JP3169553B2 - 押出成形品のシボ付け装置およびシボ付け方法 - Google Patents
押出成形品のシボ付け装置およびシボ付け方法Info
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- JP3169553B2 JP3169553B2 JP16397396A JP16397396A JP3169553B2 JP 3169553 B2 JP3169553 B2 JP 3169553B2 JP 16397396 A JP16397396 A JP 16397396A JP 16397396 A JP16397396 A JP 16397396A JP 3169553 B2 JP3169553 B2 JP 3169553B2
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂やゴムか
らなる押出成形品の中空部の外面にシボ付けを施すシボ
付け装置およびシボ付け方法に関する。
らなる押出成形品の中空部の外面にシボ付けを施すシボ
付け装置およびシボ付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、押出成形された合成樹脂また
はゴムの押出成形品に、シボ模様が刻設されたシボ付け
ローラを押し当ててシボ模様を連続的に転写するシボ付
けが行われている(例えば特開平4−235021号公
報や特開平6−122151号公報)。
はゴムの押出成形品に、シボ模様が刻設されたシボ付け
ローラを押し当ててシボ模様を連続的に転写するシボ付
けが行われている(例えば特開平4−235021号公
報や特開平6−122151号公報)。
【0003】図3は、シボ付けがなされる押出成形品の
一例たるウエルトボディサイド10の断面を示す。この
ウエルトボディサイド10は、合成樹脂からなり、車体
のドア開口に沿って設けられたフランジに取り付けられ
る断面略U字形の本体部12と、ドアとの間をシールす
る中空部14とにより構成される。本体部12には芯金
16が埋設され、また本体部12の内側面には合計4つ
のフランジ保持リップ18が形成されている。そして、
外部に露出する本体部12の外面12aから中空部14
の外面14aにわたって、見栄えを良くするためにシボ
付けが施されている。
一例たるウエルトボディサイド10の断面を示す。この
ウエルトボディサイド10は、合成樹脂からなり、車体
のドア開口に沿って設けられたフランジに取り付けられ
る断面略U字形の本体部12と、ドアとの間をシールす
る中空部14とにより構成される。本体部12には芯金
16が埋設され、また本体部12の内側面には合計4つ
のフランジ保持リップ18が形成されている。そして、
外部に露出する本体部12の外面12aから中空部14
の外面14aにわたって、見栄えを良くするためにシボ
付けが施されている。
【0004】図4は、上記ウエルトボディサイド10の
製造装置を示す。このウエルトボディサイド10は、押
出、シボ付け、冷却等の各工程を経て製造される。
製造装置を示す。このウエルトボディサイド10は、押
出、シボ付け、冷却等の各工程を経て製造される。
【0005】まず押出工程では、出口側に口金3を備え
た押出成形機2にインサート4が供給され、材料供給通
路5から供給される樹脂材料と一体に押出成型品1が材
料の下流側(図4において右側)へ向けて連続的に押し
出される。
た押出成形機2にインサート4が供給され、材料供給通
路5から供給される樹脂材料と一体に押出成型品1が材
料の下流側(図4において右側)へ向けて連続的に押し
出される。
【0006】この押出成形機2の出口近傍には、第1シ
ボ付けローラ6が配置され、さらにその下流側には、第
2シボ付けローラ7が受けローラ8と対向配置されてい
る。そしてシボ付け工程では、押出成形機2から押し出
される押出成形品1に対し、各シボ付けローラ6,7に
接触する本体部12や中空部14の外面12a,14a
にシボ付けが施される。
ボ付けローラ6が配置され、さらにその下流側には、第
2シボ付けローラ7が受けローラ8と対向配置されてい
る。そしてシボ付け工程では、押出成形機2から押し出
される押出成形品1に対し、各シボ付けローラ6,7に
接触する本体部12や中空部14の外面12a,14a
にシボ付けが施される。
【0007】そしてシボ付けが施された押出成型品1に
対し、シボ付けローラ6,7より更に下流側に配置され
た冷却水槽9において冷却処理が行われる。この後、押
出成形品1を曲げ加工し、所定長さに切断して、ウエル
トボディサイド10の最終製品が連続的に得られる。
対し、シボ付けローラ6,7より更に下流側に配置され
た冷却水槽9において冷却処理が行われる。この後、押
出成形品1を曲げ加工し、所定長さに切断して、ウエル
トボディサイド10の最終製品が連続的に得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押出成
形機2から押し出される押出成形品1の中空部14(図
3)は、口金3近傍において中空部14を形成する中子
(図示せず)により閉塞されているため、この部分の圧
力変動が大きくなる。特にシボ付けローラ6,7の下流
側に冷却水槽9を配する構成では、冷却水槽9において
中空部内に水蒸気が発生し、中空部内の圧力が急激に変
化する。この圧力変動等に起因して、中空部のうち、口
金3近傍に配設されたローラ6との接触部分Aに、ばた
つき、いわゆる波うち現象が生じ、中空部の外面14a
(図3)とシボ付けローラ6との接触が不均一になる。
この結果、中空部14の外面14aに均一なシボ付けを
施すことができず、製品の外観を損ねるといった問題が
生じている。
形機2から押し出される押出成形品1の中空部14(図
3)は、口金3近傍において中空部14を形成する中子
(図示せず)により閉塞されているため、この部分の圧
力変動が大きくなる。特にシボ付けローラ6,7の下流
側に冷却水槽9を配する構成では、冷却水槽9において
中空部内に水蒸気が発生し、中空部内の圧力が急激に変
化する。この圧力変動等に起因して、中空部のうち、口
金3近傍に配設されたローラ6との接触部分Aに、ばた
つき、いわゆる波うち現象が生じ、中空部の外面14a
(図3)とシボ付けローラ6との接触が不均一になる。
この結果、中空部14の外面14aに均一なシボ付けを
施すことができず、製品の外観を損ねるといった問題が
生じている。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、押出成形品の中空部の外面に、均一なシボ付けを施
すことを目的としている。
で、押出成形品の中空部の外面に、均一なシボ付けを施
すことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に係わる押
出成形品のシボ付け装置は、口金と、この口金に設けら
れ、押出成形品の中空部の内面を形成する中子と、上記
口金の出口近傍に配置され、表面にシボ模様が刻設され
たシボ付けローラと、を有し、このシボ付けローラに接
触する中空部の外面にシボ付けを施す押出成形品のシボ
付け装置において、上記中子の下流側の端面に、上記中
空部の内部に向けて圧縮空気を供給する圧縮空気供給口
が形成されているとともに、上記中子に、押出材料の下
流側へ向けて突出する突起部が設けられ、この突起部の
側面と上記シボ付けローラの表面とを対向配置させたこ
とを特徴としている。
出成形品のシボ付け装置は、口金と、この口金に設けら
れ、押出成形品の中空部の内面を形成する中子と、上記
口金の出口近傍に配置され、表面にシボ模様が刻設され
たシボ付けローラと、を有し、このシボ付けローラに接
触する中空部の外面にシボ付けを施す押出成形品のシボ
付け装置において、上記中子の下流側の端面に、上記中
空部の内部に向けて圧縮空気を供給する圧縮空気供給口
が形成されているとともに、上記中子に、押出材料の下
流側へ向けて突出する突起部が設けられ、この突起部の
側面と上記シボ付けローラの表面とを対向配置させたこ
とを特徴としている。
【0011】また本発明に係る押出成形品のシボ付け方
法は、口金と、この口金に設けられ、押出成形品の中空
部の内面を形成する中子と、上記口金の出口近傍に配置
され、表面にシボ模様が刻設されたシボ付けローラと、
を有し、このシボ付けローラに接触する中空部の外面に
シボ付けを施す押出成形品のシボ付け方法において、上
記中子の下流側の端面に形成された圧縮空気供給口から
上記中空部の内部に向けて圧縮空気を供給するととも
に、押出材料の下流側へ向けて突出する上記中子の突起
部の側面と、この側面に対向配置された上記シボ付けロ
ーラの表面との間に、上記中空部を通過させることを特
徴としている。
法は、口金と、この口金に設けられ、押出成形品の中空
部の内面を形成する中子と、上記口金の出口近傍に配置
され、表面にシボ模様が刻設されたシボ付けローラと、
を有し、このシボ付けローラに接触する中空部の外面に
シボ付けを施す押出成形品のシボ付け方法において、上
記中子の下流側の端面に形成された圧縮空気供給口から
上記中空部の内部に向けて圧縮空気を供給するととも
に、押出材料の下流側へ向けて突出する上記中子の突起
部の側面と、この側面に対向配置された上記シボ付けロ
ーラの表面との間に、上記中空部を通過させることを特
徴としている。
【0012】このような本発明によれば、中子の下流側
端面より圧縮空気が供給されることにより、出口近傍の
中空部内が適度に加圧され、かつ、中子の突起部の側面
をシボ付けローラの表面に対向配置させたので、中空部
外面とシボ付けローラの表面とが良好に接触し、中空部
外面に均一なシボ付けが施される。
端面より圧縮空気が供給されることにより、出口近傍の
中空部内が適度に加圧され、かつ、中子の突起部の側面
をシボ付けローラの表面に対向配置させたので、中空部
外面とシボ付けローラの表面とが良好に接触し、中空部
外面に均一なシボ付けが施される。
【0013】
【0014】本発明は、特に、押出成形品が、合成樹脂
からなり、上記口金から押し出された後、連続して冷却
水槽に供給されるものに好適に用いられる。
からなり、上記口金から押し出された後、連続して冷却
水槽に供給されるものに好適に用いられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。
態を図面を参照して説明する。
【0016】最終製品としてのウエルトボディサイド1
0は、上述した図3に示すものと同様、合成樹脂からな
り、断面略U字形の本体部12と中空部14とにより構
成される。中空部14内には芯金16が埋設され、また
中空部14の内側面には4つのフランジ保持リップ18
が形成されている。そして外部に露出する本体部12の
外面12aから中空部14の外面14aにわたって、見
栄えを良くするためにシボ付けが施されている。
0は、上述した図3に示すものと同様、合成樹脂からな
り、断面略U字形の本体部12と中空部14とにより構
成される。中空部14内には芯金16が埋設され、また
中空部14の内側面には4つのフランジ保持リップ18
が形成されている。そして外部に露出する本体部12の
外面12aから中空部14の外面14aにわたって、見
栄えを良くするためにシボ付けが施されている。
【0017】このウエルトボディサイド10は、上述し
た図4に示すような製造装置により、押出、シボ付け、
冷却等の各工程を経て製造される。ここで本実施例で
は、図4に示すような口金3やローラ6,7,8に代え
て、図1に示すような口金22およびシボ付けローラ2
4,26を用いて押出成形品にシボ付けが施され、これ
ら口金22やシボ付けローラ24等が、本発明に係わる
押出成形品のシボ付け装置を構成する。なお、図2は図
1のII−II線に沿う断面図である。
た図4に示すような製造装置により、押出、シボ付け、
冷却等の各工程を経て製造される。ここで本実施例で
は、図4に示すような口金3やローラ6,7,8に代え
て、図1に示すような口金22およびシボ付けローラ2
4,26を用いて押出成形品にシボ付けが施され、これ
ら口金22やシボ付けローラ24等が、本発明に係わる
押出成形品のシボ付け装置を構成する。なお、図2は図
1のII−II線に沿う断面図である。
【0018】口金22は、材料入口側の後面22a(図
2の左側の面)が図4に示す押出成形機2の下流側の端
面に取り付けられる。口金22の前面22b(図2の右
側の面)側の出口近傍には、表面にシボ模様が刻設され
た第1シボ付けローラ24と第2シボ付けローラ26と
がそれぞれ回転可能に配置されている。第1シボ付けロ
ーラ24は、中空部14の外面14aに接触する位置に
配置され、また第2シボ付けローラ26は、本体部12
の外面12aに接触する位置に配置されている。
2の左側の面)が図4に示す押出成形機2の下流側の端
面に取り付けられる。口金22の前面22b(図2の右
側の面)側の出口近傍には、表面にシボ模様が刻設され
た第1シボ付けローラ24と第2シボ付けローラ26と
がそれぞれ回転可能に配置されている。第1シボ付けロ
ーラ24は、中空部14の外面14aに接触する位置に
配置され、また第2シボ付けローラ26は、本体部12
の外面12aに接触する位置に配置されている。
【0019】口金22には、後面22aから前面22b
に貫通する成形孔28が形成され、この成形孔28内に
は、口金22とは別部材の中子30が、後面22a側か
ら取り付けられている。中子30は、中空部14の内面
を形成するもので、この中子30の外面と成形孔28と
により樹脂材料が通過する樹脂通路32が区画形成され
ている。
に貫通する成形孔28が形成され、この成形孔28内に
は、口金22とは別部材の中子30が、後面22a側か
ら取り付けられている。中子30は、中空部14の内面
を形成するもので、この中子30の外面と成形孔28と
により樹脂材料が通過する樹脂通路32が区画形成され
ている。
【0020】中子30は、材料の下流側(図2の右側)
へ向けて突出する突起部36と、この突起部36を支持
する基部34とを有する。突起部36は、口金22の前
面22bよりもさらに下流側へ突出し、その突出する側
面に第1シボ付けローラ24の表面が対向している。基
部34は、その側面が図1に示すように口金22の側面
22cに表出し、この側面に次に述べる圧縮空気管42
が取り付けられている。
へ向けて突出する突起部36と、この突起部36を支持
する基部34とを有する。突起部36は、口金22の前
面22bよりもさらに下流側へ突出し、その突出する側
面に第1シボ付けローラ24の表面が対向している。基
部34は、その側面が図1に示すように口金22の側面
22cに表出し、この側面に次に述べる圧縮空気管42
が取り付けられている。
【0021】突起部36の下流側端面30aには、中空
部14内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給口38が形
成され、中子30内には、一端が圧縮空気供給口38に
連通する圧縮空気通路40が形成されている。この圧縮
空気通路40は、基部34内で折曲し、その他端が基部
34の側面に取り付けられた圧縮空気管42に連通して
いる。この圧縮空気管42には、圧縮空気を導入する圧
縮空気供給装置(図示せず)が接続される。
部14内に圧縮空気を供給する圧縮空気供給口38が形
成され、中子30内には、一端が圧縮空気供給口38に
連通する圧縮空気通路40が形成されている。この圧縮
空気通路40は、基部34内で折曲し、その他端が基部
34の側面に取り付けられた圧縮空気管42に連通して
いる。この圧縮空気管42には、圧縮空気を導入する圧
縮空気供給装置(図示せず)が接続される。
【0022】次に本実施例に係わるウエルトボディサイ
ド10の製造方法を図1〜図4を参照して説明する。
ド10の製造方法を図1〜図4を参照して説明する。
【0023】押出工程では、図4に示すような押出成形
機2に、芯金16となるインサート4が供給され、材料
供給通路5から供給される樹脂材料と一体に押出成形品
が下流側へ向けて連続的に押し出される。このとき、図
2に示す口金22の後面22aから供給された樹脂材料
は、樹脂通路32を通って前面22bから押出成形品2
0として押し出される。
機2に、芯金16となるインサート4が供給され、材料
供給通路5から供給される樹脂材料と一体に押出成形品
が下流側へ向けて連続的に押し出される。このとき、図
2に示す口金22の後面22aから供給された樹脂材料
は、樹脂通路32を通って前面22bから押出成形品2
0として押し出される。
【0024】口金22から押し出された押出成形品20
は、本体部12の外面12aが第2シボ付けローラ26
に接触するとともに、中空部14が第1シボ付けローラ
24と突起部36の側面との間を両者に接触しながら通
過する。このとき、シボ付けローラ24,26に接触す
る本体部12や中空部14の外面12a,14aにシボ
付けが施される。
は、本体部12の外面12aが第2シボ付けローラ26
に接触するとともに、中空部14が第1シボ付けローラ
24と突起部36の側面との間を両者に接触しながら通
過する。このとき、シボ付けローラ24,26に接触す
る本体部12や中空部14の外面12a,14aにシボ
付けが施される。
【0025】ここで本実施例にあっては、口金22から
押し出される押出成型品20に対し、圧縮空気供給装置
から圧縮空気管42に導入された圧縮空気が、圧縮空気
通路40を通って圧縮空気供給口38より中空部14の
内部に供給される。これにより口金22近傍の中空部1
4内が適度に加圧されて、この部分の中空部14が膨ら
むように撓む。この結果、図2に示すように、中空部1
4の外面14aは、常に第1シボ付けローラ6の表面に
巻き付いた状態となり、第1シボ付けローラ24の表面
に均一に接触する。
押し出される押出成型品20に対し、圧縮空気供給装置
から圧縮空気管42に導入された圧縮空気が、圧縮空気
通路40を通って圧縮空気供給口38より中空部14の
内部に供給される。これにより口金22近傍の中空部1
4内が適度に加圧されて、この部分の中空部14が膨ら
むように撓む。この結果、図2に示すように、中空部1
4の外面14aは、常に第1シボ付けローラ6の表面に
巻き付いた状態となり、第1シボ付けローラ24の表面
に均一に接触する。
【0026】シボ付けが施された押出成形品20は、図
4に示すような冷却水槽9において冷却処理が行われ、
曲げ加工が施された後、所定長さに切断され、ウエルト
ボディサイド10の最終製品となる。
4に示すような冷却水槽9において冷却処理が行われ、
曲げ加工が施された後、所定長さに切断され、ウエルト
ボディサイド10の最終製品となる。
【0027】このように本実施例では、中子30の下流
側端面30aから中空部14内に圧縮空気を供給し、口
金22近傍の中空部14内を適度な加圧状態に保持する
ようにした。このため、この部分の中空部14の外面1
4aが第1シボ付けローラ24の表面に良好に接触し、
中空部14の外面14aに均一なシボ付けを施すことが
できる。
側端面30aから中空部14内に圧縮空気を供給し、口
金22近傍の中空部14内を適度な加圧状態に保持する
ようにした。このため、この部分の中空部14の外面1
4aが第1シボ付けローラ24の表面に良好に接触し、
中空部14の外面14aに均一なシボ付けを施すことが
できる。
【0028】なお、本発明は、上述したような樹脂材料
を用いたものに限らず、例えばゴム材料を用いたウエザ
ストリップ等にも適用できる。
を用いたものに限らず、例えばゴム材料を用いたウエザ
ストリップ等にも適用できる。
【0029】また、本発明は、例えば第2シボ付けロー
ラ26を省略した構成や、図4に示すように各シボ付け
ローラ6,7が押出成形品の進行方向で異なる位置に配
置されたものにも適用できる。
ラ26を省略した構成や、図4に示すように各シボ付け
ローラ6,7が押出成形品の進行方向で異なる位置に配
置されたものにも適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明では、中子の下流側
の端面に形成された圧縮空気供給口から中空部内へ向け
て圧縮空気を供給し、口金近傍の押出成形品の中空部内
を適度に加圧するようにし、かつ、中子の突起部の側面
をシボ付けローラの表面に対向配置したため、中空部の
外面とシボ付けローラの表面とが良好に接触し、中空部
の外面に均一なシボ付けを行うことができる。
の端面に形成された圧縮空気供給口から中空部内へ向け
て圧縮空気を供給し、口金近傍の押出成形品の中空部内
を適度に加圧するようにし、かつ、中子の突起部の側面
をシボ付けローラの表面に対向配置したため、中空部の
外面とシボ付けローラの表面とが良好に接触し、中空部
の外面に均一なシボ付けを行うことができる。
【図1】本発明の実施例に係わる押出成型品の製造装置
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】ウエルトボディサイドの断面斜視図。
【図4】ウエルトボディサイドの製造装置を示す構成
図。
図。
【符号の説明】 22…口金 24,26…シボ付けローラ 30…中子 30a…端面 38…圧縮空気供給口
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 59/00 - 59/18 B29C 47/00 - 47/96
Claims (3)
- 【請求項1】 口金と、この口金に設けられ、押出成形
品の中空部の内面を形成する中子と、上記口金の出口近
傍に配置され、表面にシボ模様が刻設されたシボ付けロ
ーラと、を有し、このシボ付けローラに接触する中空部
の外面にシボ付けを施す押出成形品のシボ付け装置にお
いて、 上記中子の下流側の端面に、上記中空部の内部に向けて
圧縮空気を供給する圧縮空気供給口が形成されていると
ともに、上記中子に、押出材料の下流側へ向けて突出す
る突起部が設けられ、この突起部の側面と上記シボ付け
ローラの表面とを対向配置させたことを特徴とする押出
成形品のシボ付け装置。 - 【請求項2】 口金と、この口金に設けられ、押出成形
品の中空部の内面を形成する中子と、上記口金の出口近
傍に配置され、表面にシボ模様が刻設されたシボ付けロ
ーラと、を有し、このシボ付けローラに接触する中空部
の外面にシボ付けを施す押出成形品のシボ付け方法にお
いて、 上記中子の下流側の端面に形成された圧縮空気供給口か
ら上記中空部の内部に向けて圧縮空気を供給するととも
に、押出材料の下流側へ向けて突出する上記中子の突起
部の側面と、この側面に対向配置された上記シボ付けロ
ーラの表面との間に、上記中空部を通過させることを特
徴とする押出成形品のシボ付け方法。 - 【請求項3】 上記押出成形品は、合成樹脂からなり、
上記口金から押し出された後、連続して冷却水槽に供給
されることを特徴とする請求項2に記載の押出成形品の
シボ付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397396A JP3169553B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 押出成形品のシボ付け装置およびシボ付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397396A JP3169553B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 押出成形品のシボ付け装置およびシボ付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106397A JPH106397A (ja) | 1998-01-13 |
JP3169553B2 true JP3169553B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=15784342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16397396A Expired - Fee Related JP3169553B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 押出成形品のシボ付け装置およびシボ付け方法 |
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Country | Link |
---|---|
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