JP3170133B2 - 交換機回線選択方法及び交換機回線選択装置 - Google Patents

交換機回線選択方法及び交換機回線選択装置

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JP3170133B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図16) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM交換機のごとき
固定長セルを扱う交換機において、同一トランクグルー
プ内の回線を選択するための方法及び装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、次世代交換方式としてATM(As
ynchronous Transfer Mode)交換技術がCCITTで合
意され、広帯域のISDN(Integrated Services Digi
tal Network )を実現する技術として各機関において研
究が盛んに行なわれている。ATM交換機において、ユ
ーザ情報は、その情報の内容(データ、音声、画像等)
を統一したセルと呼ばれる固定長のパケットで交換さ
れ、高速に情報の転送を行なえることが一つの特徴とな
っている。
【0004】そして、ATM交換機は、さまざまなバー
ストコネクションを同一交換機に収容するように構成さ
れ、トラヒック特性を生かしたリソースの割り付け方法
が回線リソースを有効利用するための重要なポイントと
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ATM交換
機における回線の選択アルゴリズムとしては、主として
負荷分散方式と詰め込み方式とが知られている。まず、
負荷分散方式は、空き帯域の最も大きい回線に要求コネ
クションを割り付けるように構成されており、全てのコ
ネクションに対し同じようなサービス品質(セルディレ
イ、セル廃棄率)を提供できるようになっている。
【0006】また、詰め込み方式は、空き帯域の最も少
ない回線に割り付けるように構成されており、本方式で
は、複数の回線間で均等にコネクションを割り付けると
空き帯域も同じぐらい少しづつ残り大きい帯域を要求す
るコネクションが接続できないという端数出線効果を抑
えるようになっている。しかしながら、従来の手段で
は、接続しようとするコネクションのバースト情報を考
慮した回線選択を行なっていないため、多重効果が少な
くなり、回線の使用効率を上げられないという課題があ
る。
【0007】これは、接続しようとするコネクションに
おいて、相互に類似しないバースト特性を持つコネクシ
ョンを同一の回線に割り付けると、バーストトラフィッ
クの山と谷との間隔がばらばらであるため、山と谷とが
相互に打ち消し合う多重効果を得られにくいという事情
によっている。本発明は、このような課題に鑑み創案さ
れたもので、バーストトラフィックの多重効果を得て、
効率のよい通信状態を実現できるようにした、交換機回
線選択方法及び交換機回線選択装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であり、この図1において、1は固定長セルを扱
う交換機、2は端末、3は加入者線、100は制御装置
であり、この制御装置100内に、本交換機回線選択方
法を実施するための装置が設けられる。まず、本発明に
かかる交換機回線選択方法から説明する。
【0009】即ち、本発明にかかる交換機回線選択方法
は、固定長セルを扱う交換機1における同一トランクグ
ループ内の回線選択に際し、入力信号についてのバース
ト特性の類似性を判断する手順と、この判断手順での判
断結果に基づき収容回線を決定する手順とを有するので
る。このとき、入力信号のユーザ申告バースト情報
と、予め回線ごとの局データ上に設定された当該回線に
収容すべきコネクションの設定バースト情報とを対比
し、設定バースト情報が上記ユーザ申告バースト情報と
一致する回線を抽出して、抽出された回線で受付判定を
行なうような手順を採ることができる。
【0010】また、抽出された回線が複数あると、抽出
された複数の回線のうち空き帯域の最も少ない回線で受
付判定を行なう手順を採用してもよい。さらに、抽出さ
れた回線の空き領域が要求コネクションの受入れに対し
不足する場合は、他の回線のうち設定バースト情報が最
も類似する回線として確保された回線を抽出し、抽出さ
れた回線で受付判定を行なう手順を採用してもよい。
【0011】また、この場合、抽出された回線の空き領
域が要求コネクションの受入れに対し不足する場合は、
他の回線のうち設定バースト情報が最も類似する回線と
して確保された回線を抽出し、抽出された複数の回線の
うち空き帯域の最も多い回線で受付判定を行なってもよ
い。さらに、入力信号のユーザ申告バースト情報と、既
に回線に受け入れられているコネクションのバースト情
報とを対比して、バースト情報が上記ユーザ申告バース
ト情報と一致する回線を抽出し、抽出が行なわれない
と、他の回線のうち最も空き帯域の多い回線を抽出し
て、抽出された回線で受付判定を行なう手順を採用して
もよい。
【0012】ところで、上記の交換機回線選択方法を実
施するための装置は、図1に示すように、入力信号につ
いてのバースト特性の類似性を判断する類似性判断手段
11と、該類似性判断手段11での判断結果に応じて収
容回線を決定する収容回線決定手段12とをそなえて構
成されている。また、この場合、類似性判断手段11
を、予め回線ごとの局データ上に設定された当該回線に
収容すべきコネクションの設定バースト情報を記憶する
設定バースト情報記憶手段111と、該設定バースト情
報記憶手段111に記憶されている設定バースト情報と
入力信号のユーザ申告バースト情報とを対比する対比手
段112とで構成し、該収容回線決定手段12を、該対
比手段112の対比結果から、該設定バースト情報が上
記ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽出して、
抽出された回線で受付判定を行なう受付判定手段121
で構成することができる。
【0013】さらに、この場合、収容回線決定手段12
が、抽出された回線が複数あると、抽出された複数の回
線のうち空き帯域の最も少ない回線で受付判定を行なう
受付判定手段121を有していてもよい。また、収容回
線決定手段12が、抽出された回線の空き領域が要求コ
ネクションの受入れに対し不足する場合は、該類似性判
断手段11による判断結果に基づいて、他の回線のうち
設定バースト情報が最も類似する回線として確保された
回線を抽出し、抽出された回線で受付判定を行なう受付
判定手段121を有するように構成してもよい。
【0014】さらに、収容回線決定手段12が、抽出さ
れた回線の空き領域が要求コネクションの受入れに対し
不足する場合は、該類似性判断手段による判断結果に基
づいて、他の回線のうち設定バースト情報が最も類似す
る回線として確保された回線を抽出し、抽出された複数
の回線のうち空き帯域の最も多い回線で受付判定を行な
う受付判定手段121を有するように構成してもよい。
【0015】また、類似性判断手段11を、既に回線に
受け入れられているコネクションのバースト情報を記憶
するバースト情報記憶手段111Aと、バースト情報記
憶手段111Aからの既に回線に受け入れられているコ
ネクションのバースト情報と、入力信号のユーザ申告バ
ースト情報とを対比する対比手段112Aで構成し、収
容回線決定手段12を、対比手段112Aの対比結果か
ら、該バースト情報が上記ユーザ申告バースト情報と一
致する回線を抽出し、抽出が行なわれないと、他の回線
のうち最も空き帯域の多い回線を抽出して、抽出された
回線で受付判定を行なう受付判定手段121Aで構成し
てもよい。
【0016】
【作用】上述の本発明の交換機回線選択方法では、固定
長セルを扱う交換機1における同一トランクグループ内
の回線選択に際し、入力信号についてのバースト特性の
類似性を判断して収容回線を決定する。また、本発明の
交換機回線選択方法で、入力信号のユーザ申告バース
ト情報と、予め回線ごとの局データ上に設定された当該
回線に収容すべきコネクションの設定バースト情報とを
対比し、設定バースト情報が上記ユーザ申告バースト情
報と一致する回線を抽出して、抽出された回線で受付判
定を行なう。
【0017】さらに、本発明の交換機回線選択方法で
、抽出された回線が複数あると、抽出された複数の回
線のうち空き帯域の最も少ない回線で受付判定を行な
う。そして、本発明の交換機回線選択方法で、抽出さ
れた回線の空き領域が要求コネクションの受入れに対し
不足すると、他の回線のうち設定バースト情報が最も類
似する回線として確保された回線を抽出し、抽出された
回線で受付判定を行なう。
【0018】また、この場合、抽出された回線の空き領
域が要求コネクションの受入れに対し不足する場合は、
他の回線のうち設定バースト情報が最も類似する回線と
して確保された回線を抽出し、抽出された複数の回線の
うち空き帯域の最も多い回線で受付判定を行なってもよ
い。そして、本発明の交換機回線選択方法で、入力信
号のユーザ申告バースト情報と、既に回線に受け入れら
れているコネクションのバースト情報とを対比して、バ
ースト情報がユーザ申告バースト情報と一致する回線を
抽出し、抽出が行なわれないと、他の回線のうち最も空
き帯域の多い回線を抽出して、抽出された回線で受付判
定を行なう。
【0019】ところで、上記の交換機回線選択方法を実
施するための装置では、類似性判断手段11で、入力信
号についてのバースト特性の類似性が判断され、更に収
容回線決定手段12にて、類似性判断手段11での判断
結果に応じて収容回線が決定される。また、この場合、
類似性判断手段11での判断に際し、設定バースト情報
記憶手段111に記憶されている設定バースト情報と入
力信号のユーザ申告バースト情報とを対比手段112で
対比し、更に収容回線決定手段12では、その受付判定
手段121で、対比手段112の対比結果から、設定バ
ースト情報がユーザ申告バースト情報と一致する回線を
抽出して、抽出された回線で受付判定を行なう。
【0020】さらに、この場合、収容回線決定手段12
では、抽出された回線が複数あると、抽出された複数の
回線のうち空き帯域の最も少ない回線で受付判定を行な
うようにしてもよい。また、収容回線決定手段12で
は、抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受
入れに対し不足する場合は、受付判定手段121が、類
似性判断手段11による判断結果に基づいて、他の回線
のうち設定バースト情報が最も類似する回線として確保
された回線を抽出し、抽出された回線で受付判定を行な
うようにしてもよい。
【0021】さらに、収容回線決定手段12では、抽出
された回線の空き領域が要求コネクションの受入れに対
し不足する場合は、受付判定手段121が、類似性判断
手段11による判断結果に基づいて、他の回線のうち設
定バースト情報が最も類似する回線として確保された回
線を抽出し、抽出された複数の回線のうち空き帯域の
多い回線で受付判定を行なうようにしてもよい。
【0022】また、類似性判断手段11で、バースト情
報記憶手段111Aからの既に回線に受け入れられてい
るコネクションのバースト情報と、入力信号のユーザ申
告バースト情報とを対比手段112Aで対比するととも
に、収容回線決定手段12で、受付判定手段121A
が、対比手段112Aの対比結果から、バースト情報が
ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽出し、抽出
が行なわれないと、他の回線のうち最も空き帯域の多い
回線を抽出して、抽出された回線で受付判定を行なうに
ようにしてもよい。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明が適用されるネットワークを示す摸
式図であるが、この図2において、1はATM交換機
(固定長セルを扱う交換機)、2はATM端末(以下単
に「端末」ということもある)、3は加入者線であり、
局AのATM交換機1に複数の加入者線3を介しATM
端末2が接続され、局BのATM交換機1にも複数の加
入者線3を介しATM端末2が接続されている。
【0024】これにより、局A側の端末2から局Aへ向
け発信が行なわれると、端末2からATM交換機1への
データ送信が行なわれ、送信されたデータは、同一トラ
ンクグループを構成する回線1〜nのいずれかを通じて
局BのATM交換機1へ送られ、更に端末2のいずれか
に送信される。ところで、ATM交換機1は、図3に示
すように、ATMスイッチ4,信号処理装置5,制御装
置100をそなえている。
【0025】ここで、ATMスイッチ4は、制御装置1
00により制御されて、所要の切り換え動作を行なうも
のであり、信号処理装置5はATMスイッチ4と制御装
置100との間で遣り取りされる信号についての処理を
行なうもので、信号のセル化・ディセル化手段等を有し
ている。また、制御装置100は、ATMスイッチ4に
よる各種制御を施すものであるが、本発明にかかる交換
機回線選択機能に着目すると、この制御装置100は、
通信制御部6,着電番解析部7,回線選択部8,状態管
理テーブル9,設定バースト情報テーブル10をそなえ
ている。
【0026】通信制御部6は信号処理装置5を介して行
なわれる通信制御を行なうためのインタフェース部で、
この通信制御部6による制御は、信号処理装置5におけ
る受信信号のセル化,ディセル化等により抽出された情
報に基づき行なわれる。着電番解析部7は、受信した入
力の電番(DN:Direction Number)を検出して、トラ
ンクグループを抽出するものである。
【0027】回線選択部8は、設定バースト情報テーブ
ル10に記憶されている回線の選択に用いられる設定バ
ースト情報と、現在の回線の使用状態を認識している状
態管理テーブル9のデータとにより、入力に対応する所
望の回線を選択するもので、このように回線が選択され
ると、通信制御部6を通じてATMスイッチ4を切り換
え、加入者線3を適合する回線と接続して、端末2に向
かい発信が行なわれるようになっている。
【0028】ここで、状態管理テーブル9には、上記の
ように現在の回線の使用状態が書き込まれており、設定
バースト情報テーブル10には、回線毎の当該回線に収
容すべきコネクションの設定バースト情報が局のデータ
上に予め設定されている。そして、回線選択部8で、入
力信号のユーザ申告バースト情報と設定バースト情報と
が一致する回線を抽出して、抽出された回線で受付判定
を行なうようになっている。
【0029】これにより、制御装置100は、入力信号
についてのバースト特性の類似性を判断する類似性判断
手段と、この類似性判断手段での判断結果に応じて収容
回線を決定する収容回線決定手段との機能をそなえてい
ることになる。そして、この場合の類似性判断手段は、
予め回線ごとの局データ上に設定された当該回線に収容
すべきコネクションの設定バースト情報を記憶する設定
バースト情報記憶手段と、この設定バースト情報記憶手
段に記憶されている設定バースト情報と入力信号のユー
ザ申告バースト情報とを対比する対比手段とをそなえて
構成され、更に収容回線決定手段は、対比手段の対比結
果から、設定バースト情報がユーザ申告バースト情報と
一致する回線を抽出して、抽出された回線で受付判定を
行なう受付判定手段をそなえて構成されたものをいう。
【0030】ここで、回線選択部8は対比手段と受付判
定手段との機能を有し、又設定バースト情報テーブル1
0は上記設定バースト情報記憶手段の機能を有する。な
お、設定バースト情報テーブル10に記憶しておく設定
バースト情報は、例えば図4に示すように構成されてい
る。すなわち、この図4に示すデータは、トランクグル
ープAにおけるものであり、トランク名「回線1」につ
いてバースト種別「a」が、トランク名「回線2」につ
いて「b」が、トランク名「回線3」についてバースト
種別「c」がそれぞれ設定され、同様に「回線n−1」
について「x」が、「回線n」について「y」がそれぞ
れ設定されている。
【0031】そして、バースト種別「a」のコネクショ
ンタイプは「申告平均速度=申告ピーク速度」、バース
ト種別「b」のコネクションタイプは「申告平均速度≦
64kbpsであり、且つ申告ピーク速度≦1.0Mb
ps」に設定されている。同様に、バースト種別「c」
のコネクションタイプは「申告平均速度≦64kbps
であり、且つ申告ピーク速度≦3.0Mbps」に、バ
ースト種別「n−1」のコネクションタイプは「申告平
均速度≦10kbpsであり、且つ申告ピーク速度≦5
5Mbps」に、バースト種別「n」のコネクションタ
イプは上記以外のコネクションに設定されている。
【0032】このような構成により、回線の選択動作は
図5のフローチャートに沿い行なわれる。まず、着電番
解析部7の解析結果に基づきトランクグループが選択さ
れる(ステップA1)。ついで、ユーザ申告バースト情
報としての申告平均速度と申告ピーク速度が参照され、
設定バースト情報テーブル10における設定バースト情
報との対比が行なわれて、要求された帯域に合う回線の
選択が行なわれる(ステップA2)。
【0033】選択された回線は、他の入力により使用さ
れている可能性があるが、所定の処理により受付できる
かどうかが判断され(ステップA3)、可能と判断され
ると受付が行なわれ(ステップA4)、可能でないと判
断されると受付が拒絶される(ステップA5)。これに
より一連の処理が終了する。
【0034】このようにバースト種別に着目し、類似す
る種別のデータが同一回線を通じて伝送されるため、バ
ーストトラフィックの山と谷との間隔が類似した状態と
なり、山と谷とが打ち消しあう多重効果が、確実に得ら
れるようになり、効率のよい通信状態が実現する。更
に、本実施例では、次のような処理を施すこともでき
る。即ち、この場合は、図5のステップA5において受
付が行なわれなかった場合の処理を考慮して、図6のよ
うなフローチャートに沿う処理が行なわれる。
【0035】まず、着電番解析部7の解析結果に基づき
トランクグループが選択される(ステップB1)。つい
で、ユーザ申告バースト情報としての申告平均速度と申
告ピーク速度が参照され、設定バースト情報テーブル1
0における設定バースト情報との対比が行なわれて、要
求された帯域に合う複数回線の選択が行なわれる(ステ
ップB2)。
【0036】その後は、選択された回線から最も空き帯
域の少ない回線が選択される(ステップB3)。このよ
うにして選択された回線は、他の入力により使用されて
いる可能性があるが、所定の処理により、受付判定が行
なわれ(ステップB4)、受付が可能な場合は受付動作
が行なわれて(ステップB5)、受付られた回線を通じ
てのデータ伝送が行なわれる。
【0037】一方、選択された回線について受付判定が
行なわれた結果、受付が不可能な場合は、ステップB4
において「NO」ルートをとり、次の候補があるかどう
かが判断される(ステップB6)。候補がある場合に
は、「YES」ルートを通じ、次に空き帯域の少ない回
線を選択して(ステップB7)、ステップB4における
受付判定が再度行なわれる。
【0038】このような動作が候補のあるかぎり行なわ
れ、なくなるとステップB6において「NO」ルートを
とり、受付NG(ステップB8)として処理が終了す
る。すなわち、対比手段と収容回線決定手段の機能を有
する回線選択部8は、抽出された回線が複数あると、抽
出された複数の回線のうち空き帯域の少ない回線で受付
判定を行なう受付判定手段の機能を有していることにな
る。
【0039】従って、このような回線選択方法を採用す
れば、上記のようなバーストトラフィックの多重効果を
得て、効率のよい通信状態を実現しながら、しかも、受
付拒絶状態をも回避できるのである。更に、本実施例で
は、次のような処理を施すこともできる。即ち、この場
合は設定バースト情報テーブル10に、図7に示すよう
な優先バースト種別が設定されており、図8のフローチ
ャートに沿う動作が行なわれる。
【0040】まず、着電番解析部7の解析結果に基づき
トランクグループが選択される(ステップC1)。つい
で、ユーザ申告バースト情報としての申告平均速度と申
告ピーク速度が参照され、設定バースト情報テーブル1
0における設定バースト情報との対比が行なわれて、要
求された帯域に合う複数回線の選択が行なわれる(ステ
ップC2)。
【0041】その後は、選択された回線から最も空き帯
域の少ない回線が選択される(ステップC3)。このよ
うにして選択された回線は、他の入力により使用されて
いる可能性があるが、所定の処理により、受付判定が行
なわれ(ステップC4)、受付が可能な場合は受付動作
が行なわれて(ステップC5)、受付られた回線を通じ
てのデータ伝送が行なわれる。
【0042】一方、選択された回線について受付判定を
行なわれた結果、受付が不可能な場合は、ステップC4
で「NO」ルートをとり、同一バースト属性内の回線に
まだ空き回線があるかを判定される(ステップC6)。
空き回線がある場合には「YES」ルートを通じ、次の
候補に対する受付判定処理が行なわれる(ステップC
7)。
【0043】一方、ステップC6において回線がないと
判定された場合には、ステップC2が実行され、図7の
選択順(優先順)に従い、別のバースト属性用の回線が
あるかどうかが判断される。すなわち、図7の優先順位
データは次のように構成されている。まず、接続要求バ
ースト種別aについて、次に候補となるバースト種別が
bに設定され、以下c,d,e,f,g,h,・・・
・,yのような順位が設定されている。
【0044】そして、接続要求バースト種別bについて
は、次に候補となるバースト種別がcに設定され、以下
d,e,f,g,h,・・・・,yのような順位が設定
されている。さらに、接続要求バースト種別bについて
e以下の順位が設定され、以下それぞれの接続要求バー
スト種別について順位が設定されている。
【0045】このように設定された順位に従った他のバ
ースト属性回線の選択がステップC9を通じ行なわれ
る。したがって、優先順位に対応した候補がある場合に
は、「YES」ルートを通じ、次に空き帯域の少ない回
線を選択して(ステップC9)、ステップC4における
受付判定が再度行なわれる。このような動作が候補のあ
るかぎり行なわれ、なくなると、ステップC8において
「NO」ルートをとり、受付NG(ステップC10)と
して処理が終了する。
【0046】すなわち、この場合、対比手段と収容回線
決定手段の機能を有する回線選択部8は、抽出された回
線が複数あると、抽出された複数の回線のうち空き帯域
の少ない回線で受付判定を行なう受付判定手段の機能な
いし抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受
入れに対し不足する場合は、類似性判断手段による判断
結果に基づいて、他の回線のうち設定バースト情報が最
も類似する回線として確保された回線を抽出し、抽出さ
れた回線で受付判定を行なう受付判定手段の機能を有し
ていることになる。
【0047】従って、このような回線選択方法を採用し
た場合も、上記のようなバーストトラフィックの多重効
果を得て、効率のよい通信状態を実現しながら、しか
も、受付拒絶状態を回避できる。更に、本実施例では、
次のような処理を施すこともできる。即ち、この場合
は、図8において行なわれた優先バースト種別の選択に
加え、同一種別内における回線の選択手段を提供するも
のである。
【0048】すなわち、ステップC1〜C8,C10の
各動作については図8に示した例と同様に行なわれる。
そして、ステップC8において、別のバースト属性用の
回線を選択すべく「YES」ルートをとると、ステップ
C9′が実行され、選択されたバースト属性用に用意さ
れている回線の中で、まだ選択されていない回線を選択
し、その中で最も空き帯域の大きい(多い)回線を候補
として選択する。
【0049】例えば、バースト属性aについて回線1〜
3が割り当てられており、優先バースト種別からバース
ト属性aが選択された場合を考えると、回線1〜3の
内、最も空き帯域の大きい回線はどれであるかを判定さ
れ(ステップC9′)、その判定された回線についての
受付判定が行なわれる(ステップC4)。すなわち、こ
の場合、対比手段と収容回線決定手段の機能を有する回
線選択部8は、抽出された回線の空き領域が要求コネク
ションの受入れに対し不足する場合は、類似性判断手段
による判断結果に基づいて、他の回線のうち設定バース
ト情報が最も類似する回線として確保された回線を抽出
し、抽出された複数の回線のうち空き帯域の多い回線で
受付判定を行なう受付判定手段の機能を有していること
になる。
【0050】従って、このような回線選択方法を採用し
た場合も、上記のようなバーストトラフィックの多重効
果を得て、効率のよい通信状態を実現しながら、しか
も、受付拒絶状態を回避できる。更に、本実施例では、
次のような処理を施すこともできる。即ち、この場合は
図10,図11のフローチャートに沿う動作が行なわれ
る。
【0051】まず、図4に示す設定バースト情報によ
り、入力信号の申告帯域からバースト種別を調べ、デー
タのバースト種別を特定する(ステップD1)。つい
で、着電番解析部7において着電番(DN:Direction
Number)が解析され、着DNが認識される(ステップD
2)。そして、選択されたトランクグループ内で既に同
一のバースト種別回線が選択されているかどうかが判断
される(ステップD3)。
【0052】この動作は上記の各例での動作と異なって
いる。すなわち、前記の各例では、各回線にバースト種
別が予め割り当てられているが、本例では割り当てられ
ておらず、以前の専有履歴により決定され、既に専有さ
れている回線はその回線を使用しているデータのバース
ト種別の回線であるものとして設定されていくように構
成されている。
【0053】したがって、図12のデータで示すよう
に、例えば回線1および回線2にはバースト属性aの信
号が入力されている状態にあり、両回線はこの時点でバ
ースト属性の回線として設定されていることになる。
また、未使用回線はバースト属性yの回線として設定さ
れている。ところで、ステップD3において、選択され
たトランクルーム内で既に同一のバースト種別回線が選
択されているかどうかの判断が「YES」である場合に
は、「YES」ルートを通じてステップD4が実行さ
れ、詰め込み方式での回線選択が行なわれる。すなわ
ち、当該バースト種別の回線のうち、最も空き帯域の少
ない(小さい)回線が選択される。
【0054】たとえば、図12のデータにおいて、入力
された信号のバースト種別がaである場合を考えると、
回線1と回線2のうち空き帯域に少ない方の回線が選択
される。ついで、割り付け可能な回線があったかが判断
され、あった場合は「YES」ルートを通じ受付動作が
行なわれる(ステップD5)。
【0055】一方、割り付け可能な回線がない場合は、
「NO」ルートを通じステップD6が実行され、未使用
の回線があるかどうかが判断される(ステップD6)。
ついで、未使用の回線が選択されると、選択された回線
に割り付け可能かどうかが判断され(ステップD7)、
可能である場合には、その回線がそのバースト種別の専
有回線として設定される(ステップD8)。その後は、
受付処理が行なわれる(ステップD12)。
【0056】例えば、図13に示す状態管理テーブル9
のデータでは、回線6と回線7とが未使用であり、この
どちらかに新しいバースト種別の信号が入力されて、入
力された方の回線が、入力された信号のバースト種別に
設定されることとなる。そして、ステップD6において
「NO」ルートをとった場合、すなわち未使用の回線が
ない場合には、ステップD9が実行され、侵略する回線
の優先度の最も大きいものから空き帯域の最も大きい回
線のみを調べ、受付判定を行なう。
【0057】そして、選択された回線に割り付け可能か
どうかが判断され(ステップD10)、可能な場合に
は、「YES」ルートを通じステップD12が実行され
て、受付処理が行なわれる。一方、割り付け不可能な場
合には、「NO」ルートを通じ、受付不可ということ
で、拒絶される(ステップD11)。
【0058】このようにして一連の各動作が行なわれる
が、図14〜図16のデータにおいて一具体例を説明す
る。まず、この回の動作開始時には図14の状態であっ
たとする。すなわち、回線1〜4が使用されており、回
線1と回線2とがバースト種別a、回線3がバースト種
別b、回線4がバースト種別cに設定された状態にあ
る。
【0059】使用状況は、図15の状態管理テーブル9
のデータで確認される。このとき、バースト種別aのコ
ネクション要求があると、図15からわかるように、既
にトランクグループA内の回線は全て使用中のため、類
似のバースト種別bの中で最も空き帯域の大きい回線
(この場合には、回線3のみであるため、空き帯域の最
も大きい回線も回線3になる。)を選択し、回線3を選
択する。
【0060】これにより、回線3はバースト種別aにも
属することとなる。すなわち、この場合、制御装置10
0は、既に回線に受け入れられているコネクションのバ
ースト情報を記憶するバースト情報記憶手段(バースト
情報テーブル)と、バースト情報記憶手段からの既に回
線に受け入れられているコネクションのバースト情報
と、入力信号のユーザ申告バースト情報とを対比する対
比手段とをそなえた類似性判断手段と、対比手段の対比
結果から、バースト情報がユーザ申告バースト情報と一
致する回線を抽出し、抽出が行なわれないと、他の回線
のうち最も空き帯域の多い回線を抽出して、抽出された
回線で受付判定を行なう受付判定手段の機能をそなえた
収容回線決定手段との機能を有していることになる。
【0061】ここで、回線選択部8は対比手段と受付判
定手段との機能を有し、又設定バースト情報テーブル1
0は上記設定バースト情報記憶手段の機能を有すること
はいうまでもない。従って、このような回線選択方法を
採用した場合は、バースト種別を予め設定しておかなく
ても、上記のようなバーストトラフィックの多重効果を
得て、効率のよい通信状態を実現しながら、しかも、受
付拒絶状態を回避することができるのである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の交換機回
線選択方法によれば、固定長セルを扱う交換機における
同一トランクグループ内の回線選択に際し、入力信号に
ついてのバースト特性の類似性を判断して収容回線を決
定するので、バーストトラフィックの多重効果を得られ
るようになり、効率のよい通信状態を実現できる利点が
ある。
【0063】また、本発明の交換機回線選択方法によれ
ば、入力信号のユーザ申告バースト情報と、予め回線ご
との局データ上に設定された当該回線に収容すべきコネ
クションの設定バースト情報とを対比し、設定バースト
情報が上記ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽
出して、抽出された回線で受付判定を行なうので、この
場合も、バーストトラフィックの多重効果を得られるよ
うになり、効率のよい通信状態を実現できる利点があ
る。
【0064】さらに、本発明の交換機回線選択方法に
れば、抽出された複数の回線のうち空き帯域の最も少な
い回線で受付判定を行なうので、やはりバーストトラフ
ィックの多重効果を得て、効率のよい通信状態を実現し
ながら、しかも、受付拒絶状態を回避できる利点があ
る。そして、本発明の交換機回線選択方法によれば、抽
出された回線の空き領域が要求コネクションの受入れに
対し不足すると、他の回線のうち設定バースト情報が最
も類似する回線として確保された回線を抽出し、抽出さ
れた回線で受付判定を行なうので、上記と同様、バース
トトラフィックの多重効果を得て、効率のよい通信状態
を実現しながら、しかも、受付拒絶状態を回避できる利
点がある。
【0065】また、本発明の交換機回線選択方法によれ
ば、抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受
入れに対し不足する場合は、他の回線のうち設定バース
ト情報が最も類似する回線として確保された回線を抽出
し、抽出された複数の回線のうち空き帯域の最も多い回
線で受付判定を行なうので、やはりバーストトラフィッ
クの多重効果を得て、効率のよい通信状態を実現しなが
ら、受付拒絶状態を回避できる利点がある。
【0066】また、本発明の交換機回線選択方法によれ
ば、入力信号のユーザ申告バースト情報と、既に回線に
受け入れられているコネクションのバースト情報とを対
比して、バースト情報が上記ユーザ申告バースト情報と
一致する回線を抽出し、抽出が行なわれないと、他の回
線のうち最も空き帯域の大きい回線を抽出して、抽出さ
れた回線で受付判定を行なうので、バースト種別を予め
設定することなしに、バーストトラフィックの多重効果
を得て、効率のよい通信状態を実現しながら、受付拒絶
状態を回避できる利点がある。
【0067】さらに、本発明の交換機回線選択装置で
は、固定長セルを扱う交換機における同一トランクグル
ープ内の回線を選択する装置において、入力信号につい
てのバースト特性の類似性を判断する類似性判断手段
と、該類似性判断手段での判断結果に応じて収容回線を
決定する収容回線決定手段とをそなえているという簡素
な構成で、バーストトラフィックの多重効果を得られる
ようになり、効率のよい通信状態を実現できる利点があ
る。
【0068】また、本発明の交換機回線選択装置では、
該類似性判断手段が、予め回線ごとの局データ上に設定
された当該回線に収容すべきコネクションの設定バース
ト情報を記憶する設定バースト情報記憶手段と、該設定
バースト情報記憶手段に記憶されている設定バースト情
報と入力信号のユーザ申告バースト情報とを対比する対
比手段とをそなえて構成されるとともに、該収容回線決
定手段が、該対比手段の対比結果から、該設定バースト
情報が上記ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽
出して、抽出された回線で受付判定を行なう受付判定手
段をそなえて構成されいるので、この場合も、バースト
トラフィックの多重効果を得られるようになり、効率の
よい通信状態を実現できる利点がある。
【0069】さらに、本発明の交換機回線選択装置で
は、該収容回線決定手段が、抽出された回線が複数ある
と、抽出された複数の回線のうち空き帯域の最も少ない
回線で受付判定を行なう手段を有しているので、やは
り、バーストトラフィックの多重効果を得られるように
なり、効率のよい通信状態を実現しながら、しかも、受
付拒絶状態を回避できる利点がある。
【0070】また、本発明の交換機回線選択装置では、
該収容回線決定手段が、抽出された回線の空き領域が要
求コネクションの受入れに対し不足する場合は、該類似
性判断手段による判断結果に基づいて、他の回線のうち
設定バースト情報が最も類似する回線として確保された
回線を抽出し、抽出された回線で受付判定を行なう受付
判定手段を有しているので、やはり、バーストトラフィ
ックの多重効果を得られるようになり、効率のよい通信
状態を実現しながら、しかも、受付拒絶状態を回避でき
る利点がある。
【0071】さらに、本発明の交換機回線選択装置で
は、収容回線決定手段が、抽出された回線の空き領域が
要求コネクションの受入れに対し不足する場合は、該類
似性判断手段による判断結果に基づいて、他の回線のう
ち設定バースト情報が最も類似する回線として確保され
た回線を抽出し、抽出された複数の回線のうち空き帯域
最も多い回線で受付判定を行なう手段を有しているの
で、上記と同様に、バーストトラフィックの多重効果を
得られるようになり、効率のよい通信状態を実現しなが
ら、しかも、受付拒絶状態を回避できる利点がある。
【0072】また、本発明の交換機回線選択装置では、
該類似性判断手段が、既に回線に受け入れられているコ
ネクションのバースト情報を記憶するバースト情報記憶
手段と、該バースト情報記憶手段からの既に回線に受け
入れられているコネクションのバースト情報と、入力信
号のユーザ申告バースト情報とを対比する対比手段とを
そなえて構成されるとともに、該収容回線決定手段が、
該対比手段の対比結果から、該バースト情報が上記ユー
ザ申告バースト情報と一致する回線を抽出し、抽出が行
なわれないと、他の回線のうち最も空き帯域の多い回線
を抽出して、抽出された回線で受付判定を行なう受付判
定手段をそなえているので、バースト種別を予め設定す
ることなしに、バーストトラフィックの多重効果を得
て、効率のよい通信状態を実現しながら、受付拒絶状態
を回避できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての交換機回線選択方法
及び装置が適用されるネットワークを示す摸式図であ
る。
【図3】本発明の一実施例としての交換機回線選択方法
及び装置が適用されるATMスイッチ周辺の機能ブロッ
ク図である。
【図4】バースト設定情報例を示す図である。
【図5】本方法にかかる第1の実施態様例を示すフロー
チャートである。
【図6】本方法にかかる第2の実施態様例を示すフロー
チャートである。
【図7】バ−スト設定情報例を示す図である。
【図8】本方法にかかる第3の実施態様例を示すフロー
チャートである。
【図9】本方法にかかる第4の実施態様例を示すフロー
チャートである。
【図10】本方法にかかる第5の実施態様例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本方法にかかる第5の実施態様例を示すフロ
ーチャートである。
【図12】バースト設定情報例を示す図である。
【図13】管理データ例を説明する図である。
【図14】バースト設定情報例を示す図である。
【図15】管理データ例を示す図である。
【図16】バースト設定情報例を示す図である。
【符号の説明】
1 ATM交換機 2 ATM端末 3 加入者線 4 ATMスイッチ 5 信号処理装置 6 通信制御部 7 着電番解析部 8 回線選択部 9 状態管理テーブル 10 設定バースト情報テーブル(設定バースト情報記
憶手段) 11 類似性判断手段 12 収容回線決定手段 100 制御装置 111,111A 設定バースト情報記憶手段 112,112A 対比手段 121,121A 受付判定手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長セルを扱う交換機における同一ト
    ランクグループ内の回線選択に際し、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断して収
    容回線を決定する交換機回線選択方法であって、 入力信号のユーザ申告バースト情報と、予め回線ごとの
    局データ上に設定された当該回線に収容すべきコネクシ
    ョンの設定バースト情報とを対比し、設定バースト情報
    が上記ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽出し
    て、抽出された回線で受付判定を行なうことを特徴とす
    、交換機回線選択方法。
  2. 【請求項2】 抽出された回線が複数あると、抽出され
    た複数の回線のうち空き帯域の最も少ない回線で受付判
    定を行なうことを特徴とする、請求項記載の交換機回
    線選択方法。
  3. 【請求項3】 固定長セルを扱う交換機における同一ト
    ランクグループ内の回線選択に際し、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断して収
    容回線を決定する交換機回線選択方法であって、 抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受入れ
    に対し不足する場合は、他の回線のうち設定バースト情
    報が最も類似する回線として確保された回線を抽出し、
    抽出された回線で受付判定を行なうことを特徴とする
    換機回線選択方法。
  4. 【請求項4】 抽出された回線の空き領域が要求コネク
    ションの受入れに対し不足する場合は、他の回線のうち
    設定バースト情報が最も類似する回線として確保された
    回線を抽出し、抽出された複数の回線のうち空き帯域の
    最も多い回線で受付判定を行なうことを特徴とする、請
    求項記載の交換機回線選択方法。
  5. 【請求項5】 固定長セルを扱う交換機における同一ト
    ランクグループ内の回線選択に際し、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断して収
    容回線を決定する交換機回線選択方法であって、 入力信号のユーザ申告バースト情報と、既に回線に受け
    入れられているコネクションのバースト情報とを対比し
    て、バースト情報が上記ユーザ申告バースト情報と一致
    する回線を抽出し、抽出が行なわれないと、他の回線の
    うち最も空き帯域の多い回線を抽出して、抽出された回
    線で受付判定を行なうことを特徴とする、交換機回線選
    択方法。
  6. 【請求項6】 固定長セルを扱う交換機における同一ト
    ランクグループ内の回線を選択する装置において、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断する類
    似性判断手段と、 該類似性判断手段での判断結果に応じて収容回線を決定
    する収容回線決定手段とをそなえ、 該類似性判断手段が、 予め回線ごとの局データ上に設定された当該回線に収容
    すべきコネクションの設定バースト情報を記憶する設定
    バースト情報記憶手段と、 該設定バースト情報記憶手段に記憶されている設定バー
    スト情報と入力信号のユーザ申告バースト情報とを対比
    する対比手段とをそなえて構成されるとともに、 該収容回線決定手段が、 該対比手段の対比結果から、該設定バースト情報が上記
    ユーザ申告バースト情報と一致する回線を抽出して、抽
    出された回線で受付判定を行なう受付判定手段をそなえ
    て構成されていることを特徴とする、交換機回線選択装
    置。
  7. 【請求項7】 該収容回線決定手段が、 抽出された回線が複数あると、抽出された複数の回線の
    うち空き帯域の最も少ない回線で受付判定を行なう受付
    判定手段を有していることを特徴とする、請求項記載
    の交換機回線選択装置。
  8. 【請求項8】 固定長セルを扱う交換機における同一ト
    ランクグループ内の回線を選択する装置において、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断する類
    似性判断手段と、 該類似性判断手段での判断結果に応じて収容回線を決定
    する収容回線決定手段とをそなえ、 該収容回線決定手段が、 抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受入れ
    に対し不足する場合は、該類似性判断手段による判断結
    果に基づいて、他の回線のうち設定バースト情報が最も
    類似する回線として確保された回線を抽出し、抽出され
    た回線で受付判定を行なう受付判定手段を有しているこ
    とを特徴とする、交換機回線選択装置。
  9. 【請求項9】 該収容回線決定手段が、 抽出された回線の空き領域が要求コネクションの受入れ
    に対し不足する場合は、該類似性判断手段による判断結
    果に基づいて、他の回線のうち設定バースト情報が最も
    類似する回線として確保された回線を抽出し、抽出され
    た複数の回線のうち空き帯域の最も多い回線で受付判定
    を行なう受付判定手段を有していることを特徴とする、
    請求項記載の交換機回線選択装置。
  10. 【請求項10】 固定長セルを扱う交換機における同一
    トランクグループ内の回線を選択する装置において、 入力信号についてのバースト特性の類似性を判断する類
    似性判断手段と、 該類似性判断手段での判断結果に応じて収容回線を決定
    する収容回線決定手段とをそなえ、 該類似性判断手段が、 既に回線に受け入れられているコネクションのバースト
    情報を記憶するバースト情報記憶手段と、 該バースト情報記憶手段からの既に回線に受け入れられ
    ているコネクションのバースト情報と、入力信号のユー
    ザ申告バースト情報とを対比する対比手段とをそなえて
    構成されるとともに、 該収容回線決定手段が、 該対比手段の対比結果から、該バースト情報が上記ユー
    ザ申告バースト情報と一致する回線を抽出し、抽出が行
    なわれないと、他の回線のうち最も空き帯域の多い回線
    を抽出して、抽出された回線で受付判定を行なう受付判
    定手段をそなえていることを特徴とする、交換機回線選
    択装置。
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