてしまうという欠点がある。一方、近年にあっては、マイクロファイバーからなる起毛生地が、肌触りが良いとともに温もり感に優れた生地として注目されるようになってきている。
そこで本考案者にあっては、このマイクロファイバーを用いた起毛生地の温もり感と肌触りの良さとに注目して本考案に至ったものであり、本考案は上記事情に鑑み、起毛生地を利用して、ダウンプルーフ加工が施された側生地のガサ付き感が生じないようにすることを課題とし、保温性、保湿性が良好である羽毛布団の利点を活かしながら、使用に際しての肌触りやぬくもり感が良好な羽毛布団を提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を考慮してなされたもので、布団下面の側生地の表面全面と布団上面の側生地の天部側の表面とが、起毛をポリエステル樹脂製のマイクロファイバーからなるものとした起毛部を有して前記布団下面の側生地の表面から前記布団上面の側生地の天部側の表面に亘る一枚の柔軟な起毛生地で覆われていることを特徴とする羽毛布団を提供して、上記課題を解消するものである。
本考案によれば、就寝時に使用者の肌と触れ易い部分については柔軟で肌触りのよい起毛生地が接することとなるため、従来のダウンプルーフ加工を施した側生地から受けるガサ付き感を使用者に与えない。また、起毛生地を配しない個所での側生地については従来通り通気性を確保することを第一とした素材選びが可能となるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
本考案に係る羽毛布団の一実施例を示す説明図である。 一実施例を断面で示す説明図である。
図中1は羽毛布団で、該羽毛布団1は、布団上下面に配された織布素材(ポリエステル繊維と綿)からなるダウンプルーフ加工が施された側生地で形成された空間にダウンやフェザーを充填物4として充填したものである。そして、布団下面の側生地3の表面全面と布団上面における天部側(襟部)の側生地2の表面とに、この布団下面の側生地3の表面から布団上面における襟部の側生地2の表面に亘ってマイクロファイバーからなる一枚の柔軟な起毛生地5が取り付けられ、起毛生地5によって布団下面の側生地3の表面全面と布団上面における天部側の側生地2の表面とが覆われるようにしている。前記柔軟な起毛生地5を配した個所は、羽毛布団の使用時に就寝者の肌が接し易い領域に設定したものであり、布団上面の天部側にあっては図1に示すように全幅に亘ってこの起毛生地5が配されている。
上記起毛生地5は、起毛をポリエステル樹脂製のマイクロファイバーからなるものとし、その起毛が立っている生地部は例えばポリエステル樹脂製のマイクロファイバーを織ってなるものである。そのため、この羽毛布団1を使用する就寝時において布団下面側の側生地3は使用者の肌と接することはなく、起毛生地5による肌触りの良さやぬくもり感を強調できるものとなっている。
そして、布団上面側では起毛生地5が天部側だけに配置されているため、布団上面の天部以外の領域について、通気性の確保を第一の条件とした側生地の種類の選択幅が広くなるという利点がある。
1…羽毛布団
2…布団上面の側生地
3…布団下面の側生地
4…充填物
5…起毛生地

Claims (1)

  1. 布団下面の側生地の表面全面と布団上面の側生地の天部側の表面とが、起毛をポリエステル樹脂製のマイクロファイバーからなるものとした起毛部を有して前記布団下面の側生地の表面から前記布団上面の側生地の天部側の表面に亘る一枚の柔軟な起毛生地で覆われていることを特徴とする羽毛布団。
JP2011003600U 2011-06-24 羽毛布団 Expired - Lifetime JP3170210U (ja)

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JP3170210U true JP3170210U (ja) 2011-09-08

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