JP3168529U - スパナ - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い空間及び複雑な機器内部において、ボルト及びナットの締緩容易なスパナ構造を提供する。【解決手段】ハンドルと係合セットから構成され、ハンドルが本体や凹槽、貫通孔、貼付面を有し、本体の一端に、係合セットを組合わせるための凹槽や貫通孔が設けられ、凹槽の内側に、係合セットの挟持ボロックの外縁が嵌合される溝が設置される。係合セットが、連結ボロックと挟持ボロックを有し、連結ボロックの一端が、本体に組合わせられ、他端が、挟持ボロックに嵌合して組合わせられる。【選択図】図1

Description

本考案は、スパナ構造に関するものであり、さらに詳しくは、ハンドルと係合セットから構成され、ナットやボルトヘッド等のパーツの締結及び弛緩に使用するスパナツールに関するものである。
従来のスパナツールは、連結ブロック内に、弾性体が設置され、係合ブロックを開くと、スパナが、ナット及びボルトに緊密に係合してナット及びボルトの締結機能を発揮できるが、その弾性体は、係合ブロックとハンドルを結合する突出ブロックであるため、有効に、弾性体による弾性力で、ナット及びボルトに安定的に係合できず、そのハンドルの一端に、設置された突出ブロックが、回転できないため、ナット及びボルトを係合する時、係合ブロックの開かれる開口がやや小さく、狭い空間において、ナット及びボルトを係合することが難しくなるという状態にあった。また、その連結ブロックが、ハンドルの突出ブロックと係合ブロックに連結されるため、連結ブロックとハンドルの突出ブロックとが、力を加えると、簡単に、崩れてしまうという問題があった。また、ハンドルと係合ブロックとの固定は、点対点方式によって固定されるから、締結時、力を加えることが難しくなり、有効に固定できない問題点がある。
かかる状況下において、実用新案登録第2584226号(以下、「特許文献1」という。)には、使用場所に応じて柄の長手方向に対する口の向きを無段階に変えられるようにしてナットやボルトに対する操作を容易かつ良好に行えるとするスパナとして、握り操作用の柄の先端に、ナット又はボルト頭を外嵌する口を形成した嵌合部材を連結ピンを介して揺動可能に取付け、かつ、柄に嵌合部材の揺動位置を規制するストッパーを、規制位置を連結的に変更可能に螺合して構成したスパナが記載されている。
しかし、かかる提案にも本考案の目的を達成するには改良すべき点が残されている。
実用新案登録第2584226号公報
従って、本考案の課題は、狭い空間において、例えば、自動車のエンジン室の内部や構造が複雑な機器内部において、ユーザーが、ナット及びボルト等のパーツの締緩を簡便に行うことができるスパナ構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するため、鋭意検討を重ねたところ、ハンドルと係合セットからなるスパナであって、係合セットを特定の連結ブロックと挟持ブロックとから構成することにより、また、磁石を利用することにより安定化することに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到した。
かくして、請求項1に係る考案によれば、ハンドルと係合セットから構成されるスパナであって、
前記ハンドルが、本体、凹槽、貫通孔及び貼付面を有し、本体の一端に、係合セットを組み合わせるための凹槽及び貫通孔が設けられ、凹槽の内側に、係合セットの挟持ブロックの外縁が嵌合される溝が形成され、
前記係合セットが、連結ブロックと挟持ブロックからなり、前記連結ブロックの一端が、前記本体に組み合わせられ、他端が、挟持ブロックに嵌合して組み合わせられてなる
ことを特徴とするスパナが提供される。
請求項2に係る考案によれば、前記ハンドルにおいて、その本体の上端に、係合セットの連結ブロックに組み合わせる凹槽が設けられ、凹槽の上方に、係合セットの枢着ピンが貫設されて連結ブロックを固定するための貫通孔が穿設され、凹槽の上方に、係合セットの挟持ブロックを緊密に挟持するための円弧溝が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナが提供される。
請求項3に係る考案によれば、前記係合セットが、連結ブロックと挟持ブロックから構成され、連結ブロックの内側に、A係合面が形成され、A係合面が、凹凸からなる接触面であって、ナットに係合でき、連結ブロックの一端に、挟持ブロックの一端に組み合わせる凹槽が形成され、連結ブロックが、両端にそれぞれ穿設された連接孔により、固定ピンで、本体に固定され、その挟持ブロックが、内側に、ナットを係合固定する接触面であるB係合面が形成され、挟持ブロックの一端に、連接孔に対応する組合わせ孔が穿設され、固定ピンを貫設することによって固定されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナが提供される。
請求項4に係る考案によれば、前記係合セットの連結ブロックの両端において、連接箇所に、ナット及びボルト等のパーツに係合する場合の緊密性を向上させるための弾性体が設置されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナが提供される。
請求項5に係る考案によれば、前記ハンドルの溝内及び係合セットの挟持ブロック内において、磁石が設置されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナが提供される。
請求項6に係る考案によれば、前記ハンドルの上端が、溝状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナが提供される。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それによって限定されるものではない。
図1と図2に示すように、本考案は、ハンドル1と係合セット2から構成される。
ハンドル1は、その本体11の上端に、係合セット2の連結ブロック21に組合わせる凹槽12が形成され、上記の凹槽12の上方に、係合セット2の枢着ピン23により組立てられて、連結ブロック21を固定する貫通孔13が設置される。凹槽12の上方において、円弧状貼付面14が形成されて、係合セット2の挟持ブロック22が緊密に挟持することができ、
係合セット2は、連結ブロック21と挟持ブロック22から構成され、連結ブロック21において、内側に、A係合面211が形成されて、A係合面211が、凹凸になる接触面で、ナット4に係合でき、連結ブロック21の一端に、凹槽212が形成されて、挟持ブロック22の一端に組合わせられ、連結ブロック21の両端に、それぞれ、固定ピン23により本体11に固定されるための連接孔213が穿設される。その挟持ブロックは、内側に、ナット4を係合固定する接触面であるB係合面221が形成され、挟持ブロック22の一端において、連接孔213に対応する組合わせ孔222が形成され、固定ピン23を貫設することにより、固定される。
本考案によれば、図1と図2に示すように、まず、係合セット2の連結ブロック21の一端を、ハンドル1の凹槽12内に組み立て、また、ハンドル1の貫通孔13を、係合セット2の連結ブロック21の連接孔213に合わせてから、固定ピン23を貫設して組合わせる。それから、係合セット2の挟持ブロック22の一端を、連結ブロック21の組合わせ槽212に組合わせ、この時、連接孔213と組合わせ孔222とが対応するようになり、固定ピン23を貫設することにより、固定される。
本考案に係るスパナ構造によれば、図3のように、係合セット2の挟持ブロック22を開かせると、連結ブロック21が連動し、ナットやボルト等のパーツを係合する開口が形成される。その連結ブロック21のA係合面211と挟持ブロック22のB係合面221とにより、簡単にナットやボルト等のパーツを安定に係合できる。ナットやボルト等のパーツを係合した後、ハンドル1の貼付面14が、係合セット2の挟持ブロック22に貼り付くようになり、ハンドル1で力を加えると、係合セット2の連結ブロック21と挟持ブロック22とが連動して、A係合面211とB係合面221で、パーツを係合して、締結し又は弛緩することができる。また、図4と図5のように、係合セット2の連結ブロック21の両端に、挟持ブロック22とハンドル1の本体11が連結され、連結ブロック21の連結箇所において、図6に示すように、弾性体24が設置されてもよく、
本考案に係るスパナを使用する場合、ナットやボルト等のパーツを係合するときの緊密性が向上し、簡単に、パーツを係合できるため、時間の無駄を短縮できる。また、ハンドル1で、力を加える場合、安定的にパーツを係合できる。そのため、ハンドル1を操作する時、ナットやボルト等のパーツが、容易に脱落することなく、また、図7と図8に示すように、ハンドル1の貼付面14内と係合セット2の挟持ブロック22内において、ともに、磁石3を設置してもよく、磁石3による磁力を利用して、ハンドル1の貼付面14が、緊密に、挟持ブロック22の外縁に貼り付けることができる。また、図9と図10に示すように、ハンドル1の上端に、更に、溝15を形成しても良く、係合セット2がパーツを操作する時、係合セット2の挟持ブロック22の外縁を覆い、ハンドル1で力を加える時の印加面積が増大し、そのため、挟持ブロック22が、簡単に脱離しないようになる。
本考案によれば、係合方式により、ナットやボルト等のパーツの締結及び弛緩を行い、また、貼付面14が、挟持ブロック22の外縁に、緊密に貼り付くため、強く力を加えることが容易になり、また、ハンドル1と係合セット2との連結は、三点で組合わせることによるため、印加点は、印加力が大きすぎることにより、崩れることがない。また、弾性体24による弾性力と磁石3による磁力を利用して、パーツを係合する場合、パーツが脱落し難くなり、そのハンドル1の上端に、形成された溝15により、挟持ブロック22が覆われるので、印加強度が向上し、また、係合セット2は、より緊密に嵌合することができる。
以上は、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって限定されることが無く、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の範囲内に含まれる。
本考案の一実施形態によるスパナの分解斜視図である。 本考案の一実施形態によるスパナの斜視図である。 本考案の一実施形態によるスパナのパーツを係合する状態の概念図である。 本考案の一実施形態による弾性体を付設したスパナの概念図である。 本考案の一実施形態によるスパナの係合セットの他の作動を示す概念図である。 本考案の一実施形態によるスパナに他のパーツを係合する場合の概念図である。 本考案の一実施形態による磁石を付設したスパナの概念図である。 本考案の一実施形態によるスパナの磁石の作動を示す概念図である。 本考案の一実施形態によるスパナのハンドルの他の組合わせ状態を示す概念図である。 本考案の一実施形態によるスパナのハンドルの他の形態を示す斜視図である。
1 ハンドル
11 本体
12 凹槽
13 貫通孔
14 貼付面
15 溝
2 係合セット
21 連結ブロック
211 A係合面
212 組合わせ槽
213 連接孔
22 挟持ブロック
221 B係合面
222 組合わせ孔
23 固定ピン
24 弾性体
3 磁石

Claims (6)

  1. ハンドルと係合セットから構成されるスパナであって、
    前記ハンドルが、本体、凹槽、貫通孔及び貼付面を有し、本体の一端に、係合セットを組み合わせるための凹槽及び貫通孔が設けられ、凹槽の内側に、係合セットの挟持ブロックの外縁が嵌合される溝が形成され、
    前記係合セットが、連結ブロックと挟持ブロックからなり、前記連結ブロックの一端が、前記本体に組み合わせられ、他端が、挟持ブロックに嵌合して組み合わせられてなる
    ことを特徴とするスパナ。
  2. 前記ハンドルにおいて、その本体の上端に、係合セットの連結ブロックに組み合わせる凹槽が設けられ、凹槽の上方に、係合セットの枢着ピンが貫設されて連結ブロックを固定するための貫通孔が穿設され、凹槽の上方に、係合セットの挟持ブロックを緊密に挟持するための円弧溝が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  3. 前記係合セットが、連結ブロックと挟持ブロックから構成され、連結ブロックの内側に、A係合面が形成され、A係合面が、凹凸からなる接触面であって、ナットに係合でき、連結ブロックの一端に、挟持ブロックの一端に組み合わせる凹槽が形成され、連結ブロックが、両端にそれぞれ穿設された連接孔により、固定ピンで、本体に固定され、その挟持ブロックが、内側に、ナットを係合固定する接触面であるB係合面が形成され、挟持ブロックの一端に、連接孔に対応する組合わせ孔が穿設され、固定ピンを貫設することによって固定されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  4. 前記係合セットの連結ブロックの両端において、連接箇所に、ナット及びボルト等のパーツに係合する場合の緊密性を向上させるための弾性体が設置されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  5. 前記ハンドルの溝内及び係合セットの挟持ブロック内において、磁石が設置されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  6. 前記ハンドルの上端が、溝状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019025588A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社松阪鉄工所 パイプレンチ
CN110529060A (zh) * 2019-08-12 2019-12-03 江苏如东联丰石油机械有限公司 一种新型的吊钳及动力钳用安全手把

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