JP3168308B2 - 人体検知制御スイッチ - Google Patents

人体検知制御スイッチ

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JP3168308B2
JP3168308B2 JP22703092A JP22703092A JP3168308B2 JP 3168308 B2 JP3168308 B2 JP 3168308B2 JP 22703092 A JP22703092 A JP 22703092A JP 22703092 A JP22703092 A JP 22703092A JP 3168308 B2 JP3168308 B2 JP 3168308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体が発する赤外線を
検知することにより、人の存在を検知して、照明等を制
御する人体検知制御スイッチに関する。
【0002】
【従来技術】人体を赤外線の変化量で検知する方法に
は、赤外線を投光し、その反射光の変化量を検知する方
法と、人体が発する赤外線の変化量を直接検知する方法
がある。この内、人体が発する赤外線の変化量を直接検
知する方法は、投光器を必要とせず、集光器の光学系の
条件を変えることによって、容易に検知領域の設定変更
が可能であるので、防犯用の検知器以外にも照明の制御
スイッチ等にも普及して来ている。
【0003】図4は、従来の人体が発する赤外線の変化
量を直接検知する人体検知制御スイッチの一例の構成例
を示した図である。図において、10は人体が発する赤
外線を集光する多分割レンズ、11は多分割レンズ10
が集光した赤外線の変化を検知して、検知信号を出力す
る赤外線検出器、12は赤外線検出器11の出力を増幅
する信号増幅部、13は信号増幅部12で増幅された検
知信号から不要な周波数成分を除去する帯域フィルタ回
路、14は予め設定された正または負の閾値と検知信号
を比較して、検知信号が閾値を超えれば、オン信号を出
力すると共に、予め設定されたオフディレイタイムを設
定更新して、そのオフディレイタイムが更新されること
無く経過した時にはオフ信号を出力する信号処理部、1
5は信号処理部14からのオン信号または、オフ信号を
受けて、照明等の制御信号を出力する出力制御部であ
る。
【0004】このような構成の人体検知制御スイッチの
内、赤外線検出器11は図5に示されるような構造にな
っている。図において、16は赤外線検出素子である焦
電素子で、電気特性は+になるように接続されている。
17は温度補償用の電極で、電気特性は、焦電素子とは
逆に−になるように接続されている。焦電素子16の寸
法L2 ×L2 とその間隔をL1 を例示すると、L2 ×L
2 =1.1mm×1.1mm L1 =1.5mm とな
っている。
【0005】図6は、集光部である多分割レンズ10の
構造例を示しており、ドーム型16分割レンズから成っ
ている。通常はポリエチレンを材料としたフレネルレン
ズで構成されている。図において、(a)は上面から見
た図、(b)は側面から見た図で、焦点距離を例示する
と、14.5mmであり、レンズ厚を一定の薄さ(この
例では0.8mm)にして、赤外線の吸収による減衰を
抑えている。
【0006】これらの赤外線検出器11と多分割レンズ
10とは、赤外線検出器11の受光面に多分割レンズ1
0の焦点が来るように構成されている。このように赤外
線検出器11と多分割レンズ10を構成すると、この直
下2mの平面においては、図7に示すような検知ビーム
のパターンが得られる。図において、黒く塗ったところ
が検知ビームを表わしており、おおよその検知ビームの
寸法及び間隔を例示すると、寸法は約20cm×20c
m、間隔も縦方向、横方向共約20cmとなっている。
【0007】このような構成の人体検知制御スイッチで
は、赤外線検出器11は、人体が検知ビームに入ると正
の検知信号を出力し、人体が検知ビームから出ると負の
検知信号を出力する。信号処理部14では、出力制御部
15に、上記の正負の検知信号各々に応じてオン信号を
出力すると共に、予め同じ時間に設定されたオフディレ
イタイムを設定更新して、そのオフディレイタイムが再
更新されること無く経過した時には、オフ信号を出力す
るようになっている。図8はこのような状況を示したも
のである。
【0008】ところが、通常、オフディレイタイムは数
分間程度に設定されているが、人が検知エリアから出た
時でも、制御信号がオフになるのはオフディレイタイム
経過後であり、照明等の負荷制御に用いられている場合
には、人が居ないにもかかわらず、数分間、照明が点灯
し続けると言う不具合いがあった。そこで、この不具合
いを克服するには、オフディレイタイムを短くすれば良
いが、そうすると、人が検知エリア内に居るにもかかわ
らず、照明が消灯してしまう不具合いが起き易くなると
言う問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて提案されるのもので、人が検知エリア内に居続ける
時と検知エリアから出る時とで、オフディレイタイムに
長短の差を付けて、人が検知エリアから出た時には、速
やかに制御信号がオフになる人体検知制御スイッチを提
供すること目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される本発明による人体検知制御スイッチは、人体
が発する赤外線を集光部により集光して、その変化分を
赤外線検出器にて検出し、その検知信号により制御信号
を出力する人体検知制御スイッチにおいて、検知ビーム
を、検知エリア内の人体の通常の動きを検知する程度に
配設し、人体が検知ビームに入り検知信号が出力された
時には、上記制御信号のオフディレイタイムを長くする
一方、人体が検知ビームから出て検知信号が出力された
時には、上記制御信号のオフディレイタイムを短くする
ように、オフディレイタイムを切換更新する信号処理部
を備えた構成となっている。
【0011】
【作用】本発明による人体検知制御スイッチでは、人体
が検知ビームに入り検知信号が出力された時には、上記
制御信号のオフディレイタイムを長くする一方、人体が
検知ビームから出て検知信号が出力された時には、上記
制御信号のオフディレイタイムを短くするように、オフ
ディレイタイムを切換更新する信号処理部を備えている
ので、人が検知エリアから出た時には、速やかに制御信
号がオフになると共に、人が検知エリア内に入って居続
ける時には、制御信号は、オンの状態を続けて、オフに
なることが無い。
【0012】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の実施例を
説明する。本発明による人体検知制御スイッチの構成例
は、信号処理部14を除き、上記従来例と同様であり、
また、赤外線検出器11(図5)、多分割レンズ10
(図6)、検知ビームのパターン(図7)も同様なの
で、説明を省略する。
【0013】本発明による人体検知制御スイッチの信号
処理部14は、予め設定された正または負の閾値と検知
信号を比較して、検知信号が正の閾値を超えた時は、オ
ン信号を出力すると共に、予め長く(本実施例では数分
間程度)設定されたオフディレイタイムを設定更新し、
その長いオフディレイタイムが再更新されること無く経
過した時にはオフ信号を出力するようになっている。ま
た、逆に検知信号が負の閾値を超えた時は、オン信号を
出力すると共に、予め短く(本実施例では15秒以内)
設定されたオフディレイタイムを設定更新し、その短い
オフディレイタイムが再更新されること無く経過した時
には、オフ信号を出力する様になっている。
【0014】このような信号処理部14を備えた本発明
の人体検知制御スイッチの動作を以下に述べる。図1
(a),(b)は、人が検知ビームを通過した場合
(a)と検知ビームに入って留まった場合(b)の赤外
線検出器11への入射エネルギー、検知信号、オフディ
レイタイムの更新及び制御信号の状況を示した図であ
る。図において、(a)では、人が検知ビームを通過す
ると、まず、正の検知信号を出力して、オン信号を出力
すると共に、予め長く設定されたオフディレイタイムを
設定するが、その直後に負の検知信号を出力して、オン
信号を出力すると共に、予め短く設定されたオフディレ
イタイムに設定し直し、その後、この短いオフディレイ
タイムが更新されること無く経過して、オフ信号を出力
する状況を示している。また、(b)では、人が検知ビ
ームに入って留まると、まず、正の検知信号を出力し
て、オン信号を出力すると共に、予め長く設定されたオ
フディレイタイムを設定した後、この長いオフディレイ
タイムが更新されること無く経過して、オフ信号を出力
する状況を示している。
【0015】図2と図3は、図1に示した状況を更に詳
しく示したものであり、図3は、図2にように、人が検
知ビームAを通過して、検知ビームBに留まった後、検
知ビームCを通過した場合の検知信号、オフディレイタ
イムの更新及び制御信号の状況を示したものである。
尚、検知エリア内の検知ビームの数は、本実施例に限ら
れることは無く、1つでも、また、無限に多くても実施
可能であるのは言う迄も無い。
【0016】また、人体が検知ビームに入った時と出た
時の検知信号が区別されておれば、検知信号の正負は逆
でも良い。
【0017】
【発明の効果】本発明による人体検知制御スイッチによ
れば、人が検知エリア内に留まる時は、人体が1つの検
知ビームから出たとしても、必ず隣の検知ビームに入
り、検知信号が出力されて、オン信号を出力すると共
に、予め長く設定されたオフディレイタイムに更新され
るので、制御信号がオフになることは無い。また、人が
検知エリアから退出した時は、検知信号が出力されて、
オン信号を出力すると共に、予め短く設定されたオフデ
ィレイタイムに更新されるので、速やかに制御信号がオ
フとなる。従って、この制御信号を照明の制御に使用す
ると、人が居ないにもかかわらず、数分間も照明が点灯
し続けると言うことがなくなり、また、人が居るにもか
かわらず、照明が消灯してしまうと言う事態も避けるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明による人体検知制御スイッチ
において、人が検知ビームを通過した場合の信号処理部
の動作状況を示した図である。(b)は、本発明による
人体検知制御スイッチにおいて、人が検知ビームに入っ
て留まった場合の信号処理部の動作状況を示した図であ
る。
【図2】人が検知ビームAを通過して、検知ビームBに
留まった後、検知ビームCを通過する状況を示した図で
ある。
【図3】図2に示した状況の場合の、本発明による人体
検知制御スイッチにおける信号処理部の動作状況を示し
た図である。
【図4】従来の人体検知制御スイッチの構成例図であ
る。
【図5】赤外線検出器の構造例図である。
【図6】(a)は多分割レンズの構造例を示す上面図。
(b)は同上の側面図である。
【図7】検知ビームのパターンの一例を示した図であ
る。
【図8】従来の人体検知制御スイッチにおける、正負の
検知信号とオフディレイタイムの更新及び制御信号の関
係を示した図である。
【符号の説明】
10・・・多分割レンズ 11・・・赤外線検出器 14・・・信号処理部 15・・・出力制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体が発する赤外線を集光部により集光し
    て、その変化分を赤外線検出器にて検出し、その検知信
    号により制御信号を出力する人体検知制御スイッチにお
    いて、検知ビームを、検知エリア内の人体の通常の動き
    を検知する程度に配設し、人体が検知ビームに入り検知
    信号が出力された時には、上記制御信号のオフディレイ
    タイムを長くする一方、人体が検知ビームから出て検知
    信号が出力された時には、上記制御信号のオフディレイ
    タイムを短くするように、オフディレイタイムを切換更
    新する信号処理部を備えたことを特徴とする人体検知制
    御スイッチ。
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