JP3168725U - 挟持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】1枚のシートから容易に組立てられ衛生的に使用でき、少量の材料で作られるコストと携帯性と廃棄性に優れた、スナック菓子などの手で直接摘む食品を、手を汚さずに食べることが出来る使い捨ての組立挟持具を提供する。【解決手段】食品を直接挟むための一対の挟持片部と、各挟持片部側辺から延びる側片部で構成する。1枚の少量のシートを折り曲げ、中央に挟持片部を形成し、側片部を折ることにより容易に組み立てられる。組立てた状態で机などに置いた時に食品を直接挟む挟持片部が素材の弾性により置かれた面に直接触れる事がなく底面から浮く。これらにより手軽で衛生的に使える使い捨ての組立挟持具となる。【選択図】図2
Description
本考案は1枚のシートから折り線を介して組立てられる使い捨てタイプの組立挟持具に関する。
スナック菓子やファストフードのフライドポテトなどの手で直接摘んで食べる食品は指先が汚れ、特にパソコンや読書をしながらや、アウトドアで食べる場合は衛生面でも好ましくないという問題がある。手が汚れるのを嫌い箸や専用のトングが用いられる場合もある。
スナック菓子やファストフードのフライドポテトなどを食べる専用のトングは持ち運びがかさ張り、使い終わった後の手入れも必要。手で直接摘んで食べる食品を、手を汚さずに食べられる手軽な使い捨て道具が求められる。
特許文献1は組立が容易であり、使い捨ても出来るが、スナック菓子やファストフードのフライドポテトを食べるにはコストが高く、大きすぎるため手軽に使えない。
特開2007−151988
本考案は1枚のシートから容易に組立てられ衛生的に使用でき、少量の材料で作られる、コストと携帯性と廃棄性に優れた組立挟持具を提供することである。
略矩形状を呈する1枚のシートの両端部に食品を直接挟むための一対の挟持片部を形成すると共に、該各挟持片部の両側辺に該両側辺から伸びる側片部を形成して、上記シートを中央の短手方向に沿って内側に折り曲げて各挟持片部を口開き状態で対向させると同時に、上記各側片部を挟持片部の側辺で外側に折り曲げて起立させる。
1枚のシートを折り曲げ、側片部を折り曲げることによりテーブルや机などに置いた時に食品を直接挟む挟持片部を底テーブルや机などの表面から浮かせる。
本考案に用いる材料は耐油紙又はPP加工された板紙の厚さ0.3〜0.6mm又は合成樹脂シートの厚さ0.3〜0.5μほどのものが好ましい。素材は適度なコシがあり加工に問題が無ければ紙素材に限定しない。
1枚のシートを折り曲げ、組立てられるので、組立前は1枚のシートであり保管と輸送のスペースが抑えられる。
少量の材料で作られるため携帯が容易で廃棄性にも優れコストも抑えられる。
側片部を折り曲げることにより挟持片部の強度が増すと共に、組立てた状態でテーブルや机などに置いた時に、食品を直接挟む挟持片部が直接テーブルや机の表面に接することなく浮き、衛生的に使える。
略矩形状を呈する1枚のシートの両端部に食品を直接挟むための一対の挟持片部を形成すると共に、該各挟持片部の両側辺に該両側辺から伸びる側片部を形成して、上記シートを中央の短手方向に沿って内側に折り曲げて各挟持片部を口開き状態で対向させると同時に、上記各側片部を挟持片部の側辺で外側に折り曲げて起立させる。
組立てた状態でテーブルや机などに置いた時に、食品を直接挟む挟持片部が直接テーブルや机の表面に接しないように浮かせる。
組立てた状態でテーブルや机などに置いた時に、食品を直接挟む挟持片部が直接テーブルや机の表面に接しないように浮かせる。
本考案の実施の形態について説明する。図1に示すように1枚のシートから図2に示すように組立てて挟持具とすることができる。
図1に示すように挟持片部1−1と挟持片部側辺a、aから延びる側片部2−1、2−2により形成し、折曲線bを介して挟持片部1−1、1−2が連接し、挟持片部1−2と挟持片部側辺a、aから延びる側片部2−3、2−4で対称な一対の形態に構成されている。
挟持片部1−1、1−2の形状は特に限定されるものではない。但し、好ましくは折曲線bより挟持片部1−1、1−2の先端に向け適宜細くなり食品を確実に挟める形状が採用される。
上記側片部2−1、2−2、2−3、2−4の形状は特に限定されるものではない。但し、好ましくは折曲線bより挟持片部1−1、1−2の先端に向け適宜細くなり食品を確実に挟める形状が採用される。
図1のシートは折曲線bを谷曲げされ、挟持片部側辺a、aを山折りすることで図2の状態に組立てられる。
図2の状態で挟持片部1−1、1−2が食品を挟む為に必用な強度を生み。図4に示すように挟持片部1−1、1−2の外側を人差し指と親指で挟み食品を挟むことが出来る。また側片部2−1、2−2、2−3、2−4は指を食品に触れさせないガ−ドとなるとともに指の位置を安定させる。
図2の状態で折曲線bは素材の弾性により常に挟持片部1、1が開く作用が生じている。したがって挟持片部1−1、1−2の開閉は楽に行うことが出来る。
図2の状態で側片部2−1、2−3を下にして置いた状態が図3のようになる。挟持片部側辺a、aは山折りされても素材の弾性により常に素材が開く作用が生じている。このため挟持片部1−1、1−2は置かれた面に直接触れる事なく浮き、衛生的に使う事が出来る。
図5に示したように側片部の形態は印刷の図柄等により変形する場合がある。
1−1 挟持片部
1−2 挟持片部
2−1 側片部
2−2 側片部
2−3 側片部
2−4 側片部
a 挟持片部側辺
b 折曲線
1−2 挟持片部
2−1 側片部
2−2 側片部
2−3 側片部
2−4 側片部
a 挟持片部側辺
b 折曲線
Claims (2)
- 1枚のシートをその短手方向に沿って折り曲げ、各折り曲げ面の中央に食品を直接挟むための一対の挟持片部を形成し、各挟持片部の側辺から伸びて挟持片部の側辺で折り曲げられる側片部から構成されたことを特徴とする挟持具。
- 組立てた状態でテーブルや机に置いた時に、食品を直接挟む挟持片部がテーブルや机の表面に直接触れずに浮く事を特徴とした請求項1記載の挟持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008536U JP3168725U (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 挟持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008536U JP3168725U (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 挟持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3168725U true JP3168725U (ja) | 2011-06-30 |
Family
ID=54879675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010008536U Expired - Fee Related JP3168725U (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 挟持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168725U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013056115A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 食品用把持具および食品用把持具ブランク材 |
JP2016083091A (ja) * | 2014-10-24 | 2016-05-19 | 光一 上石 | 安全な廃棄が可能なシート部材でできた使い捨て箸の使用方法 |
-
2010
- 2010-12-14 JP JP2010008536U patent/JP3168725U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013056115A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 食品用把持具および食品用把持具ブランク材 |
JP2016083091A (ja) * | 2014-10-24 | 2016-05-19 | 光一 上石 | 安全な廃棄が可能なシート部材でできた使い捨て箸の使用方法 |
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