JPH10150449A - Ａｔｍ交換機とａｔｍ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネルの設定方法 - Google Patents
Ａｔｍ交換機とａｔｍ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネルの設定方法Info
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- JPH10150449A JPH10150449A JP30907396A JP30907396A JPH10150449A JP H10150449 A JPH10150449 A JP H10150449A JP 30907396 A JP30907396 A JP 30907396A JP 30907396 A JP30907396 A JP 30907396A JP H10150449 A JPH10150449 A JP H10150449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ交換機を接続する回
線におけるＣプレーン用の信号用ＶＣの設定を、ＡＴＭ
交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩを動的
に指定するようにしてＶＰＩおよびＶＣＩの有効利用を
図ること。 【解決手段】 オペレーションシステム８からＡＴＭ交
換機２にＶＣ設定を指示（ステップ３１）すると、ＡＴ
Ｍ交換機２では、ＡＴＭ交換機２内部のＡＴＭ交換機２
およびＡＴＭ集線装置１のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理
テーブル２１および２２を検索し、空いているＶＰＩ
（＝３）・ＶＣＩ（＝２）を抽出し、それが使用可能か
否かの判定を行う（ステップ３２〜３４）。使用可能の
場合、それを加入者線信号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩに決
定し（ステップ３５）、Ｍチャネルを介してＡＴＭ集線
装置１に通知する（ステップ３６）。
線におけるＣプレーン用の信号用ＶＣの設定を、ＡＴＭ
交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩを動的
に指定するようにしてＶＰＩおよびＶＣＩの有効利用を
図ること。 【解決手段】 オペレーションシステム８からＡＴＭ交
換機２にＶＣ設定を指示（ステップ３１）すると、ＡＴ
Ｍ交換機２では、ＡＴＭ交換機２内部のＡＴＭ交換機２
およびＡＴＭ集線装置１のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理
テーブル２１および２２を検索し、空いているＶＰＩ
（＝３）・ＶＣＩ（＝２）を抽出し、それが使用可能か
否かの判定を行う（ステップ３２〜３４）。使用可能の
場合、それを加入者線信号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩに決
定し（ステップ３５）、Ｍチャネルを介してＡＴＭ集線
装置１に通知する（ステップ３６）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＴＭ交換機とＡ
ＴＭ集線装置を接続する回線における加入者線信号用仮
想チャネル（ＶＣ：Ｖirtual Ｃhannel）の設定を行な
う方法に関し、特に加入者線信号用ＶＣの設定を、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩ（Ｖirtual Ｐath
Ｉdentifier 仮想パス識別子）およびＶＣＩ（Ｖirtua
l ＣhannelＩdentifier 仮想チャネル識別子）をＡＴＭ
交換機から動的に指定することによって行うようにした
ＶＣ設定方法に関する。
ＴＭ集線装置を接続する回線における加入者線信号用仮
想チャネル（ＶＣ：Ｖirtual Ｃhannel）の設定を行な
う方法に関し、特に加入者線信号用ＶＣの設定を、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩ（Ｖirtual Ｐath
Ｉdentifier 仮想パス識別子）およびＶＣＩ（Ｖirtua
l ＣhannelＩdentifier 仮想チャネル識別子）をＡＴＭ
交換機から動的に指定することによって行うようにした
ＶＣ設定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ交換機
を接続する回線における加入者線信号の送受を行なうＣ
プレーン（Ｃontrol：制御面）用の信号用ＶＣ（仮想チ
ャネル）の設定は、次のように行われていた。オペレー
ションシステムからの指示により設定されるＡＴＭ交換
機と加入者端末間の加入者線信号用ＶＣ（Ｖirtual Ｃh
annel 仮想チャネル）は、ＡＴＭ集線装置と加入者端末
間においては、加入者端末毎に異なるＶＰ（Ｖirtual
Ｐath仮想パス）に収容されるが、ＡＴＭ交換機とＡＴ
Ｍ集線装置間では同一のＶＰに収容される。
を接続する回線における加入者線信号の送受を行なうＣ
プレーン（Ｃontrol：制御面）用の信号用ＶＣ（仮想チ
ャネル）の設定は、次のように行われていた。オペレー
ションシステムからの指示により設定されるＡＴＭ交換
機と加入者端末間の加入者線信号用ＶＣ（Ｖirtual Ｃh
annel 仮想チャネル）は、ＡＴＭ集線装置と加入者端末
間においては、加入者端末毎に異なるＶＰ（Ｖirtual
Ｐath仮想パス）に収容されるが、ＡＴＭ交換機とＡＴ
Ｍ集線装置間では同一のＶＰに収容される。
【０００３】一方、本加入者線信号用ＶＣのＶＰＩ（Ｖ
irtual Ｐath Ｉdentifier 仮想パス識別子）およびＶ
ＣＩ（Ｖirtual Ｃhannel Ｉdentifier 仮想チャネル識
別子）は、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置およびＡＴＭ
集線装置と加入者端末間は１対１に対応づけられ、か
つ、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶ
ＣＩは予め固定的に決められている。ＡＴＭ集線装置で
は、ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ加入者端末間のＶＰＩおよ
びＶＣＩを、前述した予め決められているＡＴＭ交換機
とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩに１対１変換
することにより、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加
入者線信号用ＶＣを設定していた。
irtual Ｐath Ｉdentifier 仮想パス識別子）およびＶ
ＣＩ（Ｖirtual Ｃhannel Ｉdentifier 仮想チャネル識
別子）は、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置およびＡＴＭ
集線装置と加入者端末間は１対１に対応づけられ、か
つ、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶ
ＣＩは予め固定的に決められている。ＡＴＭ集線装置で
は、ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ加入者端末間のＶＰＩおよ
びＶＣＩを、前述した予め決められているＡＴＭ交換機
とＡＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩに１対１変換
することにより、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加
入者線信号用ＶＣを設定していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
ＡＴＭ集線装置に収容される全加入者分のＶＰＩおよび
ＶＣＩを予め確保しておく必要があるため、リソースの
有効利用が図れないという問題があった。本発明の目的
は、上記問題点を解決し、ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ交換
機を接続する回線における加入者線信号の送受を行なう
Ｃプレーン用の信号用ＶＣの設定を、ＡＴＭ交換機とＡ
ＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩをＡＴＭ交換機か
ら動的に指定することによって行うことにより、ＶＰＩ
・ＶＣＩおよびリソースの有効利用を図ることにある。
ＡＴＭ集線装置に収容される全加入者分のＶＰＩおよび
ＶＣＩを予め確保しておく必要があるため、リソースの
有効利用が図れないという問題があった。本発明の目的
は、上記問題点を解決し、ＡＴＭ集線装置とＡＴＭ交換
機を接続する回線における加入者線信号の送受を行なう
Ｃプレーン用の信号用ＶＣの設定を、ＡＴＭ交換機とＡ
ＴＭ集線装置間のＶＰＩおよびＶＣＩをＡＴＭ交換機か
ら動的に指定することによって行うことにより、ＶＰＩ
・ＶＣＩおよびリソースの有効利用を図ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、加入者端末（３）と、加入者の信号用コ
ネクションを終端するＡＴＭ交換機（２）と、ＡＴＭ交
換機（２）と加入者端末（３）の間に位置し、加入者端
末毎に異なる仮想パス（以下ＶＰという）に収容される
加入者端末とＡＴＭ交換機間の加入者線信号用仮想チャ
ネル（以下ＶＣという）を、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線
装置間で同一のＶＰに収容するために、ＡＴＭ交換機と
ＡＴＭ集線装置間およびＡＴＭ集線装置と加入者端末間
とで加入者線信号用ＶＣの仮想パス識別子（以下ＶＰＩ
という）および仮想チャネル識別子（以下ＶＣＩとい
う）を変換するＡＴＭ集線装置（１）と、ＡＴＭ交換機
とＡＴＭ集線装置の保守運用を行なうオペレーションシ
ステム（８）とからなるＡＴＭ交換機（２）とＡＴＭ集
線装置（１）間における加入者線信号用仮想チャネルの
設定方法において、オペレーションシステム（８）から
ＡＴＭ交換機（２）に対して、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集
線装置間の加入者線信号用ＶＣの設定指示を行う第１の
ステップと、ＡＴＭ交換機（２）で、当該ＡＴＭ交換機
で認識しているＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入
者線信号用ＶＣのＶＰＩおよびＶＣＩの空塞状態に基づ
き、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間で加入者線信号用
ＶＣとして使用するＶＰＩおよびＶＣＩを決定する第２
のステップと、第２のステップで決定されたＶＰＩおよ
びＶＣＩを、ＡＴＭ交換機（２）からＡＴＭ集線装置
（１）に通知する第３のステップと、ＡＴＭ集線装置
（１）で、第３のステップで通知されたＶＰＩおよびＶ
ＣＩに基づいて加入者線信号用ＶＣのＶＰＩおよびＶＣ
Ｉを変換する第４のステップとを有することを特徴とし
ている。
成するために、加入者端末（３）と、加入者の信号用コ
ネクションを終端するＡＴＭ交換機（２）と、ＡＴＭ交
換機（２）と加入者端末（３）の間に位置し、加入者端
末毎に異なる仮想パス（以下ＶＰという）に収容される
加入者端末とＡＴＭ交換機間の加入者線信号用仮想チャ
ネル（以下ＶＣという）を、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線
装置間で同一のＶＰに収容するために、ＡＴＭ交換機と
ＡＴＭ集線装置間およびＡＴＭ集線装置と加入者端末間
とで加入者線信号用ＶＣの仮想パス識別子（以下ＶＰＩ
という）および仮想チャネル識別子（以下ＶＣＩとい
う）を変換するＡＴＭ集線装置（１）と、ＡＴＭ交換機
とＡＴＭ集線装置の保守運用を行なうオペレーションシ
ステム（８）とからなるＡＴＭ交換機（２）とＡＴＭ集
線装置（１）間における加入者線信号用仮想チャネルの
設定方法において、オペレーションシステム（８）から
ＡＴＭ交換機（２）に対して、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集
線装置間の加入者線信号用ＶＣの設定指示を行う第１の
ステップと、ＡＴＭ交換機（２）で、当該ＡＴＭ交換機
で認識しているＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入
者線信号用ＶＣのＶＰＩおよびＶＣＩの空塞状態に基づ
き、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間で加入者線信号用
ＶＣとして使用するＶＰＩおよびＶＣＩを決定する第２
のステップと、第２のステップで決定されたＶＰＩおよ
びＶＣＩを、ＡＴＭ交換機（２）からＡＴＭ集線装置
（１）に通知する第３のステップと、ＡＴＭ集線装置
（１）で、第３のステップで通知されたＶＰＩおよびＶ
ＣＩに基づいて加入者線信号用ＶＣのＶＰＩおよびＶＣ
Ｉを変換する第４のステップとを有することを特徴とし
ている。
【０００６】また、前記第２のステップにおける認識
は、予めＡＴＭ交換機（２）に保持されているＡＴＭ交
換機およびＡＴＭ集線装置のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線
装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ
・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル（２１，２２）に基づい
て行われることを特徴としている。さらに、前記第３の
ステップにおける通知は、ＡＴＭ交換機（２）とＡＴＭ
集線装置（１）間の保守用信号を送受する信号チャネル
（Ｍチャネル）を用いて行われることを特徴としてい
る。
は、予めＡＴＭ交換機（２）に保持されているＡＴＭ交
換機およびＡＴＭ集線装置のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線
装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ
・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル（２１，２２）に基づい
て行われることを特徴としている。さらに、前記第３の
ステップにおける通知は、ＡＴＭ交換機（２）とＡＴＭ
集線装置（１）間の保守用信号を送受する信号チャネル
（Ｍチャネル）を用いて行われることを特徴としてい
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明では、ＡＴＭ交換機で、Ａ
ＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状
態を認識し、ＡＴＭ交換機で選択したＶＰＩ・ＶＣＩに
ついて呼受付制御により使用可能か否かの判定を行い、
その判定結果により、使用するＶＰＩ・ＶＣＩを決定す
る。ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間でＶＰＩ・ＶＣＩ
を通知するための信号を定義し、信号の情報要素にはＶ
ＰＩ・ＶＣＩを設定する。本信号により、ＡＴＭ交換機
からＡＴＭ集線装置に対しＶＰＩ・ＶＣＩを通知するこ
とにより、ＡＴＭ交換機による加入者線信号用ＶＣの設
定が可能となる。
ＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状
態を認識し、ＡＴＭ交換機で選択したＶＰＩ・ＶＣＩに
ついて呼受付制御により使用可能か否かの判定を行い、
その判定結果により、使用するＶＰＩ・ＶＣＩを決定す
る。ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間でＶＰＩ・ＶＣＩ
を通知するための信号を定義し、信号の情報要素にはＶ
ＰＩ・ＶＣＩを設定する。本信号により、ＡＴＭ交換機
からＡＴＭ集線装置に対しＶＰＩ・ＶＣＩを通知するこ
とにより、ＡＴＭ交換機による加入者線信号用ＶＣの設
定が可能となる。
【０００８】さらに詳細に述べると、ＡＴＭ交換機と加
入者端末間のＣプレーン用の加入者線信号用ＶＣのＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間で使用するＶＰＩ・ＶＣＩ
の指定を可能とするには、本加入者線信号用ＶＣとして
使用する全てのＶＰＩ・ＶＣＩを予め決めておき、本加
入者線信号用ＶＣとして使用する全てのＶＰＩ・ＶＣＩ
の最新の空塞状態を常に認識する必要がある。本発明に
おいては、本加入者線信号用ＶＣの最新のＶＰＩ・ＶＣ
Ｉの空塞状態認識のため、本加入者線信号用ＶＣにおけ
るＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個々の全ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉについて、各ＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状態が変わった時
に即時に状態を反映して常に最新のＶＰＩ・ＶＣＩの空
塞状態を格納しているＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テー
ブルを設けている。本空塞状態管理テーブルを各ＶＰＩ
・ＶＣＩ毎に検索し、空いているＶＰＩ・ＶＣＩを見つ
けることにより、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加
入者線信号用ＶＣで使用するＶＰＩ・ＶＣＩの指定が可
能となる。
入者端末間のＣプレーン用の加入者線信号用ＶＣのＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間で使用するＶＰＩ・ＶＣＩ
の指定を可能とするには、本加入者線信号用ＶＣとして
使用する全てのＶＰＩ・ＶＣＩを予め決めておき、本加
入者線信号用ＶＣとして使用する全てのＶＰＩ・ＶＣＩ
の最新の空塞状態を常に認識する必要がある。本発明に
おいては、本加入者線信号用ＶＣの最新のＶＰＩ・ＶＣ
Ｉの空塞状態認識のため、本加入者線信号用ＶＣにおけ
るＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個々の全ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉについて、各ＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状態が変わった時
に即時に状態を反映して常に最新のＶＰＩ・ＶＣＩの空
塞状態を格納しているＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テー
ブルを設けている。本空塞状態管理テーブルを各ＶＰＩ
・ＶＣＩ毎に検索し、空いているＶＰＩ・ＶＣＩを見つ
けることにより、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加
入者線信号用ＶＣで使用するＶＰＩ・ＶＣＩの指定が可
能となる。
【０００９】ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入者
線信号用ＶＣの設定に使用するＶＰＩ・ＶＣＩを、ＡＴ
Ｍ交換機からＡＴＭ集線装置間に通知するための信号を
定義し、本信号の情報要素には信号種別、ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定する。ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入
者線信号用ＶＣの設定に用いる他の信号として、ＡＴＭ
集線装置でＶＰＩ・ＶＣＩの設定が完了した時に、設定
完了をＡＴＭ集線装置からＡＴＭ交換機に通知する信号
を定義し、信号の情報要素には信号種別、ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定する。
線信号用ＶＣの設定に使用するＶＰＩ・ＶＣＩを、ＡＴ
Ｍ交換機からＡＴＭ集線装置間に通知するための信号を
定義し、本信号の情報要素には信号種別、ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定する。ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入
者線信号用ＶＣの設定に用いる他の信号として、ＡＴＭ
集線装置でＶＰＩ・ＶＣＩの設定が完了した時に、設定
完了をＡＴＭ集線装置からＡＴＭ交換機に通知する信号
を定義し、信号の情報要素には信号種別、ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定する。
【００１０】オペレーションシステムからＡＴＭ交換機
に対して加入者線信号用ＶＣの設定指示を通知する信号
を送信し、ＡＴＭ交換機では加入者線信号用ＶＣの設定
指示を通知する信号を受信することを契機に、ＡＴＭ交
換機が保有するＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個々のＡ
ＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入者線信号用ＶＣの
各ＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状態の変化を即時に反映して最
新の状態を格納している、ＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装
置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・
ＶＣＩ空塞状態管理テーブルを検索し、空いているＶＰ
Ｉ・ＶＣＩを見つけ、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個
々の本空塞状態管理テーブルの本ＶＰＩ・ＶＣＩを塞が
り状態とし、ＡＴＭ交換機内部の装置に本ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定し、ＡＴＭ集線装置に、本ＶＰＩ・ＶＣＩをＡ
ＴＭ交換機からＡＴＭ集線装置に通知するために定義し
た信号を用い、信号の情報要素に信号種別と本ＶＰＩ・
ＶＣＩを設定し、保守用信号の送受を行う信号チャネル
（Ｍチャネル）によりＡＴＭ交換機からＡＴＭ集線装置
に送信し、ＡＴＭ集線装置ではＡＴＭ交換機から送信さ
れた信号を受信し、情報要素に設定されている信号種別
とＶＰＩ・ＶＣＩより、ＡＴＭ集線装置内部の装置にＶ
ＰＩ・ＶＣＩを設定し、ＡＴＭ集線装置よりＡＴＭ交換
機に設定完了を、ＡＴＭ集線装置からＡＴＭ交換機に通
知するために定義した信号を用い、信号の情報要素に信
号種別と本ＶＰＩ・ＶＣＩを設定し、保守用信号の送受
を行う信号チャネル（Ｍチャネル）により送信し、ＡＴ
Ｍ交換機で設定完了の信号を受信することにより、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間で加入者線信号の送受を行
うＣプレーン用の信号用ＶＣの設定を行う。
に対して加入者線信号用ＶＣの設定指示を通知する信号
を送信し、ＡＴＭ交換機では加入者線信号用ＶＣの設定
指示を通知する信号を受信することを契機に、ＡＴＭ交
換機が保有するＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個々のＡ
ＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入者線信号用ＶＣの
各ＶＰＩ・ＶＣＩの空塞状態の変化を即時に反映して最
新の状態を格納している、ＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装
置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・
ＶＣＩ空塞状態管理テーブルを検索し、空いているＶＰ
Ｉ・ＶＣＩを見つけ、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置個
々の本空塞状態管理テーブルの本ＶＰＩ・ＶＣＩを塞が
り状態とし、ＡＴＭ交換機内部の装置に本ＶＰＩ・ＶＣ
Ｉを設定し、ＡＴＭ集線装置に、本ＶＰＩ・ＶＣＩをＡ
ＴＭ交換機からＡＴＭ集線装置に通知するために定義し
た信号を用い、信号の情報要素に信号種別と本ＶＰＩ・
ＶＣＩを設定し、保守用信号の送受を行う信号チャネル
（Ｍチャネル）によりＡＴＭ交換機からＡＴＭ集線装置
に送信し、ＡＴＭ集線装置ではＡＴＭ交換機から送信さ
れた信号を受信し、情報要素に設定されている信号種別
とＶＰＩ・ＶＣＩより、ＡＴＭ集線装置内部の装置にＶ
ＰＩ・ＶＣＩを設定し、ＡＴＭ集線装置よりＡＴＭ交換
機に設定完了を、ＡＴＭ集線装置からＡＴＭ交換機に通
知するために定義した信号を用い、信号の情報要素に信
号種別と本ＶＰＩ・ＶＣＩを設定し、保守用信号の送受
を行う信号チャネル（Ｍチャネル）により送信し、ＡＴ
Ｍ交換機で設定完了の信号を受信することにより、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間で加入者線信号の送受を行
うＣプレーン用の信号用ＶＣの設定を行う。
【００１１】次に、本発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図１は、本発明の一実施例におけるＡＴ
Ｍ加入者、ＡＴＭ集線装置、ＡＴＭ交換機、オペレーシ
ョンシステムの接続構成図である。同図において、１は
ＡＴＭ集線装置、２はＡＴＭ交換機、３はＡＴＭ加入者
端末、４はＡＴＭ加入者端末３とＡＴＭ交換機２間の加
入者線信号を転送するためのＣプレーン（Ｃontrol：制
御面）、５はＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間の保
守用信号を転送するためのＭチャネル（Ｍanagement：
管理面）、６はＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間の
制御用信号を転送するためのＢＣＣチャネル、７はＡＴ
Ｍ加入者端末３とＡＴＭ交換機２間のユーザ情報を転送
するためのＵプレーン（Ｕser protocol：ユーザプロト
コル面）、８はオペレーションシステムである。図１の
例は、各ＡＴＭ加入者の加入者線信号用ＶＣが、ＶＰＩ
＝３、ＶＣＩ＝０，１，２を使用している場合である。
細に説明する。図１は、本発明の一実施例におけるＡＴ
Ｍ加入者、ＡＴＭ集線装置、ＡＴＭ交換機、オペレーシ
ョンシステムの接続構成図である。同図において、１は
ＡＴＭ集線装置、２はＡＴＭ交換機、３はＡＴＭ加入者
端末、４はＡＴＭ加入者端末３とＡＴＭ交換機２間の加
入者線信号を転送するためのＣプレーン（Ｃontrol：制
御面）、５はＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間の保
守用信号を転送するためのＭチャネル（Ｍanagement：
管理面）、６はＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間の
制御用信号を転送するためのＢＣＣチャネル、７はＡＴ
Ｍ加入者端末３とＡＴＭ交換機２間のユーザ情報を転送
するためのＵプレーン（Ｕser protocol：ユーザプロト
コル面）、８はオペレーションシステムである。図１の
例は、各ＡＴＭ加入者の加入者線信号用ＶＣが、ＶＰＩ
＝３、ＶＣＩ＝０，１，２を使用している場合である。
【００１２】図２は、本発明によるＡＴＭ集線装置１と
ＡＴＭ交換機２間の加入者線信号用ＶＣの設定例を示す
図である。同図において、１はＡＴＭ集線装置、２はＡ
ＴＭ交換機、２１はＡＴＭ交換機内部に設けられたＡＴ
Ｍ交換機のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン
用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態
管理テーブル、２２はＡＴＭ交換機内部に設けられたＡ
ＴＭ集線装置のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレ
ーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞
状態管理テーブル、３はＡＴＭ加入者端末、５はＭチャ
ネル、８はオペレーションシステムである。図２中の参
照符号（３１）〜（３７）は、理解を助けるために、以
下に説明する図３のフローチャートの各処理ステップを
対応づけて示したものである。図２に示した例では、Ａ
ＴＭ交換機およびＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞
状態管理テーブル２１および２２はともに、「ＶＰＩ＝
０，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝１ 塞、・
・・ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ
＝１ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２ 空」である。
ＡＴＭ交換機２間の加入者線信号用ＶＣの設定例を示す
図である。同図において、１はＡＴＭ集線装置、２はＡ
ＴＭ交換機、２１はＡＴＭ交換機内部に設けられたＡＴ
Ｍ交換機のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン
用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態
管理テーブル、２２はＡＴＭ交換機内部に設けられたＡ
ＴＭ集線装置のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレ
ーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞
状態管理テーブル、３はＡＴＭ加入者端末、５はＭチャ
ネル、８はオペレーションシステムである。図２中の参
照符号（３１）〜（３７）は、理解を助けるために、以
下に説明する図３のフローチャートの各処理ステップを
対応づけて示したものである。図２に示した例では、Ａ
ＴＭ交換機およびＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞
状態管理テーブル２１および２２はともに、「ＶＰＩ＝
０，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝１ 塞、・
・・ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ
＝１ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２ 空」である。
【００１３】図３は、図２に示した本発明によるＡＴＭ
交換機２とＡＴＭ集線装置１間の加入者線信号用ＶＣの
設定のためのフローチャートである。次に、図２の構成
を参照しながら、ＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間
の加入者線信号用ＶＣの設定動作を図３のフローチャー
トに基づいて詳細に説明する。
交換機２とＡＴＭ集線装置１間の加入者線信号用ＶＣの
設定のためのフローチャートである。次に、図２の構成
を参照しながら、ＡＴＭ集線装置１とＡＴＭ交換機２間
の加入者線信号用ＶＣの設定動作を図３のフローチャー
トに基づいて詳細に説明する。
【００１４】まず、オペレーションシステム８からＡＴ
Ｍ交換機２に加入者線信号用ＶＣの設定を指示する（ス
テップ３１）。ＡＴＭ交換機２では、ＡＴＭ交換機２内
部に保持しているＡＴＭ交換機２のＡＴＭ交換機・ＡＴ
Ｍ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおける
ＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル２１と、同様にＡ
ＴＭ交換機２内部に保持しているＡＴＭ集線装置１のＡ
ＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信
号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル
２２を検索する（ステップ３２）。
Ｍ交換機２に加入者線信号用ＶＣの設定を指示する（ス
テップ３１）。ＡＴＭ交換機２では、ＡＴＭ交換機２内
部に保持しているＡＴＭ交換機２のＡＴＭ交換機・ＡＴ
Ｍ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおける
ＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル２１と、同様にＡ
ＴＭ交換機２内部に保持しているＡＴＭ集線装置１のＡ
ＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信
号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル
２２を検索する（ステップ３２）。
【００１５】ステップ３２における検索により、両方の
テーブル２１および２２から空いているＶＰＩ・ＶＣＩ
を抽出する（ステップ３３）。本実施例の場合はＶＰＩ
＝３・ＶＣＩ＝０，１は塞がっているため、ＶＰＩ＝３
・ＶＣＩ＝２が空きとして抽出される。
テーブル２１および２２から空いているＶＰＩ・ＶＣＩ
を抽出する（ステップ３３）。本実施例の場合はＶＰＩ
＝３・ＶＣＩ＝０，１は塞がっているため、ＶＰＩ＝３
・ＶＣＩ＝２が空きとして抽出される。
【００１６】次に、抽出されたＶＰＩ＝３・ＶＣＩ＝２
が、呼受付制御により使用可能か否かの判定を行う（ス
テップ３４）。ステップ３４における判定結果がＹＥＳ
の場合（使用可能の場合）は、加入者線信号用ＶＣのＶ
ＰＩ・ＶＣＩを抽出結果のとおり（ＶＰＩ＝３・ＶＣＩ
＝２）に決定する（ステップ３５）。このとき、ＡＴＭ
交換機２では、前述のＡＴＭ交換機２内部に保持してい
るＡＴＭ交換機２のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃ
プレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ
空塞状態管理テーブル２１と、ＡＴＭ交換機２内部に保
持しているＡＴＭ集線装置１のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集
線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰ
Ｉ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル２２の内容中の「ＶＰ
Ｉ＝３，ＶＣＩ＝２ 空」を「ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２
塞」に更新する。すなわち、図２のＡＴＭ交換機およ
びＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブ
ル２１および２２はともに、「ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝０
塞、ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝１ 塞、・・・ＶＰＩ＝
３，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝１ 塞、Ｖ
ＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２ 塞」に更新される（図示せ
ず）。
が、呼受付制御により使用可能か否かの判定を行う（ス
テップ３４）。ステップ３４における判定結果がＹＥＳ
の場合（使用可能の場合）は、加入者線信号用ＶＣのＶ
ＰＩ・ＶＣＩを抽出結果のとおり（ＶＰＩ＝３・ＶＣＩ
＝２）に決定する（ステップ３５）。このとき、ＡＴＭ
交換機２では、前述のＡＴＭ交換機２内部に保持してい
るＡＴＭ交換機２のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃ
プレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ
空塞状態管理テーブル２１と、ＡＴＭ交換機２内部に保
持しているＡＴＭ集線装置１のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集
線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰ
Ｉ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル２２の内容中の「ＶＰ
Ｉ＝３，ＶＣＩ＝２ 空」を「ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２
塞」に更新する。すなわち、図２のＡＴＭ交換機およ
びＡＴＭ集線装置のＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブ
ル２１および２２はともに、「ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝０
塞、ＶＰＩ＝０，ＶＣＩ＝１ 塞、・・・ＶＰＩ＝
３，ＶＣＩ＝０ 塞、ＶＰＩ＝３，ＶＣＩ＝１ 塞、Ｖ
ＰＩ＝３，ＶＣＩ＝２ 塞」に更新される（図示せ
ず）。
【００１７】決定されたＶＰＩ＝３・ＶＣＩ＝２はＭチ
ャネルを介してＡＴＭ交換機２からＡＴＭ集線装置に通
知される（ステップ３６）。加入者線信号用ＶＣは、Ａ
ＴＭ集線装置とＡＴＭ加入者端末間はＩＴＵ−Ｔ「国際
電気通信連合−電気通信標準化部門」の勧告Ｉ．３６１
の規定によればＶＰＩ＝０・ＶＣＩ＝５であるが、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間は複数の加入者線信号用Ｖ
Ｃを多重することにより、ＶＰＩ＝０・ＶＣＩ＝５のま
までは加入者端末間の重複を引き起こしてしまう。その
ため、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間では加入者線信
号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩを変更する必要があり、本実
施例の場合、ＡＴＭ集線装置でＶＰＩ＝３・ＶＣＩ＝２
に変換を行う。ＡＴＭ集線装置１からＡＴＭ交換機２へ
設定完了を通知する（ステップ３７）。ＡＴＭ交換機と
ＡＴＭ集線装置間で加入者線信号用ＶＣの設定が行われ
る（ステップ３８）。なお、ステップ３４における判定
結果がＮＯの場合は、ＶＣ設定を行わずに処理を終了す
る。
ャネルを介してＡＴＭ交換機２からＡＴＭ集線装置に通
知される（ステップ３６）。加入者線信号用ＶＣは、Ａ
ＴＭ集線装置とＡＴＭ加入者端末間はＩＴＵ−Ｔ「国際
電気通信連合−電気通信標準化部門」の勧告Ｉ．３６１
の規定によればＶＰＩ＝０・ＶＣＩ＝５であるが、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間は複数の加入者線信号用Ｖ
Ｃを多重することにより、ＶＰＩ＝０・ＶＣＩ＝５のま
までは加入者端末間の重複を引き起こしてしまう。その
ため、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間では加入者線信
号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩを変更する必要があり、本実
施例の場合、ＡＴＭ集線装置でＶＰＩ＝３・ＶＣＩ＝２
に変換を行う。ＡＴＭ集線装置１からＡＴＭ交換機２へ
設定完了を通知する（ステップ３７）。ＡＴＭ交換機と
ＡＴＭ集線装置間で加入者線信号用ＶＣの設定が行われ
る（ステップ３８）。なお、ステップ３４における判定
結果がＮＯの場合は、ＶＣ設定を行わずに処理を終了す
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ
集線装置間の加入者線信号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩを、
オペレーションシステムからの加入者線信号用ＶＣの設
定指示時に、ＡＴＭ交換機で動的に割り当てることが可
能となり、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の信号用Ｖ
ＣのＶＰＩ・ＶＣＩおよびＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装
置間の回線の帯域の有効利用が図れる。
集線装置間の加入者線信号用ＶＣのＶＰＩ・ＶＣＩを、
オペレーションシステムからの加入者線信号用ＶＣの設
定指示時に、ＡＴＭ交換機で動的に割り当てることが可
能となり、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の信号用Ｖ
ＣのＶＰＩ・ＶＣＩおよびＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装
置間の回線の帯域の有効利用が図れる。
【図１】本発明の一実施例におけるＡＴＭ加入者、ＡＴ
Ｍ集線装置、ＡＴＭ交換機、オペレーションシステムの
接続構成を示す図である。
Ｍ集線装置、ＡＴＭ交換機、オペレーションシステムの
接続構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例におけるＡＴＭ集線装置とＡ
ＴＭ交換機間の加入者線信号用ＶＣの設定例を示す図で
ある。
ＴＭ交換機間の加入者線信号用ＶＣの設定例を示す図で
ある。
【図３】本発明の一実施例におけるＡＴＭ交換機とＡＴ
Ｍ集線装置間の加入者線信号用ＶＣの設定のためのフロ
ーチャートである。
Ｍ集線装置間の加入者線信号用ＶＣの設定のためのフロ
ーチャートである。
１：ＡＴＭ集線装置、 ２：ＡＴＭ交換機、 ２１：ＡＴＭ交換機内部のＡＴＭ交換機のＡＴＭ交換機
・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣに
おけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル、 ２２：ＡＴＭ交換機内部のＡＴＭ集線装置のＡＴＭ交換
機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣ
におけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル、 ３：ＡＴＭ加入者端末、 ４：Ｃプレーン、 ５：Ｍチャネル、 ６：ＢＣＣチャネル、 ７：Ｕプレーン、 ８：オペレーションシステム
・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣに
おけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル、 ２２：ＡＴＭ交換機内部のＡＴＭ集線装置のＡＴＭ交換
機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレーン用加入者線信号用ＶＣ
におけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状態管理テーブル、 ３：ＡＴＭ加入者端末、 ４：Ｃプレーン、 ５：Ｍチャネル、 ６：ＢＣＣチャネル、 ７：Ｕプレーン、 ８：オペレーションシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 幸男 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 加入者端末と、加入者の信号用コネクシ
ョンを終端するＡＴＭ交換機と、ＡＴＭ交換機と加入者
端末の間に位置し、加入者端末毎に異なる仮想パス（以
下ＶＰという）に収容される加入者端末とＡＴＭ交換機
間の加入者線信号用仮想チャネル（以下ＶＣという）
を、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間で同一のＶＰに収
容するために、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間および
ＡＴＭ集線装置と加入者端末間とで加入者線信号用ＶＣ
の仮想パス識別子（以下ＶＰＩという）および仮想チャ
ネル識別子（以下ＶＣＩという）を変換するＡＴＭ集線
装置と、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置の保守運用を行
なうオペレーションシステムとからなるＡＴＭ交換機と
ＡＴＭ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネル
の設定方法において、 前記オペレーションシステムからＡＴＭ交換機に対し
て、ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入者線信号用
ＶＣの設定指示を行う第１のステップと、 前記ＡＴＭ交換機で、当該ＡＴＭ交換機で認識している
ＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間の加入者線信号用ＶＣ
のＶＰＩおよびＶＣＩの空塞状態に基づき、ＡＴＭ交換
機とＡＴＭ集線装置間で加入者線信号用ＶＣとして使用
するＶＰＩおよびＶＣＩを決定する第２のステップと、 前記第２のステップで決定されたＶＰＩおよびＶＣＩ
を、ＡＴＭ交換機からＡＴＭ集線装置に通知する第３の
ステップと、 前記ＡＴＭ集線装置で、前記第３のステップで通知され
たＶＰＩおよびＶＣＩに基づいて加入者線信号用ＶＣの
ＶＰＩおよびＶＣＩを変換する第４のステップとを有す
ることを特徴とするＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間に
おける加入者線信号用仮想チャネルの設定方法。 - 【請求項２】前記第２のステップにおける認識は、予め
ＡＴＭ交換機に保持されているＡＴＭ交換機およびＡＴ
Ｍ集線装置のＡＴＭ交換機・ＡＴＭ集線装置間Ｃプレー
ン用加入者線信号用ＶＣにおけるＶＰＩ・ＶＣＩ空塞状
態管理テーブルに基づいて行われることを特徴とする請
求項１記載のＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間における
加入者線信号用仮想チャネルの設定方法。 - 【請求項３】前記第３のステップにおける通知は、ＡＴ
Ｍ交換機とＡＴＭ集線装置間の保守用信号を送受する信
号チャネルを用いて行われることを特徴とする請求項１
または２記載のＡＴＭ交換機とＡＴＭ集線装置間におけ
る加入者線信号用仮想チャネルの設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30907396A JPH10150449A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | Ａｔｍ交換機とａｔｍ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネルの設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30907396A JPH10150449A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | Ａｔｍ交換機とａｔｍ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネルの設定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150449A true JPH10150449A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17988563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30907396A Pending JPH10150449A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | Ａｔｍ交換機とａｔｍ集線装置間における加入者線信号用仮想チャネルの設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150449A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000045797A (ko) * | 1998-12-30 | 2000-07-25 | 서평원 | 에이티엠 교환기 가입자 보드에서의 연결 식별자 추출방법 |
| US6891844B1 (en) | 1998-06-17 | 2005-05-10 | Juniper Networks, Inc. | Subscriber network system and method of setting information in concentrator thereof |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30907396A patent/JPH10150449A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6891844B1 (en) | 1998-06-17 | 2005-05-10 | Juniper Networks, Inc. | Subscriber network system and method of setting information in concentrator thereof |
| US7864784B2 (en) | 1998-06-17 | 2011-01-04 | Juniper Networks, Inc. | Subscriber network system and method of setting information in concentrator thereof |
| US8467398B2 (en) | 1998-06-17 | 2013-06-18 | Juniper Networks, Inc. | Subscriber network system and method of setting information in concentrator thereof |
| KR20000045797A (ko) * | 1998-12-30 | 2000-07-25 | 서평원 | 에이티엠 교환기 가입자 보드에서의 연결 식별자 추출방법 |
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