JP3168217U - 水耕栽培用アタッチメント及び水耕栽培セット - Google Patents

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Abstract

【課題】一般に流通する飲料ボトルを利用して手間をかけずに植物の水耕栽培を行う水耕栽培セットを提供する。【解決手段】本水耕栽培用アタッチメント1は、キャップ装着用に予め形成されている飲料ボトルBの口部のねじ部を利用して飲料ボトルBの口部に装着可能とされていて、飲料ボトルBの内部の水により水耕栽培を行う水耕栽培用アタッチメントであって、ねじ部に着脱自在に螺合するキャップ部材5と、該キャップ部材5に上方から挿入され、且つ内部に種子を保水状態とするための保水材を備え、さらに、植物Pの植え付け面となっている上端開口部6を備えたケース体3とを有していて、ケース体3とキャップ部材5とが飲料ボトルBのねじ部から一体状態で取り外し可能となるように、ケース体3の上端開口部6がキャップ部材5の上端に係合している。【選択図】図1

Description

本考案は、水耕栽培用アタッチメント及び水耕栽培セットに関するものである。
近年は、ハーブや野菜などの植物をキッチン、リビング、ベランダなどの狭い場所で手軽に育てるインドアでのガーデニング(キッチンガーデニング)が流行している。このようなガーデニングを行うに際しては、屋内に大がかりな植木鉢などを置くスペースが確保できないことが多く、ペットボトルや豆腐のパックなどのようにキッチンでよく見かける小容器を再利用して栽培に用いることがある。
例えば、特許文献1には、このようなペットボトル(飲料ボトル)を再利用した植物の栽培方法であって、ペットボトルを上下方向の中途側で2つに切り分けて、口部がある先端側(上半分)をひっくり返して基端側(下半分)の上に重ね合わせた栽培容器を利用して水耕栽培を行う方法が開示されている。この栽培容器では、ひっくり返して重ねる上半分は下方に行くに従って先細り状になっているので、この部分を塞げば簡単に土止めできる。また、ペットボトルに穿孔すれば、下半分の容器に入れられた水を植物に届けることはそれほど難しくない。それゆえ、特許文献1の方法では、ペットボトルを再利用して植物の水耕栽培が手軽に実施可能となる。
特開2001−320970号公報
上述した特許文献1の栽培容器は、飲料ボトルを半分に切断して重ね合わせるだけで簡単に水耕栽培用の容器が得られるので、手間をかけずに植物の水耕栽培が可能となる点に利点がある。
しかし、この栽培容器は切り分けた飲料ボトルを重ね合わせただけの構造であるため、転倒した場合に部品同士がバラバラになって容器内に収納された水やマットなどがこぼれやすいという問題がある。無論、切り分けた容器同士をしっかりと固定したり、水や土が外に出ない構造(密閉構造)としたりすることも可能であるが、このような複雑な構造を採用することは特許文献1の栽培容器の長所である「手軽さ」を損なわしめるため好ましくない。
一方、特許文献1の栽培容器では、飲料ボトルを切り分ける作業や切り分けたもの同士を重ね合わせて組み立てたりする作業がある程度は必要になる。また、特許文献1の栽培容器は、内部に蓄えられた水を密閉できるものではないので、水が短時間で蒸発してしまう場合があり、頻繁に容器の水を換えなくてはならない。これらの点から、特許文献1の栽培方法は、容器を用意する際に、また植物の栽培を行う際に手間がかかるものとなっていた。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、一般に流通する飲料ボトルを利用して手間をかけずに植物の水耕栽培を行うことができる水耕栽培用アタッチメント及び水耕栽培セットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は次の技術的手段を講じている。
即ち、本考案の水耕栽培用アタッチメントは、キャップ装着用に予め形成されている飲料ボトルの口部のねじ部を利用して当該飲料ボトルの口部に装着可能とされていて、飲料ボトルの内部の水により水耕栽培を行う水耕栽培用アタッチメントであって、前記ねじ部に着脱自在に螺合するキャップ部材と、前記キャップ部材に上方から挿入され、且つ内部に種子を保水状態とするための保水材を備え、さらに、植物の植え付け面となっている上端開口部を備えたケース体と、を有していて、前記ケース体とキャップ部材とが飲料ボトルのねじ部から一体状態で取り外し可能となるように、前記ケース体の上端開口部がキャップ部材の上端に係合していることを特徴とするものである。
このようにキャップ部材に対してケース体を上方から挿入してゆき、ケース体の上端開口部をキャップ部材の上端に係合させ両者を一体とし、その上で、キャップ部材を飲料ボトルの口部に装着すれば、ケース体に備えられた保水材が飲料ボトル内に位置することになり、飲料ボトル内に入れられた水に保水材を浸すことも可能となるので、保水材に植え付けられた植物の水耕栽培を行うことが可能となる。
特に、飲料ボトルにキャップ部材を螺合させた上で、ケース体の上端開口部をキャップ部材の上端に係合させれば、ケース体が飲料ボトルにしっかりと取り付けられるので、容器内に収納された水やマットなどがこぼれ難くなる。その上、水交換の際などには、ケース体とキャップ部材とが飲料ボトルのねじ部から一体状態で取り外し可能となるので、植物の栽培を行う際にも手間がかからない。
なお、前記ケース体の上端開口部がキャップ部材の上端と面一となるように係合しているのが好ましい。
また、前記ケース体は、互いに組み合わせることで有底円筒形状の外観となる左右一対の分割体と、これらの分割体同士を一体に連結する連結帯と、を備えており、前記分割体同士を組み合わせることで形成される有底円筒形状の内側に保水材が収納されているのが好ましい。
さらに、前記ケース体には、当該ケース体の内部に水を案内する導水孔が複数形成されているのが好ましい。
さらにまた、前記ケース体の上端側の外周面には、径外側に向かって突出する突起部が形成されており、前記キャップ部材には、前記ケース体の下端側の通過を許容しつつ前記突起部の通過を規制可能な開口径を有する取付孔が形成されており、前記取付孔の内周縁には、ケース体とキャップ部材との同伴回転を可能とすべく、前記突起部と係合する突起係合部が形成されているのが好ましい。
なお、上述した水耕栽培用アタッチメントを実際に販売等する際には、この水耕栽培用アタッチメントと、水耕栽培しようとする植物の種子とを備えている水耕栽培セットを用いることもできる。
本考案の水耕栽培用アタッチメント及び水耕栽培セットによれば、一般に流通する飲料ボトルを利用して手間をかけずに植物の水耕栽培を行うことができる。
本考案の水耕栽培用アタッチメントの使用態様を示す図である。 (a)は本考案の水耕栽培用アタッチメントの平面図、(b)は正面断面図である。 水耕栽培用アタッチメントの拡大断面図である。 (a)は水耕栽培用アタッチメントのキャップ部材の平面図、(b)は正面断面図である。 (a)は水耕栽培用アタッチメントのケース部材の平面図、(b)は正面断面図、(c)は(b)のA−A線断面図である。
本考案に係る水耕栽培用アタッチメント1は、「ペットボトル」などの飲料ボトルBに取りつけられて、植物Pの水耕栽培を行うものである。
この水耕栽培用アタッチメント1を取りつけ可能な飲料ボトルBには、お茶、ミネラルウォータ、スポーツドリンク、ジュース、コーヒー、紅茶などを入れるものを挙げることができる。このような飲料ボトルBには、例えばPET樹脂を用いた「ペットボトル」やPET以外の樹脂を用いたプラスチック製のボトル、アルミや鉄など金属を用いた「ボトル缶」、ガラスなどを用いた「ガラスボトル」などを用いることができる。また、この飲料ボトルBの大きさには内容積370ml、500ml、750ml、1000ml、1500ml、2000mlなどといった規格サイズのものから、これらの規格外のものまでさまざまなサイズのものを用いることができる。
これらの飲料ボトルBの口部には、入れられた飲料の保存性や安全性を高めるために、一般にキャップが装着されている。このキャップは、一旦開封した後に再びキャップの開け閉めができるように、ねじ式で飲料ボトルBの口部に装着されていることが多く、口部にはキャップ装着用にねじ部Tが予め形成されていることも多い。
そこで、本考案の水耕栽培用アタッチメント1は、このように予め形成されているねじ部Tを利用して飲料ボトルBに装着可能となっており、最初に取りつけられていたキャップを取り除いて飲料ボトルBだけを再利用する構成となっている。この水耕栽培用アタッチメント1は、例えば入っていた飲料を飲み干した後で、キャップだけを取り除いて飲料ボトルBに水や養分を入れ、この水や養分が入れられた飲料ボトルBに装着して植物Pの水耕栽培を可能にするものである。
図1に示すように、本考案の水耕栽培用アタッチメント1は、予め形成されているねじ部Tに着脱自在に螺合するキャップ部材5と、内部に種子を保水状態とするための保水材2を備えたケース体3と、を有している。このキャップ部材5の中央にはケース体3を挿入可能な取付孔4が形成されており、この取付孔4に対しては上方からケース体3が挿入されている。また、ケース体3の上端には、植物Pの植え付け面となっている上端開口部6が備えられている。
次に、水耕栽培用アタッチメント1を構成するケース体3及びキャップ部材5について、詳しく説明する。
まず、上述した水耕栽培用アタッチメント1で水耕栽培可能な植物Pについて説明する。このような植物Pとしては、野菜、草花、観葉植物などのさまざまな種類のものが挙げられる。一般的な植物Pは、乾燥を好む一部の種類を除いて、水耕栽培が可能といわれており、本考案の水耕栽培用アタッチメント1は水耕栽培が可能な植物であればどの種類のものに対しても適用することができる。
このような植物Pとしては、例えばトマト、イチゴ、ワイルドストロベリー、ハーブ、葉野菜、観葉植物が挙げられる。これらの植物Pは、種子や球根の状態、または適当な大きさにカットされた茎や根の状態で水耕栽培用アタッチメント1の保水材2の中に収納されている。なお、図1は、トマトの種子を用いた水耕栽培用アタッチメント1の例であり、種子から発芽して生育が進んだトマトの水耕栽培の状態を示すものである。
図2に示すように、保水材2は、多孔質で吸水性や通気性に優れる材料、例えば古紙、不織布、炭(木炭・竹炭)、軽石、ガラスファイバーなどを適宜組み合わせた材料か、一般的に「ハイドロコーン」としてハイドロカルチャー(観葉植物Pの水耕栽培)に用いられる発泡煉石を主体とする材料などが用いられる。これらの保水材2は、上述した植物Pの種子(以降の説明において、「種子」という場合は、純粋な種子だけでなく球根、根、茎の状態のものを含む)を取り囲むように配備されており、飲料ボトルBの内部の水を吸い上げて種子を絶えず保水状態にしてその生育を促進する機能を備えている。
図5に示すように、ケース体3は、合成樹脂や金属などで有底円筒状の外観に形成されている。このケース体3の内部は空洞とされており、保水材2を外部から取り囲むようにして収納できるようになっている。このケース体3の外周面や底面には水を内外に案内する導水孔17が複数形成されている。これらの導水孔17は、ケース体3の外周面に丸穴や角穴形状のものをランダムに配置しても良いが、後述する図5に示すように文字や図形を象った穴形状の導水孔17を用いてデザイン性を高めても良い。
このケース体3の上端には、上方に向かって開口する上端開口部6が設けられている。この上端開口部6は、ケース体3の内部に日光や空気を届けることで植物Pの生育を可能とすると共に、生育が進んで植物Pが上方に向かって伸びる際に生育を阻害しないように開放状態となっている。
ケース体3は、2つの分割体を組み合わせることで形成される構造となっていて、互いに組み合わせることで有底円筒形状の外観となる左右一対の分割体7L、7Rと、これらの分割体7L、7R同士を一体に連結する連結帯8と、を備えている。これら左右一対の分割体7L、7Rは有底円筒を長手方向に2つに半割したような形状に形成されており、半割した左半分が左側の分割体7Lに、また半割した右半分が右側の分割体7Rに相当するようになっている。また、連結帯8は長手方向に2箇所に亘って設けられており、一対の分割体7L、7R同士を互いに折り曲げ自在に連結している。このように一対の分割体7L、7R同士を連結帯8で連結すれば、連結帯8を介して分割体7L、7R同士が一体物となり、射出成形を用いて一度に成形することが可能となる。
一方、連結帯8の左右に設けられた一対の分割体7L、7Rのさらに外側には、連結帯8が設けられた側の反対側の分割体7L、7R同士を係脱自在に係止する結束部9が設けられている。この結束部9は、右側の分割体7Rに設けられた突片10と、左側の分割体7Lに穿孔されると共に突片10と係合可能な係合孔11とを係合させることで、左右の分割体7L、7R同士が互いに組み合わされて略円筒形状の外観になるようになっている。
ケース体3の上端側の外周面には、径外側に向かって突出する突起部12が形成されている。この突起部12は、左側の分割体7Lから左側に向かってフランジ状に突出する左突起部12Lと、右側の分割体7Rから右側に向かってフランジ状に突出する右突起部12Rとで構成されている。このように左右方向に突出する左右の突起部12L、12Rを設けておけば、これらの突起部12L、12Rが後述するキャップ部材5の突起係合部13と係合してケース体3の下方移動が規制され、キャップ部材5に対するケース体3の挿し込み位置を位置決めすることが可能となる。
上述した突起部12より下方のケース体3の外周面には、ケース体3をキャップ部材5に挿し込まれた状態に固定する抜け止め部材14が設けられている。この抜け止め部材14は、ケース体3の外周面に対してコ字状の切り込みを入れて形成されたものであり、ケース体3の外周面と繋がった下側に対して上側が揺動自在となっており、この揺動自在な抜け止め部材14の上端が後述するキャップ部材5の取付孔4の開口縁と係合してケース体3を挿し込まれた状態に固定するようになっている。
図4に示すように、キャップ部材5は、上方と下方とに開口を有する短い円筒状に形成されている。このキャップ部材5の外周面には上下方向に伸びる3本の溝からなる滑り止め部15が周方向に6箇所に亘って形成されており、飲料ボトルBのねじ部Tにキャップ部材5を螺合させる際につまんで回しやすくなっている。また、キャップ部材5の内周面には上述した飲料ボトルBの口部に予め形成されているねじ部Tに螺合する雌ねじ部16が形成されており、キャップ部材5は飲料ボトルBの口部に着脱自在に装着可能となっている。
なお、上述した滑り止め部15は、シボ加工やサンドブラストのような表面処理で凹凸形成されたものであっても良いし、表面に滑り止めテープなどを貼り付けたものであっても良い。また、滑り止め部15の形状は、単なる溝でなく、ドット状の凹みであっても良いし、溝やドット状の凹みを適宜組み合わせて離れて見た場合にロゴやマークとなるようにしても良い。
キャップ部材5の上面には、このキャップ部材5の中央を上下方向に貫通する取付孔4が形成されている。この取付孔4は上側4Uが略楕円形に開口する縦穴形状となっており下側4Dが略円形に開口する縦穴形状となっていて、開口形状が異なる2つの縦穴を上下に繋げたような構造となっている。具体的には、取付孔4の上側4Uは下側4Dに比べて左右方向に広幅となっているが、前後方向には同じ幅となっており、この下側4Dの幅はケース体3の下側の通過は許容するが突起部12の通過は規制する寸法となっている。そして、取付孔4の上側4Uには突起部12L、12Rがはめ込めるようになっている。
それゆえ、この取付孔4に上方からケース体3を挿し込むと、突起部12L、12Rが取付孔4の上側4Uに嵌り込んでケース体3が挿し込み状態で固定され、ケース体3とキャップ部材5との同伴回転が可能になる。つまり、この突起部12と係合する取付孔4の上側4Uは、ケース体3の下方移動を規制してケース体3の挿し込み位置を位置決めする被係合部として機能している。
次に、本考案の水耕栽培用アタッチメント1を用いて植物Pを水耕栽培する方法について説明する。
まず、水耕栽培用アタッチメント1に植物Pの種子または球根などをセットする。具体的には、種子の周囲を保水材2で取り囲むように覆い、次に左右に開かれている左右一対の分割体7L、7Rの間に保水材2を入れる。そして、左右一対の分割体7L、7Rをその外観形状が円筒状になるように互いに組み合わせた上で、結束部9で開かないように固定する。このようにして円筒状に組み合わされたケース体3を、キャップ部材5の取付孔4の上方から下方に向かって挿し込む。
やがて、ケース体3の上端に形成された突起部12が取付孔4の上側4Uに嵌り込み、それ以上は下方に移動しなくなる。それと同時に、ケース体3とキャップ部材5とが個別に回転できなくなって、両者が同伴回転するようになり、ケース体3とキャップ部材5とを一体に係合させたまま飲料ボトルBに装着したり飲料ボトルBから取り外したりすることが可能となる。
一方、栽培する植物Pの植え替えを行う際は、ケース体3を上方に移動させて、キャップ部材5の取付孔4からケース体3を引き抜く。そして、結束部9を外して左右一対の分割体7L、7Rを左右に開く。そうすると、ケース体3の内部から保水材2を取り出すことが可能となり、この中に植物Pの種子や球根などを取り替えることが可能となる。
上述のような構成であれば、キャップ部材5ごとケース体3が飲料ボトルBの内部に挿し込まれた状態で取り付けられ、ケース体3の導水孔17から案内された水が保水材2を保水状態にし、保水材2から供給された水分により植物Pの生育が促進されて、植物Pの水耕栽培が可能となる。
また、飲料ボトルBにキャップ部材5を螺合させた上で、ケース体3の上端開口部6をキャップ部材5の上端(取付孔4の開口縁)に係合させれば、ケース体3が飲料ボトルBにしっかりと取り付けられるので、容器内に収納された水やマットなどがこぼれ難くなる。
さらに、栽培中に水交換をする際などには、ケース体3とキャップ部材5とが飲料ボトルBのねじ部Tから一体状態で取り外し可能となるので、植物Pの栽培を行う際にも手間がかからない。
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。
1 水耕栽培用アタッチメント
2 保水材
3 ケース体
4 取付孔
4U取付孔の上側
4D取付孔の下側
5 キャップ部材
6 上端開口部
7L分割体
7R分割体
8 連結帯
9 結束部
10 突片
11 係合孔
12 突起部
12L左突起部
12R右突起部
13 突起係合部
14 抜け止め部材
15 滑り止め部
16 雌ねじ部
17 導水孔
B 飲料ボトル
P 植物
T ねじ部

Claims (6)

  1. キャップ装着用に予め形成されている飲料ボトルの口部のねじ部を利用して当該飲料ボトルの口部に装着可能とされていて、飲料ボトルの内部の水により水耕栽培を行う水耕栽培用アタッチメントであって、
    前記ねじ部に着脱自在に螺合するキャップ部材と、
    前記キャップ部材に上方から挿入され、且つ内部に種子を保水状態とするための保水材を備え、さらに、植物の植え付け面となっている上端開口部を備えたケース体と、を有していて、
    前記ケース体とキャップ部材とが飲料ボトルのねじ部から一体状態で取り外し可能となるように、前記ケース体の上端開口部がキャップ部材の上端に係合していることを特徴とする水耕栽培用アタッチメント。
  2. 前記ケース体の上端開口部がキャップ部材の上端と面一となるように係合していることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培用アタッチメント。
  3. 前記ケース体は、
    互いに組み合わせることで有底円筒形状の外観となる左右一対の分割体と、これらの分割体同士を一体に連結する連結帯と、を備えており、
    前記分割体同士を組み合わせることで形成される有底円筒形状の内側に保水材が収納されていることを特徴とする請求項1または2に記載の水耕栽培用アタッチメント。
  4. 前記ケース体には、当該ケース体の内部に水を案内する導水孔が複数形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水耕栽培用アタッチメント。
  5. 前記ケース体の上端側の外周面には、径外側に向かって突出する突起部が形成されており、
    前記キャップ部材には、前記ケース体の下端側の通過を許容しつつ前記突起部の通過を規制可能な開口径を有する取付孔が形成されており、
    前記取付孔の内周縁には、ケース体とキャップ部材との同伴回転を可能とすべく、前記突起部と係合する突起係合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水耕栽培用アタッチメント。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された水耕栽培用アタッチメントと、水耕栽培用の植物の種子とを備えている水耕栽培セット。
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