JP5223138B2 - 蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、蝶ボルト並びに蝶ナットを回転するための補助具に関し、具体的には、蝶ボルト並びに蝶ナットをインパクトドライバー等の電動工具を用いて機械的に回転するための補助具に関するものである。
従来、蝶ボルトや蝶ナットは、翼状の取っ手の部分に手で力を加えることで回転し、締め付けたり緩めたりすることができるボルト・ナットであり、工具を使わずに手動による回転が容易であることから、多くの締め付け手段として広く用いられている。例えば、鉄骨用本締め足場の固定に使用されており、すなわち、ネジ棒に備えられたフックを蝶ナットの手動回転によって鉄骨梁に挟み込み固定する態様となっている。
しかしながら、上記鉄骨用本締め足場の固定態様についていえば、鉄骨梁の幅が小さい場合に、蝶ナットの締め付け量(回転量)が多くなり、結果的に締め付けに多くの時間を要するとともに、手動回転のため作業労力の負担も大きいものであった。
このように、蝶ボルトや蝶ナットの使用に際して、上記以外にも締め付け量(回転量)が多い場面は多々あり、その場合の時間的・労力的負担を軽減する方策が待たれるところである。
実開平5―83197号公報
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、蝶ボルト及び蝶ナットの回転作業を機械的に行うことで、作業時間の短縮並びに作業労力の軽減に資する回転補助具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、所要長さ及び径を有する棒状体の先端に略円形板状若しくは多角形板状の嵌持部を備えるとともに、該棒状体の他端には電動工具への接続構造を備えて成り、該嵌持部は、略円形板状若しくは多角形板状の中心点を通る線上における対向縁に、少なくとも一対の嵌合溝を回転軸方向に貫通して備えた構成となっている。
また、請求項2に記載の発明は、前記棒状体が先端が開口された中空筒状であるとともに、前記嵌持部の中央箇所に所定径幅の貫通孔が設けられている構成を採用している。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記接続構造が、ナット形状若しくは六角軸ビット形状である構成となっている。
本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具によれば、既存のインパクトドライバーやインパクトレンチといった電動工具に容易に接続でき、従来手動で回転していた蝶ボルト・蝶ナットを該電動工具によって機械的に回転することが可能であって、作業労力の軽減に資するとともに、作業時間の短縮にも優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具の実施形態を示す斜視図である。 本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具の実施形態を示す側面図である。 本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具の使用態様を示す説明図である。
本発明は、棒状体2の先端に蝶ボルトT1または蝶ナットT2の取っ手tを嵌持するための嵌持部3を備えるとともに、該棒状体2の後端には電動工具Dへ接続可能な接続構造4を備えることで、該電動工具Dによって機械的に蝶ボルトT1・蝶ナットT2を回転可能ならしめたことを最大の特徴とする。以下、本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1の実施形態を、図面に基づき説明する。
なお、本発明は、下記の実施形態に示した構成・態様に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の要旨に逸脱しない範囲で、任意に変更することができるものである。
図1は、本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1の実施形態を示す斜視図であり、また、図2は、本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1の実施形態を示す側面図である。
本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1は、図1に示すように、
棒状体2の先端に嵌持部3を備えるとともに、後端に接続構造4を備えた構成となっている。
棒状体2は、円柱状若しくは多角柱状であって、所要長さを有するとともに、所定径を有して成る。該棒状体2の材質については、特に限定するものではないが、金属製の蝶ボルトT1や蝶ナットT2を回転するだけの強度を備えるべく、後述する嵌持部3や接続構造4とともに金属製であることが好ましい。
前記棒状体2の先端には、嵌持部3が備えられている。該嵌持部3は、略円形板状若しくは多角形板状であって、棒状体2の外径よりも大きい径幅を有する。該嵌時部3には、略円形板状若しくは多角形板状の中心点を通る線上における対向縁に、夫々所定長さ及び幅の切り込みが形成されることで、すなわち一対の嵌合溝3aを回転軸方向に貫通して備えた構成となっている。かかる嵌合溝3aは、蝶ボルトT1や蝶ナットT2の取っ手tを嵌持するための溝となる。なお、該嵌持部3の材質については、特に限定するものではないが、金属製の蝶ボルトT1や蝶ナットT2を回転するだけの強度を備えるべく、前記棒状体2や後述する接続構造4とともに金属製であることが好ましい。

ところで、該嵌合溝3aは、嵌持部3に少なくとも一対備えられるものであって、すなわち、二対以上の嵌合溝3aを備える態様も可能である。なお、図面では、二対の嵌合溝3aを備えた場合について示している。二対以上の嵌合溝3aを備える態様を採用する場合には、隣接する各嵌合溝3a間の間隔が夫々均等となるよう、該嵌合溝3aを配置することが好ましい。設けられる。
また、嵌持部3に備えられる嵌合溝3aの長さ及び幅については、該蝶ボルトT1・蝶ナットT2の取っ手tの大きさ・形状を考慮して適宜決定されればよく、特に限定するものではない。
前記棒状体2の他端には、接続構造4が備えられている。該接続構造4は、インパクトドライバーやインパクトレンチといった電動工具Dに接続するためのものであって、棒状体2と一体成型され、あるいは、溶接等により一体的に接合されて成る。該接続構造4は、電動工具Dの差込角D1(チャック,スリーブなど)に接続可能な構造であって、例えば、ナット形状であったり、あるいは、六角軸ビット形状とすることが考え得る。なお、接続構造4について、電動工具Dの差込角D1に直接接続する態様ではなく、該接続構造4と差込角D1との中間に任意のソケットを介する態様も可能である。該接続構造4の材質については、特に限定するものではないが、金属製の蝶ボルトT1や蝶ナットT2を回転するだけの強度を備えるべく、前記棒状体2や嵌持部3とともに金属製であることが好ましい。
以上の通り構成される本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1について、次にその使用態様を説明する。図3は、本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1の使用態様を示す説明図である。
まず、蝶ボルトT1や蝶ナットT2の取っ手tを、嵌持部3に備えられた嵌合溝3aに嵌め込む。
次いで、接続構造4に電動工具Dの差込角D1を接続する。このとき、必要に応じて接続構造4と差込角D1との中間に適当なソケットを介させる。
そして、電動工具Dを始動させ、蝶ボルトT1や蝶ナットT2を回転させる。
このように、電動工具Dの回転力は、差込角D1から接続構造4を介して棒状体2に伝達されて先端の嵌持部3を回転させ、該嵌持部3の嵌合溝3aに嵌め込まれた取っ手tを回転させることで、蝶ボルトT1や蝶ナットT2の回転による締め付けや緩め作業が行われることとなる。
なお、本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1について、図示はされていないが、スイベル式構造を採用することも考え得る。すなわち、前記棒状体2の長さ方向所定中間位置における外周に、該棒状体2の外径より一回り大きい内径を有する円筒体を備えることで、該棒状体2と円筒体とを回動自在とする構造である。棒状体2の長さについては、前述した通り特に限定されていないが、仮に長尺であった場合に、該棒状体2の回転に際してブレが生じて安定性を欠く恐れがある。そこで、かかるスイベル式構造を採用することにより、該円筒体を作業者の一方の手で把持することで、棒状体2の回転におけるブレを抑えて安定した作業が可能となる。
蝶ナットT2による締め付け・緩め作業時に問題となるのが、該蝶ナットT2から手前側に突出してしまうネジ棒Nである。例えば締め付け作業の際、蝶ナットT2の回転量が多いと、突出したネジ棒の端部が嵌持部3に当接してしまうこととなり、それ以上の締め付けが不可能となってしまう。
このような場合にも本発明を対応可能とするため、前記棒状体2について先端が開口された中空筒状とするとともに、該棒状体2の先端に備えられる嵌持部3についてその中央箇所に所定径幅の貫通孔3bが設けられた構造を採用することが考え得る。かかる態様を採用することで、嵌持部3の貫通孔3bから棒状体2の先端開口箇所を介して中空部2aまで貫通状となって、該貫通孔3bを通過して棒状体2の中空部2a内へネジ棒Nが進入可能となる。
本発明にかかる蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具1は、手作業で行っていた蝶ボルトT1や蝶ナットT2の締め付けあるいは緩め作業を、電動工具Dを使用して機械的に行うことが可能であって、作業労力の軽減、作業時間の短縮に優れた効果を奏するとともに、安定的な締付力の供給にも資するものであって、本発明の産業上の利用可能性は大である。
1 蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具
2 棒状体
2a 中空部
3 嵌持部
3a 嵌合溝
3b 貫通孔
4 接合構造
D 電動工具
D1 差込角
N ネジ棒
T1 蝶ボルト
T2 蝶ナット
t 取っ手

Claims (3)

  1. 蝶ボルト並びに蝶ナットを回転するための補助具であって、
    所要長さ及び径を有する棒状体の先端に略円形板状若しくは多角形板状の嵌持部を備えるとともに、該棒状体の他端には電動工具への接続構造を備えて成り、
    前記嵌持部は、略円形板状若しくは多角形板状の中心点を通る線上における対向縁に、少なくとも一対の嵌合溝が回転軸方向に貫通して備えられて成ることを特徴とする蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具。
  2. 前記棒状体が先端が開口された中空筒状であるとともに、前記嵌持部の中央箇所に所定径幅の貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具。
  3. 前記接続構造が、ナット形状若しくは六角軸ビット形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蝶ボルト並びに蝶ナットの回転補助具。
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