JP3168242U - 網戸用補修具 - Google Patents

網戸用補修具 Download PDF

Info

Publication number
JP3168242U
JP3168242U JP2011001580U JP2011001580U JP3168242U JP 3168242 U JP3168242 U JP 3168242U JP 2011001580 U JP2011001580 U JP 2011001580U JP 2011001580 U JP2011001580 U JP 2011001580U JP 3168242 U JP3168242 U JP 3168242U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen door
screen
mesh
protrusions
repair tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011001580U
Other languages
English (en)
Inventor
光弘 中川
光弘 中川
Original Assignee
株式会社中川
伸和株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中川, 伸和株式会社 filed Critical 株式会社中川
Priority to JP2011001580U priority Critical patent/JP3168242U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168242U publication Critical patent/JP3168242U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】取り付けが簡単で、網に損傷を与えたり、網戸から離脱することがない網戸用補修具を提供する。【解決手段】シート状部3に、軸部20の先端に係止部21を形成した多数の突起状物2を林立状態に配設してなり、突起状物2を網戸5の網目50に挿通し、係止部21を網戸5の網糸51、52に係止することにより網戸5の損傷部53をシート状部3で覆うように構成し、突起状物2が、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部21を形成してなるとともに、網戸5の縦方向の網糸51及び横方向の網糸52に対する方向に隣接する突起状物2の平均間隔PAを1〜2mmで、かつ、突起状物2の間隔P1、P2を網戸5の網糸51、52の配設ピッチPBの整数倍を除く寸法に設定する。【選択図】図1

Description

本考案は、網戸の損傷部を補修する網戸用補修具に関し、特に、取り付けが簡単で、網に損傷を与えたり、網戸から離脱することがない網戸用補修具に関するものである。
網戸の網が損傷した場合、網戸の枠から損傷した網を取り外し、新しい網を張り替える必要があるが、網戸の網の張り替えは、張り替えのための網戸補修用キットが市販されているものの、一般ユーザーが網の張り替えを行うと、網に弛みが生じて見栄えが悪くなりやすいという問題があった。
また、専門業者に委託すると、損傷が一部の軽微な範囲でも全体を張り替える必要があるため、費用がかさむという問題があった。
この問題に対処するために、シート状部に、軸部の先端に係止部を形成した多数の突起状物を林立状態に配設してなり、突起状物を網戸の網目に挿通し、係止部を網戸の網糸に係止することにより網戸の損傷部をシート状部で覆うようにする網戸用補修具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この網戸用捕集具は、カギの間隔、大きさ、高さ等が特定されておらず、特に、図示されたものは、網の網目に対してカギの間隔、大きさ、高さ等が大きいため、網戸用捕集具を適用した網にかえって損傷を与えたり、網戸から離脱しやすいものと予想される。
特開平8−74482号公報
本考案は、取り付けが簡単で、網に損傷を与えたり、網戸から離脱することがない網戸用補修具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の網戸用補修具は、シート状部に、軸部の先端に係止部を形成した多数の突起状物を林立状態に配設してなり、突起状物を網戸の網目に挿通し、係止部を網戸の網糸に係止することにより網戸の損傷部をシート状部で覆うようにする網戸用補修具において、前記突起状物が、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部を形成してなるとともに、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向に隣接する突起状物の平均間隔を1〜2mmで、かつ、該突起状物の間隔を網戸の網糸の配設ピッチの整数倍を除く寸法に設定してなることを特徴とする。
この場合において、前記突起状物を、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向のいずれかに千鳥状に配列させることができる。
また、前記突起状物の軸部の長さを、0.6〜1.0mmに形成することができる。
本考案の網戸用補修具によれば、突起状物が、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部を形成してなるとともに、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向に隣接する突起状物の平均間隔を1〜2mmで、かつ、該突起状物の間隔を網戸の網糸の配設ピッチ(一般的な網戸に用いられる網は、18メッシュ(メッシュは1インチ当たりの網目の数)であるので、通常は、この網の配設ピッチである1.4mm)の整数倍を除く寸法に設定してなることにより、装着時の抵抗が小さく、かつ、膨頭状の係止部が網糸に確実に引っ掛かるため、取り付けが簡単で、網に損傷を与えたり、網戸から離脱することがない網戸用補修具を提供することができる。
また、前記突起状物を、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向のいずれかに千鳥状に配列させることにより、直線上に配列されている縦方向の網糸又は(及び)横方向の網糸に対して、千鳥状に配列させた突起状物が確実に引っ掛かるため、網戸からより離脱しにくくすることができる。
また、前記突起状物の軸部の長さを、0.6〜1.0mmに形成することにより、一般的に、縦方向の網糸と横方向の網糸とを交互に浮き沈みさせて織り込む平織りで作られる網戸の網に対して、網糸の線径(一般的な網戸に用いられる網の場合、0.3mm)の2倍以上の長さを有することで突起状物が網糸に確実に引っ掛かり、また、大きな遊びがないため、網戸からより離脱しにくくすることができる。
本考案の網戸用補修具の一実施例を示し、(a)は網戸の網に取り付けた状態を示す一部切り欠きの正面図、(b)は(a)のZ−Z断面図である。 同網戸用補修具を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のV部の拡大図である。 同網戸用補修具を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のW−W断面図、(c)は突起状物の軸部をシート状部に対して傾斜して配設した例を示す(a)のW−W断面図である。
以下、本考案の網戸用補修具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本考案の網戸用補修具の一実施例を示す。
この網戸用補修具1は、シート状部3に、軸部20の先端に係止部21を形成した多数の突起状物2を林立状態に配設してなり、突起状物2を網戸5の網目50に挿通し、係止部21を網戸5の網糸51、52に係止することにより網戸5の損傷部53をシート状部3で覆うように構成し、突起状物2が、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部21を形成してなるとともに、網戸5の縦方向の網糸51及び横方向の網糸52に対する方向に隣接する突起状物2の平均間隔PAを1〜2mmで、かつ、突起状物2の間隔P1、P2、P3を網戸5の網糸51、52の配設ピッチPBの整数倍を除く寸法に設定するようにしている。
網戸5の網糸51、52の配設ピッチPBは、一般的な網戸に用いられる網の18メッシュ(メッシュは1インチ当たりの網目の数)の場合、1.4mmであり、さらに細かい、35メッシュの場合、0.7mmである。
このため、突起状物2の間隔P1、P2、P3は、より具体的には、1.4mm(さらに好ましくは、0.7mm)の整数倍を除く寸法に設定するようにする。
ここで、本実施例においては、図3に示すように、X方向に間隔P1(P1=2mm)、P2(P2=1mm)が交互に出現するように配列し、X方向の平均間隔PAを1.5mmとし、Y方向には間隔P3(P3=1.05mm)となるように配列し、Y方向の平均間隔PAを1.05mmとなるようにしている。
突起状物2は、ポリアミド樹脂繊維からなるシート状部3に林立状態に配設した250〜400デニール(例えば、300デニール)のポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部21を形成するものであれば、特に限定されるものではなく、本実施例においては、膨頭状の係止部21はマッシュルーム型の形状をすることにより、膨頭状の係止部21の全方向で網糸51、52に引っ掛かるようにしている。
また、突起状物2の軸部20は、図2(b)に示すように、長さLを、0.6〜1.0mmに形成するようにしている。
これは、一般的に、縦方向の網糸51と横方向の網糸52とを交互に浮き沈みさせて織り込む平織りで作られる網戸5の網に対して、網糸51、52の線径(一般的な網戸に用いられる網の場合、0.3mm)の2倍以上の長さLを有することで突起状物2が網糸51、52に確実に引っ掛かり、また、大きな遊びがないため、網戸からより離脱しにくくすることができる。
また、突起状物2は、図2〜図3に示すように、網戸5の縦方向の網糸51及び横方向の網糸52に対する方向のいずれかに対して千鳥状に配列させるようにしている。
千鳥状に配列させる方向は、縦方向の網糸51及び横方向の網糸52のいずれか一方(又は両方)とすることができ、本実施例においては、縦方向の網糸51の方向(図2に示すY方向)に千鳥状になるように配列している。
千鳥状に配列することによって、直線上に配列されている縦方向の網糸51又は(及び)横方向の網糸52に対して、千鳥状に配列させた突起状物2が確実に引っ掛かるため、網戸からより離脱しにくくすることができる。
軸部20と膨頭状の係止部21とによって形成される突起状物2は、図3(b)に示すように、織布で形成されるシート状部3に織り込まれており、シート状部3に対して直角に林立するように配設されている。
また、図3(c)に示すように、突起状物2を、シート状部3に対して軸部20が角度αだけ傾斜して配設することもできる。
この角度αは、60〜85°、好ましくは65〜75°、さらに好ましくは約70°となるように設定する。
これによって、縦方向の網糸51又は(及び)横方向の網糸52に対して、突起状物2が確実に引っ掛かるため、網戸からより離脱しにくくすることができる。
また、突起状物2の軸部20の軸径Dに対して、膨頭状の係止部21の最大径Dmは、1.5〜2.4倍とすることが好ましい。
これは、膨頭状の係止部21の最大径Dmを、網目50を通過することができる径とする必要があり、網目50の口径は、上述した網戸5の網糸51、52の配設ピッチPBから網糸51、52の線径は減じたサイズとなり、一般的な18メッシュの場合、約1.1mmであり、さらに細かい、35メッシュの場合には、約0.6mmとなる。
そして、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントは、ポリプロピレンの比重が、約0.9であることからその線径は、0.2mm〜0.25mmとなり、この値が軸径Dとなる。
このため、軸径Dに対して、膨頭状の係止部21の最大径Dmを、1.5〜2.4倍とすることによって、最大径Dmは0.3〜0.6mmとなり、突起状物2の膨頭状の係止部21は、一般的な網戸5の網目50を通過し、縦方向の網糸51又は横方向の網糸52に係止される。
一方、突起状物2の膨頭状の係止部21の最大径Dmが、軸径Dに対して、2.4倍以上の場合、網目50の通過が困難になるとともに、1.5倍未満の場合、係止部21が、網糸51、52に対して引っ掛かりにくく、網戸から離脱しやすくなる。
織布で形成されるシート状部3は、その形状を、意匠的な形状(例えば、幾何学的な形状や動物等の象形形状)にしたり、室内側に模様を施したりすることができる。
また、網戸5の網糸51、52と同色(一般的に用いられる、青、黒、銀等)としたり、透明にしたりして、外見上、目立たないようにすることもできる。
次に、網戸5に損傷部53が生じたとき、この網戸用補修具1を用いて損傷部53を覆う手順を説明する。
まず、シート状部3の中心と損傷部53の位置を合わせ、ゆっくりと突起状物2の膨頭状の係止部21が網目50を通過するように網戸5の網に向かって押し付ける。
このとき、多くの係止部21は、縦方向の網糸51、横方向の網糸52又はこれらが交差する箇所に当接することとなるが、軸部20がシート状部3に対して適宜撓んで網目50を通過する。
なお、押し付ける際には、シート状部3の中心に位置する網目50の損傷部53から外側に向かって拡げていくように押し付けていくことが好ましい。
このようにして、損傷部53をシート状部3で覆うことによって、外部からの虫の侵入や、損傷した部分の網糸51、52がほつれ、損傷部53が拡大することを防止することができる。
以上、本考案の網戸用補修具について、実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の網戸用補修具は、取り付けが簡単で、網に損傷を与えたり、網戸から離脱することがないという特性を有していることから、網戸の補修の用途に好適に用いることができる。
1 網戸用補修具
2 突起状物
20 軸部
21 係止部
3 シート状部
5 網戸
50 網目
51 縦方向の網糸
52 横方向の網糸
53 損傷部
PA 突起状物の平均間隔
PB 網糸の配設ピッチ
L 軸部の長さ

Claims (3)

  1. シート状部に、軸部の先端に係止部を形成した多数の突起状物を林立状態に配設してなり、突起状物を網戸の網目に挿通し、係止部を網戸の網糸に係止することにより網戸の損傷部をシート状部で覆うようにする網戸用補修具において、前記突起状物が、250〜400デニールのポリプロピレン樹脂からなるモノフィラメントの先端部を溶融して膨頭状の係止部を形成してなるとともに、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向に隣接する突起状物の平均間隔を1〜2mmで、かつ、該突起状物の間隔を網戸の網糸の配設ピッチの整数倍を除く寸法に設定してなることを特徴とする網戸用補修具。
  2. 前記突起状物を、網戸の縦方向の網糸及び横方向の網糸に対する方向のいずれかに千鳥状に配列させてなることを特徴とする請求項1記載の網戸用補修具。
  3. 前記突起状物の軸部の長さを、0.6〜1.0mmに形成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の網戸用補修具。
JP2011001580U 2011-03-24 2011-03-24 網戸用補修具 Expired - Lifetime JP3168242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001580U JP3168242U (ja) 2011-03-24 2011-03-24 網戸用補修具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001580U JP3168242U (ja) 2011-03-24 2011-03-24 網戸用補修具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3168242U true JP3168242U (ja) 2011-06-02

Family

ID=54879244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011001580U Expired - Lifetime JP3168242U (ja) 2011-03-24 2011-03-24 網戸用補修具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168242U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320118B1 (ko) 2011-10-28 2013-10-18 현대제철 주식회사 입도선별용 스크린의 보수장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320118B1 (ko) 2011-10-28 2013-10-18 현대제철 주식회사 입도선별용 스크린의 보수장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150075726A1 (en) Roman shade type blind cloth
JP6546082B2 (ja) 防風防雪用ネット、及び、防風防雪用ネット柵
US20180112460A1 (en) Ladder tape and window blind with the same
JP3168242U (ja) 網戸用補修具
EP3453793A1 (en) Woven/knitted fabric
CN102481617A (zh) 带有交织的线的保护金属网以及用于制造该网的机器和方法
CN104039193A (zh) 位置对准功能优异的圈面搭扣
US20140284003A1 (en) Roman shade curtain and roman shade using the same
US7425364B2 (en) Antistatic spiral fabric
KR101551275B1 (ko) 건축공사용 안전망방
KR100965159B1 (ko) 공사장용 보호망의 구조
US7581566B2 (en) Heddle for band-shaped warp threads
JP2005034404A (ja) 編込み面ファスナー
RU2600085C1 (ru) Информационный плакат
JP4824488B2 (ja) メッシュシート
US20190249344A1 (en) Woven textile
CN209749346U (zh) 种植双孢菇的黑单丝平纹网布
JP4693776B2 (ja) 網戸用防虫ネット及びその製造方法
JP7116585B2 (ja) 目隠しフェンス構造及びこれに用いる二重編地
JP7224210B2 (ja) 防護用織布の構造
US6994124B2 (en) Three dimensional waffleweave and stitching method thereof
US11517939B1 (en) Woven wire screening and methods of forming the same
TWI754781B (zh) 織物及其織法
KR102003254B1 (ko) 경량 분진망
KR200403457Y1 (ko) 와이어로프를 이용한 낙석방지망

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3168242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term