JP3169981U - ファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に操作することができる上、構造が簡素で低コストな両方向可動構造を有するファイルを提供する。【解決手段】ファイルの両方向可動構造は、底板10、2つの挟持部材20及び2つの可動部材30を備える。底板10は、挿入口13が両側部にそれぞれ設けられている。挟持部材20は、挿入部21と、挿入部21に接続された上接続部22とを有し、挿入部21は、底板10の挿入口13にそれぞれ配置され、上接続部22には、収納エリア221及び掛止部222が設けられている。可動部材30は、サイドパネル31及び少なくとも1つの接続ピン32をそれぞれ有し、サイドパネル31には、挟持軸313が設けられ、挟持軸313は、収納エリア221内に配置されるとともに掛止部222に当接され、接続ピン32が互いに接続されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ファイルに関するものであり、さらに詳しくは、両方向可動構造を有するファイルに関するものである。
従来、市販されているファイルは、パンチを使って孔を開けた書類を留め、冊子形式で綴じていく構造であるため、迅速に頁をめくって閲覧することができる。
しかし、書類が冊子形式で綴じられているため、書類全てを一旦取り出さなければ、下の方に綴じられた一部の書類だけを取り出すことはできないという難点がある。このように、従来の綴じ具は一方向にしか開かないため、使用が不便である。
特開2003−285582号公報(以下、「特許文献1」という。)には、書類の閲覧容易性と筆記容易性を改善し、書類の抜き差しが可能に設けられた綴じ具毎に表装体に着脱自在に設けたファイルが記載されている。
また、実用新案登録第3064122号公報(以下、「特許文献2」という。)には、複数の書類のほぼ同じ位置に貫通孔を形成することができ、貫通孔を形成するときに書類が挟みやすく、製造が容易なファイルが記載されている。
しかし、いずれの特許文献にも両方向可動構造を有するファイルについては開示がない。
特開2003−285582号公報 実用新案登録第3064122号公報
従って、本考案の課題は、簡便に操作することができる両方向可動構造を有するファイルを提供することにある。
本考案のもう一つの課題は、構造が簡素で低コストな両方向可動構造を有するファイルを提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するために、鋭意検討を重ねた結果、底板と二つの挟持部材と二つの可動部材を構成要素とし、下記の如き構造とすることにより前記課題を解決できることに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到した。
かくして、上記課題を解決するために、本考案によれば、底板、2つの挟持部材及び2つの可動部材を備える両方向可動構造を有するファイルであって、前記底板は、挿入口が両側部にそれぞれ設けられ、前記挟持部材は、挿入部と、前記挿入部に接続された上接続部と、を有し、前記挿入部は、前記底板の前記挿入口にそれぞれ配置され、前記挟持部材それぞれの前記上接続部には、収納エリア及び掛止部が設けられ、前記可動部材は、サイドパネル及び少なくとも1つの接続ピンをそれぞれ有し、前記サイドパネルには、挟持軸が設けられ、前記挟持軸は、前記挟持部材それぞれの前記収納エリア内にそれぞれ配置されるとともに前記掛止部に当接され、前記可動部材それぞれの接続ピンが互いに接続され、一方の前記挟持部材が外力の作用を受けると、前記挟持部材と同じ側に設けられた前記挟持軸が前記掛止部から外れ、外力の作用を受けて他方の前記挟持部材の前記収納エリアに配置された他方の前記可動部材の前記挟持軸を軸心として回転し、前記可動部材それぞれの前記接続ピンを外すことが可能となることを特徴とするファイルの両方向可動構造が提供される。
前記底板は、頂面から底面にかけて穿設された複数の貫通孔を有し、前記貫通孔には、複数の締結部材が挿通されて表紙の内面にそれぞれ固定されることが好ましい。
前記底板の両側の隅部には、枢軸を中心に回動可能な凹溝が設けられ、前記可動部材の底縁には、2つの前記枢軸がそれぞれ設けられ、前記枢軸は、前記凹溝内に配置されることが好ましい。
前記底板の前記挿入口は、2つの前記凹溝の間に設けられ、前記可動部材の前記挟持軸は、2つの前記枢軸の間に設けられることが好ましい。
前記挟持部材の前記挿入部の底縁の側部には、前記底板の前記挿入口の底縁に係合されるフック部が突設されていることが好ましい。
前記可動部材の前記サイドパネルには、滑り止めエリアが設けられ、前記挟持部材の前記上接続部の外側面には、滑り止め部が設けられていることが好ましい。
前記可動部材の前記挟持軸の頂縁には、前記挟持部材の前記掛止部を挿通して前記挟持軸に当接させる中空領域が設けられていることが好ましい。
本考案は、前記の如き構成からなるものであり、二つのいずれかの可動部材を回転させ、接続ピンを外すことができるので、両方向から可動させることができ、書類を容易に取り出すことができる。
本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を示す断面斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を操作するときの状態を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を操作するときの状態を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を操作するときの状態を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す側面図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す模式図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造を使用するときの状態を示す模式図である。
以下、本考案に係るファイルの一実施形態について図面に基づいて説明する。なお、これらによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図12を参照する。図1〜図12に示すように、本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動構造は、少なくとも底板10、2つの挟持部材20及び2つの可動部材30から構成される。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、底板10は、頂面から底面にかけて穿設された複数の貫通孔11を有する。これら複数の貫通孔11には、複数の締結部材99が挿通されて表紙98の内面側にそれぞれ固定される(図3参照)。底板10は、底板10の両側の隅部にそれぞれ設けられた凹溝12を有する。底板10のそれぞれの側部に設けられた2つの凹溝12の間には、挿入口13がそれぞれ設けられている。締結部材99はリベットなどである。
図1、図2及び図4を参照する。図1、図2及び図4に示すように、これらの挟持部材20は、挿入部21と、挿入部21に接続された上接続部22と、を有する。挿入部21の底縁の側部には、フック部211が突設され、上接続部22の頂縁には、収納エリア221が凹設されている。収納エリア221の内側頂縁には、掛止部222が設けられている。収納エリア221の外側面には、滑り止め部223が設けられている。この滑り止め部223は、複数の突条体が配列されて構成される。底板10の各挿入口13中には、各挟持部材20の挿入部21が挿入され、挿入口13の底縁に、挟持部材20のフック部211が係合されているため、挟持部材20が底板10から外れると、挟持部材20の滑り止め部223を外側に向けることができる。
図1、図2、図4及び図5を参照する。図1、図2、図4及び図5に示すように、これらの可動部材30は、サイドパネル31と、サイドパネル31の内側面から突設された2つの接続ピン32と、をそれぞれ有する。これら2つの接続ピン32は、所定の間隔で配置され、サイドパネル31の外側面には、滑り止めエリア311が設けられている。この滑り止めエリア311は、複数の突条体が配列されて構成されている。サイドパネル31の底縁は、2つの枢軸312を有する。これら2つの枢軸312の間には、挟持軸313が設けられている。挟持軸313の頂縁には、中空領域314が設けられている。底板10の凹溝12の中に、各可動部材30の枢軸312をそれぞれ枢着させ、各挟持部材20の収納エリア221内に、各可動部材30の挟持軸313をそれぞれ配置させ、掛止部222が中空領域314中に挿通されて挟持軸313に当接し、挟持部材20が外力の作用を受けると、可動部材30が外力の作用を受けて収納エリア221に配置された挟持軸313の枢軸を中心に回動させ、滑り止めエリア311を外側に移動させると、各可動部材30の接続ピン32を互いに挿着させたり取り外したりすることができる。
以上は、本考案の一実施形態によるファイルの両方向可動綴じ具構造100の各構成要素及びその組み合わせ方式を説明したものであり、以下ではその使用方式を説明する。
本実施形態のファイルの両方向可動構造に書類を入れる場合、まず、ユーザは、何れか1つの挟持部材20の外側の滑り止め部223を押圧しながら、挟持部材20に対して外側から内側に力を加えて内側に僅かに向けると、可動部材30の中空領域314から掛止部222が外れ、挟持軸313から掛止部222が外れる(図6参照)。これにより、ユーザは、すでに外れた挟持部材20の可動部材30に対して力を加えながら回転させ(図7及び図8参照)、一方の可動部材30の接続ピン32と、他方の可動部材30の接続ピン32とを外し、パンチですでに孔が開けられた状態の書類97を、底板10に接続された可動部材30の接続ピン32に通したり(図9参照)、接続ピン32から書類を取り出したりすることができる(図10参照)。また、他方の側の可動部材30から書類を取り出す場合は、他方の側の挟持部材20を押圧し、他方の側の可動部材30を回転させて書類を取り出す(図11及び図12参照)。
また、上述の実施形態の可動部材の接続ピンの数は2つであるが、この態様だけに限定されるわけではなく、書類に開けられた孔の数と同じであり、書類を綴じることができる限り幾つでもよい。
当該分野の技術を熟知する者が理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 底板
11 貫通孔
12 凹溝
13 挿入口
20 挟持部材
21 挿入部
22 上接続部
30 可動部材
31 サイドパネル
32 接続ピン
97 書類
98 表紙
99 締結部材
100 ファイルの両方向可動綴じ具構造
211 フック部
221 収納エリア
222 掛止部
223 滑り止め部
311 滑り止めエリア
312 枢軸
313 挟持軸
314 中空領域

Claims (7)

  1. 底板、2つの挟持部材及び2つの可動部材を備える両方向可動構造を有するファイルであって、
    前記底板は、挿入口が両側部にそれぞれ設けられ、
    前記挟持部材は、挿入部と、前記挿入部に接続された上接続部と、を有し、前記挿入部は、前記底板の前記挿入口にそれぞれ配置され、前記挟持部材それぞれの前記上接続部には、収納エリア及び掛止部が設けられ、
    前記可動部材は、サイドパネル及び少なくとも1つの接続ピンをそれぞれ有し、前記サイドパネルには、挟持軸が設けられ、前記挟持軸は、前記挟持部材それぞれの前記収納エリア内にそれぞれ配置されるとともに前記掛止部に当接され、前記可動部材それぞれの接続ピンが互いに接続され、
    一方の前記挟持部材が外力の作用を受けると、前記挟持部材と同じ側に設けられた前記挟持軸が前記掛止部から外れ、外力の作用を受けて他方の前記挟持部材の前記収納エリアに配置された他方の前記可動部材の前記挟持軸を軸心として回転し、前記可動部材それぞれの前記接続ピンを外すことが可能となることを特徴とする両方向可動構造を有するファイル。
  2. 前記底板は、頂面から底面にかけて穿設された複数の貫通孔を有し、
    前記貫通孔には、複数の締結部材が挿通されて表紙の内面にそれぞれ固定されてなることを特徴とする請求項1に記載の両方向可動構造を有するファイル。
  3. 前記底板の両側の隅部には、枢軸を中心に回動可能な凹溝が設けられ、
    前記可動部材の底縁には、2つの前記枢軸がそれぞれ設けられ、
    前記枢軸は、前記凹溝内に配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の両方向可動構造を有するファイル。
  4. 前記底板の前記挿入口は、2つの前記凹溝の間に設けられ、
    前記可動部材の前記挟持軸は、2つの前記枢軸の間に設けられてなることを特徴とする請求項3に記載の両方向可動構造を有するファイル。
  5. 前記挟持部材の前記挿入部の底縁の側部には、前記底板の前記挿入口の底縁に係合されるフック部が突設されてなることを特徴とする請求項1に記載の両方向可動構造を有するファイル。
  6. 前記可動部材の前記サイドパネルには、滑り止めエリアが設けられ、
    前記挟持部材の前記上接続部の外側面には、滑り止め部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の両方向可動構造を有するファイル。
  7. 前記可動部材の前記挟持軸の頂縁には、前記挟持部材の前記掛止部を挿通して前記挟持軸に当接させる中空領域が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の両方向可動構造を有するファイル。
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