JP3169465U - 箱入ラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具 - Google Patents
箱入ラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ラップフィルムを切断する時に、外箱の変形が少なく、スムーズに切断できる切断補助具を提供する。【解決手段】箱入りラップフィルム切断補助具Aは、上面板ケと前面板クで形成され、上面板と前面板の内角は90?である。すなわち、前面板クおよび上面板ケは、いずれも一定幅、一定厚み、所定長さのアルミニウム板で形成されている。帯板である前面板クの長辺に上面板ケの長辺が90?をなして連結されている。前面板ク、上面板ケの巾はほぼ同じである。使い方は箱入りラップフィルムの箱の蓋板アと歯支持板イの交差部分に切断補助具の内角を密着させ、ラップフィルムを切断する時の外装箱のたわみや湾曲を防止し、ラップフィルムの切断を容易にする。すなわち、切断補助具は紙製の外箱の歯支持板を補強し、そのたわみなどを防止する。【選択図】図1
Description
この発明は一般家庭や飲食業界で汎用されている箱入りラップフィルム・箱入りアルミホイルなどの使用にあたって利便性の向上に資する箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具に関する。この場合、ラップフィルムとは、ポリエチレン等の食品包装用ラップフィルムの他にも園芸用ポリオレフィンフィルム等を含む
図9、図10には従来の箱入りラップフィルムを示す。これらの図に示すように食品用ラップフィルムは、円筒の芯材10の外周面に巻き取られて、これを外箱20に収納している。ラップフィルム 30の一端を外箱の蓋部分から必要な長さだけを引き出し、切断歯40にて切断して使用している。図中において、アは蓋板、イは歯支持板、ウは下板、エは前板、オは側板、カは横板、10は芯材、20は箱入りラップフィルムの外装の箱、30はラップフィルム、40は切断歯である。特許文献1にはラップフィルムの収納箱の切断具の取り外しを容易にした点が記載されている。
箱入りラップフィルムを手に持って、手及び指に力を入れて切断しようとすると、箱の歯支持板(図1のイ、図3のイ 図5のイ)が湾曲、変形しやすく切断出来ない。さらに一度、歯支持板(図1のイ、図3のイ、図5のイ)が湾曲・変形のクセがつくとさらに湾曲・変形がひどくなりラップフィルムを切断するのが困難になる。そうするとますます手及び指に力が入りさらに湾曲がひどくなりラップフィルムの切断が出来なくなる、という悪循環になる。
そこで、上記の問題点を解決する為に以下の発明を完成させた。すなわち請求項1に記載の発明は、略帯状でプラスチック製または金属製の前面板と、この前面板の長辺に対して略直角に設けられ、前面板とともに略L字形の横断面を形成する上面板とを備えた箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具である。
また、請求項2に記載の発明は、所定長さで、略帯状のプラスチック製または金属製の前面板と、この前面板の長辺に対して略直角に設けられ、前面板とともに略L字形の横断面を形成する上面板と、この前面板の長さ方向の一端において前面板よび上面板に対して直交して設けられた側面板とを有する箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具である。
さらに請求項3に記載の発明は、箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具は、その長さ方向に2分割され、その一端に前面板および上面板に直交する側面板を有する第一分割片と、この第一分割片の他端部である。切断端部に対してその一端部である切断端部が着脱自在に設けられた第二分割片とを有する請求項1に記載の箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具である。
請求項1〜請求項3の発明によれば、ラップフィルムおよびアルミホイルが入った箱の歯支持板に箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具の前面板を、箱の蓋板に上面板をそれぞれ密着させる。つまりL字型の内面で蓋板と歯支持板を押さえる。次に、切断補助具を箱を保持した左手の親指で押さえながら、右手でラップフィルムを引き出して切断歯に沿って引き出す事でラップフィルムを切断する。この場合、前板が歯支持板を補強して湾曲・変形を防止するため容易に切断できる。請求項2の発明では側面板を外箱の端面板に押し当てることでさらに容易に切断補助具を位置決めすることができ、切断が容易となる。請求項3の発明では、外箱のサイズの長短にかかわらず、適切に外箱を押えることができる。
実施例1は図1に示すように、切断補助具Aは図2の箱入りラップフィルム切断補助具Aを実施した例である。Aの切断補助具は上面板と前面板で形成され、上面板と前面板の内角は90°である。すなわち、前面板クおよび上面板ケは、いずれも一定幅、一定厚み、所定長さのアルミニウム板で形成されている。帯板である前面板クの長辺に上面板ケの長辺が90°をなして連結されている。前面板ク、上面板ケの巾はほぼ同じである。使い方は箱入りラップフィルムの箱の蓋板アと歯支持板イの交差部分に切断補助具の内角を密着させ、ラップフィルムを切断する時の外装箱のたわみや湾曲を防止し、ラップフィルムの切断を容易にする。すなわち、切断補助具は紙製の外箱の歯支持板を補強し、そのたわみなどを防止する。図9、図10には従来の箱入りラップフィルムを示す。これらの図に示すように食品用ラップフィルムは、円筒の芯材10の外周面に巻き取られて、これを外箱20に収納している。ラップフィルム 30の一端を外箱の蓋部分から必要な長さだけを引き出し、切断歯40にて切断して使用している。図中 アは蓋板、イは歯支持板、ウは下板、エは前板、オは側板、カは横板、10は芯材、20は箱入りラップフィルムの外装の箱、30はラップフィルム、40は切断歯である。特許文献1にはラップフィルムの収納箱の切断具の取り外しを容易にした点が記載されている。
実施例2では実施例1の改良形態を示す。図3は、図4の箱入りラップフィルム切断補助具Bを外箱20に使用した例である。Bの切断補助具は、上面板ケと前面板クと側面板コで形成され、上面板ケと前面板クの内角は90°である。その他の構成は実施例1の場合と同じである。使い方は箱入りラップフィルムの箱20の側面板に切断補助具Bの側面板コを密着させ、そのうえで蓋板アと歯支持板イの境界部分に切断補助具の上面板と前面板を密着させ固定させる。側面板コを側板オに当てることでA切断補助具よりも箱に固定できラップフィルムを切断する時のズレが生じず、よりいっそう外装箱のたわみや湾曲を防止し、ラップフィルムの切断を容易にする。
図5、図7、図8は切断補助具をよりいっそう使い易くしたものである。具体的には切断補助具を様々な長さのタイプに使えるようにしたものである。この切断補助具は長さ方向で2分割されCとDの2つの分割片づつかなり、2つの分割片CとDはそれぞれが上面板と前面板と側面板とで形成される。上面板と前面板の内角は90°であり、その上面板と前面板の両辺に直交した側面板で形成される。さらに図7、図8、図9、図10のように切断補助具Cは上面板の裏側に 面状ファスナーサを貼り付け、切断補助具Dは上面板表面に面状ファスナーサを貼り付ける。面状ファスナーは長方形でオス型メス型とを用いる。その他の構成は実施例1,2の場合と同じとする。このことにより市販されている箱入りラップフィルムの箱の様々な長さのタイプに適合し、さらにCとDの側面板の裏側にすべり止めゴム キ を設置することにより箱からの脱落を防止でき箱入りラップフィルムの蓋の開け閉め時のもそのまま接着可能となり、よりいっそう使い易さが増す。
箱入りラップフィルム切断補助具の素材としては箱入りラップフィルムより、硬質のプラスティック、軽量金属、金属、木製など使用する。市販されている様々なタイプの箱入りラップフィルムの長さに対応可能である。さらにシンプルな構造である為、製造コストも安価に抑えることが出き使い易く故障が少ない。
また用途は箱入りラップフィルムだけではなく、箱入りアルミホイルなど、ロールに巻いている素材切断時の多岐に渡り使用可能である。特に市販の箱入りアルミホイルが安定して切断可能である。さらに一般家庭や飲食業界や園芸用品などでの箱入りラップフィルム及び箱入りアルミホイルの使用の利便性向上につながる。
ア 蓋板
イ 歯支持板
ウ 下板
エ 前板
オ 側板
カ 横板
キ すべり止めゴム
ク 前面板
ケ 上面板
コ 側面板
サ 面上ファスナー
A 箱入りラップフィルム切断補助具本体
B 箱入りラップフィルム切断補助具本体
C 箱入りラップフィルム切断補助具本体
D 箱入りラップフィルム切断補助具本体
10 芯材
20 箱入りラップフィルムの外装の箱
30 ラップフィルム
40 切断歯
イ 歯支持板
ウ 下板
エ 前板
オ 側板
カ 横板
キ すべり止めゴム
ク 前面板
ケ 上面板
コ 側面板
サ 面上ファスナー
A 箱入りラップフィルム切断補助具本体
B 箱入りラップフィルム切断補助具本体
C 箱入りラップフィルム切断補助具本体
D 箱入りラップフィルム切断補助具本体
10 芯材
20 箱入りラップフィルムの外装の箱
30 ラップフィルム
40 切断歯
Claims (3)
- 略帯状でプラスチック製または金属製の前面板と、この前面板の長辺に対して略直角に設けられ、前面板とともに略L字形の横断面を形成する上面板とを備えた箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具。
- 所定長さで、略帯状のプラスチック製または金属製の前面板と、この前面板の長辺に対して略直角に設けられ、前面板とともに略L字形の横断面を形成する上面板と、この前面板の長さ方向の一端において前面板よび上面板に対して直交して設けられた側面板とを有する箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具。
- 上記箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具は、その長さ方向に2分割され、その一端に前面板および上面板に直交する側面板を有する第一分割片と、この第一分割片の他端部である。切断端部に対してその一端部である切断端部が着脱自在に設けられた第二分割片とを有する請求項1に記載の箱入りラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000651U JP3169465U (ja) | 2011-01-23 | 2011-01-23 | 箱入ラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011000651U JP3169465U (ja) | 2011-01-23 | 2011-01-23 | 箱入ラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3169465U true JP3169465U (ja) | 2011-08-04 |
Family
ID=54880316
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011000651U Expired - Fee Related JP3169465U (ja) | 2011-01-23 | 2011-01-23 | 箱入ラップフィルム・アルミホイルなどの切断補助具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3169465U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6440003B1 (ja) * | 2018-02-20 | 2018-12-19 | 正 金丸 | 食品用ラップ箱の補強具 |
-
2011
- 2011-01-23 JP JP2011000651U patent/JP3169465U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6440003B1 (ja) * | 2018-02-20 | 2018-12-19 | 正 金丸 | 食品用ラップ箱の補強具 |
JP2019142584A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 正 金丸 | 食品用ラップ箱の補強具 |
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