JP3169580U - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填物をポンプで排出させる容器の強度を低下させることなく、内容物を確実に使い切ることができる容器を提供する。【解決手段】充填物Mを充填可能な容器本体12と、容器本体12に充填された充填物Mを外部に排出させる排出部と、を備えて容器10を形成する。容器本体12の内部には、容器本体12の内側面の所定の位置を最下部18とするために傾斜した傾斜部16が設けられ、排出部14は、充填物Mを吸引する吸引部14Aと、吸引部14Aで吸引された充填物Mを外部に排出させるポンプ部14Bと、を有し、吸引部14Aの先端部14A1は、最下部18に位置している。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、シャンプーやリンスなどの液体、流動体あるいは半流動体などを充填するための容器に関する。
従来から内容物の残量が少ない場合でも、吸引・排出することができ、内容物を容易に使い切ることができる容器が提案されている(下記特許文献1参照)。下記の特許文献1には、容器の底部に窪みを形成し、残量が少なくなった場合でも、窪みに内容物を溜めてそれを吸引することにより、内容物を使い切る容器が記載されている。
特開平11−349070号公報
しかしながら、上記従来の技術では、容器の底部を削って窪みを形成しているため、底部の厚みが部分的に薄肉になり、強度が低下する問題がある。また、容器の使用環境などにより、吸引管の先端部が窪みからズレルことがあり、窪みに溜まった内容物が吸引管で吸引することができなくなるおそれもある。
そこで、本考案は、上記問題を解決するためのものであり、容器の強度を低下させることなく、内容物を確実に使い切ることができる容器を提供することを目的とする。
本考案は、充填物を充填可能な容器本体と、前記容器本体に充填された充填物を外部に排出させる排出部と、を備えた容器であって、前記容器本体の内部には、前記容器本体の内側面の所定の位置を最下部とするために傾斜した傾斜部が設けられ、前記排出部は、前記充填物を吸引する吸引部と、前記吸引部で吸引された前記充填物を外部に排出させるポンプ部と、を有し、前記吸引部の先端部は、前記最下部に位置していることを特徴とする。
この場合、前記傾斜部には、前記吸引部を位置決めするための位置決め部が設けられていることが好ましい。
この場合、前記位置決め部は、前記傾斜部に形成された溝部であることが好ましい。
この場合、前記最下部は、前記容器本体の内側面に沿って連続した環状となるように形成されていることが好ましい。
この場合、前記容器本体の内側面のうち前記最下部が位置していない他の位置には、前記最下部へ前記充填物を導くための傾斜流入部が前記傾斜部によって形成されていることが好ましい。
この場合、前記傾斜部は、前記容器本体の底部の上方に形成されていることが好ましい。
この場合、前記吸引部には、折り曲げ可能な蛇腹部が形成されていることが好ましい。
この場合、前記容器本体及び前記傾斜部は、透明の樹脂で構成されていることが好ましい。
本考案によれば、容器の強度を低下させることなく、内容物を確実に使い切ることができる。
本考案の第1実施形態の容器に充填物が満たされている状態の説明図である。 本考案の第1実施形態の容器の充填物の残量が少ない状態の説明図である。 本考案の第2実施形態の容器に充填物が満たされている状態の説明図である。 本考案の第2実施形態の容器の充填物の残量が少ない状態の説明図である。 本考案の第2実施形態の容器が傾斜した状態を示す説明図である。 本考案の第3実施形態の容器の部分的な断面図である。 本考案の第4実施形態の容器の部分的な断面図である。
先ず、本考案の第1実施形態に係る容器について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、容器10は、充填物Mを充填可能な容器本体12と、容器本体12に充填された充填物Mを外部に排出させるための排出部14と、を備えている。
なお、充填物Mとして、シャンプーやリンスの他に、香水・化粧水・乳液などの化粧用などの液体・流動体・半流動体状のものがある。
容器本体12は、例えば、角柱状や円柱状のものが採用される。容器本体12の内部は、充填物Mが充填される。また、容器本体12の内部には、傾斜部としての傾斜部16が配置されている。傾斜部16は、容器本体12の内側面の所定の位置が最下部18となるように、傾斜して配置されている。傾斜部16は、傾斜しているものの、傾斜部16の表面は平坦面で構成されている。このため、充填物Mの残量が少なくなった場合には、僅かな残量が容器本体12の最下部18に溜まる。換言すれば、充填物Mの残量が少なくなると、充填物Mが重力の作用により傾斜部16の表面上を滑り落ちる。これにより、残り僅かの充填物Mは、傾斜部16と容器本体12内側面とで囲まれて形成された最下部18に溜まる。
傾斜部16は、容器本体12の底部12Aの上方の位置に配置されている。このため、容器本体12の底部12Aを削るなどして窪みを形成しているものではないため、容器本体12の強度が維持される。
なお。傾斜部16と容器本体12の底部12Aとの間は、中肉として肉厚状に形成してもよく、あるいは中空状に形成してもよい。また、容器本体12の底部12Aを取り除き、傾斜部16に底部としての機能を担持させるとともに、傾斜部16の底部に容器10を起立させるためのスタンドを取り付けてもよい。
容器本体12及び傾斜部16は、透明な樹脂で構成されている。具体的には、プラスチック樹脂やガラス樹脂などで構成されている。
排出部14は、充填物Mを吸引する吸引部14Aと、吸引部14Aで吸引された充填物Mを外部に排出させるポンプ部14Bと、を有している。吸引部14Aは、充填物Mを吸引可能なストロー状の管である。ポンプ部14Bは、プッシュタイプのものであり、ポンプ部14Bのヘッド部14B1を押下することにより、充填物Mが吸引部14Aから吸引され、ポンプ部14Bの排出口14B2から外部に排出される。
ここで、吸引部14Aの先端部14A1は、最下部18に位置するように設定されている。また、吸引部14Aの先端部14A1は、傾斜部16の表面に沿うように、斜めにカットされていてもよい。
また、吸引部14Aの少なくとも一部には、蛇腹部(図示省略)が形成されていてもよい。これにより、吸引部14Aは、蛇腹部において折り曲げ可能になり、かつ伸縮可能になる。この結果、吸引部14Aの先端部14A1の方向変換や位置決めが可能になり、最下部18の位置決め自由度を高めることができる。
第1実施形態の容器10によれば、図1及び図2に示すように、内容物である充填物Mの残量が僅かになった場合に、残り僅かな充填物Mを最下部18に導くことができる。そして、その最下部18に位置する吸引部14Aの先端部14A1から充填物Mを吸引して外部に排出させることができる。このように、充填物Mの残量が少なくなった場合でも、充填物Mを確実に吸引・排出することができ、使い切ることが可能になる。
加えて、容器本体12の一部を凹部状に薄肉形成しているわけではないので、容器本体12の強度を維持することができ、ひいては容器本体12の変形や破損などを防止することができる。
次に、本考案の第2実施形態に係る容器について図面を参照して説明する。
なお、第1実施形態の容器と同様の構成には、同じ符号を付し、その説明を適宜省略する。
図3及び図4に示すように、第2実施形態では、傾斜部16の表面中央には、吸引部14Aを位置決めするための位置決め部としての溝部20が形成されている。このため、傾斜部16は、最下部18に向って下り傾斜すると共に、溝部20に向っても下り傾斜している。
特に、吸引部14Aの一部が傾斜部16の溝部20に接触していることが好ましい。
第2実施形態によれば、吸引部14Aの一部が溝部20に沿うように配置されており、吸引部14Aの先端部14A1が最下部18の位置で位置決めされている。このため、容器10がどのような姿勢で保持されていても、吸引部14Aの先端部14A1が最下部18から位置ずれすることを防止できる。例えば、図5に示すように、容器10が傾斜して保持されている状態においても、吸引部14の先端部14A1が最下部18から位置ずれしない。このため、最下部18に溜まった充填物Mを確実に使い切ることができる。
また、吸引部14Aで容器本体12内部の充填物Mを吸引し外部に排出していくと、容器本体12の充填物Mの残量が次第に少なくなるが、傾斜部16の表面上に付着した充填物Mは、次第に溝部20へ移動する。そして、溝部20に溜まった充填物Mが重力の作用を受けて溝部20上を最下部18へ向って移動する。これにより、溝部20から最下部18に至る充填物Mの移動ルートが確保され、充填物Mを円滑かつ確実に最下部18に導くことができる。これらの結果、充填物Mの残量が少なくなった場合でも、充填物Mを吸引・排出することができ、ひいては充填物Mを確実に使い切ることが可能になる。
次に、本考案の第3実施形態に係る容器について図面を参照して説明する。
なお、第1実施形態の容器と同様の構成には、同じ符号を付し、その説明を適宜省略する。
図6に示すように、第3実施形態では、最下部18が容器本体12の内側面に沿って連続した環状となるように形成されている。
第3実施形態によれば、容器10のどのように傾斜させた場合でも、最終的には、重力の作用を受けて、最下部18のうち最も重力作用方向の下流側に位置する最下流部位又はその近傍に、充填物Mが溜まる。すなわち、容器本体12の内側面に沿って最下部18が環状に連続していることにより、充填物Mが重力の作用を受けて、常に最下部18の最下位置となる部位へ充填物Mが移動する。この結果、容器10を傾斜させるときの方向性が必要なく、設置自由度を高めることができる。
次に、本考案の第4実施形態に係る容器について図面を参照して説明する。
なお、第1実施形態の容器と同様の構成には、同じ符号を付し、その説明を適宜省略する。
図7に示すように、第4実施形態では、容器本体12の内側面のうち最下部18が位置していない他の位置には、最下部18へ充填物Mを導くための傾斜流入部22が傾斜部16と容器本体12の内側面とによって形成されている。換言すれば、最下部18と傾斜流入部22とが環状に連続して形成されている。そして、傾斜流入部22から最下部18にかけて緩やかな下り傾斜となるように形成されている。
第4実施形態によれば、容器10を垂直に置いた場合でも、容器本体12内の充填物Mを使用していくと、充填物Mが傾斜流入部22及び最下部18に溜まる。そして、傾斜流入部22に溜まった充填物Mが重力の作用を受けて最終的に最下部18に移動する。そして、最下部18において充填物Mが吸引部14Aの先端部14A1から吸引され、外部に排出可能になる。
10 容器
12 容器本体
14 排出部
14A 吸引部
14A1 先端部
14B ポンプ部
18 最下部
20 溝部(位置決め部)
22 傾斜流入部

Claims (8)

  1. 充填物を充填可能な容器本体と、前記容器本体に充填された前記充填物を外部に排出させる排出部と、を備えた容器であって、
    前記容器本体の内部には、前記容器本体の内側面の所定の位置を最下部とするために傾斜した傾斜部が設けられ、
    前記排出部は、前記充填物を吸引する吸引部と、前記吸引部で吸引された前記充填物を外部に排出させるポンプ部と、を有し、
    前記吸引部の先端部は、前記最下部に位置していることを特徴とする容器。
  2. 前記傾斜部には、前記吸引部を位置決めするための位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記位置決め部は、前記傾斜部に形成された溝部であることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  4. 前記最下部は、前記容器本体の内側面に沿って連続した環状となるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の容器。
  5. 前記容器本体の内側面のうち前記最下部が位置していない他の位置には、前記最下部へ前記充填物を導くための傾斜流入部が前記傾斜部によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の容器。
  6. 前記傾斜部は、前記容器本体の底部の上方に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の容器。
  7. 前記吸引部には、折り曲げ可能な蛇腹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の容器。
  8. 前記容器本体及び前記傾斜部は、透明の樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の容器。
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