JP3169270U - ローラカーブコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】スピードアップにより遠心力で搬送物がローラカーブコンベヤ外に飛び出すことを防ぐことができるローラカーブコンベヤを提供する。【解決手段】回転駆動する複数のテーパーローラ6が円弧状の外側ローラ支持フレーム4と内側ローラ支持フレーム5の間に放射状に配置され、テーパーローラ6の大径部側が外側ローラ支持フレーム4に軸支され、テーパーローラ6の小径部が内側ローラ支持フレーム5で軸支してローラカーブコンベヤ1を構成する。さらに、外側ローラ支持フレーム4の軸受の高さが内側ローラ支持フレーム4の軸受の高さより高い位置に設けられてテーパーロール6が外側ローラ支持フレーム4に向けて上向きに傾斜して軸支され、ローラカーブコンベヤ1の各テーパーローラ6の大径側の高さ位置が、物品搬入側からなだらか上り勾配になり頂上からなだらかに下り勾配となる山形とする。【選択図】図1

Description

本考案は、物品を搬送するローラカーブコンベヤに関し、特にカーブ部においても物品を高速で搬送することができるローラカーブコンベヤに関する。
物品の搬送に、ローラを並べたローラコンベヤが利用されている。直線状のストレートコンベヤで搬送される物品の搬送路を方向転換させる場合に、方向転換部に円弧状に複数のローラが配置されたローラカーブコンベヤが直線状のストレートコンベヤの間に設けられている(特許文献1参照)。
図6に示すように、従来のローラコンベヤは物品搬入側のストレートコンベヤ2と物品搬出側のストレートコンベヤ3とで形成される搬送路の途中の方向転換部に、ローラカーブコンベヤ1がストレートコンベヤ2,3に連続して接続されている。
ローラカーブコンベヤ1は、平行に配置された円弧状の外側ローラ支持フレーム4と内側ローラ支持フレーム5との間に、複数のテーパー状のテーパーローラ6が放射状に並べられる。テーパーローラ6は円弧中心に向かって徐々に細くなっており、その大径部が外側ローラ支持フレーム4に軸支され、その小径部が内側ローラ支持フレーム5にそれぞれ回転可能に軸支されている。テーパーローラ3は駆動手段により回転駆動される。
搬入側のストレートコンベヤ2で送られてきた物品は、ローラカーブコンベヤ1のテーパーローラ6へ乗り移り、搬送されていく間にテーパーローラ6により曲がりながら移動して方向転換され、搬出側のストレートコンベヤ3へ乗り移る。
特開2005−239394号公報
従来のローラカーブコンベヤは、テーパーローラが水平に配置されているため、コンベヤの能率を上げるためにスピードアップすると、遠心力で搬送物がローラカーブコンベヤの外に飛び出るという欠点を有していた。
そこで、本考案は、スピードアップにより遠心力で搬送物がローラカーブコンベヤ外に飛び出すことを防ぐことができるローラカーブコンベヤを提供するものである。
本考案は、回転駆動する複数のテーパーローラが円弧状の外側ローラ支持フレームと内側ローラ支持フレームの間に放射状に配置され、それぞれのテーパーローラの大径部側のローラ軸が外側ローラ支持フレームの軸受に軸支されるとともに、テーパーローラの小径部のローラ軸が内側ローラ支持フレームの軸受にそれぞれ回転可能に軸支されているローラカーブコンベヤにおいて、外側ローラ支持フレームの軸受の高さが内側ローラ支持フレームの軸受の高さより高い位置に設けられてテーパーロールが外側ローラ支持フレームに向けて上向きに傾斜して軸支され、ローラカーブコンベヤの円弧状部の各テーパーローラの大径側の高さ位置が、物品搬入側からなだらか上り勾配になり頂上からなだらかに下り勾配となる山形となっていることを特徴とする。
前記構成において、各テーパーローラの内側ローラ支持フレーム側のローラ軸に固定された山歯歯車が中間山歯歯車を介して噛み合わせられて各テーパーローラが同一方向に回転されることを特徴とする。
従来は、フラットなカーブコンベヤだったので、コンベヤ能率を上げるためにスピードアップすると、遠心力で搬送物が外に飛び出るという欠点を有していたが、本考案は、カーブ外側を山形にして斜行させることにより、搬送物が外に飛び出ることを防ぐことができる。
本考案のローラカーブコンベアを配置したローラコンベアを示し、(a)は正面概略図、(b)は平面概略図である。 図1(b)のA−A矢視図である。 図1(b)のB−B矢視図である。 テーパーローラの駆動手段を示し、(a)は図1(b)のC−C矢視図、(b)は平面図である。 テーパーローラの大径側を半弦の形状に配置にする説明図である。 従来のローラコンベヤを示し、(a)は平面概略図、(b)は、ローラの正面図である。
図1において、ローラカーブコンベヤは、ローラカーブコンベヤ1と、ストレートコンベヤ2,3が接続されて搬送路が形成されている。物品を方向転換させるローラカーブコンベヤ1の物品搬入側に物品を真っ直ぐに搬送する直線状のストレートコンベヤ2が接続され、ローラカーブコンベヤ1の物品搬出側には、この物品搬出側から搬出される物品を真っ直ぐに搬送する直線状のストレートコンベヤ3が接続されている。
搬入側のストレートコンベヤ2で搬送されてきた物品はローラカーブコンベヤ1に乗り移り、ローラカーブコンベヤ1で円弧状に搬送されて方向転換されて搬出側のストレートコンベヤ3に乗り移る。
図1(b)において、ローラカーブコンベヤ1の複数のテーパーローラ6は、平行に配置された円弧状の外側ローラ支持フレーム4と内側ローラ支持フレーム5の間に放射状に配置されている。
図2において、それぞれのテーパーローラ6は、その両側のローラ軸7,8が外側ローラ支持フレーム4と内側ローラ支持フレーム5のそれぞれの軸受9,10に回転自在に軸支されている。テーパーローラ6は円弧中心に向かって徐々に細くなっており、その大径部のローラ軸7が外側ローラ支持フレーム4の軸受9に軸支され、その小径部のローラ軸8が内側ローラ支持フレーム5の軸受10にそれぞれ回転可能に軸支されている。
外側ローラ支持フレーム4の軸受9の高さは、内側ローラ支持フレーム5の軸受10の高さより高い位置に設けられており、テーパーロール6が外側ローラ支持フレーム4に向けて上向きに傾斜して支持される。なお、万が一物品が飛び出した際に防護する防護柵11を設けてもよい。
さらに、図3に示すように、ローラカーブコンベヤ1の円弧状部の各テーパーローラ6の大径側(外側ローラ支持フレーム4の側)位置は、サインカーブのプラス側の半弦の配置になっている。すなわち、物品搬入側からなだらか上り勾配になり円弧の中央の頂上からなだらかに下り勾配となる山形となるように配置されている。
ローラカーブコンベヤ1の円弧状部の各テーパーローラ6の大径側を山形に配置にする根拠は次のとおりである。
図5において、
0 :曲率の中心
0´ :コンベヤローラ上部傾斜中心
θ :曲率中心と搬送物重心を結んだ傾斜角
θ´ :コンベヤローラ傾斜角
r :曲率中心と物体重心を結んだ線
l :コンベヤローラ上部傾斜中心とコンベヤローラ最上部までの距離
m :物体質量
ω :搬送物のカーブコンベヤ部での角速度
h :カーブコンベヤの傾斜高さ
v :搬送物のカーブコンベヤ部での速度
θ´´ :カーブコンベヤの平面図上での角度
とすると、最大傾斜角度では、次の式が成り立つ。
mgsinθ´=mrω
式を変形すると、
gsinθ´=v/r
また、h=lsinθ´=lv/gr
hの高さは滑らかに立ち上がり、滑らかに収束すると考えられるので、サインカーブが想定される。
したがって、次式が考えられる。
h=(lv/gr)・(1/2){sin(4θ´´−r/2)+1}
テーパーローラ6の大径側を山形に配置することにより、高速搬送しても遠心力で物品がコンベヤの外に飛び出すことを防ぐことができる。
各テーパーローラ6は、駆動手段により回転駆動される。図4に示すように、各テーパーローラ6の内側ローラ支持フレーム5側のローラ軸8には山歯歯車12が固定され、ローラ軸8の山歯歯車12が同一方向に回転するように中間山歯歯車13を介して噛み合わせられ、モータ14の回転によりローラ軸8の山歯歯車12を同一方向に回転させることが可能となる。
1:ローラカーブコンベ
2:搬入側のストレートコンベア
3:搬出側のストレートコンベア
4:外側ローラ支持フレーム
5:内側ローラ支持フレーム
6:テーパーローラ
7:ローラ軸
8:ローラ軸
9:軸受
10:軸受
11:防護柵
12:山歯歯車
13:中間山歯歯車
14:モータ

Claims (2)

  1. 回転駆動する複数のテーパーローラが円弧状の外側ローラ支持フレームと内側ローラ支持フレームの間に放射状に配置され、それぞれのテーパーローラの大径部側のローラ軸が外側ローラ支持フレームの軸受に軸支されるとともに、テーパーローラの小径部のローラ軸が内側ローラ支持フレームの軸受にそれぞれ回転可能に軸支されているローラカーブコンベヤにおいて、
    外側ローラ支持フレームの軸受の高さが内側ローラ支持フレームの軸受の高さより高い位置に設けられてテーパーロールが外側ローラ支持フレームに向けて上向きに傾斜して軸支され、
    ローラカーブコンベヤの円弧状部の各テーパーローラの大径側の高さ位置が、物品搬入側からなだらか上り勾配になり頂上からなだらかに下り勾配となる山形となっていることを特徴とするローラカーブコンベヤ。
  2. 各テーパーローラの内側ローラ支持フレーム側のローラ軸に固定された山歯歯車が中間山歯歯車を介して噛み合わせられて各テーパーローラが同一方向に回転されることを特徴とする請求項1記載のローラカーブコンベヤ。
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