JP3168271U - 工事用遮音パネル装置 - Google Patents

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【課題】騒音の被害を低減し、工事現場の周囲の環境をできるだけ損なわずに、作業を実施することを可能にする工事用遮音パネル装置を提供する。【解決手段】工事の行なわれる区域をパネル状構造体を用いて囲むことにより、工事に伴って発生する騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止するための装置として、装置10を支える脚部13を有する縦枠と隣接の縦枠同士をつなぐ横枠を備えた取り付け枠11と、遮音性と自己消火性を有する遮音シートとこれに取り付けられる屋外用アタッチメント又は屋内用アタッチメントを備えたパネル状構造体12とを具備し、上記取り付け枠11にパネル状構造体12を着脱式の取り付け手段により取り付けるよう構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、工事の行なわれる区域を、パネル状構造体を用いて囲むことにより、工事に伴って発生する騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止するための工事用遮音パネル装置に関するものである。
工事の際に、多かれ少なかれ騒音が発生することは避けられず、これまでは工事に伴う一時的な騒音として大目に見られているのが実情である。しかし、騒音を許容し難い場所や状況もあり、そのような場合には、発生した騒音がそのまま漏れ出ないように極力低減する努力がはらわれてきた。そして、新築工事であれば、仮囲い用の軽量鋼板や遮音パネル材等を豊富に使用し、騒音源の囲い込みを区画ごとに行うことが可能であり、また、騒音対策のための製品も見かけられるので、対策を施すことも比較的容易である。
これに対して、集合住宅等の改修工事や営業中の店舗の改装工事、或いはその他の室内内装工事等では、施工区域内に居住者や勤務中の者等がおり、これらの人達の蒙る被害はより直接的であり、いわば騒音被害者の立場に置かれることとなる。そのため、場所や状況に応じた騒音対策も必要になると考えられるが、これまでに見られたものは、設置と移動を簡単に行える障壁構造の防音装置であり、障壁自体による遮音効果が得られても、音の響き易い室内では障壁外部に漏れる騒音が大きく、効果をほとんど期待できないという問題があった。
一方、先行技術を見ると、例えば特開2002−146939号があり、伸縮自在の支柱の上端に固定した仮設棹を用いて遮音シートの上端を天井面に固定することにより、遮音シートを室内空間に吊り下げる装置が開示されている。しかし、仮設棹は床と天井に両端を突っ張って固定するので自立性がなく、設置の手間が掛かり、天井よりも低くは設置できないという問題がある。また、特開2010−101043号は内装工事の場所に防音間仕切りブースを組み立て、その中で各部材を切断するなどの加工を施し、加工した各部材を、小音工具を用いて組み立てるというものであるが、防音間仕切りブースなる設備は密閉された一種の小室である。このため、室構造を形成する前後左右の壁面材及び天井材を用いてそれらを内装工事の場所に組み立てる必要があり、組み立て材料費も安くはできず、その移動や組み立ての手間も掛かるので、どのような場合でも実施できるというものではない。
特開2002−146939号 特開2010−101043号
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、騒音の被害を低減し、工事現場の周囲の環境をできるだけ損なわずに、作業を実施することを可能にする工事用遮音パネル装置を提供することである。また、本考案の他の課題は、作業環境を改善し、騒音の苦情の減少を図り、それにより、顧客の信頼の下に工事を実施することができる工事用遮音パネル装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本考案は、工事の行なわれる区域を、パネル状構造体を用いて囲むことにより、工事に伴って発生する騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止するための装置として、装置を支える脚部を有する縦枠と隣接の縦枠同士をつなぐ横枠を備えた取り付け枠と、遮音性と自己消火性を有する遮音シートとこれに取り付けられる屋外用アタッチメント又は屋内用アタッチメントを備えたパネル状構造体とを具備して構成し、上記取り付け枠にパネル状構造体を着脱式の取り付け手段により取り付けるようにするという手段を講じたものである。
本考案の装置は、屋内外の工事の行なわれる区域を囲んで配置するものであり、囲むためにパネル状構造を有する部材を使用する。パネル状構造を有することにより、シート状のように両端を引っ張ったり、吊り下げたりしなくても、一定の立体形状を保持することができ、設置が容易であり、騒音を反射し易くなり、遮音性の向上が図れるものである。
そのため、本発明の装置は、装置自体を支える脚部を有する縦枠と、隣接の縦枠同士をつなぐ横枠を備えた取り付け枠を備えたパネル状構造体を具備している。取り付け枠は、装置自体を支える脚部を有しているので、自立可能であり、かつまた、天井に付き当てて固定可能な上端枠を有しているので、床と天井に縦枠の両端を突っ張っても設置することができる。このようなパネル状構造体により、工事の行なわれる区域を適切に囲んで遮音効果を得ることができる。
また、本発明の装置は、遮音性と自己消火性を有する遮音シートとこれに取り付けられる屋外用アタッチメント又は屋内用アタッチメントを備えたパネル状構造体とを具備している。工事現場に用いることから、パネル状構造体は、自己消火性を有する遮音シートであることが必要なのであり、これに後述の屋外用アタッチメントを組み合わせることで屋外の工事に適用するものとする。そしてまた、上記遮音シートには後述の屋内用アタッチメントを組み合わせることにより屋内の工事に適用するものとする。
上記の取り付け枠を構成する縦枠及び横枠は長さ調節可能な構成を有していることが望ましい。特に、縦枠については、脚部で自立させる構成を使用するときと、天井における上端の突っ張りを使い分けるときの、両方に対応するために、長さ調節の可能なことが望まれる。取り付け枠は、天井に付き当てて固定可能な上端枠を有し、この上端枠は長さ調節可能な横枠を兼ねているものとすることができる。なお、横枠は長さ調節可能でも、そうでなくてもどちらでも良い。
上記取り付け枠には、パネル状構造体を着脱式の取り付け手段により取り付ける。着脱式の取り付け手段としてループとフックとから成る面ファスナー及び結びヒモをその要所に具備している。面ファスナーは面によって固定力を得ることができ、これに対して結びヒモは固定する点において固定力を得ることができ、ともに着脱を容易に行える取り付け手段である。
前述の屋外用アタッチメントは無架橋高発泡ポリエチレンシートから成る防音体と、その外面を覆う炭素繊維シートから成る火花遮断材によって構成されている。無架橋高発泡ポリエチレンシートは防音性を発揮する程度の肉厚を有するシート材であり、かつまた、耐水性を有するので屋外用に適している。また、屋内用アタッチメントは軟質ウレタンフォームから成る吸音材と、その外面を覆う炭素繊維シートから成る火花遮断材によって構成されている。軟質ウレタンフォームは防音性を有し、また、無架橋高発泡ポリエチレンシートとともに、弾力性を有することにより、衝突したものを保護することができる。
本考案は以上のように構成されかつ作用するものであるから、機材のコンパクト化が可能であり、工事の行なわれる区域の広狭に拘らず、目的の区域を適切に囲んで騒音の被害を低減し、工事現場の周囲の環境をできるだけ損なわずに、作業を実施することを可能にする工事用遮音パネル装置を提供することができるという効果を奏する。また、本考案によれば、作業環境が改善され、騒音の苦情の減少が図れるので、それにより、顧客の信頼の下に工事を実施することができる工事用遮音パネル装置を提供することができる。
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。本考案に係る工事用遮音パネル装置10は自立可能な取り付け枠11と、パネル状構造体12を具備している(図1参照)。パネル状構造体12は後述するように遮音性をはじめとして様々な機能を備えており、正面には施工会社名等を示すマークや名称等の表示12a或いは写真、絵画等による表示12bが設けられている。なお、図1は、上記の取り付け枠11とパネル状構造体12とを組み合わせたもので、本考案に係る工事用遮音パネル装置10の最小限度のものを構成しており、これは自立型の例である。
取り付け枠11は、本案装置を自立可能に支える脚部13を下部に有する縦枠14と、隣接の縦枠同士をつなぐ横枠15を備えて構成されている(図2参照)。縦枠14は、下部パイプ14aとその上端に摺動可能に差し込んだ上部パイプ14b及び挿入された上部パイプを締め付けて固定するねじ14cとから成る長さ調節可能な構成を有している。脚部13は、自立性を得るのに十分な大きさと形状を有する前後に長い基盤16と、その基盤16の上面に溶接により取り付けた左右2個の上向きの接続筒部17、17と、上記接続筒部17、17に差し込んだ縦枠下部パイプ14a、14aを締め付けて固定するねじ17a、17aとを有している。
横枠15は、図示の例の場合上端枠が兼ねている。横枠15は、所定のモジュールに従う一定の長さを有するもので、左右の両端に溶接した左右2個の下向きの接続筒部18、18と、上記接続筒部18、18に差し込んだ縦枠上部パイプ14b、14bを締め付けて固定するねじ18a、18aとを有している。また、基盤16には中心線上に二か所の杭打ち用の孔16aと、レベル調節用に四隅に設けられたノブ付きボルト19が設けられている。本考案の実施形態における上記モジュールは、該当する建造物の設計に用いられている、例えば尺又は間を用いる尺貫法を指すが、その他、メートル法、ヤードポンド法等によることもある。このような構成を有する取り付け枠11は、パイプ14a、14bの抜き差しにより、例えば1.8〜3m余りの長さ(高さ)調節が可能なものとする。なお1.8mは約一間の長さに相当し、3mは約十尺に相当するが一般的には床と天井の間隔の最大値に近い。
前述のパネル状構造体12は、遮音シート20と、屋外用アタッチメント21又は屋内用アタッチメント22から成る。遮音シート20は、自己消火性を有する素材から成り、取り付け枠11の外形よりも一回り程度大型の形態を有している(図3参照)。符号20aは折り返しのための上部凸部を示している。遮音シート20はその裏面(一部は正面)に、着脱式の取り付け手段としてループとフックとから成る面ファスナー23a、23b及び結びヒモ24を具備している(図4及び図5参照)。
面ファスナー23a、23bは、遮音シート20の左右及び上部の縁を、取り付け枠11の縦枠14と横枠15を巻くように裏側へ折りかえしたときに重なる位置で、遮音シート20の左右及び上部の縁に沿って帯状に取り付けてある。結びヒモ24は同じく遮音シート20の裏面の左右の縁に沿ってほぼ等間隔で数個ずつ縫い付け部24aによって取り付けられている。符号20bは折り曲げて補強された下部を示す。遮音シート20の素材としては、自己消火性を有するとともに、音響透過損失が高く遮音性に優れている発泡シート、例えば、「エペラン」(株式会社カネカ製ビーズ法発泡ポリプロピレン又はビーズ法発泡ポリエチレンの商品名)が適している。
上記の屋外用アタッチメント21は、無架橋高発泡ポリエチレンシートから成り、肉厚の気泡構造を持つ防音体25と、その表面全体を被覆した耐火性、耐候性を有する遮音カバー26とによって形成されている。無架橋高発泡ポリエチレンシートから成る屋外用アタッチメント21は遮音性が高く、特に、周波数が500〜1200Hz及び2000〜5000Hz程度の中高音域において良好な遮音性能を発揮する。遮音カバー26は、上記と同様の発泡シートから成る。図6に例示した上記の防音体25は、良好な緩衝性を有しており、かつまた軽量であるので、屋外用アタッチメント21ではあるが、屋内用としても使用することができる。
また、屋内用アタッチメント22は、軟質ウレタンフォームから成る吸音材27と、その外面を覆う炭素繊維シートから成る火花遮断材28によって構成されている。軟質ウレタンフォームから成る吸音材27は、1000〜4000Hz程度の、上記防音体25よりもやや狭い中高音域において良好な遮音性能を発揮する。よって、屋外用アタッチメント21と屋内用アタッチメント22を併用した場合には、より広範な周波数領域において有効な遮音性能を得ることができる。なお、符号29はアタッチメント保持枠であり、上部に覆い部29aを有しており、上記保持枠29の要所にはフック30の掛け止めが可能な鳩目状又はリング状の簡便な取り付け部31が設けられている。同様の取り付け部31は屋内用アタッチメント22にも設けられている(図7及び8参照)。
次に本考案に係る工事用遮音パネル装置10′の屋外の施工例1について、図9を参照して説明する。図中の符号32は建築物、33は屋外の工事区域に設置された屋外工事の対象物、10′は工事区域を囲んで配置された上記の本考案に係る工事用遮音パネル装置を示している。上記対象物33は建築物32の至近距離に位置しており、従って、対象物33の設置等のためにコンクリートや舗装を剥離したり或いは切断したりする作業を行う場合には、騒音により建築物32に居住している者や勤務中の者等に多大な迷惑を及ぼす恐れがある。
しかし、本考案に係る工事用遮音パネル装置10′では、前述のパネル状構造体12を用いて、工事区域の周囲を完全に囲んだ構成としている(上面は開放である。)。騒音は本案装置10′によりその一部が吸収され、また、一部は装置内部に反射する結果、原騒音エネルギーから上記吸収及び反射エネルギーを差し引いたエネルギーだけが外部に漏れ出るので、工事に伴って発生する騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止することができる。ここに用いられているパネル状構造体13は、全てが前述の遮音シート20とこれに取り付けられる屋外用アタッチメント21とから成り、かつ、前述の構成によって取り付け枠11に取り付けられているものである。また、屋外工事であることから、杭打ち用の孔16aに杭を打ち込み、脚部13を固定している。
また、図10は本考案に係る工事用遮音パネル装置10″の屋内の施工例2を示している。符号34は床、35は天井、36及び37は壁面、38は屋内工事の対象物、10″は工事区域の一部を囲んで部屋の隅に配置された、上記の本考案に係る工事用遮音パネル装置を示す。図示の工事用遮音パネル装置22は、パネル状構造体12を用いて、工事区域周囲の2面を囲んでおり、その内の1面は床34から天井35までをカバーする高さのパネル状構造体12−1、もう1面は床34から天井35に至らない高さのパネル状構造体12−2から成り、その上方に空間39が残っている。なお、工事区域の残りの2面は壁19、20である。
パネル状構造体12−1、12−2の図10のような選択と配置は、飽くまで工事区域の事情又は工事の内容によって、図10に示した形態も取り得るという例を示したものであり、それ以上の意味ではない。遮音上ここに用いられているパネル状構造体12−1、12−2は、前述したように、遮音シート20とこれに取り付けられる屋内用アタッチメント21とから成り、前述の構成によって取り付け枠11に取り付けられている。一方のパネル状構造体12−1は、床34から天井35までを覆うので最大限度の遮音性能を期待することができる。他方のパネル状構造体12−2は、空間39を確保するなどの要求があるために、全長を使用せず、余剰分は巻いて下部にまとめて置く。
このように構成されている本案装置10、10′、10″によれば、本案装置を取り付け枠11と、遮音性と自己消火性を有するパネル状構造体12によって構成することができる。本案装置のパネル状構造体12は、取り付け枠11が自立可能であるので、工事の行なわれる区域を、パネル状構造体12により単独で、或いは床、天井、壁面等を利用して囲み、それ以外の設置手段を必要としない。本案装置を設置した後では、工事に伴って発生した騒音の一部を吸収ないしは反射させることで、発生した騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止することができる。本案装置に使用するパネル状構造体12として、これまではそれが不透明か透明かについて明らかにしていない。従って、どちらを採用することも自由なわけであるが、全体として、不透明な方が適切である場合が多いであろう。しかし、部分的に透明な構造とすることも可能であり、例えばパネル状構造体12の上部を横に数十センチ程度の幅で透明とすること、或いは、図1の表示12a、12bで示されているような窓状のかたちに透明部分を設けることが想定される。この場合も透明部分には遮音性、消音性のある素材を選択することが重要である。
本考案に係る工事用遮音パネル装置の一例を示す正面図である。 同上の装置の取り付け枠を示すもので、Aは一部を省略した正面図、Bは脚部の平面図である。 同上の遮音シートを示す正面図である。 同じく遮音シートの裏面を示す背面図である。 同じく図4における遮音シートのA部とB部を示す拡大図である。 同じく本考案に係る装置の一部を拡大して示す部分断面図である。 同じく本考案に係る装置の一部を拡大して示す部分斜視図である。 同上の屋外用アタッチメントを示すもので、Aは側面図、Bは背面図、Cは正面図である。 本考案に係る工事用遮音パネル装置の屋外の施工例1を示す斜視図である。 本考案に係る工事用遮音パネル装置の屋内の施工例2を示す斜視図である。
10、10′、10″ 工事用遮音パネル装置
11 取り付け枠
12 パネル状構造体
13 脚部
14 縦枠
15 横枠
16 基盤
17、18 接続筒部
19 ノブ付きボルト
20 遮音シート
21 屋外用アタッチメント
22 屋内用アタッチメント
23a、23b 面ファスナー
24 結びヒモ
25 防音体
26 遮音カバー
27 吸音材
28 火花遮断材
29 保持枠
30 フック
31 取り付け部
32 建築物
33 屋外工事の対象部物
34 床
35 天井
36、37 壁面
38 屋外工事の対象部物
39 空間

Claims (5)

  1. 工事の行なわれる区域を、パネル状構造体を用いて囲むことにより、工事に伴って発生する騒音がそのまま工事区域の外部に漏れ出るのを防止するための装置であって、
    装置を支える脚部を有する縦枠と隣接の縦枠同士をつなぐ横枠を備えた取り付け枠と、
    遮音性と自己消火性を有する遮音シートとこれに取り付けられる屋外用アタッチメント又は屋内用アタッチメントを備えたパネル状構造体とを具備し、
    上記取り付け枠にパネル状構造体を着脱式の取り付け手段により取り付けるようにした
    工事用遮音パネル装置。
  2. 取り付け枠を構成する脚部は自立可能であり、また、縦枠及び横枠は長さ調節可能な構成を有している請求項1記載の工事用遮音パネル装置。
  3. 取り付け枠は天井に付き当てて固定可能な上端枠を有し、この上端枠は横枠を兼ねている請求項1記載の工事用遮音パネル装置。
  4. 遮音シートは自己消火性を有する素材から成り、かつ、着脱式の取り付け手段としてループとフックとから成る面ファスナー及び結びヒモをその要所に具備している
    請求項1記載の工事用遮音パネル装置。
  5. 屋外用アタッチメントは、無架橋高発泡ポリエチレンシートから成る防音体と、その外面を覆う炭素繊維シートから成る火花遮断材によって構成されており、屋内用アタッチメントは軟質ウレタンフォームから成る吸音材と、その外面を覆う炭素繊維シートから成る火花遮断材によって構成されている
    請求項1記載の工事用遮音パネル装置。
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