JP3169691U - ショッピングバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】手指で触れた際に柔らかく温かい質感が得られ、折り曲げても不都合を発生せず、液体を入れても漏れの発生しない、ショッピングバッグを提供する。【解決手段】軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートを長方形形状に裁断して折り畳み、さらに熱溶着して袋構造を作ることでショッピングバッグを得る。必要に応じ、部分的に硬質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートを熱溶着して内部を視認可能な窓部を設ける。また、目的に応じて、必要に応じ、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートや発泡樹脂シートを積層する。【選択図】図5
Description
本考案は、ショッピングバッグに関する。より詳しくは、樹脂シート、または、樹脂フィルムコーティングされた紙を裁断して折り畳んで完成するショッピングバッグに関するものである。
従来より、百貨店等を含む小売店で顧客が購入した商品を収納し携帯容易とするため、いわゆるショッピングバッグが広く使用されている。ショッピングバッグは、その本体は、例えば紙を裁断した上で折り畳み、接着剤で数箇所を貼付して製造されることが多い。本体構成材料は、紙に限らず、ポリプロピレンシート、または、ポリプロピレンフィルムコーティングされた紙や、ポリエチレンテレフタル酸エステルシートなどが使用される例がある。また、取っ手部分は紐や樹脂成形品など、さまざまな材料が使用されている。
典型的なショッピングバッグの例として、例えば、特開2004−277005号公報に開示されたショッピングバッグを挙げることが出来る。この発明は、ポリプロピレンシートを裁断して折り畳んで製造するショッピングバッグであり、また、ポリプロピレンシートの裏面にポリプロピレン素材の不織布を貼付している。
ポリプロピレンシート表面は、手指で触れた際に硬く冷たい質感を有するため、ショッピングバッグとした場合に使用者が不快感を感じることがあるが、同公報開示の発明では、ポリプロピレン素材の不織布が貼付されており、手指で触れた際に柔らかく暖かい質感を有する為、このような不都合が発生しないという特徴を有している。
しかしながら、不織布を貼付していない面にはポリプロピレンシートが露出し、手指で触れた際に不快感を感じる問題は未解決である。また、ポリプロピレンは比較的硬質の樹脂であるため、折り曲げられると白化して意匠上の不都合を発生し易い。特に、ポリプロピレンシート材は通常延伸加工にて製造される為、結晶性が高くこのような不都合が顕著である。
また、比較的融点が高く、熱溶着加工で隙間の無い完全な袋構造を実現することは容易では無い。この為、例えば、ショッピングバッグに液体を入れても漏れの無いものを安定して生産することは困難である。しかし、ショッピングバッグに冷たい飲料瓶を入れて結露が発生したりすることは日常的に発生することである。また、液体の漏れが発生しなければ、ショッピングバッグに直接生花を水と共に入れたいといった需要も存在するが、このような利用を可能とするショッピングバッグの製造は困難である。なお、ポリプロピレンシートに変えて、ポリエチレンテレフタル酸エステル製のシートを利用する例も知られているが、同様の問題点を共有している。
本考案が解決しようとする課題は、以上説明した問題点を解決したショッピングバッグを提供することである。つまり、手指で触れた際に柔らかく暖かい質感が得られ、折り曲げても不都合を発生せず、また、容易に完全な袋構造を実現可能であり、以て、液体を入れても漏れの発生しない優れたショッピングバッグを提供することである。
(1)上記説明した課題を解決する為、本考案においては、
軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して袋構造とした
ことを特徴とする、ショッピングバッグとしている。
軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して袋構造とした
ことを特徴とする、ショッピングバッグとしている。
軟質ポリ塩化ビニル樹脂は、非常に柔らかいものを利用可能であり、手指で触れた際に、柔らかくしっとりとした質感を備えるものが流通しており、高級感を備えたショッピングバッグが得られるという効果が得られている。また、繰り返し折り曲げても白化を生じにくく、さらに、ポリプロピレン等の樹脂と比較しても紫外線等による変色の少ないものも利用可能であり、長期間にわたって美しい外観を維持できるという利点もある。さらに、ポリ塩化ビニル樹脂は、製造に必要なエネルギー量が少ない樹脂であり、比較的安価であるため、低価格で製造可能なショッピングバッグを提供する意味でも都合がよい。
なお、ここに軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートとは、塗布剤に軟質ポリ塩化樹脂を用いた人造皮革を含むものとする。この場合の利点は、主に意匠性のさらなる向上であり、より高級感あるショッピングバッグを供給できる利点がある。
また、軟質ポリ塩化ビニル樹脂は融点の低いものを利用可能であり、熱溶着加工で接着面の密着性を極めて良好とすることが比較的容易である。このため、製造したショッピングバッグの袋構造をほぼ完璧なものとすることが可能であり、液体を入れても漏れの発生しないショッピングバッグを得られるという利点がある。これにより、生花を水と共にショッピングバッグに入れて販売するといった新たな販売形態を実現できる。
ところで、本考案は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製の軟質樹脂シートに代えて、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを用いて製造することも可能である。軟質ポリオレフィン樹脂といわれる樹脂は、様々な種類のものが流通しているが、本考案における軟質ポリオレフィン樹脂とは、軟質ポリ塩化ビニル樹脂に近い程度の柔軟性を有するものをさしている。典型的には、軟質ポリエチレンや軟質ポリプロピレンを使用することが可能であるが、これに限られない。例えば、エチレンやプロピレンと、ポリα−オレフィンの様々なコポリマーが柔軟性を有する樹脂として流通しているが、このようなコポリマーを使用することもできる。軟質ポリオレフィン樹脂は一般に熱可塑性樹脂であって熱溶着することも可能であり、これを用いて、軟質ポリ塩化ビニル樹脂の場合と同様のショッピングバッグを製造可能である。
ただし、軟質ポリ塩化ビニル樹脂は一般に安価であり、染色性にも優れていることから、皮革に類似した質感を有するものを含めて高級感を備えた樹脂シートが広く流通している一方、軟質ポリオレフィン樹脂はこれらの点では劣ることが一般的である。例えば、軟質ポリプロピレン樹脂は、染色性が悪く、耐光性も低く変色しやすいといった弱点を有しており、高級感を備えたショッピングバッグ材料としてはやや難があるといわざるを得ない。しかし、前記したように、生花を水と共にショッピングバッグに入れて販売するといった目的においては必要十分なショッピングバッグとできる場合がある。
また、消費者の中には、軟質塩化ビニル樹脂に塩素が含まれることから、焼却時にダイオキシン類の発生源となることを懸念して、素材として軟質塩化ビニル樹脂を使用した商品に抵抗感を示す者も存在するが、このような消費者向けには、塩素を含まない軟質ポリプロピレン樹脂によって製造したショッピングバッグを提供することが好ましい場合がある。
(2)本考案においては、
前記軟質樹脂シートは略長方形形状に裁断されている
ことを特徴とする、(1)に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートは略長方形形状に裁断されている
ことを特徴とする、(1)に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
軟質樹脂シートは、一般的に長尺のものをロール状に巻き取った状態で供給されることが常である。このような形態で供給される軟質樹脂シートを無駄無く利用してショッピングバッグを製造するため、本考案においては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートは略長方形形状に裁断することが好ましい。長方形形状であれば、ロール状に巻き取られたシート材料を全く無駄無く使用することが可能である他、裁断作業自体も直線的な一回の裁断のみであるので複雑な形状を打ちぬくための特殊な打ち抜き金型も不要であり、加工工数も最小であるので、製造コストを最小に抑えることができる利点がある。
なお、略長方形形状に裁断した軟質樹脂シートをどのように折り畳んで袋構造とするかについては、図2に示すようにすることが可能である。図2の点線部を山折り、一点鎖線部を谷折りとし、ハッチ部分や折り重なった部分を熱溶着することで袋構造を得ることができる。この折り畳み方は、従来から主に紙製または樹脂コート紙製のショッピングバッグで採用されている折り畳み方とほぼ同一の方法であるが、これらの例では、熱溶着のみで組み立てられるのではなく、少なくとも一部に接着剤を用いた貼り合わせが行われる。これは、この折り畳み方は原材料シートの形状がシンプルな長方形で無駄が無い利点がある一方、特に底部でシートが多重に積層される個所ができる(筒構造を作る際の接着位置にもよるが、部分的には5枚または6枚のシートが積層されることになる)為、熱溶着で安定した溶着品位を保証することが困難だからである。特に、表面を樹脂コートされていたとしても、紙を含むシートでは特に多重積層部での熱伝導が不十分で、確実な熱溶着を行うことができない。一方、軟質塩化ビニル樹脂製の軟質樹脂シートは、融点も低く厚みがある部分であっても、安定した熱溶着品位を得ることが可能であるので、熱溶着工法のみによる組み立てが可能なのである。また、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートでは、融点が高めであるために製造時に多少の注意を要するものの、紙を含む場合のような致命的な欠陥を生じることなく製造することは依然として可能である。
ところで、本考案にかかるショッピングバッグの形状は、一般的に広く流通している略直方体形状に限られるものではない。例えば、三角柱形状や五角柱形状、六角柱形状に代表される、多角柱形状は好ましい形状の一例である。このような形状とすると、材料である軟質樹脂シートから比較的複雑な形状を切り出さなければならない点では、直方体形状に劣るものの、意匠性にとんださまざまなバリエーションのショッピングバッグを提供できるという効果がある。例えば、本や雑誌のように薄く面積が大きい物品を入れるショッピングバッグとしては、従来よりある直方体形状のショッピングバッグが優れているといえるが、物品の平面形状が正方形に近い場合には、ショッピングバッグの平面形状も正方形に近い方が、隙間なく物品を入れることができて好ましい。典型的な例では、いわゆるケーキ箱は円形のケーキを収納するために、平面形状がほぼ正方形に作られることが多いが、これを収納するショッピングバッグは、やはり平面形状がほぼ正方形であることが好ましい。この場合、ショッピングバッグの形状は正四角柱ということができる。
さらに、ショッピングバッグの形状を円柱形状とすることもできる。円形の底部を製造することは、一見難度が高く思えるが、底部は実際には画数の多い正多角形形状とし、開口部を正円として製造することができる。軟質樹脂シートが柔らかくしなやかであるため、底部が厳密には正円でなくとも、開口部形状と適当になじんで角の目立たない自然な円柱形状のショッピングバッグとすることができるのである。このようなショッピングバッグは、例えば、ワイン等の瓶のように、もともと円柱形状の物品を収納するのに適する。
さらに、ショッピングバッグの形状を、底部が小さく、開口部が大きい、いわゆるラッパ型に近い形状とすることも好ましい実施例である。典型的には、三角柱台形状や四角柱台形状、あるいは、円柱台形状とすることができる。このように開口部が広くなる形状は、外観上、極めて華やかな印象を与えるものである。例えば、生花を水とともに入れて販売するような場合には、花瓶に生花を活けた状態と類似の印象を与えることができ、特に好ましいといえる。
(3)本考案においては、
前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、(1)または(2)に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、(1)または(2)に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
すでに説明したように、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートを採用したことにより、本考案は手指で触れた場合の不快感の無いショッピングバッグとなっており、また、適宜着色を施したシートを原料としたり、塗布剤にポリ塩化ビニル樹脂を使用した人造皮革類を原料としたりすることで、意匠性の高い高級感あるショッピングバッグとすることも可能である。しかし、より多くのバリエーションの意匠のショッピングバッグを提供し、価値を高めるため、本考案においては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートに任意形状の穴を加工して窓部とし、窓部に硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の硬質樹脂シートを熱溶着することができる。
硬質ポリ塩化ビニル樹脂は、固いために折り曲げにくく、また、無理に折り曲げると破損したり白化を生じたりする不具合を発生するので、窓部はショッピングバッグの平面部に設けることが好ましい。さて、硬質ポリ塩化ビニル樹脂は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂と比較して透明度が高いものが得られるため、窓部に熱溶着することで外部からショッピングバッグの内部を良好に視認することができるようになるという利点がある。つまり、内部が良く透けて見えるという視覚上の面白さにより意匠性を高める、または、内部確認を可能とすることを通じて利便性を高めることが、本特徴の利点であるから、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の硬質樹脂シートは、透明または有色透明とすることが好ましいことは言うまでも無い。
硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の硬質樹脂シートは極めて透明度の高いものが利用可能であるので、例えば、本考案に係るショッピングバッグに、いわゆるタブレット型コンピュータのような携帯情報端末を収容した場合、窓部を通して、携帯情報端末の表示内容を確認することも可能である。携帯情報端末に表示される情報を確認する場面は多く、わざわざこれを取り出すまでも無く情報確認できることは小さくない利点である。
また、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の硬質樹脂シートに代えて、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートを使用することも可能である。ポリオレフィン樹脂の場合も、一般に硬質のものは結晶性が高く透明度がきわめて高いものが流通しており、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の硬質樹脂シートの場合と同様の効果が得られる。また、窓部に硬質樹脂シートを熱溶着する際に、ショッピングバッグ本体を作る軟質樹脂シートの材料と、窓部を作る硬質樹脂シートの材料が近いほうが、通常は相溶性が高く、より良好な熱溶着を行うことができる。このため、軟質樹脂シートを軟質ポリ塩化ビニル樹脂製とした場合には、硬質樹脂シートは硬質ポリ塩化ビニル樹脂製とすることが好ましく、軟質樹脂シートを軟質ポリオレフィン樹脂製とした場合には、硬質樹脂シートは硬質ポリオレフィン樹脂製とすることが好ましい。
(4)本考案においては、
前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、(1)乃至(3)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、(1)乃至(3)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
本考案に係るショッピングバッグは、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートを用いているため、柔軟でしっとりと手になじむ触感が得られる優れたものであるが、特に大型のものとした場合には、柔軟であるがゆえに形状が安定しない場合がある。これでは、ショッピングバッグを床面等に自立させたい場合や、簡易的な花瓶として利用したい場合に不便である。そこで、ショッピングバッグの内面に硬質ポリ塩化ビニル樹脂製の芯シートを積層することで表面の触感は維持しつつ、形状安定性を高めることが好ましいのである。
なお、ショッピングバッグの形状安定性を高める意味では、硬質ポリ塩化ビニル樹脂シートに変えて、例えば厚手の紙の様な材料を積層することも可能である。しかし、軟質ポリ塩化ビニル樹脂と硬質ポリ塩化ビニル樹脂は非常に近い材料であり、相溶性が高いために熱溶着が容易であるという利点がある。また、水に強い等、本考案の特徴を損なわない点でも優れているため、本考案においては硬質ポリ塩化ビニル樹脂シートを積層して形状安定性を高めることが特に好ましい。
なお、実際の製造においては、長方形形状に裁断した軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートに、小型の長方形形状に裁断した硬質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートを重ね、折線に沿って熱溶着した上で組み立てを行うことができる。
また、芯シートの材料としては、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製に限らず、硬質ポリオレフィン樹脂製とすることも可能である。これは、軟質樹脂シートに軟質ポリオレフィン樹脂製のものを使用した場合に、熱溶着を容易とすることができる点で特に利益がある。ただし、軟質樹脂シートと芯シートの材質を必ずしも類似とする必然性はなく、一方を塩化ビニル樹脂系とし、他方をオレフィン樹脂系とすることも可能である。この場合、芯シートを挟んだ状態で軟質樹脂シートの溶着を行うことが困難な場合は、例えば、溶着部の芯シートに穴加工を施し、軟質樹脂シートどうしが熱溶着されるようにすることもできる。
(5)本考案においては、
前記軟質樹脂シートの内側に、発砲樹脂シートが積層されている
ことを特徴とする、(1)乃至(3)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートの内側に、発砲樹脂シートが積層されている
ことを特徴とする、(1)乃至(3)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
ショッピングバッグに冷たいものや熱いものを入れた際に、これらを保温(保冷)したいという要請はしばしばみられるものである。このような要請に対応して、本考案においては、発泡樹脂シートを積層することで保温性を高めることが好ましい。このようにすることで、発泡樹脂シートの高い断熱性によって、簡易的な保温バッグ(保冷バッグ)としての利用が可能になる。より保温性が必要な場合は、放射による熱移動を低減するため、アルミ蒸着がなされた発泡樹脂シートとすることも可能であることは言うまでも無い。
さらに、発泡樹脂シートの材料は任意であるが、ポリ塩化ビニル樹脂製の発砲シートとすると、軟質ポリ塩化ビニル樹脂との相溶性が高く、熱溶着が容易となるので、益々好ましい。
実際の製造においては、(4)の場合と同様に、長方形形状に裁断した軟質樹脂シートに、小型の長方形形状に裁断した発砲シートを重ね、折線に沿って熱溶着した上で組み立てを行うことができる。
(6)本考案においては、
前記軟質樹脂シートは、透明または有色透明または半透明である
ことを特徴とする、(1)乃至(5)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートは、透明または有色透明または半透明である
ことを特徴とする、(1)乃至(5)のいずれか1に記載のショッピングバッグとすることが好ましい。
本考案に係るショッピングバッグが優れた触感のみならず、高い意匠性を備えることができるものであり、硬質樹脂シートも備えた窓部を通じて内部を鮮明に視認可能とすることも可能であることはすでに説明した通りであるが、用途によっては、内部の様子が視認できる必要はあるが、あまり鮮明に視認できる必要が無い、あるいは、むしろ不鮮明な方が好ましい場合も存在する。例えば、ファッション性を目的とする場合は、内部に収容した携帯情報端末の表示を確認する場合ほどの透明性は必ずしも必要ではないし、プライバシー上の問題を生じるような情報を含む場合は、むしろ不鮮明である方が好ましい。その一方で、外部から見てショッピングバッグに何が入っているかは認識できる方が便利であることは多い。
このような要請に対しては、軟質樹脂シートを透明、又は、有色透明なものとすればよい。軟質樹脂シートは、硬質樹脂シートと比較すると、透明性という点では劣ることが多いが、前記の目的に対しては十分実用に耐えるものであり、また、これまで説明してきた利点はそのまま享受できるからである。なお、透明性については、ほぼ透明なものから、半透明、不透明に至るまで様々なものが市場に流通しており、適宜選択して利用することが可能である。
(7)本考案においては、
軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して組み立てたことを特徴とする、箱としている。
軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して組み立てたことを特徴とする、箱としている。
すでに、軟質樹脂シートを材料として組み立てたショッピングバッグの実施形態について、本願考案についての説明をしてきたところであるが、本願考案は、いわゆる箱としての実施形態をも採り得るものである。これは、開口部を上面とした場合、柔らかくしなやかな材料で、開口部寸法に対して高さが高い構造を作った場合、この物品は通常、袋と呼ばれ、これが(1)に説明する本考案にかかるショッピングバッグである。一方、開口部寸法に対して高さが同程度、または、より低い構造を作った場合、この物品は通常、箱と認識される。勿論、箱の場合には、別途独立した蓋を用意したり、あるいは、蓋構造を設けたりする場合が多いが、本質的には高さの違いによって異なる物品と認識される程度のものである。
したがって、本考案に係る箱では、すでに(1)にて説明したような優れた特徴を有する箱を提供することができる利点がある。具体的には、高級感のある暖かい触感と高い意匠性が好まれる化粧品箱などが特に好ましい使用例である。
(8)本考案においては、
前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、(7)に記載の箱とすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、(7)に記載の箱とすることが好ましい。
高級感のある暖かい触感と高い意匠性を有することが特徴の箱であるので、この意匠性をさらに高めるため、すでに(3)で説明した場合と同様、透明の窓部を設けることができる。得られる利点についても、すでに(3)にて説明したとおりである。
(9)本考案においては、
前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、(7)または(8)に記載の箱とすることが好ましい。
前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、(7)または(8)に記載の箱とすることが好ましい。
この箱は、(4)と同様の特徴を有するものであるが、箱である以上、ショッピングバッグの場合以上に強い強度を有し、安定した形状を保つことが求められる場合があることは想像に難くないことである。芯シートを積層することで、このような要請に応えることは、(4)の場合以上に価値の高いことである。
(1)軟質ポリ塩化ビニル樹脂製の軟質樹脂シートを用いたことで、柔らかくしっとりした質感を備え、繰り返し折り曲げても白化を生じにくい、意匠性に優れたショッピングバッグを提供できる。また、熱溶着加工が可能であり、液体を入れても漏れが生じないショッピングバッグを提供できるため、生花を水と共に入れて簡易的な花瓶として利用したり、そのまま販売するといたことも可能になる。また、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを用いた場合も、意匠性や価格、加工性は多少劣るものの、類似の効果を奏するショッピングバッグを提供できる。
(2)また、軟質樹脂シートを用いたことで、多重積層部に対しても良好な熱溶着加工が可能となり、長方形形状に裁断した軟質樹脂シートを折り畳んでショッピングバッグを製造可能となった。このことにより、原材料の無駄も無く最小の加工工数で製造可能であるから、より安価にショッピングバッグを提供可能となる。
(3)ショッピングバッグに窓部を設け、ここに硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートを設ける構造としたので、窓部の透明性が極めて高く、内部を良好に視認可能なショッピングバッグを提供可能となる。このことにより、よりショッピングバッグの意匠性を高められることはもちろん、内部に携帯情報端末を収納した場合などでも、これを取り出すことなく表示内容を確認することが可能になる。
(4)ショッピングバッグ内部に硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートを積層したので、ショッピングバッグの形状安定性が高まり、例えば床面に自立させたり、簡易的な花瓶として利用することが可能になったりするという利点が得られる。
(5)ショッピングバッグ内部に発泡樹脂シートを積層したので、ショッピングバッグの保温性または保冷性が高まり、簡易的な保温バッグ(保冷バッグ)として利用が可能となる。
(6)透明または有色透明または半透明である軟質樹脂シートを用いたので、ファッション性に富む意匠のショッピングバッグを提供できるほか、外部から入っているものを視認可能かつ、プライバシー上の問題を生じるほどには詳細を視認できない程度には不透明であるといった、目的に応じ対象のショッピングバッグが提供可能となる。
(7)軟質ポリ塩化ビニル樹脂製の軟質樹脂シートを用いたことで、柔らかくしっとりした質感を備え、繰り返し折り曲げても白化を生じにくい、意匠性に優れた箱を提供できる。また、熱溶着加工が可能であり、液体を入れても漏れが生じない箱を提供できる。また、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを用いた場合も、意匠性や価格、加工性は多少劣るものの、類似の効果を奏する箱を提供できる。
(8)箱に窓部を設け、ここに硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートを設ける構造としたので、窓部の透明性が極めて高く、内部を良好に視認可能な箱を提供可能となる。このことにより、より箱の意匠性を高められることはもちろん、内部に携帯情報端末を収納した場合などでも、これを取り出すことなく表示内容を確認することが可能になる。
(9)箱内部に硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートを積層したので、箱の強度が高まり、例えば積み重ねたりすることが可能になったりするという利点が得られる。
以下、図面を用いて本考案に係るショッピングバッグの一実施例について説明する。
図1は、本考案に係るショッピングバッグの一実施例を示した説明図である。ショッピングバッグ本体(1)は、軟質ポリ塩化ビニルシート製の袋状の構造物であり、上側の開口部付近には、持ち手(2)を備えた。本実施例では、持ち手(2)はポリアミド樹脂製の部品をはとめ(3)によってショッピングバッグ本体(1)に取り付ける構成としたが、持ち手(2)の材質や構造、取り付け方法は、これに限らず、様々な手段を仕様可能である。例えば、持ち手(2)は紙製や樹脂製の紐とすることも可能であり、取り付けも、接着や熱溶着、縫い付け等、任意の手段とすることができる。持ち手(2)を紐状のものとする場合には、ショッピングバッグ本体(1)に設けた穴にくくりつけることも可能である。
また、図1に現れる点線は、ショッピングバッグ本体(1)の表面にあらわれている折り目である。折り目(4)に沿ってショッピングバッグ(1)本体を簡単に折り畳むことができ、多数のショッピングバッグを積み重ねて収納することも容易である。折り畳んだ状態は図4に示されている(ただし、図4では持ち手は取り付けられていない状態を示している)が、これについては後ほど説明する。
さて、本実施例では、ショッピングバッグ本体(1)は裁断した軟質ポリ塩化ビニルシートを適宜折り畳み、熱溶着加工して組み立てている。図3に、本実施例のショッピングバッグ本体(1)を作成する軟質ポリ塩化ビニルシート(7)の説明図を示す。
図中に点線で示されている山折り線(4a)部は、これに沿って軟質ポリ塩化ビニルシート(7)が山折り加工されることを示している。また、一点鎖線で示される谷折り線(4b)部は、これに沿って軟質ポリ塩化ビニルシート(7)が谷折り加工されることを示している。なお、本実施例においては、これら山折り線(4a)または谷折り線(4b)に沿って軟質ポリ塩化ビニルシート(7)を容易かつ仕上がりよく折曲げ加工可能とする為、シート状態であらかじめ筋入れ加工を行っている。これは、高温のコテを圧接するなどして、折り曲げ線にそってシートに筋をつけることで、この筋に沿ってシートを折り曲げることを容易にするものである。もちろん、筋入れ加工は本考案において必須ではなく、省略しても構わない。
また、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)にあらかじめ設けた持ち手取り付け穴(5)は、この穴を用いて、持ち手をはとめで取り付けるために設けたものである。これも、持ち手が不要な場合や、あるいは、持ち手を縫い付けて取り付ける場合のように、持ち手取り付け穴(5)が不要である場合には、省略可能である。また、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)に手指が入る大きさの窓加工を行い、ここに手指を入れて持ち運びができるショッピングバッグとしても良い。この場合は、独立した部品としての持ち手は不要である。
シールしろ(6)は、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)を筒状に加工する際に、この部分をシートの他辺と熱溶着する部分である。さらに、山折り線(4a)や谷折り線(4b)にそって軟質ポリ塩化ビニルシート(7)を折曲げ加工することで袋構造を得る。折曲げ加工を行った状態を、図4に示す。この状態で、袋構造の底部は、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)が何重にも折り重なった状態になっているが、軟質ポリ塩化ビニルは融点が低く、熱溶着性の良いものが利用可能である為、底部の折り重なったシートを熱溶着して完全に密閉することは容易である。なお、図4のように折り畳まれた状態のショッピングバッグ本体(1)は、多数を重ねてコンパクトに収納しておくのに都合が良く、小売店で使用する場合のように多くのショッピングバッグの在庫を保持する必要がある際に便利である。従って、この状態で箱詰め等して納品すると良い。なお、図4は持ち手を取り付けていない状態であるが、持ち手を取り付けた状態で納品することも可能であることは言うまでも無い。
このようにして制作したショッピングバッグ(1)は、軟質ポリ塩化ビニル製であるため、手指で触れた際に柔らかく温かい質感が得られ、また、接合部は完全に熱溶着されている為、液体を入れても漏れが発生することもない。つまり、触感や意匠性に富み、生花を水と共に入れて販売するといったことも可能な、優れたショッピングバッグとなっている。
なお、図には表示していないが、従来より行われている工夫や、前記(3)乃至(6)に説明したような付加的な工夫を目的に応じて適宜施すことは容易である。
例えば、ショッピングバッグ本体(1)の開口部を内側に折り込むことで、裁断面が開口部に表れないようにしてより意匠性を高めるとともに、持ち手(2)の取り付けられる部分のシートを二重にして強度を高めることができる。
また、前記(3)に説明したように、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)に窓加工を行うとともに、透明性に優れる硬質ポリ塩化ビニルシートを材料とする硬質樹脂シートを重ねて組み立てを行い、透明な窓部のある、意匠性に富んだショッピングバッグとすることもできる。この構成と同様に、硬質の樹脂ポリ塩化ビニルシートを材料とする芯シートを積層することで、ショッピングバッグ本体(1)の形状の安定性を飛躍的に高め、前記(4)で説明した効果を得ることも容易である。さらに、芯シートに変えて、発泡樹脂シートを積層すると、簡易的な保温バッグ(保冷バッグ)が得られることも、前記(5)に説明した通りである。
以上では、ショッピングバッグ本体(1)の材質として、軟質ポリ塩化ビニルシートを用いる場合を説明した。しかし、本考案においては、軟質ポリ塩化ビニルシートに変えて、軟質ポリオレフィン樹脂シートを採用することも妨げない。この場合も、軟質ポリ塩化ビニルシートと比較して、一般に材料コストが高く、また、融点も高めであることが多いためにやや組み立て(熱溶着)が難しくなるものの、うまく加工すれば同様の製品を得られる。
図3の軟質ポリ塩化ビニルシート(7)は、長方形形状に裁断されている。通常、シート材は長尺のものをロール状に巻き取った状態で流通している為、長方形形状に裁断して使用する場合、材料の無駄が無く、安価なショッピングバッグの提供が可能となる。また、単純な長方形形状に裁断することは技術的に容易であり、裁断に要する工数も最低限ですむ。このことも、安価なショッピングバッグの提供に寄与するものである。
ところで、本実施例において、ショッピングバッグ本体(1)の高さを低くしたものを制作し、同様に一回り大きく制作したものを組み合わせると、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製の箱が得られる。形状の違いはあるものの、技術的には同様の考案であり、得られる作用効果も同様である。
実施例1では、ショッピングバッグ本体(1)を折り畳み易くするために、折り目(4)を設けていたが、特に、本考案に係るショッピングバッグを簡易的な花瓶として利用する場合などは、ショッピングバッグ自体の自立性が求められる為、むしろ、容易に折りたためない方が安定して好ましいことがある。この場合には、軟質ポリ塩化ビニルシート(7)として図2の様なものを使用すると良い。これによってショッピングバッグを組み立ている、折り目(4)がショッピングバッグ本体に現れないものを製造することができ、これによって自立性が高いショッピングバッグを得ることができる。
本考案に係るショッピングバッグの別の一実施例を図5に示す。この実施例では、平面的にはほぼ正方形形状とするとともに、開口部の面積を底部の面積よりも大きくした。このショッピングバッグにおいても、触感や意匠性や耐水性が優れるといった特徴は共通であり、生花を水と共に入れて販売するといったことが可能である。また、特有の形状から、このまま簡易的な花瓶として利用しても違和感がなく、これまでのショッピングバッグとは異なる利用を可能としている。なお、本実施例では平面形状を正方形としたが、これを三角形や六角形等、異なる形状としても良い。また、軟質塩化ビニル樹脂の柔軟性により、底部と開口部の形状が異なるものを制作することも可能であり、これまで実現できなかったショッピングバッグを提供することができる。
以上説明した通り、本考案は、優れた触感・意匠性を有するショッピングバッグを提供するものであり、しかも、機能性・耐久性をも兼ね備える優れた考案であるので、産業上の利用価値の高いものである。
1 ショッピングバッグ本体
2 持ち手
3 はとめ
4 折り目
4a 山折り線
4b 谷折り線
5 持ち手取り付け穴
6 シールしろ
7 軟質ポリ塩化ビニルシート
2 持ち手
3 はとめ
4 折り目
4a 山折り線
4b 谷折り線
5 持ち手取り付け穴
6 シールしろ
7 軟質ポリ塩化ビニルシート
Claims (9)
- 軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して袋構造としたことを特徴とする、ショッピングバッグ。
- 前記軟質樹脂シートは略長方形形状に裁断されている
ことを特徴とする、請求項1に記載のショッピングバッグ。 - 前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のショッピングバッグ。 - 前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載のショッピングバッグ。 - 前記軟質樹脂シートの内側に、発砲樹脂シートが積層されている
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載のショッピングバッグ。 - 前記軟質樹脂シートは、透明または有色透明または半透明である
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載のショッピングバッグ。 - 軟質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、軟質ポリオレフィン樹脂製の軟質樹脂シートを裁断して折り畳み、さらに熱溶着して組み立てたことを特徴とする、箱。
- 前記軟質樹脂シートに切り抜き加工された窓部が設けられ、該窓部には硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の硬質樹脂シートが熱溶着されている
ことを特徴とする、請求項7に記載の箱。 - 前記軟質樹脂シートの内側に、硬質ポリ塩化ビニル樹脂製、または、硬質ポリオレフィン樹脂製の芯シートが積層されている
ことを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の箱。
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