JP3170023U - 椅子の座面 - Google Patents

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JP3170023U
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義弘 田中
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義弘 田中
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Abstract

【課題】椅子を使用する際、殿部が底面に接触する骨格的な支持点を3点とすることで、快適な座り心地が得られる椅子の座面を提供する。
【解決手段】椅子の座面中央に鞍状の突起物2をつけ、座面1に接触する殿部の支持点を2点から3点に増やすことによって、使用する際の殿部や腰部に対する安定感の向上を図る。このことによって長時間使用した場合でも、疲労しにくく座り心地の良い椅子の座面となる。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は椅子の座面に関する。
従来の椅子の座面は、平面もしくは下方を凸とする曲面であった。そのため着座する際の殿部と座面との接触点は、直接的には殿部の体表面が接触する形となっているが、骨格的には骨盤の下方に位置する左右の坐骨によって支えられており、機能的な支持点はこの左右の2点となっていた。
従来の椅子の座面は、骨格的に機能的な支持点が2点となっているために、着座時に殿部や腰部が前後方向に対して力学的に不安定感を伴う問題点を有していた。
この力学的な不安定感が、長時間の座位に際して腰部などの身体に疲労を起こす原因となり、腰痛の誘因にもなっていた。
上記問題点を解決するために、椅子の座面の中央に、恥骨部を支持するに足りる適度な弾力性を備えたクッション素材を用いた鞍状の突起物を設ける。この突起物は前方に向かって勾配を増すものであり、この部分に恥骨部が接触することによって3点目の支持点が生じる。
本考案によると、椅子への着座時の殿部の骨格的な支持点が、2点から3点に増えることによって殿部や腰部の安定感を向上させることができる。この安定感の向上により、長時間椅子に座る際の身体への負担の軽減を図ることができ、疲労しにくく座り心地の快適な椅子を提供することができる。
椅子の座面を示した斜視図である。 椅子の座面を示した平面図である。 椅子の座面を示した断面図である。
図1に示す本考案の実施例について説明する。
1は椅子の座面本体である。この部分で、左右の坐骨の骨格的な2点を支持する。
2は適度な弾性を備えたクッション材からなり、前方に向かって勾配の増す鞍状の突起物である。この部分で、恥骨の骨格的な1点を支持する。
このようなことから、本考案による椅子の座面は、長時間の座位や長時間の座位状態での運動時にかかる身体への負担の軽減を図ることができ、疲労しにくく座り心地の快適な椅子を提供することができるため、椅子のみならず、腰掛けやクッションや各種の乗り物の座席など、さまざまな座面に提供できるものである。
また、本考案による座面は椅子と一体的なものであるが、座面単独でクッションとして椅子上に戴置しての利用も可能である。
1座面本体
2鞍状の突起物

Claims (1)

  1. 座面の中央に、勾配があり適度な弾性を有する鞍状の突起物を、縦に設けたことを特徴とする椅子の座面。
JP2011003575U 2011-06-07 椅子の座面 Expired - Lifetime JP3170023U (ja)

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JP3170023U true JP3170023U (ja) 2011-09-01

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