JP3168569B2 - コンクリート型枠用透水シート及び同シートの製造方法 - Google Patents
コンクリート型枠用透水シート及び同シートの製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、建築物の基礎や
鉄筋コンクリート構造物等を作る際に使用するコンクリ
ート型枠において打設するコンクリートと接する内面に
貼着されるコンクリート型枠用透水シート及びその製造
方法に関するものである。
鉄筋コンクリート構造物等を作る際に使用するコンクリ
ート型枠において打設するコンクリートと接する内面に
貼着されるコンクリート型枠用透水シート及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来より建築物の基礎等を作る際に使
用するコンクリート型枠において、打設したコンクリー
トの固化を促進させるためコンクリートと接するコンク
リート型枠の内面にコンクリート型枠用透水シートを貼
着するようにした技術が存する。このコンクリート型枠
用透水シートは非吸水性の繊維(例えばポリプロピレン
繊維)からなる不織布の表面をサーマルボンディング法
やホットメルト法によって固着したごく薄い透水膜(例
えばポリエチレン製膜)で被覆し、更に小孔を透水シー
ト全面に穿設したものである。このような構成のコンク
リート型枠用透水シートをコンクリート型枠内面に貼着
すると、打設したコンクリート中の水分は透水膜の小孔
から同シート内部に取り込まれ、更に取り込まれた水分
は不織布内に留まることなく速やかに下方に降下して排
出されることとなる。
用するコンクリート型枠において、打設したコンクリー
トの固化を促進させるためコンクリートと接するコンク
リート型枠の内面にコンクリート型枠用透水シートを貼
着するようにした技術が存する。このコンクリート型枠
用透水シートは非吸水性の繊維(例えばポリプロピレン
繊維)からなる不織布の表面をサーマルボンディング法
やホットメルト法によって固着したごく薄い透水膜(例
えばポリエチレン製膜)で被覆し、更に小孔を透水シー
ト全面に穿設したものである。このような構成のコンク
リート型枠用透水シートをコンクリート型枠内面に貼着
すると、打設したコンクリート中の水分は透水膜の小孔
から同シート内部に取り込まれ、更に取り込まれた水分
は不織布内に留まることなく速やかに下方に降下して排
出されることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、コンクリー
トの打設作業においてはかなりな物理的なダメージがコ
ンクリート型枠用透水シートに加わる。特にコンクリー
トと直接接する透水薄膜は極めて過酷な条件となる。す
なわち透水薄膜は、コンクリート投入時にはかなりの重
量の砂利によってその表面が洗われ、基礎が固まってコ
ンクリート型枠を取り外す際にはコンクリートと離型さ
せられ、更にこびりついたコンクリート片を作業者が削
り取る際に傷が付いたりといったように最も剥がれやす
い部分といえる。そのため、コンクリート型枠は繰り返
し使用するものであるが、コンクリート型枠用透水シー
トはそれほどの繰り返し回数に耐えうるものではなかっ
た。本発明は、このような従来の技術が含有する問題点
を解決するためになされたものである。その目的は、従
来にくらべて極めて耐久性のよいコンクリート型枠用透
水シート及びその製造方法を提供するものである。
トの打設作業においてはかなりな物理的なダメージがコ
ンクリート型枠用透水シートに加わる。特にコンクリー
トと直接接する透水薄膜は極めて過酷な条件となる。す
なわち透水薄膜は、コンクリート投入時にはかなりの重
量の砂利によってその表面が洗われ、基礎が固まってコ
ンクリート型枠を取り外す際にはコンクリートと離型さ
せられ、更にこびりついたコンクリート片を作業者が削
り取る際に傷が付いたりといったように最も剥がれやす
い部分といえる。そのため、コンクリート型枠は繰り返
し使用するものであるが、コンクリート型枠用透水シー
トはそれほどの繰り返し回数に耐えうるものではなかっ
た。本発明は、このような従来の技術が含有する問題点
を解決するためになされたものである。その目的は、従
来にくらべて極めて耐久性のよいコンクリート型枠用透
水シート及びその製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに請求項1の発明では、非吸水性の不織布用繊維を主
体とした繊維団と熱可塑性を有するテープ状フィルムを
織って構成した補強シートとを重ねてニードルパンチ処
理を施し補強シートを埋設した不織布を得た後、同補強
シートと相溶性のよい熱可塑性溶融樹脂を同不織布表面
に延展して補強シートと相溶させるとともに同不織布表
面を覆う薄膜を形成させ、同薄膜の固化後に同薄膜全面
に小孔を穿設するようにしたことをその要旨とする。
めに請求項1の発明では、非吸水性の不織布用繊維を主
体とした繊維団と熱可塑性を有するテープ状フィルムを
織って構成した補強シートとを重ねてニードルパンチ処
理を施し補強シートを埋設した不織布を得た後、同補強
シートと相溶性のよい熱可塑性溶融樹脂を同不織布表面
に延展して補強シートと相溶させるとともに同不織布表
面を覆う薄膜を形成させ、同薄膜の固化後に同薄膜全面
に小孔を穿設するようにしたことをその要旨とする。
【0005】このような構成ではニードルパンチによっ
て不織布用繊維が熱可塑性を有するテープ状フィルムを
織って構成した補強シートと交絡して補強シートが不織
布内部に埋設される。不織布上に補強シートと相溶性の
よいポリオレフィン系溶融樹脂を延展すると樹脂は不織
布繊維の間から内部に浸透し、補強シートと接触し接触
部分で相溶する。すなわち、不織布繊維を間に介在させ
た状態で補強シートと溶融樹脂とが一体的につながり表
面に形成される薄膜がしっかりと保持されることとな
る。一方、ポリオレフィン系溶融樹脂の延展によって不
織布表面には薄膜が形成されるため、この薄膜にコンク
リート中の水分が通過するための小孔を穿設する。
て不織布用繊維が熱可塑性を有するテープ状フィルムを
織って構成した補強シートと交絡して補強シートが不織
布内部に埋設される。不織布上に補強シートと相溶性の
よいポリオレフィン系溶融樹脂を延展すると樹脂は不織
布繊維の間から内部に浸透し、補強シートと接触し接触
部分で相溶する。すなわち、不織布繊維を間に介在させ
た状態で補強シートと溶融樹脂とが一体的につながり表
面に形成される薄膜がしっかりと保持されることとな
る。一方、ポリオレフィン系溶融樹脂の延展によって不
織布表面には薄膜が形成されるため、この薄膜にコンク
リート中の水分が通過するための小孔を穿設する。
【0006】また、請求項2の発明では熱可塑性を有す
るテープ状フィルムを織って構成した補強シートを内部
に埋設して得られる非吸水性の不織布用繊維を主体とし
た不織布の表面に不織布用繊維を間に介在させて同補強
シートと相溶した薄膜を形成し、同薄膜全面に小孔を穿
設したことをその要旨とする。このような構成では薄膜
は不織布用繊維を間に介在させて補強シートと接触し接
触部分で相溶して一体化しているため極めて補強不織布
に対する薄膜の保持性が高くなり、その結果薄膜がしっ
かりと保持される。
るテープ状フィルムを織って構成した補強シートを内部
に埋設して得られる非吸水性の不織布用繊維を主体とし
た不織布の表面に不織布用繊維を間に介在させて同補強
シートと相溶した薄膜を形成し、同薄膜全面に小孔を穿
設したことをその要旨とする。このような構成では薄膜
は不織布用繊維を間に介在させて補強シートと接触し接
触部分で相溶して一体化しているため極めて補強不織布
に対する薄膜の保持性が高くなり、その結果薄膜がしっ
かりと保持される。
【0007】請求項3の発明では請求項1又は2の発明
の構成に加え、前記補強シートは一軸延伸したポリオレ
フィン系のテープ状フィルムを経緯に織って構成したこ
とをその要旨とする。このような構成では補強シートを
構成するのがポリオレフィン系の一軸延伸したテープ状
フィルムであるためニードルパンチ処理を施すと織った
隙間やあるいは延伸方向と直交する方向に繊維が裂けそ
の隙間にニードルが通過し、その結果不織布の不織布用
繊維と補強シートとが著しく交絡する。また、一軸延伸
のテープ状フィルムを経緯に織ってあるため二軸延伸し
たかのように経緯方向に強度が得られる。請求項4の発
明では請求項1の発明の構成に加え、前記ポリオレフィ
ン系溶融樹脂を前記補強シートを配置した面側に延展さ
せるようにしたことをその要旨とする。このような構成
では薄膜を構成するポリオレフィン系溶融樹脂は間に不
織布繊維を介在させながらもより表面に近い側で補強シ
ートと接触することとなり、接触部分が多くなるため、
よりしっかりと保持されることとなる。
の構成に加え、前記補強シートは一軸延伸したポリオレ
フィン系のテープ状フィルムを経緯に織って構成したこ
とをその要旨とする。このような構成では補強シートを
構成するのがポリオレフィン系の一軸延伸したテープ状
フィルムであるためニードルパンチ処理を施すと織った
隙間やあるいは延伸方向と直交する方向に繊維が裂けそ
の隙間にニードルが通過し、その結果不織布の不織布用
繊維と補強シートとが著しく交絡する。また、一軸延伸
のテープ状フィルムを経緯に織ってあるため二軸延伸し
たかのように経緯方向に強度が得られる。請求項4の発
明では請求項1の発明の構成に加え、前記ポリオレフィ
ン系溶融樹脂を前記補強シートを配置した面側に延展さ
せるようにしたことをその要旨とする。このような構成
では薄膜を構成するポリオレフィン系溶融樹脂は間に不
織布繊維を介在させながらもより表面に近い側で補強シ
ートと接触することとなり、接触部分が多くなるため、
よりしっかりと保持されることとなる。
【0008】
【発明の効果】 請求項1及び2の発明では、不織布中
に埋設された補強シートと間に不織布用繊維を介在させ
た状態でコンクリート中の水分を通過させるための小孔
を穿設した薄膜がこの補強シートと一体化されているた
め薄膜がしっかりと保持されこととなり、強度の極めて
優れたコンクリート型枠用透水シートを提供することが
できる。請求項3の発明では請求項1又は2の発明の効
果に加え、不織布用繊維と補強シートとが著しく交絡す
るため補強シートと薄膜間に多くの不織布繊維が介在さ
せられるとともに補強シートの経緯方向の強度が向上す
る。請求項4の発明では補強シートと薄膜の接触部が多
くなって薄膜がしっかりと保持される。
に埋設された補強シートと間に不織布用繊維を介在させ
た状態でコンクリート中の水分を通過させるための小孔
を穿設した薄膜がこの補強シートと一体化されているた
め薄膜がしっかりと保持されこととなり、強度の極めて
優れたコンクリート型枠用透水シートを提供することが
できる。請求項3の発明では請求項1又は2の発明の効
果に加え、不織布用繊維と補強シートとが著しく交絡す
るため補強シートと薄膜間に多くの不織布繊維が介在さ
せられるとともに補強シートの経緯方向の強度が向上す
る。請求項4の発明では補強シートと薄膜の接触部が多
くなって薄膜がしっかりと保持される。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施の形態に
ついて図1〜図5に基づいて説明する。図1に示すよう
に、本実施の形態のコンクリート型枠用透水シート11
においてはポリプロピレン(以下、PPと略す)綿より
なる不織布12内部に補強シート13が埋設されてい
る。図2に示すように、補強シート13はポリエチレン
(以下PEと略す)製の一軸延伸した幅1mm〜5mm
程度のテープ状のフラットヤーン14を経緯に粗く平織
りして構成されている。コンクリート型枠用透水シート
11の表面にはPE製の透水薄膜15が形成されてい
る。透水薄膜15と補強シート13とは部分的に接して
一種の架橋部16が形成されている。透水薄膜15には
不織布12に達する小孔17が形成されている。コンク
リート型枠用透水シート11はコンクリート型枠の形状
に応じて切断され、耐水性接着剤によってコンクリート
型枠に貼着される。このような構成とすることで、本実
施の形態のコンクリート型枠用透水シート11では次の
ような効果が奏される。 ・コンクリート型枠にコンクリート型枠用透水シート1
1を貼着して使用すると、透水薄膜15の小孔17から
打設したコンクリートの水分が毛管現象によって吸い取
られ不織布12から下方に排出される。その場合に、補
強シート13はポリエチレン製であるため吸水せず従来
のコンクリート型枠用透水シートと同様の基本機能を有
する。 ・透水薄膜15が不織布12内部に埋設された補強シー
ト13と一体化しているため、耐剥離性に極めて強く、
コンクリートの打設作業においてコンクリート型枠用透
水シートに加わる種々のダメージにもかかわらず剥がれ
にくくなり、その結果コンクリート型枠用透水シート1
1使用可能回数が飛躍的に延びることとなる。 ・補強シート13は一軸延伸したテープ状のフラットヤ
ーン14を経緯に粗く平織りして構成されている。その
ため、コンクリート型枠用透水シート11の補強シート
13における経緯方向に対する強度が飛躍的に向上する
こととなる。 ・単に不織布12だけではなくこのようにしっかり埋設
された補強シート13によってコンクリート型枠用透水
シート11自体のいわゆる腰が強くなる。
ついて図1〜図5に基づいて説明する。図1に示すよう
に、本実施の形態のコンクリート型枠用透水シート11
においてはポリプロピレン(以下、PPと略す)綿より
なる不織布12内部に補強シート13が埋設されてい
る。図2に示すように、補強シート13はポリエチレン
(以下PEと略す)製の一軸延伸した幅1mm〜5mm
程度のテープ状のフラットヤーン14を経緯に粗く平織
りして構成されている。コンクリート型枠用透水シート
11の表面にはPE製の透水薄膜15が形成されてい
る。透水薄膜15と補強シート13とは部分的に接して
一種の架橋部16が形成されている。透水薄膜15には
不織布12に達する小孔17が形成されている。コンク
リート型枠用透水シート11はコンクリート型枠の形状
に応じて切断され、耐水性接着剤によってコンクリート
型枠に貼着される。このような構成とすることで、本実
施の形態のコンクリート型枠用透水シート11では次の
ような効果が奏される。 ・コンクリート型枠にコンクリート型枠用透水シート1
1を貼着して使用すると、透水薄膜15の小孔17から
打設したコンクリートの水分が毛管現象によって吸い取
られ不織布12から下方に排出される。その場合に、補
強シート13はポリエチレン製であるため吸水せず従来
のコンクリート型枠用透水シートと同様の基本機能を有
する。 ・透水薄膜15が不織布12内部に埋設された補強シー
ト13と一体化しているため、耐剥離性に極めて強く、
コンクリートの打設作業においてコンクリート型枠用透
水シートに加わる種々のダメージにもかかわらず剥がれ
にくくなり、その結果コンクリート型枠用透水シート1
1使用可能回数が飛躍的に延びることとなる。 ・補強シート13は一軸延伸したテープ状のフラットヤ
ーン14を経緯に粗く平織りして構成されている。その
ため、コンクリート型枠用透水シート11の補強シート
13における経緯方向に対する強度が飛躍的に向上する
こととなる。 ・単に不織布12だけではなくこのようにしっかり埋設
された補強シート13によってコンクリート型枠用透水
シート11自体のいわゆる腰が強くなる。
【0010】次に、図3〜図5に基づいてこのようなコ
ンクリート型枠用透水シート11の製造方法について説
明する。図3に示すように、第1のコンベア21に沿っ
て3台のカード機23が所定間隔で配置されている。各
カード機23には図示しないダクトから不織布用PP繊
維が導入され、各カード機23でこのPP繊維が梳毛さ
れて均質にならされる。各カード機23内で生成された
繊維団はレーア25によって第1のコンベア21上に送
り出される。本実施の形態では3台のカード機23によ
って最終的に3層に積層された繊維層22が連続した帯
状となって第1のコンベア21から第2のコンベア27
に送られる。
ンクリート型枠用透水シート11の製造方法について説
明する。図3に示すように、第1のコンベア21に沿っ
て3台のカード機23が所定間隔で配置されている。各
カード機23には図示しないダクトから不織布用PP繊
維が導入され、各カード機23でこのPP繊維が梳毛さ
れて均質にならされる。各カード機23内で生成された
繊維団はレーア25によって第1のコンベア21上に送
り出される。本実施の形態では3台のカード機23によ
って最終的に3層に積層された繊維層22が連続した帯
状となって第1のコンベア21から第2のコンベア27
に送られる。
【0011】第1のコンベア21の前端には第2のコン
ベア27が配設されている。第2のコンベア27は水平
に配置された第1のコンベア21に対して先端側が上方
向かって傾斜させられている。第1のコンベア21の前
端下方には補強シート13を巻き取りしてロールとした
補強シートロール25が配置されており、補強シート1
3が第1のコンベア21と第2のコンベア27の間の隙
間から第2のコンベア27上に繰り出し可能とされてい
る。従って、この第2のコンベア27上で補強シート1
3と第1のコンベア21によって送られる繊維層22と
が補強シート13を下面として重ね合わされる。この時
図5に示すように、補強シート13の経方向フラットヤ
ーン14と繊維層22の送り方向とは平行とされる。
ベア27が配設されている。第2のコンベア27は水平
に配置された第1のコンベア21に対して先端側が上方
向かって傾斜させられている。第1のコンベア21の前
端下方には補強シート13を巻き取りしてロールとした
補強シートロール25が配置されており、補強シート1
3が第1のコンベア21と第2のコンベア27の間の隙
間から第2のコンベア27上に繰り出し可能とされてい
る。従って、この第2のコンベア27上で補強シート1
3と第1のコンベア21によって送られる繊維層22と
が補強シート13を下面として重ね合わされる。この時
図5に示すように、補強シート13の経方向フラットヤ
ーン14と繊維層22の送り方向とは平行とされる。
【0012】第2のコンベア27の前端に対向する位置
には第1のニードルパンチ装置28が配設されている。
補強シート13と重ね合わされた繊維層22はニードル
パンチ装置28内部に送られニードルパンチ処理を施さ
れる。すると、ニードルによって圧縮されて繊維層22
が不織布12となるとともに繊維層22のPP繊維は補
強シート13の粗く平織りされた隙間や一軸延伸された
フラットヤーン14をニードルが裂いた隙間から補強シ
ート13表面(下面)側に押し出され補強シート13は
PP繊維に表裏から包まれるような状態となる。この結
果、補強シート13は不織布12中に埋設された状態と
なる。不織布12は一旦巻き取り保存され不織布ロール
29とされる。
には第1のニードルパンチ装置28が配設されている。
補強シート13と重ね合わされた繊維層22はニードル
パンチ装置28内部に送られニードルパンチ処理を施さ
れる。すると、ニードルによって圧縮されて繊維層22
が不織布12となるとともに繊維層22のPP繊維は補
強シート13の粗く平織りされた隙間や一軸延伸された
フラットヤーン14をニードルが裂いた隙間から補強シ
ート13表面(下面)側に押し出され補強シート13は
PP繊維に表裏から包まれるような状態となる。この結
果、補強シート13は不織布12中に埋設された状態と
なる。不織布12は一旦巻き取り保存され不織布ロール
29とされる。
【0013】図4に示すように、第3及び第4のコンベ
ア30、32が配設されている。第4のコンベア32は
水平に配置された第3のコンベア30に対して先端側が
下方向かって傾斜させられている。第3のコンベア30
の後端側に不織布ロール29を第3及び第4のコンベア
30、32上に不織布12を繰り出し可能に配置させ
る。この時、不織布12は第2のコンベア27上におけ
る下面側が逆に上面側となるようにセットする。第4の
コンベア32の前方にはTダイ31を装着した押出機3
3が配設されている。押出機33内にはホッパ32から
透水薄膜15形成用のPE樹脂ペレットが投入され図示
しないシーズヒータによって溶融され、更にスクリュ3
4によって混練されTダイ31からシート状に溶融樹脂
が押し出される。第4のコンベア32の前端下方には冷
却ローラ35とゴムローラ36より構成される圧着用ロ
ーラ37が配設されている。Tダイ31の先端口は両ロ
ーラ35,36の当接位置のすぐ上に配置されている。
ゴムローラ36は図示しないモータによって回転させら
れる。
ア30、32が配設されている。第4のコンベア32は
水平に配置された第3のコンベア30に対して先端側が
下方向かって傾斜させられている。第3のコンベア30
の後端側に不織布ロール29を第3及び第4のコンベア
30、32上に不織布12を繰り出し可能に配置させ
る。この時、不織布12は第2のコンベア27上におけ
る下面側が逆に上面側となるようにセットする。第4の
コンベア32の前方にはTダイ31を装着した押出機3
3が配設されている。押出機33内にはホッパ32から
透水薄膜15形成用のPE樹脂ペレットが投入され図示
しないシーズヒータによって溶融され、更にスクリュ3
4によって混練されTダイ31からシート状に溶融樹脂
が押し出される。第4のコンベア32の前端下方には冷
却ローラ35とゴムローラ36より構成される圧着用ロ
ーラ37が配設されている。Tダイ31の先端口は両ロ
ーラ35,36の当接位置のすぐ上に配置されている。
ゴムローラ36は図示しないモータによって回転させら
れる。
【0014】従って、第4のコンベア30に達した不織
布12上には押出機33のTダイ31から押し出された
溶融樹脂Mが延展される。すると、PP繊維の隙間を縫
って溶融樹脂Mが補強シート13に接触する。接触部分
において溶融樹脂Mと補強シート13が相溶し、一体的
につながることとなる。溶融樹脂Mが延展された不織布
12は冷却ローラ35とゴムローラ36によって挟持さ
れて送り出されていく。このとき、冷却ローラ35によ
って溶融樹脂Mは冷却されて透水薄膜15(小孔17は
まだ形成されていない)を形成する。第送り出しローラ
37の前方には第2のニードルパンチ装置38が配設さ
れている。第2のニードルパンチ装置38によって透水
薄膜15表面に小孔17が穿設されてコンクリート型枠
用透水シート11が得られる。コンクリート型枠用透水
シート11は巻き取り保存されコンクリート型枠の大き
さに応じて切断する。
布12上には押出機33のTダイ31から押し出された
溶融樹脂Mが延展される。すると、PP繊維の隙間を縫
って溶融樹脂Mが補強シート13に接触する。接触部分
において溶融樹脂Mと補強シート13が相溶し、一体的
につながることとなる。溶融樹脂Mが延展された不織布
12は冷却ローラ35とゴムローラ36によって挟持さ
れて送り出されていく。このとき、冷却ローラ35によ
って溶融樹脂Mは冷却されて透水薄膜15(小孔17は
まだ形成されていない)を形成する。第送り出しローラ
37の前方には第2のニードルパンチ装置38が配設さ
れている。第2のニードルパンチ装置38によって透水
薄膜15表面に小孔17が穿設されてコンクリート型枠
用透水シート11が得られる。コンクリート型枠用透水
シート11は巻き取り保存されコンクリート型枠の大き
さに応じて切断する。
【0015】このように製造することで次のような効果
が奏される。 ・PE製の補強シート13と相溶性のよいPE樹脂を透
水薄膜15用の溶融樹脂としたので極めて強固に透水薄
膜15が補強シート13に保持されることとなり、製造
されるコンクリート型枠用透水シート11の使用可能回
数が延びる。 ・PEの溶融樹脂MをTダイ31からシート状にそのま
ま補強不織布P上に延展させて補強シート13との架橋
部16を形成させるようにしており、その後溶融樹脂M
を冷却ローラ35によって冷却して透水薄膜15を形成
させるようになっている。そのため、例えばホットメル
ト法などと比較して補強シート13と透水薄膜15との
一体化を簡単に行うことができることとなった。 ・不織布12の補強シート13を埋設した側(第2のコ
ンベア27における下面側)にPEの溶融樹脂Mを延展
させるようにしたため、補強シート13と溶融樹脂Mの
接触部が多くなり、より透水薄膜15が強固に保持され
る。 ・溶融樹脂MはPEであって本実施の形態では不織布1
2への接触時の溶融温度が120度C程度であるため、
同じPE製の補強シート13の表面を溶かして相溶する
が、溶融温度がそれよりも高い不織布12のPP繊維は
溶けることなく、コンクリート型枠用透水シート11と
しての吸水性に悪影響を与えることがない。
が奏される。 ・PE製の補強シート13と相溶性のよいPE樹脂を透
水薄膜15用の溶融樹脂としたので極めて強固に透水薄
膜15が補強シート13に保持されることとなり、製造
されるコンクリート型枠用透水シート11の使用可能回
数が延びる。 ・PEの溶融樹脂MをTダイ31からシート状にそのま
ま補強不織布P上に延展させて補強シート13との架橋
部16を形成させるようにしており、その後溶融樹脂M
を冷却ローラ35によって冷却して透水薄膜15を形成
させるようになっている。そのため、例えばホットメル
ト法などと比較して補強シート13と透水薄膜15との
一体化を簡単に行うことができることとなった。 ・不織布12の補強シート13を埋設した側(第2のコ
ンベア27における下面側)にPEの溶融樹脂Mを延展
させるようにしたため、補強シート13と溶融樹脂Mの
接触部が多くなり、より透水薄膜15が強固に保持され
る。 ・溶融樹脂MはPEであって本実施の形態では不織布1
2への接触時の溶融温度が120度C程度であるため、
同じPE製の補強シート13の表面を溶かして相溶する
が、溶融温度がそれよりも高い不織布12のPP繊維は
溶けることなく、コンクリート型枠用透水シート11と
しての吸水性に悪影響を与えることがない。
【0016】・ニードルパンチ装置29内部でニードル
パンチ処理を施すことで簡単に補強シート13は不織布
12中に埋設させることができる。 ・補強シート13は粗く平織りされているため、ニード
ルパンチ処理の際に経緯のフラットヤーン14の隙間や
一軸延伸されたフラットヤーン14をニードルが裂いた
隙間からPP繊維は補強シート13表面(下面)側に押
し出される。そのため、PP繊維は補強シート13を表
裏からしっかり包むと同時に、PP繊維が補強シート1
3にくい込むような状態となる。従って、補強シート1
3が不織布12中に埋設された状態で抜け落ちたりずれ
たりすることはない。また、単に不織布12だけではな
くこのようにしっかり埋設された補強シート13によっ
てコンクリート型枠用透水シート11自体のいわゆる腰
が強くなる。 ・補強シート13を織っているフラットヤーン14は一
軸延伸した薄いテープ状であるため、ニードルパンチ装
置29のニードルが当接した際に、フラットヤーン14
は延伸方向に直交する方向にきれいに裂け、ニードルが
通過する妨げになることがない。これが例えば、撚糸で
補強シート13を織ったりしていれば、ちょうど撚糸に
ニードル先端があたると折れたり曲がったりしてしまう
こととなる。
パンチ処理を施すことで簡単に補強シート13は不織布
12中に埋設させることができる。 ・補強シート13は粗く平織りされているため、ニード
ルパンチ処理の際に経緯のフラットヤーン14の隙間や
一軸延伸されたフラットヤーン14をニードルが裂いた
隙間からPP繊維は補強シート13表面(下面)側に押
し出される。そのため、PP繊維は補強シート13を表
裏からしっかり包むと同時に、PP繊維が補強シート1
3にくい込むような状態となる。従って、補強シート1
3が不織布12中に埋設された状態で抜け落ちたりずれ
たりすることはない。また、単に不織布12だけではな
くこのようにしっかり埋設された補強シート13によっ
てコンクリート型枠用透水シート11自体のいわゆる腰
が強くなる。 ・補強シート13を織っているフラットヤーン14は一
軸延伸した薄いテープ状であるため、ニードルパンチ装
置29のニードルが当接した際に、フラットヤーン14
は延伸方向に直交する方向にきれいに裂け、ニードルが
通過する妨げになることがない。これが例えば、撚糸で
補強シート13を織ったりしていれば、ちょうど撚糸に
ニードル先端があたると折れたり曲がったりしてしまう
こととなる。
【0017】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。ここに、不織布12を構成す
る繊維は非吸水性の繊維であって例えばポリオレフィン
系繊維、アクリル繊維、ガラス繊維等が挙げられる。紡
糸性、価格面から見ればポリオレフィン系繊維が好まし
く(例えばポリエチレン、ポリプロピレン等)が好まし
く、更にポリオレフィン系繊維としては実施の形態のP
P繊維がもっとも好ましい。また、コンクリート型枠用
の不織布12としての性能が劣ってもよいならば非吸水
性の繊維に一部吸水性の繊維(例えば、木綿、レーヨン
等)を混入して構成しても構わない。補強シート13は
上記実施の形態ではテープ状のフラットヤーンを経緯に
平織りして構成したが、経緯方向の強度が得られれば斜
文織り等他の折り方でも構わない。また、テープ状のフ
ラットヤーンを使用したが、必ずしもフラットヤーンで
なくともよい。また、上記実施の形態ではPE製とされ
ていたが、透水薄膜15との相溶性がよければPE製以
外でもよい。但し、非吸水性を考慮すると上記と同様に
例えばポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、ガラス繊
維等が挙げられる。紡糸性、価格面から見ればポリオレ
フィン系繊維が好ましく(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン等)が好ましく、更にポリオレフィン系繊維で
あればPE製以外でもよい。この場合は不織布12を構
成する繊維よりも低融点であることが好ましい。 ・上記実施の形態では補強シート13の経方向フラット
ヤーン14と不織布12の送り方向とは平行とされてい
たが、平行でなくともよい。また、補強シート13を2
枚組み合わせて経緯方向の強度に加え、斜め方向の強度
を向上させるようにしてもよい。 ・上記実施の形態における透水薄膜15として使用され
る樹脂はPEとされていた。これは相溶性の問題で補強
シート13がPE製であったからで、補強シート13の
材料にあわせて他の樹脂を使用しても構わない。但し、
非吸水性の樹脂を使用することが好ましい。 ・繊維団の概念には上記のように不織布化していない繊
維層22だけではなく、繊維層22に不織布を織り交ぜ
て使用する場合も含むものである。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。
化することも可能である。ここに、不織布12を構成す
る繊維は非吸水性の繊維であって例えばポリオレフィン
系繊維、アクリル繊維、ガラス繊維等が挙げられる。紡
糸性、価格面から見ればポリオレフィン系繊維が好まし
く(例えばポリエチレン、ポリプロピレン等)が好まし
く、更にポリオレフィン系繊維としては実施の形態のP
P繊維がもっとも好ましい。また、コンクリート型枠用
の不織布12としての性能が劣ってもよいならば非吸水
性の繊維に一部吸水性の繊維(例えば、木綿、レーヨン
等)を混入して構成しても構わない。補強シート13は
上記実施の形態ではテープ状のフラットヤーンを経緯に
平織りして構成したが、経緯方向の強度が得られれば斜
文織り等他の折り方でも構わない。また、テープ状のフ
ラットヤーンを使用したが、必ずしもフラットヤーンで
なくともよい。また、上記実施の形態ではPE製とされ
ていたが、透水薄膜15との相溶性がよければPE製以
外でもよい。但し、非吸水性を考慮すると上記と同様に
例えばポリオレフィン系繊維、アクリル繊維、ガラス繊
維等が挙げられる。紡糸性、価格面から見ればポリオレ
フィン系繊維が好ましく(例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン等)が好ましく、更にポリオレフィン系繊維で
あればPE製以外でもよい。この場合は不織布12を構
成する繊維よりも低融点であることが好ましい。 ・上記実施の形態では補強シート13の経方向フラット
ヤーン14と不織布12の送り方向とは平行とされてい
たが、平行でなくともよい。また、補強シート13を2
枚組み合わせて経緯方向の強度に加え、斜め方向の強度
を向上させるようにしてもよい。 ・上記実施の形態における透水薄膜15として使用され
る樹脂はPEとされていた。これは相溶性の問題で補強
シート13がPE製であったからで、補強シート13の
材料にあわせて他の樹脂を使用しても構わない。但し、
非吸水性の樹脂を使用することが好ましい。 ・繊維団の概念には上記のように不織布化していない繊
維層22だけではなく、繊維層22に不織布を織り交ぜ
て使用する場合も含むものである。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。
【0018】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について、下記に説明する。 (1) 補強シート及び透水薄膜は非吸水性樹脂である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート
型枠用透水シート及び同シートの製造方法。 (2) 非吸水性の繊維の融点は補強シートよりも高い
ことを特徴とするコンクリート型枠用透水シートの製造
方法。 (3) 補強シート及び透水薄膜の溶融温度は非吸水性
の繊維の融点よりも低いことを特徴とするコンクリート
型枠用透水シートの製造方法。
の他の技術的思想について、下記に説明する。 (1) 補強シート及び透水薄膜は非吸水性樹脂である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート
型枠用透水シート及び同シートの製造方法。 (2) 非吸水性の繊維の融点は補強シートよりも高い
ことを特徴とするコンクリート型枠用透水シートの製造
方法。 (3) 補強シート及び透水薄膜の溶融温度は非吸水性
の繊維の融点よりも低いことを特徴とするコンクリート
型枠用透水シートの製造方法。
【0019】
【図1】本発明の実施の形態のコンクリート型枠用透水
シートの概念図。
シートの概念図。
【図2】同じ実施形態の補強シートの一部拡大斜視図。
【図3】同じ実施形態の製造方法を説明する概略図。
【図4】同じ実施形態の製造方法を説明する概略図。
【図5】同じ実施形態の不織布と補強シートの配置関係
を説明する説明図。
を説明する説明図。
11…コンクリート型枠用透水シート、12…不織布、
13…補強シート、14…テープ状フィルムとしてのフ
ラットヤーン、15…透水薄膜、22…繊維団としての
繊維層。
13…補強シート、14…テープ状フィルムとしてのフ
ラットヤーン、15…透水薄膜、22…繊維団としての
繊維層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 9/05 B28B 7/36 D04H 1/54 E04G 9/10 101
Claims (4)
- 【請求項1】 非吸水性の不織布用繊維を主体とした繊
維団と熱可塑性を有するテープ状フィルムを織って構成
した補強シートとを重ねてニードルパンチ処理を施し補
強シートを埋設した不織布を得た後、同補強シートと相
溶性のよい熱可塑性溶融樹脂を同不織布表面に延展して
補強シートと相溶させるとともに同不織布表面を覆う薄
膜を形成させ、同薄膜の固化後に同薄膜全面に小孔を穿
設するようにしたコンクリート型枠用透水シートの製造
方法。 - 【請求項2】 熱可塑性を有するテープ状フィルムを織
って構成した補強シートを内部に埋設して得られる非吸
水性の不織布用繊維を主体とした不織布の表面に不織布
用繊維を間に介在させて同補強シートと相溶した薄膜を
形成し、同薄膜全面に小孔を穿設したことを特徴とする
コンクリート型枠用透水シート。 - 【請求項3】 請求項1又は2の前記補強シートは一軸
延伸したポリオレフィン系のテープ状フィルムを経緯に
織って構成したことを特徴とするコンクリート型枠用透
水シート及び同シートの製造方法。 - 【請求項4】 前記ポリオレフィン系溶融樹脂は前記補
強不織布の前記不織布に対して補強シートを配置した面
側に延展させるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載のコンクリート型枠用透水シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33236398A JP3168569B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-24 | コンクリート型枠用透水シート及び同シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-323438 | 1998-11-13 | ||
JP32343898 | 1998-11-13 | ||
JP33236398A JP3168569B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-24 | コンクリート型枠用透水シート及び同シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000204756A JP2000204756A (ja) | 2000-07-25 |
JP3168569B2 true JP3168569B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=26571190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33236398A Expired - Lifetime JP3168569B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-24 | コンクリート型枠用透水シート及び同シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168569B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-24 JP JP33236398A patent/JP3168569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000204756A (ja) | 2000-07-25 |
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