JP3098094U - 締結工具の構造改良 - Google Patents

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謝 智慶
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謝 智慶
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Abstract

【課題】簡易で、優れた実用性及び構造上の安定性を具した締結工具の構造を提供する。
【解決手段】主に工具本体10を含む。スパナ部上のあご部12に第一あご部20、及びあご部12の二分の一以上の長さの第二あご部30を形成し、第二あご部30には第一あご部20に対して20度から30度の角度をつける。第二あご部30に傾斜あご部30′を形成する。工具本体10とスパナ部11’の接続部分においてフレックスジョイント構造40を採用する。眼鏡レンチ部50の嵌入部53上に平面部52及び斜角部51を形成する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の締結工具の構造に係り、特にスパナ部上に第一あご部及び第二あご部を設け、第二あご部に第一あご部に対して角度を設けることにより、操作空間が狭いことによる制約に対して、操作性を向上した締結工具の構造に関わる。
【0002】
【従来の技術】
従来の締結工具(本考案ではスパナを実施例として説明する)はすべて、スパナのあご部を利用しナット等を挟み込み、その後スパナ本体を引くことでその目的を達成している。
本考案の出願人もスパナによるナット等の挟入をさらに有効にするため、数件のあご部の構造改良を考案している。
【0003】
更に本出願人は空間制限のある場合での作業を容易にするため、工具本体とスパナ部の接続部分がフレックスジョイント構造を呈したスパナも考案している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし該構造は、トルクが大きいナットに使用する場合、ジョイント部分一点に負荷が集中するためジョイントが容易に破損したり、回転させて使用する場合、柄が短くなることがあるため過大な負荷をかけてしまいジョイント部分が容易に破損することがある。
そこで、本考案は上記欠点を解決すべく、簡易で、優れた実用性及び構造上の安定性を具した締結工具の構造を提供する。
【0005】
【考案実施の形態】
図1,2に示すように本考案の締結工具の構造改良は主に工具本体10を含み、
該工具本体10の一端には少なくとも一つのスパナ部11を設け、該スパナ部11上には両外側に開いたあご部12を形成し、該あご部12間には挟入空間13を形成し、その挟入空間13によりナット14を挟み込む。
【0006】
該工具本体10のもう一端には眼鏡レンチ部50を設け、該眼鏡レンチ部50上には嵌入部53を形成し、ナット14を回転させる。
【0007】
あご部12には第一あご部20及び第二あご部30を形成し、第一あご部20は工具本体10と平行であり、第二あご部30は第一あご部20に対して角度を形成しており、最も有効な角度は約10度から20度である。
更に第二あご部30において、最も優れた挟入効果を得るため、第二あご部30の長さdはあご部12の二分の一以上にする。
図4,5に示すように、障害物31がある場合において、第二あご部30を利用することで障害物31が避けられ、先ず第二あご部30をナット14にはめ込み、それを緩め、ある程度の高さまで回し出した後、次に図6に示すように、第一あご部20により平行にナット14を挟み込み回転させることで容易にナット14を回し出すことができる。
【0008】
第二実施例として図7,8に示すように、工具本体10の使用時における空間制限による限界性を更に減少させるために第二あご部30には傾斜あご部30′を形成し、該傾斜あご部30′は第一あご部20に対して更に大きな角度を呈する構造になっており、この構造は同時に材料コスト節約にもつながっている。
図9,10に示すように更に高い障害物31′がある場合においても、傾斜部30′を利用することで更に高い障害物31′が避けられ、先ず傾斜部30′をナット14にはめ込み、それを緩め、ある程度の高さまで回し出した後、次に図11に示すように、第一あご部20により平行にナット14を挟み込み回転させることで容易にナット14を回し出すことができる。
【0009】
第三実施例として図12,13に示すように、工具本体10とスパナ部11’の接続部分においてフレックスジョイント構造40を採用することも可能で、それにより図14に示すように、更に高い障害物31′を避けることができる。
【0010】
第四実施例として図15,16,17に示すように、該工具本体10の一端に設けてある眼鏡レンチ部50の嵌入部53上に平面部52及び斜角部51を形成し、仮に障害物31により平面部52によるナット14への嵌入が不可能な場合、斜角部51を利用することで、ナット14を回転させることができる。
【考案の効果】
本考案によると、第二あご部の設計により、挟入効果が明らかに増し、より実用的になり、更に、本考案とフレックスジョイント構造を併用することにより公知構造では障害物などのため操作不可能であったものを改善できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における締結工具の外観図である。
【図2】本考案における締結工具の使用状態を示した図である。
【図3】本考案における締結工具の拡大図である。
【図4】本考案における第二あご部によるナットの挟入直前を示した図である。
【図5】本考案における第二あご部によるナットの挟入状態を示した図である
【図6】本考案における第一あご部によるナットの取り外しの様子、及び回転を示した図である。
【図7】本考案の第二実施例における締結工具の外観図である。
【図8】本考案の第二実施例における締結工具の拡大図である。
【図9】本考案の第二実施例における傾斜あご部によるナットの挟入直前を示した図である。
【図10】本考案の第二実施例における傾斜あご部によるナットの挟入状態を示した図である。
【図11】本考案の第二実施例における第一あご部によるナットの取り外しの様子、及び回転を示した図である。
【図12】本考案の第三実施例における締結工具の分解構造図である。
【図13】本考案の第三実施例における締結工具の外観図である。
【図14】本考案の第三実施例における使用状態を示した図である。
【図15】本考案の第四実施例における拡大構造図である。
【図16】本考案の第四実施例における締結工具の側面図である。
【図17】本考案の第四実施例における締結工具の外観図である。
【符号の説明】
10  工具本体
11  スパナ部
11′ スパナ部
12  あご部
13  挟入空間
14  ナット
20  第一あご部
30  第二あご部
30′ 傾斜あご部
31  障害物
31′ 障害物
40  フレックスジョイント構造
50  眼鏡レンチ部
51  斜角部
52  平面部
53  嵌入部
A      傾斜あご部角度
a      第二あご部角度
D      あご部長さ
d   第二あご部長さ

Claims (4)

  1. 主に工具本体を含み、
    該工具本体には少なくとも一つのスパナ部を設け、
    該スパナ部上には両外側に開いたあご部を形成し、該あご部間には挟入空間を形成し、その空間によりナットを挟み込み、
    該あご部には第一あご部及び第二あご部を形成し、第一あご部は本体と平行であり、第二あご部は第一あご部に対して角度を形成しており、
    使用時における操作空間が狭いことなどによる制約を減少させ、締め付け構造の安定性が図れるようにしたことを特徴とする締結工具の構造。
  2. 使用時における操作空間が狭いことなどによる制約を更に減少させるため、第二あご部は傾斜あご部を形成しており、第一あご部に対して更に大きな角度を呈していることを特徴とする請求項1記載の締結工具の構造。
  3. 第二あご部の長さはあご部の二分の一以上であることを特徴とする締結工具の構造。
  4. 主に工具本体を含み、
    該工具の少なくとも一端は眼鏡レンチ部を形成し、該眼鏡レンチ嵌入部上には平面部と斜面部を形成したことを特徴とする締結工具の構造。
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