JP3125752U

JP3125752U - 底部円錐容器

Info

Publication number: JP3125752U
Application number: JP2006000879U
Authority: JP
Inventors: 康夫坂井
Original assignee: 康夫坂井
Priority date: 2006-01-17
Filing date: 2006-01-17
Publication date: 2006-10-05
Anticipated expiration: 2016-01-17

Abstract

【課題】本考案はシャンプーやリンスなどの容器の内容物が底部に残ってしまう不都合を解消する。
【解決手段】本考案は容器本体７の底部の内側下部を円錐状もしくは多角錘状などの傾斜状１にし、吸い上げパイプ２の下部先端の切り欠き３を用いることにより、この課題を解決する。
【選択図】図１

Description

本考案は、シャンプーやリンス、ボディソープ、化粧水などの容器に関するものであり、

その他の大小さまざまな容量の容器にも転用できる容器である。

従来の容器は、容器の底部が平面の物が利用されている。（図２）

しかし、従来のような底部が平面の容器では、内容物（シャンプーやリンスなど）を最後まで全て吸い上げるのは困難である。（図２）ポンプの部分を取り外し、容器を逆さまにして使う必要があり、非常に不便である。

そこで、容器の底部内側下部を円錐状もしくは多角錘状にし、吸い上げポンプのパイプ下部先端に切り欠きを入れたものを考案した。（図１）底部の内側下部が円錐状もしくは多角錘状などの傾斜状になっているので内容物は底部の先端に集まり、吸い上げパイプ下部先端に切り欠きが入っているので、内容物を最後まで吸い上げることがより容易になる。（吸い上げパイプ下部先端の切り欠きは必ずしも必要とはしない。）

また、請求項２の考案は、シャンプーやリンスなどの５００ｃｃ位の大きさの容量の容器だけでなく、１００ｃｃ以下程度の容量の小さい物から、２０リットルや１００リットル以上の容量の大きな容器でも本考案は有効な効果を上げることが、容易になる。

よって、本考案の底部円錐容器により、シャンプーなどを吸い上げポンプを使用し、底部に残った内容物取り出す際、毎回、ポンプ部分を取り外し、容器を逆さまにする必要はなくなる。また、内容物が無くなれば、補充し何度でも繰り返し容器を使うことができる。

本考案に係る底部円錐容器は、図１に示すように、内容物５を入れておくための容器で、容器上部に吸い上げポンプ６があり、底部の内側下部が円錐状もしくは多角錘状などの傾斜のある形状１になっており、吸い上げパイプ２の下部先端は切り欠き３のような形状になっている。底部内側下部の傾斜の角度は、鋭角にしたり鈍角にするなど内容物の粘度に応じて決めればよい。また、吸い上げパイプの長さは底部に少し接触させるか、もしくは僅かに隙間を空ける位が望ましい。素材はプラスティックで形成する事が望ましいが、ガラスやステンレス、陶器などでもよい。

本考案に係る底部円錐容器の形状を示した断面図である。従来の容器の断面図である。

符号の説明

１底部内側下部円錐状もしくは多角錘状などの傾斜状
２吸い上げパイプ
３吸い上げパイプ下部先端切り欠き部
４底部平面
５内容物（シャンプー、リンスなど）
６吸い上げポンプ
７容器本体

Claims

シャンプーやリンス、ボディソープ、化粧水などの容器の底部の内側下部を円錐状もしくは多角錘状などの傾斜状にし、内容物の吸い上げパイプの下部先端に切り欠きを入れた容器。
また、本考案はその他の大小さまざまな容量の容器にも転用できる。