JP3169799B2 - 異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法 - Google Patents
異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法Info
- Publication number
- JP3169799B2 JP3169799B2 JP15523895A JP15523895A JP3169799B2 JP 3169799 B2 JP3169799 B2 JP 3169799B2 JP 15523895 A JP15523895 A JP 15523895A JP 15523895 A JP15523895 A JP 15523895A JP 3169799 B2 JP3169799 B2 JP 3169799B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystalline silicon
- light
- solar cell
- surface side
- receiving surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/547—Monocrystalline silicon PV cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶系シリコン太陽電
池素子を製造するに際し、その見かけ上の呈色を、単に
光電変換効率の向上を目的とすることから、紺色とか紫
色に規定してしまうのではなく、その用途や設置場所に
よって、デザイン上の観点から調和のとれた呈色を選択
するようにして、当該用途を拡大しようとした際、上記
の如く紺色とか紫色とは異なる呈色を選んでも、その前
記変換効率を可及的に低下させることのないようにした
結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法に関する。
池素子を製造するに際し、その見かけ上の呈色を、単に
光電変換効率の向上を目的とすることから、紺色とか紫
色に規定してしまうのではなく、その用途や設置場所に
よって、デザイン上の観点から調和のとれた呈色を選択
するようにして、当該用途を拡大しようとした際、上記
の如く紺色とか紫色とは異なる呈色を選んでも、その前
記変換効率を可及的に低下させることのないようにした
結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在商品化されている太陽電池モジュー
ルにおけるセルの一つとして、結晶系シリコン太陽電池
素子Aなるものが知られており、それは図1に示す如き
構成を有している。同図にあって、1は単結晶または多
結晶シリコン基板(例えばP基板)を示し、その受光面
側に、順次受光面側拡散層2a(N+ 層)、酸化膜3
(SiO2 )、反射防止膜4(TiOx)が積層され、
これまた結晶シリコン基板1の裏面側には、順次裏面拡
散層2b(P+ 層)、そして裏面電極5が積層されてい
る。
ルにおけるセルの一つとして、結晶系シリコン太陽電池
素子Aなるものが知られており、それは図1に示す如き
構成を有している。同図にあって、1は単結晶または多
結晶シリコン基板(例えばP基板)を示し、その受光面
側に、順次受光面側拡散層2a(N+ 層)、酸化膜3
(SiO2 )、反射防止膜4(TiOx)が積層され、
これまた結晶シリコン基板1の裏面側には、順次裏面拡
散層2b(P+ 層)、そして裏面電極5が積層されてい
る。
【0003】上記裏面電極5としては、裏面拡散層2b
に当接したAl電極5aと、これに重積の裏面Ag電極
5bとにより形成されたものが示されており、さらに、
上記した受光面側拡散層2aには、表面電極6(Ag電
極)が焼成され、上記の反射防止膜4から露呈している
当該表面電極6の上面には、表面側ハンダ6aが、そし
て裏面Ag電極5bの下面には、これまた裏面側ハンダ
5cが夫々溶着されている。
に当接したAl電極5aと、これに重積の裏面Ag電極
5bとにより形成されたものが示されており、さらに、
上記した受光面側拡散層2aには、表面電極6(Ag電
極)が焼成され、上記の反射防止膜4から露呈している
当該表面電極6の上面には、表面側ハンダ6aが、そし
て裏面Ag電極5bの下面には、これまた裏面側ハンダ
5cが夫々溶着されている。
【0004】ここで、現在商品化されている結晶系シリ
コン太陽電池素子としては、当然のことながら、前掲太
陽電池モジュールAの光電変換効率を向上させることが
急務であることから、上記のように受光面側に反射防止
膜4を形成するようにしている。この反射防止膜4とし
ては、酸化チタン(TiOx)や窒化シリコン(SiN
x)を用いるのが一般的となっていおり、その何れを用
いるにしても、受光面側における見かけ上の呈色が、紺
色から紫色までの光の波長領域となるように、当該反射
防止膜4の厚さと屈折率N(図3参照)を制御するよう
にして成膜されており、このため、現在商品化されてい
るこの種の太陽電池素子は、すべて濃紺色とか紫色とい
った見かけ上の呈色になっている。
コン太陽電池素子としては、当然のことながら、前掲太
陽電池モジュールAの光電変換効率を向上させることが
急務であることから、上記のように受光面側に反射防止
膜4を形成するようにしている。この反射防止膜4とし
ては、酸化チタン(TiOx)や窒化シリコン(SiN
x)を用いるのが一般的となっていおり、その何れを用
いるにしても、受光面側における見かけ上の呈色が、紺
色から紫色までの光の波長領域となるように、当該反射
防止膜4の厚さと屈折率N(図3参照)を制御するよう
にして成膜されており、このため、現在商品化されてい
るこの種の太陽電池素子は、すべて濃紺色とか紫色とい
った見かけ上の呈色になっている。
【0005】すなわち、上記の如く見かけ上の呈色を、
紺色等にしているということは、結晶系シリコン太陽電
池にあっては、波長が800〜1000nmといった赤
色や赤外線の光に対して感度が高いことから、当該光を
可及的に反射させないようにして、光電変換効率を向上
させようとしていることに基因している。
紺色等にしているということは、結晶系シリコン太陽電
池にあっては、波長が800〜1000nmといった赤
色や赤外線の光に対して感度が高いことから、当該光を
可及的に反射させないようにして、光電変換効率を向上
させようとしていることに基因している。
【0006】ところが、実際にこのような結晶系シリコ
ン太陽電池素子を用いて製作される太陽電池モジュール
は、公園や道路わき、あるいは山中といった様々な環境
下にあって使用されており、さらに、現在ではあまり実
用されていない住宅や玩具などにも使用されて行くこと
になるであろうことから、これらの広い分野にわたり、
結晶系シリコン太陽電池素子を普及しようとすれば、前
記の既成呈色に限定されることのない各種の異呈色をも
つ製品が要求されることになる。
ン太陽電池素子を用いて製作される太陽電池モジュール
は、公園や道路わき、あるいは山中といった様々な環境
下にあって使用されており、さらに、現在ではあまり実
用されていない住宅や玩具などにも使用されて行くこと
になるであろうことから、これらの広い分野にわたり、
結晶系シリコン太陽電池素子を普及しようとすれば、前
記の既成呈色に限定されることのない各種の異呈色をも
つ製品が要求されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の図1に示す結晶
系シリコン太陽電池素子にあっては、実際上、反射防止
膜4にTiOx(屈折率N=2.25)を用いた際、そ
の膜厚を600Å程度に選定して、その見かけ上の呈色
を濃紺としており、このようにすることで、前記の如く
その出力が最大となるようにしている。この際、TiO
xの積層厚T:Å(膜厚)と各種波長の光に対する反射
率との関係は、図3の(A)(B)に示すようになるこ
とが知られており、従って、このことを利用すれば、T
iOxの膜厚を変化させることによって、当該見かけ上
の呈色を自在に変化させることが可能となるのであり、
例えば、膜厚Tを400Åとしたときは、図3の(A)
および図4により示された光の波長領域から理解される
通り、反射率が大きい光の波長領域からして、赤茶色な
いし黄色を呈することとなり、また膜厚Tを1000Å
まで大きくすると淡青色、そして、2400Åまで膜厚
Tを厚くした場合は、図3の(B)によってわかる通り
緑色となる。
系シリコン太陽電池素子にあっては、実際上、反射防止
膜4にTiOx(屈折率N=2.25)を用いた際、そ
の膜厚を600Å程度に選定して、その見かけ上の呈色
を濃紺としており、このようにすることで、前記の如く
その出力が最大となるようにしている。この際、TiO
xの積層厚T:Å(膜厚)と各種波長の光に対する反射
率との関係は、図3の(A)(B)に示すようになるこ
とが知られており、従って、このことを利用すれば、T
iOxの膜厚を変化させることによって、当該見かけ上
の呈色を自在に変化させることが可能となるのであり、
例えば、膜厚Tを400Åとしたときは、図3の(A)
および図4により示された光の波長領域から理解される
通り、反射率が大きい光の波長領域からして、赤茶色な
いし黄色を呈することとなり、また膜厚Tを1000Å
まで大きくすると淡青色、そして、2400Åまで膜厚
Tを厚くした場合は、図3の(B)によってわかる通り
緑色となる。
【0008】このように呈色にかかる要求を満足させる
ため、これまでの紺色等とは違った各種の異呈色を見か
け上の呈色とすることができるのであるが、これまでの
結晶系シリコン太陽電池製造方法によるときは、前述の
通り、その光電変換効率が膜厚を厚くして行くにつれて
低下してしまうことになる。すなわち、これまでの当該
製造方法により、図1に示す如き単結晶シリコン太陽電
池素子(10cm平方)を製造するに際し、表面電極6
にはAg電極を用い、これを受光面側拡散層2aに焼成
するに際し、常法により当該焼成温度を750℃とし、
反射防止膜4の膜厚を600Åとして、見かけ上の色を
濃紺色としている。
ため、これまでの紺色等とは違った各種の異呈色を見か
け上の呈色とすることができるのであるが、これまでの
結晶系シリコン太陽電池製造方法によるときは、前述の
通り、その光電変換効率が膜厚を厚くして行くにつれて
低下してしまうことになる。すなわち、これまでの当該
製造方法により、図1に示す如き単結晶シリコン太陽電
池素子(10cm平方)を製造するに際し、表面電極6
にはAg電極を用い、これを受光面側拡散層2aに焼成
するに際し、常法により当該焼成温度を750℃とし、
反射防止膜4の膜厚を600Åとして、見かけ上の色を
濃紺色としている。
【0009】ここで、上記の膜厚を1200Å、180
0Å、2400Åと厚く形成して行くことで、そのみか
け上の呈色を順次淡い空色、赤色、緑色とし、また、当
該膜厚を300Åと薄くして行くことで茶色に、さらに
は、この膜厚を零に近接して行くことで、グレーの呈色
としたが、このようにして得られた各種異呈色の製品に
つき、夫々の特性試験を行ったところ、表(1)の如き
結果が得られた。 上記の通り、反射防止膜の厚さを600Åよりも大きく
し、見かけ上の色を濃紺色とは違った各種の呈色に変化
して行くに従って、その光電変換効率は、10数%程度
まで低下してしまい、また、逆に600Åよりも、反射
防止膜の厚さを小さくして見かけ上の色を茶色などに変
化して行くと、これまた光電変換効率は可成り低下して
しまうこととなる。
0Å、2400Åと厚く形成して行くことで、そのみか
け上の呈色を順次淡い空色、赤色、緑色とし、また、当
該膜厚を300Åと薄くして行くことで茶色に、さらに
は、この膜厚を零に近接して行くことで、グレーの呈色
としたが、このようにして得られた各種異呈色の製品に
つき、夫々の特性試験を行ったところ、表(1)の如き
結果が得られた。 上記の通り、反射防止膜の厚さを600Åよりも大きく
し、見かけ上の色を濃紺色とは違った各種の呈色に変化
して行くに従って、その光電変換効率は、10数%程度
まで低下してしまい、また、逆に600Åよりも、反射
防止膜の厚さを小さくして見かけ上の色を茶色などに変
化して行くと、これまた光電変換効率は可成り低下して
しまうこととなる。
【0010】本発明は、上記従来法により、反射防止膜
の厚さを大きくしたり、小さくしたりして加減すること
により、これまでと、見かけ上の呈色が異色となるよう
な結晶系シリコン太陽電池素子を製造した場合、請求項
1では、当該製造工程において表面電極を焼成する際、
反射防止膜の積層厚に比例して当該焼成温度を上昇させ
ることで、その光電変換効率を実質的に劣化させてしま
うことなしに、要求される当該異呈色の製品が得られる
ようにするのが、その目的であり、請求項2にあって
は、上記積層厚と昇温との関係を特定することによっ
て、上記の目的をより満足し得るようにしている。
の厚さを大きくしたり、小さくしたりして加減すること
により、これまでと、見かけ上の呈色が異色となるよう
な結晶系シリコン太陽電池素子を製造した場合、請求項
1では、当該製造工程において表面電極を焼成する際、
反射防止膜の積層厚に比例して当該焼成温度を上昇させ
ることで、その光電変換効率を実質的に劣化させてしま
うことなしに、要求される当該異呈色の製品が得られる
ようにするのが、その目的であり、請求項2にあって
は、上記積層厚と昇温との関係を特定することによっ
て、上記の目的をより満足し得るようにしている。
【0011】さらに、請求項3によるときは、請求項1
によって結晶系シリコン太陽電池素子を製造するに際
し、これが組み込まれる太陽電池モジュールのバックシ
ートが有している光の波長領域と、可及的に合致する異
呈色の製品が得られるようにし、このことにより、当該
太陽電池モジュールを用いて住宅関連の壁材とか屋根材
などを製作した場合、当該結晶系シリコン太陽電池素子
の存在が目立つことなく、建材等としての違和感を与え
ることのない、また、デザイン的にも充分満足を与え得
るようにするのが、その目的である。
によって結晶系シリコン太陽電池素子を製造するに際
し、これが組み込まれる太陽電池モジュールのバックシ
ートが有している光の波長領域と、可及的に合致する異
呈色の製品が得られるようにし、このことにより、当該
太陽電池モジュールを用いて住宅関連の壁材とか屋根材
などを製作した場合、当該結晶系シリコン太陽電池素子
の存在が目立つことなく、建材等としての違和感を与え
ることのない、また、デザイン的にも充分満足を与え得
るようにするのが、その目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、請求項1では結晶シリンコン基板の受光面
側に、順次受光面側拡散層、酸化膜、反射防止膜が積層
され、同上結晶シリコン基板の裏面側に、順次当該結晶
シリンコン基板と同伝導型の裏面電解層、裏面電極が積
層され、かつ、前記受光面側拡散層に、表面電極が焼成
露設された結晶系シリコン太陽電池素子の製造工程にお
いて、前記反射防止膜の積層厚を増減することにより、
受光面側の見かけ上の呈色を、紺色から紫色までの光の
波長領域と異なるようにすると共に、上記の積層厚を大
きくするに従って、前記表面電極の焼成温度を上昇させ
るようにしたことを特徴とする異呈色結晶系シリコン太
陽電池素子の製造方法を提供しようとしている。
成するため、請求項1では結晶シリンコン基板の受光面
側に、順次受光面側拡散層、酸化膜、反射防止膜が積層
され、同上結晶シリコン基板の裏面側に、順次当該結晶
シリンコン基板と同伝導型の裏面電解層、裏面電極が積
層され、かつ、前記受光面側拡散層に、表面電極が焼成
露設された結晶系シリコン太陽電池素子の製造工程にお
いて、前記反射防止膜の積層厚を増減することにより、
受光面側の見かけ上の呈色を、紺色から紫色までの光の
波長領域と異なるようにすると共に、上記の積層厚を大
きくするに従って、前記表面電極の焼成温度を上昇させ
るようにしたことを特徴とする異呈色結晶系シリコン太
陽電池素子の製造方法を提供しようとしている。
【0013】請求項2にあっては、請求項1にあって反
射防止膜の積層厚を30Å大きくするのに対して、表面
電極の焼成温度を1℃の直線的関係で、上昇させるよう
にしたことを、その内容としている。
射防止膜の積層厚を30Å大きくするのに対して、表面
電極の焼成温度を1℃の直線的関係で、上昇させるよう
にしたことを、その内容としている。
【0014】請求項3の場合には、前記の請求項1と同
じく、反射防止膜の積層厚を増減することにより、受光
面側の見かけ上の呈色を、紺色から紫色までの光の波長
領域と異呈色にするだけでなく、さらに当該結晶系シリ
コン太陽電池素子の組み込まれる太陽電池モジュールに
あって、そのバックシートがもつ光の波長領域と可及的
に合致させるようにしたことが、付加的内容となってい
る。
じく、反射防止膜の積層厚を増減することにより、受光
面側の見かけ上の呈色を、紺色から紫色までの光の波長
領域と異呈色にするだけでなく、さらに当該結晶系シリ
コン太陽電池素子の組み込まれる太陽電池モジュールに
あって、そのバックシートがもつ光の波長領域と可及的
に合致させるようにしたことが、付加的内容となってい
る。
【0015】
【作用】請求項1の製造方法によるときは、製品が所望
の異呈色となるように、その反射防止膜の積層厚を所要
寸法だけ厚くしたり、薄く形成するだけでなく、当該反
射防止膜の成膜処理工程後に行われる表面電極の焼成に
際し、これまでの製品の如く常に750℃程度の恒温で
焼成するのではなく、当該積層厚の増大または減少に伴
って、その焼成温度を上昇または降下させたところ、そ
の光電変換効率の低下が改善され、これまでの製品とそ
れほど変わらない特性のものを製作し得ることが確認さ
れた。
の異呈色となるように、その反射防止膜の積層厚を所要
寸法だけ厚くしたり、薄く形成するだけでなく、当該反
射防止膜の成膜処理工程後に行われる表面電極の焼成に
際し、これまでの製品の如く常に750℃程度の恒温で
焼成するのではなく、当該積層厚の増大または減少に伴
って、その焼成温度を上昇または降下させたところ、そ
の光電変換効率の低下が改善され、これまでの製品とそ
れほど変わらない特性のものを製作し得ることが確認さ
れた。
【0016】請求項2では、上記積層厚の増大または減
少に対する焼成温度の上昇または降下を30Åに対して
1℃とすることで、最も満足すべき光電変換効率を得る
ことができた。
少に対する焼成温度の上昇または降下を30Åに対して
1℃とすることで、最も満足すべき光電変換効率を得る
ことができた。
【0017】さらに、請求項3にあっては、単に異呈色
となる当該太陽電池素子を得ようとするのではなく、こ
れを組み込むことによって得られる太陽電池モジュール
にあって、そのバックシートと同色となるよう異呈色を
特定するようにしたので、当該太陽電池モジュールに付
加的構成を施すことで、建材などを製作すれば、当該建
物の趣味感やデザインを劣化することなく、これまでの
建材と同様に使用することができ、各種の分野に電気出
力の供給が可能である素材を提供し、これを抵抗なく普
及させることができる。
となる当該太陽電池素子を得ようとするのではなく、こ
れを組み込むことによって得られる太陽電池モジュール
にあって、そのバックシートと同色となるよう異呈色を
特定するようにしたので、当該太陽電池モジュールに付
加的構成を施すことで、建材などを製作すれば、当該建
物の趣味感やデザインを劣化することなく、これまでの
建材と同様に使用することができ、各種の分野に電気出
力の供給が可能である素材を提供し、これを抵抗なく普
及させることができる。
【0018】
【実施例】本発明に係る製造方法につき、以下これを詳
記すると、図1に示す如き結晶系シリコン太陽電池素子
Aを製造しようとするときは、既知の如く、結晶シリコ
ン基板1の表面をテクスチャー(Texture)処理
した後、燐拡散により受光面側拡散層2aを形成し、受
光面側拡散層2aに、酸化膜パッシベイト(Passi
vate)処理にて酸化膜3を形成する。その後常圧C
VD法で反射防止膜4であるTiOx膜を形成するが、
そのため、これまた既知の通り原料ガスとしてテトラ−
i−プロピルチタネート(TPT)と水を用い、基板温
度400℃で、積層厚が0Å、300Å、600Å、1
200Å、1800Å、2400Åのものを夫々作製し
た。
記すると、図1に示す如き結晶系シリコン太陽電池素子
Aを製造しようとするときは、既知の如く、結晶シリコ
ン基板1の表面をテクスチャー(Texture)処理
した後、燐拡散により受光面側拡散層2aを形成し、受
光面側拡散層2aに、酸化膜パッシベイト(Passi
vate)処理にて酸化膜3を形成する。その後常圧C
VD法で反射防止膜4であるTiOx膜を形成するが、
そのため、これまた既知の通り原料ガスとしてテトラ−
i−プロピルチタネート(TPT)と水を用い、基板温
度400℃で、積層厚が0Å、300Å、600Å、1
200Å、1800Å、2400Åのものを夫々作製し
た。
【0019】その後にあって、裏面電界層2bおよび裏
面電極5として、Al電極5aとAg電極5bとをスク
リーン印刷法にて形成し、表面電極6であるAg電極を
焼成することになるのであり、さらに要すれば、裏面電
極5と表面電極6とに夫々裏面側ハンダ5cと、表面側
ハンダ6aをハンダコートすることになる。ここで、本
発明の特徴とするところは、既述の通り反射防止膜4の
積層厚を600Å程度として、その見かけ上の呈色を濃
紺とするこれまでの製品では、表面電極6の焼成温度を
750℃としていたが、600Åよりも積層厚を厚くし
たり薄くて、その異呈色を変化させる場合には、当該積
層厚の増大に伴い上記の焼成温度を上昇し、また、同上
積層厚の減少に伴い焼成温度を降下させて行くのであ
り、このことによって前掲表(1)の如き光電変換効率
の低下を後記の表(2)により理解される通り、大巾に
改善し得ることがわかった。
面電極5として、Al電極5aとAg電極5bとをスク
リーン印刷法にて形成し、表面電極6であるAg電極を
焼成することになるのであり、さらに要すれば、裏面電
極5と表面電極6とに夫々裏面側ハンダ5cと、表面側
ハンダ6aをハンダコートすることになる。ここで、本
発明の特徴とするところは、既述の通り反射防止膜4の
積層厚を600Å程度として、その見かけ上の呈色を濃
紺とするこれまでの製品では、表面電極6の焼成温度を
750℃としていたが、600Åよりも積層厚を厚くし
たり薄くて、その異呈色を変化させる場合には、当該積
層厚の増大に伴い上記の焼成温度を上昇し、また、同上
積層厚の減少に伴い焼成温度を降下させて行くのであ
り、このことによって前掲表(1)の如き光電変換効率
の低下を後記の表(2)により理解される通り、大巾に
改善し得ることがわかった。
【0020】すなわち、焼成温度を上昇または降下させ
るようにして行けば、反射防止膜4を厚くしたり薄くし
て、呈色を変化させても、その特性劣化を防止すること
ができるのであるが、この際、積層厚30Åの増減に対
して燃成温度を1℃程度昇降させることで、上記の表
(2)に示されている数値の如き満足すべき結果を得る
ことができた。
るようにして行けば、反射防止膜4を厚くしたり薄くし
て、呈色を変化させても、その特性劣化を防止すること
ができるのであるが、この際、積層厚30Åの増減に対
して燃成温度を1℃程度昇降させることで、上記の表
(2)に示されている数値の如き満足すべき結果を得る
ことができた。
【0021】次に、請求項3に係る製造方法につき説示
すると、これも上記の請求項1または請求項2に係る製
造方法によって、結晶系シリコン太陽電池素子Aを得る
のであるが、この際、図2によって例示される如き太陽
電池モジュールBを、上記の結晶系シリコン太陽電池素
子を所要複数だけ組み込むことにより製作するに当り、
当該太陽電池モジュールBのバックシート7がもってい
る光の波長領域と、当該結晶系シリコン太陽電池素子A
の見かけ上の呈色とを可及的に合致させるように、前掲
反射防止膜の積層厚を選定するのである。
すると、これも上記の請求項1または請求項2に係る製
造方法によって、結晶系シリコン太陽電池素子Aを得る
のであるが、この際、図2によって例示される如き太陽
電池モジュールBを、上記の結晶系シリコン太陽電池素
子を所要複数だけ組み込むことにより製作するに当り、
当該太陽電池モジュールBのバックシート7がもってい
る光の波長領域と、当該結晶系シリコン太陽電池素子A
の見かけ上の呈色とを可及的に合致させるように、前掲
反射防止膜の積層厚を選定するのである。
【0022】ここで、図2は上記の太陽電池モジュール
Bを用いることで製作した屋根材とか、パネル材を示し
ており、当該太陽電池モジュールBなるものは、既知の
如く複数の結晶系シリコン太陽電池素子Aを直列等に接
続して、その出力端子8a、8bを導出し、これらを合
成樹脂等による充填材9に埋設すると共に、その受光面
側にガラス等による透光板10を配設すると共に、裏面
側には前記のテドラーなどによるバックシート7を配設
することで形成されている。
Bを用いることで製作した屋根材とか、パネル材を示し
ており、当該太陽電池モジュールBなるものは、既知の
如く複数の結晶系シリコン太陽電池素子Aを直列等に接
続して、その出力端子8a、8bを導出し、これらを合
成樹脂等による充填材9に埋設すると共に、その受光面
側にガラス等による透光板10を配設すると共に、裏面
側には前記のテドラーなどによるバックシート7を配設
することで形成されている。
【0023】上記の如き太陽電池モジュールBにあっ
て、その周側面には、適宜の素材による保護材11が囲
成されると共に、当該保護材11と前記のバックシート
7とにより形成された空間を耐火性セラミック等による
裏面材12によって閉塞することにより、全体として一
つの建材Cが構成されているので、この際、上記のバッ
クシート7は建材Cとして望ましい色が選定されるが、
本発明では上記の結晶系シリコン太陽電池素子Aの見か
け上の呈色につき、これをバックシート7の色と可及的
に同色とすることで、全体としての見かけ上の色が一色
となることから、例えば緑色の壁パネルとか、茶色の屋
根板として使用することができることになる。
て、その周側面には、適宜の素材による保護材11が囲
成されると共に、当該保護材11と前記のバックシート
7とにより形成された空間を耐火性セラミック等による
裏面材12によって閉塞することにより、全体として一
つの建材Cが構成されているので、この際、上記のバッ
クシート7は建材Cとして望ましい色が選定されるが、
本発明では上記の結晶系シリコン太陽電池素子Aの見か
け上の呈色につき、これをバックシート7の色と可及的
に同色とすることで、全体としての見かけ上の色が一色
となることから、例えば緑色の壁パネルとか、茶色の屋
根板として使用することができることになる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のようにして実施されるも
のであるから、請求項1によるときは、見かけ上の呈色
を、どのような色に選定しても、光電変換効率の良好な
結晶系シリコン太陽電池素子を提供し得ることとなるた
め、これまでのように濃紺色といった特定色のものしか
実用化できなかったこの種の製品につき、多種色のもの
を、充分実用に供し得る光電変換効率をもたせて製造す
ることができ、このことにより、建材、玩具、その他各
種の用途に普及させることが可能となる。
のであるから、請求項1によるときは、見かけ上の呈色
を、どのような色に選定しても、光電変換効率の良好な
結晶系シリコン太陽電池素子を提供し得ることとなるた
め、これまでのように濃紺色といった特定色のものしか
実用化できなかったこの種の製品につき、多種色のもの
を、充分実用に供し得る光電変換効率をもたせて製造す
ることができ、このことにより、建材、玩具、その他各
種の用途に普及させることが可能となる。
【0025】そして、請求項2によるときは、その光電
変換効率を最も満足すべき状態とすることができ、請求
項3にあっては、見かけ上の呈色を選定するに際し、太
陽電池モジュールのバックシートが有する色調に合致さ
れていることから、結晶系シリコン太陽電池の存在が気
にならなくなり、このことにより、一層広範囲にわたる
用途に利用することができる。
変換効率を最も満足すべき状態とすることができ、請求
項3にあっては、見かけ上の呈色を選定するに際し、太
陽電池モジュールのバックシートが有する色調に合致さ
れていることから、結晶系シリコン太陽電池の存在が気
にならなくなり、このことにより、一層広範囲にわたる
用途に利用することができる。
【図1】本発明によって製造される結晶系シリコン太陽
電池素子の一例を示した縦断正面説明図である。
電池素子の一例を示した縦断正面説明図である。
【図2】本発明に製造された異呈色結晶系シリコン太陽
電池素子を組み込んだ太陽電池モジュールによって作製
された建材を示す縦断正面図である。
電池素子を組み込んだ太陽電池モジュールによって作製
された建材を示す縦断正面図である。
【図3】結晶系シリコン太陽電池素子における反射防止
膜の積層厚(T)につき、これに照射される光の波長に
対する反射率を示し、(A)はTが400Å〜1000
Åまで、(B)は1200Å〜2400Åまでの各図表
である。
膜の積層厚(T)につき、これに照射される光の波長に
対する反射率を示し、(A)はTが400Å〜1000
Åまで、(B)は1200Å〜2400Åまでの各図表
である。
【図4】電波から光までの波長領域を示した説明図表
(光エレクトロニクス材料マニュアル、P.3図1より
引用)である。
(光エレクトロニクス材料マニュアル、P.3図1より
引用)である。
1 結晶シリコン基板 2a 受光面側拡散層 2b 裏面電解層 3 酸化膜 4 反射防止膜 5 裏面電極 6 表面電極 7 太陽電池モジュールのバックシート T 反射防止膜の積層厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−235387(JP,A) 特開 平5−29639(JP,A) 特開 平6−37343(JP,A) 特開 昭62−108579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04 - 31/078
Claims (3)
- 【請求項1】 結晶シリンコン基板の受光面側に、順次
受光面側拡散層、酸化膜、反射防止膜が積層され、同上
結晶シリコン基板の裏面側に、順次当該結晶シリンコン
基板と同伝導型の裏面電解層、裏面電極が積層され、か
つ、前記受光面側拡散層に、表面電極が焼成露設された
結晶系シリコン太陽電池素子の製造工程において、前記
反射防止膜の積層厚を増減することにより、受光面側の
見かけ上の呈色を、紺色から紫色までの光の波長領域と
異なるようにすると共に、上記の積層厚を大きくするに
従って、前記表面電極の焼成温度を上昇させるようにし
たことを特徴とする異呈色結晶系シリコン太陽電池素子
の製造方法。 - 【請求項2】 結晶シリンコン基板の受光面側に、順次
受光面側拡散層、酸化膜、反射防止膜が積層され、同上
結晶シリコン基板の裏面側に、順次当該結晶シリンコン
基板と同伝導型の裏面電解層、裏面電極が積層され、か
つ、前記受光面側拡散層に、表面電極が焼成露設された
結晶系シリコン太陽電池素子の製造工程において、前記
反射防止膜の積層厚を増減することにより、受光面側の
見かけ上の呈色を、紺色かつ紫色までの光の波長領域と
異なるようにすると共に、上記の積層厚を30Å大きく
するのに対して、前記表面電極の焼成温度を1℃の直線
的関係で、上昇させるようにしたことを特徴とする異呈
色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法。 - 【請求項3】 結晶シリンコン基板の受光面側に、順次
受光面側拡散層、酸化膜、反射防止膜が積層され、同上
結晶シリコン基板の裏面側に、順次当該結晶シリンコン
基板と同伝導型の裏面電解層、裏面電極が積層され、か
つ、前記受光面側拡散層に、表面電極が焼成露設された
結晶系シリコン太陽電池素子の製造工程において、前記
反射防止膜の積層厚を増減することにより、受光面側の
見かけ上の呈色を、紺色かつ紫色までの光の波長領域と
異呈色であり、かつ、当該結晶系シリコン太陽電池素子
の組み込まれる太陽電池モジュールにあって、そのバッ
クシートがもつ光の波長領域と可及的に合致させると共
に、上記の積層厚を大きくするに従って、前記表面電極
の焼成温度を上昇させるようにしたことを特徴とする異
呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15523895A JP3169799B2 (ja) | 1994-07-15 | 1995-05-30 | 異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18646194 | 1994-07-15 | ||
JP6-186461 | 1994-07-15 | ||
JP15523895A JP3169799B2 (ja) | 1994-07-15 | 1995-05-30 | 異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883920A JPH0883920A (ja) | 1996-03-26 |
JP3169799B2 true JP3169799B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=26483294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15523895A Expired - Fee Related JP3169799B2 (ja) | 1994-07-15 | 1995-05-30 | 異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169799B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2154727B1 (en) * | 2008-08-14 | 2019-03-27 | LOF Solar Corporation | Solar cells provided with color modulation and method for fabricating the same |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11307792A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-05 | Kyocera Corp | 太陽電池素子 |
JP2007266649A (ja) * | 2007-07-20 | 2007-10-11 | Kyocera Corp | 太陽電池素子の製造方法 |
JP5014223B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2012-08-29 | 三菱電機株式会社 | 太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法 |
CN102931289B (zh) * | 2012-11-28 | 2015-05-13 | 山东力诺太阳能电力股份有限公司 | 一种花片太阳能电池制备方法 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP15523895A patent/JP3169799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2154727B1 (en) * | 2008-08-14 | 2019-03-27 | LOF Solar Corporation | Solar cells provided with color modulation and method for fabricating the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0883920A (ja) | 1996-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2154727B1 (en) | Solar cells provided with color modulation and method for fabricating the same | |
EP3567636A1 (en) | Coated plate, preparation method thereof and solar module | |
US6452089B1 (en) | Solar battery module | |
CN102177588A (zh) | 用于光伏模块的高效干涉式滤色器 | |
WO2019214037A1 (zh) | 一种曲面镀膜板及其制备方法和一种太阳能组件 | |
TWI469365B (zh) | 高效率彩色太陽能電池及其製造方法 | |
US6459035B2 (en) | Photovoltaic cell having a colored appearance, particularly for a watch dial | |
JP2003142709A (ja) | 積層型太陽電池およびその製造方法 | |
JP2003197937A (ja) | 太陽電池および太陽電池モジュールおよび太陽電池色彩制御方法 | |
JP2021502703A (ja) | 高効率且つ角度に耐性のある太陽光発電デバイス用色付きフィルタ組立体 | |
WO2023077346A1 (en) | Solar module and method for producing the same | |
JP3169799B2 (ja) | 異呈色結晶系シリコン太陽電池素子の製造方法 | |
EP3567635A1 (en) | Solar module | |
US20230067441A1 (en) | Colored plate-shaped component with structured cover plate and color filter layer | |
US20090277500A1 (en) | Transparent solar cell module | |
JP2019197880A (ja) | ソーラーモジュール | |
KR102267497B1 (ko) | 효율 저하가 최소화된 칼라 박막 태양전지 | |
JPH0294575A (ja) | 光起電力装置 | |
CN116435388A (zh) | 一种太阳能光伏组件及太阳能光伏组件的制备方法 | |
JP2006287027A (ja) | 太陽電池 | |
JPH1140825A (ja) | アモルファスシリコン太陽電池 | |
CN111727509A (zh) | 太阳能电池模块 | |
JPH1032344A (ja) | 太陽電池モジュール及びその製造方法 | |
JPS63234567A (ja) | 透光性太陽電池 | |
JPS5818972A (ja) | 光電変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |