JP3170208B2 - グランドピアノのダンパーレバー - Google Patents

グランドピアノのダンパーレバー

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JP3170208B2
JP3170208B2 JP30737096A JP30737096A JP3170208B2 JP 3170208 B2 JP3170208 B2 JP 3170208B2 JP 30737096 A JP30737096 A JP 30737096A JP 30737096 A JP30737096 A JP 30737096A JP 3170208 B2 JP3170208 B2 JP 3170208B2
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努 木原
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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    • G10C3/00Details or accessories
    • G10C3/16Actions
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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  • Acoustics & Sound (AREA)
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  • Vibration Dampers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドピアノに
おけるダンパーアセンブリの構成部品として用いられ
る、グランドピアノのダンパーレバーに関する。
【0002】
【従来の技術】グランドピアノのダンパーアセンブリ
は、鍵盤などの操作状況に連動して、弦を解放および拘
束することにより、発音を許容および停止(止音)する
ものである。この場合、ダンパーアセンブリのダンパー
レバーは、押鍵時、鍵盤により直接、駆動されて回動
し、ダンパーレバーに連結されたダンパーヘッドを上昇
させ、弦から離間させることにより、ハンマーが打弦す
る前に弦を解放し、その振動を許容することで発音を行
わせる一方、離鍵後は、自重により逆方向に回動して、
ダンパーヘッドを下降させ、弦に当接させることによ
り、弦を上方から押さえ付けて拘束することで、止音を
行う役割を果たす。
【0003】図4に示すように、従来のグランドピアノ
のダンパーレバー21は、レバー本体22と、これに埋
め込まれた複数(例えば3個)の鉛23で構成されてい
る。レバー本体22は、カエデやシデなどのムクの木材
で構成され、そのような木材を切断することによって、
所定の形状および寸法の角棒状に形成されている。レバ
ー本体22には、鉛23を取り付けるための複数の円形
の鉛取付け孔24と、ワイヤーフレンジ(図示せず)を
取り付けるためのワイヤーフレンジ取付け凹部25など
が、NC加工などにより形成されている。鉛取付け孔2
4は、鉛23をほぼぴったり収容できるような寸法で、
レバー本体21の両側面間を貫通するように形成されて
いる。また、レバー本体22の底面には、止音のタイミ
ングを適正に調整するためのダンパーレバー21の高さ
調整用として、タッピンねじ26a付きのパイロットス
クリュー26が取り付けられている。
【0004】一方、鉛23は、離鍵後のダンパーレバー
21による止音を確実に行うべく、ダンパーレバー21
の自重を増すために設けられるものであり、音域ごとに
定められた所定の重さを有し、円柱形に形成されてい
る。この鉛23のレバー本体22への取付けは、かしめ
によって行われている。具体的には、図5(a)に示す
ように、レバー本体22をその両側面を上下方向に向け
るようにしてベース27上に置き、鉛23を鉛取付け孔
24に挿入した後、鉛23の端面に工具28の先端を当
て、工具28をハンマー(図示せず)で叩くことによ
り、同図(b)に示すように、鉛23を径方向に変形さ
せ、その外周面全体を鉛取付け孔24の壁に圧接させる
ことによって、鉛23がレバー本体22に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のダンパーレバー21は、レバー本体22の構成材とし
て、単価の高いムクの木材を使用しているため、材料コ
ストが高いとともに、鉛取付け孔24などを形成するた
めの加工が必要であるため、加工コストもかさむという
欠点がある。また、レバー本体22が木材の切断加工で
製作されるため、得られる寸法精度に限界があることか
ら、パイロットスクリュー26による高さ調整をきめ細
かく行う必要があり、調整に手間がかかる。また、レバ
ー本体22が木材で構成されることから、その耐候性や
強度などにも限界があり、例えば、乾湿などの影響によ
り、時間の経過につれて、レバー本体22に反りなどの
変形や寸法変化が生じたり、パイロットスクリュー26
による高さ調整時に、タッピンねじ26の締付けトルク
に耐えられずにねじ山が切れるなどの不具合が生じてし
まう。
【0006】以上のような不具合を解消するために、レ
バー本体の構成材として、木材の代わりに、例えば比較
的硬質のプラスチックを用いることも考えられる。しか
し、その場合には、プラスチックの靱性(粘り強さ)が
木材よりも低いことから、鉛23のかしめ時にレバー本
体に加わる衝撃荷重により、レバー本体のかしめ部が割
れたり、全体として変形したりするなどの別の不具合が
生じる。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、大幅なコストダウンが可能で、
製作時の寸法精度や耐候性に優れ、レバー本体の割れや
変形を生じさせることなく、鉛を安定的に取り付けるこ
とができる、グランドピアノのダンパーレバーを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のグランドピアノのダンパーレバーは、成形
されたプラスチックで構成され、一方の側面に形成され
た収容凹部と、この収容凹部から延び、他方の側面に開
口する挿入孔とを有するレバー本体と、頭部およびこの
頭部から延びる軸部を有する鉛とを備え、この鉛が、軸
部をレバー本体の挿入孔に挿入し、頭部をレバー本体の
収容凹部に収容するとともに、軸部の先端部をかしめる
ことにより、レバー本体に取り付けられていることを特
徴としている。
【0009】このグランドピアノのダンパーレバーによ
れば、鉛は、その軸部をレバー本体の挿入孔に挿入し、
頭部をレバー本体の収容凹部に収容するとともに、軸部
の先端部をかしめることによって、レバー本体に取り付
けられる。すなわち、鉛は、その頭部と、かしめられた
軸部の先端部とにより、レバー本体を挟み付けるように
して、いわばリベット式に、抜止め状態でレバー本体に
取り付けられる。したがって、従来の取付け方法、すな
わち円柱状の鉛をかしめにより径方向に変形させて、そ
の外周面全体をレバー本体の鉛取付け孔の壁に圧接させ
る方法と比較して、必要なかしめ力が非常に小さくて済
み、レバー本体に作用する衝撃荷重が大幅に減少する。
このため、プラスチックから成るレバー本体に、かしめ
による割れや変形を生じさせることなく、鉛を安定的に
取り付けることができる。
【0010】その結果、レバー本体をプラスチックで構
成した場合の利点が得ることができ、すなわち、木材の
場合と比べて、材料コストを削減でき、優れた耐候性が
得られる。また、レバー本体を適当な成形方法で成形す
ることにより、高い寸法精度で製造できるとともに、鉛
取付け用の収容凹部や挿入孔なども成形時に同時に形成
できるので、その後の孔明け加工なども省略でき、加工
コストも削減できる。
【0011】この場合、レバー本体が、射出成形によっ
て一体成形されていることが好ましい。
【0012】この構成では、レバー本体の成形方法とし
て、特に射出成形を採用することにより、高速での大量
生産が可能になり、製造コストをより一層、削減するこ
とができる。
【0013】これらの場合、プラスチックが、ポリアセ
タールであることが好ましい。
【0014】ポリアセタールは、熱可塑性プラスチック
の中でも、耐クリープ性および耐疲労性に優れ、しかも
感湿性などにも優れており、通常の射出成形で加工可能
である。したがって、このようなポリアセタールによ
り、強度、寸法安定性や保形性などに特に優れたレバー
本体を構成できる。例えば、パイロットスクリューを取
り付ける際のタッピンねじの締付けトルクに対して十分
なトルク抵抗を確保できることにより、ねじ山が切れる
のを防止できるとともに、鉛のかしめによる残留応力に
よって生じるクリープ変形の変形量を抑制することによ
り、鉛を長期的に安定して保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態を、詳細に説明する。図1は、本
発明を適用したグランドピアノのダンパーレバーを示し
ている。同図に示すように、このダンパーレバー1は、
レバー本体2と、これに埋め込まれた複数(例えば3
個)の鉛3で構成されている。
【0016】レバー本体2は、硬質のプラスチック、例
えばポリアセタールを射出成形などで一体成形すること
により、所定の寸法の断面ほぼ矩形の角棒状に形成され
ている。また、レバー本体2には、前後方向に並設され
た3個の鉛取付け孔4と、中間部の左右一対のワイヤー
フレンジ取付け凹部5、5と、後端部のダンパーレバー
フレンジ取付け部6とが、設けられており、これらは、
レバー本体2の成形時に同時に形成される。
【0017】各鉛取付け孔4は、一方の側面に形成され
たほぼ正方形の収容凹部4aと、この収容凹部4aの中
央側から延び、他方の側面に開口する断面円形の挿入孔
4bとによって構成されている。また、図2に示すよう
に、挿入孔4bの開口部は斜めに拡幅された拡幅部4c
になっている。
【0018】一対のワイヤーフレンジ取付け凹部5、5
は、後述するワイヤーフレンジ12(図3参照)を回動
自在に取り付けるためのものであり、上縁がレバー本体
2の上面に開口しているとともに、両者5、5間を貫通
するように、回動孔5aが形成されている。また、ダン
パーレバーフレンジ取付け部6は、レバー本体2を後述
するダンパーレバーフレンジ11(図3参照)に回動自
在に取り付けるためのものであり、回動孔6aが貫通し
て形成されている。さらに、レバー本体2の底面には、
止音のタイミングを適正に調整するためのダンパーレバ
ー1の高さ調整用として、タッピンねじ7a付きのパイ
ロットスクリュー7が取り付けられる。
【0019】一方、鉛3は、離鍵後のダンパーレバー1
による止音を確実に行うべく、ダンパーレバー2の自重
を増すために設けられるものであり、音域ごとに定めら
れた所定の重さを有している。各鉛3は、平面形状がほ
ぼ正方形の頭部3aと、この頭部3aから延びる断面円
形の軸部3bとによって構成されている。これらの頭部
3aおよび軸部3bは、レバー本体2の鉛取付け孔4の
収容凹部4aおよび挿入孔4bに、ほぼぴったり収容さ
れるようになっていて、鉛3は、頭部3aおよび軸部3
bをこのように収容した状態で、軸部3bをかしめるこ
とによって、レバー本体2に固定される。
【0020】より具体的には、図2に示すように、鉛3
の軸部3bをレバー本体2の鉛取付け孔4の挿入孔4b
に挿入し、頭部3aを収容凹部4aに収容した状態で、
レバー本体2をその両側面を上下方向に向けるようにし
て、鉄板などから成るベース8上に置き、鉛3の軸部3
bの端面に工具9の先端を当て、ハンマー(図示せず)
で工具9を叩く。これにより、同図(b)に示すよう
に、鉛3の軸部3bの先端部が径方向に変形して潰れ、
鉛取付け孔4の拡幅部4cの壁に押し付けられることに
よって、鉛3がレバー本体2に固定される。
【0021】以上のように、本実施形態のダンパーレバ
ー1では、鉛3は、その頭部3aと、かしめられた軸部
3bの先端部とにより、レバー本体2を挟み付けるよう
にして、いわばリベット式に、抜止め状態で、レバー本
体2に取り付けられる。したがって、従来の取付け方
法、すなわち円柱状の鉛をかしめにより径方向に変形さ
せて、その外周面全体をレバー本体の鉛取付け孔の壁に
圧接させる方法と比較して、必要なかしめ力が非常に小
さくて済み、レバー本体2に作用する衝撃荷重を大幅に
減少させることができる。このため、プラスチックから
成るレバー本体2に、かしめによる割れや変形を生じさ
せることなく、鉛3を安定的に取り付けることができ
る。
【0022】その結果、レバー本体2をプラスチックで
構成した場合の利点が得ることができ、すなわち、木材
の場合と比べて、材料コストを削減でき、優れた耐候性
が得られる。また、レバー本体2を射出成形で一体成形
することにより、高い寸法精度および生産効率でレバー
本体2を製造できるとともに、鉛取付け孔4やワイヤー
フレンジ取付け凹部5なども成形時に同時に形成できる
ので、その後の孔明け加工なども省略でき、加工コスト
も削減できる。
【0023】さらには、レバー本体2の材料として、熱
可塑性プラスチックの中でも、耐クリープ性および耐疲
労性に優れ、しかも感湿性などにも優れたポリアセター
ルを用いているので、強度、寸法安定性や保形性などに
特に優れたレバー本体2を構成できる。例えば、パイロ
ットスクリュー7を取り付ける際のタッピンねじ7aの
締付けトルクに対して十分なトルク抵抗を確保できるこ
とにより、ねじ山が切れるのを防止できるとともに、鉛
3のかしめによる残留応力によって生じるクリープ変形
の変形量を抑制することにより、鉛3を長期的に安定し
て保持することができる。
【0024】次に、図3を参照しながら、上記構成のダ
ンパーレバー1を使用して組み立てられたダンパーアセ
ンブリの構成および動作を、簡単に説明する。このダン
パーアセンブリ10では、ダンパーレバー1のダンパー
レバーフレンジ取付け部6が、ダンパーレバーフレンジ
11に回動自在に取り付けられるとともに、ワイヤーフ
レンジ取付け凹部5、5にワイヤーフレンジ12が回動
自在に取り付けられている。ワイヤーフレンジ12に
は、ガイドホルダー13に案内されたダンパーワイヤー
14の下端部が固定され、ダンパーワイヤー14の上端
にはダンパーヘッド15が取り付けられていて、このダ
ンパーヘッド15が、ダンパーフェルト16を介して、
水平に張設された弦Sに上方から当接できるようになっ
ている。
【0025】以上の構成のダンパーアセンブリ10で
は、図示しない鍵盤の押鍵時、ダンパーレバー1は、そ
の前端部が鍵盤の後端部により跳ね上げられことによっ
て、回動し、これに連結されたダンパーヘッド15を上
昇させ、弦Sから離間させることにより、ハンマー(図
示せず)が打弦する前に弦Sを解放し、その振動を許容
することで発音を行わせる。このときのダンパーレバー
1の最大回動角度は、ストップレール17によって規制
される。一方、ダンパーレバー1は、離鍵後は、鉛3に
より増加した自重によって逆方向に回動して、ダンパー
ヘッド15を下降させ、弦Sに当接させることにより、
弦Sを上方から押さえ付けて拘束することで、止音を行
う。
【0026】また、レバー本体2の取り付けたパイロッ
トスクリュー7は、リフティングレール18に載せられ
ており、パイロットスクリュー7の進退位置を調整する
ことにより、止音のタイミングが鍵盤ごとに適正に調整
されるとともに、リフティングレール18を、ラウドペ
ダルの操作に連動して、突揚棒(いずれも図示せず)で
突き上げて、すべてのダンパーレバー1を上昇位置に保
持することにより、いわゆるラウド効果が得られる。さ
らに、ワイヤーフレンジ12に設けられたサスタニング
タンジェント19に、押鍵後に操作されたソステヌート
ペダルに連動するロッド(いずれも図示せず)が係合す
ることによって、いわゆるソステヌート効果が得られる
ようになっている。
【0027】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、レバー本体を射出成形されたポ
リアセタールで構成した例を示したが、適当な他の成形
方法やプラスチックを採用することも、もちろん可能で
ある。また、鉛の頭部を平面形状がほぼ正方形のもので
構成したが、これを円形などの他の形状としてもよい。
ただし、レバー本体に対するスペース効率の観点から
は、実施形態の例が有利である。その他、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で、細部の構成などを変更することが
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグランド
ピアノのダンパーレバーは、大幅なコストダウンが可能
で、製作時の寸法精度や耐候性に優れ、レバー本体の割
れや変形を生じさせることなく、鉛を安定的に取り付け
ることができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるダンパーレバーの構
成を示す分解斜視図である。
【図2】図1のダンパーレバーにおけるレバー本体への
鉛の取付け方法を示す断面図である。
【図3】図1のダンパーレバーを用いて組み立てたダン
パーアセンブリの一例を示す斜視図である。
【図4】従来のダンパーレバーの、図1と同様の分解斜
視図である。
【図5】従来のダンパーレバーにおける、図2と同様の
断面図である。
【符号の説明】
1 ダンパーレバー 2 レバー本体 3 鉛 3a 頭部 3b 軸部 4 鉛取付け孔 4a 収容凹部 4b 挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10C 3/12 - 3/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形されたプラスチックで構成され、一
    方の側面に形成された収容凹部と、この収容凹部から延
    び、他方の側面に開口する挿入孔とを有するレバー本体
    と、 頭部およびこの頭部から延びる軸部を有する鉛とを備
    え、 この鉛が、前記軸部を前記レバー本体の前記挿入孔に挿
    入し、前記頭部を前記レバー本体の前記収容凹部に収容
    するとともに、前記軸部の先端部をかしめることによ
    り、前記レバー本体に取り付けられていることを特徴と
    するグランドピアノのダンパーレバー。
  2. 【請求項2】 前記レバー本体が、射出成形によって一
    体成形されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    グランドピアノのダンパーレバー。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックが、ポリアセタールで
    あることを特徴とする、請求項1または2に記載のグラ
    ンドピアノのダンパーレバー。
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